JP5278432B2 - ワイヤーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤーハーネスに関するものである。
特許文献1には、複数本の電線を束ねて構成されるワイヤーハーネスを、自動車のドアに配索する技術が開示されている。電線の導体は比較的変形し易い銅を材料としたものであることから、このような電線を複数本束ねても、変形し易い状況は変わらない。したがって、ワイヤーハーネスをドアに配索する際には、その配索経路における複数位置にクリップなどの固定具を用いてワイヤーハーネスを位置決めすることにより、ワイヤーハーネスを所定の経路に沿わせるようになっている。
特開2000−203354公報
上記のようにワイヤーハーネスを所定の経路に沿って配索する現場では、予めドアに固定しておいて複数の固定具にワイヤーハーネスを係止させる作業、又は予めワイヤーハーネスに取り付けておいた複数の固定具をドアに取り付ける作業が必要となるため、作業工数が多くなり、作業性の点で改善が望まれる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業効率の向上を図ることを目的とする。
本発明は、導体を絶縁被覆で包囲してなる電線を、複数本束ねることによって構成されたワイヤーハーネスであって、前記導体がアルミニウム又はアルミニウム合金であるアルミ電線と、前記導体が銅又は銅合金である銅電線とから構成され、複数の前記アルミ電線は、このアルミ電線よりも形状保持性の低い前記銅電線を包囲するように配置されていることを特徴としている。
アルミニウムは、銅に比べると曲げ剛性が高い。したがって、銅を導体として用いた電線のみを束ねたワイヤーハーネスに比べると、本発明のワイヤーハーネスは、アルミニウムによって形状保持性が高い。これにより、ワイヤーハーネスを配索経路に沿った形状に癖付け又は保持しておくことが可能となる。このようにすれば、ワイヤーハーネスを他部材に配索するときに、配索経路の途中におけるワイヤーハーネスの位置決め箇所を減らすことができる。したがって、位置決めのための作業工数が少なくて済む。
また、複数のアルミ電線は、このアルミ電線よりも形状保持性の低い他の電線を包囲するように配置されてい。これによれば、ワイヤーハーネスを構成している全ての電線を、確実に所定の配索形状に保持しておくことができる。
アルミ電線を含む複数本の電線が、治具又はプレスにより所定の配索形状に曲げ加工されていてもよい。このように治具又はプレスを用いることにより、ワイヤーハーネスを高い精度で確実に所定の配索形状に曲げ加工することができる。
複数本の電線の束のうち屈曲又は湾曲した曲げ部とその近傍の直線部に亘る領域に粘着テープを巻き付けることにより、前記複数本の電線を束ねた状態で且つ所定の曲げ形状に保持されていてもよい。さらに、複数本の電線の束のうち屈曲又は湾曲した曲げ部とその近傍の直線部に亘る領域をホルダに嵌合することにより、複数本の電線を束ねた状態で且つ所定の曲げ形状に保持されていてもよい。こうすると、複数本の電線を束ねた状態で所定の曲げ形状に保持できるので、配索時の作業性が向上する。
複数本の電線には、横断面形状が長方形の導体を用いた方形電線が含まれていてもよい。導体の横断面積が同じという条件で、円形断面の導体を用いた従来の丸電線と本発明の方形電線とを比較すると、方形電線のほうが曲げ剛性が高い。したがって、丸電線のみを束ねたワイヤーハーネスに比べると、このワイヤーハーネスは、方形電線によって形状保持性に優れており、所定の配索経路に沿った形状に癖付けしておくことが実現されている。
ワイヤーハーネスを配索する際には、方形電線によって、配索経路の途中におけるワイヤーハーネスの位置決め箇所を減らすことができるので、位置決めのための作業工数が少なくて済む。そして、横断面積が同じであるという条件のもとでは、方形電線の導体は、その表面積が丸電線の導体に比べて大きいので、その分、通電時の放熱性に優れる。導体の温度が上昇するほど電気抵抗が増大することに鑑みると、方形電線を用いた本発明のほうが通電効率に優れている。
方形電線はアルミ電線であってもよい。こうすると、方形電線とアルミ電線の両形状保持性により、作業効率のさらなる向上を図ることができる。
長さ方向における少なくとも一部が曲げ部とされ、曲げ部においては、方形電線の導体が、その4つの外面のうち横断面において短辺となる一対の幅狭外面の一方を圧縮すると共に他方を伸長させるように曲げ加工されることにより癖付けされていてもよい。こうすると、方形電線の形状保持性が高められ、曲げ部における曲げ形状が安定して保持される。
複数の方形電線と、横断面形状が円形の導体を用いた丸電線とを備えて構成され、複数の方形電線が丸電線を包囲するように配置されていてもよい。これによれば、ワイヤーハーネスを構成している全ての電線を、確実に所定の配索形状に保持しておくことができる。
方形電線を含む複数本の電線が、治具又はプレスにより所定の配索形状に曲げ加工されていてもよい。このように治具又はプレスを用いることにより、方形電線によって、ワイヤーハーネスを高い精度で確実に所定の配索形状に曲げ加工することができる。
本発明によれば、ワイヤーハーネスを配索する際に、作業効率を向上させることができる。
実施形態1においてワイヤーハーネスをドアに配索した状態をあわわす側面図 メインハーネス部の断面図 第1分岐ハーネス部の断面図 第2分岐ハーネス部の断面図 第3分岐ハーネス部の断面図 第4分岐ハーネス部の断面図 実施形態2のワイヤーハーネスの構成図 実施形態3においてワイヤーハーネスをドアに配索した状態をあわわす側面図 メインハーネス部の断面図 第1分岐ハーネス部の断面図 第2分岐ハーネス部の断面図 第3分岐ハーネス部の断面図 第4分岐ハーネス部の断面図
W,W1…ワイヤーハーネス
10A,11A,14A,110A,111A,114A…曲げ部
16…銅電線
17…アルミ電線
17A…導体
20,120…粘着テープ
30…ホルダ
116…丸電線
116A…丸電線の導体
117…方形電線
117A…方形電線の導体
118N…幅狭外面
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図6を参照して説明する。尚、ワイヤーハーネスWの断面をあらわす図2〜図6においては、便宜上、ハッチングを省略している。
本実施形態1のワイヤーハーネスWは、複数本の電線16,17を束ねることによって構成されたものであり、1本のメインハーネス部10の先端部から第1〜第4の分岐ハーネス部11,12,13,14を分岐させた形態である。メインハーネス部10の基端部と、各分岐ハーネス部11,12,13,14の先端部には、夫々、電線16,17に接続された端子金具(図示せず)を収容するコネクタ15が設けられている。
ワイヤーハーネスWは4本の銅電線16と10本のアルミ電線17とから構成されている。銅電線16は、従来から一般的に用いられているものであり、銅又は銅合金からなる円形断面の導体16Aを同心状の円筒形をなす絶縁被覆16Bで包囲した周知形態のものである。この銅電線16の導体16Aは、複数本の金属細線を撚り合わせた撚り線からなる。一方、アルミ電線17は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる円形断面の導体17Aを同心状の円筒形をなす絶縁被覆17Bで包囲した形態である。このアルミ電線17の導体17Aは、複数本の金属細線を撚り合わせた撚り線からなる。アルミニウムは銅に比べて導電率が低いことから、アルミ電線17の導体17Aの外径を銅電線16の導体16Aの外径よりも大きくすることにより、電気抵抗を低減して所定の電流値を確保している。また、銅電線16とアルミ電線17とで端子金具の共通化を図るために、アルミ電線17の外径は銅電線16の外径とほぼ同じ寸法としている。したがって、アルミ電線17の絶縁被覆17Bは銅電線16の絶縁被覆16Bよりも肉薄となっている。
メインハーネス部10においては、図2に示すように、4本の銅電線16と10本のアルミ電線17が1つに束ねられている。4本の銅電線16は、メインハーネス部10の中央位置に纏めて配置され、10本のアルミ電線17は、これらの銅電線16をほほ全周に亘って包囲するように配置されている。換言すると、アルミ電線17はメインハーネス部10の外周に配置されている。メインハーネス部10には、ほぼ真っ直ぐにした14本の電線16,17を束ねた状態で図示しない治具又はプレス(金型)で変形させることにより、所定の位置を小さい曲率半径で屈曲又は比較的大きな曲率半径で湾曲させた形態の複数の曲げ部10Aが形成されている。これにより、メインハーネス部10は、複数の曲げ部10Aと複数の直線部とを、長さ方向において交互に配置した形態となっている。
メインハーネス部10は、銅に比べて形状保持性の高いアルミ製の導体17Aを有するアルミ電線17を含んでいるので、その形状保持性により、所定の曲げ形状と直線形状からなる所定の配索経路に沿った形状に癖付けされた状態で保持されている。また、メインハーネス部10には、曲げ部10Aからその近傍の直線部に亘って粘着テープ20が巻き付けられている。この粘着テープ20は、銅電線16とアルミ電線17が束ねられた状態に保持する機能と、曲げ部10Aにおける曲げ形状を保持する機能を発揮する。
また、第1分岐ハーネス部11は、図3に示すように、メインハーネス部10を構成する10本のアルミ電線17のうち6本のアルミ電線17のみを束ねたものである。この第1分岐ハーネス部11は、6本のアルミ電線17の導体17Aによって所定の配索形状に保持されている。また、この第1分岐ハーネス部11においても、曲げ部11Aからその近傍の直線部に亘って粘着テープ20が巻き付けられることにより、所定の配索形状に保持されるとともに、束ねた状態に保持されている。
第2分岐ハーネス部12は、図4に示すように、メインハーネス部10を構成する10本のアルミ電線17のうち2本のアルミ電線17と4本の銅電線16のうちの2本の銅電線16とを束ねたものである。この第2分岐ハーネス部12は、2本のアルミ電線17の導体17Aによって所定の配索形状に保持されている。また、この第2分岐ハーネス部12においても、粘着テープ20が巻き付けられることにより、所定の配索形状に保持されるとともに、束ねた状態に保持されている。
第3分岐ハーネス部13は、図5に示すように、メインハーネス部10を構成する4本の銅電線16のうち第2分岐ハーネス部12とは別の2本の銅電線16のみを束ねたものである。この第3分岐ハーネス部13は、アルミ電線17の導体17Aによる形状保持性が期待できないので、粘着テープ20によって所定の配索形状に保持されている。
第4分岐ハーネス部14は、図6に示すように、メインハーネス部10を構成する10本のアルミ電線17のうち第1分岐ハーネス部11と第2分岐ハーネス部12へ分岐しなかった残りの2本のアルミ電線17のみを束ねたものである。この第4分岐ハーネス部14は、2本のアルミ電線17の導体17Aにより、所定の配索形状に保持されている。また、この第4分岐ハーネス部14においても、曲げ部14Aからその近傍の直線部に亘って粘着テープ20が巻き付けられることにより、所定の配索形状に保持されるとともに、束ねた状態に保持されている。
本実施形態のワイヤーハーネスWは、銅に比べて曲げ剛性の高いアルミニウムを導体17Aとして用いたアルミ電線17を有しているので、形状保持性が高く、この性質を利用して所定の配索経路に沿った形状を保つように成形されている。つまり、ワイヤーハーネスWは、配索経路に沿った形状に癖付け又は保持されている。したがって、ワイヤーハーネスWをドアDに取り付ける際には、ワイヤーハーネスWを配索経路に沿って曲げ変形させるという作業が不要である。また、ワイヤーハーネスWの配索途中の部分をドアDに対して位置決めするための作業と部品が不要となっている。このように本実施形態によれば、作業工数削減により作業性の向上が実現されているとともに、部品数削減によるコストの低減が実現されている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図7を参照して説明する。本実施形態2は、ワイヤーハーネスWの曲げ部Waとその近傍の直線部の形状を保持するための手段を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態ではワイヤーハーネスWの形状を保持する手段として、曲げ部Waとその近傍の直線部の形状に合わせた溝31を有するホルダ30が用いられている。ワイヤーハーネスWは、予めアルミ電線17の導体17Aの曲げ剛性の高さを利用して所定の配索形状に曲げ成形されており、この曲げ成形済みのワイヤーハーネスWがホルダ30の溝31に嵌合されている。ホルダ30は剛性の高い材料からなるので、ホルダ30により、ワイヤーハーネスWが所定の配索形状に確実に保持される。
実施形態1、2については、例えば、次のような実施態様であっても本発明の技術的範囲に含めることができる。
(1)実施形態1、2ではワイヤーハーネスを所定の配索経路に沿った曲げ形状に保持する手段として、ワイヤーハーネスに粘着テープを巻き付ける方法と、ワイヤーハーネスをホルダに嵌合させる方法のいずれかの方法を用いたが、本発明によれば、1つのワイヤーハーネスに粘着テープを巻き付ける方法とホルダに嵌合させる方法の両方を適用してもよく、いずれの方法も用いずにアルミ電線によって所定の曲げ形状に保持してもよい。
(2)実施形態1、2では銅電線の導体が、複数本の金属細線を撚り合わせた撚り線であったが、この導体は、1本の単芯線であってもよい。
(3)実施形態1、2ではアルミ電線の導体が、複数本の金属細線を撚り合わせた撚り線であったが、この導体は、1本の単芯線であってもよい。
(4)実施形態1、2では10本のアルミ電線と4本の銅電線を束ねてワイヤーハーネスを構成したが、アルミ電線の本数と銅電線の本数については、これに限らず、種々の組み合わせが可能である。
(5)実施形態1、2ではワイヤーハーネスを自動車のドアに配索する場合について説明したが、本発明は、ドア以外の部材に配索されるワイヤーハーネスにも適用できる。
<実施形態3>
以下、本発明を具体化した実施形態を図8〜図13を参照して説明する。尚、ワイヤーハーネスW1の断面をあらわす図9〜図13においては、便宜上、ハッチングを省略している。
本実施形態のワイヤーハーネスW1は、複数本の電線116,117を束ねることによって構成されたものであり、1本のメインハーネス部110の先端部から第1〜第4の分岐ハーネス部111,112,113,114を分岐させた形態である。メインハーネス部110の基端部と、各分岐ハーネス部111,112,113,114の先端部には、夫々、電線116,117に接続された端子金具(図示せず)を収容するコネクタ115が設けられている。
ワイヤーハーネスW1は4本の丸電線116と10本の方形電線117とから構成されている。丸電線116は、従来から一般的に用いられているものであり、軸線と直角な横断面形状が円形をなす導体116Aを同心状の円筒形をなす絶縁被覆116Bで包囲した周知形態のものである。この丸電線116の導体116Aは、銅又は銅合金からなるものであって、複数本の金属細線を撚り合わせた撚り線からなる。もっとも、丸電線116の導体116Aは、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるものであってもよい。
一方、方形電線117は、軸線と直角な横断面形状が長方形をなす導体117Aを、同じく横断面形状が方形の枠状をなす絶縁被覆117Bで包囲した形態である。方形電線117の導体117Aは、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるものであって、1本の金属線材によって構成され、単芯線と称されるものである。もっとも、方形電線117の導体117Aは、銅又は銅合金からなるものであってもよい。導体117Aの外面は、図9〜図13に示す横断面において短辺となる一対の幅狭外面118Nと、横断面において長辺となる一対の幅広外面118Wとから構成されている。また、絶縁被覆117Bの厚さは全周に亘って均一である。かかる方形電線117(絶縁被覆117B)の表面(外面)は、横断面において短辺となる一対の幅狭表面119Nと、横断面において長辺となる一対の幅広表面119Wとから構成されている。
この方形電線117の導体117Aと上記丸電線116の導体116Aは、導電率等の特性が互いに同じである金属材料が用いられている。また、双方の導体116A,117Aの導電率が同じであることから、丸電線116の導体116Aの横断面積と方形電線117の導体117Aの横断面積とはほぼ同じ面積とされている。
メインハーネス部110においては、図9に示すように、4本の丸電線116と10本の方形電線117が1つに束ねられている。4本の丸電線116は、メインハーネス部110の中央位置に纏めて配置され、10本の方形電線117は、これらの丸電線116をほほ全周に亘って包囲するように配置されている。換言すると、方形電線117はメインハーネス部110の外周に配置されている。また、10本の方形電線117の向きについては、全ての方形電線117の幅広表面119W(横断面における長辺の向き)が平行となり且つ幅狭表面119N(横断面における短辺の向き)が互いに平行となる形態、即ち、全ての導体117Aの幅広外面118W(横断面における長辺の向き)が平行となり且つ幅狭外面118N(横断面における短辺の向き)が互いに平行となる形態に揃えられている。
メインハーネス部110には、ほぼ真っ直ぐにした14本の電線116,117を束ねた状態で図示しない治具又はプレス(金型)で加圧して変形させることにより、所定の位置を小さい曲率半径で屈曲又は比較的大きな曲率半径で湾曲させた形態の複数の曲げ部110Aが形成されている。これにより、メインハーネス部110は、複数の曲げ部110Aと複数の直線部とを、長さ方向において交互に配置した形態となっている。
ここで、曲げ部110Aの屈曲の向き(屈曲形態)について説明すると、方形電線117は、その導体117Aの一対の幅狭外面118Nの一方を圧縮すると共に他方を伸長させるように曲げ加工されることにより癖付けされている。この方形電線117の導体117Aの形状保持性により、所定の曲げ形状と直線形状からなる所定の配索経路に沿った形状に癖付けされた状態で保持されている。また、メインハーネス部110には、曲げ部110Aからその近傍の直線部に亘って粘着テープ120が巻き付けられている。この粘着テープ120は、丸電線116と方形電線117が束ねられた状態に保持する機能と、曲げ部110Aにおける曲げ形状を保持する機能を発揮する。
また、曲げの形態としては、一対の幅広外面118Wの一方を圧縮すると共に他方を伸長させるように曲げ加工する形態も考えられる。しかし、この幅広外面118Wを伸縮させた曲げ部を真っ直ぐに戻そうとするときの抗力となる剛性(即ち、横断面における長辺と平行な軸についての断面二次モーメント)に比べると、一対の幅狭外面118Nを伸縮させた本実施形態の曲げ部110Aを真っ直ぐに戻そうとするときの抗力となる剛性(即ち、横断面における短辺と平行な軸についての断面二次モーメント)の方が大きい。また、本実施形態の曲げ部110Aの剛性(短辺と平行な軸についての断面二次モーメント)は、断面積が導体117Aと同じである丸電線116の導体116Aの剛性(導体116Aの中心を通る軸についての断面二次モーメント)よりも大きい。このように本実施形態の曲げ部110Aは、高い曲げ剛性を有しており、形状保持性に優れている。
また、第1分岐ハーネス部111は、図10に示すように、メインハーネス部110を構成する10本の方形電線117のうち6本の方形電線117のみを束ねたものである。この第1分岐ハーネス部111は、6本の方形電線117の導体117Aによって所定の配索形状に保持されている。また、この第1分岐ハーネス部111の曲げ部111Aにおいても、方形電線117はメインハーネス部110の曲げ部110Aと同じ向きに屈曲された状態で癖付けされている。また、曲げ部111Aからその近傍の直線部に亘って粘着テープ120が巻き付けられることにより、所定の配索形状に保持されるとともに、束ねた状態に保持されている。
第2分岐ハーネス部112は、図11に示すように、メインハーネス部110を構成する10本の方形電線117のうち2本の方形電線117と4本の丸電線116のうちの2本の丸電線116とを束ねたものである。この第2分岐ハーネス部112は、2本の方形電線117の導体117Aによって所定の配索形状に保持されている。また、この第2分岐ハーネス部112においても、粘着テープ120が巻き付けられることにより、所定の配索形状に保持されるとともに、束ねた状態に保持されている。
第3分岐ハーネス部113は、図12に示すように、メインハーネス部110を構成する4本の丸電線116のうち第2分岐ハーネス部112とは別の2本の丸電線116のみを束ねたものである。この第3分岐ハーネス部113は、方形電線117の導体117Aによる形状保持性が期待できないので、粘着テープ120によって所定の配索形状に保持されている。
第4分岐ハーネス部114は、図13に示すように、メインハーネス部110を構成する10本の方形電線117のうち第1分岐ハーネス部111と第2分岐ハーネス部112へ分岐しなかった残りの2本の方形電線117のみを束ねたものである。この第4分岐ハーネス部114は、2本の方形電線117の導体117Aにより、所定の配索形状に保持されている。また、この第4分岐ハーネス部114の曲げ部114Aにおいても、方形電線117はメインハーネス部110の曲げ部110Aと同じ向きに屈曲された状態で癖付けされている。また、曲げ部114Aからその近傍の直線部に亘って粘着テープ120が巻き付けられることにより、所定の配索形状に保持されるとともに、束ねた状態に保持されている。
上述のように円形断面の導体116Aを用いた丸電線116と長方形断面の導体117Aを用いた方形電線117を比較すると、方形電線117のほうが曲げ剛性が高い。したがって、丸電線116のみを束ねたワイヤーハーネスに比べると、本実施形態のワイヤーハーネスW1は、方形電線117の導体117Aにより形状保持性に優れており、この性質を利用して所定の配索経路に沿った形状を保つように成形されている。つまり、ワイヤーハーネスW1は、配索経路に沿った形状に癖付けされている。したがって、ワイヤーハーネスW1をドアDに取り付ける際には、ワイヤーハーネスW1を配索経路に沿って曲げ変形させるという作業が不要である。また、ワイヤーハーネスW1の配索途中の部分をドアDに対して位置決めするための作業と部品が不要となっている。このように本実施形態によれば、作業工数削減により作業性の向上が実現されているとともに、部品数削減によるコストの低減が実現されている。
また、メインハーネス部110は、10本の方形電線117と、横断面形状が円形の導体116Aを用いた丸電線116とを備えて構成され、10本の方形電線117が丸電線116を包囲するように配置されている。このように、比較的剛性の高い10本の方形電線117が、長方形よりも剛性の低い円形断面の導体116Aを用いた丸電線116を包囲するように配置されているので、ワイヤーハーネスW1を構成している全ての電線116,117を、確実に所定の配索形状に保持しておくことができる。
また、方形電線117を含む複数本の電線116,117を、治具又はプレスにより所定の配索形状に曲げ加工したので、ワイヤーハーネスW1を高い精度で確実に所定の配索形状に曲げ加工することができる。
また、複数本の電線116,117の束のうち曲げ部110A,111A,114Aとその近傍の直線部に亘る領域に粘着テープ120を巻き付けることにより、複数本の電線116,117を束ねた状態で且つ所定の曲げ形状に保持しているので、配索時の作業性に優れている。
また、横断面積が同じであるという条件のものでは、方形電線117の導体117Aは、その表面積が丸電線116の導体116Aに比べて大きいので、その分、通電時の放熱性に優れる。導体116,117の温度が上昇するほど電気抵抗が増大することに鑑みると、方形電線117を用いた本実施形態のワイヤーハーネスは通電効率に優れている。
実施形態3については、例えば、次のような実施態様であっても本発明の技術的範囲に含めることができる。
(1)実施形態3では1つのワイヤーハーネスを構成する複数の電線のうち一部のみを方形電線としたが、本発明によれば、1つのワイヤーハーネスを構成する複数の電線の全てを方形電線としてもよい。
(2)実施形態3では1つのワイヤーハーネスにおいて方形電線を外周側に配置したが、方形電線を中心寄りの位置に配置してもよい。
(3)実施形態3ではワイヤーハーネスを所定の配索経路に沿った曲げ形状に保持する手段として、ワイヤーハーネスに粘着テープを巻き付ける方法を用いたが、本発明によれば、1つのワイヤーハーネスに粘着テープを巻き付ける以外の方法で曲げ形状を保持してもよく、いずれの方法も用いずに方形電線の剛性だけで所定の曲げ形状に保持してもよい。
(4)実施形態3では方形電線の導体を1本の単芯線としたが、この導体は、複数本の金属細線を撚り合わせた撚り線であってもよい。
(5)実施形態3では丸電線の導体を、複数本の金属細線を撚り合わせた撚り線としたが、この導体は、1本の単芯線であってもよい。
(6)実施形態3では方形電線の導体と丸電線の導体とを同じ材質の金属としたが、方形電線の導体と丸電線の導体は、特性が互いに異なる金属であってもよい。
(7)実施形態3では10本の方形電線と6本の丸電線を束ねてワイヤーハーネスを構成したが、方形電線の本数と丸電線の本数については、これに限らず、種々の組み合わせが可能である。
(8)実施形態3では、ワイヤーハーネスのうち方形電線を含む部分における方形電線の横断面の向きについては、全ての方形電線の長辺の向きが平行となり且つ短辺の向きが互いに平行となる形態に揃えられているが、これに限らず、ワイヤーハーネスのうち方形電線を含む部分における方形電線の横断面の向きについては、少なくとも1つの方形電線が他のボディテーパ状とは異なる向きであってもよい。
(9)実施形態3ではワイヤーハーネスを自動車のドアに配索する場合について説明したが、本発明は、ドア以外の部材に配索されるワイヤーハーネスにも適用できる。

Claims (9)

  1. 導体を絶縁被覆で包囲してなる電線を、複数本束ねることによって構成されたワイヤーハーネスであって、
    前記導体がアルミニウム又はアルミニウム合金であるアルミ電線と、前記導体が銅又は銅合金である銅電線とから構成され
    複数の前記アルミ電線は、このアルミ電線よりも形状保持性の低い前記銅電線を包囲するように配置されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
  2. 前記アルミ電線を含む前記複数本の電線が、治具又はプレスにより所定の配索形状に曲げ加工されていることを特徴とする請求項1記載のワイヤーハーネス。
  3. 前記複数本の電線の束のうち屈曲又は湾曲した曲げ部とその近傍の直線部に亘る領域に粘着テープを巻き付けることにより、前記複数本の電線を束ねた状態で且つ所定の曲げ形状に保持されていることを特徴とする請求項1又は2記載のワイヤーハーネス。
  4. 前記複数本の電線の束のうち屈曲又は湾曲した曲げ部とその近傍の直線部に亘る領域をホルダに嵌合することにより、前記複数本の電線を束ねた状態で且つ所定の曲げ形状に保持されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のワイヤーハーネス。
  5. 前記複数本の電線には、横断面形状が長方形の導体を用いた方形電線が含まれていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のワイヤーハーネス。
  6. 前記方形電線は前記アルミ電線であることを特徴とする請求項5記載のワイヤーハーネス。
  7. 長さ方向における少なくとも一部が曲げ部とされ、前記曲げ部においては、前記方形電線の前記導体が、その4つの外面のうち横断面において短辺となる一対の幅狭外面の一方を圧縮すると共に他方を伸長させるように曲げ加工されることにより癖付けされていることを特徴とする請求項5又は6記載のワイヤーハーネス。
  8. 複数の前記方形電線と、横断面形状が円形の導体を用いた丸電線とを備えて構成され、前記複数の方形電線が前記丸電線を包囲するように配置されていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項記載のワイヤーハーネス。
  9. 前記方形電線を含む前記複数本の電線が、治具又はプレスにより所定の配索形状に曲げ加工されていることを特徴とする請求項5記載のワイヤーハーネス。
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