JP5256062B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置に関し、特に、送信機能を有する画像形成装置に関する。
近年、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ等としての機能を併せ持つ画像形成装置(複合機)が普及している。このような画像形成装置では、画像形成機能のみならず、電話回線やネットワーク回線等を使用して種々のデータを送信する送信機能を有している。
この種の画像形成装置には、データを送信する送信先を管理するために、いわゆるアドレス帳と呼ばれる送信先管理システムが設けられている。そして、アドレス帳に表示される送信先情報を指定することにより送信先が設定される。なお、上記のような画像形成装置には、一般的に、タッチパネル機能を有する表示部が設けられており、この表示部の画面に上記アドレス帳画面が表示される。
また、従来、アドレス帳から送信先を指定する際に、ユーザの操作性を向上させることが可能な画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、複数の送信方法でデータを送信することが可能な送信機能を有し、送信先を指定するアドレス帳(アドレス帳画面)に、単に送信先を示すテキスト情報だけでなく、送信先への送信方法が複数の送信方法のいずれであるかを特定するためのカテゴリーを示すアイコンとともに、上記テキスト情報を表示する画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、上記のように、送信先を示すテキスト情報がアイコンとともに表示されるので、ユーザは、容易に、送信方法のカテゴリーを認識することが可能となる。このため、誤操作の発生を低減することが可能となるので、ユーザの操作性が向上する。
特開平11−134163号公報
しかしながら、上記特許文献1の画像形成装置では、カテゴリーの認識が容易になるものの、送信先の検索性を向上させることは困難であるという不都合がある。このため、アドレス帳に記憶(登録)されている多数の送信先から目的の送信先を探し出す操作が煩雑になるという問題点がある。特に、近年では、メモリ容量の増加によってアドレス帳として記憶可能な送信先件数が2000件を超える装置も珍しくなく、このような装置では目的の送信先を探し出す操作がより煩雑になる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、送信先を探し出す操作の操作性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による画像形成装置は、複数の送信方法で情報を送信する送信機能を有する画像形成装置であって、画面上に複数の入力キーを表示してキー操作を受け付けるタッチパネル機能を有し、送信先を指定するためのアドレス帳画面を少なくとも表示する操作表示部と、前記操作表示部の表示内容を制御する表示制御部と、前記入力キーのキー操作を検出するキー操作検出部と、記アドレス帳画面に表示する複数種類の送信先情報を名称と対応付けて記憶する記憶部と、特定の送信方法に該当する前記送信先情報を、前記アドレス帳画面が前記操作表示部に表示されたときに、最初に前記アドレス帳画面に表示する送信先情報として初期設定する初期設定手段とを備え、 前記操作表示部はアドレス帳画面の起動時、初期状態として、初期設定された特定の送信方法に該当する送信先情報のみをアドレス帳画面の送信先表示領域に一覧表示する
この一の局面による画像形成装置では、上記のように構成することによって、アドレス帳画面を表示させたときに(アドレス帳を開いたときに)、初期状態として、初期設定された特定の送信方法に該当する送信先情報のみがアドレス帳画面に表示される。すなわち、アドレス帳を開いたときに、最初に表示する送信先情報を、登録されている送信先情報のなかから所望の送信方法に該当する送信先情報に絞り込んでアドレス帳画面に表示させることができる。このため、最初に表示される送信先情報の数を減らすことができるので、送信先情報を探し出す操作の操作性を向上させることができる。これにより、メモリ容量の増加によってアドレス帳として記憶可能な送信先件数が増加した場合でも、目的の送信先を探し易くすることができる。なお、初期設定として選択(設定)できる送信方法は、1つでも複数でもよい。
また、一の局面による画像形成装置では、上記のように構成することによって、初期設定された特定の送信方法の送信先情報のみが初期状態としてアドレス帳画面に表示されるので、誤って他の送信方法で情報を送信してしまうという不都合が生じるのを抑制することもできる。
上記一の局面による画像形成装置において、送信方法の種類毎に割り当てられ、送信先情報の送信方法の種類を選択するための選択キーをさらに備え、選択キーが操作されると、操作された選択キーに割り当てられた送信方法に該当する送信先情報が名称とともにアドレス帳画面に表示されるように構成してもよい。
上記一の局面による画像形成装置において、選択キーは、アドレス帳画面に、入力キーとして表示されているのが好ましい。
この場合において、好ましくは、表示制御部は、初期設定された送信先情報の送信方法に対応する選択キーを、それ以外の選択キーとの視認差が大きくなるように表示形態を変更して表示する。このように構成すれば、表示されている送信先情報が、どのような送信方法の送信先情報であるのかを、ユーザに認識させ易くすることができるので、送信方法が間違っていないか否かの判断を容易化することができる。このため、これによっても、送信先情報を探し出す操作の操作性を向上させることができる。なお、本発明の「表示形態を変更して表示する」とは、形状、大きさ、模様、色彩および選択キーに表示されている符号のフォントの少なくともいずれか1つを変更して表示する場合を含む。
上記一の局面による画像形成装置において、複数種類の送信先情報は、少なくとも、ファクシミリ端末アドレスおよび電子メールアドレスを含んでいるのが好ましい。
以上のように、本発明によれば、送信先を探し出す操作の操作性を向上させることが可能な画像形成装置を容易に得ることができる。
本発明の一実施形態による複合機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による複合機の操作パネルの平面図である。 本発明の一実施形態による複合機のアドレス帳画面を示した図である。 本発明の一実施形態による複合機の送信先登録画面を示した図である。 アドレス帳画面に表示する送信先情報の初期設定を行う初期設定画面を示した図である。 本発明の一実施形態による複合機における送信先の設定動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による複合機における送信先の設定動作を説明するための図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、画像形成装置の一例である複合機に本発明を適用した例について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による複合機の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施形態による複合機の操作パネルの平面図である。図3〜図5は、本発明の一実施形態による複合機のアドレス帳を説明するための図である。まず、図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態による複合機1の構成について説明する。
一実施形態による複合機1は、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリなどとしての機能を併せ持つネットワーク対応のディジタル複合機であり、複数の送信方法でデータを送信する送信機能を有している。
また、一実施形態による複合機1は、図1に示すように、制御部10によって装置全体の動作が制御される。この制御部10に接続され諸機能を担う入出力機器として、複合機1は、スキャナ部20、エンジン部30、操作パネル40および通信部50を備えている。
制御部10は、CPU11、画像処理部12、および、記憶部13を含んでいる。CPU11は、中央演算処理装置(Central Processing Unit)であり、記憶部13に格納され展開される制御プログラムに基づき複合機1の各部を制御する。画像処理部12は、スキャナ部20で読み取られた画像データ、印刷を行うための画像データ、ユーザ端末1000(たとえば、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置)や相手方のファクシミリ端末2000に送信される画像データに対し、各種画像処理を施す。記憶部13は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性および揮発性の記憶装置を組み合わせて構成される。この記憶部13には、複合機1の制御用プログラム、制御用データ、設定データおよび画像データなどの各種データが記憶される。
スキャナ部20は、スキャナを構成する画像照射ランプ21および撮像素子(たとえば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなど)22を含んでいる。このスキャナ部20は、画像照射ランプ21により原稿を照射し、その反射光を撮像素子22で受光することにより、原稿から画像を読み取る。そして、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部12に出力する。
エンジン部30は、図示しない給紙カセットや給紙ローラなどを有し用紙を搬送する用紙搬送部31と、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成部(プリンタヘッドや感光ドラムなど)32と、画像形成部32で得られた画像に熱を加えて定着させる定着部33とを含んでいる。また、エンジン部30は、スキャナ部20で読み取られた画像データ、通信部50を介して得られた画像データなどを用いて画像を用紙に印刷する。
操作パネル40は、画面上に仮想キー(入力キー)を表示してキー操作を受け付けることにより諸機能を選択的に入力操作する操作表示部41と、操作表示部41の表示内容を制御する表示制御部42と、画面上に表示された入力キーのキー操作を検出するキー操作検出部43とを含んでいる。上記操作表示部41は、処理対象となる項目を表示する液晶表示部41aと、液晶表示部41aに重ねて設けられ、ユーザの指などが触れた位置を検出するためのタッチパネル部41bとを有している。表示制御部42は、CPUやICなどから構成されており、液晶表示部41aの表示内容を制御する。キー操作検出部43は、タッチパネル部41bで検出された位置に基づき、画面上に表示される入力キーがユーザによって操作されたか否かを検出する。なお、表示制御部42およびキー操作検出部43は、上記CPU11からの命令によって制御され、記憶部13に記憶された制御プログラムに基づき操作表示部41での処理(動作)が実行される。
また、図2に示すように、液晶表示部41a(操作表示部41)は、操作パネル40の略中央部に配置されている。この液晶表示部41a(操作表示部41)は、8インチ(X方向に800ピクセル、Y方向に480ピクセル)の画面サイズを有しており、カラー表示が可能に構成されている。また、操作表示部41の周辺には、数字入力を受け付けるテンキー44、各種動作の開始指示を受け付けるスタートキー45、各種動作の停止指示を受け付けるストップキー46、各種設定のリセット指示を受け付けるリセットキー47およびエンターキー48などが設けられている。なお、エンターキー48は、操作表示部41の各画面操作における「OK」の指示と同様の働きをする。
通信部50は、ファクシミリ通信部51およびネットワークI/F部52を含んでいる。ファクシミリ通信部51は、スキャナ部20によって読み取られた原稿の画像データなどを、公衆回線を介して相手方のファクシミリ端末2000などへ送信したり、ファクシミリ端末2000などから送信された画像データを受信したりする。ネットワークI/F部52は、ネットワーク(たとえば、インターネットやLAN(Local Area Network)など)を介して接続された複数のユーザ端末1000に対する種々のデータの送受信を制御する。このように、一実施形態による複合機1は、複数の送信方法でデータを送信する送信機能を有している。
また、複合機1は、データを送信する送信先を管理するためのアドレス帳機能(送信先管理システム)を有している。このアドレス帳機能では、操作表示部41の画面上に図3に示すようなアドレス帳画面を表示させ、予め登録された送信先情報(送信先アドレス)をアドレス帳画面に一覧表示する。そして、一覧表示された送信先情報から目的とする送信先情報をユーザが指定することにより、送信先が設定される。
また、操作表示部41の画面上に表示されるアドレス帳画面には、送信先情報を一覧表示する送信先表示領域110、送信先情報の登録/編集を行う画面を呼び出す(表示させる)ための登録画面呼出キー120、詳細情報を表示させるための詳細キー130、送信先情報を、対応付けられた名称(宛先名称)の頭文字で絞り込むための絞り込みキー140、送信先情報の送信方法の種類を選択するための選択キー150、OKキー160およびキャンセルキー170などが配置されている。
上記送信先表示領域110には、送信先情報が名称(宛先名称)とともに表示される。この送信先表示領域110の左側には、送信先情報を指定するためのチェックボックス111が配置されており、送信先表示領域110の右側には、送信先情報を上下にスクロールさせるスクロールバー112が配置されている。
登録画面呼出キー120は、ユーザの操作により、操作表示部41(図2参照)の画面に図4に示すような送信先登録画面を表示させる機能を有している。そして、この画面から、送信先情報を含む送信先(宛先)が登録され、送信先情報が各々の名称と対応付けられて上記記憶部13(図1参照)に記憶される。なお、本実施形態の複合機1では、アドレス帳に登録される送信先の登録件数は、名称単位(宛先名称単位)で約2000件である。
ここで、本実施形態では、複合機1は、1つの名称(宛先名称)に対して、複数(たとえば、5つ)の送信方法に対応する複数種類の送信先情報を登録可能に構成されている。具体的には、複合機1は、1つの名称(宛先名称)に対して、ファクシミリ端末アドレス、ネットワークファクシミリ端末アドレス、電子メースアドレス、SMB(Server Message Block)フォルダアドレス、FTP(File Transfer Protocol)フォルダアドレスの5つの送信先アドレス(送信先情報)を登録することが可能に構成されている。なお、ファクシミリ端末アドレスは、「FAX」のタブ画面で登録することができ、ネットワークファクシミリ端末アドレスは、「i−FAX」のタブ画面で登録することができ、電子メースアドレスは、「E−mail」のタブ画面で登録することができる。また、SMBフォルダアドレスおよびFTPフォルダアドレスは、「Folder」や「Group」のタブ画面で登録することができる。「Folder」および「Group」は、階層化が可能に構成されている。また、宛先名称は、「名称」と、その名称の「よみがな」とを入力可能に構成されている。
また、図3に示す詳細キー130がユーザに操作されることによって、選択された送信先の詳細情報が表示される。
絞り込みキー140は、図3に示すように、五十音表の「あ行」から「わ行」の各行先頭文字が表記された複数の入力キー、数字キーおよびアルファベットキーを含む複数の入力キー群からなる。
また、本実施形態では、選択キー150は、送信方法の種類毎に割り当てられた5つの入力キー群(入力キー)からなる。具体的には、各選択キー150には、異なる送信方法である、「E−mail」、「Folder」、「FAX」、「i−FAX」および「Group」がそれぞれ割り当てられている。この選択キー150がユーザに操作されることにより、操作された選択キー150に割り当てられた送信方法の送信先情報(送信先アドレス)のみがアドレス帳画面に表示される。なお、本実施形態の複合機1は、複数の選択キー150を同時に操作可能に構成されている。
また、本実施形態では、複合機1は、特定の送信方法に該当する送信先情報を、アドレス帳画面を表示させたとき(アドレス帳を開いたとき)に、最初にアドレス帳画面に表示する送信先情報として予め設定(初期設定)することが可能に構成されている。具体的には、アドレス帳を開いたときに、最初にアドレス帳画面に表示する送信先情報の送信方法を、図5に示す初期設定画面から設定することができる。この初期設定画面には、選択キー150と対応する設定キー180が配置されており、これらの設定キー180がユーザに操作されることにより、操作された設定キー180に割り当てられた送信方法の送信先情報が、初期状態として表示される送信先情報に設定される。
また、上記初期設定画面では、複数の設定キー180を操作することにより、複数の送信方法を選択(設定)することも可能である。このとき、操作された設定キー180は反転表示される。これにより、どの設定キー180が操作(選択)されたかをユーザに認識させることが可能となる。なお、「Off」の設定キー180が操作されることにより、全ての設定が解除される。一方、設定された(反転表示された)設定キー180を再度操作することにより、個別に設定が解除される。このとき、設定キー180の表示は元に戻る(反転表示されない)。
図6は、本発明の一実施形態による複合機における送信先の設定動作を説明するためのフローチャートである。図7は、本発明の一実施形態による複合機における送信先の設定動作を説明するための図である。次に、図3および図5〜図7を参照して、本発明の一実施形態による複合機1の送信先の設定動作について説明する。
まず、図6のステップS101において、アドレス帳を開いたときに表示する特定の送信方法の送信先情報が初期設定として設定されているか否かが判断される。具体的には、図5に示した初期設定画面において「E−mail」、「Folder」、「FAX」、「i−FAX」および「Group」のいずれか(複数を含む)の設定キー180が操作(設定)されているか否かが判断される。ステップS101において、アドレス帳を開いたときに表示する特定の送信方法の送信先情報が初期設定として設定されていると判断された場合(初期設定画面で上記の設定キー180が操作(設定)されている場合)には、ステップS102に進み、ステップS102において、アドレス帳画面を表示させたとき(アドレス帳を開いたとき)に、初期設定された選択キー150に割り当てられた送信方法の送信先情報(送信先アドレス)のみがアドレス帳画面に表示される。具体的には、たとえば、初期設定画面(図5参照)において「FAX」の設定キー180が操作(設定)されている場合、図7に示すように、アドレス帳画面の起動時にファクシミリ端末アドレスのみが送信先情報(送信先アドレス)として表示される。すなわち、アドレス帳画面への表示対象が、ファクシミリ端末アドレスに絞られる。このため、アドレス帳の起動速度(アドレス帳を開く速度)が速くなる。このとき、「FAX」の設定キー180と対応する「FAX」の選択キー150が、反転表示された状態となる。これにより、どのような条件(どのような送信方法)の送信先情報が表示されているのかをユーザに認識させることが可能となる。上記した状態は、操作された設定キー180と対応する選択キー150が操作された状態と同様の状態である。
なお、反転表示されている選択キー150を操作することにより、選択キー150の操作状態が解除される。たとえば、「FAX」の選択キー150を操作することにより、「FAX」の選択キー150の操作状態が解除され、図3に示したように、アドレス帳画面に全ての送信方法の送信先情報が表示される。また、たとえば、他の選択キー150がユーザに操作されることにより、表示されている送信先情報に加えて、操作された選択キー150に割り当てられた送信方法の送信先情報(送信先アドレス)がアドレス帳画面に表示される。このとき、操作された選択キー150は、反転表示される。
すなわち、アドレス帳画面が表示された後は、選択キー150の操作によって、アドレス帳画面に表示させる送信先情報の送信方法の種類を選択することが可能となる。ただし、選択キー150が操作された場合でも、初期設定が変更されるわけではない。
そして、ステップS106に進む。
一方、図6のステップS101において、アドレス帳を開いたときに表示する特定の送信方法の送信先情報が初期設定として設定されていないと判断された場合には、アドレス帳画面の起動時(アドレス帳を開いたとき)に、登録されている全ての送信先(全ての送信方法の送信先情報)が表示される。そして、ステップS103において、選択キー150がユーザによって操作されたか否かが判断される。ステップS103において、選択キー150が操作されていないと判断された場合には、ステップS103における選択キー150が操作されたか否かの判断が繰り返される。一方、ステップS103において、選択キー150がユーザによって操作されたと判断された場合には、ステップS104において、図7に示すように、操作された選択キー150に割り当てられた送信方法に該当する送信先情報(送信先アドレス)のみがアドレス帳画面に表示される。
そして、図6のステップS105において、操作された選択キー150(図7参照)が反転表示され、ステップS106に進む。
続いて、ステップS106において、送信先情報(送信先)が指定されたか否かが判断される。送信先の指定は、アドレス帳画面のチェックボックス111(図7参照)にチェックを入れることによりなされる。また、送信先の指定は、複数指定することも可能である。ステップS106において、送信先が指定されていないと判断された場合には、ステップS106における送信先情報(送信先)が指定されたか否かの判断が繰り返される。一方、ステップS106において、送信先情報(送信先)が指定されたと判断された場合には、ステップS107において、送信先が設定される。その後、アドレス帳画面のOKキー160(図7参照)が操作されるとアドレス帳画面が閉じられる。アドレス帳画面を閉じる操作は、上記したエンターキー48(図2参照)を操作することによっても行うことができる。これにより、本実施形態による複合機1の送信先の設定動作が終了する。
本実施形態では、上記のように構成することによって、アドレス帳画面を表示させたときに(アドレス帳を開いたときに)、初期状態として、初期設定された特定の送信方法に該当する送信先情報のみをアドレス帳画面に表示させることができる。すなわち、アドレス帳を開いたときに、最初に表示する送信先情報を、登録されている送信先情報のなかから所望の送信方法に該当する送信先情報に絞り込んでアドレス帳画面に表示させることができる。このため、最初に表示される送信先情報の数を減らすことができるので、送信先情報を探し出す操作の操作性を向上させることができる。また、上記のように構成することによって、選択キー150を操作する手間を省くことができるので、容易に、送信先情報を探し出す操作の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように構成することによって、初期設定された特定の送信方法の送信先情報のみが初期状態としてアドレス帳画面に表示されるので、誤って他の送信方法で情報を送信してしまうという不都合が生じるのを抑制することもできる。
また、本実施形態では、アドレス帳の起動時に、初期設定された送信方法の送信先情報のみがアドレス帳画面への表示対象となるので、アドレス帳の起動速度を速めることができる。このため、これによっても、送信先情報を探し出す操作の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態では、初期設定された送信先情報の送信方法に対応する選択キー150を、それ以外の選択キー150との視認差が大きくなるように反転表示することによって、表示されている送信先情報(送信先アドレス)が、どのような送信方法の送信先情報であるのかを、ユーザに認識させ易くすることができるので、送信方法が間違っていないか否かの判断を容易化することができる。このため、これによっても、送信先情報を探し出す操作の操作性を向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像形成装置の一例である複合機に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、通信機能を有する画像形成装置であれば、複合機以外の画像形成装置に本発明を適用してもよい。たとえば、ファクシミリ装置に、本発明を適用することもできる。
また、上記実施形態では、初期設定された送信先情報の送信方法に対応する選択キーを反転表示することによって、他の選択キーとの視認差が大きくなるように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、反転表示以外の方法で、上記選択キーを他の選択キーとの視認差が大きくなるように構成してもよい。たとえば、操作された選択キーの色を変えたり、大きさや形を変えたりすることによって、他の選択キーとの視認差が大きくなるように構成してもよいし、表記される文字(符号)等のフォントを変更することによって、他の選択キーとの視認差が大きくなるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、操作表示部の画面上に仮想キー(入力キー)からなる選択キーを設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、操作表示部の周辺に操作キー(ハードキー)からなる選択キーを設けた構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、ファクシミリ端末アドレス、ネットワークファクシミリ端末アドレス、電子メースアドレス、SMBフォルダアドレス、FTPフォルダアドレスの5つの送信先アドレスを登録可能に構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、上記以外の送信先アドレスを登録可能に構成してもよい。また、上記のいずれかの送信先アドレスが登録できない構成であってもよい。
また、上記実施形態で示した送信方法以外の送信方法で、データを送信可能に構成されていてもよい。
なお、上記実施形態において、操作表示部は、タッチパネル機能を有する表示部であれば、タッチパネルにおける画面への接触感知方式は特に問わない。タッチパネルの接触感知方式は、感圧式(圧力の変化を感知する方式)および静電式(静電気による電機信号を感知する方式)のいずれであってもよいし、感圧式および静電式以外の感知方式であってもよい。
また、上記実施形態において、アドレス帳画面、送信先登録画面および初期設定画面などのデザインやレイアウト等は適宜変更することができる。
1 複合機(画像形成装置)
10 制御部
11 CPU
12 画像処理部
13 記憶部
20 スキャナ部
21 画像照射ランプ
22 撮像素子
30 エンジン部
31 用紙搬送部
32 画像形成部
33 定着部
40 操作パネル
41 操作表示部
41a 液晶表示部
41b タッチパネル部
42 表示制御部
43 キー操作検出部
48 エンターキー
50 通信部
51 ファクシミリ通信部
52 ネットワークI/F部
110 送信先表示領域
111 チェックボックス
112 スクロールバー
140 絞り込みキー
150 選択キー
180 設定キー

Claims (5)

  1. 複数の送信方法で情報を送信する送信機能を有する画像形成装置であって、
    画面上に複数の入力キーを表示してキー操作を受け付けるタッチパネル機能を有し、送信先を指定するためのアドレス帳画面を少なくとも表示する操作表示部と、
    前記操作表示部の表示内容を制御する表示制御部と、
    前記入力キーのキー操作を検出するキー操作検出部と、
    前記アドレス帳画面に表示する複数種類の送信先情報を名称と対応付けて記憶する記憶部と、
    特定の送信方法に該当する前記送信先情報を、前記アドレス帳画面が前記操作表示部に表示されたときに、最初に前記アドレス帳画面に表示する送信先情報として初期設定する初期設定手段とを備え
    前記操作表示部はアドレス帳画面の起動時、初期状態として、初期設定された特定の送信方法に該当する送信先情報のみをアドレス帳画面の送信先表示領域に一覧表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記送信方法の種類毎に割り当てられ、前記送信先情報の送信方法の種類を選択するための選択キーをさらに備え、
    前記選択キーが操作されると、操作された前記選択キーに割り当てられた送信方法に該当する前記送信先情報が名称とともに前記アドレス帳画面に表示されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記選択キーは、前記アドレス帳画面に、前記入力キーとして表示されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示制御部は、初期設定された前記送信先情報の送信方法に対応する前記選択キーを、それ以外の前記選択キーとの視認差が大きくなるように表示形態を変更して表示することを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数種類の送信先情報は、少なくとも、ファクシミリ端末アドレスおよび電子メールアドレスを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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