JP5275838B2 - 電子キーシステムの実行優先順位設定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子キーシステムにおいて実行される各種システムで実行の優先順位を設定する電子キーシステムの実行優先順位設定装置に関する。
従来、車両のキーシステムとして、キーが持つ固有のIDコードを無線発信する電子キーを車両キーとして使用し、電子キーから発信されたIDコードを車両のものと照らし合わせてID照合を実行する電子キーシステムが広く使用されている。この種の電子キーシステムには、電子キーに設けられたドア施解錠用のボタンを操作して操作要求(ワイヤレス信号)を車両に無線で発信することにより、各種車両操作を実行するワイヤレスキーシステムが広く普及している。このワイヤレスキーシステムの一種には、例えばドアロック施解錠をキーにより遠隔操作するワイヤレスドアロックシステムがある。なお、このワイヤレス信号は、ワイヤレスキーが持つ固有のIDコードと、キー上で操作されたボタンに応じた機能コードとが含まれた無線信号である。
また、近年の車両には、ワイヤレスキーシステムとしてこの種のワイヤレスドアロックシステム以外に、利便性向上を目的とした各種システムが搭載される傾向にある。この種の他のシステムとしては、例えば車両のスライドドアをキーの遠隔操作で自動開閉させるパワースライドドア開閉システムや、車両のテールゲートをキーの遠隔操作で自動昇降させるテールゲート開閉システム等がある。この種のシステムが車両に搭載される場合、電子キーにはこれらシステム用の専用ボタンが設けられ、このボタンが押し操作されると、ワイヤレスキーシステムのときと同様に、キーが持つ固有のIDコードと操作ボタンに応じた機能コードとを含むワイヤレス信号が車両に飛ばされ、この信号によって各種システムが動作する仕組みをとる。
ところで、このように1つの車両に種々のシステムが搭載される場合、ある1システムのワイヤレス信号を発信している最中、即ちある1システムの動作が実行されている最中に、電子キーにおいて実行システム以外の他のシステムのボタンが操作されて、他システムの動作開始要求が入り、システム実行が重なることもある。このような状況に対応するために、例えば特許文献1には、1システム実行中に他システムの動作開始要求を受け付けた際、新たに受け付けたボタン操作に沿うシステムの動作を優先実行する技術が開示されている。即ち、この先行技術は、1システム動作実行中に他システムの動作開始要求を受け付けると、ボタン操作のシステム動作を優先するロジックとなっている。
特許第3426547号公報
ところで、複数存在するシステムの中には、1度ボタン操作があった際に、このボタン操作によって確実にシステムの動作実行を開始から完了まで行う必要性のある重要度の高いシステムが存在する。このシステムとしては、例えばユーザの操作意志が直ちに反映される必要性の高いシステムが挙げられ、例としては例えばパワースライドドア開閉システムやテールゲート開閉システムがある。しかし、先行技術のようにボタン操作されたシステムを最優先に実行するロジックでは、重要度の高いシステムのワイヤレス信号が発信されている最中に、もし仮にボタン操作を急いで他のボタンを操作してしまうと、重要度の高いシステムの信号発信が途中で止められて、先のシステムが動作しない状態に陥るので、何らかの対応策が要望されていた。
本発明の目的は、複数のシステムのうち重要度の高いものの動作を、より確実に動作完了まで実行することができる電子キーシステムの実行優先順位設定装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、電子キーの通信先に複数のシステムが設けられ、当該電子キーからIDコードを含む動作実行要求通知が前記通信先に発信された際、前記IDコードが前記通信先のものと一致してキー照合が成立することを条件に、複数の前記システムのうちそのときの前記動作実行要求通知に準じた前記システムが動作する電子キーシステムの実行優先順位設定装置において、前記システムの実行が複数重なった際、複数の前記システムのうちどれを優先的に実行するのかが設定された優先順位設定テーブルを参照して、優先順位の高いものから優先して処理する優先処理手段を備え、前記優先順位設定テーブルの前記システムの優先順位は、同一順位に複数のシステムを割り当て可能とすることにより、少なくとも2以上の高低のレベルで順位が割り振られて設定されていることを要旨とする。
この構成によれば、例えば所定のシステムの動作実行中に電子キーから他のシステムに関する動作開始要求を受け付けるなどしてシステムの実行が複数重なった際には、優先順位設定テーブルから決まる優先度の高いシステムが優先的に実行される。このため、もし仮にシステムの実行が複数重なったとしても、優先度が高いシステムから先に動作が実行されるというように、重要度を考慮に入れた制御によって各システムの動作を実行することが可能となる。
前記問題点を解決するために、本発明では、電子キーの通信先に複数のシステムが設けられ、当該電子キーからIDコードを含む動作実行要求通知が前記通信先に発信された際、前記IDコードが前記通信先のものと一致してキー照合が成立することを条件に、複数の前記システムのうちそのときの前記動作実行要求通知に準じた前記システムが動作する電子キーシステムの実行優先順位設定装置において、前記システムの実行が複数重なった際、複数の前記システムのうちどれを優先的に実行するのかが設定された優先順位設定テーブルを参照して、優先順位の高いものから優先して処理する優先処理手段を備え、前記優先処理手段は、前記電子キーに設けられ、前記動作実行要求通知の一信号を発信している最中に他の動作実行要求通知の発信要求を受け付けてシステム実行が重なった際、新たに受け付けた発信要求の方の優先順位が高ければ、そのときの発信動作を停止して新たな発信要求に準じた動作実行要求通知の発信を行い、逆に発信中の動作実行要求通知の方の優先順位が高ければ、このときの要求を受け付けずに発信動作を継続することにより、システムの実行に優先付けを行うことを要旨とする。
この構成によれば、システムの実行に優先順位を持たせる機能を電子キー側に設けたので、この機能を車両に搭載するに際して、車両に特別な設計変更を課さずに済む。
本発明では、前記優先処理手段は、システムの動作実行中に他システムの動作開始要求を受け付けた際、新たに受け付けた要求の方の優先順位が高ければ、動作実行中の当該システムを停止して、新たに受け付けた前記動作開始要求に準じた前記システムの動作を優先して実行し、逆に動作実行中のシステムの方の優先順位が高ければ、動作実行中のシステムを継続して実行することを要旨とする。
この構成によれば、例えばシステム動作実行中に、電子キーから他のシステムの動作開始要求を新たに受け付けた際、実行中のシステムの方が実行の優先度が高ければ、このとき新たに受け付けた動作開始要求に準じたシステムが先に実行されるのではなく、実行中の動作が優先的に実行される。このため、優先度が高いという高重要度のシステムの実行が、新たな動作開始要求の受け付けによって動作途中で停止してしまうような状況を生じなくすることが可能となる。
本発明では、前記優先処理手段は、システム実行中に新たに前記動作開始要求を受け付けた状況下において新たに受け付けた要求の方が実行中のシステムよりも優先度が低くシステム実行を継続した際、新たに受け付けた前記動作開始要求の実行フラグを自身のメモリに保持しておき、実行中の前記システムの動作が完了した後に、前記メモリの前記実行フラグを基に動作することにより、実行中の前記システムの動作終了を待って新規受け付けのシステムの動作を実行することを要旨とする。
この構成によれば、所定システムの実行中に電子キーから新たな動作開始要求を受け付けた際に、実行中のシステムの動作を優先実行した場合でも、新規受け付けのシステムを、動作実行中のシステムの動作終了後に実行することが可能となる。このため、新たなシステムを動作させる際に、何度も電子キーから動作実行要求通知を発信させる操作が不要になるので、システムの利便性を高いものとすることが可能となる。
本発明では、前記優先順位設定テーブルの前記システムの優先順位は、同一順位に複数のシステムを割り当て可能とすることにより、少なくとも2以上の高低のレベルで順位が割り振られて設定されていることを要旨とする。
この構成によれば、例えば動作を途中で止めたくない重要度の高いシステム群を高順位、動作を途中で止めてもよい重要度の低いシステム群を低順位というように、複数のこれらシステムを所定のランクごとに振り分け設定することが可能となる。このため、これらシステムの優先順位を例えば1位、2位…というように一義的な順序で設定せずに済むので、融通性を持たせた形式で優先順位を設定することが可能となる。
本発明では、前記優先処理手段は、前記システムの実行が複数重なった際、これらが同じ優先順位のものである場合には、実行中のシステムを強制停止し、新たに受け付けた動作開始要求のシステムの動作を優先実行することを要旨とする。
この構成によれば、もし仮に同じ優先順位のシステムの実行が重なった際には、実行中のシステムを強制的に停止し、新たに動作開始要求を受け付けたシステムを優先実行する。このため、同じ優先順位のシステムの実行が重なっても、問題なくこれらシステムを動作させることが可能となる。
本発明では、前記電子キーには、前記優先処理の動作がどのような動作状態をとっているのかをユーザに通知する報知部が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、複数のシステムのうち重要度の高いものの動作を、より確実に動作完了まで実行することができる。
一実施形態における電子キーシステムの概略構成を示すブロック図。 システム優先順処理機能の具体的構成を示す電子キーのブロック図。 優先順位設定テーブルの概略を示すテーブル図。 新規受け付けのシステムの方の優先度が高いときの処理の流れを示すブロック図。 実行中のシステムの方の優先度が高いときの処理の流れを示すブロック図。
以下、本発明を具体化した電子キーシステムの実行優先順位設定装置の一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、車両キーとして使用される電子キー2との間で無線通信によりキー照合を行って、このキー照合成立を条件に車両1の各種動作を実行する電子キーシステム3が設けられている。この場合、車両1には、電子キー2との間でキー照合を実行するキー照合装置4と、車両1の各種ドアのドアロック施解錠を管理するドアロック装置5と、車両1の電源状態(電源ポジション)及びエンジン動作状態を管理するエンジン始動装置6とが設けられている。なお、電子キー2は、車両1との間で狭域無線通信が可能であって、電子キー2が固有に持つIDコード(キーコード)を無線通信により車両1に発信して車両1にキー照合を行わせることが可能なキーのことをいう。また、車両1が通信先に相当する。
電子キーシステム3には、電子キー2がIDコードを発信するときに個別のキー操作が不要なキー操作フリーシステムが含まれている。キー操作フリーシステムには、ドアロック施解錠操作の際にキー操作を必要としない機能としてスマートエントリーシステムがある。このスマートエントリーシステムでは、車両1に、電子キー2との間でキー照合(ID照合)を行う照合ECU(Electronic Control Unit)7が設けられている。照合ECU7には、車外にLF帯(Low Frequency:約130KHz)の信号を発信する車外LF発信機8と、車内に同じLF帯の信号を発信する車内LF発信機9と、RF帯(Radio Frequency:約312MHz)の信号を受信可能なRF受信機10とが接続されている。また、照合ECU7は、車内の一ネットワークである車内LAN(Local Area Network)11を介してドアロック装置5及びエンジン始動装置6に接続されている。
また、電子キー2には、電子キー2の各種動作を統括制御する通信制御部12が設けられている。この通信制御部12は、CPU(Central Processing Unit)13やメモリ14等の各種デバイスを持った制御IC(Integrated Circuit)からなり、電子キー2が持つ固有のキーコードとしてIDコードがメモリ14に登録されている。通信制御部12には、LF帯の無線信号を受信可能なLF受信機15と、RF帯の無線信号を発信可能なRF発信機16とが接続されている。通信制御部12は、LF受信機15でどの種の無線信号を受け付けたか否かを逐次監視するとともに、RF発信機16からの信号発信の動作を管理する。
車両1が駐車状態の際、照合ECU7は、車外LF発信機8からLF帯のリクエスト信号Srqを断続的に発信させ、車両周辺にリクエスト信号Srqの車外通信エリアを形成して、狭域無線通信(以降、スマート通信と記す)の成立を試みる。電子キー2がこの車外通信エリアに入り込んでリクエスト信号Srqを受信すると、電子キー2はリクエスト信号Srqに応答する形で、自身のメモリ14に登録されたIDコードを乗せたID信号SidをRF帯の信号で返信する。照合ECU7は、RF受信機10でID信号Sidを受信してスマート通信(車外通信)が確立すると、自身のメモリ17に登録されたIDコードと電子キー2のIDコードとを照らし合わせてID照合、いわゆるスマート照合(車外照合)を行う。照合ECU7は、この車外照合が成立したことを確認すると、ドアロック装置5によるドアロック施解錠動作を許可又は実行する。なお、ID信号Sidが動作実行要求通知を構成する。
また、キー操作フリーシステムには、エンジン始動停止操作の際に実際の車両キー操作を必要とせずに単なるスイッチ操作のみでエンジン(図示略)の始動停止操作を行うことが可能な機能としてワンプッシュエンジンスタートシステムがある。このワンプッシュエンジンスタートシステムでは、例えばカーテシスイッチ(図示略)により運転者の車内への乗車が確認されると、照合ECU7はそれまでの車外LF発信機8からではなく、今度は車内LF発信機9からリクエスト信号Srqを発信して、車内全域に車内通信エリアを形成する。照合ECU7は、電子キー2がこの車内通信エリアに入り込んで返信してきたID信号SidをRF受信機10で受信してスマート通信(車内通信)が確立すると、自身に登録されたIDコードと電子キー2のIDコードとを照らし合わせてID照合、いわゆるスマート照合(車内照合)を行う。照合ECU7は、この車内照合が成立したことを確認すると、エンジン始動装置6による電源状態切り換えを許可する。
これにより、エンジンが停止状態の際、ブレーキペダルが踏み込まれた状態でプッシュモーメンタリ式のエンジンスイッチ(図示略)がプッシュ操作されると、停止状態であったエンジンが起動状態に切り換わる。また、エンジンが可動状態の際、セレクトレバーのレンジ位置が駐車位置(Pレンジ)の状態でエンジンスイッチがプッシュ操作されると、今度はエンジンが停止状態に切り換わる。さらに、エンジンが停止状態の際、ブレーキペダルは踏み込み操作されずにエンジンスイッチのみがプッシュ操作されると、このプッシュ操作の度に電源状態が電源オフ→ACCオン→IGオンの順に繰り返し切り換わる。
また、電子キーシステム3には、ドアロック施解錠等の各種車両操作を電子キー2のボタン操作により行うワイヤレスキーシステムが含まれている。このワイヤレスキーシステムでは、電子キー2に設けられた各種ボタンが操作されると、そのときの操作ボタンに応じた信号内容を持つワイヤレス信号Swlが狭域無線通信(ワイヤレス通信)によりRF発信機16から車両1に向かってRF帯の信号で発信される。このワイヤレス信号Swlには、電子キー2のキーコードであるIDコードと、ボタン操作によってどのような車両操作の動作開始を指示されたのかを通知する機能コードとが含まれている。そして、このワイヤレス信号Swl内のIDコードが車両1と一致してID照合が成立すれば、同じワイヤレス信号Swl内に含まれる機能コードに従った車両操作が実行される。
このワイヤレスキーシステムには、電子キー2でのボタン操作によってドアロックの施解錠を行うワイヤレスドアロックシステムが含まれている。この場合、電子キー2でロックボタン18が操作されると、電子キー2からはワイヤレス信号Swlとして施錠要求がRF帯の信号で発信される。この施錠要求は、ドア施錠を車両1に指示する内容を機能コードとして持つワイヤレス信号Swlである。照合ECU7は、この施錠要求をRF受信機10で受信すると、施錠要求内のIDコードが正しければ、このときの機能コードに従い、ドアロック装置5にドアロックを施錠させる。また、電子キー2でアンロックボタン19が操作されると、電子キー2からはワイヤレス信号Swlとして解錠要求がRF帯の信号で発信される。この解錠要求は、ドア解錠を車両1に指示する内容を機能コードとして持つワイヤレス信号Swlである。照合ECU7は、この解錠要求をRF受信機10で受信すると、解錠要求内のIDコードが正しければ、このときの機能コードの指示に従い、ドアロック装置5にドアロックを解錠させる。なお、ワイヤレス信号Swlが動作実行要求通知を構成する。
また、ワイヤレスキーシステムには、電子キー2でのボタン操作によって車両1のパワースライドドア(図示略)を自動で開閉するパワースライドドア開閉システムが含まれている。この場合、車両1には、パワースライドドアの開閉を管理するパワースライドドア装置20が設けられている。パワースライドドア開閉システムは、パワースライドドアが閉状態の際に電子キー2のパワースライドドア開閉ボタン21を長押し(例えば1秒)すると、パワースライドドアがモータ等を駆動源として自動で開き、ドア開後に電子キー2のパワースライドドア開閉ボタン21を再度長押しすると、前述のモータが逆回転してパワースライドドアが自動で閉まるシステムである。
パワースライドドア開閉ボタン21が長押し操作された際には、ワイヤレス信号Swlとしてパワースライドドア操作要求がRF帯の信号で発信される。このパワースライドドア操作要求は、パワースライドドアの動作実行を車両1に指示する内容を機能コードとして持つワイヤレス信号Swlである。照合ECU7は、このパワースライドドア操作要求をRF受信機10で受信すると、パワースライドドア操作要求内のIDコードが正しく、かつパワースライドドアが全閉状態であれば、パワースライドドア装置20にパワースライドドアの開操作を実行させる。また、照合ECU7は、パワースライドドア操作要求をRF受信機10で受信すると、パワースライドドア操作要求内のIDコードが正しく、かつパワースライドドアが開状態であれば、パワースライドドア装置20にパワースライドドアの閉操作を実行させる。
また、パワースライドドア開閉システム以外にワイヤレスキーシステムを利用したシステムとしては、例えばテールゲート(図示略)を自動開閉するテールゲート開閉システムや、ラッゲージドア(図示略)を自動開閉するトランク開閉システムや、車両サイドドアの窓(図示略)を自動開閉する窓開閉システム等がある。なお、テールゲート開閉システムは、電子キー2のテールゲート開閉ボタン22を操作して車両1のテールゲート装置23を動作させることにより、テールゲートの自動開閉が行われる。トランク開閉システムは、電子キー2のトランク開閉ボタン24を操作して車両1のトランク装置25を動作させることにより、トランクの自動開閉が行われる。窓開閉システムは、電子キー2の窓開閉ボタン26を操作することにより車両1のパワーウインドウ装置27を動作させることにより、サイドドアの窓の自動開閉が行われる。
図1及び図2に示すように、本例の電子キーシステム3には、車両1が持つこれらシステムの間で実行動作が重なった際に、予め決められた優先順位に従って各システムの動作を実行させるシステム優先順処理機能が含まれている。本例のシステム優先順処理機能は、電子キー2からの各種RF帯の信号(以降、RF信号と記す)の発信動作が重ならないように、RF信号動作の発信を1つずつ選択的に実行することにより、システム実行の重複を回避する、いわゆる電子キー2側でシステム動作の実行管理を行うキー側管理式をとっている。
この場合、通信制御部12のメモリ14には、システム実行の優先順位が設定された優先順位設定テーブル28が設けられている。優先順位設定テーブル28は、図3に示すように、例えば高、中、低の3段階に優先順位が区分けされ、前述した各種システムの優先順位が、これら3段階の間で割り振られている。本例の場合、パワースライドドア開閉システムとテールゲート開閉システムとが高優先度に設定され、窓開閉システムとトランク開閉システムとが中優先度に設定され、キー操作フリーシステムとワイヤレスドアロックシステムとが低優先度に設定されている。
また、図2に示すように、通信制御部12には、システム実行の重なりの有無を監視するシステム実行重複有無監視部29が設けられている。システム実行重複有無監視部29は、システム実行動作としてRFの信号発信動作を行っている最中に他システムの動作開始要求、即ち他のシステムに準じたRF信号の発信要求があるかどうかを見ることにより、システム実行の重複を監視する。即ち、本例のシステム実行重複有無監視部29は、RF信号の発信要求の重なりがあったかどうかを、システム動作の重複として検出する。
更に、通信制御部12には、システム動作の実行が重なった際にどのシステムを優先実行するのかを設定するシステム実行順位設定部30が設けられている。システム実行順位設定部30は、システム実行重複有無監視部29がシステム実行の重複を認識した際、優先順位設定テーブル28を参照してどのシステムを優先的に実行すべきかを確認し、優先順位設定テーブル28から決まる優先順位に沿ってRF信号の発信動作を選択的に行って、システム動作の重複を回避する。なお、システム実行重複有無監視部29及びシステム実行順位設定部30は、CPU13とメモリ14内の制御プログラムとにより機能的に生成されるもので、本例ではこれをブロック図で図示している。なお、システム実行重複有無監視部29及びシステム実行順位設定部30が優先処理手段を構成する。
また、電子キー2には、システム優先順処理機能がどのような動作状態をとっているのかをユーザに通知する報知部31が設けられている。この報知部31は、例えばディスプレイからなり、動作が通信制御部12によって管理されている。報知部31は、システム優先順処理機能が働いた際、実行中のシステム名を表示したり、或いは動作実行を待つシステム名を表示したりすることにより、同機能の動作状態をユーザに通知する。なお、この報知部31は、システム優先順処理機能に準じたものだけ表示することに限らず、電子キー2に関係する種々の画面を表示可能である。
さて、例えば電子キー2においてボタン操作が行われた場合や、或いは車両1から発信されるリクエスト信号Srqを電子キー2が受信した場合、これらボタン操作や信号受信をRF信号の発信要求、即ちシステムの動作開始要求として通信制御部12が受け付ける。そして、通信制御部12は、これら操作や状態に応じたRF信号を生成し、このRF信号がRF発信機16から車両1に向けて発信する。例えば、電子キー2のロックボタン18が操作された際には、通信制御部12で施錠要求の発信データが生成され、このデータがRF発信機16から施錠要求として車両1に向けて発信される。
ここで、電子キー2がRF信号を発信している最中に、例えば電子キー2の他ボタンが操作されたり、或いは電子キー2が新たにリクエスト信号Srqを受信したりした際には、RF信号の発信要求が重なるので、電子キー2及び車両1間で実行するシステムの動作が重複することになる。システム実行重複有無監視部29は、RF信号の発信最中に、新たなRF信号の発信要求の受け付けを確認すると、システムの実行動作が重なったと判断する。そして、システム実行順位設定部30は、優先順位設定テーブル28を参照して、このテーブル28から決まる優先度の高いシステムの動作を優先的に実行する。
例えば、図4に示すように、実行中のシステムよりも、新たに動作開始要求を受け付けたシステムの方の優先度が高い場合、実行中のRF信号発信を強制停止し、新たに操作されたボタンに応じたRF信号を発信して、新たに動作開始要求を受け付けたシステムを優先実行する。この動作の一例を挙げると、例えばロックボタン18の押し操作により施錠要求が発信されている最中に、パワースライドドア開閉ボタン21が操作されると、施錠要求の発信動作を停止し、パワースライド開閉要求を発信して、実行中のワイヤレスドアロックシステムよりも、新たな動作開始要求として受け付けたパワースライドドア開閉システムの動作を優先実行する。
一方、図5に示すように、新たに動作開始要求を受け付けたシステムよりも、実行中のシステムの方の優先度が高い場合、実行中のRF信号発信を継続して、実行中のシステムを優先実行する。この動作の一例を挙げると、例えばパワースライドドア開閉ボタン21の押し操作によりパワースライドドア開閉要求が発信されている最中に、ロックボタン18が操作されても、このときのロックボタン18の操作を無視して、パワースライドドア開閉要求の発信動作を継続することにより、新たな動作開始要求としてワイヤレスドアロックシステムよりも、実行中のパワースライドドア開閉システムの動作を優先実行する。
このとき、システム実行順位設定部30は、新規受け付けのシステムよりも実行中のシステムを優先実行する際、新規受け付けのシステムを実行中のシステムの動作完了後に実行する。この場合、システム実行順位設定部30は、実行中のシステムを優先実行するに際し、新たに動作開始要求を受け付けたシステムの実行フラグをメモリ14に立てて、新規システムの動作開始要求があったことを保持する。そして、システム実行順位設定部30は、先のシステムのRF信号の発信動作が完了すると、メモリ14に立てた実行フラグをトリガとして新規受け付けのシステムに準じたRF信号の発信動作を実行して、新規受け付けのシステムの動作を実行中のシステムの動作完了を待って実行する。なお、実行フラグは、メモリ14に1つのみ保持可能としてもよいし、或いは複数のボタン操作を記憶すべく2つ以上保持可能としてもよい。
また、システム実行順位設定部30は、システム動作の実行が重なった際、これらシステムの優先順位が同じ場合には、実行中のシステムを強制停止して、新たに実行受け付けしたシステムの動作を優先実行する。本例の場合はパワースライドドア開閉システムとテールゲート開閉システムとが高優先度で同じ優先度となっているが、例えばパワースライドドア開閉システムの実行中に、テールゲート開閉システムの動作開始要求が入ると、パワースライドドア開閉システムの動作を強制停止し、テールゲート開閉システムの動作を優先実行する動作をとる。
以上により、本例においては、通信制御部12のメモリ14に、システム実行の優先順位を決めた優先順位設定テーブル28を設け、システム実行が重なった際には、優先順位設定テーブル28から決まる優先順にシステム動作を実行する。このため、例えばパワースライドドア開閉システムやテールゲート開閉システムのような一旦ボタン操作があった後はシステム動作を最後までやり切ることが安全上、好ましい重要度の高いシステムを、動作途中で停止させずに済ませることが可能となる。よって、電子キーシステム3を安全性の高い、高機能のシステムとすることが可能となる。
また、システムの動作が重なった際、新たに動作開始要求を受け付けたシステムよりも実行中のシステムの優先順位が高く、これを先に実行完了する場合には、新規受け付けのシステムの実行フラグをメモリ14に立て、実行中のシステムの動作完了を待って、この後に引き続いて実行する。このため、システム動作が重なった際に、実行中のシステムを優先的に実行する場合でも、後に受け付けたシステムも問題なく実行することが可能となる。よって、優先順位の低い新規受け付けのシステムを実行させるに際し、例えばボタン操作の押し直しを操作者に課さずに済むので、この点で利便性が高いものとなる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)電子キー2のメモリ14に優先順位設定テーブル28を用意し、システム動作が重なった際には、優先順位設定テーブル28から決まる優先順位の高いシステムを優先的に実行する。よって、動作を先に実行する必要性がある重要度の高いシステムの優先順位を高く設定すれば、重要度を考慮した順にシステム動作を実行することができる。
(2)システム動作が重なった際、新たに実行受け付けしたシステムの方の優先順位が高ければ、この新規受け付けのシステムを優先実行し、実行中のシステムの方の優先順位が高ければ、実行中のシステム動作を優先実行する。このため、優先度の高い高重要度のシステムを必ず先に実行完了することができる。
(3)システム動作が重なって実行中のシステム動作を優先実行する際、メモリ14に新規受け付けシステムの実行フラグを立てておき、実行中のシステム動作が完了した後に、このシステムに続けて、新規受け付けシステムの動作を実行する。このため、新規受け付けのシステムのやり直し操作を操作者に課す必要がなくなるので、操作の利便性を高いものとすることができる。
(4)優先順位設定テーブル28は、複数のシステムの優先順位を、高中低という同じ順位を許容したランク付けによって振り分ける。このため、これら優先順位を例えば1位、2位…というように一義的な順序で設定せずに済むので、融通性を持たせた形式で優先順位を設定することができる。
(5)同じ優先度のシステムで動作が重なった際には、新規に受け付けたシステムの動作を優先実行するので、同じ優先度のシステムが重なるという動作の不確定要素となり得る事項を無くすことができる。よって、システム優先順処理機能を信頼性の高いものとすることができる。
(6)システム優先順処理機能はキー側管理式であるので、この機能に関係する部品群は電子キー2に盛り込めば済む。よって、本例のシステム優先順処理機能を電子キーシステム3に搭載するに際して、車両1に特別な設計変更を加えずに済む。
(7)電子キー2に報知部31を設けたので、システム優先順機能の動作状態をユーザに通知することができる。よって、その時々においてどのシステムが実行されているのかをユーザは逐次知ることができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 優先順位設定テーブル28は、各システムの実行優先順が1つずつ順に1位、2位…というように一義的に設定されているものでもよい。
・ 実行中のシステムよりも新規受け付けのシステムを優先実行する場合、実行中のシステムは動作が途中で停止されるが、新規受け付けのシステムの動作完了後、実行を強制停止したシステムの動作の続きを継続実行してもよい。
・ パワースライドドア開閉システムは、1つの開閉ボタンで開閉操作を行うものに限らず、それぞれ専用の操作ボタンが用意されているものでもよい。なお、これは、パワースライドドア開閉システム以外の他のシステムについても同様にいえることである。
・ 新規受け付けのシステムを後回し実行する際、保持できる実行フラグを2つ以上とした場合、これら複数の実行フラグのうち、優先度の高い順から処理するようにしてもよい。
・ 新規受け付けのシステムを後回し実行する場合、新規受け付けシステムに準じたRF信号の発信を、車両1側で先に実行しているシステムの動作の完了を待って行うようにしてもよい。
・ 例えば、複数の動作開始要求(RF信号の発信要求)を同時(ほぼ同時)に受け付けた際、これら動作を優先度の高い順に順番に実行する実行形式をとってもよい。
・ システム優先順処理機能は、電子キー2からのRF信号の発信を管理することで優先順位を管理するキー側管理式に限定されず、この種の機能を車両1側に設けて、優先順位を車両1側で管理するもの(車両側管理式)としてもよい。この場合は、車両1がシステム実行を行っている際、電子キー2から新たにRF信号を受信すると、実行中のシステムと、受信したRF信号に準じたシステムとの優先順位を車両1が比較し、優先度の高いシステムから先に実行する動作例が挙げられる。
・ 実行が重なったシステムの優先順位が同じ場合、必ずしも後操作側のシステムを優先実行することに限らず、例えば実行中のシステムの実行完了を待ってから、後操作のシステムを実行するようにしてもよい。
・ 報知部31は、必ずしもディスプレイ(モニタ)に限定されず、例えば光、音、振動など、ユーザに状態を通知できるものであれば、どのようなものを採用してもよい。
・ 電子キー2のボタンは、必ずしもシステム毎に専用のボタンを設けることに限らず、1つのボタンを複数のシステムで共有するものでもよい。
・ 対象とするシステムは、キー操作フリーシステム、ワイヤレスドアロックシステム、パワースライドドア開閉システム、テールゲート開閉システム、トランク開閉システム、窓開閉システムの全てに限らず、これらの中の1システムだけでもよい。また、これらシステム以外の他システムも対象としてもよい。
・ 電子キーシステム3は、必ずしも車両1に採用されることに限らず、他の装置や機器に採用可能であることはいうまでもない。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)電子キーの通信先に複数のシステムが設けられ、当該電子キーからIDコードを含む動作実行要求通知が前記通信先に発信された際、前記IDコードが前記通信先のものと一致してキー照合が成立することを条件に、複数の前記システムのうちその時の前記動作実行要求通知に準じた前記システムが動作する電子キーシステムの実行優先順位設定方法において、複数の前記システムのうちどれを優先的に実行するのかが設定された優先順位設定テーブルを用意し、前記システムの実行が複数重なった際、前記優先順位設定テーブルに基づき優先順位の高いものから優先して処理することを特徴とする電子キーシステムの実行優先順位設定方法。
1…通信先としての車両、2…電子キー、3…電子キーシステム、14…メモリ、28…優先順位設定テーブル、29…優先処理手段を構成するシステム実行重複有無監視部、30…優先処理手段を構成するシステム実行順位設定部、Sid…動作実行要求通知を構成するID信号、Swl…動作実行要求通知を構成するワイヤレス信号。

Claims (7)

  1. 電子キーの通信先に複数のシステムが設けられ、当該電子キーからIDコードを含む動作実行要求通知が前記通信先に発信された際、前記IDコードが前記通信先のものと一致してキー照合が成立することを条件に、複数の前記システムのうちそのときの前記動作実行要求通知に準じた前記システムが動作する電子キーシステムの実行優先順位設定装置において、
    前記システムの実行が複数重なった際、複数の前記システムのうちどれを優先的に実行するのかが設定された優先順位設定テーブルを参照して、優先順位の高いものから優先して処理する優先処理手段を備え
    前記優先順位設定テーブルの前記システムの優先順位は、同一順位に複数のシステムを割り当て可能とすることにより、少なくとも2以上の高低のレベルで順位が割り振られて設定されていることを特徴とする電子キーシステムの実行優先順位設定装置。
  2. 電子キーの通信先に複数のシステムが設けられ、当該電子キーからIDコードを含む動作実行要求通知が前記通信先に発信された際、前記IDコードが前記通信先のものと一致してキー照合が成立することを条件に、複数の前記システムのうちそのときの前記動作実行要求通知に準じた前記システムが動作する電子キーシステムの実行優先順位設定装置において、
    前記システムの実行が複数重なった際、複数の前記システムのうちどれを優先的に実行するのかが設定された優先順位設定テーブルを参照して、優先順位の高いものから優先して処理する優先処理手段を備え、
    前記優先処理手段は、前記電子キーに設けられ、前記動作実行要求通知の一信号を発信している最中に他の動作実行要求通知の発信要求を受け付けてシステム実行が重なった際、新たに受け付けた発信要求の方の優先順位が高ければ、そのときの発信動作を停止して新たな発信要求に準じた動作実行要求通知の発信を行い、逆に発信中の動作実行要求通知の方の優先順位が高ければ、このときの要求を受け付けずに発信動作を継続することにより、システムの実行に優先付けを行うことを特徴とする電子キーシステムの実行優先順位設定装置。
  3. 前記優先処理手段は、システムの動作実行中に他システムの動作開始要求を受け付けた際、新たに受け付けた要求の方の優先順位が高ければ、動作実行中の当該システムを停止して、新たに受け付けた前記動作開始要求に準じた前記システムの動作を優先して実行し、逆に動作実行中のシステムの方の優先順位が高ければ、動作実行中のシステムを継続して実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キーシステムの実行優先順位設定装置。
  4. 前記優先処理手段は、システム実行中に新たに前記動作開始要求を受け付けた状況下において、新たに受け付けた要求の方が実行中のシステムよりも優先度が低くシステム実行を継続した際、新たに受け付けた前記動作開始要求の実行フラグを自身のメモリに保持しておき、実行中の前記システムの動作が完了した後に、前記メモリの前記実行フラグを基に動作することにより、実行中の前記システムの動作終了を待って新規受け付けのシステムの動作を実行することを特徴とする請求項に記載の電子キーシステムの実行優先順位設定装置。
  5. 前記優先順位設定テーブルの前記システムの優先順位は、同一順位に複数のシステムを割り当て可能とすることにより、少なくとも2以上の高低のレベルで順位が割り振られて設定されていることを特徴とする請求項のうちいずれか一項に記載の電子キーシステムの実行優先順位設定装置。
  6. 前記優先処理手段は、前記システムの実行が複数重なった際、これらが同じ優先順位のものである場合には、実行中のシステムを強制停止し、新たに受け付けた動作開始要求のシステムの動作を優先実行することを特徴とする請求項1又は5に記載の電子キーシステムの実行優先順位設定装置。
  7. 前記電子キーには、前記優先処理の動作がどのような動作状態をとっているのかをユーザに通知する報知部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の実行優先順位設定装置。
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