JP5276945B2 - 表示装置及び発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を表示する表示装置及び発光装置に関する。
液晶テレビや液晶ディスプレイ装置等に代表される表示装置では、表示パネルの背面から光を照射する発光装置(バックライト)が設けられる。
このバックライトとしては、例えば表示パネルの直下(背面)に平面状に光源を配置するいわゆる直下型が知られている。この直下型のバックライトは、高輝度を確保できる点で優れているが、光源が配置されている直上が周囲と比較して明るくなるため、輝度ムラが発生し易くなる。また、混色を促進するために光源から表示パネル等の被照射物までの光路長をある程度確保する必要がある。そのため、直下型のバックライトは、装置の厚みが厚くなりやすい。
また、導光板の二辺または一辺にのみ光源を設置し、導光板に入射させた光を導光板の裏面に設けた反射部によって反射させて例えば表示パネル面に光を照射させるいわゆるエッジライト型のバックライトも存在する。このエッジライト型のバックライトは、光源から表示パネル等の被照射物までの光路長を確保しやすいため、例えば直下型と比較して、装置を薄型にすることができるという利点がある。しかしながら、エッジライト型のバックライトでは、光源を置ける位置がバックライトの側部に限られているため、例えば40インチサイズ以上の大型の液晶ディスプレイ装置等の表示装置においては、光源から遠い側にて光量が低下して輝度ムラが発生しやすくなる。
また、例えば大型の液晶ディスプレイ装置等の表示装置のバックライトに導光板を設けようとする場合、導光板のサイズも付随して大きくなる。そして、導光板のサイズが大きくなるに従って、導光板の強度が低下しやすくなる、あるいはバックライトの重量が増加する等の新たな問題が生じてしまう。さらにまた、近年、液晶ディスプレイ装置等の表示装置において、主に動画特性の向上と省電力化を目的としていわゆるローカルディミング制御が導入されつつある。そこで、このローカルディミング制御によって上記の輝度ムラを抑制することも考えられるが、ローカルディミング制御によっても輝度ムラを十分に抑制できないという問題があった。
これに対し、特許文献1には、導光板を用いずに構成されたバックライトが開示されている。特許文献1に記載されるバックライトは、表示パネルの直下(背面)に発光体を設け、発光体から表示パネル面と略平行な方向に光を照射し、その光を反射部によって反射させて表示パネル面側に照射させている。
特開2006−286639号公報
ところで、特許文献1のバックライトように、表示パネルの直下(背面)に発光体を設け、発光体から表示パネル面と略平行な方向に光を照射し、その光を反射部によって反射させて表示パネル面側に照射させるように構成すると、拡散光の性質上、光源付近の光量が他の領域と比較して高くなるため輝度ムラが発生し易くなる。そこで、この特許文献1のように、光源の直上に光源からの光を遮る部材(以下、遮蔽部材という)を設けるなど、光源の直上に向けて光源からの光が進行しないように構成することが考えられる。しかしながら、光源の直上に遮蔽部材を設けると、遮蔽部材を設けた領域の光量が他の領域と比較して著しく低下してしまい、結果として輝度ムラの発生要因となる。
本発明は、光源の直上付近における輝度ムラの発生が抑制された発光装置等を提供することを目的とする。さらに、他の目的として、発光装置等の軽量化、薄型化を図ることを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、画像表示を行う表示パネルと、表示パネルの背面に設けられ表示パネルの背面から光を照射する発光装置とを備える表示装置であって、発光装置は、一端側から他端側へと延びて展開されるフレームと、フレームに配置される複数の発光モジュールとを有し、発光モジュールは、一端側から他端側に向けて光を照射する発光部と、発光部のフレーム側に設けられ、発光部から照射される光を表示パネル側に向けて反射する反射部と、反射部と一体に設けられるとともに、隣り合う他の発光モジュールの発光部の表示パネル側にて、一端側から他端側へ延びて設けられ、厚みを変化させることにより発光部から照射される光の透過率を変化させる透過調整部材とを備えることを特徴としている。
このような表示装置において、反射部は、発光部のフレーム側にて、フレームに沿って展開され、発光部から照射される光を表示パネル側に向けて反射する第1の反射部と、第1の反射部と一体に設けられ、発光部のフレーム側にて、発光部から離れるに従って表示パネル側に近づく方向に傾斜し、発光部から照射される光を表示パネル側に向けて反射する第2の反射部とを備え、透過調整部材は、第2の反射部の他端側の端部にて延びて設けられることを特徴とする。
また、他の観点から捉えると、本発明は、一端側から他端側へと延びて展開されるフレームと、フレームに配置される複数の発光モジュールとを有し、発光モジュールは、一端側から他端側に向けて光を照射する発光部と、発光部のフレーム側に設けられ、発光部から照射される光をフレームとは逆側に向けて反射する反射部と、反射部と一体に設けられるとともに、隣り合う他の発光モジュールの発光部のフレームとは逆側にて、一端側から他端側へ延びて設けられ、厚みを変化させることにより発光部から照射される光の透過率を変化させる透過調整部材とを備えることを特徴とすることができる。
このような発光装置において、反射部は、発光部のフレーム側にて、フレームに沿って展開され、発光部から照射される光をフレームとは反対側に向けて反射する第1の反射部と、第1の反射部と一体に設けられ、発光部のフレーム側にて、発光部から離れるに従ってフレームから離れる方向に傾斜し、発光部から照射される光をフレームとは反対側に向けて反射する第2の反射部とを備え、透過調整部材は、第2の反射部の他端側の端部にて延びて設けられることを特徴とする。
さらにまた、他の観点から捉えると、本発明は、一端側から他端側へと延びて展開されるフレームと、フレームの一端側から他端側に向けた方向に並べて配設される複数の発光モジュールとを備え、発光モジュールは、一端側から他端側に向けて光を照射する発光部と、一端側から他端側に向かうに従いフレームから遠ざかる方向に傾斜する傾斜面を有し、発光部からの光をフレームとは逆側に向けて反射する反射部材と、反射部材と一体に設けられるとともに、厚みを変化させることにより発光部からフレームとは逆側に向かうおよび/または発光モジュールに隣り合う他の発光モジュールの発光部からフレームとは逆側に向かう光の透過率を変化させる透過調整部材とを備えることを特徴とすることができる。
本発明によれば、光源の直上付近における輝度ムラの発生が抑制された発光装置等を提供することができる。さらに、発光装置等の軽量化、薄型化を図ることが可能となる。
<実施形態1>
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施形態の液晶表示装置の全体構成を示す図である。
この液晶表示装置は、液晶表示モジュール20と、この液晶表示モジュール20の背面側(図1に示す例では下側)に設けられるバックライト装置10とを備えている。なお、図1には、液晶表示装置を使用する際の縦方向Vと横方向Hとを矢印で示している。また、本実施の形態の液晶表示装置は、縦方向Vよりも横方向Hの方が大きい横長形状を有しているが、縦長形状の構成としても良い。
発光装置の一例としてのバックライト装置10は、液晶表示モジュール20に向けて光を照射する光源装置11と、可視光に対し光透過性を有する光学フィルムの積層体からなり、面全体を均一な明るさとするために光を散乱・拡散させる拡散板(板またはフィルム)12と、前方への集光効果を持たせた回折格子フィルムであるプリズムシート13、14とを備えている。また、バックライト装置10には、必要に応じて、輝度を向上させるための拡散・反射型の輝度向上フィルム15が備えられる。
一方、液晶表示モジュール20は、2枚のガラス基板により液晶が挟まれて構成される表示パネルの一例としての液晶パネル21と、この液晶パネル21の各々のガラス基板に積層され、光波の振動を所定の方向に制限するための偏光板22、23とを備えている。更に、この液晶表示モジュール20には、図示しない駆動用LSIなどの周辺部材も装着される。
液晶パネル21は、図示しない各種構成要素を含んで構成されている。例えば、2枚のガラス基板に、図示しない表示電極、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)などのアクティブ素子、液晶、スペーサ、シール剤、配向膜、共通電極、保護膜、カラーフィルタ等が設けられている。
なお、バックライト装置10の構成単位は任意に選択される。例えば、光源装置11だけの単位にて「バックライト装置」と呼び、拡散板12、プリズムシート13、14、輝度向上フィルム15などを含まない流通形態もあり得る。
図2は、光源装置11の構成を説明するための図であり、光源装置11を図1の上側から見た上面図を示している。本実施の形態では、液晶表示モジュール20の背面直下に光源装置11を配置するバックライト構造を採用している。なお、本実施の形態に係るバックライト装置10は、所謂導光板(ライトガイド)を備えていない。
光源装置11は、図中手前側に向かって開口するフレームの一例としてのバックライトフレーム31と、バックライトフレーム31に収容され、図中手前側に向けて光を出射する発光装置32と、図示しない外部の電源から発光装置32に電力を供給する給電ケーブル33とを備えている。
バックライトフレーム31は、例えばアルミニウムやマグネシウム、鉄、またはそれらを含む金属合金などで形成された筐体構造を有している。このような筐体構造として、バックライトフレーム31は、液晶表示モジュール20の大きさに対応して設けられ、縦方向V及び横方向Hに延びる背面部と、この背面部の四隅を囲う側面部を備えている。そして、その筐体構造の側面部内側には、例えば白色のポリエステルフィルムなどが貼られ、リフレクタとしても機能するようになっている。
発光装置32は、それぞれが横方向Hに沿って延び、且つ、縦方向Vに複数(本実施の形態では5つ)配列に配置された発光モジュール40a〜40eを有している。また、図2に示すように、発光モジュール40aは最も下側(Bottom側)に、発光モジュール40eは最も上側(Top側)に、それぞれ位置する。そして、図2に示すように、発光モジュール40a、発光モジュール40b、発光モジュール40c、発光モジュール40d、発光モジュール40eの順に隣り合うように、バックライトフレーム31に配列される。また、本実施形態においては、発光モジュール40a〜40eは、Bottom側(一端側に対応)からTop側(他端側に対応)に向けて光を出射し、かつ、出射した光を図中手前側に向けて反射するように構成されている。
給電ケーブル33は、折り処理が可能なフレキシブルフラットケーブルにて構成されており、バックライトフレーム31の内側であって図中右側の部位に設けられている。そして、給電ケーブル33の一端側は光源装置11の外部から受電を行うためのコネクタ(図示せず)に、他端側は発光モジュール40a〜40eに設けられたコネクタ43(後述)に、それぞれ接続されている。
続いて、発光モジュール40の構成について発光モジュール40aを例にあげて説明する。
図3は発光モジュール40aの斜視図を示している。
図3に示すように、発光モジュール40aは、横方向Hに沿って並べられた複数の発光ダイオード(以下の説明ではLEDと呼ぶ)を有し、縦方向VすなわちBottom側からTop側に向けて光を発する発光部41と、発光部41が取り付けられて発光部41を支持するとともに発光部41の複数のLEDに給電を行う電気経路を具備する配線基板42と、配線基板42に接続して複数のLEDに給電するコネクタ43とを備える。
また、発光モジュール40aは、配線基板42における発光部41の取り付け面側に固定され、発光部41から出射された光を拡散板12側(図1参照)に向けて反射する反射板44と、隣接する発光モジュール40(この場合は発光モジュール40b)に設けられた発光部41から拡散板12側(図1参照)に向けて進行する光の光量を調整する調整部材45とを備える。そして、発光部41は、横方向Hに沿って一列に並べられた42個のLEDパッケージ50を有している。そして、各LEDパッケージ50は、それぞれ、横方向Hに沿って一列に並べられた4個のLEDを備えている。
図4は、配線基板42について説明するための図である。ここで、図4(a)は配線基板42の発光部41(LEDパッケージ50)の取り付け面(以下の説明では表面と呼ぶ)を示す正面図、図4(b)は配線基板42の反射板44の取り付け面(以下の説明では裏面と呼ぶ)を示す背面図である。
配線基板42は、絶縁体からなる基部と、基部上に導電体にて構成された電気経路と、基部および電気経路を覆うように設けられたレジスト層とを備えている。なお、この配線基板42は所謂FPC(Flexible printed circuits)で構成されている。
配線基板42の表面には、Bottom側であって横方向Hに沿って形成された給電電極群80と、配線基板42のL字状の突出部側に形成された2つのコネクタ用電極89と、給電電極群80よりもTop側であって横方向Hに沿って形成された表側放熱パッド91とが設けられている。これら給電電極群80、コネクタ用電極89および表側放熱パッド91は、配線基板42の表面側に設けられた導電体(金属層)がレジスト層で覆われないことによって露出している。
一方、配線基板42の裏面には、Top側であって横方向Hに沿って形成された裏側放熱パッド92が設けられている。裏側放熱パッド92は、図3等に示す発光モジュール40aを構成し、後述の図6(b)に示すように、バックライトフレーム31に取り付けを行った際に、熱伝導性を有する接着剤を介してバックライトフレーム31と接触するようになっている。
ここで、給電電極群80は、図4(a)に拡大して示すように、赤用正電極81、赤用負電極82、第1緑用正電極83、第1緑用負電極84、青用正電極85、青用負電極86、第2緑用正電極87および第2緑用負電極88の8電極を1組とし、これを横方向Hに沿って42組配置することで構成されている。また、2つのコネクタ用電極89は、図3等に示す2つのコネクタ43の取り付けに使用される。
また、表側放熱パッド91及び裏側放熱パッド92は、各色のLED52に適宜対応して、配線基板42に形成される負電極(例えば、第1緑用負電極84等)と熱的に接続している。
図5は、LEDパッケージ50を説明するための図である。ここで、図5(a)はLEDパッケージ50をTop側から見た正面図を、図5(c)はLEDパッケージ50をBottom側から見た背面図を、図5(d)はLEDパッケージ50の側面図を、それぞれ示している。また、図5(b)は、LEDパッケージ50を構成する板状基板51をTop側から見た正面図を示している。
LEDパッケージ50は、矩形状の板状基板51と、板状基板51のTop側の面(以下の説明では表面と呼ぶ)に並べて取り付けられる4個のLED52とを備える。また、LEDパッケージ50は、板状基板51の表面に形成される白色のレジスト膜53と、板状基板51の表面に設けられた4個のLED52のそれぞれを覆う4個の砲弾型のレンズ54とをさらに備える。そして、4個のLED52は、図5(a)において左から、赤色光を発する赤色LED52R、緑色光を発する第1緑色LED52Ga、青色光を発する青色LED52B及び緑色光を発する第2緑色LED52Gbとなっている。このような配置を行うことで、複数のLEDパッケージ50を一列に並べて発光部41を構成した際に、赤、緑、青、緑、赤、緑、青、緑、赤、…、の順でLED52が配列されることになる。即ち、一つおきに配列される緑の間に、赤、青が交互に配置される。
板状基板51の表面には、図5(b)において左から順に、赤用表面正電極61a、赤用ダイパッド71、赤用表面負電極62a、第1緑用表面正電極63a、第1緑用ダイパッド72、第1緑用表面負電極64a、青用表面正電極65a、青用ダイパッド73、青用表面負電極66a、第2緑用表面正電極67a、第2緑用ダイパッド74、第2緑用表面負電極68aが設けられている。そして、図5(a)に示すように、赤用ダイパッド71には赤色LED52Rが、第1緑用ダイパッド72には第1緑色LED52Gaが、青用ダイパッド73には青色LED52Bが、第2緑用ダイパッド74には第2緑色LED52Gbが、それぞれ取り付けられる。また、赤色LED52Rは赤用表面正電極61aおよび赤用表面負電極62aと、第1緑色LED52Gaは第1緑用表面正電極63aおよび第1緑用表面負電極64aと、青色LED52Bは青用表面正電極65aおよび青用表面負電極66aと、第2緑色LED52Gbは第2緑用表面正電極67aおよび第2緑用表面負電極68aと、それぞれ金属ワイヤ(図示せず)を介して電気的に接続される。
一方、板状基板51のBottom側の面(以下の説明では裏面と呼ぶ)には、図5(c)において右から順に、赤用裏面正電極61b、赤用裏面負電極62b、第1緑用裏面正電極63b、第1緑用裏面負電極64b、青用裏面正電極65b、青用裏面負電極66b、第2緑用裏面正電極67b、第2緑用裏面負電極68bが設けられている。なお、本実施の形態に係るLEDパッケージ50では、板状基板51の裏面側にレジスト膜の形成を行っておらず、その結果、各電極の全面が外部に露出した状態となっている。そして、これら赤用裏面正電極61b、赤用裏面負電極62b、第1緑用裏面正電極63b、第1緑用裏面負電極64b、青用裏面正電極65b、青用裏面負電極66b、第2緑用裏面正電極67b、第2緑用裏面負電極68bの横方向Hに対応する幅Wは、全て一定となっている。
これらのうち、赤用表面正電極61aおよび赤用裏面正電極61bは金属スルーホール61cを介して、赤用表面負電極62aおよび赤用裏面負電極62bは金属スルーホール62cを介して、それぞれ電気的に接続されている。また、第1緑用表面正電極63aおよび第1緑用裏面正電極63bは金属スルーホール63cを介して、第1緑用表面負電極64aおよび第1緑用裏面負電極64bは金属スルーホール64cを介して、それぞれ電気的に接続されている。さらに、青用表面正電極65aおよび青用裏面正電極65bは金属スルーホール65cを介して、青用表面負電極66aおよび青用裏面負電極66bは金属スルーホール66cを介して、それぞれ電気的に接続されている。さらにまた、第2緑用表面正電極67aおよび第2緑用裏面正電極67bは金属スルーホール67cを介して、第2緑用表面負電極68aおよび第2緑用裏面負電極68bは金属スルーホール68cを介して、それぞれ電気的に接続されている。
ここで、本実施の形態では、第1緑用裏面負電極64b、青用裏面負電極66b、第2緑用裏面負電極68bがそれぞれL字状の形状を有しており、それぞれの突出部が第1緑用ダイパッド72、青用ダイパッド73、第2緑用ダイパッド74の真裏の位置まで延びている。そして、第1緑用ダイパッド72および第1緑用裏面負電極64bは金属スルーホール72aを介して、また、青用ダイパッド73および青用裏面負電極66bは金属スルーホール73aを介して、さらに、第2緑用ダイパッド74および第2緑用裏面負電極68bは金属スルーホール74aを介して、それぞれ電気的且つ熱的に接続されている。なお、これらの金属スルーホールについては、穴内に金属が充填されていてもよいし、穴壁にめっきが施されていてもよい。
また、板状基板51は、上述した表面および裏面の他に4つの側面を有しているが、これらのうち、板状基板51の長辺側の一側面は、発光モジュール40a〜40eを構成する際に、配線基板42と接触する配線基板取り付け面51aとなる。一方、配線基板取り付け面51aの反対側の一側面は、発光モジュール40a〜40eを構成する際に、後述の調整部材45と対向する面となる調整部材対向面51bとなる。また、本実施の形態では、板状基板51における各金属スルーホールの形成部位に近い側が調整部材対向面51bとなり、各金属スルーホールの形成部位から遠い側が配線基板取り付け面51aとなる。
そして、発光モジュール40a〜40eを構成するに際して、図5に示す板状基板51を備えたLEDパッケージ50は、配線基板42の表面に対し、配線基板取り付け面51aを対向させた状態で立てて取り付けられる。このとき、LEDパッケージ50の板状基板51に設けられた赤用裏面正電極61b、赤用裏面負電極62bは、配線基板42に設けられた赤用正電極81、赤用負電極82にそれぞれはんだ付けされる。また、板状基板51に設けられた第1緑用裏面正電極63b、第1緑用裏面負電極64bは、配線基板42に設けられた第1緑用正電極83、第1緑用負電極84にそれぞれはんだ付けされる。そして、板状基板51に設けられた他の電極も、それぞれ、配線基板42に設けられた対応電極にそれぞれはんだ付けされる。
以上のように、配線基板42に対して各LEDパッケージ50が位置決めされて固定される。このとき、LEDパッケージ50の板状基板51の裏面に設けられた各電極(赤用裏面正電極61b、赤用裏面負電極62b、第1緑用裏面正電極63b、第1緑用裏面負電極64b、青用裏面正電極65b、青用裏面負電極66b、第2緑用裏面正電極67b、第2緑用裏面負電極68b)の幅Wが同一となっているため、はんだを介してLEDパッケージ50に加えられる力は横方向Hにおいて均等となり、配線基板42に対するLEDパッケージ50の位置ずれが抑制されることになる。
なお、発光動作に伴って、各LEDパッケージ50に設けられた赤色LED52R、第1緑色LED52Ga、青色LED52B及び第2緑色LED52Gbから熱が発生する。このとき、各LED52で発生した熱は、各々のダイパッド、金属スルーホール、裏面負電極へと流れる。そして、発生した熱は、配線基板42の負電極から表側放熱パッド91を介して反射板44へと、あるいは裏側放熱パッド92を介してバックライトフレーム31へと流れる。
図6は、発光モジュール40の反射板44及び調整部材45を説明するための図である。なお、図6(a)は発光モジュール40aを図2と同じ方向から見た上面図を、図6(b)は図6(a)に示す発光モジュール40aのA−A断面図を、それぞれ示している。
反射部の一例としての反射板44は、白色を呈する樹脂によって構成されている。本実施形態の反射板44の材料としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂に白色剤として二酸化チタンを混ぜたものを用いることができる。反射板44は、図6(a)に示すように、矩形状の第1反射部44aと、この第1反射部44aの一方の長辺側から傾斜して延設される矩形状の第2反射部44bとを備えている。ここで、第1反射部44aは、配線基板42の発光部41の取り付け面側において、発光部41よりもTop側であってその長辺が横方向Hに沿うように配置される。そして、発光モジュール40aでは、配線基板42と第1反射部44aとが対向し、両者が接着にて固定されている。そして、反射板44は、発光部41から照射される光を正反射及び拡散反射させて、拡散板12側に向けて供給する。
図6(b)に示すように、第2反射部44bは、第1反射部44aのTop側から発光部41の光の経路を遮る側に傾斜して配置される。即ち、第2反射部44bは、発光部41から離れるに従って、バックライトフレーム31から遠ざかるように傾斜している。また、本実施形態の反射板44は、第1反射部44aの面の延長線と第2反射部44bとのなす角度θが約15°となるように設定されている。なお、この角度θは、10°以上20°以下とすることが好ましい。
また、透過調整部材の一例としての調整部材45は、反射板44と同様に、白色を呈する樹脂によって構成されている。本実施形態の調整部材45の材料としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂に白色剤として二酸化チタンを混ぜたものを用いることができる。そして、調整部材45は、第2反射部44bよりもTop側であってその長辺が横方向Hに沿うように配置される。
そして、図6(b)に示すように、調整部材45は、第2反射部44bのTop側から、さらにTop側に向けて第1反射部44aとほぼ平行に延びて設けられる。このとき、調整部材45は、発光部41からの光を適宜調整して透過できるように所定の厚みを有している。そして、調整部材45のバックライトフレーム31側(図中下側)には、空間が形成される。即ち、図6(b)に示すように、調整部材45は、反射板44からTop側に延びた庇のように設けられる。
以上のように構成される調整部材45は、発光モジュール40a〜40eをバックライトフレーム31に並べた際に、隣接する発光モジュール40の発光部41を覆うように設けられる。例えば、図6(b)に示すように、発光モジュール40aの調整部材45は、隣接する発光モジュール40bの発光部41を、拡散板12側から覆うように配置される。
さらに、本実施形態の調整部材45は、一端側45a(Bottom側)から他端側45b(Top側)に向かうに従って、厚みが薄くなるように設定されている。図6(b)に拡大して示すように、調整部材45は、例えば他端側45bの厚みB2は、一端側45aの厚みB1と比較して小さくなっている(B1>B2)。このように、調整部材45の厚みが縦方向Vに変化するように構成されているため、調整部材45における発光部41からの光の透過しやすさも縦方向Vに変化する。即ち、調整部材45は、発光部41から遠ざかるに従って、発光部41から照射される光を透過しやすくなっている。逆に、調整部材45は、発光部41に近づくに従って、発光部41から照射される光を透過しにくくなっている。
なお、本実施形態では、反射板44と調整部材45とは一体形成されている。これにより、例えば反射板44と調整部材45とを固定するために、接着剤等を用いる必要がなくなる。従って、発光モジュール40をバックライト装置10の光源として用いる場合のように、長期間に亘って光の照射や、熱伝達を受ける状況下にあっても、反射板44及び調整部材45の剥離等を避けることが可能となる。
本実施の形態に係るバックライト装置10の発光動作について説明する。
図示しない電源により、給電ケーブル33を介して発光装置32を構成する発光モジュール40a〜40eに電圧がかけられる。すると、例えば発光モジュール40aでは、発光部41を構成する各LEDパッケージ50に設けられた赤色LED52R、第1緑色LED52Ga、青色LED52B、第2緑色LED52Gbに、それぞれ電流が流れる。その結果、各LEDパッケージ50の赤色LED52R、第1緑色LED52Ga、青色LED52B、第2緑色LED52Gbから、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の光がTop側に向けて出射される。
そして、各LEDパッケージ50からTop側に向けて出射されたRGBの光は、バックライトフレーム31内を進むうちに混色され、白色光となる。そして、混色された白色光は反射板44によって反射され、拡散板12側へと向かう。なお、他の発光モジュール40b〜40eにおいても、同様の手順によって出射、混色された白色光が拡散板12側へと向かう。そして、拡散板12に入射した白色光は、拡散板12でさらに混色及び輝度の均一化がなされた後、プリズムシート13、14および輝度向上フィルム15を透過し、液晶表示モジュール20に向けて出射される。
なお、本実施形態のバックライト装置10では、発光部41から表示パネル21面と略平行な方向に照射し、反射板44によって表示パネル21へ向けて光を照射している。これにより、発光部41から照射された各色の光が混色するのに十分な光路長さが確保される。従って、例えば発光部41から拡散板12までの距離を短くすることができるため、バックライト装置10の薄型化を実現することが可能となる。
図7は、発光モジュール40における光の挙動について説明するための図である。
ここでは、発光モジュール40bを例に説明する。なお、説明の便宜上、発光部41から照射される光のうち、第1反射部44aへと向かう光を光Bm1、第2反射部44bへと向かう光を光Bm2、発光モジュール40aの調整部材45において発光部41から遠い側へと向かう光を光Bm3、逆に調整部材45において発光部41に近い側へと向かう光を光Bm4と呼ぶ。
まず、発光部41から照射される光のうち、反射板44へと向かう光Bm1及び光Bm2について説明する。
図7に示すように、発光部41から照射された光Bm1は、第1反射部44aで反射する。このとき、光Bm1の一部は第1反射部44aにて拡散反射して拡散板12へと進行する。また、光Bm1の一部は、第1反射部44aにて正反射してTop側に向けて進行した後、拡散板12に入射する。
発光部41から照射された光Bm2は、第2反射部44bで反射する。このとき、光Bm2の一部は、第2反射部44bにて拡散反射して拡散板12へと進行する。また、光Bm2の一部は、第2反射部44bで正反射してTop側に向けて進行した後、拡散板12へと入射する。
拡散光の性質上、発光モジュール40bにおいて、発光部41(各LEDパッケージ50)に近い側即ちBottom側の領域では光の強度が高くなり、発光部41から遠い側即ちTop側の領域では光の強度が低くなる。本実施の形態では、この拡散光の性質を考慮して、反射板44のうち、発光部41に近い側には発光部41の光軸方向と反射面がほぼ平行な第1反射部44aを位置させ、拡散板12に向かう反射光量を小さくするようにしている。一方で、発光部41から遠い側には発光部41の光軸方向に対して傾斜する第2反射部44bを位置させ、拡散板12に向かう反射光量を大きくするようにしている。
このような構成を採用することで、発光モジュール40では、反射板44による光の反射量の均一化を図ることが可能となる。
続いて、発光部41から照射される光のうち、調整部材45へ向かう光Bm3及び光Bm4について説明する。
発光部41から照射された光Bm3は、発光モジュール40aの調整部材45において、一部が吸収されあるいは反射する。そして、光Bm3のうち、調整部材45に吸収されず、調整部材45で反射しない光は、調整部材45を透過して拡散板12へと進む。
また、発光部41から照射された光Bm4は、発光モジュール40bの調整部材45において一部が吸収されあるいは反射する。このとき、光Bm4は、光Bm3よりも調整部材45において光源に近い側にて、調整部材45に入射する。従って、光Bm4は、光Bm3と比較して、相対的に調整部材45によって吸収あるいは反射される量が多くなっている。そして、光Bm4のうち、調整部材45に吸収されずあるいは調整部材45で反射しない光が、調整部材45を透過して拡散板12へと向けて進行する。
上記のとおり、調整部材45は、発光部41から照射される光の一部を吸収あるいは反射することによって、発光部41から照射される光の一部のみを拡散板12側へと透過させる。これにより、本実施形態の発光モジュール40では、発光部41が設けられた領域の光量が他の領域と比べて、著しく大きくなることを防止している。さらに、調整部材45は、発光部41から入射する光を全て吸収あるいは反射して遮らないように構成されている。従って、本実施形態の発光モジュール40では、調整部材45を設けることによって、調整部材45が配置される領域の光量が、他の領域と比較して著しく小さくなることを防止している。その結果、バックライト装置10から液晶表示モジュール20に照射される光の輝度ムラの発生を抑制している。
なお、本実施形態の調整部材45は、白色の部材によって構成されている。これにより、調整部材45では、発光部41から照射される光のうち特定の成分(波長)のみが吸収あるいは反射されないようなっている。従って、調整部材45は、光の量は減少させるものの、光の成分は変えないようにして、発光部41からの光を透過している。
また、本実施形態では、調整部材45の厚みを発光部41からの距離に応じて変えることにより、縦方向Vにおける発光部41の光の強度の変化に対応している。即ち、調整部材45は、発光部41に近い側(一端側45a)では厚みを厚くして、光の強度が高い発光部41近傍では光を透過させ難くしている。一方で、調整部材45は、発光部41に遠い側(他端側45b)では厚みを薄くして、発光部41から遠ざかることにより光の強度が低下した分を補うように、光を透過させ易くしている。このようにして、調整部材45は、調整部材45を透過する光について、調整部材45の縦方向Vの光量分布を一様にしている。
以上のようにして、各発光モジュール40a〜40eでは、反射板44及び調整部材45を備えることによって、バックライト装置10全体としての輝度ムラを抑制し、表示パネル21へ向けて好適な光の照射を行っている。さらに、本実施形態のバックライト装置10は、発光モジュール40に反射板44及び調整部材45を備えることによって、必ずしも導光板(ライトガイド)を設ける必要がなくなる。従って、バックライト装置10の軽量化を実現することができる。
図8は、調整部材の形状について他の例を説明するための図である。図8(a)は発光モジュール40aの断面図を、図8(b)は調整部材145の上面図を示している。
調整部材145は、例えば図6を参照しながら説明した調整部材45と比較して、配置等の構成は同様である。
上述の調整部材45では、その厚みを変えることで、発光部41から照射される光の透過しやすさを縦方向Vに変化させていた。これに対して、図8(a)に示す調整部材145は、縦方向Vに対して厚みが略一定のものである。例えば、調整部材145は、図8(a)に拡大して示すように、一端側145aの厚みB1と他端側145bの厚みB2とが同等に形成されている(B1≒B2)。そして、この例では、厚みが一定である調整部材145に対し、複数の穴146を設けることによって、発光部41から照射される光の透過しやすさを縦方向Vに変化させている。
図8(b)に示すように、調整部材145には、大きさがほぼ等しい複数の穴146が形成されている。そして、調整部材145は、一端側145aから他端側145bに向かうに従って、横方向Hに亘って形成される穴146の数が多くなるように構成されている。これにより、発光部41に近い側(一端側145a)では、発光部41から遠い側と比較して穴146の数が少なくなるため、発光部41から照射された光の透過量が小さくなる。一方で、発光部41から遠い側(他端側145b)では、光が穴146を通過できる面積が大きくなることで、発光部41から照射された光の透過量が大きくなる。このようにして、調整部材145では、発光部41から照射される光の透過しやすさを、縦方向Vに変化させている。
また、上記の例では、穴146の大きさを略等しくして、調整部材145に形成される穴146の数を変えていた。これに対して、例えば調整部材145の横方向Hに亘って設けられる穴146の数は同等にして、穴146の大きさを変えるようにしても良い。即ち、調整部材45に形成される複数の穴146の面積を調整部材145の縦方向Vに変化させて、調整部材145における光の透過しやすさを変えるように構成すれば良い。なお、穴146は、必ずしも調整部材145の基材を貫通するように設けられる必要はなく、窪み状であっても良い。
図9は、調整部材45を設ける位置について他の例を説明するための図である。
上記までの例では、調整部材45は、反射板44のTop側に設けられている。これに対し、図9に示す例では、調整部材45は、反射板44のBottom側に設けられる。
図9に示す例では、発光部41における板状基板51の調整部材対向面51b(図5(b)参照)に、調整部材45の一端側45aが取り付けられている。そして、調整部材45は、発光部41の拡散板12側にて、他端側45bがTop側に延びて設けられる。このように、調整部材45を発光部41(LEDパッケージ50)に取り付けることによって、同一の発光モジュール40に設けられた発光部41と調整部材45とを用いて、発光部41から拡散板12側へと向かう光の光量を調整しても良い。
<実施形態2>
図10は、実施形態2が適用される光源装置11の全体構成を説明するための図である。図10(a)は実施形態2のバックライト装置10の全体構成図を、図10(b)は(a)に示すB−B断面を示す図である。
なお、実施形態1と同様な部材等については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図10(a)に示すように、実施形態2のバックライト装置10における発光装置32は、それぞれが横方向Hに沿って延び、且つ、縦方向Vに複数(本実施の形態では4つ)配列に配置された発光モジュール40a〜40dを有している。また、発光モジュール40aは最も下側(Bottom側)に、発光モジュール40dは最も上側(Top側)に、それぞれ位置する。そして、図10(a)に示すように、発光モジュール40a、発光モジュール40b、発光モジュール40c、発光モジュール40dの順に隣り合うように、バックライトフレーム31に配列される。なお、実施形態2における発光モジュール40a〜40dは、それぞれ図3に示すものとほぼ同様の構成を有している。
そして、発光モジュール40a及び発光モジュール40bは、各々の発光部41の発光方向がBottom側からTop側に設定され、反射板44によって液晶パネル21側へと光を照射する。一方、発光モジュール40c及び発光モジュール40dは、各々の発光部41の発光方向がTop側からBottom側に設定され、反射板44によって液晶パネル21側へと光を照射するものである。
このように、実施形態2の光源装置32では、各発光モジュール40における発光部41の光の照射方向を、バックライトフレーム31の縦方向Vの両端側から中央部に向けることによって、液晶パネル21側へ向けて効率良く光照射を行うことができる。
図10(b)に示すように、発光モジュール40aの発光部41の拡散板12側には、調整部材45が設けられている。なお、実施形態2の発光モジュール40aにおいて、調整部材45は、図9を参照しながら説明したように反射板44とは別体に設けられている。この場合、調整部材45は、発光モジュール40aの発光部41における板状基板51の調整部材対向面51bに接着等によって取り付けられている。また、発光モジュール40bの発光部41は、図中左側に隣接する発光モジュール40aの反射板44から突出して設けられる調整部材45によって覆われている。
同様に、発光モジュール40dの発光部41の拡散板12側には、調整部材45が設けられている。なお、実施形態2の発光モジュール40dにおいて、調整部材45は、図9を参照しながら説明したように反射板44とは別体に設けられている。そして、発光モジュール40cの発光部41は、図中右側に隣接する発光モジュール40dの反射板44から突出して設けられる調整部材45によって覆われている。
以上のようにして、各発光モジュール40の発光部41は、それぞれ隣接する発光モジュール40の調整部材45によって覆われている。そして、各発光部41を覆うように設けられる各調整部材45によって、反射板44を介さずに発光部41から拡散板12側へと直接進行する光の光量が調整される。これにより、実施形態2が適用される発光装置32では、各発光モジュール40a〜40dに調整部材45を備えることによって、発光装置32全体としての輝度ムラを抑制し、表示パネル21へ向けて均一な光を照射することが可能となる。
なお、実施の形態1、2では、RGBの3色のLED52を用いて白色光を生成するように構成していたが、これに限られるものではない。例えば全てのLED52を青色発光ダイオードで構成し、レンズ54に青色光を黄色光に変換する蛍光体を添加しておくことにより、白色光を生成するようにしてもよい。また、レンズ54に青色光を緑色光および赤色光に変換する蛍光体を添加するようにしてもよい。さらに、例えば全てのLED52を紫外発光ダイオードで構成し、レンズ54に紫外光を青色光、緑色光及び赤色光に変換する蛍光体を添加する構成を採用してもよい。
また、実施の形態1、2では、LEDパッケージ50を構成する各LED52に個別にレンズ54を形成するようにしていたが、これに限られるものではなく、例えばLEDパッケージ50を構成する各LED52に一括してレンズ54を形成するようにしてもかまわない。
本実施形態の液晶表示装置の全体構成を示す図である。 光源装置の構成を説明するための図である。 発光モジュールの斜視図を示している。 配線基板について説明するための図である。 LEDパッケージを説明するための図である。 発光モジュールの反射板及び調整部材を説明するための図である。 発光モジュールにおける光の挙動について説明するための図である。 調整部材の形状について他の例を説明するための図である。 調整部材を設ける位置について他の例を説明するための図である。 実施形態2が適用される光源装置の全体構成を説明するための図である。
符号の説明
10…バックライト装置、20…液晶表示モジュール、21…液晶パネル、31…バックライトフレーム、32…発光装置、40a〜40e(40)…発光モジュール、41…発光部、44…反射板、44a…第1反射部、44b…第2反射部、45…調整部材

Claims (5)

  1. 画像表示を行う表示パネルと、当該表示パネルの背面に設けられ当該表示パネルの背面から光を照射する発光装置とを備える表示装置であって、
    前記発光装置は、
    一端側から他端側へと延びて展開されるフレームと、
    前記フレームに配置される複数の発光モジュールとを有し、
    前記発光モジュールは、
    前記一端側から前記他端側に向けて光を照射する発光部と、
    前記発光部の前記フレーム側に設けられ、当該発光部から照射される光を前記表示パネル側に向けて反射する反射部と、
    前記反射部と一体に設けられるとともに、隣り合う他の発光モジュールの前記発光部の前記表示パネル側にて、前記一端側から前記他端側へ延びて設けられ、厚みを変化させることにより当該発光部から照射される光の透過率を変化させる透過調整部材と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記反射部は、
    前記発光部の前記フレーム側にて、当該フレームに沿って展開され、当該発光部から照射される光を前記表示パネル側に向けて反射する第1の反射部と、
    前記第1の反射部と一体に設けられ、前記発光部の前記フレーム側にて、当該発光部から離れるに従って前記表示パネル側に近づく方向に傾斜し、当該発光部から照射される光を当該表示パネル側に向けて反射する第2の反射部とを備え、
    前記透過調整部材は、前記第2の反射部の前記他端側の端部にて延びて設けられることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 一端側から他端側へと延びて展開されるフレームと、
    前記フレームに配置される複数の発光モジュールとを有し、
    前記発光モジュールは、
    前記一端側から前記他端側に向けて光を照射する発光部と、
    前記発光部の前記フレーム側に設けられ、当該発光部から照射される光を当該フレームとは逆側に向けて反射する反射部と、
    前記反射部と一体に設けられるとともに、隣り合う他の発光モジュールの前記発光部の前記フレームとは逆側にて、前記一端側から前記他端側へ延びて設けられ、厚みを変化させることにより当該発光部から照射される光の透過率を変化させる透過調整部材と
    を備えることを特徴とする発光装置。
  4. 前記反射部は、
    前記発光部の前記フレーム側にて、当該フレームに沿って展開され、当該発光部から照射される光を前記フレームとは反対側に向けて反射する第1の反射部と、
    前記第1の反射部と一体に設けられ、前記発光部の前記フレーム側にて、当該発光部から離れるに従って当該フレームから離れる方向に傾斜し、当該発光部から照射される光を当該フレームとは反対側に向けて反射する第2の反射部とを備え、
    前記透過調整部材は、前記第2の反射部の前記他端側の端部にて延びて設けられることを特徴とする請求項に記載の発光装置。
  5. 一端側から他端側へと延びて展開されるフレームと、
    前記フレームの前記一端側から前記他端側に向けた方向に並べて配設される複数の発光モジュールとを備え、
    前記発光モジュールは、
    前記一端側から前記他端側に向けて光を照射する発光部と、
    前記一端側から前記他端側に向かうに従い前記フレームから遠ざかる方向に傾斜する傾斜面を有し、当該発光部からの光を当該フレームとは逆側に向けて反射する反射部材と、
    前記反射部材と一体に設けられるとともに、厚みを変化させることにより前記発光部から前記フレームとは逆側に向かうおよび/または当該発光モジュールに隣り合う他の発光モジュールの発光部から当該フレームとは逆側に向かう光の透過率を変化させる透過調整部材と
    を備えることを特徴とする発光装置。
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