JP5261796B2 - 撮像装置、撮像方法、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。本発明は、特に、画像を撮像する撮像装置および撮像方法、撮像画像を処理する画像処理装置および画像処理方法、ならびに撮像装置および画像処理装置用のプログラムに関する。
ソフト撮影の選択設定に応じて自動的に絞り開口を拡大する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、受光素子アレイのピッチの2倍よりも大きなPSFを有する対物オプチクスを備えたカメラが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第2526826号明細書 特表2006−519527号公報
特許文献1および2に記載の技術のように、被写体像がぼけるように撮像すると、空間的に平均化された画素値が得られるので、ピントを合わせて通常撮像した場合と比べると、輝度の最大値が下がったり、輝度の最小値が上がったりする場合がある。このような場合に、通常撮影時と同じダイナミックレンジで画素値を表すと、ビット値を有効に使用することができない場合がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、撮像装置であって、光を結像する光学系と、光学系の空間周波数伝達特性に応じて、光学系を通じて撮像された撮像画像を階調変換する階調処理部とを備える。
本発明の第2の形態によると、撮像方法であって、光を結像する光学系の空間周波数伝達特性に応じて、光学系を通じて撮像された撮像画像を階調変換する階調処理段階を備える。
本発明の第3の形態によると、撮像装置用のプログラムであって、撮像装置を、光を結像する光学系の空間周波数伝達特性に応じて、光学系を通じて撮像された撮像画像を階調変換する階調処理部として機能させる。
本発明の第4の形態によると、画像処理装置であって、撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、撮像部の空間周波数伝達特性を特定する空間周波数伝達特性特定部と、空間周波数伝達特性特定部により特定された空間周波数伝達特性に応じて、撮像画像を階調変換する階調処理部とを備える。
本発明の第5の形態によると、画像処理方法であって、撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、撮像部の空間周波数伝達特性を特定する空間周波数伝達特性特定段階と、空間周波数伝達特性特定段階において特定された空間周波数伝達特性に応じて、撮像画像を階調変換する階調処理段階とを備える。
本発明の第6の形態によると、画像処理装置用のプログラムであって、画像処理装置を、撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、撮像部の空間周波数伝達特性を特定する空間周波数伝達特性特定部、空間周波数伝達特性特定部により特定された空間周波数伝達特性に応じて、撮像画像を階調変換する階調処理部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係わる撮像装置104のブロック構成の一例を示す。撮像システム100は、光学ユニット102および撮像装置104を備える。光学ユニット102は、光を結像する光学系の一例としてのレンズ系110およびレンズ情報記憶部112を有する。撮像装置104は、レンズ系110を通過した光を受光する受光部120、画像生成部160、および出力部150を有する。画像生成部160は、レンズ情報取得部165、レンズ特性記憶部185、空間周波数伝達特性特定部170、階調処理部180、補正部140、および画像処理部145を含む。なお、受光部120および受光部120は、この発明における撮像部105として機能する。
装着部190には、レンズ系110を有する光学ユニット102を着脱することができる。そして、装着部190は、異なる光学特性を有する複数の光学ユニット102のいずれかを通じて受光部120に受光させるよう光学ユニット102を装着することができる。なお、撮像装置104に装着可能な光学ユニット102が有するレンズ系110の光学特性の一例については、図2に関連して定性的に説明する。
レンズ情報記憶部112は、レンズ情報を記憶している。レンズ情報としては、レンズ系110を識別するID情報を例示することができる。なお、レンズ情報記憶部112は、不揮発性メモリ等により実装されてよい。
受光部120は、レンズ系110を通じて被写体からの光を受光する。具体的には、受光部120は、2次元的に配置された複数の受光素子を有している。複数の受光素子は、装着部190に装着されている光学ユニット102が有するレンズ系110により結像された光を受光する。
画像生成部160は、受光部120が受光した受光量に基づいて、出力画像を生成する。画像生成部160が生成した出力画像は出力部150に供給される。
具体的には、レンズ情報取得部165は、装着部190に装着された光学ユニット102が有するレンズ情報記憶部112が記憶しているレンズ情報を取得する。例えば、レンズ情報取得部165は、レンズ系110を識別するID情報をレンズ情報記憶部112から読み出す。
レンズ特性記憶部185は、レンズ系110を識別するID情報に対応づけて、レンズ系110の光学特性を特定する光学特性データを記憶している。光学特性データとしては、レンズ系110の空間周波数伝達特性を示す情報を例示することができる。空間周波数伝達特性特定部170は、レンズ情報取得部165が取得したID情報に対応づけてレンズ特性記憶部185が記憶しているレンズ系110の空間周波数伝達特性を示す情報を特定する。このように、空間周波数伝達特性特定部170は、装着部190に装着されたレンズ系110の空間周波数伝達特性を示す情報を取得することにより、レンズ系110の空間周波数伝達特性を特定する。
このようにして、空間周波数伝達特性特定部170は、レンズ系110の空間周波数伝達特性を示す情報を取得することにより、レンズ系110の空間周波数伝達特性を特定する。他にも、空間周波数伝達特性特定部170は、撮像部105により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、撮像部105の空間周波数伝達特性を特定してもよい。例えば、空間周波数伝達特性特定部170は、撮像画像を空間周波数解析した解析結果から、撮像部105の空間周波数伝達特性を特定してもよい。例えば、空間周波数伝達特性特定部170は、撮像画像が示す撮像画像におけるより高い空間周波成分がより大きいほど、空間周波数伝達特性をより高く特定してよい。他にも、空間周波数伝達特性特定部170は、撮像画像が示す撮像画像において、予め定められた高周波数領域における空間周波成分が、予め定められた低周波数領域における空間周波数成分より大きいほど、空間周波数伝達特性をより高く特定してよい。
階調処理部180は、受光部120が設けられた位置における空間周波数伝達特性に応じて、受光部120が受光した光により得られた撮像画像を階調変換する。なお、階調処理部180が処理する撮像画像は、受光部120により受光された受光量に基づく撮像画像あるいは補正部140により補正された撮像画像であってよい。具体的には、階調処理部180は、撮像画像を、レンズ系110の空間周波数伝達特性に応じた広さのダイナミックレンジの画像に変換する。より具体的には、階調処理部180は、高周波数領域における空間周波数伝達特性がより低い場合に、撮像画像をより狭いダイナミックレンジの画像に変換する。なお、上記高周波領域は、予め定められた周波数領域であってよい。
具体的には、階調処理部180は、空間周波数伝達特性特定部170により特定されたレンズ系110の空間周波数伝達特性に応じて、撮像画像を補正する。具体的には、空間周波数伝達特性特定部170により特定された空間周波数伝達特性が高周波数領域においてより低い場合に、撮像画像をより狭いダイナミックレンジの画像に変換してよい。より具体的には、階調処理部180は、高周波数領域における空間周波数伝達特性がより低い場合に、撮像画像を、より狭いダイナミックレンジの画像に変換すべくガンマ補正してよい。このように、階調処理部180は、空間周波数伝達特性特定部170により特定されたレンズ系110の空間周波数伝達特性に応じて、レンズ系110を通じて撮像された撮像画像を階調変換する。
補正部140は、複数の受光素子がそれぞれ受光した受光量がA/D変換されて得られた画像を補正する。例えば、補正部140は、A/D変換された受光量の値、各受光素子の位置、及びレンズ系110の光学的伝達関数に基づいて、画像を補正する。このように、補正部140は、レンズ系110の光学伝達関数に基づいて、受光部120が受光した光により得られた撮像画像を補正する。なお、補正部140により補正された撮像画像は、階調処理部180に供給されて、階調処理される。
このように、階調処理部180は、レンズ系110の空間周波数伝達特性に応じて、光学系を通じて撮像された撮像画像を階調変換する。このため、撮像装置104によると、撮像画像に含まれるぼけ量に応じて、画素値を表すビット幅を有効に利用することができる。
画像処理部145は、補正部140によって補正された画像に画像処理を施す。画像処理部145が施す画像処理としては、カラーバランス処理、色同時化処理、輪郭補正処理、色補正処理等を例示することができる。このように、画像処理部145は、補正部140によって補正された画像の画素値を、受光素子の受光量に非線形な値に変換する。
そして、出力部150は、補正部140および画像処理部145によって処理されて得られた出力画像を出力する。例えば、出力部150は、出力画像を表示してよい。また、出力部150は、記録媒体に出力画像を記録してよい。他にも、出力部150は、通信回線に出力を送出してよい。なお、出力部150は、出力画像を圧縮してから出力してもよい。
このように、撮像装置104は、レンズを取り替えることが可能な撮像機器であってよい。例えば、撮像装置104は、一眼レフ式の撮像機器であり、光学ユニット102は一眼レフ用の交換レンズであってもいい。また、撮像装置104は、内視鏡であってもよい。また、光学ユニット102はターレット式で交換されて装着部190に装着されてよい。
図2は、レンズ系110の光学特性の一例を模式的に示す。本図には、光軸上の物点からレンズ系110に入射した光線のうち、入射瞳205において光軸200から異なる位置に入射した3の光線210、光線220、光線230の軌跡が模式的に示されている。図示されるように、光線210、光線220、および光線230は、この順で入射瞳205において光軸200に近い位置に入射する。
図示されるように、光線210は、レンズ系110により、近軸焦点の位置250より光軸方向にレンズ系110より離れた位置215で光軸200と交差する。また、光線230は、レンズ系110により、位置215より光軸方向にレンズ系110より離れた位置235で光軸200と交差する。そして、光線220は、最も光軸200から離れた位置に入射する光線230は、レンズ系110により、位置215と位置235との間の位置225で光軸200と交差する。
図示されるように、レンズ系110による光の拡がりの大きさは、位置215から位置235の間では略同一の大きさになることが期待される。このように、レンズ系110は過剰補正された球面収差を有しており、光を近軸焦点の位置250より実質的に遠くに結像する。このため、レンズ系110によると、光軸方向の像面位置によらず物点からの光の拡がりの大きさが実質的に略同一となる光軸方向の距離を、球面収差が過剰補正されていない場合に比べて長くすることができる。
このように、当該光軸方向の距離が長くなると、レンズ系110からのより広い距離範囲に存在する物点からの光について、光の拡がりの大きさが実質的に略同一となる像面位置が存在し得る。このような像面位置に受光部120を設けると、物点までの距離によらず、受光部120が設けられた位置における光学伝達関数が実質的に略同一となる。このように、レンズ系110は、上述した収差特性によって、物点からの光に対する光学的伝達関数は物点までの距離によらず略同一となる。
以上、図2を用いてレンズ系110の光学特性を定性的に説明した。なお、図2に示したレンズ系110の模式図は、レンズ系110の光学特性を定性的に理解することを目的として作図したものであり、実スケールに従って作図されたものではないことに注意すべきである。
図3は、レンズ系110の構成の一例を示す。レンズ系110は、絞り700、レンズ710、レンズ720、およびレンズ730を有する。また、像面は符号780で示されている。なお、本図には、複数の光線がレンズ系110に重ねて描かれている。以下、レンズ710、レンズ720、およびレンズ730の配置およびそれらの光学特性を説明する。
レンズ710およびレンズ730の屈折率は、波長486.133nm、波長587.562nm、および波長656.273nmの光に対してそれぞれ1.53128710、1.52470166、および1.52196091である。また、レンズ720の屈折率は、波長486.133nm、波長587.562nm、および波長656.273nmの光に対してそれぞれ1.59943869、1.58546992、および1.57986377である。また、絞り700は、レンズ710の頂点より像面側に0.001566661mm離れて設けられる。
レンズ710の厚さは1.987091mmである。なお、本図の説明における厚さとは、レンズの光軸方向の長さを示す。また、レンズ710の物体側表面の曲率半径は15.48676mmであり、物体側の断面半径は1.188941mmであり、物体側表面の円錐定数は−90378.4である。また、レンズ710の像側表面の曲率半径は−12.09038mmであり、像側の断面半径は2.14803mmであり、物体側表面の円錐定数は28.79374。なお、本図の説明において、曲率半径が負である場合は、その表面形状が光に対して凹面であることを示す。
レンズ720は、レンズ710から像面方向に距離0.4005282mm離れて設けられる。なお、本図の説明で、レンズ間の距離は、光軸上における、物体側のレンズの像側表面と像側のレンズの物体側表面との間の距離を示す。レンズ720の厚さは0.09214797mmである。また、レンズ720の物体側表面の曲率半径は2.114035mmであり、物体側表面の断面半径は2.38122mmであり、物体側表面の円錐定数は−0.3929276である。また、レンズ720の像側表面の曲率半径は1.119414mmであり、像側の断面半径は2.362124mmであり、像側表面の円錐定数は−2.780465である。
レンズ730は、レンズ720から像面方向に距離1.770789mm離れて設けられる。レンズ730の厚さは0.5204438mmである。また、レンズ730の物体側表面の曲率半径は−0.6002893mmであり、物体側表面の断面半径は3.486572mmであり、物体側表面の円錐定数は−958.9289である。また、レンズ730の像側表面の曲率は−0.3018179mmであり、像側の断面半径は4.262504mmであり、像側表面の円錐定数は−465.3071である。そして、像面は、レンズ730から距離1.1mm離れた位置に設定されている。
このように、複数のレンズ710、レンズ720、およびレンズ730は、各レンズの中心軸をそろえて同軸に配列されている。したがって、レンズ系110は、光軸に関して回転対称である。
また、像面の法線の角度と主光線が像面に入射する角度との差の絶対値は、レンズ系110の光学伝達関数の算出誤差を予め定められた値より小さくすべく、予め定められた値より小さい。このように、レンズ系110のテレセントリック性をより大きくすることによって、光学伝達関数の算出誤差を低減することができる。例えば、MTFを算出する場合に、FFTによっても十分小さい誤差でMTFを算出することができる。このため、レンズ系110による画像のボケを高速に復元することが可能になる。
図4は、図3に示したレンズ系110の収差特性を示す。本図には、上から順に球面収差図、非点収差および歪曲収差図、および横収差図が示されている。最上段の球面収差図に示されるように、図3に示したレンズ系110の球面収差は過剰補正されている。なお、本図において、本球面収差図の横軸は設定された像面に対する位置を示しており、近軸焦点に対する位置を示していないことに注意すべきである。
図示されるように、像面の全面にわたって縦収差は正の値となっている。つまり、少なくとも、レンズ系110の入射瞳上において光軸から第1距離ほど離れた位置にある第1入射位置と光軸との間の範囲に入射した光に対して、縦収差の値は正の値となっている。
また、本図の最下段には、複数の像高における横収差を示すグラフが示されている。最左上のグラフは光軸上の横収差図を示しており、最右上のグラフは像高14.10mmにおける横収差図を示す。また、最左下のグラフは像高19.74mmにおける横収差図、最右下のグラフは像高28.20mmにおける横収差図を示す。このように、レンズ系110の横収差は、各像高において略同一の形状を示している。
図5は、図3に示したレンズ系110の光学伝達特性を示す。本図には、上から順にスポットダイアグラムの像高およびデフォーカス依存性を示すスポットダイアグラム図、MTFのデフォーカス依存性、およびMTFの空間周波数特性が示されている。
最上段のスポットダイアグラム図には、異なる複数の像高および異なる複数のデフォーカス量におけるスポットダイアグラムが示されている。本スポットダイアグラム図では、同一像高における、異なる複数のデフォーカス量での複数のスポットダイアグラムが横方向に並べられている。また、同一デフォーカス量における、異なる複数の像高における複数のスポットダイアグラムが縦方向に並べられている。
各スポットダイアグラムの左に数値で示された像高が示すように、本スポットダイアグラム図には、光軸上、光軸から14.10mm、光軸から19.74mm、および光軸から20.20mmの位置の像高におけるスポットダイアグラムが含まれている。また、各スポットダイアグラムの下に数値で示されたデフォーカス量が示すように、本スポットダイアグラム図には、設定した像面から−75μmの位置、像面から−37.5μmの位置、像面の位置、像面から37.5μmの位置、および像面から75μmの位置におけるスポットダイアグラムが含まれている。
本スポットダイアグラム図が示すように、スポットダイアグラムの拡がりは、少なくとも予め定められた範囲の光軸方向の像面位置にわたって略同一であり、像高によらず略同一であることがわかる。このように、レンズ系110による物点からの光の拡がりは、予め定められた範囲の光軸方向の像面位置にわたって略同一となる。なお、光の拡がりとは、本図に示すようにスポットダイアグラムの拡がりであってよく、点像分布関数が示す光の拡がりであってもよい。このように、レンズ系110による物点からの光の拡がりは、像高によらず略同一であり、レンズ系110による物点からの光の拡がりは、少なくとも予め定められた範囲の光軸方向の像面位置にわたって略同一であることがわかる。
また、本図中段に示されるMTFのデフォーカス依存性のグラフが示すように、複数の像高についても、サジタル光線及びメリジオナル光線についても、略同一のMTF値の分布を持つことが分かる。また、MTFは、少なくともグラフに示されるデフォーカスの範囲内では、略同一の値を示している。このように、広いデフォーカス範囲にわたってレンズ系110のMTFは略同一の値をとる。
また、本図最下段のMTFの空間周波数特性のグラフが示すように、レンズ系110は複数の像高についても、サジタル光線及びメリジオナル光線についても、略同一のMTF周波数特性を持つことが分かる。このように、レンズ系110のMTFは、像高によらず略同一であるといえる。また、レンズ系110のMTFは、予め定められた範囲の光軸方向の像面位置にわたって略同一となっているといえる。
このように、レンズ系110は、物点からの光を物点までの距離によらず受光部120において略同一の大きさに拡げることにより、物点からの光に対するレンズ系110の光学伝達関数を物点までの距離によらず略同一にする。具体的には、レンズ系110は、物点からの光を、物点までの距離によらず受光部120が有する複数の受光素子のピッチより大きい大きさに拡げる。そして、後述するように、階調処理部180は、レンズ系110が物点からの光をより大きく拡げる場合に、撮像画像をより狭いダイナミックレンジの画像に変換する。例えば、階調処理部180は、図3−5に関連して説明したレンズ系110が装着部190に装着されていることが検出された場合には、撮像画像をより狭いダイナミックレンジの画像に変換する。なお、ズーミングまたは絞りを変更することで、レンズ系110による光の拡がりが変わる。したがって、階調処理部180は、ズーム値または絞り値の少なくとも一方に応じて撮像画像を階調変換してよい。
図6は、レンズ特性記憶部185が格納しているレンズ特性情報の一例を示す。レンズ特性記憶部185は、レンズ系110を識別するID情報の一例としてのレンズIDに対応づけて、当該レンズIDで識別されるレンズ系110の空間周波数伝達特性の一例としての光学伝達関数データ(OTFデータ1、OTFデータ2・・・)を格納している。なお、OTFデータは、光学伝達関数そのものであってよく、図5の最下段に示したようなMTFの空間周波数特性を示すデータであってもよい。
そして、空間周波数伝達特性特定部170は、レンズ情報取得部165がレンズ情報記憶部112から読み出したレンズIDに対応づけてレンズ特性記憶部185が格納しているOTFデータを取得する。そして、空間周波数伝達特性特定部170は、OTFデータが示す光学応答を解析することによって、空間周波数伝達特性を特定する。
例えば、図3から図5に関連して説明したレンズ系110によると、図5の最下段のMTFの空間周波数特性図が示すように、MTFは特に高周波領域において回折限界よりも著しく低くなっている。このことは、得られた撮像画像がボケることを示している。ボケた撮像画像の画素値は空間的に光量が平均化された値になっているので、ボケた撮像画像における最大輝度値と最小輝度値との間の差は、同じ被写体が撮像されたボケていない撮像画像に比べて小さいことが予測される。
したがって、撮像画像の画素値を所定のビット数でデジタル的に表す場合には、ビット数を有効に利用するという観点からは、ボケた撮像画像のダイナミックレンジをボケていない撮像画像よりも狭くすることが好ましい。撮像装置104によると、上述したように空間周波数伝達特性特定部170により特定された空間周波数伝達特性が、高周波数領域においてより低いことを示す場合には、γ処理等を調整することによって、ダイナミックレンジを狭くするので、ビット数を有効に利用することができる。なお、レンズ特性記憶部185が格納する空間周波数伝達特性としては、レンズ系110の光学応答の空間周波数依存性を示すものであればよく、本図に示したOTFデータに限らない。
図7は、撮像画像を空間周波数解析することによって得られた空間周波数成分の一例を示す。本図に示されるように、周波数領域は、予め定められた周波数f0を境に、周波数f0より低い低周波数領域と、周波数f0より高い高周波数領域とに分けられている。一例として、空間周波数伝達特性特定部170は、周波数f0より高い高周波数領域の周波数成分のうち、予め定められた値より大きい周波数成分が存在するか否かを判断する。
空間周波数伝達特性特定部170が予め定められた値より大きい周波数成分が存在すると判断した場合には、階調処理部180は、撮像画像を予め定められたダイナミックレンジより狭いダイナミックレンジの画像に変換する。なお、空間周波数伝達特性特定部170は、高周波数領域の周波数成分の最大値を算出してもよい。そして、階調処理部180は、撮像画像を、空間周波数伝達特性特定部170によって算出された周波数成分の最大値に対応づけて予め定められているダイナミックレンジの画像に変換してもよい。
図8は、階調処理部180による階調処理の一例を示す。横軸は階調処理部180への入力画素値を示しており、縦軸は階調処理部180からの出力画素値を示す。階調処理部180は、入力画素値を、0から図示された出力最大値までの出力画素値に変換する。
一例として、階調処理部180は、レンズ系110の高周波伝達特性が低い場合には、線810に示される入出力関係で、入力画素値を出力画素値に変換する。この場合、解像することができる強度は、入力画素値が示すI1からI2までの範囲となり、入力された0から入力最大値までの階調範囲より狭くなる。このようにして、階調処理部180は、レンズ系110の高周波伝達特性がより低い場合に、より狭いダイナミックレンジの画素値に入力画素値を変換する。なお、階調処理部180は、レンズ系110の高周波伝達特性が低い場合には、例えば入力画素値が示すI1からI2までの範囲において、入出力関係を示す線の傾きを大きくしてよい。このようにしても、階調処理部180は、その他の階調領域よりも中階調領域に、単位階調あたりのビット値を多く割り当てることができる。
一方、階調処理部180は、レンズ系110の高周波伝達特性が高い場合には、線820に示される入出力関係で、入力画素値を出力画素値に変換する。このように、階調処理部180は、レンズ系110の高周波伝達特性が高い場合には、ダイナミックレンジを変化させない。なお、線810および線820が示す入出力関係は、出力部150から出力される出力機器の特性に応じて定められてよい。
このように、空間周波数伝達特性特定部170は、レンズ系110を含む撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、撮像部105の空間周波数伝達特性を特定する。そして、階調処理部180は、空間周波数伝達特性特定部170が特定した空間周波数特性がレンズ系110による物点からの光の拡がりがより大きい特性を示す場合に、撮像画像をより狭いダイナミックレンジの画像に変換する。
図9は、階調処理部180が階調処理する部分領域の一例を示す。階調処理部180は、撮像画像900における特定の部分領域910については、補正部140が補正することによって得られた補正後の画像に対して階調処理する。一方、階調処理部180は、撮像画像900における特定の部分領域910以外の領域については、受光部120の受光素子が受光した受光量から得られた画像、すなわち、補正部140によって補正されていない画像に対して階調処理する。階調処理等によって受光量に非線形な画素値に変換されていると、補正部140は光学伝達関数に基づく補正処理を適切に行うことができなくなってしまう。しかしながら、撮像装置104によると、特定の部分領域910については、光学伝達関数に基づく補正処理を施した後に階調処理が行われるので、レンズ系110によるボケが適切に補正された画像を生成することができる。なお、特定の部分領域910は、予め定められた画像領域であってよく、予め定められた画像特徴量を有する部分領域であってもよい。
図10は、階調処理部180および補正部140における処理内容の一例を模式的に示す。ここでは、階調処理部180および補正部140における処理を、画像信号のx方向成分を参照して説明する。
ここで、画像信号1010は、被写体からの光がレンズ系110を通過して受光部120が受光して得られた画像信号を概念的に示している。画像信号1000は、撮像装置104に光として入力される本来の画像信号を概念的に示している。本実施形態のレンズ系110によると、物点からの光はぼけた像となって結像される。このため、画像信号1010は、画像信号1000の高空間周波数領域の信号成分がより強く低減されたものになっている。
ここで、階調処理部180は、受光部120から24ビットで量子化された画像信号1010を取得するとする。階調処理部180は、画像信号1010を、低空間周波数の画像信号である低周波成分1021、および、高空間周波数の画像信号である高周波成分1022に分離する。なお、本図では、DC成分を除く低周波成分1021が概念的に示されている。また、高周波成分1022の振幅は、低周波成分1021の振幅より小さくなっているものとする。
階調処理部180は、低周波成分1021の振幅に応じた階調幅の低周波成分1021を12ビット階調で量子化して、補正部140に供給する。また、階調処理部180は、高周波成分1022の振幅に応じた階調幅の高周波数成分1022を、12ビット階調で量子化して、補正部140に供給する。低周波成分1021の振幅が高周波成分1022の振幅より大きい場合、階調処理部180は、低周波成分1021に対する量子化幅より小さい量子化幅で高周波成分1022を量子化することになる。このように、階調処理部180は、撮像画像に含まれるより高い空間周波数領域の画像成分をより小さい量子化幅で量子化することにより、撮像画像を階調変換する。
補正部140は、レンズ系110の光学伝達関数に対する逆フィルタ等により、低周波成分1021および高周波成分1022を空間周波数領域毎に補正する。そして、補正部140は、補正した低周波成分1021および高周波成分1022を合成して、得られた画像信号を補正された画像信号として生成する。この場合、補正部140は、補正後の高周波成分1022を12ビットの画像信号に変換したものと、低周波成分1021とを合成することにより、補正された画像信号を生成してよい。補正部140において補正された画像信号は、階調処理部180に戻され、階調処理部180において輝度値に非線形な処理を含む各種の階調処理がなされる。
なお、階調処理部180による量子化幅は、レンズ系110の空間周波伝達特性に応じた値であってよい。例えば、量子化幅は、各空間周波数領域に対応するレンズ系110のMTF値に略反比例した値であってよい。このように、階調処理部180は、撮像画像に含まれる異なる空間周波数領域の画像成分を、レンズ系110の空間周波数伝達特性に応じた量子化幅で量子化することにより、撮像画像を階調変換してよい。なお、階調処理部180は、画像信号1010を、2より大きい数の空間周波数領域の画像信号に分解してよい。
上記したように、画像信号1010は低空間周波数領域より高空間周波数領域においてより強く低減されたものとなる。この場合、逆フィルタ等による復元処理は、高い空間周波数領域の画像信号をより大きく強調するものとなる。このため、全空間周波数領域にわたって同じ量子化幅で量子化された画像信号を復元したとすると、高い空間周波数領域において量子化ノイズがより顕著になってしまう場合がある。しかしながら、本実施形態における撮像装置104によると、階調処理部180がより高い空間周波数領域の画像信号をより小さい量子化幅で量子化してから復元処理をすることにより、全空間周波数領域にわたって同じ量子化幅で量子化された画像信号を復元する場合に比べて、復元処理前後における量子化ノイズの増加量を低減することができる場合がある。
図11は、撮像装置104として機能するコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ1500は、CPU周辺部と、入出力部と、レガシー入出力部とを備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、及び表示デバイス1580を有する。入出力部は、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、及びCD−ROMドライブ1560を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570を有する。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505、及びグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510、及びRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部の制御をする。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示デバイス1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ1540、通信インターフェイス1530、CD−ROMドライブ1560を接続する。ハードディスクドライブ1540は、CPU1505が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス1530は、ネットワーク通信装置1598に接続してプログラムまたはデータを送受信する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。
入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、コンピュータ1500が起動時に実行するブート・プログラム、あるいはコンピュータ1500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、あるいはパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU1505が実行するプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ1540にインストールされ、RAM1520に読み出されてCPU1505により実行される。CPU1505により実行されるプログラムは、コンピュータ1500を、図1から図10に関連して説明した受光部120、画像生成部160あるいは画像生成部160が有する各構成要素、および出力部150として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595の他に、DVDまたはPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークあるいはインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用して、ネットワークを介したプログラムとしてコンピュータ1500に提供してもよい。このように、プログラムにより制御される電子情報処理装置などのコンピュータ1500が撮像装置104として機能する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
一実施形態に係わる撮像装置104のブロック構成の一例を示す図である。 レンズ系110の光学特性の一例を模式的に示す図である。 レンズ系110の構成例を示す図である。 図3に示したレンズ系110の収差特性を示す図である。 図3に示したレンズ系110の光学伝達特性を示す図である。 レンズ特性記憶部185が格納しているレンズ特性情報の一例を示す図である。 撮像画像を空間周波数解析することによって得られた空間周波数成分の一例を示す図である。 階調処理部180による階調処理の一例を示す図である。 階調処理部180が階調処理する部分領域の一例を示す図である。 階調処理部180および補正部140における処理内容の一例を模式的に示す図である。 撮像装置104として機能するコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す図である。
102 光学ユニット
104 撮像装置
105 撮像部
110 レンズ系
112 レンズ情報記憶部
120 受光部
140 補正部
145 画像処理部
150 出力部
160 画像生成部
165 レンズ情報取得部
170 空間周波数伝達特性特定部
180 階調処理部
185 レンズ特性記憶部
190 装着部
200 光軸
205 入射瞳
210 光線
220 光線
230 光線
700 絞り
710 レンズ
720 レンズ
730 レンズ
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信インターフェイス
1540 ハードディスクドライブ
1550 フレキシブルディスク・ドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 入出力チップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示デバイス
1582 ホスト・コントローラ
1584 入出力コントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM
1598 ネットワーク通信装置

Claims (24)

  1. 光を結像する光学系の空間周波数伝達特性に応じた量子化幅で、前記光学系を通じて撮像された撮像画像に含まれる異なる空間周波数領域の画像成分を量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する階調処理部
    を備え
    前記階調処理部は、前記撮像画像に含まれるより高い空間周波数領域の画像成分をより小さい量子化幅で量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する
    撮像装置。
  2. 前記階調処理部は、前記撮像画像の画像信号を空間周波数成分に分離して、得られた第1空間周波数領域の画像成分および第2空間周波数領域の画像成分に対してそれぞれ量子化し、前記第2空間周波数領域より高い前記第1空間周波数領域の画像成分を量子化する場合に、前記第2空間周波数領域の画像成分を量子化する量子化幅より小さい量子化幅で量子化する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記光学系は、物点からの光を、前記光学系を通じて被写体からの光を受光する受光部において物点までの距離によらず略同一の大きさに拡げることにより、物点からの光に対する前記光学系の光学伝達関数を物点までの距離によらず略同一にし、
    前記撮像装置は、
    前記光学系の光学伝達関数に基づいて、前記光学系を通じて撮像された撮像画像に対して、前記光学系によるボケを補正する補正処理を施して、補正された画像信号を生成する補正部
    をさらに備え、
    前記補正部は、前記光学系の光学伝達関数に基づいて、前記階調処理部でそれぞれ階調変換された前記第1空間周波数領域の画像成分および前記第2空間周波数領域の画像成分を、空間周波数領域毎に補正し、得られた各空間周波数領域の画像成分を合成することにより、前記補正された画像信号を生成する
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記光学系を通じて被写体からの光を受光する受光部
    をさらに備え、
    前記階調処理部は、前記受光部が設けられた位置における前記空間周波数伝達特性に応じた量子化幅で、前記受光部が受光した光により得られた前記撮像画像を量子化する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記光学系の空間周波数伝達特性を示す情報を取得することにより、前記光学系の空間周波数伝達特性を特定する空間周波数伝達特性特定部
    をさらに備え請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記光学系を着脱することができる装着部
    をさらに備え、
    前記空間周波数伝達特性特定部は、前記装着部に装着された前記光学系の空間周波数伝達特性を示す情報を取得することにより、前記光学系の空間周波数伝達特性を特定する
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記空間周波数伝達特性特定部は、前記装着部に装着された前記光学系の空間周波数伝達特性を示す情報を、前記光学系から取得することにより、前記光学系の空間周波数伝達特性を特定する
    請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記光学系の光学伝達関数に基づいて、前記光学系を通じて撮像された撮像画像に対して、前記光学系によるボケを補正する補正処理を施して、補正された画像信号を生成する補正部
    をさらに備え、
    前記階調処理部は、前記撮像画像における特定の部分領域において、前記補正部による補正後の画像に対して輝度値に非線形な処理を含む階調処理を行い、前記撮像画像における前記特定の部分領域以外の領域において、前記補正部によって補正されていない、前記光学系を通じて被写体からの光を受光する受光部が受光した受光量から得られた画像に対して前記階調処理を行う
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  9. 前記階調処理部は、前記撮像画像における前記特定の部分領域以外の領域において、高周波数領域における前記空間周波数伝達特性がより低い場合に、前記撮像画像を、より狭いダイナミックレンジの画像に変換すべくガンマ補正する
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記光学系は、物点からの光を、前記光学系を通じて被写体からの光を受光する受光部において物点までの距離によらず略同一の大きさに拡げることにより、物点からの光に対する前記光学系の光学伝達関数を物点までの距離によらず略同一にし、
    前記階調処理部は、前記撮像画像における前記特定の部分領域以外の領域において、前記光学系が物点からの光をより大きく拡げる場合に、前記撮像画像をより狭いダイナミックレンジの画像に変換すべくガンマ補正する
    請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記光学系は、物点からの光を、物点までの距離によらず前記受光部が有する複数の受光素子のピッチより大きい大きさに拡げる
    請求項3または10に記載の撮像装置。
  12. 前記光学系をさらに備える
    請求項1から11のいずれか一項に記載の撮像装置。
  13. 光を結像する光学系の空間周波数伝達特性に応じた量子化幅で、前記光学系を通じて撮像された撮像画像に含まれる異なる空間周波数領域の画像成分を量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する階調処理段階
    を備え
    前記階調処理段階は、前記撮像画像に含まれるより高い空間周波数領域の画像成分をより小さい量子化幅で量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する
    撮像方法。
  14. 撮像装置用のプログラムであって、コンピュータを、
    光を結像する光学系の空間周波数伝達特性に応じた量子化幅で、前記光学系を通じて撮像された撮像画像に含まれる異なる空間周波数領域の画像成分を量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する階調処理部
    として機能させ
    前記階調処理部は、前記撮像画像に含まれるより高い空間周波数領域の画像成分をより小さい量子化幅で量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する
    プログラム。
  15. 撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、前記撮像部の空間周波数伝達特性を特定する空間周波数伝達特性特定部と、
    前記空間周波数伝達特性特定部により特定された前記空間周波数伝達特性に応じた量子化幅で、前記撮像画像に含まれる異なる空間周波数領域の画像成分を量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する階調処理部と
    を備え
    前記階調処理部は、前記撮像画像に含まれるより高い空間周波数領域の画像成分をより小さい量子化幅で量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する
    画像処理装置。
  16. 前記階調処理部は、前記撮像画像の画像信号を空間周波数成分に分離して、得られた第1空間周波数領域の画像成分および第2空間周波数領域の画像成分に対してそれぞれ量子化し、前記第2空間周波数領域より高い前記第1空間周波数領域の画像成分を量子化する場合に、前記第2空間周波数領域の画像成分を量子化する量子化幅より小さい量子化幅で量子化する
    請求項15に記載の画像処理装置。
  17. 前記空間周波数伝達特性特定部は、物点からの光を物点までの距離によらず略同一の大きさに拡げることにより、物点からの光に対する光学伝達関数を物点までの距離によらず略同一にする光学系を含む前記撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、前記撮像部の空間周波数伝達特性を特定し、
    前記画像処理装置は、
    前記空間周波数伝達特性特定部により特定された前記空間周波数伝達特性に基づいて、前記光学系を通じて撮像された撮像画像に対して、前記光学系によるボケを補正する補正処理を施して、補正された画像信号を生成する補正部
    をさらに備え、
    前記補正部は、前記空間周波数伝達特性特定部により特定された前記空間周波数伝達特性に基づいて、前記階調処理部でそれぞれ階調変換された前記第1空間周波数領域の画像成分および前記第2空間周波数領域の画像成分を、空間周波数領域毎に補正し、得られた各空間周波数領域の画像成分を合成することにより、前記補正された画像信号を生成する
    請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 前記空間周波数伝達特性特定部は、前記撮像画像が示す撮像画像におけるより高い空間周波成分がより大きいほど、前記空間周波数伝達特性をより高く特定する
    請求項15から17のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  19. 前記空間周波数伝達特性特定部は、前記撮像画像が示す撮像画像において、予め定められた高周波数領域における空間周波成分が、予め定められた低周波数領域における空間周波数成分より大きいほど、前記空間周波数伝達特性をより高く特定する
    請求項15から17のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  20. 前記空間周波数伝達特性特定部により特定された前記空間周波数伝達特性に基づいて、前記撮像画像に対して、前記撮像部が含む光学系によるボケを補正する補正処理を施して、補正された画像信号を生成する補正部
    をさらに備え、
    前記階調処理部は、前記撮像画像における特定の部分領域において、前記補正部による補正後の画像に対して輝度値に非線形な処理を含む階調処理を行い、前記撮像画像における前記特定の部分領域以外の領域において、前記補正部によって補正されていない、前記撮像部において前記光学系を通じて被写体からの光を受光された受光量から得られた画像に対して前記階調処理を行う
    請求項15または16に記載の画像処理装置。
  21. 前記階調処理部は、前記撮像画像における前記特定の部分領域以外の領域において、前記空間周波数伝達特性特定部が特定した空間周波数特性が高周波数領域においてより低い場合に、前記撮像画像を、より狭いダイナミックレンジの画像に変換すべくガンマ補正する
    請求項20に記載の画像処理装置。
  22. 前記空間周波数伝達特性特定部は、物点からの光を物点までの距離によらず略同一の大きさに拡げることにより、物点からの光に対する光学伝達関数を物点までの距離によらず略同一にする光学系を含む前記撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、前記撮像部の空間周波数伝達特性を特定し、
    前記階調処理部は、前記空間周波数伝達特性特定部が特定した空間周波数特性が前記光学系による物点からの光の拡がりがより大きい特性を示す場合に、前記撮像画像をより狭いダイナミックレンジの画像に変換すべくガンマ補正する
    請求項21に記載の画像処理装置。
  23. コンピュータを、請求項15から22のいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
  24. 撮像部により撮像された撮像画像の空間周波成分に基づいて、前記撮像部の空間周波数伝達特性を特定する空間周波数伝達特性特定段階と、
    前記空間周波数伝達特性特定段階において特定された前記空間周波数伝達特性に応じた量子化幅で前記撮像画像に含まれる異なる空間周波数領域の画像成分を量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する階調処理段階と
    を備え
    前記階調処理段階は、前記撮像画像に含まれるより高い空間周波数領域の画像成分をより小さい量子化幅で量子化することにより、前記撮像画像を階調変換する
    画像処理方法。
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