JP5272686B2 - 光受信器、光受信回路および光受信方法 - Google Patents

光受信器、光受信回路および光受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、光受信器、光受信回路および光受信方法に関する。
近年、次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)の実現に向けて、大容量フォトニックネットワークの構築が進んでいる中、高速な光伝送システムが求められている。高速な光伝送システムを実現するためには、電気信号を感度良く光信号に変換する変調方式を採用することになる。近年では、感度の良い変調方式として、位相変調(DPSK:Differential Phase Shift Keying)方式が注目されている。
ここで、図7を用いて位相変調方式を採用する従来の光伝送システムについて説明する。図7は、位相変調方式を採用する従来の光伝送システムの構成を示す図である。図7に示すように、従来の光伝送システム1は、光送信器2と、光受信器3とを有する。光送信器2の光位相変調器21は、電気信号を光信号に変換するとともに、かかる光信号を位相変調する。そして、光位相変調器21は、位相変調した光信号を光受信器3へ送信する。なお、本明細書では、光位相変調器21によって位相変調された光信号を「DPSK光信号」と呼ぶこととする。
光受信器3は、遅延干渉器31と、光受信回路32とを有する。図8に、図7に示した遅延干渉器31および光受信回路32の詳細図を示す。図8に示すように、遅延干渉器31は、光位相変調器21から送信されたDPSK光信号と、かかるDPSK光信号を1[bit(ビット)]遅延させた光信号とを比較することにより、DPSK光信号を復調する。そして、遅延干渉器31は、復調後の光信号の正相成分と逆相成分とを光受信回路32へ出力する。なお、本明細書では、遅延干渉器31から出力される光信号の正相成分を「正相光信号」と呼び、遅延干渉器31から出力される光信号の逆相成分を「逆相光信号」と呼ぶこととする。
光受信回路32は、フォトディテクタ(「フォトダイオード」とも呼ばれる。以下、「PD」という)部41と、アンプ42とを有する。PD部41は、遅延干渉器31から入力された正相光信号を電気信号に変換するPD41aと、遅延干渉器31から入力された逆相光信号を電気信号に変換するPD41bとを有する。かかるPD部41は、PD41aから出力される電気信号と、PD41bから出力される電気信号との差をアンプ42へ出力する。アンプ42は、PD部41から入力された電気信号を増幅して、図示しない装置または回路(以下、「データ識別装置」という)へ出力する。
データ識別装置は、光受信回路32から入力された電気信号に基づいて、データの判定を行う。例えば、データ識別装置は、入力された電気信号の電位が所定の値より大きい場合に、データが「1」であると判定し、電気信号の電位が所定の値より小さい場合に、データが「0」であると判定する。
特開平11−4196号公報
しかしながら、上述した従来の光伝送システムには、データ識別装置におけるデータ判定処理に誤りが発生するおそれがあるという問題があった。かかる問題が発生する理由について、図9〜図11−2を用いて具体的に説明する。なお、以下では、DPSK光信号を、1[bit]未満遅延させた光信号と比較することにより復調処理を行う光伝送システムを例に挙げて説明する。
図9は、位相変調された光信号の一例を示す図である。図9に示すように、光信号の強度は、位相の切り替わり時に0に落ち込むという特性がある。例えば、図9において、点線により囲んだ部分P91に注目すると、位相が「π」から「0」に切り変わる際に、光信号の強度は0に落ち込んでいる。P91に示した部分以外にも、位相が切り替わるたびに光信号の強度は0に落ち込んでいる。
そして、遅延干渉器31は、このような特性を有する光信号を復調する。図10は、従来の遅延干渉器31によって復調された光信号の一例を示す図である。図10において、点線により囲んだ部分P101およびP102に注目すると、正相光信号および逆相光信号の強度は、上述した光信号の特性の影響により、位相が切り替わるたびに変動している。なお、本来、図10における部分P101およびP102において、正相光信号および逆相光信号の強度は、一定になっていることが理想的である。
光受信回路32は、このような変動を有する光信号を電気信号に変換してデータ識別装置へ出力する。光受信回路32によって出力される電気信号を図11−1および図11−2に示す。図11−1は、従来の光受信回路32によって出力される電気信号の一例を示す図である。図11−2は、図11−1に示した電気信号におけるeyeパターンの一例を示す図である。
図11−1に示すように、電気信号E1の電位のうち、部分P111およびP112に示した電気信号の電位は変動している。このため、データ識別装置は、電気信号E1の部分P111およびP112における電位が所定の値より大きいか否かの判定が困難であるため、データ判定を誤る可能性がある。
このことは、図11−2に示したeyeパターンからも把握できる。具体的には、図11−2に示すように、光受信回路32によって出力される電気信号のeyeパターンは、クロスポイントC1が中心からずれており、歪んだ波形となっている。このように、電気信号E1を用いたデータ判定は困難であることが分かる。以下では、位相が切り替わるたびに電気信号に現れる電位の変動(図11−1に示した例では、P111およびP112に現れる電位の変動)を「位相電位変動」と呼ぶこととする。
なお、上記問題は、特に、DPSK光信号を1[bit]未満遅延させた光信号と比較することにより復調する光伝送システムにおいて顕著になる。これは、DPSK光信号と1[bit]未満遅延させた光信号とを比較する処理が、位相電位変動の影響を受けやすいからである。
開示の技術は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、データ判定の誤り率を低下させることができる光受信器、光受信回路および光受信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本願に開示する光受信器は、位相変調方式によって変調された光信号を復調する復調手段と、前記復調手段によって復調された光信号を電気信号に変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出することにより得られる電気信号である補完信号を生成する補完信号生成手段と、前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号であるデータ信号に現れる電位の変動を、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号を用いて抑制する抑制手段とを備えたことを要件とする。
なお、本願に開示する光受信器の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも、他の態様として有効である。
本願に開示した光受信器によれば、データ判定の誤り率を低下させることができるという効果を奏する。
以下に、本願に開示する光受信器、光受信回路および光受信方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願に開示する光受信器、光受信回路および光受信方法が限定されるものではない。
まず、実施例1に係る光受信器100による光受信方法について説明する。実施例1に係る光受信器100は、従来と同様に、電気信号の正相成分と逆相成分との差である電気信号(以下、「データ信号」という)を生成する。さらに、光受信器100は、電気信号の正相成分と逆相成分との和である電気信号(以下、「補完信号」という)を生成する。そして、光受信器100は、データ信号と補完信号との差を算出することにより、データ信号に現れる位相電位変動を抑制する。
ここで、電気信号の正相成分と逆相成分の和によって補完信号を生成する理由について説明する。図10に示したP101およびP102以外の部分について、正相光信号と逆相光信号との和を算出すると、信号強度は一定になる。言い換えれば、位相の切り替わり時に信号強度が0に落ち込むという光信号の特性の影響を受けていない正相光信号と逆相光信号との和を算出すると、信号強度は一定になる。
一方、図10に示したP101およびP102について、正相光信号と逆相光信号との和を算出すると、信号強度は一定にならない。言い換えれば、位相の切り替わり時に信号強度が0に落ち込むという光信号の特性の影響を受けて変動が現れている正相光信号と逆相光信号との和を算出すると、信号強度は一定にならない。
すなわち、光受信器100は、電気信号の正相成分と逆相成分の和を算出することで、変動が現れていない部分については電位が一定であり、変動が現れている部分についてのみ電位が変動している補完信号を生成することができる。このため、光受信器100は、データ信号と補完信号との差を算出することにより、データ信号から位相電位変動を抑制した電気信号を生成することができる。
図1を用いて具体的に説明する。図1は、実施例1に係る光受信器100による光受信方法を説明するための図である。図1に、実施例1に係る光受信器100によって生成されるデータ信号と補完信号の一例を示す。図1において、データ信号E1は、図11−1に示した従来の光受信器によって出力される電気信号E1と同様である。補完信号E2は、図10に示した正相光信号と逆相光信号とが電気信号に変換された後に、双方の電気信号の和によって生成される。そして、光受信器100は、このようにして生成したデータ信号E1と補完信号E2との差を算出して、算出した電気信号を出力する。
図2−1に、実施例1に係る光受信器100によって出力される電気信号の一例を示す。図2−1に示した電気信号E3は、図1に示したデータ信号E1と補完信号E2との差により算出される。図2−1に示すように、電気信号E3の部分P21は、図11−1に示した電気信号E1の部分P111と比較して、電位の変動が小さい。同様に、電気信号E3の部分P22は、図11−1に示した電気信号E1の部分P112と比較して、電位の変動が小さい。このため、電気信号E3は、データ識別装置にとってデータ判定処理を高精度に行うことができる波形であることが分かる。
このことは、電気信号E3のeyeパターンからも把握できる。図2−1に示した電気信号E3におけるeyeパターンの一例を図2−2に示す。図2−2に示すように、電気信号E3のeyeパターンは、クロスポイントC2が、図11−2に示したクロスポイントC1と比較して、中心に近い位置にあり、いわゆる目の開いた波形になっている。このような電気信号E3を用いる場合、データ識別装置は、データ判定処理を高精度に行うことができる。
このように、実施例1に係る光受信器100は、電気信号の正相成分と逆相成分との差であるデータ信号と、電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号とを生成する。そして、光受信器100は、データ信号と補完信号との差である電気信号を出力する。これにより、実施例1に係る光受信器100は、位相電位変動が抑制された電気信号を出力することができる。その結果、光受信器100は、データ識別装置に対して、データ判定処理を高精度に行わせることができる。
次に、実施例1に係る光受信器100の構成について説明する。図3は、実施例1に係る光受信器100の構成を示す図である。図3に示すように、光受信器100は、遅延干渉器31と、光受信回路110とを有する。遅延干渉器31は、図8に示した遅延干渉器31と同様の装置である。
光受信回路110は、PD部111および112と、アンプ113〜115とを有する。PD部111は、PD111aと、111bとを有する。PD111aは、遅延干渉器31から入力される正相光信号を電気信号に変換する。PD111bは、遅延干渉器31から入力される逆相光信号を電気信号に変換する。そして、PD部111は、PD111aから出力される正相の電気信号と、PD111bから出力される逆相の電気信号との差をアンプ113へ出力する。
PD部112は、PD112aと、112bとを有する。PD112aは、PD111aと同様に、遅延干渉器31から入力される正相光信号を電気信号に変換する。PD112bは、PD111bと同様に、遅延干渉器31から入力される逆相光信号を電気信号に変換する。そして、PD部112は、PD112aから出力される正相の電気信号と、PD112bから出力される逆相の電気信号との和をアンプ114へ出力する。
アンプ113は、PD部111から入力される電気信号を増幅して、増幅した信号(データ信号)をアンプ115へ出力する。なお、図3に示した例では、アンプ113は、利得「−A」により電気信号を増幅する。
アンプ114は、PD部112から入力される電気信号を増幅して、増幅した信号(補完信号)をアンプ115へ出力する。なお、図3に示した例では、アンプ114は、利得「A’」により電気信号を増幅する。
なお、アンプ113の利得「−A」およびアンプ114の利得「A’」は、光受信器100の設計者等によって、位相電位変動の大きさに応じて設定される。具体的には、設計者等は、データ信号に現れる位相電位変動を十分に抑制することができる程度の利得を、アンプ113および114に設定する。
アンプ115は、アンプ113から入力されるデータ信号と、アンプ114から入力される補完信号との差を算出して、算出した電気信号をデータ識別装置へ出力する。これにより、アンプ115は、位相電位変動が抑制された電気信号(例えば、図2−1に示した電気信号E3)を出力することができる。
次に、実施例1に係る光受信器100による光信号の受信処理について説明する。図4は、実施例1に係る光受信器100による光信号受信処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、光受信器100のPD部111は、遅延干渉器31から入力される正相光信号と逆相光信号とを電気信号に変換し、かかる電気信号の正相成分と逆相成分との差を算出する(ステップS101)。そして、PD部111は、算出した電気信号をアンプ113へ出力する。
続いて、アンプ113は、PD部111によって算出された電気信号の正相成分と逆相成分との差を増幅する(ステップS102)。かかる増幅された電気信号は、「データ信号」に該当する。
また、PD部112は、遅延干渉器31から入力される正相光信号と逆相光信号とを電気信号に変換し、かかる電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出する(ステップS103)。そして、PD部112は、算出した電気信号をアンプ114へ出力する。
続いて、アンプ114は、PD部112によって算出された電気信号の正相成分と逆相成分との和を増幅する(ステップS104)。かかる増幅された電気信号は、「補完信号」に該当する。
続いて、アンプ115は、アンプ113から出力されるデータ信号と、アンプ114から出力される補完信号との差を算出して、算出した電気信号を出力する(ステップS105)。
上述してきたように、実施例1に係る光受信器100は、電気信号の正相成分と逆相成分との差であるデータ信号を生成するとともに、電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号を生成する。そして、光受信器100は、データ信号と補完信号との差を算出して、算出した電気信号を出力する。これにより、光受信器100は、データ信号に現れる位相電位変動を抑制することができる。その結果、光受信器100は、データ識別装置に対して、データ判定処理を高精度に行わせることができる。
ところで、上記実施例1では、データ信号および補完信号を生成して、双方の差を算出することにより、位相電位変動が抑制された電気信号を生成する例を示した。しかし、光受信器は、データ信号および補完信号を生成せずに、データ信号に現れる位相電位変動を抑制してもよい。そこで、実施例2では、データ信号および補完信号を生成することなく、データ信号に現れる位相電位変動を抑制することができる光受信器200について説明する。
まず、実施例2に係る光受信器200による光受信方法について説明する。実施例2に係る光受信器200は、遅延干渉器31から出力される正相光信号と逆相光信号とを所定の利得によって増幅することにより、位相電位変動を抑制する。ここで、かかる「所定の利得」について説明するために、図3に示した光受信器100によって出力される電気信号について検討する。
図3に示した光受信器100において、PD部111から出力される信号は、「(電気信号の正相成分)−(電気信号の逆相成分)」である。すなわち、アンプ113から出力される信号は、「−A×{(電気信号の正相成分)−(電気信号の逆相成分)}」である。
また、図3に示した光受信器100において、PD部112から出力される信号は、「(電気信号の正相成分)+(電気信号の逆相成分)」である。すなわち、アンプ114から出力される信号は、「A’×{(電気信号の正相成分)+(電気信号の逆相成分)}」である。
そして、アンプ115は、アンプ113から出力される電気信号と、アンプ114から出力される電気信号との差を算出するので、光受信器100から出力される電気信号は、以下の式(1)のように表すことができる。
−A×{(電気信号の正相成分)−(電気信号の逆相成分)}−A’×{(電気信号の正相成分)+(電気信号の逆相成分)} ・・・ (1)
ここで、上記式(1)は、以下の式(2)に変形することができる。
(−A−A’)×(電気信号の正相成分)−(−A+A’)×(電気信号の逆相成分) ・・・ (2)
すなわち、実施例1に係る光受信器100によって出力される電気信号は、利得「−A−A’」によって増幅された電気信号の正相成分と、利得「−A+A’」によって増幅された電気信号の逆相成分との差により算出することができる。
そこで、実施例2に係る光受信器200では、遅延干渉器31から出力される正相光信号を電気信号に変換した後に利得「−A−A’」によって増幅し、逆相光信号を電気信号に変換した後に利得「−A+A’」によって増幅するようにアンプの利得が設定される。これにより、実施例2に係る光受信器200は、実施例1に係る光受信器100と同等の電気信号を出力することができる。
図5を用いて、実施例2に係る光受信器200の構成について具体的に説明する。図5は、実施例2に係る光受信器200の構成を示す図である。図5に示すように、光受信器200は、遅延干渉器31と、光受信回路210とを有する。遅延干渉器31は、図8に示した遅延干渉器31と同様の装置である。
光受信回路210は、PD211aおよび211bと、アンプ212aおよび212bと、アンプ213とを有する。PD211aは、遅延干渉器31から出力される正相光信号を電気信号に変換する。そして、PD211aは、かかる電気信号をアンプ212aへ出力する。PD211bは、遅延干渉器31から出力される逆相光信号を電気信号に変換する。そして、PD211bは、かかる電気信号をアンプ212bへ出力する。
アンプ212aは、PD211aから出力される電気信号を利得「−A−A’」によって増幅し、増幅後の電気信号をアンプ213へ出力する。アンプ212bは、PD211bから出力された電気信号を利得「−A+A’」によって増幅し、増幅後の電気信号をアンプ213へ出力する。なお、図5に示した「A」および「A’」は、図3に示した利得「A」および「A’」と同一の値であるものとする。また、図3に示した光受信器100は、位相電位変動が十分に抑制された電気信号を出力するものとする。
アンプ213は、アンプ212aから出力される電気信号と、アンプ212bから出力される電気信号との差を算出し、算出した電気信号を出力する。すなわち、アンプ213は、上記式(2)により表される電気信号を出力する。これにより、光受信器200は、実施例1に係る光受信器100によって出力される電気信号と同等の電気信号を出力することができる。
次に、実施例2に係る光受信器200による光信号の受信処理について説明する。図6は、実施例2に係る光受信器200による光信号受信処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、光受信器200のアンプ212aは、遅延干渉器31から出力される光信号のうち、PD211aによって変換された電気信号の正相成分を、利得「−A−A’」によって増幅する(ステップS201)。また、アンプ212bは、遅延干渉器31から出力される光信号のうち、PD211bによって変換された電気信号の逆相成分を、利得「−A+A’」によって増幅する(ステップS202)。
続いて、アンプ213は、アンプ212aから出力される電気信号と、アンプ212bから出力される電気信号との差を算出することにより、上記式(2)により表される電気信号を出力する(ステップS203)。
上述してきたように、実施例2に係る光受信器200は、遅延干渉器31から出力される正相光信号を増幅するためのアンプ212aと、逆相光信号を増幅するためのアンプ212bとを有する。そして、アンプ212aの利得は、実施例1に係る光受信器100によって出力される電気信号を上記式(2)のように正相成分と逆相成分とに分けた場合における正相成分の係数と等しくなるように設定される。また、アンプ212bの利得は、実施例1に係る光受信器100によって出力される電気信号を上記式(2)のように正相成分と逆相成分とに分けた場合における逆相成分の係数と等しくなるように設定される。
これにより、実施例2に係る光受信器200は、実施例1に係る光受信器100と同様に、位相電位変動が抑制された電気信号を出力することができ、その結果、データ識別装置に対して、データ判定処理を高精度に行わせることができる。さらに、実施例2に係る光受信器200は、実施例1に係る光受信器100と比較して、低廉に実現することができる。具体的には、図5に示した光受信器200は、図3に示した光受信器100と比較して、少数のPDを用いて実現することができるので、光受信器100よりも低廉に実現することができる。
なお、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記実施例1および2において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)位相変調方式によって変調された光信号を復調する復調手段と、
前記復調手段によって復調された光信号を電気信号に変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出することにより得られる電気信号である補完信号を生成する補完信号生成手段と、
前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号であるデータ信号に現れる電位の変動を、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号を用いて抑制する抑制手段と
を備えたことを特徴とする光受信器。
(付記2)前記抑制手段は、前記データ信号と、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号との差を算出することにより、前記データ信号に現れる変動を抑制することを特徴とする付記1に記載の光受信器。
(付記3)前記復調手段は、位相変調方式によって変調された光信号と、該光信号の位相を1ビット未満遅延させた光信号とを比較することにより光信号を復調することを特徴とする付記1または2に記載の光受信器。
(付記4)位相変調方式によって変調された光信号を復調する復調手段と、
前記復調手段によって復調された光信号の正相成分と逆相成分とを電気信号に変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号を用いて、前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号に現れる電位の変動が抑制された電気信号の正相成分と逆相成分との強度比と等しくなるように、前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分とを増幅する増幅手段と
を備えたことを特徴とする光受信器。
(付記5)前記復調手段は、位相変調方式によって変調された光信号と、該光信号の位相を1ビット未満遅延させた光信号とを比較することにより光信号を復調することを特徴とする付記4に記載の光受信器。
(付記6)位相変調方式によって変調された光信号を電気信号に変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出することにより得られる電気信号である補完信号を生成する補完信号生成手段と、
前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号であるデータ信号に現れる電位の変動を、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号を用いて抑制する抑制手段と
を備えたことを特徴とする光受信回路。
(付記7)前記抑制手段は、前記データ信号と、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号との差を算出することにより、前記データ信号に現れる変動を抑制することを特徴とする付記6に記載の光受信回路。
(付記8)前記変換手段は、位相変調方式によって変調された光信号と、該光信号の位相を1ビット未満遅延させた光信号とを比較することにより復調された光信号を電気信号に変換することを特徴とする付記6または7に記載の光受信回路。
(付記9)位相変調方式によって変調された光信号の正相成分と逆相成分とを電気信号に変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号を用いて、前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号に現れる電位の変動が抑制された電気信号の正相成分と逆相成分との強度比と等しくなるように、前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分とを増幅する増幅手段と
を備えたことを特徴とする光受信回路。
(付記10)前記変換手段は、位相変調方式によって変調された光信号と、該光信号の位相を1ビット未満遅延させた光信号とを比較することにより復調された光信号を電気信号に変換することを特徴とする付記9に記載の光受信回路。
(付記11)位相変調方式によって変調された光信号を受信する光受信器による光受信方法であって、
前記光受信器が、
前記光信号を復調する復調工程と、
前記復調工程によって復調された光信号を電気信号に変換する変換工程と、
前記変換工程によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出することにより得られる電気信号である補完信号を生成する補完信号生成工程と、
前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換工程によって変換された電気信号であるデータ信号に現れる電位の変動を、前記補完信号生成工程によって生成された補完信号を用いて抑制する抑制工程と
を含んだことを特徴とする光受信方法。
(付記12)前記抑制工程は、前記データ信号と、前記補完信号生成工程によって生成された補完信号との差を算出することにより、前記データ信号に現れる変動を抑制することを特徴とする付記11に記載の光受信方法。
(付記13)前記復調工程は、位相変調方式によって変調された光信号と、該光信号の位相を1ビット未満遅延させた光信号とを比較することにより光信号を復調することを特徴とする付記11または12に記載の光受信方法。
(付記14)位相変調方式によって変調された光信号を受信する光受信器による光受信方法であって、
前記光受信器が、
前記光信号の正相成分と逆相成分とを電気信号に変換する変換工程と、
前記変換工程によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号を用いて、前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換工程によって変換された電気信号に現れる電位の変動が抑制された電気信号の正相成分と逆相成分との強度比と等しくなるように、前記変換工程によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分とを増幅する増幅工程と
を含んだことを特徴とする光受信方法。
(付記15)前記変換工程は、位相変調方式によって変調された光信号と、該光信号の位相を1ビット未満遅延させた光信号とを比較することにより復調された光信号を電気信号に変換することを特徴とする付記14に記載の光受信方法。
実施例1に係る光受信器による光受信方法を説明するための図である。 実施例1に係る光受信器によって出力される電気信号の一例を示す図である。 図2−1に示した電気信号におけるeyeパターンの一例を示す図である。 実施例1に係る光受信器の構成を示す図である。 実施例1に係る光受信器による光信号受信処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る光受信器の構成を示す図である。 実施例2に係る光受信器による光信号受信処理手順を示すフローチャートである。 位相変調方式を採用する従来の光伝送システムの構成を示す図である。 図7に示した遅延干渉器および光受信回路の詳細図である。 位相変調された光信号の一例を示す図である。 従来の遅延干渉器によって復調された光信号の一例を示す図である。 従来の光受信回路によって出力される電気信号の一例を示す図である。 図11−1に示した電気信号におけるeyeパターンの一例を示す図である。
符号の説明
1 光伝送システム
2 光送信器
3 光受信器
21 光位相変調器
31 遅延干渉器
32 光受信回路
41 PD部
41a、41b PD
42 アンプ
100 光受信器
110 光受信回路
111、112 PD部
111a、111b、112a、112b PD
113〜115 アンプ
200 光受信器
210 光受信回路
211a、211b PD
212a、212b、213 アンプ

Claims (7)

  1. 位相変調方式によって変調された光信号を当該光信号の位相を1ビットもしくは1ビット未満遅延させた光信号と比較することにより復調する復調手段と、
    前記復調手段によって復調された光信号を電気信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出することにより得られる電気信号である補完信号を生成する補完信号生成手段と、
    前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号であるデータ信号に現れる電位の変動を、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号を用いて抑制する抑制手段と
    を備えたことを特徴とする光受信器。
  2. 前記抑制手段は、前記データ信号と、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号との差を算出することにより、前記データ信号に現れる変動を抑制することを特徴とする請求項1に記載の光受信器。
  3. 位相変調方式によって変調された光信号を当該光信号の位相を1ビットもしくは1ビット未満遅延させた光信号と比較することにより復調する復調手段と、
    前記復調手段によって復調された光信号の正相成分と逆相成分とを電気信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号を用いて、前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号に現れる電位の変動が抑制された電気信号の正相成分と逆相成分との強度比と等しくなるように、前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分とを増幅する増幅手段と
    を備えたことを特徴とする光受信器。
  4. 位相変調方式によって変調された光信号が当該光信号の位相を1ビットもしくは1ビット未満遅延させた光信号と比較されることにより復調された当該光信号を電気信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出することにより得られる電気信号である補完信号を生成する補完信号生成手段と、
    前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号であるデータ信号に現れる電位の変動を、前記補完信号生成手段によって生成された補完信号を用いて抑制する抑制手段と
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  5. 位相変調方式によって変調された光信号が当該光信号の位相を1ビットもしくは1ビット未満遅延させた光信号と比較されることにより復調された当該光信号の正相成分と逆相成分とを電気信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号を用いて、前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換手段によって変換された電気信号に現れる電位の変動が抑制された電気信号の正相成分と逆相成分との強度比と等しくなるように、前記変換手段によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分とを増幅する増幅手段と
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  6. 位相変調方式によって変調された光信号を受信する光受信器による光受信方法であって、
    前記光受信器が、
    前記光信号と、前記光信号の位相を1ビットもしくは1ビット未満遅延させた光信号とを比較することにより前記光信号を復調する復調工程と、
    前記復調工程によって復調された光信号を電気信号に変換する変換工程と、
    前記変換工程によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和を算出することにより得られる電気信号である補完信号を生成する補完信号生成工程と、
    前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換工程によって変換された電気信号であるデータ信号に現れる電位の変動を、前記補完信号生成工程によって生成された補完信号を用いて抑制する抑制工程と
    を含んだことを特徴とする光受信方法。
  7. 位相変調方式によって変調された光信号を受信する光受信器による光受信方法であって、
    前記光受信器が、
    前記光信号と、前記光信号の位相を1ビットもしくは1ビット未満遅延させた光信号とが比較されることにより復調された前記光信号の正相成分と逆相成分とを電気信号に変換する変換工程と、
    前記変換工程によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分との和である補完信号を用いて、前記光信号の位相の切り替わり時に前記変換工程によって変換された電気信号に現れる電位の変動が抑制された電気信号の正相成分と逆相成分との強度比と等しくなるように、前記変換工程によって変換された電気信号の正相成分と逆相成分とを増幅する増幅工程と
    を含んだことを特徴とする光受信方法。
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