JP5258109B2 - 車両用メータ装置の防水構造 - Google Patents
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Description
(1) 貫通した孔を有するケース壁と、前記孔を通して前記ケース壁の内部から外部に略水平に突出した回転式の操作ノブとを備え、前記操作ノブと前記ケース壁の孔との間の隙間を通して前記ケース壁の外部から内部へ水が侵入するのを防止する車両用メータ装置の防水構造であって、
前記操作ノブが、前記ケース壁の孔を貫通するノブ軸と、一端が閉塞し他端が開口した略円筒キャップ状をなし、且つ、前記閉塞した一端が前記ケース壁の外部に突出した前記ノブ軸の突出端に固定されると共に、前記開口した他端が前記ケース壁の外面の近傍に向けて延ばされたノブキャップと、を有し、
前記ケース壁の孔には、前記ノブ軸の挿通する挿通孔を有すると共に、基端部が前記ケース壁の孔の周縁部に液密に固定され且つ先端部が前記ノブキャップの内部に挿入された円筒軸部を有するノブホルダが取り付けられ、
前記ノブホルダの円筒軸部の外周の前記ノブキャップの内部に挿入された部分に、前記円筒軸部の外周に接触した水分が該円筒軸部の先端側へ移動するのを阻止する環状の水切り凸部が、前記ノブキャップに非接触な状態で設けられていること。
(2) 貫通した孔を有するケース壁と、前記孔を通して前記ケース壁の内部から外部に略水平に突出した回転式の操作ノブとを備え、前記操作ノブと前記ケース壁の孔との間の隙間を通して前記ケース壁の外部から内部へ水が侵入するのを防止する車両用メータ装置の防水構造であって、
前記操作ノブが、前記ケース壁の孔を貫通するノブ軸と、一端が閉塞し他端が開口した略円筒キャップ状をなし、且つ、前記閉塞した一端が前記ケース壁の外部に突出した前記ノブ軸の突出端に固定されると共に、前記開口した他端が前記ケース壁の外面の近傍に向けて延ばされたノブキャップと、を有し、
前記ケース壁の孔には、前記ノブ軸の挿通する挿通孔を有すると共に、基端部が前記ケース壁の孔の周縁部に液密に固定され且つ先端部が前記ノブキャップの内部に挿入された円筒軸部を有するノブホルダが取り付けられ、
前記操作ノブの前記ノブキャップの内周のうちの該ノブキャップに挿入された前記ノブホルダの前記円筒軸部に対向する部分に、前記ノブキャップの内周に接触した水分が該ノブキャップの先端側へ移動するのを阻止する環状の水切り凸部が、前記円筒軸部に非接触な状態で設けられていること。
(3) 上記(1)または(2)の構成の車両用メータ装置の防水構造において、
前記ノブホルダが、前記円筒軸部を有すると共に前記ケース壁の外面側に配置された表側ホルダと、前記ケース壁の内面側に配置された裏側ホルダとの組み合わせで構成され、
前記表側ホルダと裏側ホルダが、表側と裏側から前記ケース壁を挟んだ状態で、前記ケース壁の孔を通して互いに結合されることにより、前記表側ホルダと裏側ホルダとよりなる前記ノブホルダが、前記ケース壁の孔の周縁部に液密に固定されていること。
(4) 上記(3)の構成の車両用メータ装置の防水構造において、
前記表側ホルダおよび裏側ホルダの一方と他方に、前記ケース壁の孔を通して互いに係合する係合フックと係合凹部とがそれぞれ設けられ、前記表側ホルダと前記ケース壁の外面との対向面または前記裏側ホルダと前記ケース壁の内面との対向面の少なくともいずれか一方に、前記ケース壁の孔を囲むようにOリングを介在させた状態で、前記係合フックと前記係合凹部とを互いに係合させることにより、前記表側ホルダと裏側ホルダとよりなる前記ノブホルダが、前記ケース壁の孔に液密に固定されていること。
上記(2)の構成の防水構造によれば、ノブ軸の挿通孔を有するノブホルダの円筒軸部の先端部が、ノブキャップの開口側の内部に挿入されているので、外からの水分が直接ノブホルダの先端部に当たることはない。また、挿入されたノブホルダの円筒軸部に対向する部分のノブキャップの内周には環状の水切り凸部が設けられているので、ノブキャップの内周に接触した水分がノブキャップの内周を伝って環状の水切り凸部よりも先端側に移動する心配はなく、環状の水切り凸部で侵入が阻止された水分は自重で落下することになる。従って、ノブホルダの先端からノブホルダの挿通孔を通ってケース壁の内部に水が侵入するのを防ぐことができる。また、ノブホルダの円筒軸部の基端部はケース壁の孔に液密に固定されているので、ケース壁を伝ってきた水が、ノブホルダの取付部分の隙間を通ってケース壁の内部に侵入することもない。また、ノブホルダとノブキャップに設けた環状の水切り凸部は非接触な状態に保たれているので、従来のようにブーツのリップ(摺動部)で防水シールする場合と比べて、摺動による部品の摩耗やへたりがなく、防水性が落ちない上、摺動抵抗がないために操作性が低下することもない。
上記(3)の構成の防水構造によれば、ノブホルダを表側ホルダと裏側ホルダの2つの部品に分けてケース壁の孔に取り付けるので、従来のゴムブーツよりも簡単確実に取り付けることができる。なお、表側ホルダと裏側ホルダの結合には、両者に予め設けた係合手段を用いる他に、接着も利用することができる。
上記(4)の構成の防水構造によれば、係合フックと係合凹部の係合により表側ホルダと裏側ホルダを結合するので、ワンタッチでノブホルダをケース壁の孔に簡単に固定することができる。また、ケース壁の外面または内面の少なくとも一方に配置したOリングにより、ケース壁の孔とノブホルダの間の隙間をシールするので、Oリングの弾性を利用して、ガタつきなくノブホルダをケース壁の孔に固定することができる。
図1は実施形態の車両用メータ装置の防水構造の分解斜視図、図2(a)は同実施形態の要部構成を示す断面図、(b)は(a)のIIb部の拡大図である。なお、図2(b)中の矢印は、水Wが接触して流れ落ちる経路を示している。
上記のように構成された防水構造によれば、ノブ軸23の挿通孔32を有するノブホルダ50の円筒軸部31の先端部が、ノブキャップ24の開口側(他端24b側)の内部に挿入されているので、外からの水分Wが直接ノブホルダ50の円筒軸部31の先端部に当たることはない。また、ノブキャップ24の内部に挿入された部分の円筒軸部31の外周には環状の水切り凸部38が設けられているので、図2(b)中矢印で示すように、円筒軸部31に接触した水分Wが、円筒軸部31の外周を伝って、環状の水切り凸部38よりも先端側に移動しようとしても、環状の水切り凸部38によってそれを阻止することができる。従って、環状の水切り凸部38で侵入が阻止された水分Wは自重で落下することになり、ノブホルダ50の先端からノブホルダ50の挿通孔32を通って、透明カバー18の内部に水が侵入するのを防ぐことができる。
18a 外面
18b 内面
19 孔
22 操作ノブ
23 ノブ軸
24 ノブキャップ
24a 一端
24b 他端
30 表側ホルダ
31 円筒軸部
32 挿通孔
33 ベース部
34 Oリング
35 係合フック
38 水切り凸部
40 裏側ホルダ
45 係合凹部
50 ノブホルダ
Claims (4)
- 貫通した孔を有するケース壁と、前記孔を通して前記ケース壁の内部から外部に略水平に突出した回転式の操作ノブとを備え、前記操作ノブと前記ケース壁の孔との間の隙間を通して前記ケース壁の外部から内部へ水が侵入するのを防止する車両用メータ装置の防水構造であって、
前記操作ノブが、前記ケース壁の孔を貫通するノブ軸と、一端が閉塞し他端が開口した略円筒キャップ状をなし、且つ、前記閉塞した一端が前記ケース壁の外部に突出した前記ノブ軸の突出端に固定されると共に、前記開口した他端が前記ケース壁の外面の近傍に向けて延ばされたノブキャップと、を有し、
前記ケース壁の孔には、前記ノブ軸の挿通する挿通孔を有すると共に、基端部が前記ケース壁の孔の周縁部に液密に固定され且つ先端部が前記ノブキャップの内部に挿入された円筒軸部を有するノブホルダが取り付けられ、
前記ノブホルダの円筒軸部の外周の前記ノブキャップの内部に挿入された部分に、前記円筒軸部の外周に接触した水分が該円筒軸部の先端側へ移動するのを阻止する環状の水切り凸部が、前記ノブキャップに非接触な状態で設けられていることを特徴とする車両用メータ装置の防水構造。 - 貫通した孔を有するケース壁と、前記孔を通して前記ケース壁の内部から外部に略水平に突出した回転式の操作ノブとを備え、前記操作ノブと前記ケース壁の孔との間の隙間を通して前記ケース壁の外部から内部へ水が侵入するのを防止する車両用メータ装置の防水構造であって、
前記操作ノブが、前記ケース壁の孔を貫通するノブ軸と、一端が閉塞し他端が開口した略円筒キャップ状をなし、且つ、前記閉塞した一端が前記ケース壁の外部に突出した前記ノブ軸の突出端に固定されると共に、前記開口した他端が前記ケース壁の外面の近傍に向けて延ばされたノブキャップと、を有し、
前記ケース壁の孔には、前記ノブ軸の挿通する挿通孔を有すると共に、基端部が前記ケース壁の孔の周縁部に液密に固定され且つ先端部が前記ノブキャップの内部に挿入された円筒軸部を有するノブホルダが取り付けられ、
前記操作ノブの前記ノブキャップの内周のうちの該ノブキャップに挿入された前記ノブホルダの前記円筒軸部に対向する部分に、前記ノブキャップの内周に接触した水分が該ノブキャップの先端側へ移動するのを阻止する環状の水切り凸部が、前記円筒軸部に非接触な状態で設けられていることを特徴とする車両用メータ装置の防水構造。 - 前記ノブホルダが、前記円筒軸部を有すると共に前記ケース壁の外面側に配置された表側ホルダと、前記ケース壁の内面側に配置された裏側ホルダと、によって構成され、
前記表側ホルダと裏側ホルダが、表側と裏側から前記ケース壁を挟んだ状態で、前記ケース壁の孔を通して互いに結合されることにより、前記表側ホルダと裏側ホルダとよりなる前記ノブホルダが、前記ケース壁の孔の周縁部に液密に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載した車両用メータ装置の防水構造。 - 前記表側ホルダおよび裏側ホルダの一方と他方に、前記ケース壁の孔を通して互いに係合する係合フックと係合凹部とがそれぞれ設けられ、前記表側ホルダと前記ケース壁の外面との対向面または前記裏側ホルダと前記ケース壁の内面との対向面の少なくともいずれか一方に、前記ケース壁の孔を囲むようにOリングを介在させた状態で、前記係合フックと前記係合凹部とを互いに係合させることにより、前記表側ホルダと裏側ホルダとよりなる前記ノブホルダが、前記ケース壁の孔に液密に固定されていることを特徴とする請求項3に記載した車両用メータ装置の防水構造。
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