JP5277710B2 - 現像剤格納容器及び画像形成装置 - Google Patents
現像剤格納容器及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5277710B2 JP5277710B2 JP2008121606A JP2008121606A JP5277710B2 JP 5277710 B2 JP5277710 B2 JP 5277710B2 JP 2008121606 A JP2008121606 A JP 2008121606A JP 2008121606 A JP2008121606 A JP 2008121606A JP 5277710 B2 JP5277710 B2 JP 5277710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal member
- storage container
- developer
- developer storage
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
このような現像装置においては、トナーを含む現像剤の品質保持のために、現像装置と感光体とを一体にしたユニットの交換毎に新規の現像剤を現像装置に供給したり、あるいは、現像装置に現像剤格納容器を搭載し、この現像剤格納容器から新規な現像剤を現像装置へ供給することが行われている。
このような現像剤格納容器は、現像剤供給開口部をシール部材で封口し、使用開始時にシール部材を当該開口部から除去、開封して現像装置内に新規な現像剤を供給するようにしている。この場合、現像剤格納容器の開封部廻りのシール性を考慮し、現像剤格納容器と現像装置との嵌合部を介してシール部材の一端に形成された引き抜き用端部を引張して現像剤格納容器からシール部材を引き抜いて開口部を開封するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、現像剤収納部及び現像剤供給開口部を備えた現像剤収納枠体と、現像剤供給開口部を閉止するシール部材と、シール部材の自由端を外部に突出させた状態で現像剤収納枠体と結合される現像フレームと、を備えたプロセスカートリッジにおいて、トナー収納枠体に対して現像フレームを結合するときにシール部材が両者間に噛込まれることを防止するために、シール部材の自由端を差し込んで引抜き方向を規制するシール引出し口を設けた構成が開示されている。しかし、特許文献1にはシール部材の引抜き時に引出し口等から発生し得るトナー漏れを防止するための構成については一切開示されていない。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、現像剤格納容器と現像装置との嵌合部の形状の制約を無くし、現像剤に対するシール性とユーザの操作性を備えた現像剤格納容器及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の現像剤格納容器において、前記貫通孔の導入口の幅及び高さは、当該貫通孔の導出口の幅及び高さよりも大きいことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の現像剤格納容器において、前記第2シール部材の結合部は、前記導入口の下方及び両側方に沿って略U字状に配置されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の現像剤格納容器において、前記第2シール部材の結合部は、前記導入口の下方に沿って配置されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記貫通孔の導入口は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の現像剤格納容器において、前記格納部に設けた凹所の内底面に位置しており、前記第2シール部材は前記凹所内に嵌合配置されることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の現像剤格納容器において、前記第2シール部材の上端縁は、前記導入口の上端縁よりも高い位置に延在していることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5に記載の現像剤格納容器において、前記第2シール部材は、前記凹所内に圧入されて該凹所内壁と弾性的に圧接するように構成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5又は7に記載の現像剤格納容器において、前記凹所の上端縁に、該凹所内の前記第2シール部材の上部表面を覆う被覆片を設けたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れか一項に記載の現像剤格納容器において、前記第2シール部材の表面に補強フィルムを一体化したことを特徴とする。
請求項10の発明に係る画像形成装置は、感光体と、当該感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する現像装置とを備えた画像形成装置において、当該現像装置は、前記現像剤を当該現像装置に供給する現像剤格納容器を取り外し自在に備えており、当該現像剤格納容器は、請求項1乃至9の何れか一項に記載の現像剤格納容器であることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記現像剤格納容器の第1シール部材の引き抜き用端部を係止する係止部を画像形成装置本体の外装部に形成したことを特徴とする。
図1は、本発明による一実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。本実施形態に係る画像形成装置は、画像形成装置本体1の中央部に記録用紙等のシート状記録媒体である転写材Pに画像を形成する画像形成部30とその下方に転写材Pを収納する給紙トレイ10を有する給紙装置2を備えている。
画像形成部30は、矢印B方向に回転するドラム状の感光体31を有し、その外周に感光体31の表面を一様に帯電する帯電手段32、現像装置3を備えており、露光手段34からの画像情報に基づいた光が感光体31の表面に照射して、感光体31の表面に静電潜像を形成する。このように静電潜像が形成された感光体31の表面に現像装置3からトナー粒子を供給して、静電潜像をトナー像化して現像する。33は、感光体31上のトナー像を転写ローラで転写材P上に転写された後に、感光体31の表面に残存するトナーを感光体31の表面から除去するクリーニング手段である。
このようにして給紙トレイ10から繰り出された転写材Pは、図1の矢印Aで示すように、搬送ローラ対19によってレジストローラ対20に供給される。レジストローラ対20では、画像形成部30で上述のようにして形成されたトナー像を転写手段である転写ローラ21で転写材Pの表面に転写するタイミングをみて転写材Pを転写ローラ21に送給して転写材P上にトナー像を転写する。このようにしてトナー像が転写された転写材Pは、定着装置40に搬送され、定着装置40で定着ローラ41及び加圧ローラ42によって加熱、加圧処理を受けてトナー像が転写材Pの表面に定着される。その後、定着処理された転写材Pは、搬送ローラ対24で搬送されて排紙ローラ22によって排紙トレイ23に排出される。
また、現像装置3の上方には、図2に示すように、現像剤収納部3a内に現像剤Tを供給する現像剤格納容器6が現像装置3の開口内に挿入され、嵌合部3b(図2参照)で現像剤格納容器の外壁6aと嵌合されて密封状態で現像装置3から取り外し自在に装填されている。ここで密封状態とは、必ずしも気体が漏出しない気密状態に限らず、気体は漏出するが少なくても現像剤Tが漏出しない程度の気密状態も含むものである。
本発明においては、この現像剤格納容器6のシール部材による封口構造に特徴があり、この封口構造について実施例に基づいて説明する。
図2は、本発明による一実施形態の現像剤格納容器6の概略構成を示す図である。本実施例における現像剤格納容器6は、感光体31と、現像ローラ4及びスクリュー5とを一体にフレーム8に取り付けたプロセスカートリッジ9の現像剤格納容器6の嵌合部3bに密封状態で取り外し自在に取り付けられている。嵌合部3bは、フレーム8に形成された現像剤格納容器6の外形とほぼ同一形状の現像剤格納容器収納用開口8aの内周壁で構成され、この開口8a内に現像剤格納容器6を挿入することによって前記開口8aの内周壁と現像剤格納容器6の外壁6aとが密封状態で嵌合して開口8aを封口している。なお、上記図1で示す画像形成装置においては、プロセスカートリッジの構成を省略している。そして、現像剤格納容器6の開口部6cは、ポリエステルフィルム等からなる第1シール部材6の封口部7bで開口部6cの外周をヒートシールして封口されている。
なお、本実施例においては、貫通孔6eを底壁部6dの肉厚内部に形成したが、底壁部6dに限らず、現像剤格納容器6の格納部6bの外壁6aの一部を形成する側壁部に設けても良い。この場合には、第1シール部材7の引き抜き方向は、現像剤格納容器の左右方向となる。
図6は、本発明による他の実施例の現像剤格納容器6の概略構成を示す図である。図6において、実施例1と同一構成については、同一符号を付し説明を省略する。本実施例における現像剤格納容器6は、実施例1の現像剤格納容器とは、第2シール部材11の取り付け位置を貫通孔6eの導出口6e2から導入口6e1に変更した点で基本的に相違している。この場合も、実施例1の場合と同様に、第2シール部材11は、図7に示すように、貫通孔6eの導入口6e1の面積より大きい面積を有し、導入口6e1の周囲に形成されるU字状の結合部11aと導入口6e1の周囲の上方で導入口6e1の幅L3より広幅L4の状態で結合されていない非結合部11bとを有している。従って、非結合部11bと導入口6e1の周囲の外壁との間に配設された引き抜き用端部7aは、図8に示すように、貫通孔6eを通じて導出口6e2から露出された末端7a1を引張した際に、自由に移動可能となっている。それ故、開口部6cの開封時に、引き抜き用端部7a及び封口部7bをこの導入口6e1から引き抜いた際に、非結合部11bが弾性的に導入口6e1の上部の周辺と弾性的に当接して導入口6e1を封口する。その結果、導入口6e1を通じて貫通孔6eから現像剤格納容器6外に現像剤が漏出することを適切に抑制することが可能となる。
このように、第2シール部材11を貫通孔6eの導入口6e1側に配設したときには、現像剤格納容器6を現像装置3内に装填した際に、第2シール部材11は現像装置3内に取り付けられるため、前述の実施例1の場合のように、外部に露出せず、誤ってユーザーが第2シール部材11を取り外したりする事故を未然に防止することが可能となる。また、メンテナンスにおいて従来実施されていた現像剤格納容器6廻りの現像剤による汚れ確認作業を省き、メンテナンスに要する時間を短縮することができる。
なお、図7の例では導入口6e1の下端縁と結合部11aとが離間しているが、密接させてもよい。
図9は、本発明による他の実施例の現像剤格納容器6の概略構成を示す図である。図9において、前述の実施例1と同一構成については、同一符号を付し説明を省略する。本実施例における現像剤格納容器6は、基本的には、前述の実施例2の場合と同様に、第2シール部材11が貫通孔6eの導入口6e1の周辺に取り付けられている。実施例2の場合と相違して、本実施例においては、第1シール部材7の引き抜き用端部7aと封口部7bを介して対向する他端部に爪部12を取り付けている。
即ち、爪部12は、第2シール部材11の非結合部11bの端縁と係合可能な構成を有している。爪部12は、第1シール部材7が非結合部端縁を通過して貫通孔6eから引き抜かれる過程で開口部6c周縁から離脱し、導入口6e1に配置された第2シール部材11の非結合部端部に達した時にこの非結合部端縁を引っ掛けて係合し、少なくとも第2シール部材の非結合部の一部を貫通孔内に挿入して貫通孔を閉塞させるように機能する。
また、第2シール部材11は、図10(a)に示すように、貫通孔6eの導入口6e1の幅L5より小さい幅L6を有し、導出口6e2の幅L1より大きい幅を有している。そして、導入口6e1の周辺の下部のみに結合部11aが形成され、導入口6e1の左右側周辺及び上部は結合されない非結合部11bが形成されている。さらに、貫通孔6eは、導出口6e2の幅L1及び高さh2より大きい幅L5、高さh1を有する導入口6e1を有し、導入口6e1から導出口6e2に向かって幅、高さとも漸次小さくなる楔状形状となっている。
また、図10(b)は貫通孔6eの横断面図(C−C断面図)であり、平面形状がテーパー状の貫通孔6e内に挿通された状態にある第1シール部材7を引き抜く際に、導出口6e2よりも幅が広い第1シール部材7は導出口6e2から引き出される際に幅方向に圧縮され導出口の内壁と密着しながら引き出される。このため、第1シール部材に付着したトナーが導出口内部に掻き落とされ、導出口の外部に漏出することがなくなる。
なお、この例では、導入口6e1の左右両端縁は非結合部11bの左右両端縁から外側にはみ出しているが、はみ出さないように構成してもよい。即ち、導入口6e1の左右両端縁は非結合部11bの左右両端縁と同じ位置、或いは内側に位置するように構成しても良い。
なお、図10(a)の例では導入口6e1の下端縁と結合部11aの上端縁とが離間しているが、密接させてもよい。
図12は、本発明による他の実施例の画像形成装置の概略構成を示す図である。図12において、前述の図1で示す画像形成装置と同一構成については、同一符号を付し説明を省略する。本実施例における画像形成装置は、中央部に画像形成部30、その下部に、給紙装置2及び上部に画像読取り部50を備えている。画像形成部30は、感光体31と一体に形成された現像装置3及び図示しない帯電手段、クリーニング手段並びに露光手段34を有している。図1で示す画像形成装置と同様に、帯電手段で感光体31の表面を一様に帯電し、露光手段34で感光体31の表面に静電潜像を形成し、この静電潜像に現像装置からトナー粒子を供給してトナー像を形成する。このようにして感光体31の表面に形成されたトナー像は、図示しない転写ローラ等の転写手段で給紙装置2から供給された転写紙P上に転写し、図示しない定着装置によって、トナー像を転写紙P上に定着して排紙トレイ23上に排出している。
なお、本実施例においては、第2シール部材11は、貫通孔6eの導入口6e1に配設されており、前述の実施例2で説明したように、第1シール部材7を引き抜いて開口部6cを開封した際には、第2シール部材11の非結合部が貫通孔6eを弾性的に封口して現像装置3内からの現像剤の漏出を抑制するようになっている。
図13は、本発明による他の実施例の画像形成装置の概略構成を示す図であり、図14はその要部拡大断面図である。
この実施形態に係る現像剤格納容器6は、貫通孔6eの導入口6e1が、格納部6bの開口部6cよりも下側の側壁に設けた凹所(段差面)6fの内底面(内側壁)に位置しており、第2シール部材11が凹所6f内に嵌合配置されている構成が特徴的である。
また、現像剤格納容器6に設けた貫通孔6eから外部に引き出された引き抜き用端部7aの端末7a1がカバー35の内側に位置している点が図12の画像形成装置と異なっている。
本実施形態に係る現像剤格納容器6における第1シール部材7、第2のシール部材11、貫通孔6eの各構成は、上記実施形態の構成をそのまま適用することができる。
即ち、本実施形態における第2シール部材11の結合部11aは、図4のように導入口6e1、又は/及び、導出口6e2の下方及び両側方に沿って略U字状に配置してもよいし、図10のように導出口6e2(導入口6e1)の下縁に沿って結合部11aを配置するようにしてもよい。
第2シール部材11は、凹所6fの四つの内壁面と整合する形状よりも若干大きい四角い板状に構成することにより凹所6f内に圧入された時に凹所の各内壁面と弾性的に圧接させる。このように構成することにより、開口部6cが開放された際に貫通孔6eからのトナー漏れが防止できるばかりでなく、第1シール部材7を引き抜く際に第1シール部材のトナー付着面が第2シール部材11と強く摺擦しながら付着したトナーを効果的に除去することができる。
凹所6f内に嵌合配置された第2シール部材11の上端縁は貫通孔6eの上端縁よりも上方に配置される(オーバーラップする)ことにより貫通孔6eを塞ぐトナー漏れ防止効果、及び第1シール部材を引き抜く際の付着トナーの除去効果を発揮できる。即ち、第2シール部材11の上端縁が貫通孔6eよりも上方に延在していることにより、第1シール部材から加わるテンションによって第2シール部材11の上端縁が下方へ撓み変形した(押し潰された)としても、第2シール部材上端縁と凹所上側内壁との間に大きな空隙が形成されたり、貫通孔6eが露出することが防止される。
要するに、凹所6f内に第2シール部材11を嵌合配置すると共に、少なくとも第2シール部材の上端縁が凹所の上側の内壁に圧接することにより貫通孔6eからのトナー漏出を防止するように構成する。
凹所6fの内底面のうちで第2シール部材11を接着する部位(結合部11a)は、貫通孔6eの下端縁よりも下側の部位とする。また、この接着部位と併せて、シール部材の下面と凹所の下側内壁との間を接着してもよい。
また、図14に示すように凹所6fの上端縁に、凹所内に配置された第2シール部材の上部表面を覆う被覆片6gを下向きに突設することにより、第1シール部材を引き抜くことにより開放された開口部6cから落下してくるトナーが第2シール部材に付着することを防止できる。即ち、被覆片6gは、第2シール部材の外側面上部とオーバーラップしているため、第2シール部材上端縁と凹所上側内壁との間からの現像剤漏出しを防止できる。このため、第2シール部材上端部と凹所上側内壁とを強く圧接させる必要性をなくすることができる。また、被覆片6bは、第1シール部材の引き抜き時に付着したトナーを掻き取る効果も有する。なお、この被覆片6gは、凹所6fの上端縁以外の端縁に設けても良い。
なお、被覆片6gをPET等から成る薄板材として構成し、凹所6fの上側の壁面に接着するようにしてもよい。
図15は上記各実施形態に係る現像剤格納容器の変形例であり、貫通孔6eの導入口6e1と導出口6e2に対して第2シール部材11を配置した構成が特徴的である。
この構成例によれば、導入口6e1と導出口6e2に対して共に第2シール部材11を配置したので、第1シール部材7の引抜き後に現像剤が貫通孔6eから漏れ出すことを最大限に防止することができる。即ち、仮に導入口6e1からトナーが貫通孔内に侵入したとしても導出口6e2に設けた第2のシール部材11によって外部への漏出を阻止することができる。
また、本実施形態における第2シール部材11の結合部11aは、図4のように導入口6e1、及び、導出口6e2の下方及び両側方に沿って略U字状に配置してもよいし、図10のように導入口6e1、及び、導出口6e2の下縁に沿って結合部11aを配置するようにしてもよい。
次に、第2シール部材11の表面の少なくとも一部にPETシートなどから成る補強フィルムを添設して接着一体化することにより第2シール部材の保形性を高めてもよい。即ち、第2シール部材11の上端縁は第1シール部材からの張力等によって撓み変形し易いが、第2シール部材(特に上端縁の外面)を補強フィルムによって補強することにより、上端縁が下方へ撓み変形して貫通孔6eを露出させることが防止される。補強フィルムを併用することにより、第2シール部材11の外形寸法を凹所6fの内径寸法よりも過大に構成することなく漏出しを防止できる。
補強フィルムを第2シール部材表面に接着する範囲は、縦方向及び横方向全長に亘ってもよいし、部分的であっても良い。
なお、図16は本発明の各実施形態に係る現像剤格納容器を含んだプロセスカートリッジを備えた画像形成装置の構成例を示す図である。
図1と同一部分には同一符号を付し、重複した構成の説明は省略する。
プロセスカートリッジ50は、感光体31、現像装置3、帯電手段32、クリーニング手段33などを含んでおり、現像装置3内には本発明の現像剤格納容器6が着脱自在に組み込まれている。
Claims (11)
- 現像剤を現像装置に供給するための開口部と、当該現像剤を格納する格納部と、を有する現像剤格納容器であって、
前記格納部の適所に形成されて前記開口部側から容器外側に連通する貫通孔と、
前記開口部を封口する封口部と、当該封口部の一端と結合された引き抜き用端部と、前記封口部の他端側に形成された爪部と、を有する第1シール部材と、
前記貫通孔の導入口の周囲の一部と結合する結合部と、前記導入口の周囲の他の部分と結合せずに前記第1シール部材の移動を許容する非結合部と、を有する第2シール部材と、を備え、
前記引き抜き用端部が前記非結合部及び前記導入口を経由して前記貫通孔の導出口から前記容器外側に引き抜かれる際に、前記第1シール部材が前記開口部を開封すると共に、前記爪部が前記第2シール部材の前記非結合部の端縁と係合して少なくとも前記第2シール部材の前記非結合部の一部を前記貫通孔内に挿入して前記貫通孔を閉塞するように構成されていることを特徴とする現像剤格納容器。 - 請求項1に記載の現像剤格納容器において、
前記貫通孔の導入口の幅及び高さは、当該貫通孔の導出口の幅及び高さよりも大きいことを特徴とする現像剤格納容器。 - 前記第2シール部材の結合部は、前記導入口の下方及び両側方に沿って略U字状に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤格納容器。
- 前記第2シール部材の結合部は、前記導入口の下方に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の現像剤格納容器。
- 前記貫通孔の導入口は、前記格納部に設けた凹所の内底面に位置しており、前記第2シール部材は前記凹所内に嵌合配置されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の現像剤格納容器。
- 前記第2シール部材の上端縁は、前記導入口の上端縁よりも高い位置に延在していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の現像剤格納容器。
- 前記第2シール部材は、前記凹所内に圧入されて該凹所内壁と弾性的に圧接するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の現像剤格納容器。
- 前記凹所の上端縁に、該凹所内の前記第2シール部材の上部表面を覆う被覆片を設けたことを特徴とする請求項5又は7に記載の現像剤格納容器。
- 前記第2シール部材の表面に補強フィルムを一体化したことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の現像剤格納容器。
- 感光体と、当該感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する現像装置とを備えた画像形成装置において、
当該現像装置は、前記現像剤を当該現像装置に供給する現像剤格納容器を取り外し自在に備えており、当該現像剤格納容器は、請求項1乃至9の何れか一項に記載の現像剤格納容器であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10に記載の画像形成装置において、
前記現像剤格納容器の第1シール部材の引き抜き用端部を係止する係止部を画像形成装置本体の外装部に形成したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008121606A JP5277710B2 (ja) | 2007-11-07 | 2008-05-07 | 現像剤格納容器及び画像形成装置 |
EP08167400.4A EP2060955B1 (en) | 2007-11-07 | 2008-10-23 | Developer container and image forming apparatus including the developer container with sealing mechanism providing enhanced usability |
US12/264,592 US7826765B2 (en) | 2007-11-07 | 2008-11-04 | Developer container and image forming apparatus including the developer container with sealing mechanism providing enhanced usability |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007290104 | 2007-11-07 | ||
JP2007290104 | 2007-11-07 | ||
JP2008121606A JP5277710B2 (ja) | 2007-11-07 | 2008-05-07 | 現像剤格納容器及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009134239A JP2009134239A (ja) | 2009-06-18 |
JP5277710B2 true JP5277710B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=40866126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008121606A Expired - Fee Related JP5277710B2 (ja) | 2007-11-07 | 2008-05-07 | 現像剤格納容器及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5277710B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6418144B2 (ja) * | 2015-12-03 | 2018-11-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
CN108594611B (zh) * | 2018-07-05 | 2021-11-02 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 一种用于碳粉盒的密封组件、碳粉盒及其回收方法 |
JP7242917B2 (ja) * | 2020-02-12 | 2023-03-20 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP7009528B2 (ja) * | 2020-02-12 | 2022-01-25 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63153261U (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | ||
JP2598832B2 (ja) * | 1990-04-27 | 1997-04-09 | 三田工業株式会社 | イメージングユニット |
JP2584517Y2 (ja) * | 1990-10-12 | 1998-11-05 | 旭光学工業株式会社 | トナーカートリッジ |
JP3285738B2 (ja) * | 1995-07-11 | 2002-05-27 | キヤノン株式会社 | プロセスカートリッジおよび現像装置および画像形成装置 |
-
2008
- 2008-05-07 JP JP2008121606A patent/JP5277710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009134239A (ja) | 2009-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0634707B1 (en) | Sealing member, process cartridge reconditioning method and image forming apparatus | |
JP3281483B2 (ja) | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5277710B2 (ja) | 現像剤格納容器及び画像形成装置 | |
EP2275876A1 (en) | Developing device and image forming apparatus including the same | |
JP4293214B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4553286B2 (ja) | トナー補給装置、および画像形成装置 | |
KR101332275B1 (ko) | 분체 용기 및 화상 형성 장치 | |
US7826765B2 (en) | Developer container and image forming apparatus including the developer container with sealing mechanism providing enhanced usability | |
JP2006251195A (ja) | 帯電装置及び該帯電装置を備えた画像形成装置 | |
JP4609548B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤収容器 | |
JP2003173076A (ja) | 現像装置および現像カートリッジ | |
JP2006248679A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004151228A (ja) | 現像装置 | |
JP2012242770A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
RU2349948C2 (ru) | Кассета для подачи проявителя | |
JP3984984B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 | |
JP6650957B2 (ja) | 現像カートリッジ | |
JP3970275B2 (ja) | プロセスカートリッジおよび現像カートリッジ | |
JP5490273B1 (ja) | 現像剤収納ユニット、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置 | |
JP6024548B2 (ja) | 現像ユニット、作像ユニットおよび画像形成装置 | |
JP4208521B2 (ja) | 現像剤補給容器 | |
JP4384166B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4949701B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9594330B1 (en) | Detachable body and image forming apparatus | |
JPH09274381A (ja) | 現像装置およびプロセスカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120814 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120815 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130506 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5277710 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |