JP5271039B2 - 温度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、液体または気体を流す流体の配管内に挿入して、流体の温度を測定する温度センサであって、特に、接触式の温度検出素子が金属製の保護管を有する温度センサに関する。
被測定物の温度センサには接触式と非接触式とがあり、接触式には、測温抵抗体、熱電対、サーミスタ、または、IC化温度センサなどの温度検出素子がある。
このような接触式の温度検出素子を備える温度センサには、被測定物から温度検出素子を保護するために、一般に金属製の保護管が用いられている。
図5に示すような、従来の保護管を有する温度センサ20は、温度検出素子1と、温度検出素子1をその先端部に内装する筒状の金属製の保護管12と、該保護管12の軸方向に延びる挿通空間12aと、該挿通空間12aに挿通され、保護管12の後端部側に設けられる、図示しない信号処理部と温度検出素子1とを接続する信号線17とから構成されている。
さらに、この保護管12を、被測定物を流す配管11等に挿入し、当該配管11の外壁に固定する固定板15とその固定ネジ16とから構成される。
この金属製の保護管12を有する接触式の温度センサ20は、被測定物の温度を精度良く測定するために、保護管12を挿通する配管11や外界の温度の影響を受けないように取り付けるために、配管11内部での挿入長Lは、保護管12の直径をDとした場合、L≧15×D〜20×Dとなるようにすることが推奨されている(例えば、非特許文献1参照。)。
また、温度センサ20に要求される機能には、精度以外に温度変化に対する応答性が重要な場合もあり、温度変化に対する応答性と強度とを向上させるために先端部の肉厚を薄くした保護管が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
また、配管等のハウジング内に保持され、測定範囲を配管の端部から突出させた温度センサを具備する温度検出装置であって、中空体(流体状または気体状媒体を含む)の開口内に一端部を固定するための手段を備える流体検出用の温度センサがある。
詳細には、配管の中空空間内の流体、特に流動する流体状または気体状媒体の温度センサであって、差込み装置を介して評価装置に接続可能な温度検出素子が、センサハウジングの一端閉鎖の保護筒内に堅固に挿入された接続部材とともに配置され、保護管が、少なくとも先端部が外部大気に対して弾性Oリングにより密閉されたハウジング中空空間の開口内に突出して成る温度センサにおいて、温度検出素子が、保護管の尖端部の領域において長手方向に延在する回路板の一端部上に配置され、導電路を介して回路板の反対端部に位置づけされた差込み装置と結合され、差込み装置が、センサハウジングの保護管と堅固に結合されたコレット(環状体)により囲まれ、該コレットが固定の目的で中空空間ハウジング内に突出するねじを備え、かつ、コレットが半径方向に延びるフランジを有し、このフランジが中空空間ハウジングの開口に対する押圧表面として密封用Oリングを用意していることを特徴とする流体の温度出用センサがある(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3062429号公報 特開2002−48654号公報 (社団法人)日本電気計測器工業会編、「温度計の正しい使い方」、日本工業出版、平成2年6月18日、第177頁
特許文献1に開示された温度センサは、保護管先端部の肉厚を薄くして温度応答性を改良したものであるが、配管や外気の影響を受けにくくするため挿入長を長くすることが必要で、流体の流れの澱みや、流体の成分が付着し易い問題がある。
特許文献2に開示された温度センサは、温度検出素子が、保護管の尖端部の領域において長手方向に延在する回路板の一端部上に配置され、導電路を介して回路板の反対端部に位置づけされた差込み装置と結合され、差込み装置が、センサハウジングの保護管と堅固に結合されたコレット(環状体)により囲まれた構造であるので、耐振動性に強いとされている。
しかしながら、特許文献2に開示された構造は、センサハウジングのコレット部と配管とが一体で密着して構成され、回路基板上の温度検出センサを内装する保護管はコレット部よりも小型であるので、配管内の流体の温度は、熱抵抗の小さい配管の方に伝導され易く、したがって、流体の温度が外気や配管の温度に影響を受け流体の温度が正確に、温度検出素子に高速で熱伝導されない問題がある。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、流体の流れに影響を与えにくく、また、外気及び配管の温度の影響を受け難い、小型で、応答性の良い接触式の温度センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る温度センサは、液体または気体状態の流体を流す配管内に挿入して、当該流体の温度を測定する接触式の温度センサであって、前記配管の管壁を貫通するセンサ挿入孔から、一端閉鎖の先端部を前記配管内に突出または面接させて、中央筒部の肉厚を薄くして前記センサ挿入孔端面との間に空間を形成する保護管と、前記保護管の先端部の内部空間に熱伝導性接着剤、または酸化マグネシウム(MgO)を充填してその端部をエポキシ樹脂で固着し、自身からの接続線を当該保護管の後端部の開放口から取り出す温度検出素子と、前記保護管と前記センサ挿入孔との間において圧接させて設けるOリングと、前記保護管を、前記センサ挿入孔の前記配管の外壁側から挿入して、当該保護管の後端部を押圧して当該保護管を前記配管に固定する固定板とを備え、前記配管内の流体に面接する以外の前記保護管の外周面を、当該保護管の外気及び前記配管から前記Oリングと前記固定板とで絶縁して、前記流体から前記温度検出素子に伝導される熱が、外気や前記配管の影響を受けにくく、迅速に伝熱するようにしたこと特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項5に係る温度センサは、液体または気体状態の流体を流す配管内に挿入して、当該流体の温度を測定する接触式の温度センサであって、前記配管の管壁を貫通するセンサ挿入孔から、一端閉鎖の先端部を前記配管内に突出または面接させた保護管と、前記保護管の先端部の内部空間に熱伝導性接着剤、または酸化マグネシウム(MgO)を充填してその端部をエポキシ樹脂で固着し、自身からの接続線を当該保護管の後端部の開放口から取り出す温度検出素子と、前記保護管と前記センサ挿入孔との間において圧接させて設けるOリングと、前記保護管を、前記センサ挿入孔の前記配管の外壁側から挿入して、当該保護管の後端部を押圧して当該保護管を前記配管に固定する固定板と、前記センサ挿入孔と前記固定板との間に前記センサ挿入孔の両側から前記センサ挿入孔に嵌合するように圧入される1対のスペーサと、を備え、前記保護管は、前記先端部が所定の曲率の凸面形状であり、更に、鍔を有する保護管筒部を備え、前記鍔の外周に前記鍔の厚み以上の径を有する前記Oリングを充て、前記Oリングと前記保護管の前記鍔を前記1対のスペーサで挟み込み、前記Oリングと前記鍔を挟み込んだ状態の前記1対のスペーサを前記保護管の後端部側から前記固定板で押圧し、前記保護管を外気及び前記配管と絶縁して、前記センサ挿入孔を封着し、前記配管内の流体に面接する以外の前記保護管の外周面を、当該保護管の外気及び前記配管から前記Oリングと前記固定板とで絶縁して、前記流体から前記温度検出素子に伝導される熱が、外気や前記配管の影響を受けにくく、迅速に伝熱するようにしたこと特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、流体の流れに影響を与えにくく、また、外気及び配管の温度の影響を受け難い、小型で、応答性の良い接触式の温度センサを提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図を参照して説明する。
図1は、実施例1の温度センサ10の構成図である。図1(a)は、被測定物を流す配管11の管壁を貫通するセンサ挿入孔Aに、管外壁側から挿入して取り付けられた温度センサ10を示し、図1(b)は、配管11の管軸方向x-x’から見た温度センサ10の詳細な断面図を示す。
配管11を流れる被測定物は、例えば、食品業における牛乳やジュースなどの製造工程の配管を流れる液体である場合であったり、化学プラントにおけるガスなどの配管を流れる気体であったりする場合もある。また、必ずしも流れるものでなく、容器などの中で流動する状態の場合もある。
また、温度センサは、白金測温抵抗体、サーミスタ、熱伝対、IC化温度センサなど、保護管内に密着して設けられる接触式の温度検出素子を使用するもので、保護管を被測定物中に挿入、または被測定物に感温面を面接させて受熱し、流体の温度を測定するものが対象となる。
また、被測定物の温度測定範囲により、最適な温度検出素子が、予め定められる。
ここでは、被測定物として、食品業の製造工程に設けられる配管11内を流れる流体の測温を行なう場合を例にして説明する。
図1(b)において、ステンレス等の金属製の配管11の管壁を貫通するセンサ挿入孔Aから、一端閉鎖の先端部を配管11内に突出または面接させ、中央筒部の肉厚を薄くして前記センサ挿入孔端面との間に空間を形成するステンレス等の金属製の保護管2と、保護管2の先端部の内部空間にエポキシ系の高熱伝導性接着剤、または酸化マグネシウム(MgO)を充填してその端部をエポキシ樹脂で固着し、自身からの接続線7を当該保護管2の後端部の開放口Bから取り出す温度検出素子1と、保護管2とセンサ挿入孔Aとの間において圧接させて設けるシリコンゴム等で生成されたOリング3と、保護管2を、センサ挿入孔Aの配管11の外壁側から挿入して、保護管2の後端部を押圧して、保護管2を配管11に固定する固定板5とから成る。
そして、センサ挿入孔Aの内面と保護管2の外面とは、テフロン(登録商標)などの絶縁物で生成されるスペーサ4を挟み、固定板5をネジ6で配管11に固定する。
また、保護管2の先端部は、流体の成分が付着しないように、また、流体の流れに澱みが生じないようにするため所定の曲率の凸面形状とし、保護管2の先端部の凸面の裾野と配管11との間にOリング3を挿入し、テフロン(登録商標)等で成形した絶縁物4と所定の強度を有する固定板5とで保護管2の後端部とセンサ挿入孔Aとの間を絶縁するとともに、保護管2の後端部から押圧してセンサ挿入孔Aに封着する。
このスペーサ4と固定板5とは、所定の強度を備えたプラスティクなどの絶縁物で成形し、スペーサ4と固定板5とを一体ものとしても良い。
また、温度検出素子1と保護管2との空間は高熱伝導性接着剤で固着し、伝熱性を良くしておく。
このように構成され、配管11の外壁から挿入して取り付ける温度センサは、配管11内の流体に面接する以外の保護管2の外周面を、保護管2の外気及び配管11とOリング3及び、スペーサ4または固定板5とで絶縁して断熱しているので、流体から温度検出素子1に伝導される熱が、外気や配管11の影響を受けにくく、流体の温度を迅速に伝熱することができる。
したがって、流体の流れに澱みを与えにくく、小型で、温度の応答性が良く、流体の温度を高精度で測定可能な温度センサを提供することができる。
図2は、実施例2の温度センサ10の構成図で、図2(a)は、被測定物を流す配管11の管壁を貫通するセンサ挿入孔Aに、管外壁側から挿入して取り付けられた温度センサ10を示し、図2(b)は、その温度センサ10の詳細を断面図で示す。
この図2の実施例に示す各部について、図1に示す実施例1と同じ部分は同一符号で示しその説明を省略する。
この実施例2が実施例1と異なる点は、図1の保護管2の形状は、配管11に突出した構造であったが、図2に示す保護管2aは、保護管2aが接液する面の形状を配管11の内壁の形状と合わせるようにして、突出した部分を押さえるとともに、温度検出素子1の感温面全面が近接して、保護管の厚みの距離で設けられるようにした点にある。
即ち、保護管2aの先端部は、配管11内壁曲面に合わせた曲面形状とし、当該先端部裾野と配管11との間にOリング3を挿入し、保護管2aの後端部とセンサ挿入孔Aとの間をスペーサ4及び固定板5で絶縁して保護管2aの後端部から押厚して、センサ挿入孔Aを封着するようにした。
したがって、配管11を流れる流体に澱みが生じにくく、流体の温度が、温度検出素子1に全面に、早く伝熱しやすい構造が可能となる。
図3は、実施例3の温度センサ10の構成図で、図3(a)は、被測定物を流す配管11の管壁を貫通するセンサ挿入孔Aに、管外壁側から挿入して取り付けられた温度センサ10を示し、図3(b)は、その温度センサ10の詳細を管軸方向x−x‘から見た断面図で示す。
この図3の実施例に示す各部について、図1に示す実施例1と同じ部分は同一符号で示しその説明を省略する。
この実施例3が実施例1と異なる点は、図1の保護管2の形状は、配管11に突出した構造で、スペーサ4をセンサ挿入孔Aと固定板5との間にセンサ挿入孔Aの外壁側から挿入したが、図4に示す保護管2cは、保護管2cを傘型の形状とし、配管11の内側から挿入して、傘の柄の部分配管11の外側からネジ止めするようにした点にある。
詳細には、保護管2cは、その断面がT字形状の傘型で、その上部の傘部の形状は管壁の内壁面に沿った曲面形状とし、その柄の中央部は中空で、且つ、底部外周はネジ部とし、傘部と内壁との間には絶縁板14aを挟み、さらに当該傘部の首廻りにはOリング13aを挿入し、保護管2cをセンサ挿入孔Aの内壁側から挿入し、固定板5を配管11の外壁側から押し当て、ネジ部をスプリングワッシャー8aとナット8で締め付けて、センサ挿入孔Aを封着するようにした。
したがって、保護管2cの傘部の受熱面積が大きく、流体の温度を平均化して温度検出素子1aに伝熱できるので、測定箇所のばらつきの影響を受けにくい温度測定が可能となる。
図4は、実施例4の温度センサ10の構成図で、図4(a)は、被測定物を流す配管11の管壁を貫通するセンサ挿入孔Aに、管外壁側から挿入して取り付けられた温度センサ10を示し、図4(b)は、その温度センサ10の詳細を管軸方向x−x‘から見た断面図で示す。
この図4の実施例に示す各部について、図1に示す実施例1と同じ部分は同一符号で示しその説明を省略する。
この実施例4が実施例1と異なる点は、図1の保護管2の形状は、スペーサ4をセンサ挿入孔Aと固定板5との間にセンサ挿入孔Aの外壁側から挿入したが、図4に示す保護管2bは、保護管2bに鍔を設け、スペーサ4a、4bをセンサ挿入孔Aと固定板5aとの間にセンサ挿入孔Aの両側からセンサ挿入孔Aに嵌合するように圧入し、鍔の外周にはOリング3aを配置し、固定板5aでOリング3aを押圧するようにした点にある。
また、実施例1では、中央筒部の肉厚を薄くしてセンサ挿入孔A端面との間に空間を形成したが、保護管2bの筒部周囲とセンサ挿入孔端面とはスペーサ4a、4bで密着され、空間を形成しない。
即ち、保護管2bの先端部は、所定の曲率の凸面形状とし、当該保護管筒部に鍔を備え、鍔の外周に当該鍔の厚み以上の径を有するOリング3aを充て、Oリング3aと保護管2bの外周とを、鍔を備える絶縁筒を対向させてセンサ挿入孔Aの両方向から保護管2bの鍔を挟み込むスペーサ4a、4bを、保護管2bの後端部から固定板5aで押圧し、当該保護管2bを外気及び配管11と絶縁して、当該後端部を固定板5aで押圧してセンサ挿入孔Aを封着するようにした。
したがって、予め保護管2bの外周にスペーサ4aを取り付けて、センサ挿入孔Aに圧入し、さらにOリング3aの取り付け、その後方からスペーサ4bと固定板5aを押圧して取り付けるので、保護管2bの加工性と、組立が容易な温度センサが得られる。
本発明は、上述したような実施例に何ら限定されるものではなく、感温部以外の保護管の周囲を絶縁して断熱するようにしたものであれば良く、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
本発明の温度センサの実施例1の構成図。 本発明の温度センサの実施例2の構成図。 本発明の温度センサの実施例3の構成図。 本発明の温度センサの実施例4の構成図。 従来の温度センサの構成図。
符号の説明
1 温度検出素子
1a 熱伝導性接着剤
2、2a、2b、2c、12 保護管
3、3a、13a Oリング
4、4a、4b,14a スペーサ
5、5a、15 固定板
6、16 固定ネジ
7、17接続線
8 ナット
8a スプリングワッシャー
10、20 温度センサ
11 配管

Claims (5)

  1. 液体または気体状態の流体を流す配管内に挿入して、当該流体の温度を測定する接触式の温度センサであって、
    前記配管の管壁を貫通するセンサ挿入孔から、一端閉鎖の先端部を前記配管内に突出または面接させて、中央筒部の肉厚を薄くして前記センサ挿入孔端面との間に空間を形成する保護管と、
    前記保護管の先端部の内部空間に熱伝導性接着剤、または酸化マグネシウム(MgO)を充填してその端部をエポキシ樹脂で固着し、自身からの接続線を当該保護管の後端部の開放口から取り出す温度検出素子と、
    前記保護管と前記センサ挿入孔との間において圧接させて設けるOリングと、
    前記保護管を、前記センサ挿入孔の前記配管の外壁側から挿入して、当該保護管の後端部を押圧して当該保護管を前記配管に固定する固定板と
    を備え、
    前記配管内の流体に面接する以外の前記保護管の外周面を、当該保護管の外気及び前記配管から前記Oリングと前記固定板とで絶縁して、
    前記流体から前記温度検出素子に伝導される熱が、外気や前記配管の影響を受けにくく、迅速に伝熱するようにしたこと特徴とする温度センサ。
  2. 前記保護管の先端部は所定の曲率の凸面形状とし、当該先端部凸面の裾野と前記配管との間に前記Oリングを挿入し、前記保護管の後端部と前記センサ挿入孔との間を前記固定板で絶縁して、当該後端部を前記固定板で押圧して前記センサ挿入孔を封着するようにした請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記保護管の先端部は、前記配管内壁曲面に合わせた曲面形状とし、当該先端部曲面の裾野と前記配管との間に前記Oリングを挿入し、前記保護管の後端部と前記センサ挿入孔との間を前記固定板で絶縁して、当該後端部を前記固定板で押圧して前記センサ挿入孔を封着するようにした請求項1に記載の温度センサ。
  4. 前記保護管は、その断面がT字形状の傘型で、その上部の傘部の形状は前記管壁の内壁面に沿った曲面形状とし、当該傘の柄の中央部は中空で、且つ、底部外周はネジ部とし、
    前記傘部と前記内壁との間には絶縁板を挟み、さらに当該傘部の首廻りには前記Oリングを挿入し、
    前記保護管を前記センサ挿入孔の前記内壁側から挿入し、前記固定板を前記配管の外壁側から押し当て前記ネジ部をナットで締め付けて、前記センサ挿入孔を封着するようにした請求項1に記載の温度センサ。
  5. 液体または気体状態の流体を流す配管内に挿入して、当該流体の温度を測定する接触式の温度センサであって、
    前記配管の管壁を貫通するセンサ挿入孔から、一端閉鎖の先端部を前記配管内に突出または面接させた保護管と、
    前記保護管の先端部の内部空間に熱伝導性接着剤、または酸化マグネシウム(MgO)を充填してその端部をエポキシ樹脂で固着し、自身からの接続線を当該保護管の後端部の開放口から取り出す温度検出素子と、
    前記保護管と前記センサ挿入孔との間において圧接させて設けるOリングと、
    前記保護管を、前記センサ挿入孔の前記配管の外壁側から挿入して、当該保護管の後端部を押圧して当該保護管を前記配管に固定する固定板と、
    前記センサ挿入孔と前記固定板との間に前記センサ挿入孔の両側から前記センサ挿入孔に嵌合するように圧入される1対のスペーサと、
    を備え、
    前記保護管は、前記先端部が所定の曲率の凸面形状であり、更に、鍔を有する保護管筒部を備え、前記鍔の外周に前記鍔の厚み以上の径を有する前記Oリングを充て、前記Oリングと前記保護管の前記鍔を前記1対のスペーサで挟み込み、前記Oリングと前記鍔を挟み込んだ状態の前記1対のスペーサを前記保護管の後端部側から前記固定板で押圧し、前記保護管を外気及び前記配管と絶縁して、前記センサ挿入孔を封着し、
    前記配管内の流体に面接する以外の前記保護管の外周面を、当該保護管の外気及び前記配管から前記Oリングと前記固定板とで絶縁して、
    前記流体から前記温度検出素子に伝導される熱が、外気や前記配管の影響を受けにくく、迅速に伝熱するようにしたこと特徴とする温度センサ。
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