JP5261537B2 - 排風ダクトを備える内燃機関が搭載された車両 - Google Patents
排風ダクトを備える内燃機関が搭載された車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5261537B2 JP5261537B2 JP2011118964A JP2011118964A JP5261537B2 JP 5261537 B2 JP5261537 B2 JP 5261537B2 JP 2011118964 A JP2011118964 A JP 2011118964A JP 2011118964 A JP2011118964 A JP 2011118964A JP 5261537 B2 JP5261537 B2 JP 5261537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- fender
- air
- crankcase
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
また、内燃機関が搭載された車両、例えば内燃機関が車輪と一体に車体に揺動可能に支持される車両において、機関本体の側方にラジエータが配置される内燃機関では、走行風がラジエータに流入しにくいことから、走行風によるラジエータの冷却性能の向上が殆ど期待できないため、ラジエータの冷却性能を高めるためには、冷却風の風量を増加させる必要がある。
さらに、内燃機関が搭載された車両では、ラジエータを通過した冷却風(すなわち排風)を排風ダクトにより排出することで冷却風の風量の増大を図るとき、車体に対する内燃機関の搭載形態などの理由で、排風ダクトを、左右方向に延びるように配置する代わりに、前後方向に延びるように配置することが好ましい場合がある。ところが、この場合、排風ダクトの排風出口が車輪を覆うフェンダに近接して、排風出口からの排風の円滑な排出がフェンダにより妨げられることがある。そこで、該フェンダを避けるように排風ダクトを配置すると、排風ダクトが大型化したり、またそのコンパクトな配置が困難になる。
本発明は、さらに、機関本体の側方に配置されるラジエータを備える内燃機関が搭載された車両におけるラジエータの冷却性能の向上を図り、また、排風ダクトの排風をフェンダを通じて車輪とフェンダとの間に形成される空間に排出することにより、排風の円滑な排出がフェンダにより妨げられることを防止すると共に、排風ダクトの小型化および配置のコンパクト化を図ることを目的とする。本発明は、また、排風ダクトへの小石などの異物の侵入を抑制することにより、排風ダクト内での排風の流通の円滑化を図り、排風ダクトから排出される排風によるクランクケースの冷却効果の向上を図り、また、車輪の回転により発生する気流を利用して、排風の排出の促進を図ることを目的とする。
前記冷却装置は、前記ラジエータを通過した冷却風である排風を大気中に排出するための排風出口を有する排風ダクトを備え、前記排風ダクトは前記クランクケースの上部に設けられ、前記車輪の回転中心線を中心とする径方向で外方から前記車輪を覆うフェンダを備え、該フェンダは前記クランクケースの上部に固定され、前記排風は、前記フェンダに設けられた前記排風出口を利用して、前記フェンダに対して前記径方向での内方で車輪との間に形成される空間に、前記排風出口に最も近い部位での前記車輪の回転方向に沿う方向に、前記排風出口から排出されることを特徴とする車両である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両において、前記排風ダクトは前記フェンダと結合され、前記排風出口は、前記排風ダクトの前記フェンダとの結合部により形成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の車両において、前記排風出口は、前記車輪の踏面と前記径方向で対面する位置に開口し、前記排風ダクトまたは前記フェンダには、前記車輪により巻き上げられた異物または前記踏面に付着していて遠心力により飛散した異物が前記排風ダクト内へ侵入することを抑制する遮断部が設けられることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の車両において、前記遮断部は、前記クランクケースの外面に沿って延出していることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両において、前記内燃機関には、前記クランクケースに支持されるクランク軸の回転中心線方向で前記クランクケースを挟んで前記ラジエータとは反対側に、変速機を収容する変速機ケースを備える動力伝達装置が配置され、前記内燃機関は、前記車輪と一体に車体フレ−ムに支持され、前記フェンダは前記内燃機関と一体であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項記載の車両において、前記内燃機関は、前記クランクケースの上部に設けられる被支持部において、車体フレームに支持されることを特徴とする。
そして、排風ダクトの排風はフェンダに設けられた開口部を利用して車輪とフェンダとの間に形成される空間に排出されるので、排風出口からの排風がフェンダに当たって、排風の排出が妨げられることが防止され、しかもフェンダを回避するように排風ダクトを配置する必要がないので、排風ダクトを小型化することができ、かつコンパクトに配置することができる。
また、排風が排出される車輪とフェンダとの間の空間または車輪とクランクケースとの間の空間には、排風の排出方向とほぼ同じ方向の気流が車輪の回転により発生していることから、該気流を利用することにより排風出口からの排風の排出が促進されるので、ラジエータを通過する冷却風の風量の増加が可能になって、ラジエータの冷却性能が向上する。
請求項2記載の発明によれば、排風ダクトの排風出口が排風ダクトのフェンダとの結合部により形成されることから、排風ダクトの排風は、フェンダに設けられた開口部である排風出口を通じて車輪とフェンダとの間に形成される空間に排出されるので、排風出口からの排風がフェンダに当たって、排風の排出が妨げられることが防止され、しかもフェンダを回避するように排風ダクトを配置する必要がないので、排風ダクトを小型化することができ、かつコンパクトに配置することができる。
請求項3記載の発明によれば、遮断部により、排風出口からの排風の排出が異物により妨げられることが防止または抑制されるので、排風出口を含む排風ダクト内での排風の流通が円滑になって、ラジエータの冷却性能の向上に寄与する。
請求項4記載の発明によれば、排風ダクトから排出される排風がクランクケースの外面に沿って流れるので、該外面と排風との接触範囲が大きくなって、排風によるクランクケースの冷却効果が向上する。
請求項5記載の発明によれば、内燃機関に動力伝達装置が配置され、動力伝達装置と一体化された内燃機関が、車輪と一体に車体フレ−ムに揺動可能に支持され、内燃機関と一体の可動フェンダを利用して車輪との間に排風を排出することができる。
請求項6記載の発明によれば、排風ダクトとフェンダが設けられるクランクケース上部の空間を利用して内燃機関の被支持部を設けることにより、内燃機関を小型化することができる。
図1〜図7は、第1実施形態を説明するための図である。
図1を参照すると、本発明が適用された水冷式内燃機関Eが搭載される車両としての小型車両であるスクータ型の自動二輪車1は、車体フレームFおよび該車体フレームFを覆う合成樹脂製の車体カバーCから構成される車体と、車輪としての前輪9および後輪10とを備える。車体フレームFは、車体の前端部に位置するヘッドパイプ2と、ヘッドパイプ2から後方斜め下方に延びる1つのダウンチューブ3と、ダウンチューブ3の下部である水平部3aに接続されて、水平部3aの左右両側から後方斜め上方に延びる左右1対のリヤフレーム4と、左右のリヤフレーム4を連結する複数のクロスメンバ(図示されず)とを備える。ここで、小型車両には、自動二輪車のほかに自動三輪車が含まれ、また鞍乗り型車両が含まれる。
なお、ピボット軸13とブラケット18a,18bとの間には緩衝材としての円筒状のマウントゴム19が介設される(図4,図5参照)。
冷却装置50は、水ジャケットJb,Jhに冷却水を圧送する水ポンプ51と、水ジャケットJb,Jhの冷却水が流通するラジエータ52と、ラジエータ52を流通する冷却水のからの放熱を促進するための冷却風を発生させる冷却ファン53と、冷却ファン53を覆うシュラウド54と、ラジエータ52の放熱コア52cに向けて冷却風を案内するラジエータカバー55と、ラジエータ52を通過した冷却風である後述する排風を大気中に排出するための排風ダクト80と、内燃機関Eの暖機状態に応じてラジエータ52への冷却水の流通および遮断を制御すべくラジエータ52と水ポンプ51との間の冷却水の連通および遮断を行うサーモスタット56(図4)と、冷却水が流通する配管群とを備える。
ラジエータ52のほぼ全体は、前後方向でシリンダブロック20およびシリンダヘッド21の後方に配置され(図4参照)、右方向から見て(すなわち側面視で、または冷却風の流入方向に見て)クランクケース23と重なる位置に配置される。そして、クランクケース23に対して右方向で、チェーン室44とラジエータ52との間には、交流発電機31と冷却ファン53とが配置される。
クランクケース23の、右方向でラジエータ52寄りの端部である右端部23eに、シュラウド54を介して結合されるラジエータ52は、両水ジャケットJb,Jhを流通してシリンダブロック20およびシリンダヘッド21を冷却した後の高温の冷却水をシリンダヘッド21からラジエータ52に導く入口配管57が接続される入口接続部52iが設けられる入口タンクとしてのアッパータンク52aと、アッパータンク52a内の冷却水が流入する多数の伝熱管52c1を備える放熱コア52cと、放熱コア52cで放熱した後の低温になった冷却水が各伝熱管52c1から流入して集合する出口タンクとしてのロアタンク52bとを備える。ロアタンク52bには、放熱後の冷却水をサーモスタット56を介して水ポンプ51に導く出口配管58が接続される出口接続部52eが設けられる。
シュラウド54に結合されてラジエータ52の外周を覆うと共に放熱コア52cに対面して配置されるラジエータカバー55は、格子状の整流板を有するグリル55aを備える。グリル55aは、放熱コア52cの上流の、車幅方向での側方である右方向から流入する空気を冷却風として放熱コア52cに向かうように案内する。
前記サーモ弁は、内燃機関Eの暖機時にはバイパスポート部56bと出口ポート部56eとの間で冷却水を流通させると同時に入口ポート部56iと出口ポート部56eとの間での冷却水の流通を遮断し、内燃機関Eの暖機完了後には入口ポート部56iと出口ポート部56eとの間で冷却水を流通させると同時にバイパスポート部56bと出口ポート部56eとの間での冷却水の流通を遮断する。
入口配管57は、冷却水出口部61に接続される57a導管と、入口接続部52iに接続される導管57bと、両導管57a,57bを接続する管継手57cとにより構成される。そして、入口配管57には、管継手57cにおいて分岐してバイパスポート部56bに接続される導管59bが設けられ、該導管59bと導管57aと管継手57cとによりヘッド側水ジャケットJhに連通するバイパス配管59が構成される。バイパス配管59は、内燃機関Eの暖機時に、ヘッド側水ジャケットJhからの冷却水をラジエータ52に流入させることなく、サーモスタット56を経て水ポンプ51に導く。
吸入ポート部51iに接続されてラジエータ52からの低温の冷却水をサーモスタット56を介して水ポンプ51に導く出口配管58は、出口接続部52eおよび入口ポート部56iに接続される導管58aと、出口ポート部56eおよび吸入ポート部51iに接続される導管58bとにより構成される。
吐出ポート部51eに接続される供給配管60は、シリンダブロック20の下端部に設けられる冷却水入口部62(図5)に接続されて、ラジエータ52から流入して水ポンプ51から吐出された冷却水をブロック側水ジャケットJbに導く。
そして、内燃機関Eの暖機完了後には、ラジエータ52で放熱して低温となった冷却水が水ポンプ51に吸入され、インペラ51dにより圧送された冷却水が、供給配管60を経てブロック側水ジャケットJbに流入してシリンダブロック20を冷却し、次いでヘッド側水ジャケットJhに流入してシリンダヘッド21を冷却した後、ヘッド側水ジャケットJhから流出した冷却水は、冷却水出口部61から入口配管57を流通してラジエータ52のアッパータンク52aに流入し、放熱コア52cで冷却風により冷却された後、ロアタンク52bに流入する。そして、ロアタンク52bからの冷却水は、出口配管58を流通してサーモスタット56を通って水ポンプ51に流入し、インペラ51dにより圧送されて、冷却水が暖機後の循環路を循環して、シリンダブロック20およびシリンダヘッド21が冷却される。
ブラケット18aは、変速機ケース16のケース本体16aの前端部の上部に一体成形されて設けられ、ブラケット18bは、クランクケース23の右ケース半体23bの前端部の上部に一体成形されて設けられる。ケース本体16aは左ケース半体23aと一体成形されることから、ブラケット18aは左ケース半体23aと一体成形されることになる。1対のブラケット18a,18bは、左右のリヤフレーム4にそれぞれ結合される1対の支持プレート11に支持されるピボット軸13に揺動可能に支持される。このため、パワーユニットP、したがって内燃機関Eおよび動力伝達装置T、さらにはラジエータ52を含む冷却装置50は、支持プレート11およびピボット軸13を介して、後輪10と一体に上下方向に揺動可能に車体フレームFに支持される。
変速機カバー16bの前端には、図2に示すように、変速機ケース16内に収納される変速機のベルト15cを冷却する空気を取り入れる空気取入部16cが、側面視でクランクケース23の前端部付近に設けられる。
アウタフェンダ90は、後輪10をその上方から後方に渡って覆い、インナフェンダ91は、後輪10をその前方から上方に渡って覆う。
左右方向(車幅方向でもある。)で1対のブラケット18a,18bの間に配置される排風ダクト80は、各ケース半体23a,23bとは別個の部品であり、インナフェンダ91と一体成形されることにより、インナフェンダ91に一体に結合される。排風ダクト80は、各クランクケース半体23a,23bの上面23a5,23b5および該上面23a5,23b5から下方に延びている後面23a6,23b6を上方から覆うように、両クランクケース半体23a,23bの真上に配置される。ここで、上面23a5,23b5および後面23a6,23b6は、各クランクケース半体23a,23bの外面を構成する。
そして、排風ダクト80は、排風路85を排風入口85iから排風出口85eに向かって、上流ダクト部81において左方向に向かって左右方向にほぼ平行に直線状に延びた後、屈曲ダクト部82において後方に向かって屈曲し、下流ダクト部83において後方に向かって前後方向にほぼ平行に直線状に延びていて、上下方向から見て(すなわち平面視で)、L字状の部品である。
なお、排風ダクト80は、該排風ダクト80のみで排風路85が形成されるように、管状の部品であってもよい。
ここで、回転方向Rに沿う方向とは、排風が、該部位10cでの後輪10の周速の方向と同じ方向の流れ成分を有することを意味する。また、後輪10の回転方向Rは、自動二輪車1が前進するときの回転方向である。
遮断部86は、結合部83bまたは該結合部83bの近傍において、上壁83cから、部位10cでの回転方向Rに沿う方向または後方で斜め下方に向かって延出する庇状の壁である庇部である。
遮断部86は、各クランクケース半体23a,23bの後壁23a2,23b2の後面23a6,23b6に沿って下方に延出している(図7参照)。このため、各クランクケース半体23a,23bの上端部23a1,23b1と排風ダクト80との間をほぼ水平方向に流通する排風は、遮断部86により下方に向けて偏向され、偏向された排風が、排風出口85eから流出して、各クランクケース半体23a,23bの後面23a6,23b6に沿って流れる。それゆえ、遮断部86は、排風を排風出口85eに向けて偏向させる偏向部でもある。
なお、第1実施形態の部材と同一の部材または対応する部材については、必要に応じて同一の符号を使用した。
そして、排風ダクト80は、第1実施形態と同様に、クランクケース23とは別個の部品であり、フェンダ96と一体成形されることにより、フェンダ96に結合される。そして、排風ダクト80には、遮断部86が一体成形される。
そして、この第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用および効果が奏される。
シュラウド54には排風口54eが設けられていなくてもよい。
冷却ファンは電動モータにより回転駆動されてもよい。内燃機関は、一体に形成された複数のシリンダにより構成されるシリンダブロックを備える多気筒内燃機関であってもよい。
遮断部86は、フェンダ91,96に設けられてもよい。遮断部86は、フェンダ91,96または排風ダクト80とは別個の部品であってもよい。遮断部86は、左右方向に間隔をおいて設けられてもよく、左右方向での下流ダクト部83の幅の一部に設けられてもよい。
排風ダクト80とフェンダ91,96とが別個の部品であり、両者が、ネジや溶接や接着剤などの結合手段により一体に結合されてもよい。また、排風ダクト80とフェンダ91,96とが別個の部品である場合、両者が結合されない状態で配置され、排風出口85eから排出された排風が、フェンダ91,96に設けられた開口部を通じてフェンダ91の内側空間S1に流入するものであってもよい。
下流ダクト部83は、フェンダ91,96に設けられた開口部を利用して、該開口部を貫通し、下流ダクト部83の下流端部83aが内側空間S1に位置するように、下流端部83aよりも上流寄りの部位でフェンダ91,96に結合、またはフェンダ91,96に対して配置されてもよい。
排風出口85eが略真下に向かって開放する場合など、排風出口85eの形態によっては、遮断部86が設けられなくてもよい。
さらに、排風ダクト80とフェンダ91,96と位置関係によっては、排風出口85eからの排風の大部分または全量が、内側空間S1を通ることなく、外部空間S2に直接排出されてもよい。
P…パワーユニット、E…内燃機関、T…動力伝達装置、F…車体フレーム、R…回転方向、S1,S2…空間、A…気流。
Claims (6)
- 車輪(10)を備える車両であって、クランクケース(23)により構成される機関本体と、前記機関本体の側方に配置されるラジエータ(52)を備える冷却装置(50)とを備える内燃機関が搭載された車両において、
前記冷却装置(50)は、前記ラジエータ(52)を通過した冷却風である排風を大気中に排出するための排風出口(85e)を有する排風ダクト(80)を備え、
前記排風ダクト(80)は前記クランクケース(23)の上部に設けられ、
前記車輪(10)の回転中心線を中心とする径方向で外方から前記車輪(10)を覆うフェンダ(91,96)を備え、該フェンダ(91,96)は前記クランクケース(23)の上部に固定され、前記排風は、前記フェンダ(91,96)に設けられた前記排風出口(85e)を利用して、前記フェンダ(91,96)に対して前記径方向での内方で車輪(10)との間に形成される空間(S1)に、前記排風出口(85e)に最も近い部位での前記車輪(10)の回転方向(R)に沿う方向に、前記排風出口(85e)から排出されることを特徴とする車両。 - 前記排風ダクト(80)は前記フェンダ(91,96)と結合され、前記排風出口(85e)は、前記排風ダクト(80)の前記フェンダ(91,96)との結合部(83d)により形成されることを特徴とする請求項1記載の車両。
- 前記排風出口(85e)は、前記車輪(10)の踏面(10b)と前記径方向で対面する位置に開口し、
前記排風ダクト(80)または前記フェンダ(91)には、前記車輪(10)により巻き上げられた異物または前記踏面(10b)に付着していて遠心力により飛散した異物が前記排風ダクト(80)内へ侵入することを抑制する遮断部(86)が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の車両。 - 前記遮断部(86)は、前記クランクケース(23)の外面に沿って延出していることを特徴とする請求項3記載の車両。
- 前記内燃機関(E)には、前記クランクケース(23)に支持されるクランク軸(26)の回転中心線(Le)方向で前記クランクケース(23)を挟んで前記ラジエータ(52)とは反対側に、変速機(15)を収容する変速機ケース(16)を備える動力伝達装置(T)が配置され、前記内燃機関(E)は、前記車輪(10)と一体に車体フレ−ム(F)に支持され、前記フェンダ(96)は前記内燃機関(E)と一体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両。
- 前記内燃機関(E)は、前記クランクケース(23)の上部に設けられる被支持部(18a,18b)において、車体フレーム(F)に支持されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011118964A JP5261537B2 (ja) | 2006-09-20 | 2011-05-27 | 排風ダクトを備える内燃機関が搭載された車両 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006254952 | 2006-09-20 | ||
JP2006254952 | 2006-09-20 | ||
JP2011118964A JP5261537B2 (ja) | 2006-09-20 | 2011-05-27 | 排風ダクトを備える内燃機関が搭載された車両 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007162947A Division JP4922080B2 (ja) | 2006-09-20 | 2007-06-20 | 排風ダクトを備える車両搭載内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011157977A JP2011157977A (ja) | 2011-08-18 |
JP5261537B2 true JP5261537B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=44590109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011118964A Active JP5261537B2 (ja) | 2006-09-20 | 2011-05-27 | 排風ダクトを備える内燃機関が搭載された車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5261537B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7376377B2 (ja) | 2020-01-29 | 2023-11-08 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接の出力制御方法、溶接システム、溶接電源及び溶接制御装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201900015749A1 (it) * | 2019-09-06 | 2021-03-06 | Piaggio & C Spa | Veicolo a motore con radiatore a bordo motore |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935187U (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-05 | スズキ株式会社 | スク−タのラジエタ装置 |
JPS5945176U (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車等のエンジン冷却装置 |
JPS5979483U (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-29 | スズキ株式会社 | スク−タのエンジン冷却装置 |
JPH0717663Y2 (ja) * | 1985-01-17 | 1995-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車におけるエアクリ−ナ及びキヤブレタ−の配置構造 |
JPS61185695U (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-19 | ||
JPH05330470A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Suzuki Motor Corp | スクータ型自動二輪車のラジエータ配置構造 |
-
2011
- 2011-05-27 JP JP2011118964A patent/JP5261537B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7376377B2 (ja) | 2020-01-29 | 2023-11-08 | 株式会社神戸製鋼所 | ガスシールドアーク溶接の出力制御方法、溶接システム、溶接電源及び溶接制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011157977A (ja) | 2011-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4922080B2 (ja) | 排風ダクトを備える車両搭載内燃機関 | |
JP4871223B2 (ja) | ラジエータを備える水冷式内燃機関 | |
JP5924769B2 (ja) | 強制空冷式エンジンにおける冷却構造 | |
US7404463B2 (en) | Motorcycle radiator arranging construction | |
JP5362015B2 (ja) | 水冷式パワーユニット構造 | |
JP6845766B2 (ja) | 鞍乗型車両及びラジエータ導風装置 | |
JP2007177676A (ja) | 機関状態を検出するセンサを備える空冷式内燃機関 | |
JP2008190425A (ja) | 強制空冷式内燃機関 | |
JP2009019581A (ja) | 小型車両用エンジンの冷却装置 | |
EP2014891B1 (en) | Radiator for small-sized vehicle | |
JP5261537B2 (ja) | 排風ダクトを備える内燃機関が搭載された車両 | |
JP2015027869A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2013151885A (ja) | 内燃機関およびそれを備えた鞍乗型車両 | |
JP2002129960A (ja) | 車両用ラジエータ装置 | |
JP7006240B2 (ja) | ウォータポンプの配置構造 | |
JP6763273B2 (ja) | 自動二輪車の冷却装置 | |
JP2007203827A (ja) | ベルト式変速機およびレッグシールドを備える車両 | |
JP6340809B2 (ja) | エンジンの冷却構造 | |
JP6251594B2 (ja) | 鞍乗型車両のvベルト式無段変速機 | |
JP2005009499A (ja) | 車両用ラジエータ装置 | |
JP4970171B2 (ja) | 車両用ブローバイガス換気装置 | |
JP6682803B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6657776B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2019105238A (ja) | エンジン | |
JP2004352247A (ja) | 車両用ラジエータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130426 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5261537 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |