JP5271615B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、三次元画像化の開始深度を自動的に決定して三次元画像化を開始する超音波診断装置に関する。
超音波診断装置における三次元超音波画像形成技術として、レイキャスティング手法が良く知られている。この手法は、医療分野(特に産婦人科)において胎児の三次元画像を描出するのに広く用いられている。ここで、胎児の三次元画像を描出する場合、単純にレイキャスティング法を用いると、三次元画像化対象の胎児を覆っている、三次元画像化対象でない胎盤や子宮壁などを描出してしまうため、所望とする胎児の三次元画像を描出することができない。したがって、従来法では、医師あるいは超音波技師が手動にて胎児を遮蔽する胎盤や子宮壁などを取り除くクリッピング操作を行う必要があった。このクリッピング操作は、医師あるいは超音波技師にとって 非常に手間と時間を要するものであり、以前から自動化が望まれている技術であった。
そこで、下記の特許文献1が示す自動遮蔽物除去手法が提案されている。図7は、特許文献1に記載されている従来の自動遮蔽物除去手段を備えた三次元超音波画像診断装置のブロック図を示す。図7において、送受信器701は二次元アレイ探触子700を介した超音波ビームの被検体への送信及び被検体からの反射波を受信し、検波回路702は送受信器701からの受信信号の検波を行う。三次元画像処理部703は検波回路702からの受信信号からボリュームデータを生成し、レイキャスティング演算を行って三次元画像を生成する。表示部704は三次元画像処理部703にて生成された三次元画像を表示する。移動平均器705は検波回路702にて処理された受信信号を平滑化し、比較器706は移動平均器705により平滑化された信号と、羊水を判定するための所定の閾値THと比較して受信信号レベルの落ち込み部分を判断する。レイキャスティング開始位置設定部707は比較器706にて判断された受信信号レベルの落ち込み部分(羊水部分)に基づいてレイキャスティング開始位置を決定し、三次元画像処理部703に出力する。
ここで、従来技術としての自動遮蔽物除去に関わる部分は、図7において点線にて囲まれた部分である。以下、この部分に関して詳細な説明を行う。比較器706は、受信信号レベルの深度方向の落ち込み部分(羊水部分)を検出するために2つのアルゴリズム(A)、(B)を選択できるようにしている。アルゴリズム(A)は図8に示すように、受信信号レベル(輝度値)の深度方向の落ち込み部分をそのまま検出するアルゴリズムであり、比較器706は、受信信号を深度方向に順次走査し、閾値TH=E1(<E2)より受信信号が低くなった時点の受信信号深度D1を記憶する。次に、 比較器706は、更に深度方向に走査を進めながら、今度は、閾値TH=E2より受信信号が高くなった時点での受信信号深度D2を記憶する。受信信号の走査が終了した時点で、受信信号深度D1、D2はレイキャスティング開始位置設定部707に出力される。
アルゴリズム(B)は図9に示すように、図8に示す深度方向の受信信号レベル(輝度値)を積分して累積輝度値を求め、累積輝度値の傾き(微分値)に基づいて受信信号レベルの深度方向の落ち込み部分(羊水部分)を間接的に検出するアルゴリズムであり、比較器706は、比較処理を行う前に受信信号を深度方向に累計加算を行う。次に、比較器706は、先に生成した累計加算における傾きを閾値TH=F1、F2(F1<F2)と比較することでアルゴリズム(A)と同様に、受信信号深度D1、D2を求める。まず、比較器706は、受信信号の累計加算値の傾きを深度方向に順次走査し、受信信号の累計加算値の傾きが閾値TH=F1より小さくなった時点の受信信号深度D1を記憶する。 次に、比較器706は、更に深度方向に走査を進めながら、今度は、受信信号の累計加算値の傾きが閾値F2より大きくなった時点での受信信号深度D2を記憶する。受信信号の累計加算値の走査が終了した時点で、受信信号深度D1、D2は、レイキャスティング開始位置設定部707に出力される。
レイキャスティング開始位置設定部707では、比較器706にて求められた受信信号深度D1、D2の中間深度=(D1+D2)/2をレイキャスティング開始深度Aとし、三次元画像処理部703に出力する。このため、三次元画像処理部703はレイキャスティング開始深度Aより浅い位置の遮蔽物と一部の羊水を三次元画像化せず、レイキャスティング開始深度Aより深い位置の一部の羊水と胎児を三次元画像化する。以上説明したとおり、従来法では比較器706、レイキャスティング開始位置設定部707を備えることで、羊水部分となる受信信号の落ち込み部分を判断し、胎児を覆っている胎盤や子宮壁など(遮蔽物)を自動的に除去して、胎児のみの描出を行なっている。
特開2001−145631号公報(図4、図6)
しかしながら、前記従来の構成では、比較器706に対して深度方向の輝度曲線に対する閾値レベルTH=E1、E2、あるいは深度方向の累積加算輝度曲線に対する傾きの閾値TH=F1、F2を必要とするため、これらの閾値パラメータを入力受信信号に応じて最適化する必要が生じる。例えば図10(A)、(B)に示すように、遮蔽物と胎児間に存在する羊水が胎児の***物などによって濁っている場合を想定する。ちなみに、羊水が胎児の***物などによって濁ることは一般的なことであり、この事象を無視することはできないことをあえて記述しておく。ここで羊水が濁っている場合は、図10(A)、(B)に示すように、超音波受信信号の輝度曲線及び累積加算輝度曲線はともに、羊水の部分で閾値TH=E1、TH=F1より低くならず、正確なレイキャスティング開始位置Aの特定が困難となる。したがって、遮蔽物を除去するためには、羊水の濁り具合に応じて適切な閾値を求める必要があることになる。
ここで、遮蔽物除去条件となる閾値の性質について更に考察を行う。 輝度曲線及び累積加算輝度曲線に対する閾値TH=E1、TH=F1は、絶対的パラメータであるため、曲線における輝度値や輝度変化(曲線微分値)に極めて依存する値である。このため、閾値判定を行う前に必ず曲線の平滑化処理を必要とする。また、平滑化処理を施したとしても、曲線にある程度のバイアスが加算された場合や、曲線変化が小さい場合には、遮蔽物除去の閾値として正常に作用しないことになる。したがって、輝度値そのものや輝度値変化を閾値として採用するのは、適切ではないと考える。
本発明は、前述の従来の課題を解決するもので、胎児などの三次元画像化対象と、胎児の遮蔽物である胎盤あるいは子宮壁などの三次元画像化対象でない部位の間に存在する羊水などの濁り具合に左右されることなく三次元画像化開始深度を正確に決定することができる超音波診断装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、三次元画像化の開始深度を自動的に決定して三次元画像化を開始する超音波診断装置において、
超音波受信信号の深度方向の輝度値を累積してそれぞれの累積加算値が略同じ値となるように前記超音波受信信号の深度方向を複数の深度区間に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割されて得られた複数の深度区間のうち区間長が長い上位の複数の深度区間を三次元画像化開始候補区間として選択し、前記複数の三次元画像化開始候補区間のうち最も深度の浅い三次元画像化開始候補区間を三次元画像化開始区間として選択し、前記三次元画像化開始区間内の所定の深度を前記三次元画像化の開始深度として決定する開始深度決定手段と、
前記開始深度決定手段により決定された前記三次元画像化の開始深度から三次元画像化を開始して、前記超音波受信信号の三次元画像を生成する三次元画像化手段とを、
備えた構成とした。
また、前記分割手段は、前記三次元ボリュームデータからレイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列を取得し、ボクセルデータ列の始点からボクセルデータと所定の積算係数との積の累積加算を行いながらボクセルデータ列を走査してゆき、累積加算値が所定の閾値を越えた時点で、累積加算値を初期化して、その時点でのボクセルデータ列における深度を記録する処理をボクセルデータ列終点まで繰り返すことでレイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列を複数の深度区間に分割する構成とした。
また、前記開始深度決定手段は、前記分割手段により分割されて得られた複数の深度区間を区間長順に並べ替えて上位N個(Nは1以上の整数とする)の深度区間をレイキャスティング開始候補区間とし、前記レイキャスティング開始候補区間のうち最も深度が浅い区間をレイキャスティング開始区間として選択し、前記レイキャスティング開始区間内のあらかじめ設定された深度をレイキャスティング開始深度として決定する構成とした。
また、前記開始深度決定手段は、前記分割手段により分割されて得られた複数の深度区間を区間長順に並べ替えて上位N個(Nは1以上の整数)の三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間を決定し、
前記N個の三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間すべてがあらかじめ設定された区間長以下である場合に、三次元画像化又はレイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列の先頭位置を三次元画像化開始位置又はレイキャスティング開始位置として決定し、
前記N個の三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間にあらかじめ設定された区間長より長い三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間がある場合に、前記あらかじめ設定された区間長より長い三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間のうち最も深度が浅い区間内のあらかじめ設定された位置を三次元画像化開始深度又はレイキャスティング開始深度として決定する構成とした。
また、ユーザが前記三次元画像化開始候補区間の数を前記開始深度決定手段に設定するための候補区間数設定手段と、
前記候補区間数設定手段により設定された前記三次元画像化開始候補区間の数に基づいて前記開始深度決定手段が決定した前記三次元画像化の開始深度に対応するけ画像を、前記三次元画像化手段により生成された三次元画像と重畳する手段とを更に備えた構成とした。
この構成により、胎児などの三次元画像化対象と、胎児の遮蔽物である胎盤あるいは子宮壁などの三次元画像化対象でない部位の間に存在する羊水などの濁り具合に左右されることなく三次元画像化開始深度を正確に決定することができる。また、決定された三次元画像化開始深度がユーザの所望の位置でない場合に変更することができる。
本発明によれば、胎児などの三次元画像化対象と、胎児の遮蔽物である胎盤あるいは子宮壁などの三次元画像化対象でない部位の間に存在する羊水などの濁り具合に左右されることなく三次元画像化開始深度を正確に決定することができる。特に積分法を用いて輝度曲線を解析するので、輝度あるいは輝度変化(微分値)を閾値として用いる従来手法に比べ安定した解を得ることができる。また、開始深度を決定する際に区間長並べ替えを施すので、分割区間の相対的な性質について比較することができるため、更に安定した解を求めることが可能となる。
また、算出した開始深度がユーザの意図する位置と異なっている場合でも、三次元画像上に現在の開始深度を色づけした画像を重畳することで、ユーザの意図する位置と異なっていることを認識しやすくすることができ、また、超音波診断装置のユーザインターフェースを用いて開始深度を変更したいボクセルデータ列を指定し、開始候補区間数Nを変更することで簡便に開始深度を変更することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る三次元超音波画像診断装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。図1において、二次元アレイ探触子101は、接触する対象物に対して二次元方向に超音波ビームを送信し、対象物から反射波を受信する。送受信制御手段102は、二次元アレイ探触子101に対して超音波ビームの送受信方向制御(ビームフォーミング)及び受信信号の整相加算を行い、受信音響データを生成する。信号処理部103は、送受信制御手段102にて処理された受信音響データに対してフィルタ処理及び検波処理などを行う。ボリュームデータ生成手段104は、信号処理部103からの受信音響データを受け取り、二次元探触子101の形状や受信音響データの受信方向といった座標パラメータを用いて三次元直交座標系に座標変換を行うことでボリュームデータを生成する。
レイキャスティング方向設定手段105は、トラックボールなどの入力デバイスからパラメータに従って、ボリュームデータ生成手段104により生成されたボリュームデータに対するレイキャスティング方向(三次元画像化方向)を決定する。レイキャスティングデータ取得手段106は、レイキャスティング方向設定手段105にて決定されたレイキャスティング方向に沿って、ボリュームデータ生成手段104により生成されたボリュームデータからレイキャスティングの対象となるボクセルデータ列を取得する。分割手段は、積分法を用いて累積加算値が略同じ値となるように超音波受信信号の深度方向を複数の深度区間に分割する。なお、本実施の形態では、前述の分割手段を区間分割手段107を用いて説明する。開始深度決定手段108は後述するように、区間分割手段107にて生成された分割区間の区間長を解析してレイキャスティング開始深度Aを決定する。三次元画像化手段は、開始深度決定手段108で決定されたレイキャスティング開始深度Aから、レイキャスティングデータ取得手段106により取得されたボクセルデータ列に対してレイキャスティング演算処理を行い、三次元画像化する。なお、本発明の実施の形態では、前述の三次元画像化手段をレイキャスティング演算手段109を用いて説明する。表示手段110は、レイキャスティング演算手段109の処理結果をモニタなどに表示する。
次に、本発明の第1の実施の形態における三次元超音波画像診断装置の動作について説明する。まず、対象物を含む被検体を走査するために、送受信制御手段102が超音波ビームの送信方向制御(ビームフォーミング)を行うことで、二次元アレイ探触子101から被検体に向けて超音波ビームが送信される。送信された超音波ビームは、被検体における音響境界にて反射し、再びで二次元アレイ探触子101に戻ってくる。二次元探触子101は、被検体からの反射波を受信し、受信波を電気的な受信信号に変換して送受信制御手段102に出力する。送受信制御手段102は、二次元アレイ探触子101からの受信信号について整相加算を行うことで受信音響データを生成するとともに、送受信した音響ビームの方向情報を受信音響データに付加して信号処理部103に出力する。
信号処理部103は、受信音響データに対して帯域通過フィルタ処理を施してノイズ成分を除去した後、検波処理を行うことで、受信音響データのパワー成分を抽出し、ボリュームデータ生成手段104に出力する。ボリュームデータ生成手段104は、受信音響データに付加された音響ビームの方向情報を監視して、三次元の被検体全域の走査開始から終了までの受信音響データをすべて記憶する。被検体全域の走査が終了した時点で、ボリュームデータ生成手段104は、二次元探触子101の形状や受信音響データに付加された音響ビームの方向情報などの座標パラメータに基づいて座標変換を行い、三次元直交座標系ボリュームデータを生成する。
レイキャスティング方向設定手段105は、ユーザが所望するボリュームデータに対する視線方向をトラックボールなどの入力デバイスを用いて指示することで、ボリュームデータに対するレイキャスティング方向を決定し、レイキャスティングデータ取得手段106に出力する。レイキャスティングデータ取得手段106は、レイキャスティング方向に沿ってボリュームデータからレイキャスティングの対象となるボクセルデータ列を取得して、区間分割手段107及びレイキャスティング演算手段109に出力する。
区間分割手段107は、レイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列に対して、ボクセルデータ列の始点からボクセル輝度値とあらかじめ設定されている積算係数Cとの積を累積加算(積分処理)しながらボクセルデータ列を走査してゆき、累積加算値が所定の閾値T1を越えた時点で、累積加算値を零に初期化して、その時点でのボクセルデータ列における深度を記録する。この処理をボクセルデータ終点まで繰り返し実施することでレイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列を深度方向に複数の分割区間に分割し、その分割情報を開始深度決定手段108に出力する。
開始深度決定手段108は、複数の分割区間を区間長が長い順番に並べ替えを行い、上位N個(Nは1以上の整数とする)のレイキャスティング開始候補区間を決定する。次に、このN個のレイキャスティング開始候補区間のうち最も浅い深度であるレイキャスティング候補区間をレイキャスティング開始区間Sとして選択し、レイキャスティング開始区間S内のあらかじめ設定されている所定深度をレイキャスティング開始深度Aとするか、又は上位N個のレイキャスティング開始候補区間すべてがあらかじめ設定された区間長以下の場合は、レイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列の先頭位置をレイキャスティング開始深度Aとしてレイキャスティング演算手段109に引き渡す。

ここで、開始深度決定手段108で決定される最終的なレイキャスティング開始深度Aの決定方法については、システムであらかじめ設定された比率係数αを用いて算出する。比率係数αは、レイキャスティング開始区間Sの長さを1に正規化した場合に、レイキャスティング開始区間Sのどこを最終的なレイキャスティング開始深度Aとして設定するかを示す値であり、
・α=0.0ならレイキャスティング開始区間Sの先頭位置、
・α=0.5ならレイキャスティング開始区間Sの中間位置、
・α=1.0ならレイキャスティング開始区間Sの最終位置
をレイキャスティング開始深度Aとする。次に、レイキャスティング演算手段109は、開始深度決定手段108で設定されたレイキャスティング開始深度Aからボクセルデータ列を走査しながらレイキャスティング演算を実施することで被検体の三次元画像を生成し、表示手段110に出力する。
図2を用いながら詳細に説明する。また、説明を簡単にするために、あらかじめ設定されるパラメータについては、積算係数C=1、レイキャスティング開始候補区間数N=3、比率係数α=0.5としておく。図2におけるグラフは、レイキャスティングデータ取得手段106から入力されるボクセルデータ列に対する深度方向のボクセル輝度値プロファイルの一例である。ボクセルデータ列に対して区間分割手段107で処理すると、深度方向は分割区間S0から分割区間S9に分割される。ここでは積算係数C=1であることから分割区間S0から分割区間S8までの各区間面積は閾値T1とほぼ同一になる。(分割区間S9に関しては、閾値T1を満たさないうちにボクセルデータ列の終点に到達する可能性があるため、必ずしも区間面積が分割区間S0〜S8と同一になるとは限らない)。開始深度決定手段108にて算出された分割区間長は、ボクセル輝度値プロファイルにおいてボクセル輝度値が低く推移した場合は相対的に長くなり、ボクセル輝度値が高く推移した場合は、相対的に短くなる性質をもつことになる。すなわち、羊水部分を含む分割区間S5の長さは、遮蔽物や胎児を含む区間S0〜S4、S6より相対的に長くなるといえる。
次に、開始深度決定手段108は、区間分割手段107で分割された分割区間S0からS8まで(分割区間S9については関しては、閾値T1を満たさないうちにボクセルデータ列の終点に到達する可能性があるため、必ずしも区間面積が分割区間S0からS8までと同一になるとは限らないことから解析対象から外す)を区間長の長い順に並べ替える。ここで、羊水部分を含む分割区間S5の長さは、遮蔽物や胎児を含む区間S0〜S4、S6より相対的に長くなることから、区間長が長い順に並べ替えることは、羊水区間S5を含む可能性が高い分割区間順に並べ替えを行うことと等価になる。
ここではN=3であることから、上位3個の分割区間S5、S7、S8をレイキャスティング演算手段109におけるレイキャスティング開始深度Aを含むレイキャスティング開始候補区間として選択する。次に、3個のレイキャスティング開始候補区間S5、S7、S8を深度順に並べ替え、最も浅い深度となるレイキャスティング開始候補区間S5をレイキャスティング開始区間Sとして選択する。そして、比率係数α=0.5であることから、レイキャスティング開始区間S(=S5)における中間点をレイキャスティング開始深度Aとし、レイキャスティング演算手段109に引き渡すことで、遮蔽物が除去された胎児の三次元画像を表示することができる。
かかる構成によれば、区間分割手段107を用いてボクセルデータ列を深度方向に複数の分割区間S0〜S9に分割し、開始深度決定手段108を用いて分割区間S0〜S9の区間長及び分割区間S0〜S9の深度関係を解析することにより、区間長が長くなる羊水部分を検出するので、自動的に遮蔽物を除去した胎児の三次元画像を提供することが可能になる。
次に、レイキャスティング開始区間Sとして「区間長が最も長い開始候補区間」ではなく、「最も浅い深度となるレイキャスティング開始候補区間S5」を選択する理由について説明する。ここで、図3はボクセル輝度値プロファイルの他の例を示し、胎児部分を含む区間S6より深い区間S7の輝度値が羊水区間S5より低い。羊水部分を含む分割区間S5の区間長は、胎児部分を含む分割区間S6の区間長より相対的に長くなるが、図3では、レイキャスティング開始候補区間S5、S6、S7を区間長順に並べ替えを行うと、S7>S5>S8の関係となる。ここでは、胎児部分の区間S5をレイキャスティング演算対象としなければならないので、単純に「最も区間長の長いレイキャスティング開始候補区間S7」をレイキャスティング開始区間Sとしても、胎児の三次元画像を生成することはできない。したがって、胎児の三次元画像を生成するには候補区間S5を選択する必要がある。そこで、区間長順に並べ替え後の上位N個を選択し、そのうちの「最も浅い深度にあるレイキャスティング開始候補区間S5」をレイキャスティング開始区間Sとすれば、胎児の三次元画像を生成することが可能になる。ここで、Nの値が非常に重要な要素となり得るが、胎児の三次元構造は、比較的単純であるためNの値は特殊なケースを除き、安定した値として設定することができる。
図4に区間分割手段107における動作を説明するためのフローチャートを示す。図4において、まず、ボクセルデータ列をレイキャスティング取得手段106から取得し(ステップS1)、次いで深度Dを0に初期化するとともに分割区間長Siのインデックスiを0に初期化する(ステップS2)。次いで深度Dを区間開始深度Dstartに代入し(ステップS3)、次いで累積加算値Sumを0に初期化する(ステップS4)。次いで、ステップS1で取得したボクセルデータ列から深度Dのボクセルデータを取得し(ステップS5)、次いでこれを深度DのボクセルデータVとして取得する(ステップS6)。
次いで、
累積加算値Sum=累積加算値Sum+ボクセルデータV×積算係数C
を算出し(ステップS7)、次いで
累積加算値Sum>閾値T1
か否かをチェックする(ステップS8)。そして、Sum>T1でない場合には深度Dがボクセルデータ列の最終か否かをチェックし(ステップS9)、最終でない場合には深度Dを1つインクリメントし(ステップS10)、次いでステップS5に戻って次の深度に対する処理を繰り返す。ステップS9で深度Dがボクセルデータ列の最終の場合にはこの処理を終了する。
また、ステップS8においてSum>T1の場合には、深度Dを区間終了深度Dendに代入し(ステップS11)、次いで
分割区間長Si=区間終了深度Dend−区間開始深度Dstart
を算出する(ステップS12)。次いで分割区間長Siのインデックスiを1つインクリメントし(ステップS13)、次いで深度Dを1つインクリメントし(ステップS114)、次いでステップS3に戻って次の分割区間に対する処理を繰り返す。
図5に開始深度決定手段108における動作を説明するためのフローチャートを示す。図5において、すべての分割区間長Siを取得し(ステップS21)、次いですべての分割区間長Siが閾値St以下であるか否かをチェックする(ステップS22)。もしそうであれば、レイキャスティング開始深度Aをボクセルデータ列の先頭に設定し(ステップS27)、次いで処理を終了する。
他方、ステップS22においてすべての分割区間長Siが閾値St以下でない場合、すべての分割区間長Siを区間長でソート(Sort)し(ステップS23)、次いで区間長でソートされた分割区間長Siのうち、区間長が上位N個のレイキャスティング開始候補区間を抽出する(ステップS25)。次いで区間長が上位N個のレイキャスティング開始候補区間のうち、最も区間開始深度Dstartが浅いレイキャスティング開始候補区間をレイキャスティング開始区間として選択し(ステップS25)、次いで比率係数αに応じてレイキャスティング開始区間内のレイキャスティング開始深度Aを算出し(ステップS26)、次いで処理を終了する。
<第2の実施の形態>
図6は、本発明の第2の実施の形態における三次元超音波画像診断装置を示すブロック図である。図5において、二次元アレイ探触子101と、送受信制御手段102と、信号処理部103と、ボリュームデータ生成手段104と、レイキャスティング方向設定手段105と、レイキャスティングデータ取得手段106と、区間分割手段107と、開始深度決定手段108と、レイキャスティング演算手段109は、図1と同じ構成である。レイキャスティング候補区間数設定手段510により、開始深度決定手段108で利用されるレイキャスティング候補区間数Nをユーザが設定する。レイキャスティング開始深度画像生成手段511は、開始深度決定手段108にて決定されたレイキャスティング開始深度Pに対応する色づけ画像を生成する。重畳手段513は、レイキャスティング演算手段109で生成した三次元画像とレイキャスティング開始深度画像生成手段511で生成したレイキャスティング開始深度Pに対応する色づけ画像を重畳した画像を生成する。表示手段512は、重畳手段513からの出力を表示する。
次に、本発明の第2の実施の形態における三次元超音波画像診断装置の動作について説明する。遮蔽物除去に関する動作は、本発明の第1の実施の形態における動作と同一であるので、ここでは説明を省略し、新たに追加変更したレイキャスティング候補区間数設定手段510、レイキャスティング開始深度画像生成手段511、表示手段512、重畳手段513に関する動作を中心に説明する。
まず、1回目の遮蔽物除去動作においては、レイキャスティング候補区間数設定手段510は、すべてのレイキャスティングの対象となるボクセルデータ列に対して、同一のレイキャスティング候補区間数N=Bを開始深度決定手段108に設定し、遮蔽物除去を実施する。この場合、開始深度決定手段108は、レイキャスティング候補区間数N=Bでレイキャスティング開始位置を算出するので、この結果を用いてレイキャスティング演算手段109は三次元画像を生成する。レイキャスティング開始深度画像生成手段511は、レイキャスティング開始深度に対応する色づけ画像を生成し、重畳手段513は、これらの画像を重畳し、表示手段512に出力する。ここで、画像の重畳とはアルファブレンディング表示を意味し、三次元画像上にレイキャスティング開始深度に対応する色づけ画像が透過表示されることを意味する。
次に、ユーザは、この重畳画像を見ることで、三次元画像が正しく遮蔽物除去されたものであるかどうかを判断する。この際、レイキャスティング開始深度に対応する色づけ画像を重畳しているため、三次元画像とレイキャスティング開始深度の関係を同時に把握することできるため、正しく遮蔽物除去ができていない領域を簡単に認識することが可能となる。
次に、ユーザは、正しく遮蔽物除去ができていない領域に対してトラックボールなどのポインティングデバイスを用いて指定し、指定された領域を正しく遮蔽物除去ができていない領域を指定することでレイキャスティング候補区間数設定手段510に、その領域情報を引き渡す。レイキャスティング候補区間数設定手段510は、引き渡された領域情報に基づいて、領域内となるレイキャスティングの対象となるボクセルデータ列に対するレイキャスティング候補区間数NをBからCに変更する。変更量については、あらかじめシステムに設定されたパラメータに従って設定する。レイキャスティング候補区間数設定手段510は変更したレイキャスティングの対象となるボクセルデータ列に対するレイキャスティング候補区間数N=Cを開始深度決定手段108に設定し、開始深度決定手段108は、更新されたレイキャスティング候補区間数N=Cを用いて区間解析を実施して、レイキャスティング開始深度を算出し、レイキャスティング演算手段109とレイキャスティング開始深度画像生成手段511に引き渡す。
最後に、レイキャスティング演算手段109で三次元画像を生成し、レイキャスティング開始深度画像生成手段511でレイキャスティング開始深度に対応する色づけ画像を生成し、重畳手段513にてこれらの画像を重畳し、表示手段512に表示する。ユーザはこの操作を繰り返すことで、遮蔽物除去が完全になされた三次元画像を取得することが可能になる。
なお、第1及び第2の実施の形態では、被検体を三次元的に走査する探触子として電子走査式の二次元アレイ探触子101を用いたが、この二次元アレイ探触子101の代わりに一次元アレイ探触子を機械的に駆動するハイブリッド探触子、あるいは、単一探触子を二次元的に駆動する機械式探触子を用いてもよい。
なお、第1及び第2の実施の形態では、三次元画像化形成技術としてレイキャスティング手法を用いて説明したが、サーフェスレンダリングなど他の三次元画像化形成技術を用いても同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又はすべてを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の適用などが可能性としてあり得る。
本発明は、高精度な自動遮蔽物除去機能を有し、産婦人科領域における胎児を覆っている胎盤や子宮壁などの遮蔽物を自動的に排除し、胎児のみを描出する方法として有用である。また、産婦人科領域だけなく他の診療分野においても有用であり、特に循環器科領域における心室内の僧帽弁描出などの用途にも応用できる。さらに、モダリティに関しても超音波診断装置に限らず、CTあるいはMRIなどにも応用できる。さらに、医療分野だけでなく産業用途に対しても応用可能である。
本発明の第1の実施の形態における超音波診断装置全体のブロック図 本発明の第1の実施の形態におけるボクセル輝度値プロファイルの一例と、区間分割及び区間解析を示す説明図 本発明の第1の実施の形態におけるボクセル輝度値プロファイルの他の例と、区間分割及び区間解析を示す説明図 本発明の第1の実施の形態における区間分割手段の動作を説明するためのフローチャート 本発明の第1の実施の形態における開始深度決定手段の動作を説明するためのフローチャート 本発明の第2の実施の形態における超音波診断装置全体のブロック図 従来の超音波診断装置におけるブロック図 従来の遮蔽物除去アルゴリズム(A)を示す説明図 従来の遮蔽物除去アルゴリズム(B)を示す説明図 本発明が解決しようとする課題を示す説明図
符号の説明
101 二次元アレイ探触子
102 送受信制御手段
103 信号処理部
104 ボリュームデータ生成手段
105 レイキャスティング方向設定手段
106 レイキャスティングデータ取得手段
107 区間分割手段
108 開始深度決定手段
109 レイキャスティング演算手段
110 表示手段
510 レイキャスティング候補区間数設定手段
511 レイキャスティング開始深度画像生成手段
512 表示手段
513 重畳手段
701 送受信器
702 検波回路
703 三次元画像処理部
704 表示部
705 移動平均器
706 比較器
707 レイキャスティング開始位置設定部

Claims (5)

  1. 三次元画像化の開始深度を自動的に決定して三次元画像化を開始する超音波診断装置において、
    超音波受信信号の深度方向の輝度値を累積してそれぞれの累積加算値が略同じ値となるように前記超音波受信信号の深度方向を複数の深度区間に分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割されて得られた複数の深度区間のうち区間長が長い上位の複数の深度区間を三次元画像化開始候補区間として選択し、前記複数の三次元画像化開始候補区間のうち最も深度の浅い三次元画像化開始候補区間を三次元画像化開始区間として選択し、前記三次元画像化開始区間内の所定の深度を前記三次元画像化の開始深度として決定する開始深度決定手段と、
    前記開始深度決定手段により決定された前記三次元画像化の開始深度から三次元画像化を開始して、前記超音波受信信号の三次元画像を生成する三次元画像化手段とを、
    備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記分割手段は、三次元ボリュームデータからレイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列を取得し、ボクセルデータ列の始点からボクセルデータと所定の積算係数との積の累積加算を行いながらボクセルデータ列を走査してゆき、累積加算値が所定の閾値を越えた時点で、累積加算値を初期化して、その時点でのボクセルデータ列における深度を記録する処理をボクセルデータ列終点まで繰り返すことでレイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列を複数の深度区間に分割することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記開始深度決定手段は、前記分割手段により分割されて得られた複数の深度区間を区間長順に並べ替えて上位N個(Nは1以上の整数とする)の深度区間をレイキャスティング開始候補区間とし、前記レイキャスティング開始候補区間のうち最も深度が浅い区間をレイキャスティング開始区間として選択し、前記レイキャスティング開始区間内のあらかじめ設定された深度をレイキャスティング開始深度として決定することを特徴とする請求項2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記開始深度決定手段は、前記分割手段により分割されて得られた複数の深度区間を区間長順に並べ替えて上位N個(Nは1以上の整数)の三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間を決定し、
    前記N個の三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間すべてがあらかじめ設定された区間長以下である場合に、三次元画像化又はレイキャスティング演算対象となるボクセルデータ列の先頭位置を三次元画像化開始位置又はレイキャスティング開始位置として決定し、
    前記N個の三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間にあらかじめ設定された区間長より長い三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間がある場合に、前記あらかじめ設定された区間長より長い三次元画像化開始候補区間又はレイキャスティング開始候補区間のうち最も深度が浅い区間内のあらかじめ設定された位置を三次元画像化開始深度又はレイキャスティング開始深度として決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の超音波診断装置。
  5. ユーザが前記三次元画像化開始候補区間の数を前記開始深度決定手段に設定するための候補区間数設定手段と、
    前記候補区間数設定手段により設定された前記三次元画像化開始候補区間の数に基づいて前記開始深度決定手段が決定した前記三次元画像化の開始深度に対応するけ画像を、前記三次元画像化手段により生成された三次元画像と重畳する重畳手段とを、
    更に備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の超音波診断装置。
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