JP5266416B1 - テストシステム及びテストプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔地の環境における機器の動作テストを精度良く手元(指令地)で行うことができる技術を提供する。
【解決手段】ローカル側管理装置5bから遠隔地にある遠隔側テスト対象装置7aに対して操作指令を送って動作させ、その遠隔側テスト対象装置7aが検知した検知情報をローカル側に送信させてローカル側テスト対象装置7bに入力させる。すなわち、遠隔地で得られる検知情報を用いてローカル側テスト対象装置7bを動作させる。このようになっていれば、ローカル側テスト対象装置7bを遠隔地の環境においてテストする場合と同様のテストを精度良く手元(指令地)で行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔地で行う動作テストと同様の動作テストを手元(指令地)で行う技術に関する。
従来、遠隔地に存在する制御機器を手元で操作する技術として様々なものが提案されている。例えば、下記の特許文献1に記載の技術は、遠隔地にある制御機器の様子をカメラで撮影し、その映像を手元のディスプレイに表示させ、その映像中の操作ボタンに対して手元で押下操作がなされると(タッチパネルに対して操作がなされると)、その操作に対応する指令が遠隔地の制御機器に送られ、実際に制御機器が現地で操作された場合と同様の結果が得られるものである。
特開2001−134357号公報
ところで、上述したような技術を遠隔テスト、すなわち、機器が遠隔地に置かれ、その機器を手元側で操作して種々の動作を確認するテストに適用した場合、次の問題が生ずるおそれがある。
例えば、遠隔地と手元(指令地)との間の通信回線の帯域が十分でないと、カメラの映像が途切れたり、遅延したり、解像度が低下したりするといったことが発生し、操作の指示を出しづらかったり、操作結果の確認の精度が低下したりするといった問題が発生し得る。そして、不具合の修正(いわゆるデバッグ操作)も効率良く行えないという結果を招くおそれもある。
一方で、手元に機器を設置してテストを行えば不具合の修正等も効率よく行うことができるが、当該テストは手元の環境でのテストになり、所望の地(遠隔地)で得られる実際の情報、例えば、位置情報、温度情報、移動情報、照度情報、光線遮断情報、音声情報、静電容量式等のタッチセンサからの情報、外部機器からの情報等のいわゆる生の情報を入力させてテストすることができない。なお。これらの情報(検知情報)をシミュレーションによって生成して入力させることも可能ではあるが、シミュレーションによって生成した情報は、現実に得られる情報とは異なるものであり、現実に即したテストとは言い難い。
本発明はこのような問題にかんがみなされたものであり、遠隔地の環境における機器の動作テストを精度良く手元(指令地)で行うことができる技術を提供することを目的とする。
(1)第1の発明
第1の発明のテストシステムは、遠隔地に存在する第一のテスト対象装置と接続された、遠隔地に存在する第一の管理装置と、第一のテスト対象装置と同種の装置であって指令地に存在する第二のテスト対象装置と接続された、指令地に存在する第二の管理装置とを備えるテストシステムである。第一の管理装置は、第一のテスト対象装置が検知した検知情報を第一のテスト対象装置より入力し、その入力した検知情報を第二の管理装置へ送信する検知情報送信手段と、第二の管理装置より受信した操作情報を、第一のテスト対象装置へ出力する操作情報出力手段とを備える。一方、第二の管理装置は、テスター(テスト実行者)より入力された操作情報を、第一の管理装置へ送信する操作情報送信手段と、前記操作情報を第二の管理装置へ出力する操作情報出力手段と、第一のテスト対象装置より検知情報を受信する検知情報受信手段と、検知情報受信手段が受信した検知情報を第二の管理装置へ出力する検知情報出力手段と、を備える。
このようなテストシステムによれば、指令地から遠隔地の第一のテスト対象装置に操作情報を送って動作させ、その第一のテスト対象装置が検知した検知情報を指令地に送信させて第二のテスト対象装置に入力させることができる。すなわち、遠隔地で得られる検知情報を用いて指令地の第二のテスト対象装置を動作させることができる。したがって、遠隔地の環境における機器の動作テストを精度良く手元(指令地)で行うことができる。
(2)第2の発明
第2の発明のテストシステムは、第1の発明のテストシステムにおいて、第一の管理装置には、第一のテスト対象装置の表示部を少なくとも撮影するための第一のカメラが接続されており、第一の管理装置は、第一のカメラより出力された映像を入力して第二の管理装置へ送信する映像送信手段をさらに備える。また、第二の管理装置は、第一の管理装置より受信した映像を表示するための遠隔地映像表示手段をさらに備えることを特徴とする。
このようなテストシステムによれば、指令地の第二の管理装置において遠隔地の第一のテスト対象装置の表示部の様子を把握することができ、テストをより円滑に行うことができる。
(3)第3の発明
第3の発明のテストシステムは、第1の発明又は第2の発明のテストシステムにおいて、第二の管理装置には、第二のテスト対象装置の表示部を少なくとも撮影するための第二のカメラが接続されており、第二の管理装置は、第二のカメラより出力された映像を入力して表示するための指令地映像表示手段をさらに備えることを特徴とする。
このようなテストシステムによれば、指令地の第二の管理装置において指令地の第二のテスト対象装置の表示部の様子を把握することができ、テストをより円滑に行うことができる。特に、指令地の第二の管理装置において遠隔地の第一のテスト対象装置の表示部の様子も把握することができる場合は、両映像を対比させてテストを行うことができるため、より円滑にテストを行うことができる。
(4)第4の発明
第4の発明のテストシステムは、第1の発明のテストシステムにおいて、第一の管理装置は、さらに、第一のテスト対象装置の表示部に表示された画面を取得する第一の画面取得手段と、第一の画面取得手段により取得された画面に基づき、画面状態を特定可能な画面状態IDを特定する第一の画面状態ID特定手段と、第一の画面状態ID特定手段により特定された画面状態IDを、第二の管理装置へ送信する画面状態ID送信手段と、を備える。一方、第二の管理装置は、さらに、第一の管理装置より画面状態IDを受信する画面状態ID受信手段と、第二のテスト対象装置の表示部に表示された画面を取得する第二の画面取得手段と、第二の画面取得手段により取得された画面に基づき、画面状態を特定可能な画面状態IDを特定する第二の画面状態ID特定手段と、画面状態ID受信手段により受信された画面状態IDと、第二の画面状態ID特定手段により特定された画面状態IDとを比較し、比較結果を出力する比較手段と、をさらに備える。
なお、画面状態IDの特定方法の一例としては、予め画面状態とそれに対応する画面状態IDとを対応付けてデータベース化しておき、そのデータベースを参照することにより、各テスト対象装置の表示部に表示された画面に対応する画面状態IDを特定する方法が考えられる。また、他の方法としては、各テスト対象装置の表示部に表示される画面に、画面状態IDを予め電子透かしの形で埋め込んでおき、各画面取得手段によって取得された画面自体から画面状態IDを抽出して特定する方法が考えられる。
このようなテストシステムによれば、第一のテスト対象装置の表示部に表示された画面と第二のテスト対象装置の表示部に表示された画面との同一性(換言すれば実行結果の同一性)について、テスターが視認して判断しなくても、比較手段により出力された比較結果から判断できる。しかも、比較はID同士で行うため、比較結果が誤りである可能性も低い。
(5)第5の発明
第5の発明のテストシステムは、第4の発明のテストシステムにおいて、第一の管理装置には、第一のテスト対象装置の表示部を少なくとも撮影するための第一のカメラが接続されており、第一の管理装置の第一の画面取得手段は、第一のカメラより出力された映像より前記画面を取得する。一方、第二の管理装置には、第二のテスト対象装置の表示部を少なくとも撮影するための第二のカメラが接続されており、第二の管理装置の第二の画面取得手段は、第二のカメラより出力された映像より前記画面を取得する。
このようなテストシステムによれば、各テスト対象装置から画像を取得するための仕掛けを各テスト対象装置に組み込むことなく、第4の発明と同様の効果を奏することができる。
(6)第6の発明
第6の発明のテストシステムは、第1〜第5のいずれかの発明のテストシステムにおいて、第一の管理装置は、第一のテスト対象装置の動作ログを前記第一のテスト対象装置より入力し、その入力した動作ログを前記第二の管理装置へ送信する動作ログ送信手段をさらに備える。第二の管理装置は、第一のテスト対象装置より動作ログを受信する動作ログ受信手段と、第二のテスト対象装置の動作ログを第二のテスト対象装置より入力し、その入力した動作ログと、動作ログ受信手段が受信した動作ログとを表示する動作ログ表示手段と、をさらに備えることを特徴とする。
このようなテストシステムによれば、指令地の第二の管理装置において遠隔地の第一のテスト対象装置の動作ログを確認することができるため、指令地において第一のテスト対象装置の動作の状況をより詳細に知ることができる。また、遠隔地の第一のテスト対象装置の動作ログと指令地の第二のテスト対象装置の動作ログとを対比して状況を把握することもできる。
(7)第7の発明
第7の発明のテストシステムは、第1〜第6のいずれかの発明のテストシステムにおいて、プログラムのソースコードを修正可能であり実行コードを生成可能なプログラム開発手段と、プログラム開発手段により生成された実行コードを、第二の管理装置及び第一の管理装置を介して第一のテスト対象装置へ送信するプログラム送信手段と、プログラム開発手段により生成された実行コードを、第二のテスト対象装置へ出力するプログラム出力手段と、を備える第三の管理装置をさらに備えることを特徴とする。
このようなテストシステムによれば、第一のテスト対象装置及び第二のテスト対象装置に改修後のプログラムの適用を迅速に行うことができ、再テストを迅速に行うことができる。
(8)第8の発明
第8の発明は、コンピュータを、第1〜第7の発明のいずれかのテストシステムにおける第一の管理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
このようなプログラムを、コンピュータに実行させれば、そのコンピュータは、上述した第一の管理装置と同様の作用及び効果を奏する。また、プログラムはネットワーク等を用いて流通させることも可能である上、コンピュータにおけるプログラムの入れ替えは、部品の入れ替えに比較して容易である。したがって、第一の管理装置としてのコンピュータの機能向上を容易に行うこともできる。
(9)第9の発明
第9の発明は、コンピュータを、第1〜第7の発明のいずれかのテストシステムにおける第二の管理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
このようなプログラムを、コンピュータに実行させれば、そのコンピュータは、上述した第二の管理装置と同様の作用及び効果を奏する。また、プログラムはネットワーク等を用いて流通させることも可能である上、コンピュータにおけるプログラムの入れ替えは、部品の入れ替えに比較して容易である。したがって、第二の管理装置としてのコンピュータの機能向上を容易に行うこともできる。
基本的な実施形態であるテストシステムの構成を示すブロック図である。 (A)遠隔側テスト対象装置の一例である遠隔側スマートフォンのハードウェア構成を示すブロック図である。(B)遠隔側管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 (A)遠隔側テスト対象装置の一例であるスマートフォンのソフトウェア構成を示すブロック図である。(B)遠隔側管理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 (A)ローカル側テスト対象装置の一例である遠隔側スマートフォンのハードウェア構成を示すブロック図である。(B)ローカル側管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 (A)ローカル側テスト対象装置の一例であるスマートフォンのソフトウェア構成を示すブロック図である。(B)ローカル側管理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 テスト手順を説明するためのラダーチャートである。 テスト手順を説明するためのラダーチャートである。 ローカル側管理装置の表示部に表示される画面の一例である。 汎用コマンドのリストの一例である。 画面状態IDを説明するための説明図である。 他の実施形態のテストシステムの構成を示すブロック図である。 他の実施形態のテストシステムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、下記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、下記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。
図1は、本発明の基本的な実施形態であるテストシステム3の構成を示すブロック図である。テストシステム3は、遠隔側テストシステム4aと、遠隔側テスト対象装置7aと、ローカル側テストシステム4bと、ローカル側テスト対象装置7bと、広域ネットワーク9とを備える。
遠隔側テストシステム4aは、遠隔側管理装置5aと遠隔側カメラ6aとを備える。このうち、遠隔側カメラ6aは、CCD等の撮像素子を有するカメラ装置であり、遠隔側テスト対象装置7aの動作状態がわかる表示画面等を撮影した映像を遠隔側管理装置5aへ出力することができる。なお、映像は、HD程度の解像度で60フレーム/秒程度のフレームレートであると好ましい。
遠隔側管理装置5aは、遠隔側テスト対象装置7aと有線又は無線によって接続され、遠隔側テスト対象装置7aに対して様々な指令等を出力できるとともに遠隔側テスト対象装置7aから様々な情報を取得することができる。また、遠隔側管理装置5aは、前述のとおり遠隔側カメラ6aから、遠隔側テスト対象装置7aを撮影した映像を取得することができる。また、遠隔側管理装置5aは、インターネット等の広域ネットワーク9に接続されており、広域ネットワーク9を介して後述するローカル側管理装置5bと通信を行うことができる。具体的には、ローカル側管理装置5bから指令を受信したり、ローカル側管理装置5bへ映像を送信したりする。
遠隔側テスト対象装置7aは、スマートフォン、スマートタブレット、パーソナルコンピュータ(デスクトップPC,ノートPC)、ナビゲーション装置、プリンタ、ファクシミリ、各種家電等であり、遠隔側管理装置5aからの指令にしたがって動作可能に構成されている。
ローカル側テストシステム4bは、ローカル側管理装置5bとローカル側カメラ6bとを備える。このうち、ローカル側カメラ6bは、CCD等の撮像素子を有するカメラ装置であり、ローカル側テスト対象装置7bの動作状態がわかる表示画面等を撮影した映像をローカル側管理装置5bへ出力することができる。なお、映像は、60フレーム/秒程度のフレームレートであると好ましい。
ローカル側管理装置5bは、ローカル側テスト対象装置7bと有線又は無線によって接続され、ローカル側テスト対象装置7bに対して様々な指令等を出力できるとともにローカル側テスト対象装置7bから様々な情報を取得することができる。また、ローカル側管理装置5bは、前述のとおりローカル側カメラ6bから、ローカル側テスト対象装置7bを撮影した映像を取得することができる。また、ローカル側管理装置5bは、広域ネットワーク9に接続されており、広域ネットワーク9を介して遠隔側管理装置5aと通信を行うことができる。具体的には、遠隔側管理装置5aに対して指令を送信したり、遠隔側管理装置5aから映像を受信したりする。
ローカル側テスト対象装置7bは、スマートフォン、スマートタブレット、パーソナルコンピュータ(デスクトップPC,ノートPC)、ナビゲーション装置、プリンタ、ファクシミリ、各種家電等であり、ローカル側管理装置5bからの指令にしたがって動作可能に構成されている。なお、ローカル側テスト対象装置7bと遠隔側テスト対象装置7aとは、後述するテストを実現するためのソフトウェアを除き、同一のハードウェア構成及び同一のソフトウェア構成を有する。
このようなテストシステム3では、テスターによってローカル側管理装置5bに対して操作がなされると、その操作指令がローカル側テスト対象装置7bに対して出力されるとともに、操作指令が汎用コマンドに変換されて遠隔側管理装置5aに送信される。遠隔側管理装置5aでは、汎用コマンドから操作指令に戻され、その操作指令が遠隔側テスト対象装置7aに出力される。遠隔側テスト対象装置7aからは、検知情報(例えば、GPS信号、ジャイロスコープ出力信号等)が遠隔側管理装置5aに出力され、遠隔側管理装置5aは、遠隔側カメラ6aが撮影した遠隔側テスト対象装置7aの表示画面等の映像とともに検知情報をローカル側管理装置5bに送信する。ローカル側管理装置5bでは、遠隔側テスト対象装置7aより受信した検知情報をローカル側テスト対象装置7bへ出力して利用させるとともに、ローカル側カメラ6bが撮影したローカル側テスト対象装置7bの表示画面等の映像と、遠隔側テスト対象装置7aより受信した遠隔側テスト対象装置7aの表示画面等の映像とを並べて図示しないディスプレイに表示させる。テスターは、ディスプレイに表示されたこれらの映像を比較しながらローカル側テスト対象装置7bの動作テストを実施する。
[具体的構成の説明]
次に、遠隔側テスト対象装置7a、ローカル側テスト対象装置7b、遠隔側管理装置5a、及びローカル側管理装置5bの具体的構成について説明する。なお、遠隔側テスト対象装置7a及びローカル側テスト対象装置7bの具体的なものとしてスマートフォンである場合を例に挙げて以下説明する。
(1)遠隔側スマートフォン11aのハードウェア構成
まず、図2(A)を用いて、遠隔側テスト対象装置7aの具体例である遠隔側スマートフォン11aのハードウェア構成について説明する。なお、遠隔側スマートフォン11aと後述するローカル側スマートフォン11bとは、同一のハードウェア構成を有している。
遠隔側スマートフォン11aは、ハードウェアとして、マイクロコンピュータ12aと、記憶部13aと、無線通信部14aと、有線通信部15aと、タッチパネル16aと、ハードキー17aと、マイク18aと、スピーカ19aと、GPS受信部20aとを備える。
マイクロコンピュータ12aは、プロセッサ(汎用プロセッサ、グラフィックプロセッサ、W−CDMA等のある種の通信を実現するプロセッサ等)、DRAM等のメモリ、通信インターフェース等を備え、記憶部13aに記憶されたプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)を読み込んで各種の処理を実行する。
記憶部13aは、SSD等の不揮発性のメモリからなり、各種のプログラムやデータを記憶することができる。
無線通信部14aは、IEEE802.11a,b,g,n等の無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の無線通信機能を実現する部位である。
有線通信部15aは、USB2.0、HDMI等の有線通信機能を実現する部位である。
タッチパネル16aは、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示部と、静電容量式等の方式による操作認識部とからなる。このため、タッチパネル16aは、テキストや画像等を表示することができ、その表示面に対する指の操作を検知することができる。なお、指の操作は、なぞり操作や複数指による操作も検知することができる。
ハードキー17aは、メカニカルなキースイッチであり、押下された場合にそのキースイッチを特定可能な情報を出力することができる。
マイク18aは、音声を電気信号に変換してマイクロコンピュータ12aに出力することができる。
スピーカ19aは、電気信号を音声に変換して周囲に出力することができる。
GPS受信部20aは、GPS(Global Positioning System)の衛星からの信号を受信する部位であり、現在位置の情報を出力することができる。
(2)遠隔側管理装置5aのハードウェア構成
次に、図2(B)を用いて、遠隔側管理装置5aのハードウェア構成について説明する。
遠隔側管理装置5aは、ハードウェアとして、マイクロコンピュータ32aと、記憶部33aと、有線通信部34aと、キーボード35aと、マウス36aと、表示部37aとを備える。
マイクロコンピュータ32aは、プロセッサ(汎用プロセッサ、グラフィックプロセッサ等)、DRAM等のメモリ、通信インターフェース等を備え、記憶部33aに記憶されたプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)を読み込んで各種の処理を実行する。
記憶部33aは、ハードディスク、SSD等の不揮発性の記憶デバイスからなり、各種のプログラムやデータを記憶することができる。
有線通信部34aは、USB2.0、イーサネット(登録商標)等の有線通信機能を実現する部位である。
キーボード35aは、手指によってキーが押されることによりそのキーに対応付けられたキーコードをマイクロコンピュータ32aへ出力するデバイスである。
マウス36aは、手に持って水平に移動させることにより、センサで検知された移動量をマイクロコンピュータ32aへ出力するデバイスである。
表示部37aは、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等からなり、文字や画像を表示することができるデバイスである。
(3)遠隔側スマートフォン11aのソフトウェア構成
次に、図3(A)を用いて遠隔側スマートフォン11aのソフトウェア構成について説明する。
遠隔側スマートフォン11aは、ソフトウェアとして、アプリケーション群21aと、テストエンジン22aと、オペレーティングシステム23aとを備える。
アプリケーション群21aは、WWWブラウザ、メール管理アプリ、地図アプリ、各種の設定アプリ等のソフトウェアである。
テストエンジン22aは、後述するテストを実現するためのソフトウェアである。
オペレーティングシステム23aは、ハードウェアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウェアに提供するソフトウェアであり、各種のドライバ、各種の処理モジュール等を備える。
(4)遠隔側管理装置5aのソフトウェア構成
次に、図3(B)を用いて遠隔側管理装置5aのソフトウェア構成について説明する。
遠隔側管理装置5aは、ソフトウェアとして、データファイル群41aと、テストマネージャ42aと、オペレーティングシステム43aとを備える。
データファイル群41aは、後述する汎用コマンドリスト等が記憶されたファイル群である。
テストマネージャ42aは、後述するテストを実現するためのソフトウェアである。
オペレーティングシステム43aは、ハードウェアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウェアに提供するソフトウェアである。
(5)ローカル側スマートフォン11bのハードウェア構成
次に、図4(A)を用いて、ローカル側テスト対象装置7bの具体例であるローカル側スマートフォン11bのハードウェア構成について説明する。
ローカル側スマートフォン11bは、ハードウェアとして、マイクロコンピュータ12bと、記憶部13bと、無線通信部14bと、有線通信部15bと、タッチパネル16bと、ハードキー17bと、マイク18bと、スピーカ19bと、GPS受信部20bとを備える。各部は、遠隔側スマートフォン11aの対応する部位と同じであるため、説明を省略する。
(6)ローカル側管理装置5bのハードウェア構成
次に、図4(B)を用いて、ローカル側管理装置5bのハードウェア構成について説明する。
ローカル側管理装置5bは、ハードウェアとして、マイクロコンピュータ32bと、記憶部33bと、有線通信部34bと、キーボード35bと、マウス36bと、表示部37bとを備える。各部は、遠隔側管理装置5aの対応する部位と同じであるため、説明を省略する。なお、本実施形態では、遠隔側管理装置5a及びローカル側管理装置5bは同一のハードウェア構成を有するものとするが、必ずしも同一のハードウェア構成である必要はない。
(7)ローカル側スマートフォン11bのソフトウェア構成
次に、図5(A)を用いてローカル側スマートフォン11bのソフトウェア構成について説明する。
ローカル側スマートフォン11bは、ソフトウェアとして、アプリケーション群21bと、テストエンジン22bと、オペレーティングシステム23bとを備える。各ソフトウェアは、遠隔側スマートフォン11aの対応するソフトウェアと基本的に同じであるため説明を省略するが、テストエンジン22bについては、遠隔側スマートフォン11aのものとは機能が異なる。詳細は後述する。
(8)ローカル側管理装置5bのソフトウェア構成
次に、図5(B)を用いてローカル側管理装置5bのソフトウェア構成について説明する。
ローカル側管理装置5bは、ソフトウェアとして、データファイル群41bと、テストマネージャ42bと、オペレーティングシステム43bとを備える。各ソフトウェアは、遠隔側管理装置5aの対応するソフトウェアと基本的に同じであるため説明を省略するが、テストマネージャ42bについては、遠隔側管理装置5aのものとは機能が異なる。詳細は後述する。
[具体的動作の説明]
次に、テスト手順について、図6及び図7のラダーチャートを参照しながら説明する。なお、以下のテストは、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aがテストマネージャ42aを実行すること、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bがテストマネージャ42bを実行すること、遠隔側スマートフォン11aのマイクロコンピュータ32aがテストエンジン22aを実行すること、及び、ローカル側スマートフォン11bのマイクロコンピュータ32bがテストエンジン22bを実行することによって実現される。また、テストは、基本的にテスターがローカル側管理装置5bを操作することによって行われる。
テスターがローカル側管理装置5bのキーボード35b又はマウス36bを操作してテスト開始を意味する指令をローカル側管理装置5bへ入力すると、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bが、有線通信部34bを介してテスト開始を意味する指令を遠隔側管理装置5aへ送信する(S101)。
当該指令を受信した遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、有線通信部34aを介して遠隔側カメラ6aから映像の取得を開始し、その取得した映像を、有線通信部34aをローカル側管理装置5bへ送信することを開始する(S103)。
テスト開始指令を遠隔側管理装置5aへ送信したローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、有線通信部34bを介してローカル側カメラ6bから映像の取得を開始する(S106)。そして、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、遠隔側管理装置5aから受信した遠隔側カメラ6aの映像と、ローカル側カメラ6bから取得した映像とを、表示部37bに並べて表示させることを開始する(S107)。
ここで図8を用いて、ローカル側管理装置5bの表示部37bに表示される画面の例について説明する。
画面51は、遠隔側カメラ映像領域52と、ローカル側カメラ映像領域53と、戻るキーボタン57と、ホームキーボタン58と、メニューキーボタン59と、テスト開始ボタン61と、テスト終了ボタン62と、画面比較結果表示欄63とを備える。
遠隔側カメラ映像領域52は、遠隔側カメラ6aによって撮影された映像を表示する領域である。当該領域には、遠隔側スマートフォン11aを中心とした映像が表示されていることが図8からも確認できる。
ローカル側カメラ画像領域53は、ローカル側カメラ6bによって撮影された映像を表示する領域である。当該領域には、ローカル側スマートフォン11bを中心とした映像が表示されていることが図8からも確認できる。なお、ローカル側スマートフォン11bのタッチパネル16bの下方にはハードキー17bが3つ設けられており、具体的には、タッチパネル16bに正対した場合の左側から、戻るキー54、ホームキー55、及びメニューキー56が設けられている。
戻るキーボタン57は、ローカル側スマートフォン11bのハードキー17bの一つである戻るキー54に対応するアイコンボタンであり、マウス36bによって画面51上の当該アイコンボタンが押下操作されると、ローカル側スマートフォン11bに対してハードキー17bの一つである戻るキー54が押下された場合と同じ指令がローカル側スマートフォン11bで実行中のアプリケーションに渡される。
同様に、ホームキーボタン58は、ローカル側スマートフォン11bのハードキー17bの一つであるホームキー55に対応するアイコンボタンであり、マウス36bによって画面51上の当該アイコンボタンが押下操作されると、ローカル側スマートフォン11bに対してハードキー17bの一つであるホームキー55が押下された場合と同じ指令がローカル側スマートフォン11bで実行中のアプリケーションに渡される。
同様に、メニューキーボタン59は、ローカル側スマートフォン11bのハードキー17bの一つであるメニューキー56に対応するアイコンボタンであり、マウス36bによって画面51上の当該アイコンボタンが押下操作されると、ローカル側スマートフォン11bに対してハードキー17bの一つであるメニューキー56が押下された場合と同じ指令がローカル側スマートフォン11bで実行中のアプリケーションに渡される。
テスト開始ボタン61は、テストを開始させる際に押下されるアイコンボタンであり、マウス36bによって画面51上の当該アイコンボタンが押下操作されると、上述したS101で説明した指令がローカル側管理装置5bから遠隔側管理装置5aへ送信されてテストが開始される。
テスト終了ボタン62は、テストを終了させる際に押下されるアイコンボタンであり、マウス36bによって画面51上の当該アイコンボタンが押下操作されると、後述するS135で説明する指令がローカル側管理装置5bから遠隔側管理装置5aへ送信されてテストが終了される。
画面比較結果表示欄63は、遠隔側カメラ映像領域52に表示された遠隔側スマートフォン11aのタッチパネル16aに表示された画面の状態と、ローカル側カメラ映像領域53に表示されたローカル側スマートフォン11bのタッチパネル16bに表示された画面の状態とを比較した場合に一致しているかどうかを表示する表示欄である。この表示欄の内容は、後述するS135の処理で更新される。
説明を図6に戻し、続いて、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、テスターによってキーボード35b又はマウス36bを操作されてローカル側スマートフォン11bに対する入力が行われたか否かを判定する(S109)。この判定、例えば、表示部37bに表示されているローカル側カメラ6bの映像中のローカル側スマートフォン11bのタッチパネル16bに対してマウス36bによるクリック操作があったか否か、表示部37bに表示されているローカル側スマートフォン11bのハードキー17bに対応するアイコンボタンに対してマウス36bによるクリック操作があったか否か等によって行う(クリック操作があった場合に入力が行われたと判定する)。なお、この判定の代わりに、遠隔側スマートフォン11aが撮影されて表示されている映像における遠隔側スマートフォン11aに対して、テスターによってマウス36bが操作されて入力が行われたか否かを判定するようになっていてもよい。すなわち、表示部37bに表示されている遠隔側カメラ6aの映像中の遠隔側スマートフォン11aのタッチパネル16aに対してマウス36bによるクリック操作があったか否か等によって行うようになっていてもよい。
ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、S109において、ローカル側スマートフォン11bに対する入力が行われたと判定した場合、S111へ処理を移行し、ローカル側スマートフォン11bに対する入力が行われていないと判定した場合、本ステップ(S109)にとどまって繰り返し判定を行う。
ローカル側スマートフォン11bに対する入力が行われたと判定した場合に進むS111では、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、その入力に対応する操作指令をローカル側スマートフォン11bに有線通信部34aを介して出力する。すなわち、テスターによって操作された内容に対応する操作指令が、ローカル側スマートフォン11bに入力され、テスターによって操作された内容が実際にローカル側スマートフォン11bにおいて実現される。これは、ローカル側スマートフォン11bにおいて、実際にタッチパネル16bが操作された際にオペレーティングシステム23bからアプリケーションに入力される指令と同様の指令を、テストエンジン22bがアプリケーションに入力することによって実現される。
続いて、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、S111で出力した操作指令を、データファイル群41bの一つとして記憶部33bに記憶されている汎用コマンドリストに基づき汎用コマンドに変換する(S113)。ここで汎用コマンドリストについて、図9を用いて説明する。
汎用コマンドリストは、汎用コマンド番号と汎用コマンドパラメータ情報と操作指令とを組とする複数のリスト要素から構成される。
汎用コマンド番号は、操作指令の種類(例えば、ハードキーAが押下された等)を特定可能な番号であり、一意の番号が割り当てられている。この番号がローカル側管理装置5bから遠隔側管理装置5aに送信されることにより、遠隔側管理装置5aにおいて操作指令の種類を特定することができる。
汎用コマンドパラメータ情報は、操作指令に含まれるパラメータ情報(例えば、指によってタッチされた座標情報等)である。この情報がローカル側管理装置5bから遠隔側管理装置5aに送信されることにより、遠隔側管理装置5aにおいて操作指令にパラメータ情報がセットされて操作指令が完成する。例えば、汎用コマンド番号によってタッチパネルへのタップ操作が特定され、汎用コマンドパラメータ情報によってタップ位置の座標とタップされた時間とが特定され、完全な操作指令が特定される。
なお、このリストについては、同様のものが遠隔側管理装置5aの記憶部33aにも記憶されている。
説明を図6に戻し、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、S113で変換された汎用コマンド(汎用コマンド番号及び汎用コマンドパラメータ情報)を、有線通信部34bを介して遠隔側管理装置5aへ送信する(S115)。
汎用コマンドを受信した遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、汎用コマンドから操作指令に変換する(S117)。これは、図8を用いて説明したようなリストを参照して行う。
続いて、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、S117で変換された操作指令を遠隔側スマートフォン11aへ出力する(S119)。
続いて、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、遠隔側スマートフォン11aより検知情報を取得する(S121)。検知情報というのは、例えば、GPS衛星からの信号に基づく位置情報、携帯電話網の基地局からの通信情報、遠隔側スマートフォン11aが内蔵するジャイロスコープからの回転情報等、遠隔側スマートフォン11aが外部からの影響を検知して得た情報を意味する。遠隔側スマートフォン11aのマイクロコンピュータ12aが実行するテストエンジン22aが検知情報を収集して、有線通信部15aを介して遠隔側管理装置5aへ送信することによって、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aが検知情報を取得することができる。
続いて、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、S121で取得された検知情報を、有線通信部34aを介してローカル側管理装置5bへ送信する(S123)。
検知情報を受信したローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、受信した検知情報をローカル側スマートフォン11bへ有線通信部34bを介して送信する(S125)。これにより、検知情報を得たローカル側スマートフォン11bのマイクロコンピュータ12bは、テストエンジン22bの機能により、現在フォアグラウンドで実行中のアプリケーションに検知情報を渡し、当該アプリケーションがオペレーティングシステム23bから検知情報を得たかのようにさせる。その結果、ローカル側スマートフォン11bの当該アプリケーションが、遠隔側スマートフォン11aの同一アプリケーションと同じ検知情報を利用して動作する。
続いて、説明を図7に移し、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、遠隔側スマートフォン11aの画面を取得する(S127)。取得方法としては、有線通信部34aを介して遠隔側スマートフォン11aよりキャプチャ画面を取得する方法であってもよいし、遠隔側カメラ6aが撮影した映像を、有線通信部34aを介して取得してその映像中から切り出して取得してもよい。
続いて、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、S127で取得した画面から画面状態IDを特定し、その特定した画面状態IDを、有線通信部34aを介してローカル側管理装置5bへ送信する(S129)。画面状態IDというのは、表示されている画面の種別及びその画面内の表示状態を特定可能なIDであり、遠隔側スマートフォン11aのタッチパネル16aに現在表示されている画面に対応するものである。例えば、画面の種別IDと画面内のオブジェクト(チェックボックス等)の状態IDとを結合させたものが考えられるが、これに限らない。
ここで、画面状態IDの特定方法について説明する。画面状態IDの特定方法は二つの方法がある。一つは、遠隔側スマートフォン11aのタッチパネル16aに表示される画面内に電子透かしの態様で埋め込まれている画面状態IDを抽出する方法である。もう一つは、パーツ画像の組み合わせと画面状態IDとが対応付けられて登録されているデータベースを参照することによって画面状態IDを特定する方法である。以下、二つに分けて説明する。
まず、画面内の電子透かしから画面状態IDを抽出する方法であるが、この方法は、画面状態IDが画面内に電子透かしの態様で1つ埋め込まれている。このため、画面内から画面状態IDを抽出するだけで、画面状態IDが特定できる。この方法は、画面の種別及び画面内の表示状態(画面内のオブジェクトが選択されているか否か等)に応じ、埋め込まれている画面状態IDが変化することが前提となっている。
次に、データベースを参照することによって画面状態IDを特定する方法であるが、この方法の場合、データベースは遠隔側管理装置5aの記憶部33aに記憶されている。具体的には、図10(A)に例示するパーツデータベースと、図10(B)に例示する画面状態データベースである。
パーツデータベースは、パーツIDとパーツ画像データとが対応付けられて複数記憶されたものである。なお、パーツ画像データは、パーツ(オブジェクト)の状態毎に存在し、例えば、操作ボタンであれば、押下状態の画像と非押下状態の画像とがそれぞれ記憶されており、それぞれの画像に異なるパーツIDが対応付けられている。
画面状態データベースには、画面状態IDと、パーツIDの組み合わせとが対応付けられて複数記憶されている。画面は複数のパーツから構成されているため、そのパーツの組み合わせと画面状態IDとが画面状態データベースには記憶されている。
これらデータベースを用い、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、まず、パーツデータベースを参照し、S127で取得した画面を構成するパーツ毎にパーツIDを特定する。続いて、画面状態データベースを参照し、パーツIDの組み合わせに対応する画面状態IDを特定する。
なお、電子透かしを用いる方法とデータベースを参照する方法とを併用してもよい。例えば、各パーツのパーツIDは、画面内に含まれる複数の電子透かしから抽出し、画面状態IDは、抽出したパーツIDに基づき画面状態データベースを参照して特定する方法等が考えられる。
説明を図7に戻し、一方、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、ローカル側スマートフォン11bの画面を取得する(S131)。取得方法としては、有線通信部34bを介してローカル側スマートフォン11bよりキャプチャ画面を取得する方法であってもよいし、ローカル側カメラ6bが撮影した映像を、有線通信部34bを介して取得してその映像中から切り出して取得してもよい。
続いて、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、S131で取得した画面から画面状態IDを特定する(S133)。画面状態IDというのは、表示されている画面の種別及びその画面内の表示状態を特定可能なIDであり、ローカル側スマートフォン11bのタッチパネル16bに現在表示されている画面に対応するものである。なお、画面状態IDを特定する方法は遠隔側管理装置5aで行う方法と同様であり、遠隔側管理装置5aが画面状態IDの特定のためにデータベースを保有しているのであれば、同様のデータベースをローカル側管理装置5bも保有する。
続いて、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、遠隔側管理装置5aより送信されてきた、遠隔側スマートフォン11aのタッチパネル16aの画面状態を示す画面状態IDと、S133で取得した、ローカル側スマートフォン11bのタッチパネル16bの画面状態を示す画面状態IDとを比較する。そして、一致するか否かの結果を、ローカル側管理装置5aの表示部37bに表示させる(S135)。具体的には、両画面状態IDが一致していれば、例えば「両テスト対象装置の画面状態は一致しています。」というメッセージを表示部37bに表示させ、両画面状態IDが一致していなければ、例えば、「両テスト対象装置の画面状態は一致していません。」というメッセージを表示部37bに表示させることが考えられる(図8参照)。
続いて、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、遠隔側スマートフォン11aより動作ログを取得する(S147)。動作ログというのは、アプリケーションの動作ログであり、アプリケーションがどうのように動作したかを把握することができる情報である。遠隔側スマートフォン11aのマイクロコンピュータ12aが実行するテストエンジン22aが動作ログを収集して、有線通信部15aを介して遠隔側管理装置5aへ送信することによって、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aが動作ログを取得することができる。
続いて、遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、S147で取得された動作ログを、有線通信部34aを介してローカル側管理装置5bへ送信する(S149)。
動作ログを受信したローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、受信した動作ログを記憶部33bに記憶させる(S151)。これにより、ローカル側管理装置5bの表示部37bに動作ログを表示させることができ、ローカル側において遠隔側スマートフォン11aのアプリケーションの動作の状況を把握することができる。なお、その際に、ローカル側スマートフォン11bからも同様の動作ログを取得し、遠隔側スマートフォン11aの動作ログと同時に又は切り替えてローカル側管理装置5bの表示部37bに表示させるようになっているとよい。
続いて、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、テスターによってキーボード35b又はマウス36bが操作されてテスト終了を意味する指令がローカル側管理装置5bへ入力されたか否かを判定する(S153)。テスト終了を意味する指令が入力されたと判定した場合は、S155へ処理を移行し、テスト終了を意味する指令が入力されていないと判定した場合は、上述したS109へ処理を戻す。
テスト終了を意味する指令が入力されたと判定した場合に進むS155では、ローカル側管理装置5bのマイクロコンピュータ32bは、有線通信部34bを介してテスト終了を意味する指令を遠隔側管理装置5aへ送信する。
当該指令を受信した遠隔側管理装置5aのマイクロコンピュータ32aは、遠隔側カメラ6aから映像の取得を終了し、ローカル側管理装置5bへ送信することも終了する(S157)。
[実施形態の効果]
上記実施形態のテストシステム3によれば、ローカル側管理装置5bから遠隔地にある遠隔側スマートフォン11aに操作指令を送って動作させ、その遠隔側スマートフォン11aが検知した検知情報をローカル側に送信させてローカル側テスト対象装置7bに入力させることができる。すなわち、遠隔地で得られる検知情報を用いてローカル側スマートフォン11bを動作させることができる。したがって、遠隔地の環境におけるスマートフォンの動作テストを精度良く手元(指令地)で行うことができる。
また、ローカル側管理装置5bの表示部37bには、遠隔側スマートフォン11aのタッチパネル16aの表示状態を撮影した映像と、ローカル側スマートフォン11bのタッチパネル16bの表示状態を撮影した映像とが並べて表示される。このため、遠隔側スマートフォン11aとローカル側スマートフォン11bの動作状態を映像によって把握しながら、しかも両映像を対比させてテストを行うことができる。したがって、従来よりも円滑にテストを行うことができる。
また、遠隔側スマートフォン11aのアプリケーション群21aへ入力される操作指令は、ローカル側管理装置5bから遠隔側管理装置5aへ送信される場面において、汎用コマンド番号を基本とする番号に変換されて送信される。すなわち、遠隔側管理装置5aとローカル側管理装置5bとは、汎用コマンド番号と操作指令とを対応付けたリストを保持しており、ローカル側管理装置5bは、リストを参照して操作指令から汎用コマンド番号へ変換した後に汎用コマンド番号を遠隔側管理装置5aへ送信し、遠隔側管理装置5aは、リストを参照して汎用コマンド番号から操作指令に戻す。
このため、遠隔側管理装置5aとローカル側管理装置5bとの間の通信において、操作指令に関するものを汎用化することができる。すなわち、テスト対象装置(遠隔側スマートフォン11a及びローカル側スマートフォン11b)が変更されたとしても、上記リストを変更することによって(テスト対象装置に対する操作指令に係る遠隔側管理装置5aとローカル側管理装置5bの間の通信プログラムを変更しなくても)テストを行うことができる。
また、ローカル側管理装置5bは、遠隔側スマートフォン11aのタッチパネル16aの画面状態を示す画面状態IDと、ローカル側スマートフォン11bのタッチパネル16bの画面状態を示す画面状態IDとを比較し、一致するか否かの結果を、ローカル側管理装置5aの表示部37bに表示させる。
このため、遠隔側スマートフォン11aに表示された画面とローカル側スマートフォン11bに表示された画面との同一性(換言すれば実行結果の同一性)について、テスターが視認して判断しなくても、知るできる。しかも、比較はID同士で行うため、比較結果が誤りである可能性も低い。
また、遠隔側管理装置5aは、遠隔側スマートフォン11aから動作ログを取得してローカル側管理装置5bへ送信し、ローカル側管理装置5bは受信した動作ログを記録するように構成されている。このため、ローカル側管理装置5bにおいて遠隔側スマートフォン11aの動作ログを確認することができ、指令地において遠隔側スマートフォン11aの動作の状況をより詳細に知ることができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態のテストシステム3では、ローカル側テストシステム4bがローカル側管理装置5bとローカル側カメラ6bとを備える場合を説明したが、図11に示すテストシステム71のように、ローカル側テスト対象装置7bが有するアプリケーションソフトウェアの開発を行うことができるプログラム開発端末8を含めてローカル側テストシステム4bとしてもよい。このプログラム開発端末8は、マイクロコンピュータ8aを内蔵している。そして、マイクロコンピュータ8aは、プログラムのソースコードを修正する機能、実行コードを生成する機能、生成された実行コードをローカル側管理装置5bと遠隔側管理装置5aとを介して遠隔側テスト対象装置7aへ送信する機能、及び、実行コードをローカル側テスト対象装置7bへ出力する機能を実現できるように構成されている。このようになっていれば、遠隔側テスト対象装置7a及びローカル側テスト対象装置7bに改修後のプログラム(実行コード)の反映を迅速に行うことができ、再テストを迅速に行うことができる。なお、この場合、ローカル側テスト対象装置7bとプログラム開発端末8を一体に構成してもよい。
また、図12に示すテストシステム72のように、遠隔側テストシステム4aが設置された場所でも、ローカル側テストシステム4bが設置された場所でもない場所に、プログラム開発端末8を設置して広域ネットワーク9に接続させる構成としてもよい。このプログラム開発端末8は、マイクロコンピュータ8aを内蔵している。そして、マイクロコンピュータ8aは、プログラムのソースコードを修正する機能、実行コードを生成する機能、生成された実行コードを、遠隔側管理装置5aを介して遠隔側テスト対象装置7aへ送信する機能、及び、実行コードをローカル側テスト対象装置7bへ出力する機能を実現できるように構成されている。さらに、マイクロコンピュータ8aは、ローカル側管理装置5bの表示部37bに表示される画面と同じ画面がプログラム開発端末8の図示しない表示部に表示される機能、及び、上述したテスト手順においてテスターがローカル側管理装置5bに対して行った操作と同様の操作をプログラム開発端末8において行うための機能も実現できるように構成されている。このようになっていれば、テスト対象装置が置かれた場所とは異なる場所で、実際の検知情報が用いられたテスト指示を行うことができるとともにプログラムの改修も行うことができる。
(2)上記実施形態では、遠隔側テスト対象装置7aとローカル側テスト対象装置7bとは同一のハードウェア構成であることを前提とした場合について説明したが、厳密に同一でなくてもよい。例えば、いずれか一方が他方よりも前のモデルである、上位モデルある等、テストにおいて必要な検知情報が少なくても得られれば、多少の相違があってもよい。
(3)上記実施形態では、テスターはローカル側管理装置5bのマウス36bを操作することによってテストのための操作指令を遠隔側テスト対象装置7a及びローカル側テスト対象装置7bに対して入力する例を説明したが、ローカル側テスト対象装置7bを直接操作してテストのための操作指令をローカル側テスト対象装置7bへ入力するとともに、その操作指令をローカル側管理装置5bが取得して、広域ネットワーク9及び遠隔側管理装置5aを介して遠隔側テスト対象装置7aに入力されるようになっていてもよい。このようになっていても上記実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、テスターはより直感的にテストのための操作を行うことができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。
遠隔側テスト対象装置7aが第一のテスト対象装置の一例であり、ローカル側テスト対象装置7bが第二のテスト対象装置の一例である。
遠隔側管理装置5aが第一の管理装置の一例である。そして、遠隔側管理装置5aの有するマイクロコンピュータ32aが、第一の管理装置が備える、検知情報送信手段、操作情報出力手段、操作情報特定手段、第一の画面取得手段、第一の画面状態ID特定手段、画面状態ID送信手段、及び動作ログ送信手段としての機能を実現するハードウェアの一例である。また、遠隔側管理装置5aの有する記憶部33aが第一の管理装置のコマンドリスト記憶手段の一例である。
ローカル側管理装置5bが第二の管理装置の一例である。そして、ローカル側管理装置5bの有するマイクロコンピュータ32bが、第二の管理装置が備える、操作情報送信手段、検知情報受信手段、操作情報出力手段、検知情報出力手段、コマンド特定手段、画面状態ID受信手段、第二の画面取得手段、第二の画面状態ID特定手段、比較手段、動作ログ受信手段、及び動作ログ記憶制御手段としての機能を実現するハードウェアの一例である。また、ローカル側管理装置5bの有する記憶部33bが第二の管理装置のコマンドリスト記憶手段の一例である。
プログラム開発端末8が第三の管理装置の一例である。そして、プログラム開発端末8の有するマイクロコンピュータ8aがプログラム開発手段、プログラム送信手段、及びプログラム出力手段としての機能を実現するハードウェアの一例である。
3…テストシステム、4a…遠隔側テストシステム、4b…ローカル側テストシステム、5a…遠隔側管理装置、5b…ローカル側管理装置、6a…遠隔側カメラ、6b…ローカル側カメラ、7a…遠隔側テスト対象装置、7b…ローカル側テスト対象装置、8…プログラム開発端末、8a…マイクロコンピュータ、9…広域ネットワーク、11a…遠隔側スマートフォン、11b…ローカル側スマートフォン、12a,12b…マイクロコンピュータ、13a,13b…記憶部、14a,14b…無線通信部、15a,15b…有線通信部、16a,16b…タッチパネル、17a,17b…ハードキー、18a,18b…マイク、19a,19b…スピーカ、20a,20b…GPS受信部、21a,21b…アプリケーション群、22a,22b…テストエンジン、23a,23b…オペレーティングシステム、32a,32b…マイクロコンピュータ、33a,33b…記憶部、34a,34b…有線通信部、35a,35b…キーボード、36a,36b…マウス、37a,37b…表示部、41a,41b…データファイル群、42a,42b…テストマネージャ、43a,43b…オペレーティングシステム、71,72…テストシステム。

Claims (6)

  1. 遠隔地に存在する第一のテスト対象装置と接続された、遠隔地に存在する第一の管理装置と、前記第一のテスト対象装置と同種の装置であって指令地に存在する第二のテスト対象装置と接続された、指令地に存在する第二の管理装置とを備えるテストシステムにおいて、
    前記第一の管理装置は、
    前記第一のテスト対象装置が検知した検知情報を前記第一のテスト対象装置より入力し、その入力した検知情報を前記第二の管理装置へ送信する検知情報送信手段と、
    前記第二の管理装置より受信した操作情報を、前記第一のテスト対象装置へ出力する操作情報出力手段と、
    第一のテスト対象装置の表示部に表示された画面であって、前記操作情報及び前記検知情報に基づき前記第一のテスト対象装置で実行された実行結果を示す画面を取得する第一の画面取得手段と、
    前記第一の画面取得手段により取得された前記画面に基づき、画面状態を特定可能な画面状態IDを特定する第一の画面状態ID特定手段と、
    前記第一の画面状態ID特定手段により特定された画面状態IDを、第二の管理装置へ送信する画面状態ID送信手段と、
    を備え、
    前記第二の管理装置は、
    テスターより入力された操作情報を、前記第一の管理装置へ送信する操作情報送信手段と、
    前記操作情報を前記第二のテスト対象装置へ出力する操作情報出力手段と、
    前記第一のテスト対象装置より前記検知情報を受信する検知情報受信手段と、
    前記検知情報受信手段が受信した前記検知情報を前記第二のテスト対象装置へ出力する検知情報出力手段と、
    前記第一の管理装置より前記画面状態IDを受信する画面状態ID受信手段と、
    前記第二のテスト対象装置の表示部に表示された画面であって、前記操作情報及び前記検知情報に基づき前記第二のテスト対象装置で実行された実行結果を示す画面を取得する第二の画面取得手段と、
    前記第二の画面取得手段により取得された画面に基づき、画面状態を特定可能な画面状態IDを特定する第二の画面状態ID特定手段と、
    前記画面状態ID受信手段により受信された前記画面状態IDと、前記第二の画面状態ID特定手段により特定された前記画面状態IDとを比較し、比較結果を出力する比較手段と、
    を備えることを特徴とするテストシステム。
  2. 請求項に記載のテストシステムにおいて、
    前記第一の管理装置には、前記第一のテスト対象装置の表示部を少なくとも撮影するための第一のカメラが接続されており、
    前記第一の管理装置の前記第一の画面取得手段は、前記第一のカメラより出力された映像より前記画面を取得し、
    前記第二の管理装置には、前記第二のテスト対象装置の表示部を少なくとも撮影するための第二のカメラが接続されており、
    前記第二の管理装置の前記第二の画面取得手段は、前記第二のカメラより出力された映像より前記画面を取得すること、
    を特徴とするテストシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のテストシステムにおいて、
    前記第一の管理装置は、
    前記第一のテスト対象装置の動作ログを前記第一のテスト対象装置より入力し、その入力した動作ログを前記第二の管理装置へ送信する動作ログ送信手段をさらに備え、
    前記第二の管理装置は、
    前記第一のテスト対象装置より前記動作ログを受信する動作ログ受信手段と、
    前記第二のテスト対象装置の動作ログを前記第二のテスト対象装置より入力し、その入力した動作ログと、前記動作ログ受信手段が受信した動作ログとを記憶させる動作ログ記憶制御手段と、
    をさらに備えること、
    を特徴とするテストシステム。
  4. 請求項1〜請求項のいずれかに記載のテストシステムにおいて、
    プログラムのソースコードを修正可能であり、実行コードを生成可能なプログラム開発手段と、
    前記プログラム開発手段により生成された実行コードを、前記第二の管理装置及び第一の管理装置を介して前記第一のテスト対象装置へ送信するプログラム送信手段と、
    前記プログラム開発手段により生成された前記実行コードを、前記第二のテスト対象装置へ出力するプログラム出力手段と、
    を備える第三の管理装置をさらに備えること、
    を特徴とするテストシステム。
  5. コンピュータを、請求項1〜請求項のいずれかに記載のテストシステムにおける前記第一の管理装置の前記各手段として機能させるためのテストプログラム。
  6. コンピュータを、請求項1〜請求項のいずれかに記載のテストシステムにおける前記第二の管理装置の前記各手段として機能させるためのテストプログラム。
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