JP5262721B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源から出射されたレーザビームを走査して画像を形成する画像表示装置に関する。
近年、液晶ライトバルブ等としてインコヒーレント光を発光するハロゲンランプや高圧水銀ランプなどを用い、投射レンズでスクリーンに拡大投影する投射型画像装置に関する研究開発が盛んになってきている。しかし、本発明に関連する投射型画像装置、画像投影装置では、自然放出によるインコヒーレント光を使用しているため、電力消費が大きく、輝度が小さいという問題があった。また、インコヒーレント光源は赤色、緑色、青色、各光源の波長帯域が広いため、色度域の広いディスプレイを実現することが困難であるという問題があった。低消費電力で輝度が大きく、色度域の広いディスプレイを実現する方法としては、光源にコヒーレント光を発するレーザ光を用いた画像表示装置の研究開発が行われている。
コヒーレント光源としてレーザ光を用いた画像投射装置として特開平11−305710号公報が開示されている。図1Aはコヒーレント光源を用いた本発明に関連する画像投射装置について説明するための図である。特開平11−305710号公報に開示された画像投射装置では、図1Aに示すとおり、赤色(R)パルスレーザ1、緑色(G)パルスレーザ2、青色(B)パルスレーザ3から発するレーザ光をダイクロイックプリズム4で合成する。合成された光をインテグレータ5で光量の面内均一化をした後、光変調素子(ライトバルブ)6を照明する。そして、プロジェクションレンズ7により光変調素子(ライトバルブ)の像をスクリーン8上に投射することでカラー画像が表示される。
しかしながら、コヒーレント光源としてレーザ光を用いた画像投射装置において、プロジェクションレンズを用いた結像系の場合、プロジェクションレンズの焦点深度内でのみでしかピントが合わない。このため、使用者はスクリーン位置に応じてピント調節を行わなければならない。このことは可搬性、携帯性を備えた投射型画像表示装置を使用する際の利便性を損ねてしまうという問題があった。
ある程度の投射範囲において使用者がピント調節を必要としない方式として、直進するレーザビームを走査して画像を投射して表示する投射型表示装置(例えば特開2003−21800号公報)が開示されている。図1Bはレーザビームを走査して画像を投射して表示する、本発明に関連する投射型表示装置の一例について説明するための図である。特開2003−21800号公報に開示された投射型表示装置では、図1Bに示すとおり、赤色、緑色、青色の各色の光源11、12、13から出射するレーザビームを色合成素子14で合成する。合成された光は、その後、コリメータレンズ15によりレーザビームのビームウエストが画素19として被投射面付近18に来るように平行化され、次いで、水平方向及び垂直方向の光走査を行う走査する光走査素子16及び17により2次元走査することでカラー画像が表示される。
レーザビームを走査して画像を投射して表示する投射型表示装置において、被投射面位置にビームウエストを位置させるには、図2Aに示すように、ビームウエスト21におけるビーム径A22より大きな径(ビーム径B23)を持つレーザビームを、投射距離24だけ伝播させて被投射面25上に絞り込んで平行化する必要がある。
図2Bに示すように、投射距離50cmにおいて水平800mm、垂直600mmの画面サイズで水平800画素、垂直画素600の画像を表示するため、レーザビームを、強度半値全幅において1000μmに絞り込んで平行化するには、光走査素子の位置におけるビーム径はフレネル回折積分による計算で1010μmとなる(波長650nmの基本ガウシアンビームの場合)。
ここで、光走査素子にマイクロメカニカルミラーを使用したとする。この場合、例えば、単結晶シリコン基板による共振型マイクロメカニカルミラーは、ミラーサイズが1200μmで、約18KHzの応答性を有し、この条件で水平800画素、垂直画素600画素、画面更新周波数60Hzの映像表示まで対応できる(非特許文献1「Performance of A Biaxial MEMS−Based Scanner for Microdisplay Applications, Proceedings of SPIE 4178,pp.186−196」を参照)。
ただし、さらなる高精細化のために、図2Cに示すように、例えば、図2Bに示した場合の1.7倍の垂直精細度(水平1280画素、垂直画素1024)を得るためには、レーザビームを50cmの伝播距離を経て、強度半値全幅において540μmまで絞り込んで平行化する必要がある。この場合、光走査素子の位置におけるビーム径はフレネル回折積分による計算で600μmとなる。高精細画像表示にはミラーの走査速度の高速化が必要となるが、そのためにはミラーを小型化しなければならない。
ここで、一般的な力学的考察より、ミラーの慣性モーメントはミラーの振動方向の大きさの3乗に反比例し、共振周波数は慣性モーメントの1/2乗に比例する。このことから、共振周波数はミラーの振動方向の大きさの3/2乗に反比例する。
そのため、例えば、精細度を1.7倍にすると走査周波数も1.7倍必要となる。そうするとミラーの振動方向の大きさは少なくとも1.7の逆数の3/2乗である0.45倍以下にしなければならない。つまり、ミラーの振動方向の大きさは540μm以下にする必要がある。
しかしながら、この場合、図2Bの場合と同等のミラー26のマージン(約1.2倍)を確保しながら、高精細画像表示に対応できないという問題があった。すわなち、図2Bの場合(水平800画素、垂直画素600)、光走査素子の位置におけるビーム径が1010μmであるのに対し、ミラーサイズは1200μmであるため、ビーム径に対するミラーのマージンを約1.2倍確保することができた。一方、これより1.7倍の垂直精細度(水平1280画素、垂直画素1024)の場合、ビーム径は600μmであるのに対し、ミラーサイズが540μm以下となってしまい、ミラーサイズがビーム径を下回ってしまい、所望の画像を形成することができない。
図3は垂直画素数とミラー面におけるビーム径およびミラー径の関係を示したグラフである。図3におけるミラー面におけるビーム径31とミラー径32は点A33で大きさ関係が逆転している。この例の場合、ビーム径がミラー径より小さくなる限界の垂直解像度は800画素となる。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、小型の走査素子で精細度の大きな画像を表示する画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像表示装置は、光源から出射されたレーザビームを走査して被投射面に画像を形成する走査手段と、走査手段のビーム偏向部の位置におけるレーザビームのビーム径をビーム偏向部の大きさより小さくし、かつレーザビームのフレネル回折積分による強度分布が画素ピッチより小さくなるようにビームウエストの位置およびビームウエストの径を規定する、走査手段の前段に位置するレーザビーム径変換光学系とを有し、レーザビーム径変換光学系はアフォーカル系を構成し、走査手段とレーザビーム径変換光学系を合わせた系もアフォーカル系を構成する。
上記の通り、本発明のレーザビーム径変換光学系は、走査手段のビーム偏向部の位置におけるレーザビームのビーム径をビーム偏向部の大きさより小さくしているのでビーム偏向部のビーム径に対するミラーのマージンを確保することができる。また、本発明のレーザビーム径変換光学系は、これに加えてビームウエストの位置およびビームウエスト径をフレネル回折積分による強度分布が画素ピッチより常に小さくなるように規定しているので、被投射面において画素間におけるオーバーラップが生じるのを防止できる。
また、本発明の画像表示装置のビーム偏向部は共振型マイクロメカニカルミラーであってもよい。
また、本発明の画像表示装置におけるビームウエストの位置は、被投射面の存在する投射距離の範囲内にあってもよいし、ビーム偏向部の位置と同一であってもよい。
また、本発明の画像表示装置の走査手段は凸面鏡および凹面鏡のいずれか一方を有し、アフォーカル系の構成するものであってもよい。
また、本発明のレーザビームのビーム径は強度半値全幅であってもよい。また、レーザビームは基本ガウシアンビームであってもよい。
また、本発明における画素ピッチは被投射面における水平画面サイズを水平画素数で割った値としてもよいし、あるいは被投射面における垂直画面サイズを垂直画素数で割った値としてもよい。
また、本発明の画像表示装置は、光源が被投射面の形状に応じてレーザ強度を変調するものであってもよい。
本発明によれば、高速化のため、走査手段のビーム偏向部を小型化しても、ビーム偏向部のビーム径に対するミラーのマージンを確保しながら、画素間におけるオーバーラップのない鮮明な画像表示が可能となった。
コヒーレント光源を用いた、本発明に関連する画像投射装置の一例について説明するための図である。 コヒーレント光源を用いた、本発明に関連する画像投射装置の他の例について説明するための図である。 ビームウエストにおけるビーム径Aより大きなビーム径Bを持つレーザ光を用いた、本発明に関連する画像表示装置について説明するための図である。 所定の投射距離、画面サイズ及び画素数の画像を表示する場合に、レーザビームを強度半値全幅において所定の値に絞り込んで平行化するための、光走査素子の位置におけるビーム径を示す図である。 図2Bに示した場合の1.7倍の垂直精細度を得るための、光走査素子の位置におけるビーム径を示す図である。 垂直画素数とミラー面におけるビーム径およびミラー径の関係を示したグラフである。 本発明の画像表示装置の第1の実施形態を示す俯瞰図である。 2つの凸レンズを組み合わせたビーム径変換光学系の構成を示す図である。 凸レンズと凹レンズを組み合わせたビーム径変換光学系の構成を示す図である。 垂直走査手段を凹面鏡とし、凸レンズ121と組み合わせたビーム径変換光学系の構成を示す図である。 垂直走査手段を凸面鏡とし、凸レンズ121と組み合わせたビーム径変換光学系の構成を示す図である。 基本ガウシアンビームの伝播距離とビーム径の関係を説明するための図である。 基本ガウシアンビームの伝播距離とビーム径の関係を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における、画角を示すための図である。 本発明の第1の実施形態における、垂直画素数とミラー面におけるビーム径およびミラー径の関係を示したグラフである。 本発明の第1の実施形態のビーム径変換光学系における、ビームウエスト位置におけるビーム径を示す図である。 所定の投射距離における画素ピッチとビーム強度半値全幅との関係を示す模式図である。 図9Bの例よりも投射距離が遠い場合の、画素ピッチとビーム強度半値全幅との関係を示す模式図である。 図9Cの例よりも投射距離が遠い場合の、画素ピッチとビーム強度半値全幅との関係を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態における画像表示装置を傾斜平面スクリーンに適用した場合の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像表示装置を曲面スクリーンに適用した場合の例を示す図である。 傾斜平面スクリーンにおける、画素間隔が一定となる画素サンプル点を模式的に示す図である。 曲面スクリーンにおける、画素間隔が一定となる画素サンプル点を模式的に示す図である。
(第1の実施形態)
図4は本実施形態の画像表示装置を示す俯瞰図である。
本実施形態の画像表示装置は、赤色レーザ光源101、緑色レーザ光源102、青色レーザ光源103、ビーム変換光学系104と、色合成光学系105と、水平走査手段106と、垂直走査手段107とを有する。赤色レーザ光源101、緑色レーザ光源102、青色レーザ光源103はそれぞれ基本ガウシアンビーム(TEM00モード)を出力する。赤色、青色、緑色、それぞれのレーザ光源から出射されたレーザビームは、ビーム径変換光学系104を経て、色合成光学系105で合成された後、水平走査手段106および垂直走査手段107を通過する。
ビーム径変換光学系104は、水平走査手段106と、垂直走査手段107とのビーム偏向部であるミラー26におけるビーム径31がミラー径32より小さくなるようにビーム径31を調整する(図9A参照)。また、ビーム径変換光学系104は、第1の被投射面112と第2の被投射面113の間にある投射範囲118において、常に、ビーム径114、116に相当する強度半値全幅が画素ピッチ115,117より小さくなるような、ビームウエスト110を生成する。ビームウエスト110は図4に示すように、水平走査手段106のビーム偏向部の位置に生成される。
図5A、図5B、図5C、図5Dは、ビーム径変換光学系104の構成を示す図である。
ビーム径変換光学系は、図5Aに示すように、焦点距離がf1の凸レンズ121とf2の凸レンズ122を組み合わせたアフォーカル系で構成されている。ここで、平行レーザビームをビーム径変換光学系に入射させると、ビーム径がf2/f1の倍率で変換される。
また、ビーム径変換光学系は図5Bに示すように、焦点距離f1の凸レンズ121と焦点距離f2の凹レンズ123を組み合わせた構成でもよい。さらに、ビーム径変換光学系は、図5Cに示すように、垂直走査手段を焦点距離f2の凹面鏡(垂直走査素子)124aとし、焦点距離f1の凸レンズ121と組み合わせた構成としてもよい。また、ビーム径変換光学系は、図5Dに示すように、垂直走査手段を焦点距離f2の凸面鏡(垂直走査素子)124bとし、焦点距離f1の凸レンズ121と組み合わせた構成としてもよい。図5C、図5Dに示す構成は、レーザビームを凸レンズ121で収束させている。このため、これらの構成は、水平走査手段125をさらに小型化でき、高速対応することが可能となり、高解像度の画像表示が可能となる。なお、凹面鏡124aおよび凸面鏡124bは水平走査素子に用いても良い。
ここで、図6A、図6Bを用いて、基本ガウシアンビームの伝播距離とビーム径の関係について説明する。
レーザの基本ガウシアンビームのビーム径は図6Aに示すように、フレネル回折積分で計算され、伝播距離にしたがって広がる。ここで、レーザの伝播距離をz、ビームウエスト位置をz=0、ビームウエスト半径(振幅値が最大値に対し1/eまで落ちる距離)をω(符号131)とすると、伝播距離z(符号133)とビーム半径ω(符号132)との間には下記数式1、数式2の関係が成り立つ。ここで、λはレーザ光の波長、πは円周率である。さらに、強度(振幅の2乗)が最大値に対し1/2まで落ちる距離、即ちビーム強度半値全幅をDとすると、ガウス関数の2乗分布から数式3が成立する。
ω= ω ・{1+(z/a)} ・・・(1)
a=π・ω /λ ・・・(2)
D=ω・(−2・ln(0.5))0.5 ・・・(3)
上記数式1ないし数式3より、ビーム半径ω(ビーム強度半値全幅D)は伝播距離zに応じて変化する。また、図6Aに示すように、ビーム半径ω(ビーム強度半値全幅D)は、ビームウエスト半径が小さい場合には、伝播距離zが進むにつれ広がりが大きくなる。一方、図6Bに示すように、ビーム半径ω(ビーム強度半値全幅D)は、ビームウエスト半径が大きい場合には、伝播距離zが進んでも、広がりがりにくい。
つまり、ミラーのマージンを確保しようとしてミラーサイズよりもビームウエストを小さくしすぎると、ビーム半径ω(ビーム強度半値全幅D)は伝播距離zが進むにつれ広がりが大きくなってしまう。その結果、画素ピッチ内にビームが収まらず、隣接するビームとオーバーラップしてしまい鮮明な画像が得られない。
一方、伝播距離zが進んでもビーム径が広がりすぎないようにしようと、ビームウエストを大きくしすぎると、ミラーのマージンが確保できないこととなるのでミラーサイズよりもビーム径が大きくならない点が限界点となる。その結果、所望の高精細画像を得ることができない。
本発明は、このような基本ガウシアンビームの性質を踏まえ、ビーム強度半値全幅Dが、伝播距離zにおいて、所望画素ピッチ、即ち水平画面サイズを水平画素数で割った値若しくは垂直画面サイズを垂直画素数で割った値以下になるように、ミラー面におけるビーム径(z=0におけるビーム強度半値全幅D)を決定した。
図7は本実施形態における、画角を示すための図である。
図7に示すように、本実施形態における画角は、投射距離50cmにおいて画面サイズが水平80cm、垂直60cmとした。また、投射距離50cm以上において、ビーム半値全幅が垂直画面サイズ60cmを垂直画素数で割った値以下になるようにミラー面におけるビーム径(z=0におけるビーム強度半値全幅D)を決定した。
図8は、本実施形態における垂直画素数とミラー面におけるビーム径およびミラー径の関係を示したグラフである。
図8に示すとおり、本実施形態の場合、垂直画素数が1200画素程度まで、ミラー径32はミラー面におけるビーム径31に対しマージンを保つことができる。このため、本実施形態は、図2で示した、本発明に関連する方式のように垂直画素数が800画素でビーム径がミラー径より小さくなる、という問題を解決することができる。
図9A−図9Dは本実施形態において、高解像表示を行った場合の表示結果を示す図である。
画像精細度は水平1280画素、垂直1024画素である。また、画面サイズは、投射距離50cmにおいて水平80cm、垂直60cm(図9B)、投射距離100cmにおいて水平160cm、垂直120cm(図9C)、投射距離200cmにおいて水平320cm、垂直240cm(図9D)とした。このとき、図9Aに示すように、ビームウエスト位置(ミラー面)におけるビーム径31(ビーム強度半値全幅)が赤色(波長650nm)において412μmとなるようなビームを生成するビーム径変換光学系を用いた。
赤色レーザ光源101はビーム径がビーム強度半値全幅で500μmの平行ビームであり、ビーム径変換光学系(図5A)の入射側凸レンズの焦点距離は5mm、出射側凸レンズの焦点距離は4.12mmのものを使用した。
緑色レーザ光源102および青色レーザ光源103におけるビーム径変換光学系は、赤色レーザ光源101の場合と同様に、数式1ないし数式3から求められる結果から得られるビーム強度半値全幅を生成するようにした。
なお、赤色レーザ光源101には650nmの半導体レーザを用いた。緑色レーザ光源102には、Nd:YAG結晶を赤外半導体レーザで励起して得られた1064nmの赤外光の第2高調波である532nmで発振する半導体レーザ励起固体レーザを用いた。青色レーザ光源103には440nmの半導体レーザを用いた。また、赤色レーザ光源101、青色レーザ光源103では、半導体レーザの光出射端直後にコリメータレンズを取り付けてビーム径500μmの平行ビームを生成した。
水平走査には、共振型マイクロメカニカル走査素子を往復走査で使用し、振れ角±19.3度、周波数31KHzで駆動させた。垂直走査にはガルバノミラーを用い、60Hzのノコギリ波駆動を行った。
共振型マイクロメカニカル走査素子のサイズは31KHzの駆動に耐えられるようにミラー径32が540μmの円形のミラー26を用いた。ガルバノミラーの直径は直径1200μmの円形ミラーを用いた。
レーザは、走査素子と同期して12.7ns毎に強度変調を行い、画素値に応じた輝度の光を発するようにした。
この条件でレーザビームを投射すると、図9Aに示すように、投射距離50cmにおけるビーム強度半値全幅は540μm、投射距離100cmにおけるビーム強度半値全幅は810μm、投射距離200cmにおけるビーム強度半値全幅は1452μmとなった。一方、図9B、図9C、図9Dに示すように、レーザビーム強度半値全幅は、50cm、100cm、200cmそれぞれの投射距離に応じた画素ピッチである546μm、1171μm、2343μmである。
すわなち、本実施形態によれば、各投射距離における画素ピッチよりもビーム強度半値全幅を小さくすることができた。つまり、投射距離50cmにおける画素ピッチ546μmに対してビーム強度半値全幅は540μmと小さい。また、投射距離100cmにおける画素ピッチ1171μmに対してビーム強度半値全幅は810μmと小さい。さらに、投射距離200cmにおける画素ピッチ2343μmに対してビーム強度半値全幅は1452μmと小さい。
このように本実施形態によれば、投射距離50cmから200cmの投射範囲において、常に画素間のおけるオーバーラップのない鮮明な画像が得られた。
また、この条件において、共振型マイクロメカニカル走査素子のミラー26のミラー径540μmはビーム系31(ビーム強度半値全幅)412μmの約1.3倍を確保できた。つまり、本発明に関連する技術では、ビーム径がミラー径より小さくなる限界の垂直解像度は800画素であったのに対し、本発明では垂直解像度が1024画素であっても本発明に関連する技術における垂直解像度600画素と同等のミラーの開口制限に対するマージンを持たせることが可能となった。これにより、ビームスポットに乱れの少ない鮮明な画像を表示できた。
以上の本実施形態によるビーム径変換光学系をレーザ走査型の画像表示装置に適用したところ、高精細度化のため走査素子のミラーを小型化しても、ビーム径に対するミラーのマージンを確保しつつ、所定の投射範囲において、使用者がピント調節をせずとも画素間でオーバーラップがない鮮明な画像が得られた。
(第2の実施形態)
図10A−図10Dに本実施形態の画像表示装置による表示状況を示す。本実施形態は第1の実施形態の画像表示装置を用いて、傾斜斜面スクリーン、および曲面スクリーンに投射した場合の適用例である。
本実施形態において、図10Aに示す傾斜平面スクリーン162および図10Bに示す曲面スクリーン163に投射した。
本実施形態において、画像表示装置161の画素数は水平1280画素、垂直1024画素である。また、スクリーンは高さ240cm、幅320cmであり、投射距離範囲は50cmから200cmである。この条件において、常時鮮明な画像が得られる条件として、ビームウエスト位置におけるビーム強度半値全幅が赤色(波長650nm)において412μmとなるようなビームを生成するビーム径変換光学系を用いた。
レーザ走査系は、第1の実施形態の水平走査手段106および垂直走査手段107と同じ構成であり、共振型マイクロメカニカル走査素子は直径540μm、ガルバノミラーは直径1200μmの円形ミラーとした。
また、本画像表示装置において、スクリーン形状は既知であるとして、図10C、図10Dに示すように水平および垂直走査に対し、画素間隔が一定となる画素サンプル点165にてレーザ強度を変調した。
この条件で、投射距離50cmにおけるビーム強度半値全幅は540μm、投射距離200cmにおけるビーム強度半値全幅は1452μmとなった。各距離におけるビーム強度半値全幅はいずれもそれぞれの投射距離に応じた画素ピッチである540μm、2343μmより小さくなった。よって、傾斜平面スクリーンや曲面スクリーンに対しても、投射距離50cmから200cmの投射範囲においては、常に画素間のおけるオーバーラップのない鮮明な画像が得られることが確認された。
また、この条件において、共振型マイクロメカニカル走査素子のミラー直径540μmはビーム強度半値全幅412μmの約1.3倍を確保できた。つまり、従来の技術では、ビーム径がミラー径より小さくなる限界の垂直解像度は800画素であったのに対し、本発明では垂直解像度が1024画素であっても従来の技術における垂直解像度600画素と同等のミラーの開口制限に対するマージンを持たせることが可能となった。これにより、ビームスポットに乱れの少ない鮮明な画像を表示できた。
以上、各実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
なお、ビーム径変換光学系104で生成されるビームウエスト110の位置は、水平走査手段106のビーム偏向部(ミラー等)におけるビーム強度半値全幅がビーム偏向部(ミラー等)より大きく、かつ使用する投射距離範囲におけるビーム強度半値全幅が画素ピッチより小さければ、水平走査素子位置から被投影面方向に進んだ位置でもよい。
本発明のビーム径変換光学系104における凸レンズ、凹レンズ、凸面鏡、凹面鏡は、同様な光学作用のあるフレネルゾーンプレートやホログラム等回折素子を用いてもよい。
本発明においては、色合成手段にはダイクロイックミラーを例示したが、色合成手段としてダイクロイックプリズム等を用いてもよい。
本発明においては、光源は、レーザの電流値を制御して変調する手段、光変調器により変調する手段を備えている。すわなち、本発明においては、赤色、青色に関しては、レーザの電流値を制御して行い、緑色に関してはレーザ光を音響光学素子に通過させて行ったが、グレーティング型MEMS変調器、導波路型変調器、電気光学結晶等、各種光変調器を用いてもよい。また、レーザの強度変調は1画素を走査する時間内で、パルス幅変調をして行ってもよい。
水平走査、垂直走査には、音響光学素子、電気光学結晶等を用いてもよく、フォトニック結晶を用いたプリズム等で触れ角を増大させる光学系を備えてもよい。
数式1ないし数式3から求められる結果であり、使用する投射距離範囲におけるビーム強度半値全幅が画素ピッチより小さければ、他の画素数、画面サイズに、本発明は適用可能である。また、数式1ないし数式3から求められる結果であれば、他の投射距離、画素数、画面サイズに、本発明は適用可能である。
また、水平走査、垂直走査の素子のビーム偏向部(ミラー等)の大きさは、使用する通過するビーム径の強度半値全幅より大きければ他のサイズ・形状のものを用いてもよい。
また、レーザは可視光領域であれば、3波長より多い数としてもよい。
この出願は、2006年11月1日に出願された日本出願特願2006−297605を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (10)

  1. 光源から出射されたレーザビームを走査して被投射面に画像を形成する走査手段と、
    前記走査手段のビーム偏向部の位置における前記レーザビームのビーム径を前記ビーム偏向部の大きさより小さくし、かつ前記レーザビームのフレネル回折積分による強度分布が画素ピッチより小さくなるようにビームウエストの位置および前記ビームウエストの径を規定する、前記走査手段の前段に位置するレーザビーム径変換光学系とを有し、
    前記レーザビーム径変換光学系はアフォーカル系を構成し、前記走査手段と前記レーザビーム径変換光学系を合わせた系もアフォーカル系を構成する画像表示装置。
  2. 前記ビーム偏向部は共振型マイクロメカニカルミラーである、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記ビームウエストの位置は、前記被投射面の存在する投射距離の範囲内にある、請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記ビームウエストの位置は、前記ビーム偏向部の位置と同一である、請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記走査手段は凸面鏡および凹面鏡のいずれか一方を有し、アフォーカル系を構成する、請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 前記レーザビームの前記ビーム径は強度半値全幅である、請求項1に記載の画像表示装置。
  7. 前記レーザビームは基本ガウシアンビームである、請求項1に記載の画像表示装置。
  8. 前記画素ピッチは前記被投射面における水平画面サイズを水平画素数で割った値である、請求項1に記載の画像表示装置。
  9. 前記画素ピッチは前記被投射面における垂直画面サイズを垂直画素数で割った値である、請求項1に記載の画像表示装置。
  10. 前記光源は前記被投射面の形状に応じてレーザ強度を変調する、請求項1に記載の画像表示装置。
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