JP5273975B2 - 潜航装置及び原子炉の検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、潜航装置及び原子炉の検査方法に係り、特に、沸騰水型原子力発電所の原子炉容器内の検査に用いるのに好適な潜航装置及び原子炉の検査方法に関する。
水中ビークル及び水中航走行体等の潜航機を用いて水中での探索、検査及び補修等の作業を行うことが知られている。
特開平9−19884号公報は、水中移動ロボットを用いて原子炉内での点検及び補修の作業を行うことを記載している。この水中移動ロボットは、及び検査及び作業を行う手段を有する移動ロボット、移動ロボットを原子炉内の水中で移動させる移動手段、移動ロボットに接続された、動力及び信号を伝送するケーブルを備えている。ケーブルを巻き取るケーブル巻き取り装置が水の外に設けられている。移動ロボットの、炉心より下方の原子炉内の領域への下降、及び移動ロボットの引き上げは、ケーブル巻き取り装置からのケーブルの引き出し、及びケーブル巻き取り装置でのケーブルの巻き取りによって行っている。
特開昭62−299493号公報は、潜水船を海底から引き上げる潜水船揚収装置を記載している。この潜水船揚収装置は、海上の母船から、海底に着座させる錘に連結した揚収索に、からみ索を設け、からみ索の先端に無人式自走機を連結した構成を有する。潜水船を引き上げる際には、揚収索に連結された錘が母船から水中に向って投下され、潜水船からブイ索につながるブイが上方に向って放出される。揚収索及びからみ索に沿って設けられたケーブルを通して母船から電力の供給を受ける無人式自走機が、揚収索の周りを旋回し、ブイ索にからみ索を絡ませる。その後、揚収索を引き上げることによって、潜水船を引き上げる。
水中ビークルを用いた原子炉内の検査が、特開平8−146186号公報及び特開2004−317371号公報にそれぞれ記載されている。これらの公開公報は、水中ビークルを収納した収納容器を原子炉内で下降させ、収納容器が原子炉内の所定位置に到達した後、収納容器の外に水中ビークルを出すことを記載している。さらに、水中ビークルを原子炉内の冷却水中で遊泳させ、この水中ビークルで原子炉容器内の検査を行うことを記載する。
特開平9−19884号公報 特開昭62−299493号公報 特開平8−146186号公報 特開2004−317371号公報
特開平9−19884号公報に記載された移動ロボットは、原子炉内の作業領域に到達するまでの移動時間の短縮の点について配慮がされていない。このため、移動ロボットが、原子炉内での作業領域である、炉心下方の下部プレナムに到達するまでに多大な移動時間を必要とするので、下部プレナム内での作業時間が減少するという問題が生じる。
特開昭62−299493号公報は、錘を海水中に投下し、揚収索、からみ索及びケーブルを繰り出して無人式自走機を旋回させてからみ索をブイ索に絡ませることを記載している。しかしながら、無人式自走機の水底までの潜行時間について配慮していなく、作業開始までに時間がかかるという問題が生じる。特開昭62−299493号公報は、さらに、錘と無人式自走機との距離、すなわち、それらの相対距離がいつも、一定で変えることができない。これは、からみ索と揚収索の分岐点が固定されていることに起因している。
特開平8−146186号公報及び特開2004−317371号公報に記載された原子炉内の検査に用いる装置は、水中ビークルを出し入れする機構を収納容器内に設ける必要があり、構造が複雑になって収納容器が大型化する。
本発明の目的は、小型の潜航機をより速い速度で目標地点まで下降させることができる潜航装置及び原子炉の検査方法を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、錘装置と、錘装置に摺動可能に取り付けられている線状部材と、線状部材を巻き取る巻き取り装置と、線状部材に着脱可能に取り付けられる潜航機とを備え、
錘装置は、上部錘部及び下部錘部を有し、上部錘部は下部錘部に回転可能に連結され、 上部錘部は内部に、前記上部錘体の上面に2つの開口を有するU字状の通し孔を形成し、上部錘部に回転可能に取り付けられた滑車の一部が通し孔内に突出しており、
線状部材が通し孔内に通されており、通し孔の1つの開口から通し孔の外部に伸びている線状部材の一端部側が巻き取り装置に巻き付けられ、線状部材が通し孔内で滑車によりガイドされ、通し孔の他の開口から引き出された線状部材の他端部に潜航機が着脱可能に取り付けられていることにある。
巻き取り装置から線状部材を繰り出すことによって錘装置を水中の目標地点に着座させることができ、その後、巻き取り装置で線状巻き取ることによって、線状部材が目標地点に着座している錘装置の通し孔内を滑車によりガイドされて高速度で通過するため、潜航機をより速い速度で目標地点まで下降させることができる。
上記した目的は、錘装置と、錘装置に摺動可能に取り付けられている線状部材と、線状部材を巻き取る巻き取り装置と、線状部材に着脱可能に取り付けられる潜航機とを備え、 前記錘装置は、上部錘部及び下部錘部を有し、前記上部錘部は前記下部錘部に回転可能に連結され、上部錘部は内部に、前記上部錘体の上面に2つの開口を有するU字状の通し孔を形成し、上部錘部に回転可能に取り付けられた滑車の一部が通し孔内に突出しており、線状部材が通し孔内に通されており、通し孔の1つの開口から通し孔の外部に伸びている線状部材の一端部側が巻き取り装置に巻き付けられ、線状部材が通し孔内で滑車によりガイドされ、通し孔の他の開口から引き出された線状部材の他端部に潜航機が着脱可能に取り付けられている潜航装置を用いて行われる原子炉の検査方法であって、
蓋が取り外された原子炉容器より上方に位置して冷却材が充填された原子炉ウェルの上を移動する移動装置に設置された前記巻き取り装置から前記線状部材を繰り出すことによって、前記錘装置を前記原子炉容器に取り付けられた制御棒駆動機構ハウジング上に着座させ、
前記巻き取り装置を駆動して前記線状部材を巻き取ることによって前記潜航機を目標地点まで下降させることによっても達成することができる。
この原子炉の検査方法においては、潜航機をより早い速度で目標地点まで下降させることができるので、潜航機の下降に要する時間を短縮して検査時間を長くすることができる。
本発明によれば、小型の潜航機をより速い速度で目標地点まで下降させることができる
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である潜航装置を、図1から図4を用いて以下に説明する。本実施例の潜航装置は、原子炉、例えば、沸騰水型原子炉(以下、BWRという)の原子炉圧力容器(以下、RPVという)内の検査に用いられる。BWRの1つの運転サイクルにおける運転が停止された後、定期検査が行われる。
定期検査を行う際、まず、RPV1よりも上方に位置する原子炉ウェル8内に冷却水43が充填される。その後、原子炉建屋内の天井クレーンを用いて、RPV1の蓋が取り外され、RPV1内に設置された蒸気乾燥器、気水分離器及びシュラウドヘッドも取り外される。蒸気乾燥器、気水分離器及びシュラウドヘッドは、RPV1外に取り出される。蓋、蒸気乾燥器、気水分離器及びシュラウドヘッドは、原子炉ウェル8にゲートを介して連通される機器仮置きプール9内に置かれる。定期検査時には、機器仮置きプール9にも冷却水が充填される。冷却水が充填された燃料プール10も、ゲートを介して原子炉ウェル8に連絡される。
RPV1内の炉心37(図3参照)は、炉心シュラウド2によって取り囲まれ、多数の燃料集合体が装荷されている。この燃料集合体は、下端部が炉心支持板4に設けられる燃料支持金具(図示せず)に保持され、上端部が上部格子板5に保持されている。RPV1と炉心シュラウド2に間には、複数のジェットポンプ6が配置されている。定期検査においては、炉心支持板4より下方に位置する、RPV1内の構造部材に対する検査も行われる。この検査を行う場合には炉心37から燃料集合体を取り出す必要がある。この燃料集合体の取り出し作業に、燃料交換機12が用いられる。
原子炉建屋内の運転床11上に、機器仮置きプール9、原子炉ウェル8及び燃料プール10と並行にガイドレール15が設置されている。燃料交換機12がこのガイドレール15上に設置される。燃料交換機12は、走行台車13及び横行台車14を有する(図3参照)。走行台車13はガイドレール15に沿って移動する。横行台車14は走行台車13上に設置されたガイドレール(図示せず)上を移動する。横行台車14には鉛直方向において伸縮する伸縮管(図示せず)が設けられ、伸縮管の下端に把持装置(図示せず)が設けられている。図3において、便宜的に、走行台車13が移動する方向をX方向、横行台車が移動する方向をY方向と称する。
走行台車13及び横行台車14を移動させて把持装置を燃料集合体の真上に位置させてその燃料集合体を把持し、伸縮管を縮めて燃料集合体を原子炉ウェル8まで持ち上げる。さらに、走行台車13を移動させて燃料集合体を燃料プール10内まで移動して燃料貯蔵ラック38内に保管する。このようにして、炉心37内の全燃料集合体を燃料プール10まで移送する。炉心支持板4に設けられた燃料支持金具もRPV1外に搬出される。炉心支持板4よりも下方に位置する多数の制御棒案内管もRPV1の外に取り出される。RPV1の底部には、多数の制御棒駆動機構ハウジング(以下、CRDハウジングという)3が設置されている。
制御棒案内管がRPV1から取り出された後、炉心支持板4より下方に位置する構造部材の検査が、後述の潜航装置を用いて実行される。
本発明の好適な一実施例である実施例1の潜航装置を、図1から図6に基づいて具体的に説明する。本実施例の潜航装置16は、潜航機17、錘18、線状部材(索、紐及びワイヤー等)32、ケーブル34、巻き取り装置33,35及び制御装置36を備えている。巻き取り装置33,35は横行台車14に設置されている。巻き取り装置33に巻き取られる線状部材32が錘18に摺動可能に取り付けられ、結合装置26(図4参照)が線状部材32の先端部に取り付けられる。潜航機17は結合装置26に着脱可能に取り付けられ(図4及び図5参照)、ケーブル34も潜航機17に接続される。制御装置36は運転床11上に設置される。図示されていないが、制御装置36付近で運転床11上に簡単な操作盤が設置される。この操作盤には表示装置が設けられている。
錘18及び結合装置26を、図4を用いて具体的に説明する。錘18は上部錘部18A及び下部錘部18Bを有する。下端部に拡大部を有する回転軸20が上部錘部18Aの下端に設置されている。下部錘部18Bは上端部に凹部22を形成している。回転軸20の拡大部を含む下部が凹部22内に挿入されており、その拡大部が凹部22から抜けないように、押さえ部材19が下部錘部18Bの上面に取り付けられている。複数のボール21が、回転軸20の回転をしやすくするために、その拡大部と押さえ部材19の間で凹部22内に配置されている。下部錘部18Bの下端部における各側面は、下方に向かうにしたがって横断面が減少するように傾斜している。上部錘部18Aは、上端にそれぞれ開口を形成しているU字状の通し孔24を設けている。通し穴24の一端部に、結合装置26が挿入される係合部25が形成されている。滑車23が上部錘部18A内に回転可能に設けられ、滑車23の一部が通し孔24内に突出している。棒状の可動バー操作部材30が係合部25の近傍で上部錘部18Aの上端部に取り付けられている。
結合装置26は、フック27、可動バー28及びバー押さえ部29を有する。フック27は下端から上端に向って広がるように形成され、可動バー28が回転可能にフック27に取り付けられる。可動バー28の先端部はフック27に設けられたバー押さえ部29にバネ部材(図示せず)で押し付けられている。線状部材32の先端部は、通し孔24の一端から通し孔24内に挿入され、通し孔24の他端から引き出される。引き出された線状部材32の先端部に、フック27の下端部が取り付けられる。
潜航機17の下端部にリング部材31が取り付けられている。このリング部材31は、可動バー28を押し倒すことによってフック27と係合される。その後、可動バー28の先端部がバネ部材のバネ力によってバー押さえ部29に押し付けられる。可動バー28が倒されないかぎりはリング部材31はフック27から外れることはない。このようにして、結合装置26が潜航機17に結合され、線状部材32が潜航機17に接続される。
結合装置26を潜航機17の下面に設置し、リング部材31を線状部材32の先端部に取り付けてもよい。
潜航機17は、遠隔操作ビークル(ROV)と呼ばれ、カメラなどの検査用機器を搭載して対象部位の検査及び補修等を実施する。潜航機17としては、例えば、特開平8−169398号公報に記載されている潜航機を用いる。
RPV1内の検査は、原子炉ウェル8まで冷却水43を充填した状態で行われる。錘18の通し孔24内を通った線状部材32に取り付けられた結合装置26に着脱可能に取り付けられている潜航機17を、横行台車14に取り付ける。走行台車13及び横行台車14を移動させることによって、横行台車14を、錘18を着座させるCRDハウジング3の真上に位置させる。その後、オペレータは、操作盤に設けられた操作ボタンを操作し、巻き取り装置33を逆回転させる。線状部材32が巻き取り装置33から繰り出される。
錘18を上部格子板5及び炉心支持板4内を通過させる操作を、図5により詳しく説明する。RPV1内の上部格子板5付近に水中カメラ44を配置する。水中カメラ44は横行台車14から吊り下げられている。線状部材32が巻き取り装置33から繰り出されると、錘18は原子炉ウェル8内の冷却水43中を下降する。潜航機17は、横行台車14に取り付けられているので、錘18が下降しても錘18と共に下降することはない。錘18は、まず、着座させるCRDハウジング3の真上に位置する、上部格子板5の格子で区切られた空間(炉心37に装荷された燃料集合体の上端部が挿入される空間)46内を通過する必要がある。その空間46内を、錘18を通過させる際には、オペレータが、水中カメラ44で撮影されて前述の操作盤に設けられた表示装置に表示された映像を確認しながら行う。錘18が、着座目標地点であるCRDハウジング3の真上に位置する空間46に近づいたときには、オペレータは操作盤の操作ボタンを操作して巻き取り装置33の逆回転の回転速度を遅くし、錘18の下降速度を非常に遅くする。錘18は、下降速度が低下した状態でその空間46内を通過する。
上部格子板5の下方には複数の孔部(燃料支持金具が挿入される孔部)45を有する炉心支持板4が配置されている。炉心支持板4に形成された孔部45は上部格子板5に形成された空間46の真下に精度良く配置されているので、錘18が空間46を通り抜けた後、巻き取り装置33の回転速度を増して錘18の下降速度を増大させる。そのまま、錘18は、炉心支持板4の孔部45内を通過し、CRDハウジング3の上端に近づくにつれて下降速度が減速され、CRDハウジング3に着座される。錘18がCRDハウジング3上に着座したとき、巻き取り装置33の逆回転が停止される。
その後、潜航機17は、横行台車14から取り外されて原子炉ウェル8内の冷却水43の液面上に下ろされる。操作盤からの制御指令を入力した制御装置36は、巻き取り装置33を高速で正回転させ、巻き取り装置35を逆回転させる。線状部材32は高速で巻き取り装置33に巻き取られるので、線状部材32はCRDハウジング3に着座している錘18の通し孔24内を滑車23によりガイドされて高速度で通過する。このため、線状部材32に取り付けられている結合装置26が、線状部材32の巻き取りに伴って、着座している錘18に向って高速度で下降する。潜航機17も結合装置26と共に高速で下降する。ケーブル34は、潜航機17の高速の下降速度に支障を与えないように、巻き取り装置35から繰り出される。潜航機17は、線状部材32の高速巻き取りによって、潜航機17が有する潜水能力よりも著しく速く下降する。潜航機17は、線状部材32によって引っ張られて目標地点である錘18に向って下降するので、目標地点に潜水する際における潜航機17の前後左右の移動操作は著しく少なくなる。潜航機17は、結合装置26が錘18の位置に到達するまで下降する。
潜航機17が上部格子板5及び炉心支持板4に近づいたとき、巻き取り装置33の回転を停止する。潜航機17が空間46及び孔部45のそれぞれを通過する際には、ケーブル34により電力が潜航機17に供給され、潜航機17に設けられた推進機構が駆動される。この推進機構の推力は制御装置36により調節され、潜航機17は自力走行でゆっくりと空間46及び孔部45のそれぞれを通過する。その空間46及びその孔部45内を線状部材32が通っているので、この線状部材32に潜航機17を押し付けるようにして潜航機17を潜航させることにより、上部格子板5及び炉心支持板4を容易に通過させることができる。線状部材32が目印となるので、潜航機17の操作が容易になる。
潜航機17が上部格子板5の空間内を通過して炉心支持板4の近くに到達するまでの間、及び炉心支持板4の孔部を通過してCRDハウジング3の上端近くに到達するまでの間は、巻き取り装置33が高速で駆動され、線状部材32が高速で巻き取られる。このため、それらの間では、潜航機17は高速度で下降する。
線状部材32が通過する上部錘部18AはCRDハウジング3に着座している下部錘部18Bに対して回転軸20により自由に回転できるので、巻き取られる線状部材32の捩り等によって着座している下部錘部18Bにこれを動かす余計な力が作用することを避けることができる。このため、下部錘部18Bは、線状部材32を巻き取っている間、所定のCRDハウジング3上に着座された状態を保持でき、潜航機17を目標地点まで速やかに下降させることができる。
潜航機17がCRDハウジング3の上端近くに到達したとき、巻き取り装置33の回転速度が遅くなる。これにより、線状部材32により引っ張られる結合装置26がゆっくりと上部錘部16Aに形成された凹部である係合部25内に入り込む。結合装置26、すなわち、フック27の下端が係合部25の底面に接触した後、巻き取り装置33,35の回転が停止される。
結合装置26が係合部25内に挿入されて可動バー操作部材30が可動バー28に接触することによって、可動バー28はバー押さえ部29の反対側に押し倒される。制御装置36は、電力をケーブル34によって潜航機17に供給し、リング部材31がバー押さえ部29に向って移動するように推進機構を制御して潜航機17を移動させる。この移動によって、リング部材31がフック27から離脱される。潜航機17は、推進機構を駆動させることによって、RPV1内で炉心支持板4よりも下方に位置する下部プレナム39内を自由に潜航できる。検査対象の構造部材の近くまで、潜航機17を移動させることができる。潜航機17に設けられたカメラで撮影された映像は、信号化されてケーブル34により操作盤に設けられた表示装置に入力され、表示される。オペレータは、映し出された映像を見ることによって下部プレナム39に配置された構造部材を目視で検査することができる。
下部プレナム39における潜航機17を用いた検査が終了した後、潜航機17が回収される。この回収作業について説明する。潜航機17は、CRDハウジング3に着座した錘18から燃料交換機12まで張られた線状部材32を目印にして、潜航機17の浮上能力を利用して原子炉ウェル8の冷却水の水面上方まで回収される。この場合の浮上速度は潜航機17に設けられた推進機構の能力以上にはならない。しかし、線状部材32の目印が存在するので、潜航機17は少ない操作で浮上が可能であり、その回収作業に要する時間は短縮される。巻き取り装置35を正回転させてケーブル34を巻き取り装置35に巻き取る。潜航機17を回収した後、制御装置36の制御によって巻き取り装置33を、再度、正回転させて線状部材32を巻き取り装置33に巻き取り、CRDハウジング3に着座している錘18を上昇させる。炉心支持板4及び上部格子板5を通過した錘18は、原子炉ウェル8の水面上方に回収される。
本実施例は、潜航機17を潜航させる目標地点に錘18を先に投下して着座させることができるので、潜航機17を目標地点に精度良く到達させることができる。潜航機17につながれて錘18によってガイドされる線状部材32を巻き取り装置33で巻き取ることによって、潜航機17をより速い速度で目標地点まで潜航させることができる。これは、潜航機17のRPV1内の冷却水43中での移動時間を著しく短縮することができ、検査領域(例えば、下部プレナム39)内での検査時間をより長く取ることができる。特に、燃料集合体が装荷されていた上部格子板5と炉心支持板4との間を高速度で潜航機17を通過させることができるので、潜航機17がその領域を通過する際に受ける放射線によるダメージを軽減することができる。
RPV1の底部は鏡板となって内面が曲面になっているので、錘18をRPV1の底部に着座させても、錘18がより低い位置に向って転がってしまう。しかしながら、本実施例は、錘18をCRDハウジング3に着座させるので、目標地点に錘18を精度良く着座させることができる。このため、潜航機17を目標地点により精度良く到達させることができる。
錘18に設けられた結合解除装置である可動バー操作部材30によって可動バー28が自動的に倒されるので、潜航機17を結合装置26から簡単に取り外すことができる。
本実施例は、特開昭62−299493号公報と異なり、潜航機17とCRDハウジング3に着座している錘18の距離を変えることができる。このため、錘18がCRDハウジング3に着座した後、巻き取り装置35を逆回転させて巻き取り装置33を高速でせい回転させることによって、潜航機17を高速で潜航させることができる。また、上部格子板5及び炉心支持板4を通過する際には、巻き取り装置33の回転速度を遅くすることによって、潜航機17の潜航速度を遅くすることができ、潜航機17が上部格子板5及び炉心支持板4の円滑に通過することができる。このように、本実施例は、潜航機17とCRDハウジング3に着座している錘18の距離を変えることができるので、潜航機17の潜航速度を、上部格子板5及び炉心支持板4を通過する際には低速に、それらが存在しない領域では高速にすることができる。本実施例は、上部格子板5及び炉心支持板4をスムーズに通過させて、このため、CRDハウジング3に着座している錘18の位置まで、非常に短時間に潜航機17を潜航させることができる。
本発明の他の実施例である実施例2の潜航装置を、図7を用いて説明する。本実施例の潜航装置16Aは、実施例1の潜航装置16に線状部材32A及び巻き取り装置33Aを追加した構成を有する。巻き取り装置33Aは横行台車14に設置される。線状部材32Aは、先端が結合装置26のフック27に結合されている。潜航装置16Aに用いられる錘18は、上部錘部16Aに2つの通し孔24を形成している。線状部材32,32Aは、別々の通し孔24内を通っている。巻き取り装置33Aの駆動及び停止も、制御装置36によって制御される。
錘18は、巻き取り装置33,33Aを逆回転させて線状部材32,32Aをそれぞれ繰り出すことによって実施例1と同様にRPV1内を下降し、CRDハウジング3の上端に着座される。その後、巻き取り装置33,33Aを正回転で高速に回転させることによって、潜航機17は、高速度で実施例1と同様に下降される。
本実施例も、実施例1で生じる効果を得ることができる。本実施例は、さらに、(1)2台の巻き取り装置33,33Aによって、同時に潜航機17を巻き上げることができるので、潜航機17を実施例1よりも高速で引き上げることができる、(2)同一出力の場合、2台の巻き取り装置33,33Aを用いた場合には、それぞれの巻き取り装置を、一台の場合に比べて小型化することができる、という効果を得ることができる。
本発明の他の実施例である実施例3の潜航装置を、図8を用いて説明する。本実施例の潜航装置16Bは、実施例1の潜航装置16においてケーブル34を線状部材32としても用いている。このため、潜航装置16Bは、巻き取り装置33、線状部材32及び結合装置26が不要になる。巻き取り装置35からケーブル34を繰り出して錘18を実施例1で線状部材32を繰り出す場合と同様に下降させ、錘18をCRDハウジング3の上端に着座させる。
ケーブル34を通して潜航機17に電力を供給し、潜航機17に設けられた推進機構を駆動させる。潜航機17は推進機構の駆動によって冷却水中内を潜航する。この潜航時には、潜航機17の移動に合せて巻き取り装置35からケーブル34が繰り出されるので、潜航機17の移動は自由に行われる。
本実施例も、実施例1で得られる効果を得ることができる。さらに、本実施例は、巻き取り装置33、線状部材32及び結合装置26が不要になるので、潜航装置16よりも構成を単純化することができる。
本発明の他の実施例である実施例4の潜航装置を、図9を用いて説明する。本実施例の潜航装置16Cは、実施例1の潜航装置16に線状部材40、巻き取り装置41及び滑車42を追加した構成を有する。巻き取り装置41及び滑車42は横行台車14に設置される。線状部材40は錘18に結合される。巻き取り装置41は、線状部材40の繰り出し及び巻き取りを行う。滑車42は線状部材40をガイドする。
RPV1内での錘18の下降は巻き取り装置41から線状部材40を繰り出すことによって行われる。同時に、巻き取り装置33からも線状部材32が繰り出される。本実施例における錘18の下降は、実施例1における錘18の下降操作と同様に行われる。本実施例では、巻き取り装置41の駆動を停止することによって、CRDハウジング3の上端よりも上方の任意の高さに錘18を線状部材40で保持することができる。潜航機17の錘の位置までの下降は、実施例1と同様に、巻き取り装置33による線状部材32の巻取りによって行われる。結合装置26と潜航機17の結合状態を実施例1と同様にして分離することによって、その錘18の高さの位置から潜航機17を移動させることができる。
本実施例も実施例1で生じる効果を得ることができる。本実施例は、錘18を途中で保持することができるので、以下の効果を得ることができる。上部格子板5よりも深度の浅い給水スパージャなどを点検する場合には、錘18を炉底部まで下降させる必要がないので、潜航機17が検査を開始するまでに要する時間をさらに短縮することができる。
以上で説明した各実施例は、各巻き取り装置及び制御装置36を船に設置することによって、海中での探索、及び海中での船の外面の検査を潜航機17で行うことができる。錘18を海底(または海水中の任意の高さ)まで下降させ、線状部材を巻き取り装置で巻き取ることによって潜航機17を錘18の位置まで高速に潜航させることができる。
本発明の好適な一実施例である実施例1の潜航装置の構成を示しており、潜航装置が適用される図3に示す原子炉圧力容器のI−I断面図である。 図3に示す原子炉圧力容器のII−II断面図である。 沸騰水型原子炉における原子炉ウェル及び燃料プールの平面図である。 図1に示す錘の縦断面図である。 図1に示す潜航機を下降させる状態を示す説明図である。 図1に示す潜航機が下部プレナム内を潜航する状態を示す説明図である。 本発明の他の実施例である実施例2の潜航装置の構成図である。 本発明の他の実施例である実施例3の潜航装置の構成図である。 本発明の他の実施例である実施例4の潜航装置の構成図である。
符号の説明
1…原子炉圧力容器、3…CRDハウジング、4…炉心支持板、5…上部格子板、8…原子炉ウェル、11…運転床、12…燃料交換機、13…走行台車、14…横行台車、16,16A,16B,16C…潜航装置、17…潜航機、18…錘、18A…上部錘部、18B…下部錘部、20…回転軸、24…通し孔、26…結合装置、27…フック、28…可動バー、32,32A,40…線状部材、33,33A,35,41…巻き取り装置、34…ケーブル。

Claims (8)

  1. 錘装置と、前記錘装置に摺動可能に取り付けられている線状部材と、前記線状部材を巻き取る巻き取り装置と、前記線状部材に着脱可能に取り付けられる潜航機とを備え、
    前記錘装置は、上部錘部及び下部錘部を有し、前記上部錘部は前記下部錘部に回転可能に連結され、
    前記上部錘部は内部に、前記上部錘体の上面に2つの開口を有するU字状の通し孔を形成し、前記上部錘部に回転可能に取り付けられた滑車の一部が前記通し孔内に突出しており、
    前記線状部材が前記通し孔内に通されており、前記通し孔の1つの前記開口から前記通し孔の外部に伸びている前記線状部材の一端部側が前記巻き取り装置に巻き付けられ、前記線状部材が前記通し孔内で前記滑車によりガイドされ、前記通し孔の他の前記開口から引き出された前記線状部材の他端部に前記潜航機が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする潜航装置。
  2. 前記線状部材の前記他端部と前記潜航機は、着脱可能な結合装置により結合されている請求項1に記載の潜航装置。
  3. 前記潜航機に電力を供給するケーブルが前記潜航機に接続されている請求項1または2に記載の潜航装置。
  4. 錘装置と、前記錘装置に摺動可能に取り付けられているケーブルと、前記ケーブルを巻き取る巻き取り装置と、電力を供給する前記ケーブルに接続された潜航機とを備え、
    前記錘装置は、上部錘部及び下部錘部を有し、前記上部錘部は前記下部錘部に回転可能に連結され、
    前記上部錘部は内部に、前記上部錘体の上面に2つの開口を有するU字状の通し孔を形成し、前記上部錘部に回転可能に取り付けられた滑車の一部が前記通し孔内に突出しており、
    前記ケーブルが前記通し孔内に通されており、前記通し孔の1つの前記開口から前記通し孔の外部に伸びている前記ケーブルの一端部側が前記巻き取り装置に巻き付けられ、前記ケーブルが前記通し孔内で前記滑車によりガイドされ、前記通し孔の他の前記開口から引き出された前記ケーブルの他端部が前記潜航機接続されていることを特徴とする潜航装置。
  5. 錘装置と、前記錘装置に摺動可能に取り付けられている第1線状部材と、前記第1線状部材を巻き取る第1巻き取り装置と、前記第1線状部材に着脱可能に取り付けられる潜航機と、前記錘装置に取り付けられた第2線状部材と、前記第2線状部材を巻き取る第2巻き取り装置とを備え、
    前記錘装置は、上部錘部及び下部錘部を有し、前記上部錘部は前記下部錘部に回転可能に連結され、
    前記上部錘部は内部に、前記上部錘体の上面に2つの開口を有するU字状の通し孔を形成し、前記上部錘部に回転可能に取り付けられた滑車の一部が前記通し孔内に突出しており、
    前記第1線状部材が前記通し孔内に通されており、前記通し孔の1つの前記開口から前記通し孔の外部に伸びている前記第1線状部材の一端部側が前記巻き取り装置に巻き付けられ、前記第1線状部材が前記通し孔内で前記滑車によりガイドされ、前記通し孔の他の前記開口から引き出された前記第1線状部材の他端部に前記潜航機が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする潜航装置。
  6. 前記第1線状部材の前記他端部と前記潜航機は、着脱可能な結合装置により結合されている請求項5に記載の潜航装置。
  7. 錘装置と、前記錘装置に摺動可能に取り付けられている線状部材と、前記線状部材を巻き取る巻き取り装置と、前記線状部材に着脱可能に取り付けられる潜航機とを備え、
    前記錘装置は、上部錘部及び下部錘部を有し、前記上部錘部は前記下部錘部に回転可能に連結され、
    前記上部錘部は内部に、前記上部錘体の上面に2つの開口を有するU字状の通し孔を形成し、前記上部錘部に回転可能に取り付けられた滑車の一部が前記通し孔内に突出しており、
    前記線状部材が前記通し孔内に通されており、前記通し孔の1つの前記開口から前記通し孔の外部に伸びている前記線状部材の一端部側が前記巻き取り装置に巻き付けられ、前記線状部材が前記通し孔内で前記滑車によりガイドされ、前記通し孔の他の前記開口から引き出された前記線状部材の他端部に前記潜航機が着脱可能に取り付けられている潜航装置を用いて行われる原子炉の検査方法であって、
    蓋が取り外された原子炉容器より上方に位置して冷却材が充填された原子炉ウェルの上を移動する移動装置に設置された前記巻き取り装置から前記線状部材を繰り出すことによって、前記錘装置を前記原子炉容器に取り付けられた制御棒駆動機構ハウジング上に着座させ、
    前記巻き取り装置を駆動して前記線状部材を巻き取ることによって前記潜航機を目標地点まで下降させることを特徴とする原子炉の検査方法。
  8. 目標地点まで下降した前記潜航機を前記線状部材から切り離し、前記潜航機を潜航させながら前記原子炉容器内の検査を行う請求項7に記載の原子炉の検査方法。
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