JP5270560B2 - 掃引アノードctスキャナ - Google Patents

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Description

本出願は概して撮像システムに関する。本出願は特に、コンピュータ断層撮影(CT)、より具体的には、x放射線の生成及び検出のためのシステム及び方法に適用される。
従来のコーンビームCTスキャナは、カソード及びアノードのディスクを備えたx線管を含んでいる。一般的に、x線管は検査領域の周りを回転する。そのような回転中に、カソードはアノードディスクに突き当たる電子ビームを放射し、放射線源又は焦点が作り出される。アノードディスクは典型的に、電子ビームに対して回転し、x線生成中に生成される熱を放散する。得られた放射線は検査領域内の対象物を横切り、少なくとも1つの検出器を照らす。検出器は、検出された放射線を表す投影データを生成し、投影データは、対象物の体積画像データを生成するように再構成される。しばしば、このようなシステムを用いて、比較的高い時間分解能のデータを収集することが望まれる。例えば、心臓CTスキャンのように運動する対象物をスキャンするとき、しばしば、高時間分解能データが望まれる。一例において、より高い時間分解能のデータは、x線管の回転速度を増大させることによって取得される。しかしながら、この手法を用いると、各データ収集区間中に検出されるx線又はx線束が減少し、光子統計及び画質の低下がもたらされ得る。また、x線管が検査領域の周りを回転され得る速度は機械的に制限される。減少したx線束を補償し、画質を改善するためには、このようなスキャンにおいて管電力を増大させなければならない。
しかしながら、従来のx線管による電力出力は制限されていた。電力出力を制限する1つの要因は、回転するアノードに電子ビームが突き当たるときの比較的大きい温度上昇である。焦点位置の温度は、とりわけ、電子ビームが焦点の幅を横切る時間の長さの関数である。この時間はアノードの回転速度に反比例し、やはり機械的に制限される。その結果、市販の回転アノード式のx線管の電子ビーム電力は、典型的に、約100kWに制限されていた。
本発明の態様は、これらの問題及びその他の問題を解決するものである。
一態様において、コンピュータ断層撮影方法は、x線投影がサンプリングされる複数のサンプリング区間にわたって、検査領域の周りに配置されたアノードに沿って電子ビームを回転させることを含む。電子ビームは、各サンプリング区間において、複数の連続した焦点を相異なる焦点位置に生成するように掃引され、所与のサンプリング区間に生成される焦点群は、先行サンプリング区間に生成された焦点群のうちの部分集合を含む。各サンプリング区間において、複数の焦点の各々から放射されたx線投影がサンプリングされる。得られたデータは、体積画像データを生成するように再構成される。
他の一態様において、コンピュータ断層撮影システムは、x線投影が検出される複数のサンプリング区間にわたって、リング状のアノードに沿って電子ビームの回転及び掃引を行う電子ビーム源を含む。電子ビームは、各サンプリング区間において、複数の焦点を相異なる焦点位置に生成するように掃引され、連続した掃引は部分的に重なり合う。検出器アレイが、各サンプリング区間において、複数の焦点の各々から放射されて検査領域を横切ったx線投影をサンプリングする。再構成器が、体積画像データを生成するようにx線投影を再構成する。
他の一態様において、コンピュータ断層撮影システムは、検査領域を囲むリング状のアノードを含む。カソードは、検査領域の周りを回転するときに繰り返し複数の焦点を相異なる焦点位置に次々と生成するように、アノードに沿って回転し、且つ複数の焦点位置の範囲に及ぶ移動掃引窓を介して電子ビームを繰り返し掃引する。移動掃引窓は、2つの連続した電子ビーム掃引において少なくとも1つの同様の焦点が生成されるように移動する。検出器アレイが、各焦点から放射されたx線を検出し、それを表す信号を生成する。結合器が、実質的に同様の経路上で検査領域を横断したx線群に対応する信号を結合する。再構成器が、体積画像データを生成するように信号を再構成する。
本発明は、様々な構成要素及びそれらの配置、並びに様々な段階及びそれらの編成の形態を取り得る。図面は、好適実施形態を例示するためだけのものであり、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
典型的な撮像システムを例示する図である。 焦点を掃引するための典型的な一技術を例示する図である。 焦点を掃引するための典型的な一技術を例示する図である。 焦点を掃引するための典型的な一技術を例示する図である。 焦点を掃引するための典型的な一技術を例示する図である。 焦点を掃引するための典型的な他の一技術を例示する図である。 検査領域を通る典型的な重複光線経路を例示する図である。 検査領域を通る典型的な重複光線経路を例示する図である。 典型的なデータ結合システムを例示する図である。 典型的なデータ結合システムを例示する図である。 典型的なデータ結合システムを例示する図である。 典型的なカソード/アノードシステムを例示する図である。 典型的な一手法を例示する図である。
図1を参照するに、撮像システム100は、検査領域112を囲むようにガントリー108内に配置された、少なくとも1つの概して円形又はリング状のアノード104を含んでいる。アノード104は、検査領域112の周りを回転しないという点で、静止している。このシステムはまた、長手方向軸すなわちz軸の周りを回転する回転式ガントリー部又は部材120を含んでいる。
アノード104の隣には、アノード104から長手方向にずらして、カソード116が配置されている。カソード116は、回転部材120によって、検査領域112の周りをアノード104に沿って回転する。スキャン中、カソード116は、x線投影群の放射及び標本化が行われる複数のビュー(view)又は角度的なサンプリング区間にわたって回転する。
カソード116は、電子ビームに突き当たられるアノード104の位置に焦点(又は、x線投影源)を生成するように、アノード104に突き当たる電子ビームを放射する。この例において、電子ビームはパルス化され、例えば、第1の期間に“オン”され、別の一期間に実質的に“オフ”される。操舵格子(ステアリンググリッド)124が電子ビームをパルス化して各焦点を生成する。パルス化された電子ビームはビーム集束・偏向ユニット128によってアノード104の方に向けられる。例えば、ユニット128は、パルス化されたビームを、アノード104に沿って角度方向に掃引(スイープ)する。すなわち、ユニット128は、パルス化されたビームを、アノード104に沿って角度方向に移動させる。
一例において、システム100は、電子ビームのパルス化及び掃引がz軸周りのカソード116の回転に調和されるように構成される。この例において、電子ビームは1つのビューにおいて複数回パルス化され、該ビュー内に複数の焦点が生成される。同時に、電子ビームは、これらの焦点が次々にアノード104上の相異なる角度位置で生成されるように掃引される。例として、図示した実施形態は、同一のビュー中にパルス化電子ビームを掃引することによって生成される焦点132、136及び140を重ね合わせて示している。
カソード116が次の隣接するビューに進むと、電子ビームは、アノード104上の相異なる角度位置に複数の焦点を生成するように、再び複数回パルス化され掃引される。システム100は、より詳細に後述するように、所与のビューにおいて以前のビュー中に生成された焦点群の部分集合が再び生成されるように構成される。その結果、各焦点、故にそれからのx線投影群が、2つ以上のビューにおいて生成される。
回転部材120はまた、カソード116と反対側で或る角度範囲の弧を定めるx線感知検出器アレイ144を支持している。図示した実施形態において、検出器アレイ144は第3世代構成においてカソード116と調和して回転する。上述の電子ビームの掃引は、カソード116及び検出器アレイ144がほぼ同一の速度で回転すること、又は、望まれる場合には、(ビームが掃引されない構成と比較して)アノードの加熱を抑制し、それにより印加電力を増大して光子統計すなわち画質を改善することを可能にするように、一層ゆっくりと回転することを可能にする。
検出器アレイ144は、長手方向軸すなわちz軸の方向及び横断方向の双方に複数の検出器素子を有する1つ以上のマルチスライス型検出器を含んでいる。各検出器素子は、それが検出した放射線を表す投影データを生成する。検出器アレイ144は、横断方向において、1つのビュー内の様々な焦点位置から放射されたx線投影群が該ビューにおいて検出器アレイ144によって検出されるように好適な数の検出器素子で構成される。例として、図示した検出器アレイ144は、焦点132、136及び140それぞれからのx線投影148、152及び156の各々が、図示したビューにおいて検出器素子の部分集合を照らすように構成されている。
各焦点は複数のビューにおいて生成されるので、各焦点は複数のビューにおいて標本化される。その結果、検査領域112を通る1つのx線経路が2つ以上のビューにおいて標本化される。1つ以上のビューでそのx線投影経路を標本化することにより、各x線投影の総計でのサンプリング時間を維持しながら、各ビューにおけるサンプリング時間を短縮することができる。
重複サンプルはデータ結合器164に伝えられ、データ結合器164は、より詳細に後述するように、必要に応じて、同一あるいは類似の経路に沿って収集された投影データを結合する。得られたデータは再構成器168に伝えられ、再構成器168は、例えば、以下に限られないが、FDKアルゴリズム及びアクシャル・ウェッジ・アルゴリズム等の既知のアルゴリズムを用いて、このデータを再構成して体積画像データを生成する。画像データは、スキャンされた関心領域又はその一部の1つ以上の画像を生成するように処理される。
システム100は更に、検査領域112内の例えばヒト等の被検体を支持するカウチ又は患者支持台160を含んでいる。カウチ160はz軸、x軸、及びy軸の方向に移動可能である。これらの移動は、スキャンの前、最中、及び後に検査領域112内の被検体を導くために用いられる。
操作者コンソール172が、スキャナ100とのユーザインタラクションを容易にする。コンソール172によって実行されるソフトウェアアプリケーションが、スキャナ100の動作の設定及び/又は制御のためのインタフェースをユーザに提供する。例えば、ユーザは操作者コンソール172とのやり取りにより、スキャンプロトコルの選択、スキャンパラメータの変更、スキャンの開始、停止及び終了などを行うことができる。コンソール172はまた、画像の閲覧、データ操作、データの様々な特徴(例えば、CT値及びノイズ)の測定などにも用いられる。
上述のように焦点の回転及び掃引を行って2つ以上のビューに各焦点を生成することにより、各ビューにおいて1つの焦点が生成される期間を短縮することができる。非限定的な例として、単一のビュー内で或る焦点を時間Kにわたって生成することに代えて、その焦点を、M個のビューにわたってビューごとにK/Mの時間、又は時間Kのその他の割合だけ生成してもよい。斯くして、焦点は総計的には依然として時間Kにわたって生成される。しかしながら、各ビュー内で焦点が生成される時間を短縮することは、アノード104上の焦点位置における温度上昇を低減する。結果として、各ビュー中に各焦点においてアノード104に印加することが可能な電力量は、電子ビームが掃引されない構成に対して増加する。一例において、これは、高時間分解能のスキャンを実行するときに利用される。例えば、管電力を従来のスキャン技術の場合よりも増大させることにより、光子束を増大させ、所望の画質を向上あるいは達成することが可能である。
図2、3、4及び5は、各ビューにおいて電子ビームの回転及び掃引を行う典型的な一手法を例示している。先ず図2を参照するに、アノード104は、複数の焦点位置204、208、212、216、220、・・・、222、・・・、224、228、・・・、232、236、240、・・・、及び244を有するものとして示されている。カソード116は角度的に、この例ではアノード104上の焦点位置222を基準とする開始角248に位置付けられている。開始角248は、掃引角度252内での電子ビームの掃引中に生成される第1の焦点位置(図示の焦点位置224)の角度位置である。
掃引角度252は、ビュー数、各ビュー内のサンプリング期間、及び検査領域112の周りのカソード116の回転時間に基づいて決定される。例えば、一例において、61.7°の掃引角度は、1080ビュー、1μsのサンプリング期間、及び200msの回転時間に対応する。この構成を用いた場合、概して、単一の掃引内に200個の焦点位置が存在する。各ビューが以前のビューから1つの焦点位置だけずらされる場合、システムは1080個のビューを有することになる。各ビューにおける掃引角度252全体での電子ビームの掃引速度は約3km/sである。
図3及び4は、パルス化された電子ビームが、第1の焦点位置224で開始して、掃引角度252全体で掃引され、掃引角度252内の焦点位置224、228、・・・、232及び236に相次いで焦点が生成されることを示している。焦点位置224−236から放射されるx線投影データの生成及び標本化の後、カソード116及び検出器アレイ144は、角度方向に、図5に示す次のビュー位置まで移動される。
図5において、次のビューの角度位置は1つの焦点位置だけずらされている。その結果、電子ビームは、焦点位置228で開始して、次の開始角504において掃引角度252全体で再び掃引される。同様に、カソード116及び検出器アレイ144がこのビュー内で回転し、位置228−240に各焦点が次々と生成され標本化される。カソード116がz軸の周りを回転するとき、以上のことが各角度ビューで繰り返される。
以上の手法を用い、標本化される各ビューにおいて、電子ビームは、異なる開始角で開始してカソード116の回転方向に、アノード104に沿って角度方向に掃引される。このように電子ビームを掃引することにより、焦点は掃引角度252内の第1の、すなわち、最初の焦点位置から掃引角度252内の最後の焦点位置まで掃引され、最初の焦点位置と最後の焦点位置との間には1つ以上のその他の焦点位置が位置する。これに続くビューで、電子ビームは、掃引角度252内の第1の焦点位置で開始して、アノード104に沿って再び掃引される。第1の焦点位置は、先行ビューに対して、カソード116の回転方向に少なくとも1つの焦点位置だけ増加される。
上述のように、このように電子ビームの回転及び掃引を行うことは、各焦点位置を2つ以上のビュー内で生成することになるため、各ビュー内でその焦点位置が生成される時間の長さが短縮される。これは、ひいては、アノード104の所与の瞬時熱放散において、電子ビームが焦点を横切るときのその焦点位置の温度上昇を低減することになる。このことは、焦点位置における温度Tを推定する式:
Figure 0005270560
から理解することが可能である。ただし、Pはアノードに届けられる電力(これは電子ビームの電力の約60%である)を表し、Aは焦点面積を表し、λは熱伝導率を表し、cνは焦点軌道材料の単位容積当たりの比熱容量を表し、tは電子ビームが1つの焦点を通る時間の長さを表す。この式から、スポット時間(t)を短縮することは、焦点位置温度(T)を低下させ、所与の温度(T)においてアノード104に届けられる電力(P)を増大させることを可能にすることが分かる。
図6は、ビュー内で焦点を掃引することを示す別の例示である。この例において、電子ビームは、焦点位置604で開始して焦点位置608で終了するn個の焦点位置を横切るように掃引される。tが各焦点位置の時間を表すとすると、1つの掃引の総時間tはnである。掃引の完了後、同一の掃引範囲nであるが掃引方向に少なくとも1つの焦点位置だけ進められた範囲で掃引が再開される。
言い換えると、各掃引において、電子ビームはn個の焦点位置を順々に照らす。次のビューでは、ビームは先の掃引の第1の焦点位置の隣接焦点位置まで飛び戻り、再びn個の焦点位置を掃引する。このパターンが、掃引が掃引方向に進む後続の各ビューで繰り返され、各焦点位置はn回照らされる。
この例において、n個の焦点を横切っての電子ビームの掃引は、各掃引後に掃引角が1つの焦点位置だけ進むようにして、各ビューを通るカソード116の回転と同期される。掃引と掃引との間に掃引角が1つの焦点位置だけ進むときの焦点間隔は、
Figure 0005270560
で表すことができる。ただし、rはガントリーの半径を表し、fはガントリーの回転周波数を表し、tは1つの掃引の総掃引時間を表し、nはアノード104の周りの焦点位置の総数を表す。
図7及び8は、複数のビューにおいて標本化されて重複サンプルを生じさせる焦点位置からの典型的なx線経路を例示している。図7は、第1のビューにおいて検出器素子708に突き当たる焦点位置240からのx線の経路704を示している。図8において、カソード116及び検出器アレイ144は、1つの焦点位置分である角度サンプリングの増分だけ移動されている。図示のシステムは、検出器素子群が焦点群と同一の角度間隔を有して配置されるように構成されている。その結果、同一の焦点位置236から放射される光線は、同一の経路704上で検査領域112を横断するが、検出器素子708に隣接する検出器素子である検出器素子804に突き当たる。
検出器素子群がその他の構成で配置されている場合、光線群は同様に横断するが、合致しない経路が同一の経路を通ったものと見なされる。一例において、類似した経路群に対応するサンプル群から同一経路に沿ったサンプル群を生成するために、補間又はそれに類するものが用いられる。
結果として、多数の重複する光線群、すなわち、同一経路上で検査領域112を横切ったx線群が相異なるビューで標本化される。これらの重複光線群は、更に詳細に後述するように、結合器164によって結合される。
図9、10及び11は、各重複光線セットを足し合わせることに好適な結合器164の構成の例を示している。図9において、検出器アレイ144内の複数の検出器素子904、908、912、・・・、及び916により、相異なるビューにおいて同一経路上で検査領域112を横切ったx線がカウントされる。この例において、検出器素子は、例えばテルル化カドミウム亜鉛(CZT)検出器などの光子計数検出器素子である。検出器素子904−916の各々は、それぞれの出力信号すなわち出力パルスをパルスカウンタ924に供給する。必要に応じて、信号をパルスカウンタ924に伝達するのに先立って該信号を増幅するために、前置増幅器が用いられる。
検出器素子904−916とパルスカウンタ924との間の信号搬送線にデジタルスイッチ928が配置されている。スイッチ928を閉じることにより、検出器素子904−916のうちの対応する1つとパルスカウンタ924との間に電気接続が構築される。この電気接続は、検出器素子からパルスカウンタ924までの信号伝送用の経路を提供する。適切な時にスイッチ928を閉じることにより、同一経路に対応する重複信号群がパルスカウンタ924に伝達される。パルスカウンタ924は信号を合計し、総計信号すなわちデジタル計数値が再構成器168に伝達される。
図9においては、1つのパルスカウンタ924のみが示されている。しかしながら、システム100は複数のカウンタ924を含む。用いられるカウンタの数は、各掃引角度内の焦点位置の数と検出器アレイ144内の検出器素子の数との関数である。例えば、掃引角度内の焦点位置の数がNsであり、検出器アレイ内の検出器素子の数がNdである場合、カウンタ924の総数は、掃引角度内の焦点位置の数と検出器アレイ内の検出器素子の数との積、すなわち、Ns×Ndである。Nd個の検出器素子とNs×Nd個のカウンタ924との間には、図10に例示するように、カウンタ群924の交換(スイッチド)マトリクスが用いられる。このようにデータを結合することにより、検出システムから再構成器168に伝達されるデータの量が削減され、それにより、システム100のデータパイプラインの負荷が低減される。
図10は、図9に示した手法と同様であるが、結晶/フォトダイオード、又は直接変換型検出器素子1004、1008、1012、・・・、及び1016を用いて重複光線を検出し、アナログ電流出力を生成・供給する一手法を示している。各検出器素子の出力は、それぞれの電流−周波数変換器1024、1028、1032、・・・、及び1036に伝達される。変換器1024−1036の出力が、デジタルスイッチ1048を介してパルスカウンタ1044に伝達される。スイッチ928と同様に、スイッチ1048の各々は、個々に適時に閉じられ、検出器素子1004−1016のうちの対応する1つとパルスカウンタ1044との間に重複光線を表す信号のための電気経路を提供する。パルスカウンタ1044はこれらの信号を足し合わせ、総計信号を再構成器168に伝達する。上述の手法と同様に、1つのパルスカウンタ1044のみが示されているが、重複光線の組ごとに1つのカウンタ1044を用いた、カウンタ群1044のマトリクスが使用される。
図11は、結晶/フォトダイオード、又は直接変換型検出器素子1104、1108、1112、・・・、及び1116を用いる他の一手法を示している。この構成においては、検出器素子1104−1116からの重複光線に対応するアナログ電流は、アナログスイッチ1128を介してアナログ−デジタル(A/D)変換器1124に送られる。変換器1124は電流を積分して変換する。A/D変換器1124は電流−周波数変換器又はその他の種類の変換器である。変換器1124の出力は再構成器168に供給される。この例においては1つの変換器1124のみが示されているが、認識されるように、変換器1124は重複光線の組ごとに設けられる。
図12は、典型的なアノード/カソードシステムの断面図を例示している。この例において、静止したアノード104及び回転するカソード116は筐体1200内に配置されている。筐体1200は、内部に検査領域112が位置する開口を備えたリングの形状をしている。カソード116は、カップ状のカソードカップ1202と、電子ビーム1208を形成するよう電子を放射するエミッタ1204とを含んでいる。エミッタ1204は、サーマルエミッタ、コールド電界エミッタ、又はその他の種類のエミッタである。
アノード104上に電子ビームを導くため、操舵格子124、加速格子1216、及び静電偏向板1220のうちの1つ以上が含められる。上述のように、操舵格子124は電子放射をパルス化する。図示した例において、操舵格子124は、電子放射の“オン”及び実質的な“オフ”を切り換えて各パルスを生成する。一例において、これは、第1の期間に電子放射を起動し、第2の期間に電子放射を抑制あるいは停止することを含む。
上述のように、集束・偏向ユニット128は、パルス化された電子ビーム1208をアノード104に沿って掃引する。図示した回転式カソードの例において、カソードカップ1202に印加される電圧は、高電圧スリップリング又はそれに類するものを介して供給される。必要に応じての熱放散機構1232が、焦点が生成されるときにアノード104を冷却する。熱放散機構は、例えば水、液体金属、又はこれらに類するもの等、冷却媒体を含む。
図13は、システム100を用いてスキャンを行う一手法を例示している。この方法は、1つ以上のビューで、検査領域112の周りで焦点を回転させることを含む(1304)。各ビューにおいて、焦点はまた、上述のように複数の焦点が生成されるように、アノードに沿って掃引される(1308)。複数のビューの間に、各焦点から検出器への経路が焦点ごとに標本化される(1312)。同一あるいは実質的に類似した経路上で検査領域112を横切った光線に対応する重複光線が結合される(1316)。得られたデータが再構成され、体積画像データが生成される(1320)。
その他の態様を提示する。
例えば、以上の説明は相異なるビューにおいて生成される対応する焦点が共通の角度位置を有する構成に集中していたが、認識されるように、焦点は、例えば長手方向の一方又は双方においてオフセットを有してもよい。1つのそのような例において、対応する焦点は2つ以上のビュー間で交互配置される。このような構成の1つの利点は、アノードの表面にわたって電力消費が一層均一に分布され得ることである。
図示した実施形態においては、回転式カソード116が、焦点を生成する電子ビームを生成・放射する。他の一実施形態においては、静止した電子銃又はカソードが電子ビームをアノード104に沿って掃引する。更なる他の一実施形態においては、複数の陰極エミッタが検査領域112の周りに静止して分布される。これらエミッタの各々は個々にアドレスすなわち切り換えられ、アノード104に沿って順々に焦点を生成する。
他の一実施形態において、スキャナは、静止した円形アノードに沿って掃引する2つ以上の焦点を同時に生成する2つ以上の電子ビームを含む。一例において、これらの電子ビームは、同一のz軸位置において、検査領域112の周りで角度方向にずらされる。他の一例において、これらの電子ビームは、相異なるz軸位置において角度方向にずらされる。更なる他の一例において、これらの電子ビームは、検査領域112の周りで同一の角度位置にあり、z軸に沿ってずらされる。
他の一実施形態において、電子ビームは掃引距離の全体にわたって連続的に掃引される。連続的な掃引は、典型的に、アノード104の表面上で、概して一層均一なビームエネルギー分布を生じさせる。幾らかの空間的なぼけが生じ得るものの、このようなエネルギー分布の1つの利点は、アノードの基礎的な温度を低下させ得ることである。
図示したシステムにおいては、検出器素子は焦点と同一の角度間隔を有するように構成されていた。代替的な一実施形態においては、検出器素子は異なる方法で構成され、同様に横切ってはいるが合致しない経路が、同一の経路を通ったものと見なされる。一例において、同様であると見なされた光線群が結合器164によって結合され、各焦点に関する総計信号が生成される。他の一例においては、補間などを用いて、同一経路を通ったと見なされたサンプル群から、同一経路に沿ったサンプル群が生成される。
他の一実施形態において、焦点は更に、あるいは代替的に、長手方向にアノードに沿って掃引を行う。
図示した実施形態においては、データ結合器164はガントリー108の外部に示されていた。他の一実施形態においては、データ結合器164はガントリー108内に配置されてもよい。更なる他の一実施形態においては、データ結合器164は、その一部がガントリー108内に配置され、且つ他の一部がガントリー108の外部に配置されるように分散されてもよい。
他の一実施形態において、アノード104は検査領域112の周りを回転する。一例において、回転式アノードはここで述べたようにリング状である。他の一例においては、回転式アノードは円弧、又はその他の形状のセグメントである。
好適な実施形態を参照しながら本発明を説明した。以上の詳細な説明を読み、理解した者は改良及び改変に想到し得る。本発明は、添付の特許請求の範囲又はその均等範囲に入る限りにおいて、そのような全ての改良及び改変を含むとして解釈されるものである。

Claims (30)

  1. x線投影がサンプリングされる複数の角度的なサンプリング区間にわたって、検査領域の周りに配置されたアノードに沿って電子ビームを回転させる回転段階であり、前記電子ビームは長手方向軸の周りを第1の方向に回転する、回転段階
    々の角度的なサンプリング区間において、複数の連続した焦点を相異なる焦点位置に生成するように、前記アノードの弧に沿って前記電子ビームを掃引する掃引段階であり、所与の角度的なサンプリング区間に生成される焦点群が、先行する角度的なサンプリング区間に生成された焦点群から角度的にずらされ、且つ前記先行する角度的なサンプリング区間に生成された前記焦点群のうちの部分集合を含む、掃引段階;
    々の角度的なサンプリング区間において前記複数の焦点の各々から放射されたx線投影をサンプリングする標本化段階;及び
    体積画像データを生成するように前記x線投影を再構成する再構成段階;
    を有するコンピュータ断層撮影方法。
  2. 角度的なサンプリング区間は、先行する角度的なサンプリング区間に対して、少なくとも1つの焦点位置だけずらされる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記電子ビームの掃引開始位置角度的なサンプリング区間ごとに1つの焦点位置だけ回転する、請求項1に記載の方法。
  4. 1つの焦点位置からのx線投影経路が2つ以上の角度的なサンプリング区間においてサンプリングされる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記経路の個々のサンプルを結合して該経路の総計信号を生成する段階、を更に含む請求項4に記載の方法。
  6. 複数の離散的な焦点を生成するように前記電子ビームをパルス化する段階、を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記電子ビームは、前記x線投影をサンプリングする回転式検出器アレイと調和して回転する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記電子ビームは、前記検査領域の長手方向軸の周りを回転するカソードによって生成される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記電子ビームは、前記検査領域の周りに前記アノードに隣接し且つ前記アノードからずらされて分布された複数のエミッタによって生成される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記アノードはリング状にされ、前記検査領域を囲んでいる、請求項1に記載の方法。
  11. 前記アノードは円弧状のセグメントである、請求項1に記載の方法。
  12. 前記電子ビームは、各々の角度的なサンプリング区間において、61.7°の角距離にわたって掃引する、請求項1に記載の方法。
  13. アノード;
    x線投影が検出される複数の角度的なサンプリング区間にわたって、前記アノードに沿って電子ビームの回転及び掃引を行う電子ビーム源であり、前記電子ビームが、各々の角度的なサンプリング区間において、複数の焦点を相異なる焦点位置に生成するように掃引され、且つ連続した掃引が部分的に重なり合う、電子ビーム源;
    前記複数の焦点の各々から放射されて検査領域を横切ったx線投影をサンプリングする検出器アレイ;及び
    体積画像データを生成するように前記x線投影を再構成する再構成器;
    を有し、
    前記電子ビームは、後続の角度的なサンプリング区間において少なくとも1つの焦点位置だけ進み、且つ前記電子ビームは、先行する角度的なサンプリング区間において生成された焦点から掃引される、
    コンピュータ断層撮影システム。
  14. 前記電子ビームは、各々の角度的なサンプリング区間において、或る掃引角度にわたって該掃引角度内の最初の焦点位置から掃引され、隣接し合う角度的なサンプリング区間の前記掃引角度は重複した焦点を含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 各焦点は、2つ以上の角度的なサンプリング区間において生成され、サンプリングされる、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記検出器アレイは、相異なる角度的なサンプリング区間において、1つの焦点に関する実質的に同様の経路上で前記検査領域を横断したx線を検出することによって、1つの焦点に関する重複光線を検出する、請求項13に記載のシステム。
  17. 前記重複光線を表す信号を結合して各焦点の総計信号を生成する、重複光線の組ごとのデータ結合器、を更に含む請求項16に記載のシステム。
  18. 前記結合器は、個々の信号を合計するパルスカウンタを含む、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記結合器は、前記重複光線を表す信号の積分及び変換を行うアナログ−デジタル変換器を含む、請求項17に記載のシステム。
  20. 前記結合器は、前記重複光線を表すアナログ電流を変換する電流−周波数変換器を含む、請求項17に記載のシステム。
  21. 前記電子ビーム源は、各焦点を生成するために前記電子ビームをパルス化する格子を含む、請求項13に記載のシステム。
  22. 前記電子ビーム源は、前記電子ビームを磁気的に掃引する偏向ユニットを含む、請求項13に記載のシステム。
  23. 前記電子ビーム源は、前記アノードに沿って回転する回転式カソード、前記アノードに沿って前記電子ビームを偏向する静止式カソード、及び前記アノードに隣接して配置された複数の電界エミッタのうちの1つである、請求項13に記載のシステム。
  24. 前記検出器アレイは前記電子ビーム源と調和して回転する、請求項13に記載のシステム。
  25. 前記検出器アレイは光子計数検出器を含む、請求項13に記載のシステム。
  26. 前記検出器アレイは、テルル化カドミウム亜鉛、結晶/フォトダイオード、及び直接変換型検出器素子のうちの1つを含む、請求項13に記載のシステム。
  27. 前記アノードに伝導的に結合され、x線生成中にアノードの熱を放散するアノード冷却システム、を更に含む請求項13に記載のシステム。
  28. 前記冷却システムは、水及び液体金属のうちの一方を使用して前記アノードを冷却する、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記電子ビームは連続ビームである、請求項13に記載のシステム。
  30. 検査領域を囲むアノード;
    前記検査領域の周りを回転するときに繰り返し複数の焦点を相異なる焦点位置に次々と生成する、前記アノードに沿って回転し、且つ複数の焦点位置の範囲に及ぶ移動掃引窓を介して電子ビームを繰り返し掃引するカソードであり、前記移動掃引窓は、2つの連続した電子ビーム掃引において少なくとも1つの同様の焦点が生成されるように移動する、カソード;
    各焦点から放射されたx線を検出し、それを表す信号を生成する検出器アレイ;
    実質的に同様の経路上で前記検査領域を横断したx線群に対応する信号を結合する結合器;及び
    体積画像データを生成するように前記信号を再構成する再構成器;
    を有するコンピュータ断層撮影システム。
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