JP5260373B2 - 薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents

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本発明は、薄膜太陽電池の製造方法にかかり、詳しくは、CIGS層を光吸収層とするカルコパイライト型薄膜太陽電池の製造方法に関するものである。
カルコパイライト型薄膜太陽電池は、製造方法や材料のバリエーションが豊富であり、低コスト化、高性能化にも対応できることから、近年著しく開発が進められている。また、カルコパイライト型薄膜太陽電池は、多結晶型シリコンの太陽電池と比較して、大面積化し易く、製造時のエネルギ消費も少なく大面積での量産化も可能であることから、商品開発も進展している。
カルコパイライト型薄膜太陽電池の製造方法は、一般的に熱処理法と真空蒸着法が知られており、これらの製造方法は光吸収層を形成するものである。真空蒸着法は、真空中で元素(In,Cu,Ga等)を蒸発させ、加熱した基板に堆積させるものであり、大規模な設備が必要となる。一方、熱処理法としては、元素を気体状で供給して薄膜層を形成し、酸素存在下において適正な温度範囲でアニーリングを行う製法が知られている(特許文献1)。
特開2002−329877号公報
カルコパイライト型薄膜太陽電池の一般的な構造は積層構造となっており、下層からガラス基板、金属裏面電極層、光吸収層、バッファ層、透明電極層によって構成されている。一般的に金属裏面電極層はMoが適用されており、熱処理の際に、このMoと、CIS(銅、インジウム、セレン)、CIGS(銅、インジウム、ガリウム、セレン)等から構成される光吸収層の元素との化合物(MoSeなど)が光吸収層と金属裏面電極層との界面に形成される。
形成された化合物の層は、光吸収層とオーミック接合し、光吸収層と金属裏面電極層との導通状態を実現させるため、太陽電池の効率を高める上で重要な役割を担っている。化合物の層が厚いと電気抵抗が増加して太陽電池の性能を下げるとともに、構造的にもガラス基板と金属裏面電極層との密着性を低下させるため好ましくない。従来技術では抵抗加熱炉で焼成を行ったり、特許文献1のように酸素ビームを用いて熱処理を行ったりしていたが、少なくとも一時間程度は熱処理を行う必要があった。これらの方法では、昇温と降温とに時間を要し、化合物の層が厚くなるおそれがあり、太陽電池の性能を低下させるおそれがあった。また、従来の熱処理法では、太陽電池、特にカルコパイライト型薄膜太陽電池は、大面積の基板が製造される場合が多く、熱処理時の温度ムラによって、化合物の層が不均一になるおそれがあった。
本発明は、かかる課題を鑑み、CIGS(銅、インジウム、ガリウム、セレン)型の太陽電池において、Moが適用された金属裏面電極層と光吸収層との間に形成される化合物の層を適切な厚さにするとともに均一に形成する薄膜太陽電池の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、薄膜太陽電池の製造方法に関する発明である。かかる製造方法は、Moを含む電極基板に形成された金属裏面電極層に、Cu,In,Se,Gaを含む光吸収層を形成する工程と、前記光吸収層の表面にバッファ層を形成する工程と、前記バッファ層の表面に透明電極層を形成する工程と、前記透明電極層の側から前記光吸収層へ空間選択的にレーザ光を照射して前記金属裏面電極層のMoと前記光吸収層のSeとを反応させ、前記光吸収層と前記金属裏面電極層との間にMoSe を含む化合物層を形成する工程と、から構成されている。
前記構成によれば、例えば0.1mJ/cm以上のレーザ光によってアニーリングを行うことによって、局所的かつ急速な熱処理が実現されて、光吸収層への熱履歴を最小限に抑えるとともに、必要最小限の光吸収層とMoからなる金属裏面電極層との間の化合物層(MoSe層)を形成することができる。また、バッファ層と透明電極層を形成した後に、レーザアニールの特徴である空間選択的に光吸収層を熱処理することによって、前記化合物層は電池性能評価を行いながら形成することができる。さらに、かかる構成は、熱処理によって光吸収層が蒸発することを防止することができる。
前記構成において、前記レーザ光は、前記バッファ層と前記透明電極層を透過し、かつ、前記光吸収層のバンドギャップを超え、前記光吸収層を全体的に加熱できる波長を備える。例えば750〜850nmの波長とする構成が好適であり、かかる構成はレーザ光の空間選択的なアニーリングを実現させることができる。なお、カルコパイライト型太陽電池の光吸収層材料は直接遷移型半導体であるため、光吸収係数が大きく、750nm未満の波長のレーザーでは効果が小さくなるが、光吸収層が1μm以下と薄い場合や、1.5eV以上のワイドギャップの場合では、固体レーザの倍調波(例えば532nmの波長)でも大きな効果を見込むことができる。
前記構成において、前記レーザ光は、前記光吸収層を平面的に走査しつつ均一な照射を行うことが好適であり、均一な化合物層を形成することができる。
本発明によれば、CIGS型の太陽電池において、Moが適用された金属裏面電極層と光吸収層との間に形成される化合物の層を適切な厚さにするとともに均一に形成する薄膜太陽電池の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる薄膜太陽電池の構造を示す概略図である。 本発明の一実施形態にかかる薄膜太陽電池の製造工程図である。 本発明の一実施形態にかかる一実施例と比較例とを比較したI−V特性のチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1を参照すると、本発明の一実施形態にかかる薄膜太陽電池の構造は、ガラス基板1上に、太陽電池の正極を構成する金属裏面電極層2を備えた電極基板と、後記するレーザ光照射によって形成される化合物層3と、光吸収層となるCIGS層4と、バッファ層5と、太陽電池の負極を構成する透明電極層6と、が積層された多層積層構造となっている。
ガラス基板1は、例えば、ソーダライムガラスや無アルカリガラス基板を適用することが好適である。金属裏面電極層2は、例えば、Mo、W等の耐食性が高く、高融点の金属層を適用することができ、本実施形態では0.5μm程度のMo裏面電極がガラス基板1に設けられているものとしている。化合物層3は、金属裏面電極層2のMoとCIGS層4のSeとの化合物層(MoSe層)であり、光吸収層であるCIGS層4とオーミック接合し、CIGS層4と電極基板2との導通状態を実現させる。
CIGS層4は、カルコパイライト系のI−III−VI族化合物のCuInGaSe(銅、インジウム、ガリウム、セレン)でありp型の光吸収層である。バッファ層5は、CdS、ZnS、InSを適用することができ、本実施例においてはInS層を適用している。InS層は、環境衛生上無害である上、カルコパイライト型薄膜太陽電池の特性を向上させるからである。すなわち、バッファ層5はCIGS層4と透明電極層6との界面でキャリアの再結合を防止し、pn接合を形成するものである。透明電極層6は、例えば、透明かつ低抵抗のn型半導体薄膜としてAl添加ZnOを適用することができる。
図2を参照して一実施形態にかかる一実施例について薄膜太陽電池の製造工程について説明する。最初に、CIGS層4を構成する微細な粒子を溶媒であるトルエンと混合して、インク(混合液)化する(ステップS01)。微細な粒子は、例えば、組成モル比がCu:In:Se=21:24:55とされたCIS粒子と、組成モル比がCu:Ga:Se=18:22:60とされたCGS粒子と、することができ、粒子のサイズは4nmとすることができる。なお、本実施例では、CIS粒子とCGS粒子の混合比が分子量比でCIS:CGS=4:6、6:4、8:2となる3種類のインクを作成している。ここで、CIS層4を構成する微細な粒子とトルエンとは重量比で1:3となるように混合することが好ましい。
次に、インクは、例えばスピンコーター法にて、ガラス基板1上の金属裏面電極層2に塗布される(ステップS02)。電極基板は、前記のように、ガラス基板1にMoをスパッタリングすることにより形成され、Mo層の厚さは0.5μmとすることができる。スピンコートの条件としては、例えば、1000rpm×30秒とすることができる。かかる工程によってCIGS層4を構成する元素を含んだインクは一様に金属裏面電極層2に塗布される。
次に、インクが塗布された薄膜太陽電池の中間工程品はホットプレート等によって乾燥される(ステップS03)。乾燥は、例えば、100℃で行うことができる。
次に、乾燥された薄膜太陽電池の中間工程品は、加熱・焼成される(ステップS04)。加熱・焼成は、例えば、赤外線ランプ加熱炉を使用し、RTA(Rapid Thermal Annealing)によって急速熱処理を行うことができる。本実施例では窒素雰囲気下で昇温速度500℃/分、保持時間1分、保持温度500℃としており、この加熱・焼成によってはCIGS層4と金属裏面電極層2との間に化合物層3が形成されにくい条件としている。
前記したように塗布されるインクは、CIS粒子とCGS粒子の混合比が分子量比でCIS:CGS=4:6、6:4、8:2の3種類が作成されている。本実施例において、ステップ02〜ステップS04の一連の工程を一サイクルとして、最初にCIS:CGS=4:6のインクでこのサイクルが実行され、次にCIS:CGS=6:4のインク、CIS:CGS=8:2のインクの順で繰り返しこのサイクルが実施されている。
本実施例において、CIS:CGS=4:6のインクを塗布したサイクルでは乾燥後に0.6μmあった膜厚は0.4μmとなり、次に、CIS:CGS=6:4のインクを塗布したサイクルでは膜厚は0.8μmとなり、CIS:CGS=8:2のインクを塗布したサイクルでは膜厚は1.2μmとなった。このように、製品化にあたっては、ステップS02からステップS04の工程を組み合わせ、複数回実行することにより、薄膜太陽電池として要求される厚みを実現することができる。
また、最初に金属裏面電極層2に塗布されるインクはCIS:CGS=4:6の分子量比であり、CGS粒子の方が多くなっている。そして、CGS粒子の組成モル比は、Cu:Ga:Se=18:22:60であり、CIS粒子の組成モル比Cu:In:Se=21:24:55と比べて、Seの量が多くなっている。このように金属裏面電極層2に近いCGIS層4はSeがいわゆるリッチな状態となるように形成されている。
再び図2の工程図に戻り、加熱・焼成された薄膜太陽電池の中間工程品は、形成されたCIGS層4の上にバッファ層5が形成される(ステップS05)。バッファ層5は、InS層を浸漬浴堆積法によって形成することができ、本実施例では70nmの厚さとしている。そして、バッファ層5が形成された薄膜太陽電池の中間工程品は、バッファ層5の上に透明電極層6が形成される(ステップS06)。透明電極層6は、透明かつ低抵抗のn型半導体薄膜としてAl添加ZnOをスパッタリング法によって形成することができ、本実施例では1μmの厚さとしている。ステップS01〜ステップS06の工程を実行することによって、図1の化合物層3が無い状態の薄膜太陽電池の中間工程品となる。
次に半導体レーザ、YAGレーザ等によってレーザ光が透明電極層6側から図1の矢印に示すように照射される(ステップS07)。ここで適用されるレーザ光はバッファ層5と透明電極層6を透過し、かつ、CIGS層4のバンドギャップを超えるエネルギーの波長のものが選択される。
一般に半導体は、自身のバンドギャップより小さいエネルギの光を透過し、バンドギャップより大きいエネルギの光を吸収する。そのためバッファ層5のバンドギャップより小さいエネルギの光は、透明電極層6とバッファ層5を透過してCIGS層4に進入する。そして、この光がCIGS層4のバンドギャップより大きいエネルギを有する場合は、CIGS層4に吸収されて、CIGS層4を加熱する。しかしながら、光のエネルギがCIGS層4のバンドギャップと比べて非常に大きい場合は、照射されるCIGS層4の表面で光が吸収され、CIGS層4を全体的に加熱することが難しくなる。そこで、本実施例では、CIGS層4のバンドギャップよりもわずかに大きい波長のレーザ光が選択され、CIGS層4を全体的に加熱できる構成としている。具体的には、化合物系太陽電池の理想的なバンドギャップは約1.4eVであり、一般にCIS型太陽電池で1.0eV、高効率化されたCIGS型太陽電池で1.2eVであることから、本実施例では1.56eV、795nmの半導体レーザを適用している。しかし、前記した要件を満足させれば半導体レーザに限定はされず、例えばYAGレーザの倍調波(532nm)も適用することができる。
バッファ層5と透明電極層6を透過したレーザ光は、CIGS層4を照射して層の全体を加熱する。CIGS層4の金属裏面電極層2側に多く含まれているSeは、CIGS層4が加熱されることによって、金属裏面電極層2のMoをセレン化して、MoSe層の化合物層3を形成する。前記したように、ステップS04の加熱・焼成の工程においては急速熱処理を行うことによって化合物層3の形成を抑止しているため、本ステップS07においてレーザ光の照射をコントロールすることで好適な厚さの化合物層3を形成することができる。化合物層3の厚みは厚すぎると抵抗が増大し、一方薄すぎるとオーミック接合が不良となるおそれがある。好適な厚さは、0.05〜0.2μmであり、本実施例では約0.1μmの厚さの層を形成することができた。
レーザ光は、熱ムラをなくし、局所的に過加熱とならないように、CIGS層4を平面的に走査(スキャン)しつつ均一に照射される。本実施例では、照射エネルギ1mJ/cm、照射速度10m/secで照射している。なお、化合物層3の厚さは、レーザ照射時間とレーザの種類によって可変でき、照射を走査(スキャン)しつつ行うことにより、大面積の太陽電池であっても全面的に均一な化合物層を形成することができる。さらに、レーザ光による照射は、従来技術と比べ急速な昇温、降温を可能にすることから、照射条件を制御することによって、処理工程途中に性能評価を行いながら、CIGS層4と金属裏面電極層2との間の化合物層3の形成を行うことができる。
また、本実施例のようにバッファ層5と透明電極層6とを形成した後に、レーザ光によってCIGS層4を照射することによって、CIGS層4が蒸発することを防止することができる。
本発明が適用されたCIGS型薄膜太陽電池の実施例と、従来技術である抵抗加熱炉で光吸収層を形成させた比較例についてI−V特性を比較したチャートを図3に示す。破線で示す比較例は、Se蒸気雰囲気下で500℃、90分間の熱処理が実施されている。図3を参照すると、実施例の実線とI軸とV軸とに囲まれた領域は、比較例の破線とI軸とV軸とに囲まれた領域と比べて、大きな面積となっており、特に電流特性が向上している。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において改変して用いることができる。前記した実施形態ではCIGS型薄膜太陽電池の製造方法について説明したが、例えば、他のカルコパイライト型薄膜太陽電池においても本発明は適用することができる。
1 ガラス基板
2 金属裏面電極層
3 化合物層
4 CIGS層
5 バッファ層
6 透明電極層

Claims (3)

  1. 電極基板上に設置されたMoを含む金属裏面電極層の表面に、Cu,In,Se,Gaを含む光吸収層を形成する工程と、
    前記光吸収層の表面にバッファ層を形成する工程と、
    前記バッファ層の表面に透明電極層を形成する工程と、
    前記透明電極層の側から前記光吸収層へ空間選択的にレーザ光を照射することによって、前記光吸収層のSeと前記金属裏面電極層のMoとを反応させ、前記光吸収層と前記金属裏面電極層との間にMoSe を含む化合物層を形成する工程と、から構成されることを特徴とする薄膜太陽電池の製造方法。
  2. 前記レーザ光は、前記バッファ層と前記透明電極層を透過し、かつ、前記光吸収層のバンドギャップを超え、前記光吸収層を全体的に加熱できる波長であることを特徴とする請求項1に記載の薄膜太陽電池の製造方法。
  3. 前記レーザ光は、前記光吸収層を平面的に走査しつつ均一な照射を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄膜太陽電池の製造方法。
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