JP5257191B2 - 間仕切装置における配線ダクト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、間仕切装置における配線ダクト装置に係わり、更に詳しくは間仕切パネルを連結して構築した間仕切装置のコーナー部に設ける配線ダクト装置に関するものである。
従来から、複数の間仕切パネルを連結して構築した間仕切装置において、間仕切パネルの内部や、笠木、巾木あるいは側部カバーの内部に配線コードを通し、また保持するための構造を付与したものは各種提供されている。また、間仕切パネルの外部に配線ダクトを付設したり、コードクリップを装着してコードを保持できるようにしたものも提供されている。
例えば、特許文献1には、隣接するパネル間に所定間隔の目地部を設け、該目地部に臨む支柱の側面に角孔を形成してなる間仕切パネルに装着するコードクリップが開示されている。この間仕切パネル装着用のコードクリップは、二つのヒンジを介して平板部分と両側の側板部分とを平面的に一体成形し、該ヒンジで折曲して平板と両側板とでコードを抱持し且つ前記目地部に一部又は前部が内装し得る略三角形状のリング部を形成可能となすとともに、両側板の先端部を前記支柱の角孔に挿入し得る取付片となし、その外側には前記角孔の口縁部内面に係合する適数のもどり止めを突設し、コードを目地部に内装した状態で取付けるものである。
しかし、特許文献1に記載のものは、間仕切パネルの縦方向の目地部と支柱の角孔を利用して、コードクリップでコードを上下方向に保持することができるものの、コードの殆どが露出し、見苦しさは否定できない。また、このコードクリップを用いたコードの配線の仕方は、目地部と該目地部に露出した支柱の側面に形成した角孔の存在が前提となっており、これらが存在しない場合には実施不可能である。
左右の間仕切パネルを連結するための支柱と、左右パネル間の目地部と、該目地部に露出する支柱の角孔を利用して棚板等を支持するブラケットを係止する構造を備えた間仕切装置が従来は主流であった。本出願人は、支柱を介さずに左右上下の単位パネルを直接連結することで縦目地部が無く、所望の高さに単位パネルを積上げて構成する新しい概念の間仕切装置を提案している。前記単位パネルは上方に複数積上げて連結することにより、外観的には一枚の間仕切パネルを構成し、個々の単位パネルが左右に互いに連結していることにより、所定高さの間仕切パネルが左右に連結されているような外観になる。そして、上下の単位パネル間にはハンギング溝が形成されることにより、間仕切パネルとして横方向に延びたハンギング溝が上下に所定間隔毎に複数形成されていることになる。尚、単位パネルはコーナーポストを介して平面視L字状、T字状、十文字状に連結されて従来と同様な形態の間仕切装置を構成するのである。
実公平05−1102号公報
しかし、表面に沿って横方向に延びたハンギング溝を上下に所定間隔毎に複数形成した間仕切パネルを、互いに直角に連結して構築した間仕切装置において、配線コードを上下方向に配線できる配線ダクトは提供されてなかった。そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、表面に沿って横方向に延びたハンギング溝を上下に所定間隔毎に複数形成した間仕切パネルを、互いに直角に連結して構築した間仕切装置のコーナー部において、配線コードを上下方向に配線できる配線機能を簡単に後施工で設けることが可能な間仕切装置における配線ダクト装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、表面に沿って横方向に延びたハンギング溝を上下に所定間隔毎に複数形成した間仕切パネルを、互いに直角に連結して構築した間仕切装置において、隣接する2枚の間仕切パネルによって形成されるコーナー部であって、各間仕切パネルの同一高さのハンギング溝に係止する複数対のコードホルダーと、対となったコードホルダーに同時に係合するコードカバーとからなり、前記コードホルダーは、少なくとも前記ハンギング溝に係止する係止部と、配線コードの保持部と、前記コードカバーを係合する係合部とを備えたことを特徴とする間仕切装置における配線ダクト装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記コードホルダーは、前記間仕切パネルの表面に当接する基板を有するとともに、該基板の一端部から該基板に対して45度の角度で延びた保持板を有し、前記基板の裏面に前記ハンギング溝に係止する係止部を突設したものであり、各コードホルダーの係止部を前記ハンギング溝に係止し、対となった両コードホルダーの保持板同士を重合させて前記コーナー部に位置させた状態で前記コードカバーを各コードホルダーの係合部に同時に係合してなることが好ましい(請求項2)。
更に、前記コードホルダーの係止部は、前記ハンギング溝にパネル面外方向から挿入可能で且つ90度回転して抜止め係合する構造であり、対となったコードホルダーの保持板同士が重合した状態で、一方のコードホルダーの保持板の下部から突設した突片と他方のコードホルダーの保持板の上部から突設した突片とが互いに上下に当接するとともに、他方のコードホルダーの端部に嵌合してなることがより好ましい(請求項3)。
また、前記コードホルダーの保持板と前記基板の表面中間部に突設した弾性片とで前記保持部を形成するとともに、該弾性片と前記基板の表面端部に突設した端片とで前記係合部を形成し、前記コードカバーの裏面両側部に沿って突設した脚片を前記係合部に係合してなることが好ましい(請求項4)。
そして、各コードホルダーは、同一形状の部材であり、対となったコードホルダーは互いに上下反転させて使用することがより好ましい(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の間仕切装置における配線ダクト装置は、コードホルダーの係止部を、間仕切装置のコーナー部の両側に位置する直交した各間仕切パネルの同一高さのハンギング溝にそれぞれ係止するとともに、対となった各コードホルダーの係合部にコードカバーを同時に係合することにより、上下方向の配線ダクトを形成することができるとともに、コードホルダー及びコードカバーを安定に保持することができる。そして、前記コードホルダーの保持部に配線コードを保持して、間仕切装置のコーナー部に沿って上下方向に配線することができるとともに、前記コードカバーで配線コードを隠蔽するので、外観性を損なうことがないのである。また、同一高さに一対のコードホルダーを有するので、配線コードの保持部も一対存在し、電源線等の強電と信号線等の弱電を分離配線することや、系統毎に分けて配線することができる。また、その配線作業も、コードカバーを装着する前に、各コードホルダーの保持部に配線コードを保持させた後、コードカバーを装着するので、簡単である。
請求項2によれば、両コードホルダーは基板が間仕切パネルの表面に当接し且つ保持板同士が重合することにより、ガタつきなく保持することができる。
請求項3によれば、コードホルダーの係止部を間仕切パネルのハンギング溝にパネル面外方向から挿入し、90度回転して抜止め係合する構造であるので、ハンギング溝が長くなってもコーナー部の近くで簡単に装着することができ、また90度回転して抜止め係合した状態では、ハンギング溝からの脱落を完全に防止することができ、しかも保持板同士が重合するとともに、両突片が互いに上下に当接するとともに、他のコードホルダーの端部に嵌合するので、両コードホルダーが強固に絡み合って一体化し、コードホルダーがハンギング溝に沿って移動しなくなるのである。
請求項4によれば、コードホルダーの保持板と基板の表面中間部に突設した弾性片とで形成した保持部に、配線コードを保持することができるとともに、弾性片と基板の表面端部に突設した端片とで係合部を形成し、コードカバーの裏面両側部に沿って突設した脚片を前記係合部に弾性的に係合するので、コードカバーにコードホルダーに係止するための切り欠き等を設ける必要がなく、コードカバーを押出し型材で構成でき、間仕切パネルの高さ等に応じて所望の長さにすることが用意である。
請求項5によれば、各コードホルダーは、同一形状の部材であり、対となったコードホルダーは互いに上下反転させて使用するので、部品点数が少なくなり、コスト低減化を図ることができるばかりでなく、コーナー部の両側の間仕切パネルに誤って反対側のコードホルダーを装着することもなくなるのである。
複数の単位パネルを上下左右に連結して平面視T字状の間仕切装置を構築した状態の斜視図である。 複数の単位パネルを上下左右に直線状に連結した状態の部分斜視図である。 間仕切装置におけるハンギング溝の構造を示す部分断面図である。 コードホルダーの斜視図である。 間仕切装置のコーナー部にコードホルダーとコードカバーを装着して配線ダクトを形成する手順を示し、(a)はコードホルダーを装着する前の状態を示す部分斜視図、(b)は各コードホルダーをハンギング溝に装着してコーナー部に寄せて配置する状態の部分斜視図、(c)は一対のコードホルダーにコードカバーを装着する状態を示す部分斜視図である。 (a)は間仕切装置のコーナー部に寄せて装着した一対のコードホルダーにコードカバーを装着する状態を示す部分平面図、(b)はコードホルダーにコードカバーを装着して配線ダクトを形成した状態の部分平面図である。 コードホルダーを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X線拡大断面図である。 コードカバーの部分分解斜視図である。 間仕切装置のコーナー部に形成した配線ダクトの斜視図である。 間仕切装置に連結して設置した配線機能を備えたキャビネットを示す部分斜視図である。 同じく間仕切装置にキャビネット本体を連結する構造を示す分解斜視図である。 間仕切装置に連結したキャビネット本体に側板と天板を取付ける様子を示す分解斜視図である。 キャビネットの天板後縁に沿って設けた横配線ダクトを示す簡略縦断面図である。 同じく横配線ダクトの分解斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図3は本発明に係る間仕切装置の実施形態を示し、図4〜図9は本発明に係る配線ダクト装置を示し、図中符号1は間仕切パネル、2は単位パネル、3はコーナーポスト、4はエンドポスト、5は配線ダクト装置、6はコードホルダー、7はコードカバーをそれぞれ示している。本発明では、複数の単位パネル2,…を上下方向に連結して構成した部分を間仕切パネル1としているが、間仕切パネル1は最初から一枚ものであっても構わない。
本実施形態では、アルミ押出し型材からなる複数の単位パネル2,…を図示しない下連結具、上連結具及び締結具とからなる連結手段にて上下に連結して所望の高さの間仕切パネル1を構成するとともに、同じ連結手段を用いて単位パネル2,2同士を左右に連結し、更にコーナーポスト3やエンドポスト4を連結して間仕切装置を構成する。
先ず、図1〜図3に示すように、前記単位パネル2は、表面板8と裏面板9とが下嵌合部10と上嵌合部11及び単又は複数の連結部12,…で連結された中空形状であり、下段の単位パネル2の上嵌合部11に上段の単位パネル2の下嵌合部10を嵌合した状態で、連結手段で上下左右に連結するのである。更に、前記単位パネル2の表面板8と裏面板9の上下縁に沿って係止縁13,14を形成し、上下に位置する単位パネル2,2の係止縁13,14を対向させ且つその間に開口部15を設けて上下の単位パネル間に沿ってハンギング溝16を形成するようになっている。尚、前記ハンギング溝16は、前記係止縁13,14の他に前記下嵌合部10と上嵌合部11の一部も使用して構成され、上下の単位パネル2,2の接合線が該ハンギング溝16の開口部15の上縁に一致するように設定し、接合線が見立たないようにしている。前記ハンギング溝16の断面形状は、略上下対称な形状となっており、前記開口部15の上下に空間部を有している。
図1に示すように、前記間仕切パネル1には上下に一定間隔毎に横方向に延びたハンギング溝16,…を有している。そして、前記間仕切パネル1,…を前記コーナーポスト3で直角に連結して間仕切装置を構成している。そして、直角に連結された隣接する2枚の間仕切パネル1,1によってコーナー部17が形成される。前記コーナー部17の両側のハンギング溝16,…同じ高さになっている。
そして、本発明は、図4〜図9に示すように、各間仕切パネル1,1の同一高さのハンギング溝16,16に係止する複数対のコードホルダー6と、対となったコードホルダー6,6に同時に係合するコードカバー7とからなり、前記コードホルダー6は、少なくとも前記ハンギング溝16に係止する係止部18と、配線コードの保持部19と、前記コードカバー7を係合する係合部20とを備えている。
更に詳しくは、前記コードホルダー6は、前記間仕切パネル1の表面に当接する基板21を有するとともに、該基板21の一端部から該基板21に対して45度の角度で延びた保持板22を有し、前記基板21の裏面に前記ハンギング溝16に係止する係止部18を突設したものである。そして、各コードホルダー6の係止部18を前記ハンギング溝16に係止し、対となった両コードホルダー6,6の保持板22,22同士を重合させて前記コーナー部17に位置させた状態で前記コードカバー7を各コードホルダー6,6の係合部20,20に同時に係合するのである。
更に、図7に示すように、前記コードホルダー6の係止部18は、前記ハンギング溝16にパネル面外方向から挿入可能で且つ90度回転して抜止め係合する構造である。つまり、前記コードホルダー6の基板21の裏面に、首部23を介して長方形状の係止板24を突設し、前記首部23は、断面形状が前記ハンギング溝16の開口部15の開口幅より若干小さい正方形の一対の対角位置にある角部を45度にカットした形状となっている。このカット部25は、前記ハンギング溝16の開口部15の挿入した後、90度回転できるようにするために設けている。また、前記係止部18の係止板24は、短辺の幅が前記ハンギング溝16の開口部15の開口幅より若干小さく、長辺の幅は前記ハンギング溝16の内部空間の上下寸法より若干小さく設定したものである。
そして、前記係止板24の長辺を前記ハンギング溝16に沿わせて開口部15に挿入し、コードホルダー6を90度回転させて、該係止板24の上下端部を上下係止縁13,14の裏側に係止して装着する。この状態で、前記コードホルダー6は、ハンギング溝16に沿ってスライド可能としている。
また、前記コードホルダー6の保持板22と前記基板21の表面中間部に突設した弾性片26とで前記保持部19を形成するとともに、該弾性片26と前記基板21の表面端部に突設した端片27とで前記係合部20を形成し、前記コードカバー7の裏面両側部に沿って突設した脚片28,28を前記係合部20に弾性的に係合できるようになっている。また、前記コードホルダー6の保持板22の上下半分の位置に突片29を突設している。対となったコードホルダー6,6の保持板22,22同士が重合した状態で、一方のコードホルダー6の保持板22の下部から突設した突片29と他方のコードホルダー6の保持板22の上部から突設した突片29とが互いに上下に当接するとともに、他方のコードホルダー6の端部に嵌合するようになっている。ここで、コーナー部17の両側のハンギング溝16,16に装着する各コードホルダー6,6は、同一形状の部材であり、対となったコードホルダー6,6は互いに上下反転させて使用するのである。
更に、前記コードホルダー6の突片29と他のコードホルダー6の端部との嵌合構造について説明する。図6に示すように、前記突片29の先端部には僅かに突出した爪部29Aを有する一方、コードホルダー6の端部には該爪部29Aを受け入れる凹段部29Bを形成してあり、各コードホルダー6の係止部18をハンギング溝16に係合し、互いに接近するようにコーナー部17に移動させると、各コードホルダー6の突片29,29は相手のコードホルダー6の端部に当接するようになり、最終的に前記保持板22,22同士が重合した瞬間に、前記爪部29Aが凹段部29Bに嵌合して逆戻りすることを防止することができる。従って、各コードホルダー6の保持部19に配線コード31を装着する際に、不意にコードホルダー6が移動することがないのである。
前記保持板22は、先端部が内向きに屈曲して抱持部30を形成し、前記弾性片26とで形成した保持部19に配線コード31を保持した状態で、該配線コード31がコードカバー7の裏面に直接当らないようにしている。
前記コードカバー7は、図8に示すように、アルミ押出し型材で形成し、表面側にやや湾曲した化粧板32の裏面側の両側に、前記係合部20に係合する前記脚片28,28を形成した構造である。前記脚片28には、前記弾性片26の先端部外側に形成した突部33に係止する爪部34を形成するとともに、中央部に断面C字形の下穴35を形成している。そして、前記コードカバー7の切断端部には、該端面を覆うように、カバー板36を配置し、該カバー板36に開口した通孔37,37に通したネジ38,38を前記下穴35,35に螺合して取付けている。前記カバー板36は、前記化粧板32と脚片28,28の端部を覆うが、両脚片28,28の間は前記配線コード31を引き出せるように切欠部39となっている。
間仕切装置のコーナー部17に本発明の配線ダクト装置5を設けるには、図5に示すように、先ずコーナー部17を挟んで同じ高さ位置のハンギング溝16,16に、それぞれコードホルダー6,6の係止部18を挿入し(図5(a)参照)、互いの保持板22,22同士が対面するように909度回転させ(図5(b)参照)、そして互いのコードホルダー6,6をハンギング溝16に沿ってスライドさせてコーナー部17に寄せ、互いの保持板22,22同士を重合するとともに、一方のコードホルダー6の保持板22の下部から突設した突片29と他方のコードホルダー6の保持板22の上部から突設した突片29とが互いに上下に当接させるとともに、他方の端部に当接させる(図5(c)参照)。この対となったコードホルダー6,6を、所定高さに複数対装着した後、前記コードカバー7の両脚片28,28を各コードホルダー6,6の係合部20,20に抜止め状態で弾性的に係合する。尚、前記コードカバー7を装着する前に、各コードホルダー6,6の保持部19,19を利用して上下方向に配線コード31を保持して配線する。
次に、図10〜図14に基づいて、前述の間仕切装置に配線機能付きのキャビネット40を連結するとともに、横ダクト装置41を該キャビネット40の天板42の上面後縁と間仕切パネル1の表面とが作る水平方向のコーナー部43に設けたものである。先ず、前記キャビネット40は通常の箱型で、それ自体はどのような構造でも良い。前記キャビネット40の上面板44の上面には後方へ突出状態で前記天板42を取付け、側面板45の外側面に後方へ突出状態で側板46を取付けるようになっている。前記キャビネット40の背面を、前記間仕切パネル1のハンギング溝16に左右に間隔を置いて係止した連結金具47,47の前端にネジ止めし、それから上面板44に天板42をネジ止めするとともに、側面板45に側板46をネジ止めし、該キャビネット40の背面と天板42と側板46の後部とで囲まれた配線空間48を形成する。また、前記天板42の後縁部で両側部を除いて切欠部49を形成し、前記配線空間48に連通するようにしている。
そして、前記天板42の切欠部49の後縁から裏面に延びた固定金具50を取付け、該固定金具50の45度に傾斜した取付板51に、前記コードカバー7を水平に向けて両脚片28,28の間に嵌合し、化粧板32を貫通させたネジを前記取付板51に螺合して前記コーナー部43に保持する。前記コードカバー7の化粧板32には適宜開口52を形成し、前記取付板51に取付けたコンセント端子53を正面に出現させている。尚、コンセント端子53に接続した配線コード(図示せず)は、前記コードカバー7の背面に配設し、適宜前記切欠部49から下方の配線空間48に配線する。
また、前記コードカバー7の両端部には、前記同様なカバー板54を取付けて、両端部を塞いでいるが、前記切欠部39を有するカバー板36を取付けて横方向に配線コードを引き出すことも可能である。これは、複数のキャビネット40,…を横方向に連結して設置する場合に有効であり、また前述の上下方向の配線ダクト装置5に渡って配線する場合にも有効である。
1 間仕切パネル、 2 単位パネル、
3 コーナーポスト、 4 エンドポスト、
5 配線ダクト装置、 6 コードホルダー、
7 コードカバー、 8 表面板、
9 裏面板、 10 下嵌合部、
11 上嵌合部、 12 連結部、
13 係止縁、 14 係止縁、
15 開口部、 16 ハンギング溝、
17 コーナー部、 18 係止部、
19 保持部、 20 係合部、
21 基板、 22 保持板、
23 首部、 24 係止板、
25 カット部、 26 弾性片、
27 端片、 28 脚片、
29 突片、 30 抱持部、
31 配線コード、 32 化粧板、
33 突部、 34 爪部、
35 下穴、 36 カバー板、
37 通孔、 38 ネジ、
39 切欠部、 40 キャビネット、
41 横ダクト装置、 42 天板、
43 コーナー部、 44 上面板、
45 側面板、 46 側板、
47 連結金具、 48 配線空間、
49 切欠部、 50 固定金具、
51 取付板、 52 開口、
53 コンセント端子、 54 カバー板。

Claims (5)

  1. 表面に沿って横方向に延びたハンギング溝を上下に所定間隔毎に複数形成した間仕切パネルを、互いに直角に連結して構築した間仕切装置において、隣接する2枚の間仕切パネルによって形成されるコーナー部であって、各間仕切パネルの同一高さのハンギング溝に係止する複数対のコードホルダーと、対となったコードホルダーに同時に係合するコードカバーとからなり、前記コードホルダーは、少なくとも前記ハンギング溝に係止する係止部と、配線コードの保持部と、前記コードカバーを係合する係合部とを備えたことを特徴とする間仕切装置における配線ダクト装置。
  2. 前記コードホルダーは、前記間仕切パネルの表面に当接する基板を有するとともに、該基板の一端部から該基板に対して45度の角度で延びた保持板を有し、前記基板の裏面に前記ハンギング溝に係止する係止部を突設したものであり、各コードホルダーの係止部を前記ハンギング溝に係止し、対となった両コードホルダーの保持板同士を重合させて前記コーナー部に位置させた状態で前記コードカバーを各コードホルダーの係合部に同時に係合してなる請求項1記載の間仕切装置における配線ダクト装置。
  3. 前記コードホルダーの係止部は、前記ハンギング溝にパネル面外方向から挿入可能で且つ90度回転して抜止め係合する構造であり、対となったコードホルダーの保持板同士が重合した状態で、一方のコードホルダーの保持板の下部から突設した突片と他方のコードホルダーの保持板の上部から突設した突片とが互いに上下に当接するとともに、他方のコードホルダーの端部に嵌合してなる請求項2記載の間仕切装置における配線ダクト装置。
  4. 前記コードホルダーの保持板と前記基板の表面中間部に突設した弾性片とで前記保持部を形成するとともに、該弾性片と前記基板の表面端部に突設した端片とで前記係合部を形成し、前記コードカバーの裏面両側部に沿って突設した脚片を前記係合部に係合してなる請求項2又は3記載の間仕切装置における配線ダクト装置。
  5. 各コードホルダーは、同一形状の部材であり、対となったコードホルダーは互いに上下反転させて使用する請求項1〜4何れかに記載の間仕切装置における配線ダクト装置。
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