JP5272495B2 - 電動モータの制御装置 - Google Patents
電動モータの制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5272495B2 JP5272495B2 JP2008112479A JP2008112479A JP5272495B2 JP 5272495 B2 JP5272495 B2 JP 5272495B2 JP 2008112479 A JP2008112479 A JP 2008112479A JP 2008112479 A JP2008112479 A JP 2008112479A JP 5272495 B2 JP5272495 B2 JP 5272495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- value
- duty signal
- relational expression
- brushless motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
請求項1に記載の発明は、デューティ比を規定する信号であるデューティ信号に基づく電動モータの作動制御を通じて同電動モータの動作位置を制御する制御手段と、前記電動モータの温度の単位期間あたり変化量の指標値についての推定値および前記デューティ信号の関係を記憶する記憶手段と、前記デューティ信号に基づいて前記関係から前記推定値を算出するとともに、該算出した推定値の推移に基づいて前記電動モータの作動制御の実行態様を変更する変更手段とを備える電動モータの制御装置において、前記関係は前記デューティ信号を変数とする一次関数により定まる複数の関係式からなり、それら関係式は、前記デューティ信号の設定可能範囲を複数に分割した各範囲に対応して各別に設定された関係式からなり、前記指標値についての実際の値を基準とする前記推定値のずれ方向が互いに逆になる第1の関係式と第2の関係式とを含んでなることをその要旨とする。
なお請求項2によるように、前記関係としてデューティ信号を変数とする一次関数により定まる二つの関係式を設定し、それら関係式として前記第1の関係式および前記第2の関係式を設定する、との構成を採用することができる。
上記構成によれば、電動モータへの供給電流量が多いときほど同電動モータの温度が高くなり易いといったように、電動モータの温度と高い相関を有する供給電流量の推移に基づいて同電動モータの作動制御を実行することができるようになり、電動モータの温度の過上昇を的確に抑えることができるようになる。
図1は、本実施の形態にかかる制御装置が搭載される内燃機関についてそのシリンダヘッド周りの断面構造を示している。
可変動弁機構21は、吸気カムシャフト19に対して平行に延びるロッカシャフト22およびコントロールシャフト23と、それらシャフト22,23の軸線を中心に揺動する入力アーム24および出力アーム25とを備えている。そして、回転する吸気カム19aにより押されて入力アーム24が揺動すると、これに伴い出力アーム25が揺動するようになっている。
図3は、上記作動制御にかかる処理(作動制御処理)の実行手順を示すフローチャートである。なお、同図に示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、電子制御ユニット32によって実行される。本実施の形態では、この作動制御処理が制御手段として機能する。
図4に上記変更処理の実行手順を示すフローチャートを示す。なお同図に示される一連の処理は、上述した作動制御処理におけるデューティ信号Dsを算出する処理(図3のステップS20の処理)として実行される処理である。本実施の形態では、この変更処理が変更手段として機能する。
本実施の形態にかかる制御装置では、実回転角MAの変化速度が大きいときほど、また同実回転角MAの変化量が大きいときほどブラシレスモータ30に多量の電流が供給されるようになり、同ブラシレスモータ30の温度の過上昇を招き易くなる。そして、そのようにブラシレスモータ30の実回転角MAが変化する状況においては、目標回転角TMAと実回転角MAとの偏差が大きくなってデューティ信号Dsが大きく変化するようになるために、同デューティ信号Dsがその設定可能範囲における最小値近くの値から最大値近くの値まで変化するようになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
・直近の所定期間における推定値Piの平均値Piaveを求めることに代えて、同推定値Piの積算値を求めるようにしてもよい。こうした構成によっても、推定値Piの積算値に基づいてブラシレスモータ30の温度を適正に把握することができる。
Claims (6)
- デューティ比を規定する信号であるデューティ信号に基づく電動モータの作動制御を通じて同電動モータの動作位置を制御する制御手段と、前記電動モータの温度の単位期間あたり変化量の指標値についての推定値および前記デューティ信号の関係を記憶する記憶手段と、前記デューティ信号に基づいて前記関係から前記推定値を算出するとともに、該算出した推定値の直近の所定期間における平均値又は積算値が所定値を超えたときに、前記電動モータの作動制御の実行態様を、デューティ信号の増大速度を抑えるように変更する変更手段とを備える電動モータの制御装置において、
前記関係は前記デューティ信号を変数とする一次関数により定まる複数の関係式からなり、
それら関係式は、前記デューティ信号の設定可能範囲を複数に分割した各範囲に対応して各別に設定された関係式からなり、前記指標値についての実際の値を基準とする前記推定値のずれ方向が互いに逆になる第1の関係式と第2の関係式とを含んでなる
ことを特徴とする電動モータの制御装置。 - 請求項1に記載の電動モータの制御装置において、
前記関係は前記デューティ信号を変数とする一次関数により定まる二つの関係式からなり、
前記二つの関係式は前記第1の関係式および前記第2の関係式からなる
ことを特徴とする電動モータの制御装置。 - 請求項1または2に記載の電動モータの制御装置において、
前記複数の関係式は、それら関係式に記憶されている推定値を前記実際の値から減算した値の平均が「0」になる関係式である
ことを特徴とする電動モータの制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動モータの制御装置において、
前記指標値は前記電動モータへの供給電流量である
ことを特徴とする電動モータの制御装置。 - 請求項4に記載の電動モータの制御装置において、
前記変更手段は、前記供給電流量についての推定値の直近の所定期間における平均値に基づいて前記電動モータの作動制御の実行態様を変更するものである
ことを特徴とする電動モータの制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電動モータの制御装置において、
当該制御装置は機関バルブのバルブ特性を変更する可変動弁機構が設けられた内燃機関に適用されるものであり、
前記電動モータは前記可変動弁機構の作動源として用いられる電動の回転機であり、
前記制御手段は前記内燃機関の運転状態に応じて前記デューティ信号を算出するものである
ことを特徴とする電動モータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008112479A JP5272495B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 電動モータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008112479A JP5272495B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 電動モータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009268193A JP2009268193A (ja) | 2009-11-12 |
JP5272495B2 true JP5272495B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=41393328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008112479A Expired - Fee Related JP5272495B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 電動モータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5272495B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101231267B1 (ko) | 2010-12-07 | 2013-02-07 | 현대자동차주식회사 | 가변 밸브 리프트용 모터 제어 장치 및 방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05122979A (ja) * | 1991-10-25 | 1993-05-18 | Zexel Corp | モータのための回転速度制御回路 |
JP3714843B2 (ja) * | 2000-03-21 | 2005-11-09 | 光洋精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置および電動ポンプ式パワーステアリング装置 |
JP2002084773A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Sanyo Electric Co Ltd | モータ駆動装置、モータ駆動方法及び洗濯機 |
JP4179067B2 (ja) * | 2002-11-26 | 2008-11-12 | 株式会社ジェイテクト | モータ電流推定装置及びモータ温度推定装置 |
JP4074823B2 (ja) * | 2003-03-05 | 2008-04-16 | 株式会社デンソー | A/d変換出力データの非直線性補正方法及び非直線性補正装置 |
JP4797768B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2011-10-19 | トヨタ自動車株式会社 | モータ制御装置 |
-
2008
- 2008-04-23 JP JP2008112479A patent/JP5272495B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009268193A (ja) | 2009-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4082197B2 (ja) | 内燃機関の弁駆動システム | |
JP4614019B2 (ja) | 可変動弁機構の制御装置および制御方法 | |
JP2007023800A (ja) | 内燃機関のバルブ特性制御装置 | |
JP5012963B2 (ja) | アクチュエータの制御装置 | |
JP4692339B2 (ja) | 可変動弁機構の制御装置 | |
JP5272495B2 (ja) | 電動モータの制御装置 | |
JP2007297964A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4888160B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP4852992B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2011256802A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP4581984B2 (ja) | 内燃機関のバルブ特性制御装置 | |
JP4901677B2 (ja) | 可変動弁機構の制御装置 | |
JP2009115036A (ja) | 可変動弁機構の制御装置 | |
JP4379273B2 (ja) | 可変圧縮比機構を備えた内燃機関 | |
JP4424372B2 (ja) | アクチュエータの制御装置 | |
JP2009281359A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2008051111A (ja) | 内燃機関の弁駆動システム | |
JP5752960B2 (ja) | 電磁式可変バルブタイミング装置用の制御装置 | |
JP2006105095A (ja) | 可変圧縮比機構を備えた内燃機関 | |
JP2008291747A (ja) | 診断装置 | |
JP4524697B2 (ja) | 内燃機関の弁駆動システム | |
JP2010048190A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2014152709A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP2004092526A (ja) | エンジンの動弁制御装置 | |
JP4605023B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁機構制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130429 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |