JP5256534B2 - 半導体メモリのメモリセル間のデータコピー方法 - Google Patents

半導体メモリのメモリセル間のデータコピー方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体メモリのメモリセル間データコピー方法に関する技術である。
近年のSRAM(Static Random
Access Memory)等のメモリは、SoCに搭載されるCMOSプロセス技術が進展し、集積回路の加工寸法(スケーリングサイズ)が縮小され、より高いチップ密度と低いチップコストが実現され、メモリ容量が増大している。このようなスケーリングサイズの縮小は、SRAM等のメモリセルを構成するトランジスタのしきい値電圧のばらつきを拡大し、メモリセルにおける読み出しや書き込みのノイズマージンを低下させ、メモリセル動作を不安定性化し、ビット誤り率(BER;Bit Error Rate)を増大させている。
上記状況に鑑みて、本発明者らは、アプリケーションやメモリ状況に応じてメモリセルのビット信頼性を動的に変化させることができ、動作の安定性を確保して低消費電力化および高信頼性化を実現できるメモリを提供することを目的として、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(1ビット/1セルモード、以下「通常モード」と称する)と、1ビットがn(nは2以上)個のメモリセルを連結して構成されるモード(1ビット/nセルモード、以下「高信頼モード」と称する)とを動的に切り替えることができ、通常モードから高信頼モードに切り替えることにより、1ビットの動作安定性の増大および読出し動作のセル電流の増大(読出し動作の高速化)を行い、またビットエラーの自己修復が行えるといった新規な半導体メモリを既に提案している(特許文献1を参照)。
かかる提案の半導体メモリの一実施例は、図1に示すように、各々の出力がメモリセルの列に対応して配置される一対のビットラインの各々に至る経路に接続されるクロスカップル接続された一対のインバータと、ビットラインとインバータの出力との間に設けられた一対のスイッチ部と、スイッチ部の導通が制御し得る1本のワードラインとから構成されるメモリセルにおいて、隣接する2つのメモリセルのデータ保持ノード間に、1対のP型MOSトランジスタと、該P型MOSトランジスタが導通するように制御し得る1本のモード制御ラインを追加した構成とされる。
ここで、図1のメモリセルの回路動作を簡単に説明する。
図1に示すメモリセル(MC01)は、電源電位VVDDAおよび接地電位VGNDAの間に直列に接続されるP型MOSトランジスタ(M00)およびN型MOSトランジスタ(M02)と、電源電位VVDDAおよび接地電位VGNDAの間に直列に接続されるP型MOSトランジスタ(M01)およびN型MOSトランジスタ(M03)とからなるラッチ回路を構成している。メモリセル(MC01)自体は、一般的な6トランジスタの構成のメモリセルである。
メモリセル(MC10)も同様に、電源電位VVDDBおよび接地電位VGNDBの間に直列に接続されるP型MOSトランジスタ(M10)およびN型MOSトランジスタ(M12)と、電源電位VVDDBおよび接地電位VGNDBの間に直列に接続されるP型MOSトランジスタ(M11)およびN型MOSトランジスタ(M13)とからなるラッチ回路を構成している。メモリセル(MC10)自体も、一般的な6トランジスタの構成のメモリセルである。
メモリセル(MC01)では、P型MOSトランジスタ(M00)およびN型MOSトランジスタ(M02)のゲート端子は、共にP型MOSトランジスタ(M01)およびN型MOSトランジスタ(M03)のノード(N01)に接続されている。また、P型MOSトランジスタ(M01)およびN型MOSトランジスタ(M03)のゲート端子は、共にP型MOSトランジスタ(M00)およびN型MOSトランジスタ(M02)のノード(N00)に接続されている。このようにM00〜M03のトランジスタはクロスカップル接続されているため、P型MOSトランジスタ(M00,M01)は負荷トランジスタとして動作し、N型MOSトランジスタ(M02,M03)は駆動トランジスタとして動作する。メモリセル(MC10)も同様である。
またメモリセル(MC01)は、相補なビットライン(BL,/BL)と、ノード(N00,N01)との間にそれぞれ接続されたN型MOSトランジスタ(M04、M05)のスイッチ部を備える。N型MOSトランジスタ(M04,M05)のゲート端子は、共に共通のワードライン(WLA)に接続されており、N型MOSトランジスタ(M04,M05)のゲート電位はワードライン(WLA)により制御される。すわなち、メモリセル(MC01)においては、P型MOSトランジスタ(M00,M01)を負荷トランジスタとし、N型MOSトランジスタ(M02,M03)を駆動トランジスタし、N型MOSトランジスタ(M04,M05)をスイッチ部として動作するのである。
また、メモリセル(MC10)も、相補なビットライン(BL,/BL)と、ノード(N10,N11)との間にそれぞれ接続されたN型MOSトランジスタ(M14、M15)のスイッチ部を備える。N型MOSトランジスタ(M14,M15)のゲート端子は、共に共通のワードライン(WLA)に接続されており、N型MOSトランジスタ(M14,M15)のゲート電位はワードライン(WLA)により制御される。
そして、メモリセル(MC01,MC10)のデータ保持ノード間(N00とN10の間、N01とN11の間)に、モード制御スイッチ部となる1対のP型MOSトランジスタ(M20、M21)が設けられ、このP型MOSトランジスタ(M20、M21)の導通を制御する1本のモード制御ライン(/CTRL)が設けられている。
以上のような回路構成のメモリセルでは、1ビットのデータをメモリセル(MC01)に記憶する場合と、1ビットのデータをメモリセル(MC01)とメモリセル(MC10)の2つのメモリセルに記憶する場合とを、モード制御ライン(/CTRL)を用いて、使い分けることが可能である。上記回路構成のメモリセルは、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(通常モード)と、1ビットが2個のメモリセルを連結して構成されるモード(高信頼モード)の2つの状態を有し、アプリケーションやメモリ状況に応じてメモリセルのビット信頼性を動的に変化させることができ、動作の安定性を確保して低消費電力化および高信頼性化を実現する。この通常モードから高信頼モードに切り替えることによって、1ビットの動作安定性の増大および読出し動作のセル電流の増大(読出し動作の高速化)を図ることができ、またビットエラーの自己修復が行える。
この通常モードと高信頼モードといった動作モードは、図2に示すように、メモリセルブロック毎に動的に変化させることが可能である。通常モードから高信頼モードに切り替える際は、対となっているメモリセル(MC01,MC10)に同一のデータを記憶させる必要がある。このため、通常モードから高信頼モードにモードを切り替えるメモリセルブロックにおいては、ブロック内の全てのメモリセル間のデータコピーを行う必要がある。
PCT/JP2009/50086
上述したように、提案中の半導体メモリでは、通常モードから高信頼モードに移行する際に、対となっているメモリセルに同一のデータを記憶させる必要がある。しかし、メモリブロック内の全てのメモリセルに対して、データを書き込む方法では、長いサイクルタイムが必要になるといった問題がある。
上記状況に鑑みて、本発明は、メモリセルのビット信頼性QoB(Quality of Bit)を動的に変化させることができる提案中の半導体メモリにおいて、通常モードから高信頼モードへの移行を、高速、かつ、低電圧動作で行えるメモリセル間の一括データコピー方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点のメモリセル間のデータコピー方法は、 各々の出力がメモリセルの列に対応して配置される一対のビットラインの各々に至る経路に接続されるクロスカップル接続された一対のインバータと、ビットラインとインバータの出力との間に設けられた一対のスイッチ部と、スイッチ部の導通を制御する1本のワードラインと、から構成される1ビットのメモリセルと、隣接するメモリセルのデータ保持ノード間にモード制御スイッチ部と、該モード制御スイッチ部の導通を制御する1本のモード制御ラインと、を備え、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(1ビット/1セルモード;通常モード)と、1ビットがn(nは2以上)個のメモリセルを連結して構成されるモード(1ビット/nセルモード;高信頼モード)とを、モード制御ラインを用いて動的に切り替えできる半導体メモリにおいて、1ビット/1セルモード(通常モード)から1ビット/nセルモード(高信頼モード)へとモード切り換えの際に、コピー元のメモリセル(コピー元セル)からコピー先のメモリセル(コピー先セル)へ保持データを転送する方法であって、
1−1)一対のビットラインの状態をハイレベルに、かつ、コピー先セルのワードラインの状態をハイレベルに、かつ、コピー先セルのグランドラインを電源電位にするステップと、
1−2)コピー先セルのワードラインの状態をローレベルにするステップと、
1−3)モード制御ラインを制御して、モード制御スイッチ部を導通させるステップと、
1−4)コピー先セルのグランドラインをグランド電位に戻すステップと、
から構成される。
上記1−1)〜1−4)のステップによれば、通常モードから高信頼モードに切り替えるメモリセルブロックにおいて、メモリセル間の一括データコピーを、短いサイクルで高速に行え、かつ低電圧動作で行える。
また、本発明の第2の観点のメモリセル間のデータコピー方法は、各々の出力がメモリセルの列に対応して配置される一対のビットラインの各々に至る経路に接続されるクロスカップル接続された一対のインバータと、ビットラインとインバータの出力との間に設けられた一対のスイッチ部と、スイッチ部の導通を制御する1本のワードラインと、から構成される1ビットのメモリセルと、隣接するメモリセルのデータ保持ノード間にモード制御スイッチ部と、該モード制御スイッチ部の導通を制御する1本のモード制御ラインと、を備え、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(1ビット/1セルモード;通常モード)と、1ビットがn(nは2以上)個のメモリセルを連結して構成されるモード(1ビット/nセルモード;高信頼モード)とを、モード制御ラインを用いて動的に切り替えできる半導体メモリにおいて、1ビット/1セルモード(通常モード)から1ビット/nセルモード(高信頼モード)へとモード切り換えの際に、コピー元のメモリセル(コピー元セル)からコピー先のメモリセル(コピー先セル)へ保持データを転送する方法であって、
2−1)一対のビットラインの状態をローレベルに、かつ、コピー先セルのワードラインの状態をハイレベルに、かつ、コピー先セルの電源ラインをグランド電位にするステップと、
2−2)コピー先セルのワードラインの状態をローレベルにするステップと、
2−3)モード制御ラインを制御して、モード制御スイッチ部を導通させるステップと、
2−4)コピー先セルの電源ラインを電源電位に戻すステップと、
から構成される。
上記2−1)〜2−4)のステップによれば、通常モードから高信頼モードに切り替えるメモリセルブロックにおいて、メモリセル間の一括データコピーを、短いサイクルで高速に行え、かつ低電圧動作で行える。また、第2の観点のメモリセル間のデータコピー方法は、第1の観点のメモリセル間のデータコピー方法と比べて、上記2−3)のステップのモード制御スイッチ部が導通する直前まで、コピー先セルの内部状態がより不安定となり、すなわち、コピー先セルの保持データが全てローレベルとなることから、データコピーのビット誤り率(BER)を低減できる。
ここで、モード制御スイッチ部がP型MOSトランジスタで構成される場合、コピー先セルの電源ラインを制御する第2の観点のメモリセル間のデータコピー方法を用いる方が好ましい。
モード制御スイッチ部がP型MOSトランジスタで構成される場合、コピー先セルのグランドラインを制御する第1の観点よりも、コピー先セルの電源ラインを制御する第2の観点の方が、データコピーのビット誤り率(BER)をより低減でき、また、より低い動作電圧で動作できるからである。
また、モード制御スイッチ部は、N型MOSトランジスタで構成されるのが好ましい。
モード制御スイッチ部がN型MOSトランジスタで構成される場合は、コピー先セルのグランドラインを制御する第1の観点、コピー先セルの電源ラインを制御する第2の観点、共に、データコピーのビット誤り率(BER)をより低減でき、また、より低い動作電圧で動作できるからである。
本発明のメモリセル間の一括データコピー方法によれば、メモリセルのビット信頼性QoBを動的に変化させ得る提案中の半導体メモリにおいて、通常モードから高信頼モードへの移行時間を大幅に短縮することができ、また、動作下限電圧を1つのメモリセル(6トランジスタ構成)よりも下げることができる。
メモリセルのビット信頼性QoBを動的に変化させ得る提案中の半導体メモリのメモリセルの回路構成図 提案中の半導体メモリのメモリセルブロックの概念図 実施例1,2のメモリセルの回路構成図 実施例1のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第1ステップ) 実施例1のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第2ステップ) 実施例1のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第3ステップ) 実施例1のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第4ステップ) 実施例1の第1〜第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形図 実施例2のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第1ステップ) 実施例2のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第2ステップ) 実施例2のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第3ステップ) 実施例2のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第4ステップ) 実施例2の第1〜第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形図 実施例3,4のメモリセルの回路構成図 実施例3のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第1ステップ) 実施例3のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第2ステップ) 実施例3のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第3ステップ) 実施例3のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第4ステップ) 実施例3の第1〜第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形図 実施例4のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第1ステップ) 実施例4のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第2ステップ) 実施例4のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第3ステップ) 実施例4のデータコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図(第4ステップ) 実施例4の第1〜第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形図 実施例1〜4のデータコピー時の動作電圧とビット誤り率のグラフ
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図3は、本実施例1と後述する実施例2のメモリセルの回路構成図である。
実施例1では、6トランジスタで構成される1ビットのメモリセルのペア(MC01,MC10)のデータ保持ノード間に、モード制御スイッチ部として1対のP型MOSトランジスタ(M20,M21)と、このP型MOSトランジスタの導通を制御する1本のモード制御ライン(/CTRL)とを設けた半導体メモリにおいて、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(通常モード)から1ビットが2個のメモリセルで構成されるモード(高信頼モード)へ高速に移行するメモリセル間の一括データコピー方法を以下に説明する。
図4−1〜図4−4は、本実施例1のメモリセル間の一括データコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図である。図4−1〜図4−4において、メモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データをメモリセル(MC10)へデータコピーして、メモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データとメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データを同一にするものとする。
通常モードの時は、1ビットが1個のメモリセル(MC01)で構成される。メモリセル(MC01)のビット情報は、ノードm0が“H”で、ノードm1が“L”である。
通常モードから高信頼モードに移行した場合、1ビットが2個のメモリセル(MC01,MC10)で構成される。すなわち、通常モードから高信頼モードに移行する場合に、メモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データとメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データを同一にすべく、メモリセル(MC01)の保持データをメモリセル(MC10)へデータコピーする必要がある。
データコピーの方法としては、コピー先のメモリセル(MC10)のグランドライン(VVGDB)と電源ライン(VVDDB)を制御する2通りの方法がある。本実施例1では、グランドライン(VGNDB)を制御する方法について、データコピーの手順を説明する。
先ず、図4−1に示すように、一対のビットライン(BL,/BL)の状態をハイレベル(“H”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をハイレベル(“H”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)のグランドライン(VGNDB)を電源電位(“VDD”)にする(第1ステップ)。
次に、図4−2に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をローレベル(“L”)にする(第2ステップ)。
次に、図4−3に示すように、コピー元のメモリセル(MC01)とコピー先のメモリセル(MC10)との間を接続しているP型MOSトランジスタ(M20,M21)の導通制御するモード制御ライン(/CTRL)をローレベル(“L”)にして、P型MOSトランジスタ(M20,M21)を導通させ、コピー元のメモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データをコピー先のメモリセル(MC10)へデータ転送する(第3ステップ)。
最後に、図4−4に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)のグランドライン(VGNDB)を再びグランド電位(“GND”)の状態に戻す(第4ステップ)。
これにより、メモリセル(MC01)の保持データをメモリセル(MC10)へデータコピーする処理が完了する。
図5は、本実施例1の上記第1ステップから第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形を示したものである。上段の波形は、ワードライン(WLB),モード制御ライン(CTRL),コピー先メモリセルのグランドライン(VGNDB)の信号波形を示している。また、中段の波形は、コピー元のメモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データの信号波形を示している。また、下段の波形は、コピーによってデータを書き換えられる側のコピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データの信号波形を示している。
図5に示されるように、上記第3ステップで、モード制御ライン(CTRL)がローレベル(“L”)になるタイミングで、コピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データが書き換えられている。
本実施例1のメモリセル間のデータコピー方法を用いることによって、グランドライン(VGND)を共有するメモリセルブロック内の全データを数サイクルでコピーすることが可能となり、通常モードから高信頼性モードへの移行時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、後述するように、本実施例1のメモリセル間のデータコピー方法におけるコピー動作時のビット誤り率(BER)は、0.5(V)以下であり、従来の6トランジスタ構成のメモリセルのコピー動作と比較して動作下限電圧が更に向上できている。
次に、実施例2では、実施例1と同様に、6トランジスタで構成される1ビットのメモリセルのペア(MC01,MC10)のデータ保持ノード間に、モード制御スイッチ部として1対のP型MOSトランジスタ(M20,M21)と、このP型MOSトランジスタの導通を制御する1本のモード制御ライン(/CTRL)とを設けた半導体メモリにおいて、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(通常モード)から1ビットが2個のメモリセルで構成されるモード(高信頼モード)へ高速に移行するメモリセル間の一括データコピー方法を以下に説明する。
実施例1はグランドライン(VGNDB)を制御する方法であったのに対して、実施例2では電源ライン(VVDDB)を制御する方法でデータコピーを行う。
先ず、図6−1に示すように、一対のビットライン(BL,/BL)の状態をローレベル(“L”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をハイレベル(“H”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)の電源ライン(VVDDB)をグランド電位(“GND”)にする(第1ステップ)。
次に、図6−2に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をローレベル(“L”)にする(第2ステップ)。
次に、図6−3に示すように、コピー元のメモリセル(MC01)とコピー先のメモリセル(MC10)との間を接続しているP型MOSトランジスタ(M20,M21)の導通制御するモード制御ライン(/CTRL)をローレベル(“L”)にして、P型MOSトランジスタ(M20,M21)を導通させ、コピー元のメモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データをコピー先のメモリセル(MC10)へデータ転送する(第3ステップ)。
最後に、図6−4に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)の電源ライン(VVDDB)を再び電源電位(“VDD”)の状態に戻す(第4ステップ)。
これにより、メモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データをメモリセル(MC10)へデータコピーする処理が完了する。
図7は、本実施例2の上記第1ステップから第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形を示したものである。上段の波形は、ワードライン(WLB),モード制御ライン(CTRL),コピー先メモリセルの電源ライン(VVDDB)の信号波形を示している。また、中段の波形は、コピー元のメモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データの信号波形を示している。また、下段の波形は、コピーによってデータを書き換えられる側のコピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データの信号波形を示している。
図7に示されるように、上記第3ステップで、モード制御ライン(CTRL)がローレベル(“L”)になるタイミングで、コピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データが書き換えられている。
また、図7に示されるように、モード制御ライン(CTRL)がローレベル(“L”)になるタイミング直前まで、コピー先のメモリセルの内部状態がより不安定となり、すなわち、コピー先のメモリセルの保持データが全てローレベルとなることから、データコピーのビット誤り率(BER)を低減できる。
本実施例2のメモリセル間のデータコピー方法を用いることによって、電源ライン(VVDD)を共有するメモリセルブロック内の全データを数サイクルでコピーすることが可能となり、通常モードから高信頼性モードへの移行時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、後述するように、本実施例2のメモリセル間のデータコピー方法におけるコピー動作時のビット誤り率(BER)は、0.5(V)以下であり、従来の6トランジスタ構成のメモリセルのコピー動作と比較して動作下限電圧が更に向上できている。
次に、図8は、本実施例3と後述する実施例4のメモリセルの回路構成図である。
実施例3では、6トランジスタで構成される1ビットのメモリセルのペア(MC01,MC10)のデータ保持ノード間に、モード制御スイッチ部として1対のN型MOSトランジスタ(M20,M21)と、このN型MOSトランジスタの導通を制御する1本のモード制御ラインとを設けた半導体メモリにおいて、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(通常モード)から1ビットが2個のメモリセルで構成されるモード(高信頼モード)へ高速に移行するメモリセル間の一括データコピー方法を以下に説明する。
図9−1〜図9−4は、本実施例3のメモリセル間の一括データコピー方法におけるステップ毎の回路状態の説明図である。図9−1〜図9−4において、メモリセル(MC01)ノード(m0,m1)の保持データをメモリセル(MC10)へデータコピーして、メモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データとメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データを同一にするものとする。
通常モードの時は、1ビットが1個のメモリセル(MC01)で構成される。メモリセル(MC01)のビット情報は、ノード(m0,m1)の保持データである。
通常モードから高信頼モードに移行した場合、1ビットが2個のメモリセル(MC01,MC10)で構成される。すなわち、通常モードから高信頼モードに移行する場合に、メモリセル(MC01)の保持データ(m0,m1)とメモリセル(MC10)の保持データ(n0,n1)を同一にすべく、メモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データをメモリセル(MC10)へデータコピーする必要がある。
データコピーの方法としては、コピー先のメモリセル(MC10)のグランドライン(VVGDB)と電源ライン(VVDDB)を制御する2通りの方法がある。本実施例3では、グランドライン(VVGDB)を制御する方法について、データコピーの手順を説明する。
先ず、図9−1に示すように、一対のビットライン(BL,/BL)の状態をハイレベル(“H”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をハイレベル(“H”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)のグランドライン(VGNDB)を電源電位(“VDD”)にする(第1ステップ)。
次に、図9−2に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をローレベル(“L”)にする(第2ステップ)。
次に、図9−3に示すように、コピー元のメモリセル(MC01)とコピー先のメモリセル(MC10)との間を接続しているN型MOSトランジスタ(M20,M21)の導通制御するモード制御ライン(CTRL)をハイレベル(“H”)にして、N型MOSトランジスタ(M20,M21)を導通させ、コピー元のメモリセル(MC01)の保持データ(m0,m1)をコピー先のメモリセル(MC10)へデータ転送する(第3ステップ)。
最後に、図9−4に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)のグランドライン(VGNDB)を再びグランド電位(“GND”)の状態に戻す(第4ステップ)。
これにより、メモリセル(MC01)の保持データ(m0,m1)をメモリセル(MC10)へデータコピーする処理が完了する。
図10は、本実施例3の上記第1ステップから第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形を示したものである。上段の波形は、ワードライン(WLB),モード制御ライン(CTRL),コピー先メモリセルのグランドライン(VGNDB)の信号波形を示している。また、中段の波形は、コピー元のメモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データの信号波形を示している。また、下段の波形は、コピーによってデータを書き換えられる側のコピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データの信号波形を示している。
図10に示されるように、上記第3ステップで、モード制御ライン(CTRL)がハイレベル(“H”)になるタイミングで、コピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データが書き換えられている。
本実施例3のメモリセル間のデータコピー方法を用いることによって、グランドライン(VGND)を共有するメモリセルブロック内の全データを数サイクルでコピーすることが可能となり、通常モードから高信頼性モードへの移行時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、後述するように、本実施例3のメモリセル間のデータコピー方法におけるコピー動作時のビット誤り率(BER)は、0.5(V)以下であり、従来の6トランジスタ構成のメモリセルのコピー動作と比較して動作下限電圧が更に向上できている。
次に、実施例4では、実施例3と同様に、6トランジスタで構成される1ビットのメモリセルのペア(MC01,MC10)のデータ保持ノード間に、モード制御スイッチ部として1対のN型MOSトランジスタ(M20,M21)と、このN型MOSトランジスタの導通を制御する1本のモード制御ライン(CTRL)とを設けた半導体メモリにおいて、1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(通常モード)から1ビットが2個のメモリセルで構成されるモード(高信頼モード)へ高速に移行するメモリセル間の一括データコピー方法を以下に説明する。
実施例3はグランドライン(VGNDB)を制御する方法であったのに対して、実施例4では電源ライン(VVDDB)を制御する方法でデータコピーを行う。
先ず、図11−1に示すように、一対のビットライン(BL,/BL)の状態をローレベル(“L”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をハイレベル(“H”)に、かつ、コピー先のメモリセル(MC10)の電源ライン(VVDDB)をグランド電位(“GND”)にする(第1ステップ)。
次に、図11−2に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)のワードライン(WLB)の状態をローレベル(“L”)にする(第2ステップ)。
次に、図11−3に示すように、コピー元のメモリセル(MC01)とコピー先のメモリセル(MC10)との間を接続しているN型MOSトランジスタ(M20,M21)の導通制御するモード制御ライン(CTRL)をハイレベル(“H”)にして、N型MOSトランジスタ(M20,M21)を導通させ、コピー元のメモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データをコピー先のメモリセル(MC10)へデータ転送する(第3ステップ)。
最後に、図11−4に示すように、コピー先のメモリセル(MC10)の電源ライン(VVDDB)を再び電源電位(“VDD”)の状態に戻す(第4ステップ)。
これにより、メモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データをメモリセル(MC10)へデータコピーする処理が完了する。
図12は、本実施例4の上記第1ステップから第4ステップにおけるメモリセルの保持データの波形を示したものである。上段の波形は、ワードライン(WLB),モード制御ライン(CTRL),コピー先メモリセルの電源ライン(VVDDB)の信号波形を示している。また、中段の波形は、コピー元のメモリセル(MC01)のノード(m0,m1)の保持データの信号波形を示している。また、下段の波形は、コピーによってデータを書き換えられる側のコピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データの信号波形を示している。
図12に示されるように、上記第3ステップで、モード制御ライン(CTRL)がハイレベル(“H”)になるタイミングで、コピー先のメモリセル(MC10)のノード(n0,n1)の保持データが書き換えられている。
また、図12に示されるように、モード制御ライン(CTRL)がハイレベル(“H”)になるタイミング直前まで、コピー先のメモリセルの内部状態がより不安定となり、すなわち、コピー先のメモリセルの保持データが全てローレベルとなることから、データコピーのビット誤り率(BER)を低減できる。
本実施例4のメモリセル間のデータコピー方法を用いることによって、電源ライン(VVDD)を共有するメモリセルブロック内の全データを数サイクルでコピーすることが可能となり、通常モードから高信頼性モードへの移行時間を大幅に短縮することが可能となる。
また、後述するように、本実施例4のメモリセル間のデータコピー方法におけるコピー動作時のビット誤り率(BER)は0.5(V)以下であり、従来の6トランジスタ構成のメモリセルのコピー動作と比較して動作下限電圧が更に向上できている。
図13は、実施例1〜4のデータコピー時の動作電圧とビット誤り率のグラフを示している。横軸は動作電圧であり、縦軸はビット誤り率(BER)である。実施例1〜4のメモリセル間のデータコピー方法におけるコピー動作時のビット誤り率(BER)は、0.5(V)以下であり、従来の6トランジスタ構成のメモリセルのコピー動作と比較して動作下限電圧が更に向上できている。
より詳細には、従来の6トランジスタ構成のメモリセルの場合、図13に示されるように、データコピー動作のビット誤り率(BER)が1.E−4の時の動作下限電圧は0.61(V)である。これに対して、実施例1〜4のデータコピー動作のビット誤り率(BER)は、いずれも0.5(V)以下である。
特に、モード制御スイッチ部がP型MOSトランジスタで構成される場合、コピー先のメモリセルのグランドラインを制御する実施例1のデータコピー方法よりも、コピー先のメモリセルの電源ラインを制御する実施例2のデータコピー方法の方が、ビット誤り率(BER)が低く、動作下限電圧が小さいことがわかる。
また、モード制御スイッチ部がN型MOSトランジスタで構成される実施例3および実施例4のデータコピー方法の場合、モード制御スイッチ部がP型MOSトランジスタで構成される実施例1および実施例2のデータコピー方法よりも、ビット誤り率(BER)が低く、動作下限電圧が小さいことがわかる。
本発明は、コンピュータのキャッシュメモリ等に使用されるSRAMに有用である。
MC01,MC10 メモリセル

Claims (6)

  1. 各々の出力がメモリセルの列に対応して配置される一対のビットラインの各々に至る経路に接続されるクロスカップル接続された一対のインバータと、ビットラインとインバータの出力との間に設けられた一対のスイッチ部と、スイッチ部の導通を制御する1本のワードラインと、から構成される1ビットのメモリセルと、
    隣接するメモリセルのデータ保持ノード間にモード制御スイッチ部と、該モード制御スイッチ部の導通を制御する1本のモード制御ラインと、を備え、
    1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(1ビット/1セルモード)と、1ビットがn(nは2以上)個のメモリセルを連結して構成されるモード(1ビット/nセルモード)とを、モード制御ラインを用いて動的に切り替えできる半導体メモリにおいて、
    前記1ビット/1セルモードから前記1ビット/nセルモードへとモード切り換えの際に、コピー元のメモリセル(コピー元セル)からコピー先のメモリセル(コピー先セル)へ保持データを転送する方法であって、
    1−1)一対のビットラインの状態をハイレベルに、かつ、前記コピー先セルのワードラインの状態をハイレベルに、かつ、前記コピー先セルのグランドラインを電源電位にするステップと、
    1−2)前記コピー先セルのワードラインの状態をローレベルにするステップと、
    1−3)前記モード制御ラインを制御して、前記モード制御スイッチ部を導通させるステップと、
    1−4)前記コピー先セルのグランドラインをグランド電位に戻すステップと、
    を備えたことを特徴とするメモリセル間のデータコピー方法。
  2. 各々の出力がメモリセルの列に対応して配置される一対のビットラインの各々に至る経路に接続されるクロスカップル接続された一対のインバータと、ビットラインとインバータの出力との間に設けられた一対のスイッチ部と、スイッチ部の導通を制御する1本のワードラインと、から構成される1ビットのメモリセルと、
    隣接するメモリセルのデータ保持ノード間にモード制御スイッチ部と、該モード制御スイッチ部の導通を制御する1本のモード制御ラインと、を備え、
    1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(1ビット/1セルモード)と、1ビットがn(nは2以上)個のメモリセルを連結して構成されるモード(1ビット/nセルモード)とを、モード制御ラインを用いて動的に切り替えできる半導体メモリにおいて、
    前記1ビット/1セルモードから前記1ビット/nセルモードへとモード切り換えの際に、コピー元のメモリセル(コピー元セル)からコピー先のメモリセル(コピー先セル)へ保持データを転送する方法であって、
    2−1)一対のビットラインの状態をローレベルに、かつ、前記コピー先セルのワードラインの状態をハイレベルに、かつ、前記コピー先セルの電源ラインをグランド電位にするステップと、
    2−2)前記コピー先セルのワードラインの状態をローレベルにするステップと、
    2−3)前記モード制御ラインを制御して、前記モード制御スイッチ部を導通させるステップと、
    2−4)前記コピー先セルの電源ラインを電源電圧に戻すステップと、
    を備えたことを特徴とするメモリセル間のデータコピー方法。
  3. 各々の出力がメモリセルの列に対応して配置される一対のビットラインの各々に至る経路に接続されるクロスカップル接続された一対のインバータと、ビットラインとインバータの出力との間に設けられた一対のスイッチ部と、スイッチ部の導通を制御する1本のワードラインと、から構成される1ビットのメモリセルと、
    隣接するメモリセルのデータ保持ノード間にモード制御スイッチ部と、該モード制御スイッチ部の導通を制御する1本のモード制御ラインと、を備え、
    1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(1ビット/1セルモード)と、1ビットが2個のメモリセルを連結して構成されるモード(1ビット/2セルモード)とを、モード制御ラインを用いて動的に切り替えできる半導体メモリにおいて、
    前記1ビット/1セルモードから前記1ビット/2セルモードへとモード切り換えの際に、コピー元のメモリセル(コピー元セル)からコピー先のメモリセル(コピー先セル)へ保持データを転送する方法であって、
    1−1)一対のビットラインの状態をハイレベルに、かつ、前記コピー先セルのワードラインの状態をハイレベルに、かつ、前記コピー先セルのグランドラインを電源電位にするステップと、
    1−2)前記コピー先セルのワードラインの状態をローレベルにするステップと、
    1−3)前記モード制御ラインを制御して、前記モード制御スイッチ部を導通させるステップと、
    1−4)前記コピー先セルのグランドラインをグランド電位に戻すステップと、
    を備えたことを特徴とするメモリセル間のデータコピー方法。
  4. 各々の出力がメモリセルの列に対応して配置される一対のビットラインの各々に至る経路に接続されるクロスカップル接続された一対のインバータと、ビットラインとインバータの出力との間に設けられた一対のスイッチ部と、スイッチ部の導通を制御する1本のワードラインと、から構成される1ビットのメモリセルと、
    隣接するメモリセルのデータ保持ノード間にモード制御スイッチ部と、該モード制御スイッチ部の導通を制御する1本のモード制御ラインと、を備え、
    1ビットが1個のメモリセルで構成されるモード(1ビット/1セルモード)と、1ビットが2個のメモリセルを連結して構成されるモード(1ビット/2セルモード)とを、モード制御ラインを用いて動的に切り替えできる半導体メモリにおいて、
    前記1ビット/1セルモードから前記1ビット/2セルモードへとモード切り換えの際に、コピー元のメモリセル(コピー元セル)からコピー先のメモリセル(コピー先セル)へ保持データを転送する方法であって、
    2−1)一対のビットラインの状態をローレベルに、かつ、前記コピー先セルのワードラインの状態をハイレベルに、かつ、前記コピー先セルの電源ラインをグランド電位にするステップと、
    2−2)前記コピー先セルのワードラインの状態をローレベルにするステップと、
    2−3)前記モード制御ラインを制御して、前記モード制御スイッチ部を導通させるステップと、
    2−4)前記コピー先セルの電源ラインを電源電圧に戻すステップと、
    を備えたことを特徴とするメモリセル間のデータコピー方法。
  5. 前記モード制御スイッチ部は、隣接するメモリセルのデータ保持ノード間に、1対のP型MOSトランジスタを配設した構成であり、前記モード制御ラインは、該P型MOSトランジスタのゲートを制御することを特徴とする請求項2又は4のメモリセル間のデータコピー方法。
  6. 前記モード制御スイッチ部は、隣接するメモリセルのデータ保持ノード間に、1対のN型MOSトランジスタを配設した構成であり、前記モード制御ラインは、該N型MOSトランジスタのゲートを制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかのメモリセル間のデータコピー方法。
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