JP5276296B2 - 収納棚 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の側板が、所定の間隔をあけて対向配置されるとともに壁面に固定され、これら複数の側板と壁面とで囲まれた箇所が収納部とされた収納棚に関する。
従来、物品を収納するための収納棚として、特許文献1に記載の壁面収納ユニットが知られている。この壁面収納ユニットは、収納箱体の内部に複数の棚板が設けられるとともに、収納箱体の前側全面にわたって扉体が設けられており、複数の棚板によって物品を収納する際の利便性を向上できるとともに、扉体によって収納箱体の前面開口を開閉できるようになっている。
特開2000−248735号公報
ところが、特許文献1のような壁面収納ユニットの場合、扉体が収納箱体の前側全面にわたって設けられているので、この扉板を開いて、収納箱体の前面開口を開放させると、収納箱体の内部全体が露出することとなる。このように、扉体を開けただけで、収納箱体の内部全体が露出してしまうと、見せたくないものがあっても見えてしまうので、好ましくない。
そこで、例えば扉体を複数用いるなどして、収納箱体の内部全体を露出させずに、任意の箇所だけを開放させたいという要望があった。さらには、棚板を任意の高さ位置に取り付けたり、複数の扉体をそれぞれ異なる大きさのものとしたり等、使用者の要望に合った収納スペースの使い方を実現できるような収納棚の開発が望まれていた。
本発明の課題は、使用者の要望に合った収納スペースの使い方を確実に実現することが可能な収納棚を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、収納棚1であり、例えば図1〜図に示すように、複数の側板2が、所定の間隔をあけて対向配置されるとともに壁面3に固定され、これら複数の側板2と壁面3とで囲まれた箇所が収納部4とされており、
前記複数の側板2の正面側端部には、前記収納部4の開放された一面を開閉する複数の扉板5,6,7が設けられており、
前記複数の側板2どうしの対向面には、これら対向面を上下方向に沿って複数に等分割した位置に、棚板8支持用の支持軸8aを差し込むための被差込穴2aがそれぞれ形成されており、
上下方向に隣り合う前記被差込穴2a間の長さが基準高さ寸法Hとされており、前記複数の扉板5,6,7の高さ寸法は、この基準高さ寸法Hの整数倍に設定されており、
上下方向に隣接する扉板5,6,7の裏面間に、これら隣接する扉板5,6,7どうしを連結する連結板材17が架設固定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記複数の側板2の正面側端部には、前記収納部4の開放された一面を開閉する複数の扉板5,6,7が設けられているので、これら複数の扉板5,6,7の任意の扉板を開けることによって、前記収納部4の内部全体を露出させずに、任意の箇所だけを開放させることができる。
さらに、前記複数の側板2どうしの対向面には、これら対向面を上下方向に沿って複数に等分割した位置に、前記棚板8支持用の支持軸8aを差し込むための被差込穴2aがそれぞれ形成されているので、これら被差込穴2aが形成された高さ位置の任意の箇所に、前記棚板8を取り付けることができる。
また、前記複数の扉板5,6,7の高さ寸法が、上下方向に隣り合う前記被差込穴2a間の長さである基準高さ寸法Hの整数倍に設定されているので、これら複数の扉板5,6,7の高さ寸法をそれぞれ異なるものとすることができるとともに、これら大きさの異なる扉板5,6,7を、様々なパターンで組み合わせることができる。
これによって、前記棚板8を任意の高さ位置に取り付けできるとともに、異なる大きさの複数の扉板5,6,7を様々なパターンで組み合わせることができるので、前記収納部4を、前記棚板8によって自由に仕切るとともに、それに合わせて前記複数の扉板5,6,7を自由に取り付けることによって、使用者の要望に合った収納スペースの使い方を確実に実現することが可能となる。
また、上下方向に隣接する扉板5,6,7の裏面間に、これら隣接する扉板5,6,7どうしを連結する連結板材17が架設固定されているので、前記複数の扉板5,6,7を連結して、例えば一枚の扉板として使用することができる。これによって、前記扉板5,6,7の組み合わせのパターンを増加させることができるので、使用者の要望に合った収納スペースの使い方をより確実に実現することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図2および図3に示すように、請求項1に記載の収納棚1において、
前記複数の扉板5,6,7は、一片10aが各扉板5,6,7の一側端部の上下端部に固定されるとともに、他片10bが前記複数の側板2の正面側端部に沿って固定される蝶番10を介して、前記複数の側板2の正面側端部に設けられており、
前記上下方向に隣り合う被差込穴2a間には、前記蝶番10の他片10bを固定する軸部10cを差し込むための蝶番用被差込穴2bが、前記複数の側板2の正面側端部に沿って、所定の間隔で複数形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、上下方向に隣り合う被差込穴2a間には、前記蝶番10の他片10bを固定する軸部10cを差し込むための蝶番用被差込穴2bが、前記複数の側板2の正面側端部に沿って、所定の間隔で複数形成されているので、前記蝶番10は前記基準高さ寸法Hの範囲内に設けられることとなる。したがって、前記複数の扉板5,6,7が、それぞれ異なる大きさであっても、前記基準高さ寸法Hの整数倍に設定されているので、これら複数の扉板5,6,7を、前記蝶番10を介して、前記複数の側板2の正面側端部に確実に取り付けることができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図2および図3に示すように、請求項2に記載の収納棚1において、
前記複数の扉板5,6,7は、これら複数の扉板5,6,7の押動作用により係脱するプッシュラッチ11によってロックおよびロック解除自在となっており、
このプッシュラッチ11は、前記複数の扉板5,6,7の他側端部に固定される係合片11aと、この係合片11aに係合し、前記複数の側板2の正面側端部に固定される被係合部11bとを備えており、
この被係合部11bを固定する軸部11cは、前記複数の側板2どうしの対向面に形成された前記蝶番用被差込穴2bに差し込まれていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記プッシュラッチ11は、前記複数の扉板5,6,7の他側端部に固定される係合片11aと、この係合片11aに係合し、前記複数の側板2の正面側端部に固定される被係合部11bとを備えているので、このプッシュラッチ11は、前記蝶番10が取り付けられていない側の前記複数の側板2の正面側端部に取り付けられることとなる。そして、前記被係合部11bを固定する軸部11cは、前記複数の側板2どうしの対向面に形成された前記蝶番用被差込穴2bに差し込まれているので、前記プッシュラッチ11を前記複数の側板2に取り付ける際に、例えば、このプッシュラッチ用の穴等を形成する必要がなく、前記蝶番用被差込穴2bを併用することができて効率が良い。
請求項4に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の収納棚1において、
前記複数の側板2は、床面3aから天井3bまでの高さに設定されており、
前記複数の側板2の上端部間には、これら複数の側板2の上端部を遮蔽する幕板12が架設されるとともに、前記複数の側板2の下端部間には、これら複数の側板2の下端部を遮蔽する幅木13が架設されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記複数の側板2は、床面3aから天井3bまでの高さに設定されているので、これら複数の側板2と壁面3とで囲まれた収納部4を、部屋の床面3aから天井3bに達する比較的大きな収納スペースとすることができ、収納力を向上させることができる。
また、前記複数の側板2の上端部を遮蔽する幕板12が架設されるとともに、前記複数の側板2の下端部を遮蔽する幅木13が架設されているので、これら幕板12および幅木13によって、前記複数の側板2と、床面3aおよび天井3bとの境界部分をそれぞれ遮蔽することができる。これによって、前記収納棚1と壁面3との一体化を図ることができるので、外観性に優れる。
本発明によれば、複数の側板の正面側端部には、収納部の開放された一面を開閉する複数の扉板が設けられているので、これら複数の扉板の任意の扉板を開けることによって、収納部の内部全体を露出させずに、任意の箇所だけを開放させることができる。
さらに、複数の側板どうしの対向面には、これら対向面を上下方向に沿って複数に等分割した位置に、棚板支持用の支持軸を差し込むための被差込穴がそれぞれ形成されているので、これら被差込穴が形成された高さ位置の任意の箇所に、棚板を取り付けることができる。
また、複数の扉板の高さ寸法が、上下方向に隣り合う被差込穴間の長さである基準高さ寸法の整数倍に設定されているので、これら複数の扉板の高さ寸法をそれぞれ異なるものとすることができるとともに、これら大きさの異なる扉板を、様々なパターンで組み合わせることができる。
これによって、棚板を任意の高さ位置に取り付けできるとともに、異なる大きさの複数の扉板を様々なパターンで組み合わせることができるので、収納部を、棚板によって自由に仕切るとともに、それに合わせて複数の扉板を自由に取り付けることによって、使用者の要望に合った収納スペースの使い方を確実に実現することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態の収納棚1は、図1〜図5に示すように、複数の側板2が、所定の間隔をあけて対向配置されるとともに壁面3に固定され、これら複数の側板2と壁面3とで囲まれた箇所が収納部4とされており、前記複数の側板2の正面側端部には、前記収納部4の開放された一面を開閉する複数の扉板5,6,7が設けられており、前記複数の側板2どうしの対向面には、これら対向面を上下方向に沿って複数に等分割した位置に、棚板8支持用の支持軸8aを差し込むための被差込穴2aがそれぞれ形成されている。
そして、上下方向に隣り合う前記被差込穴2a間の長さが基準高さ寸法Hとされており、前記複数の扉板5,6,7の高さ寸法は、この基準高さ寸法Hの整数倍に設定されている。
前記複数の側板2は、図3に示すように、上下方向に長尺な矩形板材であり、床面3aから天井3bまでの高さに設定されており、これら複数の側板2と壁面3とで囲まれた収納部4を、部屋の床面3aから天井3bに達する比較的大きな収納スペースとすることができ、収納力を向上できるようになっている。
また、これら複数の側板2は、前記壁面3に打ち込まれた止着材16aの頭部に係合する側板用固定部材16によって前記壁面3に固定されている。
さらに、これら複数の側板2どうしの対向面には、上述のように、これら対向面を上下方向に沿って複数に等分割した位置に、棚板8支持用の支持軸8aを差し込むための被差込穴2aがそれぞれ形成されており、これら被差込穴2aが形成された高さ位置の任意の箇所に、前記棚板8を取り付けできるようになっている。
また、上下方向に隣り合う被差込穴2a間には、蝶番10の他片10bを固定する軸部10cを差し込むための蝶番用被差込穴2bが、前記複数の側板2の正面側端部に沿って、所定の間隔で複数形成されている。この蝶番10とは、図2および図3に示すように、一片10aが各扉板5,6,7の一側端部の上下端部に固定されるとともに、他片10bが前記複数の側板2の正面側端部に沿って固定されるものであり、この蝶番10を介して回転可能となるように、前記扉板5,6,7が、前記複数の側板2の正面側端部に設けられている。
また、これら被差込穴2aおよび蝶番用被差込穴2bは、前記複数の側板2の両側面に形成されている。
また、前記被差込穴2aは、図3に示すように、前記側板2の奥行き方向に沿って、前側および後側にそれぞれ1穴ずつ形成されている。
また、前記蝶番用被差込穴2bは、前記蝶番10を2箇所で安定的に固定するために上下2穴を1セットとして形成されている。そして、本実施の形態においては、上下に隣り合う被差込穴2a間に、このような蝶番用被差込穴2bが3セット形成されている。
なお、本実施の形態の被差込穴2aを前記側板2の奥行き方向に沿って、前側および後側にそれぞれ形成された1穴としたが、これに限られるものではない。また、前記蝶番用被差込穴2bを上下2穴を1セットしたがこれに限られるものではない。すなわち、これら被差込穴2aおよび蝶番用被差込穴2bの穴数を統一して、いずれの穴にでも棚板8支持用の支持軸8aや、軸部10c(11c)を差し込めるようにして、これら被差込穴2aと蝶番用被差込穴2bとを併用できるようにしてもよい。
その際は、奥行き方向前側の被差込穴2aと、前記蝶番用被差込穴2bとを上下方向に沿って一列に配列する。また、例えば棚板8を支持する際に、上下2穴にも対応できるように、これら2穴に差し込めるような2本の軸部を有するような支持金物を使用したり、1穴でも確実に固定できるような蝶番を用いたりすることが望ましい。
また、前記被差込穴2aに支持軸8aを差し込んで、前記被差込穴2aが形成された位置に、前記棚板8を必ずしも取り付ける必要はない。つまり、収納部4に対して長尺な物品を収納する際は、棚板8が必要ない場合もある。
また、前記収納部4は、図2に示すように、前記複数の側板2と壁面3とで囲まれた箇所を指しており、前記側板2の枚数を増やすことによって、前記収納部4も増やすことができるようになっている。つまり、2枚の側板2と壁面3とで囲まれた箇所には収納部4が一つであり、3枚の側板2と壁面とで囲まれた箇所には収納部4が二つであり、本実施の形態においては、7枚の側板2と壁面3とで囲まれた箇所が収納部4とされ、その数は六つとなっている。
なお、前記複数の側板2どうしの間隔は適宜変更可能である。これによって、前記収納部4の幅寸法を縮めたり、広げたりすることができる。また、これに応じて、前記複数の扉板5,6,7の幅寸法を適宜変更する。
一方、前記複数の側板2の正面側端部に設けられる前記扉板5,6,7は、上述のように、それぞれ高さ寸法が、前記基準高さ寸法Hの整数倍に設定されている。本実施の形態においては、図1に示すように、前記扉板5は、前記基準高さ寸法Hの1倍に設定され、前記扉板6は、前記基準高さ寸法Hの2倍に設定され、前記扉板7は、前記基準高さ寸法Hの3倍に設定されている。
なお、前記複数の側板2は、基準高さ寸法Hの3倍に設定された前記扉板7を上下に2枚連続させたよりも若干高くなるように設定されている。つまり、図3に示すように、基準高さ寸法Hの6倍以上の高さに設定されており、天板および地板に該当する棚板8を含む、計7枚の棚板8を取り付けできるようになっている。
また、上述のように、これら複数の扉板5,6,7は、図2および図3に示すように、前記蝶番10を介して、前記複数の側板2の正面側端部に設けられており、前記上下方向に隣り合う被差込穴2a間には、前記蝶番10の他片10bを固定する軸部10cを差し込むための蝶番用被差込穴2bが、前記複数の側板2の正面側端部に沿って、所定の間隔で複数形成されている。
これによって、前記蝶番10は前記基準高さ寸法Hの範囲内に設けられることとなり、前記複数の扉板5,6,7が、それぞれ異なる大きさであっても、前記基準高さ寸法Hの整数倍に設定されているので、これら複数の扉板5,6,7を、前記蝶番10を介して、前記複数の側板2の正面側端部に確実に取り付けできるようになっている。
また、この蝶番10は、上述のように、前記各扉板5,6,7の一側端部に固定されるものであり、具体的には、図3に示すように、前記収納部4に面する複数の側板2のうち、正面視左側の側板2の正面側端部に固定してもよく、正面右側の側板2の正面側端部に固定してもよい。つまり、本実施の形態の扉板5,6,7は、片開き戸のような形態で開閉動作を行うものでもよく、両開き戸のような形態で開閉動作を行うものでもよい。
さらに、これら複数の扉板5,6,7は、これら複数の扉板5,6,7の押動作用により係脱するプッシュラッチ11によってロックおよびロック解除自在となっている。
このプッシュラッチ11は、図2および図3に示すように、前記複数の扉板5,6,7の他側端部に固定される係合片11aと、この係合片11aに係合し、前記複数の側板2の正面側端部に固定される被係合部11bとを備えており、これによって、このプッシュラッチ11は、前記蝶番10が取り付けられていない側の前記複数の側板2の正面側端部に取り付けられることとなる。
また、この被係合部11bを固定する軸部11cは、前記複数の側板2どうしの対向面に形成された前記蝶番用被差込穴2bに差し込まれている。
すなわち、前記被係合部11bを固定する軸部11cは、前記複数の側板2どうしの対向面に形成された前記蝶番用被差込穴2bに差し込まれているので、前記プッシュラッチ11を前記複数の側板2に取り付ける際に、例えば、このプッシュラッチ11用の穴等を形成する必要がなく、前記蝶番用被差込穴2bを併用することができて効率が良い。
なお、本実施の形態のプッシュラッチ11は、前記係合片11aと、前記被係合部11bとの係合関係によるものとしたが、これに限られるものではなく、例えばマグネット式等のプッシュラッチであってもよい。
そして、以上のように前記複数の扉板5,6,7の高さ寸法が、上下方向に隣り合う前記被差込穴2a間の長さである基準高さ寸法Hの整数倍に設定されているので、これら複数の扉板5,6,7の高さ寸法をそれぞれ異なるものとすることができるとともに、これら大きさの異なる扉板5,6,7を、様々なパターンで組み合わせることができる。
図4(a)〜(g)は、このような様々なパターンの一例を示しており、収納棚1を正面視した際の扉板5,6,7のレイアウトとなっている。図4中における最も小さい扉板が前記扉板5であり、次に大きい扉板が前記扉板6であり、最も大きい扉板が前記扉板7である。
図4(a)における収納棚1は、前記側板2が3枚使用されており、正面視左側の収納部4の前面に、複数の扉板5,6,7が設けられている。順番としては、最も大きい扉板7が最上部に配置され、その下方に前記扉板5が配置され、最下部に前記扉板6が配置されている。また、正面視右側の収納部4の前面には、3枚の前記扉板6が上下方向に並んで設けられている。
図4(b)〜(g)に示す他の例においても、前記扉板5,6,7が適宜組み合わされて設けられており、様々なパターンを実現できる。
また、図示はしないが、前記扉板5,6,7の組み合わせのパターンとして、例えば、扉板5,6,7を取り付けない箇所、すなわち、収納部4の一部を故意に露出させるようなパターンでもよいものとする。すなわち、ただ単に扉板5,6,7を取り付けないだけでなく、仮に、収納部4が基準高さ寸法Hの3倍の高さ寸法に設定されていたとして、この収納部4の前面に、基準高さ寸法Hの1倍の高さ寸法の扉板5や、基準高さ寸法Hの2倍の高さ寸法の扉板6を取り付けるようにしてもよい。これによって、故意に、収納部4の内部の一部を見せることができる。
なお、本実施の形態の扉板7は、前記基準高さ寸法Hの3倍に設定されているが、この扉板7よりも長尺な物品を収納したい際は、図6に示すように、上下方向に隣接する扉板5,6,7の裏面間に、これら隣接する扉板5,6,7どうしを連結する連結板材17を架設固定する。これによって、前記複数の扉板5,6,7を連結して、例えば一枚の扉板として使用することができるので、前記扉板5,6,7の組み合わせのパターンを増加させることができ、使用者の要望に合った収納スペースの使い方を確実に実現することが可能となる。
また、前記扉板5,6,7間には若干の隙間が確保され、扉板5,6,7を開閉しやすくなっているとともに、この隙間から見える前記連結板材17の表面は、前記扉板5,6,7の表面と同色となるように設定されている。
また、この連結板材17の裏面には、複数のフック17aが設けられており、物品を引っ掛けて収納できるようになっている。
一方、前記棚板8は、隣り合う側板2間に架設されるものであり、前記収納部4を仕切ることができるとともに、自身の上面に物品を載置することによって、物品を収納できるようになっている。
また、この棚板8は、上述のように前記複数の側板2の上端部に設けられるものを天板として使用しているとともに、下端部に設けられるものを地板として使用している。
このような棚板8を側板2に取り付ける際は、図5に示すように、前記被差込穴2aに差し込まれた支持軸8aの頭部に係合する係合部材8bが、前記棚板8の側端部に設けられている。このような係合部材8aは、ドライバー等によって締め付けできるようになっている。
なお、本実施の形態の収納棚1は、図1に示すように、前記複数の側板2が、床面3aから天井3bまでの高さに設定されており、正面視左側端に位置する側板2が、前記壁面3に直交する壁面30に対向しており、正面視右側に位置する側板2が壁面のないオープン空間に面するようにして、設けられている。
そして、図1および図3に示すように、前記複数の側板2の上端部間には、これら複数の側板2の上端部を遮蔽する幕板12が架設されるとともに、前記複数の側板2の下端部間には、これら複数の側板2の下端部を遮蔽する幅木13が架設されている。
これにより、これら幕板12および幅木13によって、前記複数の側板2と、床面3aおよび天井3bとの境界部分をそれぞれ遮蔽することができるので、前記収納棚1と壁面3との一体化を図ることができ、外観性に優れる。
なお、これら幕板12や幅木13は、収納棚1の幅寸法が長い場合は、図1に示すように、2本の幕板12および幅木13を、それぞれ長さ方向に接合して用いるようにしてもよい。
また、正面視左側端に位置する側板2には、図2に示すように、この側板2の正面側端面に、この側板2と前記壁面30との間の隙間を遮蔽する調整材15が設けられている。この調整材15は、この調整材15の凹部を、前記正面視左側端に位置する側板2の前側側面に固定され、前方に突出する調整材下地15aの突端に嵌合するようにして設けられている。
さらに、正面視右側端に位置する側板2には、図1および図2に示すように、この側板2の側面を覆うようにして化粧側板14が設けられている。
この化粧側板14は、前記扉板5,6,7と同じ表面化粧が施されており、前記正面視右側端に位置する側板2の側面に露出する被差込穴2aおよび蝶番用被差込穴2bを隠すことができるようになっている。
なお、本実施の形態の収納棚1は、このように直交する壁面3と壁面30との入隅部に設けられるものとしたが、これに限られるものではなく、凹状に形成された壁面に埋設するようにして設けたり、両側がオープン空間となるような位置に設けたりしてもよい。
本実施の形態によれば、前記複数の側板2の正面側端部には、前記収納部4の開放された一面を開閉する複数の扉板5,6,7が設けられているので、これら複数の扉板5,6,7の任意の扉板を開けることによって、前記収納部4の内部全体を露出させずに、任意の箇所だけを開放させることができる。
さらに、前記複数の側板2どうしの対向面には、これら対向面を上下方向に沿って複数に等分割した位置に、前記棚板8支持用の支持軸8aを差し込むための被差込穴2aがそれぞれ形成されているので、これら被差込穴2aが形成された高さ位置の任意の箇所に、前記棚板8を取り付けることができる。
また、前記複数の扉板5,6,7の高さ寸法が、上下方向に隣り合う前記被差込穴2a間の長さである基準高さ寸法Hの整数倍に設定されているので、これら複数の扉板5,6,7の高さ寸法をそれぞれ異なるものとすることができるとともに、これら大きさの異なる扉板5,6,7を、様々なパターンで組み合わせることができる。
これによって、前記棚板8を任意の高さ位置に取り付けできるとともに、異なる大きさの複数の扉板5,6,7を様々なパターンで組み合わせることができるので、前記収納部4を、前記棚板8によって自由に仕切るとともに、それに合わせて前記複数の扉板5,6,7を自由に取り付けることによって、使用者の要望に合った収納スペースの使い方を確実に実現することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る収納棚を示す斜視図である。 図1の収納棚を示す平断面図である。 図1の収納棚を示す側断面図である。 複数の扉板の組み合わせの一例を示す参考正面図である。 棚板の取付形態を示す斜視図である。 連結板材の取付形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 収納棚
2 側板
2a 被差込穴
3 壁面
4 収納部
5 扉板
6 扉板
7 扉板
8 棚板
H 基準高さ寸法

Claims (4)

  1. 複数の側板が、所定の間隔をあけて対向配置されるとともに壁面に固定され、これら複数の側板と壁面とで囲まれた箇所が収納部とされており、
    前記複数の側板の正面側端部には、前記収納部の開放された一面を開閉する複数の扉板が設けられており、
    前記複数の側板どうしの対向面には、これら対向面を上下方向に沿って複数に等分割した位置に、棚板支持用の支持軸を差し込むための被差込穴がそれぞれ形成されており、
    上下方向に隣り合う前記被差込穴間の長さが基準高さ寸法とされており、前記複数の扉板の高さ寸法は、この基準高さ寸法の整数倍に設定されており、
    上下方向に隣接する扉板の裏面間に、これら隣接する扉板どうしを連結する連結板材が架設固定されていることを特徴とする収納棚。
  2. 請求項1に記載の収納棚において、
    前記複数の扉板は、一片が各扉板の一側端部の上下端部に固定されるとともに、他片が前記複数の側板の正面側端部に沿って固定される蝶番を介して、前記複数の側板の正面側端部に設けられており、
    前記上下方向に隣り合う被差込穴間には、前記蝶番の他片を固定する軸部を差し込むための蝶番用被差込穴が、前記複数の側板の正面側端部に沿って、所定の間隔で複数形成されていることを特徴とする収納棚。
  3. 請求項2に記載の収納棚において、
    前記複数の扉板は、これら複数の扉板の押動作用により係脱するプッシュラッチによってロックおよびロック解除自在となっており、
    このプッシュラッチは、前記複数の扉板の他側端部に固定される係合片と、この係合片に係合し、前記複数の側板の正面側端部に固定される被係合部とを備えており、
    この被係合部を固定する軸部は、前記複数の側板どうしの対向面に形成された前記蝶番用被差込穴に差し込まれていることを特徴とする収納棚。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の収納棚において、
    前記複数の側板は、床面から天井までの高さに設定されており、
    前記複数の側板の上端部間には、これら複数の側板の上端部を遮蔽する幕板が架設されるとともに、前記複数の側板の下端部間には、これら複数の側板の下端部を遮蔽する幅木が架設されていることを特徴とする収納棚。
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