JP5255631B2 - 記録方法、記録装置、光ディスク、光ディスクの製造方法、及び、光ディスクドライブ装置 - Google Patents

記録方法、記録装置、光ディスク、光ディスクの製造方法、及び、光ディスクドライブ装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスクに情報を記録する記録方法、及び、記録装置に関する。また、そのような記録方法により情報が記録された光ディスク、及び、そのような光ディスクの製造方法に関する。また、そのような光ディスクから情報を読み出す光ディスクドライブ装置に関する。
ブルーレイディスク(Blu-ray Disk:BD)、デジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Disk:DVD)、コンパクトディスク(Compact Disk:CD)等の光ディスクが広く用いられている。これら光ディスクの用途のひとつとして、起動ディスクとしての利用が挙げられる。起動ディスクとは、オペレーティングシステム(Operating System:以下「OS」と略称する)を起動するためにコンピュータが参照する情報(以下、「起動情報」と呼称する)が記録された光ディスクである。起動情報の構成要素としては、カーネルやデバイスドライバなどのプログラム、あるいは、これらのプログラムにより参照されるデータなどが挙げられる。
光ディスクは、コンピュータに内蔵されたハードディスクと比べて可搬性に優れている。このため、起動情報が記録された光ディスクを用いることにより、自宅のコンピュータと外出先のコンピュータとにおいて同一のOSを動作させることができる。また、起動情報が記録された光ディスクは、内蔵されたハードディスクが障害を起こしているコンピュータを起動するという用途に利用することもできる。
しかしながら、光ディスクドライブのシーク速度は、ハードディスクドライブのシーク速度より遅い。換言すれば、光ディスクへのランダムアクセス速度は、ハードディスクへのランダムアクセス速度より遅い。このため、光ディスクからOSを起動する場合、ハードディスクからOSを起動する場合と比べて所要時間が長くなる。また、OSを起動した後の処理についても、光ディスクへのアクセスを伴う場合には所要時間が長くなる。
実際、起動ディスクとして利用される光ディスクには、通常、起動情報の他に付属ツール、データ、および、プリインストールアプリケーションソフトウェアなどが記録されており、起動情報が記録される領域は離散的に配置されている。このため、例えば、ブルーレイディスクから300MBから400MB程度の起動情報を読み出してOSを起動する場合、10分から15分もの時間を要することになる。
ディスクからのOS起動時間を短縮するための技術としては、例えば、特許文献1、及び、非特許文献1〜2に記載のものが挙げられる。特許文献1には、ディスクに記録された特定のファイルの内容を予めメインメモリーにコピーしておくことによって、OSの起動時間を短縮する技術が開示されている。非特許文献1〜2には、圧縮ループデバイス(cloop)を構成する圧縮ブロックの配置を最適化することによって、光ディスクに記録された圧縮ループデバイスを用いたOSの起動を高速化する技術が開示されている。
また、ディスクへのランダムアクセス速度を高速化する技術としては、例えば、特許文献2に記載のものが挙げられる。特許文献2には、複数のハードディスクドライブを内蔵したディスクアレイ装置において、過去のアクセス履歴に基づいてデータを再配置することによって、ランダムアクセス速度を高速化する技術が開示されている。
日本国公開特許公報「特開平3−78851号公報(公開日:1991年4月4日) 日本国公開特許公報「特開平11−85411号公報(公開日:1999年3月30日)
丹英之他、"Accelerated KNOPPIX〜真のオープンソースソフトウェア基盤を目指して〜"、[online]、2005年11月16日、Yokohama Linux Users Group 第55回カーネル懇談会、[2008年4月8日検索]、インターネット(http://www.alpha.co.jp/biz/rdg/ac-knoppix/doc/AC-KNX_YLUG55.pdf) 千葉大作、"KNOPPIXはここまで早くなる!〜Accelerated−KNOPPIXプロジェクトの紹介〜"、[online]、2006年5月26日、2006年第1回IPBAセミナー、[2008年4月9日検索]、インターネット(http://www.ipab.org/Presentation/sem06/06-01-02.pdf)
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、特定のファイルの内容がメインメモリーにコピーされた後にOSの起動時間を短縮するものに過ぎず、最初に特定のファイルの内容をディスクから読み出すときにOSの起動時間が長くなるという問題があった。
また、非特許文献1〜2に記載のような、デバイスドライバを用いてOSの起動を高速化する技術には、当該デバイスドライバより先に読み出される起動情報について、読み出しを高速化することができないという問題があった。また、非特許文献1〜2に記載の技術は、圧縮ループデバイスを用いたOSの起動を前提としたものであり、圧縮ループデバイスを用いることなく起動するOSに対して適用することができず、また、圧縮ブロック単位での再配置しか行えないといった問題もあった。
また、特許文献2に記載の技術は、ディスクアレイ装置に内蔵されたハードディスクを前提としたものであり、脱着可能な光ディスクに適用することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、起動情報など読み出し順序が予め定められた情報を、より高速に読み出せる光ディスクを提供することができる記録方法、および、記録装置を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る記録方法は、記録媒体に記録された情報であって、読み出し順序が予め定められた複数の要素からなる情報を光ディスクに記録する記録方法において、上記複数の要素の各々を上記光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録する情報記録工程と、上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録された領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録工程において当該要素を記録する領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルを上記光ディスクに記録するテーブル記録工程と、を含んでいる、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記読み出し順序に従って上記光ディスクから上記複数の要素を読み出す限り、ランダムアクセスが生じることはない。何故なら、上記記録方法により上記情報が記録された上記光ディスクにおいては、上記複数の要素が上記光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録されるからである。したがって、上記複数の要素が記録された領域が離散的に配置されているものと比べて、上記複数の要素をより高速に読み出すことが可能な光ディスクを提供することができる。
しかも、上記光ディスクには、上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録された領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録工程において当該要素を記録する領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルが記録されている。したがって、上記光ディスクから上記複数の要素を読み出す光ディスクドライブ装置は、上記テーブルを参照することによって、あたかも上記記録媒体から上記複数の要素を読み出すように、上記光ディスクから上記複数の情報を読み出すことができる。つまり、読み出し速度を上げるために上記複数の要素を記録する領域を再配置しているにも関わらず、上記複数の要素を読み出すことができなくなるという問題を生じることはない。
本発明に係る記録方法において、上記情報は、オペレーティングシステムを起動するためにコンピュータが読み出す情報であり、上記読み出し順序は、上記オペレーティングシステムを起動するために上記コンピュータが上記記録媒体から上記複数の要素を読み出す順序である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記コンピュータにおいて上記光ディスクを用いて上記オペレーティングシステムを起動する時間を従来よりも短縮することができる。
本発明に係る記録方法は、上記オペレーティングシステムを起動するために上記コンピュータが上記記録媒体から上記複数の要素を読み出す順序を検出することによって、上記読み出し順序を特定する順序特定工程を更に含んでいる、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記コンピュータにおいて上記光ディスクを用いて上記オペレーティングシステムを起動する時間を従来よりも短縮することができる記録方法を、容易に実現することができる。
本発明に係る記録方法において、上記テーブル記録工程が、上記第2の領域指定情報が指定する領域として、上記光ディスクを構成するトラックのうち、より外周のトラックを構成するセクタを優先的に選択する選択工程を含んでいることが望ましい。
上記の構成によれば、上記情報記録工程において記録する複数の要素は、光ディスクのより外周のトラックに記録される。また、一般的に、光ディスクドライブにおいて、光ディスクの内周側に記録された情報に対するアクセス速度より外周側に記録された情報に対するアクセス速度を速くすることが可能である。
これにより、少なくともそのような光ディスクドライブにおいて、上記複数の要素からなる情報の読み込み時間を短縮することができる。また、複数の要素からなる情報を起動情報とすることにより、OS起動時間の短縮を図ることができる。
本発明に係る記録方法において、上記複数の要素の各々は、上記記録媒体に記録された情報を管理するファイルシステムにおいて、単一のファイルに格納された情報として管理される情報である、ことが好ましい。
上記構成によれば、上記光ディスクから上記情報を読み出す光ディスク装置が、上記情報をファイル毎に読み出す場合に、上記複数の要素をより高速に読み出すことが可能になる。
なお、上記複数の要素の各々は、上記ファイルシステムにおいて単一のファイルに格納された情報として管理される情報であればよく、上記記録媒体上で単一の連続した領域に格納されていることを要さない。
本発明に係る記録方法において、上記複数の要素の各々は、上記記録媒体に記録された情報を管理するファイルシステムにおいて、単一の、又は、複数のファイルに格納された情報として管理される情報であり、かつ、上記記録媒体において連続した領域に記録された情報である、ことが好ましい。
上記構成によれば、上記記録媒体において連続した領域に記録された情報の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録された領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録工程において当該要素を記録する領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルが光ディスクに記録される。したがって、上記記録媒体において連続した領域に記録された情報については、当該情報が単一のファイルに格納された情報として管理されているか、複数のファイルに格納された情報として管理されているかに関わらず、一対の領域指定情報が上記テーブルに記録される。このため、上記テーブルに登録されるエントリ数を減少させ、テーブルのデータサイズを小さくすることができる。
本発明に係る記録方法において、上記複数の要素の各々は、上記光ディスクに記録された情報を読み出す光ディスクドライブにおいて、同時にキャッシュメモリに読み込まれる情報である、ことが好ましい。
上記構成によれば、上記光ディスクから上記情報を読み出す光ディスク装置が、上記情報をキャッシュメモリに読み込む場合に、上記複数の要素をより高速に読み出すことが可能になる。特に、上記光ディスクから上記情報を読み出す光ディスク装置が、上記光ディスクの同一の領域に複数回アクセスすることに伴って発生するシークを抑制することが可能になる。また、上記光ディスクから上記情報を読み出す光ディスク装置は、上記テーブルに基づいて上記情報の先読みを行うことができ、キャッシュのヒット率を向上させることができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る記録装置は、記録媒体に記録された情報であって、読み出し順序が予め定められた複数の要素からなる情報を光ディスクに記録する記録装置において、上記複数の要素の各々を上記光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録する情報記録手段と、上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録された領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録手段によって当該要素を記録する領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルを上記光ディスクに記録するテーブル記録手段と、を備えている、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記記録方法と同様に、上記複数の要素を読み出すことができなくなるという問題を生じることなく、上記複数の要素が記録された領域が離散的に配置されているものと比べて、上記複数の要素を高速に読み出すことが可能な光ディスクを提供することができるという効果を奏する。
上記課題を解決するために、本発明に係る光ディスクは、記録媒体に記録された情報であって、読み出し順序が予め定められた複数の要素からなる情報が記録されている光ディスクにおいて、上記複数の要素の各々が当該光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録されており、上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録された領域を指定する第1の領域指定情報と、当該光ディスクにおいて当該要素が記録されている領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルが記録されている、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記記録方法と同様に、上記複数の要素を読み出すことができなくなるという問題を生じることなく、上記複数の要素が記録された領域が離散的に配置されているものと比べて、上記複数の要素を高速に読み出すことが可能になるという効果を奏する。
上記課題を解決するために、本発明に係る光ディスクの製造方法は、記録媒体に記録された情報であって、読み出し順序が予め定められた複数の要素からなる情報が記録されている光ディスクの製造方法において、上記複数の要素の各々を当該光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録する情報記録工程と、上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録された領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録工程において当該要素を記録する領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルを当該光ディスクに記録するテーブル記録工程と、を含んでいる、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記記録方法と同様に、上記複数の要素を読み出すことができなくなるという問題を生じることなく、上記複数の要素が記録された領域が離散的に配置されているものと比べて、上記複数の要素を高速に読み出すことが可能な光ディスクを提供することができるという効果を奏する。
なお、上記光ディスクから上記情報を読み出す光ディスクドライブ装置も本発明の範疇に含まれる。すなわち、本発明に係る光ディスクドライブ装置は、上記テーブルを参照することによって、外部から入力された領域指定情報を、入力された領域指定情報に一致する第1の領域指定情報に関連付けられた第2の領域指定情報に変換する変換手段と、上記変換手段により得られた上記第2の領域指定情報により指定される上記光ディスク上の領域に記録された上記情報の要素を読み出し、読み出した要素を外部に出力する出力手段と、を備えている、ことを特徴としている。
本発明に係る記録方法は、記録媒体に記録された情報であって、読み出し順序が予め定められた複数の要素からなる情報を光ディスクに記録する記録方法において、上記複数の要素の各々を上記光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録する情報記録工程と、上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録された領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録工程において当該要素を記録する領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルを上記光ディスクに記録するテーブル記録工程と、を含んでいる。
したがって、上記複数の要素を読み出すことができなくなるという問題を生じることなく、上記複数の要素が記録された領域が離散的に配置されているものと比べて、上記複数の要素を高速に読み出すことが可能な光ディスクを提供することができる。
本発明の他の目的、特徴、および優れた点は、以下に示す記載によって十分分かるであろう。また、本発明の利点は、添付図面を参照した次の説明によって明白になるであろう。
本発明の実施形態を示すものであり、起動情報を光ディスクに記録する記録システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、アドレス変換テーブルの内容を説明するための図である。(a)は、マスターディスクにおいて起動情報が記録されている領域の配置を示し、(b)は、起動情報が記録された光ディスクにおいて起動情報が記録されている領域の配置を示し、(c)は、アドレス変換テーブルの内容を示す。 本発明の実施形態を示すものであり、光ディスクに起動情報を記録する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示すものであり、光ディスクドライブ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、起動情報を光ディスクに記録する方法の一変形例を説明するための図である。(a)は、マスターディスクにおいて起動情報が記録されている領域の配置を示し、(b)は、起動情報が記録された光ディスクにおいて起動情報が記録されている領域の配置を示し、(c)は、アドレス変換テーブルの内容を示す。 本発明の実施形態を示すものであり、光ディスクドライブが備えているキャッシュメモリの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、起動情報が記録される光ディスクの外周部分を示す図である。
本発明に係る記録方法の一実施形態について、図面に基づいて説明すれば以下のとおりである。
なお、本実施形態においては、マスターディスクに記録された起動情報(OSを起動するためにコンピュータが読み出す情報)をブランクディスクに記録する方法について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、読み出し順序が予め定められた複数の要素からなる情報を光ディスクに記録する方法一般に対して本発明を適用することができる。
また、以下では、マスターディスクおよびブランクディスクとしてブルーレイディスク(Blu-ray Disk:BD)を想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本実施形態におけるブルーレイディスクは、デジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Disk:DVD)やコンパクトディスク(Compact Disk:CD)など、他の光ディスクに置換することが可能であり、光ディスク一般に対して本発明を適用することができる。
また、以下では、マスターディスクにおいて各要素が記録された領域、および、ブランクディスクにおいて各要素を記録する領域を指定する領域指定情報として、論理ブロックアドレスを想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本実施形態における論理ブロックアドレスは、物理セクタアドレスなど、他の領域指定情報に置換することが可能である。例えば、上位層から物理セクタアドレスが指定されるレイヤにおいては、領域指定情報として物理セクタアドレスを用いるとよい。
(記録システム)
まず、本実施形態に係る記録方法を実施するための記録システム1について、図1を参照して説明する。図1は、記録システム1の構成を示したブロック図である。
図1に示したように、記録システム1は、パーソナルコンピュータ10と、プロトコルアナライザ11と、光ディスクドライブ12と、パーソナルコンピュータ20と、光ディスクドライブ21と、光ディスクドライブ22とを含んで構成されており、概略的に言えば、マスターディスクである光ディスク31に記録されている起動情報を、ブランクディスクである光ディスク32に記録するためのシステムである。
光ディスク31に記録されている起動情報は、マスター・ブート・レコード(MBR)に記録されている起動用プログラム、並びに、ファイルシステム管理領域に記録されているカーネルやデバイスドライバなどのOSを構成するプログラム、及び、これらのプログラムにより参照されるデータなどの構成要素からなる。これらの構成要素のうちファイルシステム管理領域に記録された各構成要素は、光ディスク31に記録された情報を管理するファイルシステムにおいて、単一のファイルに格納された情報として管理される情報である。記録システム1によって起動情報を記録された光ディスク32は、パーソナルコンピュータ10、あるいは、パーソナルコンピュータ10と同一の構成を有する他のパーソナルコンピュータにおいて起動ディスクとして使用されることが想定される。
記録システム1において、パーソナルコンピュータ10、プロトコルアナライザ11、および、光ディスクドライブ12は、パーソナルコンピュータ10による起動情報の読み出し順序を特定するための構成である。
パーソナルコンピュータ10は、バス13(SATAまたはIDEなど)を介して光ディスクドライブ12と接続されており、ブートプロセスにおいて光ディスクドライブ12に収納された光ディスク31から起動情報の構成要素を所定の順序で読み出す。
パーソナルコンピュータ10は、光ディスク31から起動情報の各構成要素を読み出す際、その要素が記録されている領域に対応したコマンドを光ディスクドライブ12に対して発行する。プロトコルアナライザ11は、パーソナルコンピュータ10が発行したコマンドを解析することによって、光ディスク31においてその要素が記録されている領域を特定し、その領域を指定する領域指定情報をアクセス履歴に登録する。これにより、パーソナルコンピュータ10が、どの領域に記録された要素をどのような順序で読み出したかを示すアクセス履歴が生成される。
記録システム1において、パーソナルコンピュータ20、光ディスクドライブ21、および、光ディスクドライブ22は、光ディスク31に記録された起動情報を光ディスク32に記録するための手段として機能する。このパーソナルコンピュータ20は、アクセス履歴保持部20a、データ再配置部20b、および、アドレス変換テーブル保持部20cを備えている。
パーソナルコンピュータ20は、光ディスクドライブ21および22と、バス23および24(SATAまたはIDEなど)を介して接続されており、起動情報を光ディスクドライブ21に収納された光ディスク31(マスターディスク)から読み出し、読み出した起動情報を光ディスクドライブ22に収納された光ディスク32(ブランクディスク)に記録する。光ディスク31から起動情報を読み出す処理、および、読み出した起動情報を光ディスク32に記録する処理は、データ再配置部20bによって実行される。
アクセス履歴保持部20aは、プロトコルアナライザ11により生成されたアクセス履歴を保存するための記憶部である。起動情報を光ディスク32に記録する前に、データ再配置部20bは、バス14(USBなど)を介してアクセス履歴をプロトコルアナライザ11から取得し、取得したアクセス履歴をこのアクセス履歴保持部20aに保存する。データ再配置部20bは、光ディスク32に記録する際、このアクセス履歴保持部20aに保持されているアクセス履歴を参照することによって、起動情報の各構成要素を光ディスク32上の連続した領域に読み出し順序に従って記録する。
アドレス変換テーブル保持部20cは、データ再配置部20bにより生成されたアドレス変換テーブルを保存するための記憶部である。起動情報を光ディスク32に記録する際に、データ再配置部20bは、アドレス変換テーブルを生成し、生成したアドレス変換テーブルをアドレス変換テーブル保持部20cに保存する。そして、起動情報を光ディスク32に記録した後に、データ再配置部20bは、アドレス変換テーブル保持部20cに保存されているアドレス変換テーブルを光ディスク32に記録する。
なお、以上の説明においては、光ディスク31に記録されている起動情報を光ディスク32に記録する装置として、図1に示した装置群からなるシステムを例示したが、図1に示した装置群を一体化して、あるいは、図1に示した装置群のうちの一部を省略したうえで一体化してなる単一の装置として構成してもよい。
(起動情報を記録する領域の配置、および、アドレス変換テーブル)
次に、データ再配置部20bによって生成されるアドレス変換テーブルの内容について図2を参照して説明する。
図2(a)は、光ディスク31において起動情報が記録された領域の配置を例示した図である。領域101は、パーソナルコンピュータ10が最初に読み出す要素が記録された領域であり、領域102は、パーソナルコンピュータ10が2番目に読み出す要素が記録された領域である。領域103以降についても同様である。マスターディスクとなる光ディスク31においては、図2(a)に示したように、起動情報が記録された領域101〜105が離散的に配置されている。その他の領域には、起動情報以外の情報が記録されている。
一方、図2(b)は、光ディスク32において起動情報が記録された領域の配置を例示した図である。領域201は、パーソナルコンピュータ10が最初に読み出す要素が記録された領域であり、領域202は、パーソナルコンピュータ10が2番目に読み出す要素が記録された領域である。領域203以降についても同様である。起動情報が記録された光ディスク32においては、図2に示したように、起動情報の構成要素が領域201〜205からなる物理的に連続した領域に記録される。
しかも、領域201〜205は、各領域に記録された要素の読み出し順序どおりに配列される。すなわち、i番目に読み出される要素が記録された領域は、i−1番目に読み出される要素が記録された領域、および、i+1番目に読み出される要素が記録された領域と隣接する。例えば、2番目に読み出される要素が記録された領域202は、最初に読み出される要素が記録された領域201、および、3番目に読み出される要素が記録された領域203に隣接する。したがって、起動情報を読み出し順序どおりに読み出す限り、不要なシークは発生しない。なお、起動情報以外の情報は、図2(b)に示したように、起動情報が記録された領域201〜205以外の領域に記録される。
図2(c)は、データ再配置部20bによって生成されたアドレス変換テーブルを例示した図である。図2(c)に示したように、アドレス変換テーブルには、起動情報の各構成要素について、光ディスク31においてその要素が記録された領域を指定する領域指定情報と、光ディスク32においてその要素を記録された領域を指定する領域指定情報とが関連付けて登録されている。また、起動情報以外の情報の各構成要素についても、光ディスク31においてその要素が記録された領域を指定する領域指定情報と、光ディスク32においてその要素を記録された領域を指定する領域指定情報とが関連付けて登録されている。さらに、アドレス変換テーブルは、登録された領域指定情報の各対が起動情報に対応するものであるか、起動情報以外の情報に対応するものであるかを示すフラグを含んでいる。フラグ「1」が設定された領域指定情報の対は、起動情報に対応するものであり、フラグ「0」が設定された領域指定情報の対は、起動情報以外の情報に対応するものである。
図2(c)に例示したアドレス変換テーブルにおいては、起動情報の各構成要素、及び、起動情報以外の情報の各構成要素が記録された領域を、その領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスと、その領域を構成するセクタ数とにより指定するようにしている。このため、図2(c)に例示したアドレス変換テーブルには、各構成要素について、光ディスク31においてその要素が記録された領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAaiと、光ディスク32においてその要素が記録された領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAbiと、光ディスク31において(光ディスク32においても同じ)その要素が記録された領域を構成するセクタ数ciとが関連付けて登録されている。
例えば、光ディスク31において最初に読み出される要素が記録されている領域101の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAa1と、光ディスク32においてその要素が記録される領域201の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAb1と、領域101を構成するセクタ数c1(領域201を構成するセクタ数と同数)とが関連付けて登録されている。
なお、図2(b)においては、起動情報、及び、起動情報以外の情報の双方を記録する領域の配置を変更しているが、起動情報以外の情報を記録する領域の配置を変更することなく起動情報を記録する領域の配置を図2(b)に示したように変更できるのであれば、起動情報以外の情報を記録する領域の配置は変更しないようにしてもよい。この場合、アドレス変換テーブルには、起動情報以外の情報に対応する領域指定情報の対を登録する必要はなく、また、フラグを設定する必要もない。
なお、以上の説明においては、ファイルシステムにおいて単一のファイルに格納された情報として管理される情報の各々を起動情報の構成要素と見做し、各構成要素に対応する領域指定情報の対をアドレス変換テーブルに登録するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ファイルシステムにおいて単一のファイルに格納された情報として管理される情報であるか、複数のファイルに格納された情報として管理される情報であるかを問わず、光ディスク31において連続した領域に記録されている起動情報を構成要素と見做し、各構成要素に対応する領域指定情報の対をアドレス変換テーブルに登録するようにしてもよい。これにより、アドレス変換テーブルに登録されるべき領域指定情報の対の個数を減らすことができ、アドレス変換テーブルのデータサイズを小さくすることができる。
(記録方法)
次に、本実施形態に係る記録方法、すなわち、記録システム1を用いて実施される起動情報の記録方法について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る記録方法を示したフローチャートである。
図3に示したように、本実施形態に係る記録方法は、概略的に言えば、(1)起動情報の読み出し順序を特定する工程S10と、(2)起動情報を光ディスク32に記録する工程S20と、(3)アドレス変換テーブルを光ディスク32に記録する工程S30とを含んでいる。工程S30において光ディスク32に記録するアドレス変換テーブルは、後述するように、起動情報を光ディスク32に記録する工程S20において生成される。
起動情報の読み出し順序を特定する工程S10は、例えば、以下の工程S11〜S14により実現することができる。
S11:まず、パーソナルコンピュータ20からの指示により、プロトコルアナライザ11がアクセス履歴の蓄積を開始する。
S12:次に、操作者の手動操作によりパーソナルコンピュータ10がブートプロセスを開始する。
上述したとおり、パーソナルコンピュータ10は、光ディスク31から起動情報の各構成要素を読み出す際に、その要素が記録されている領域に対応したコマンドを光ディスクドライブ12に対して発行する。プロトコルアナライザ11は、パーソナルコンピュータ10が発行したコマンドを解析することによって、その要素が記録されている領域を特定し、その領域を指定する領域指定情報をアクセス履歴に登録する。これにより、パーソナルコンピュータ10が、どの領域に記録された要素をどのような順序で読み出したかを示すアクセス履歴が生成される。
S13:ブートプロセスが終了すると、操作者の手動操作によりプロトコルアナライザ11がアクセス履歴の蓄積を終了する。
S14:最後に、パーソナルコンピュータ20は、生成されたアクセス履歴をプロトコルアナライザ11から取得し、アクセス履歴保持部20aに保存する。これにより、起動情報の読み出し順序を特定する工程S10が完了する。
起動情報を光ディスク32に記録する工程S20は、例えば、アクセス履歴に登録された領域指定情報の各々について、データ再配置部20bが以下の工程S21〜S23を繰り返すことによって実現することができる。
S21:まず、注目した領域指定情報により指定された領域に記録された起動情報の構成要素を光ディスク31から読み出す。
S22:次に、データ再配置部20bは、工程S21において読み出した要素を光ディスク32に記録する。この際、当該要素を記録しようとする領域が、先に起動情報の構成要素を記録した領域と隣接するようにする。つまり、先に起動情報の構成要素を記録した領域の末尾に位置するセクタの次のセクタを先頭とする領域に当該要素を記録する。
S23:最後に、データ再配置部20bは、工程S21において読み出した要素が記録されている光ディスク31上の領域を指定する領域指定情報と、工程S22において当該要素を記録した光ディスク32上の領域を指定する領域指定情報とを関連づけてアドレス変換テーブルに登録する。より具体的には、工程S21において読み出した要素が記録されている光ディスク31上の領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAaiと、工程S22において当該要素を記録した光ディスク32上の領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAbiと、工程S21において読み出した当該要素のサイズ(セクタ数単位)ciとを関連付けてアドレス変換テーブルに登録するとともに、これらの領域指定情報に対するフラグを1に設定する。
アクセス履歴に登録された全ての領域指定情報について工程S21〜S23を繰り返し実行することによって、起動情報を光ディスク32に記録する工程S20が完了する。データ再配置部20bは、先にアクセス履歴に登録されたものから順に各領域指定情報に注目しながら工程S21〜S23を繰り返すので、起動情報の各構成要素は、パーソナルコンピュータ10が読み出した順に光ディスク32に記録される。したがって、起動情報の各構成要素は、光ディスク32上の連続した領域に、読み出し順序どおりに記録される(図2(b)参照)。
光ディスク31に記録された起動情報を光ディスク32に記録し終えた後、データ再配置部20bは、光ディスク31に記録された非起動情報(起動情報以外の情報)を光ディスク32に記録する。この際、データ再配置部20bは、非起動情報を構成する各要素についても、光ディスク31において当該要素が記録されていた領域を指定する領域指定情報と、光ディスク32において当該要素を記録する領域を指定する領域指定情報とを関連付けてアドレス変換テーブルに登録するとともに、これらの領域指定情報に対するフラグを0に設定する。
なお、個々の非起動情報を分割せずに記録するという観点から、非起動情報を以下のようなアルゴリズムにより光ディスク32に記録することが好ましい。
(1)光ディスク32において起動情報が記録される領域に相当する光ディスク31上の領域(図2(a)における論理ブロックアドレスLBAb1以降の領域)に記録されている非起動情報(図2(a)においてLBAa16以降の領域に記録されている情報、すなわち、記録領域を変更することなく光ディスク32に記録しようとすると、既に記録されている起動情報と重複して記録されてしまうことになる非起動情報、以下「情報X」と呼称)のサイズと、光ディスク31において起動情報が記録されていた領域に相当する光ディスク32上の空き領域(図2(b)において論理ブロックアドレスLBAa1以上LBAa12以下の領域Y1、論理ブロックアドレスLBAa2以上LBAa13以下の領域Y2、論理ブロックアドレスLBAa3以上LBAa14以下の領域Y3、論理ブロックアドレスLBAa4以上LBAa15以下の領域Y4、及び、論理ブロックアドレスLBAa5以上LBAa16以下の領域Y5)の各々のサイズとを比較する。
(2)空き領域Y1〜Y5のうちで、情報Xを記録可能な領域Yi(情報Xのサイズよりも大きいか、又は、情報Xと等しいサイズの領域)が存在する場合、光ディスク31に記録されている非起動情報を、以下のようにして光ディスク32に記録する。すなわち、情報Xについては、当該空き領域Yiに記録し、それ以外の非起動情報については、記録領域を変更することなく光ディスク32に記録する。
(3)情報Xを記録可能な空き領域が存在しない場合、光ディスク31に記録されている非起動情報を、以下のようにして光ディスク32に記録する。すなわち、非起動情報のうち、第1の構成要素(図2(a)において論理ブロックアドレスLBAa11以上LBAa1以下の領域に記録されている非起動情報)を光ディスク32の空き領域に記録し、次いで、第2の構成要素(図2(a)において論理ブロックアドレスLBAa12以上LBAa2以下の領域に記録されている非起動情報)を第1の構成要素の直後に(記録領域が互いに連続するように)記録する。この際、光ディスク32において第2の構成要素が記録された領域の末尾と、第3の構成要素が記録されている領域の先頭との間に新たな空き領域Zが生じる。ここで生じた新たな空き領域Zに情報Xを記録することができる場合、新たな空き領域Zに情報Xを記録するとともに、記録領域を変更することなく第3の構成要素以降の構成要素を光ディスク32に記録する。新たな空き領域Zに情報Xを記録することができない場合、今度は、第3の構成要素を第2の構成要素の直後に記録した後、今度は、第3の構成要素が記録された領域の末尾と、第4の構成要素が記録されている領域の先頭との間に生じた空き領域に情報を記録することを試みる。このような処理を、情報Xを記録することができる空き領域が生じるまで繰り返す。
なお、起動情報を光ディスク32に記録する工程S20においては、起動情報を光ディスク32のできるだけ外周側のセクタに記録することが好ましい。
ここで、外周側のセクタへの記録方法の一例について、図7を用いて以下に説明する。図7は光ディスク32を示す図である。外周側のセクタへ記録する場合にも、上述した工程S21からS23の処理を複数の構成要素の各々について実行するが、以下の点で異なっている。すなわち、起動情報の最初の構成要素に関する工程S22において、光ディスク32の全セクタ数から起動領域を構成するセクタのセクタ数(C1+C2+C3+C4+C5)を引いた値をセクタ番号とするセクタ60に、最初の構成要素を記録する点が異なっている。このようにして、すべての構成要素についてS21〜S23の処理を行うことにより、最内周のトラック(図7の黒塗り部分のトラック)から外側のトラック(図7の斜線部分のトラック)に向けて起動情報が記録され、結果として可能な限り外周側のセクタに起動情報が記録されることになる。
なお、上記のように外周側のセクタに記録することが好ましい理由は以下の通りである。
すなわち、光ディスクドライブは、外周部での回転数を上げることにより、光ディスクの内周側に記録された情報に対するアクセス速度より外周側に記録された情報に対するアクセス速度を速くすることが可能であるため、少なくともそのような光ディスクドライブにおいて、OS起動時間の短縮を図ることができるためである。
また、ここで説明した記録方法は、光ディスク31に記録された起動情報のみを光ディスク32に記録するものであるが、これに続けて、アプリケーションソフトウェアやアクセス頻度の高いデータなどを、想定される読み出し順序に従って光ディスク32に記録するようにしてもよい。
また、データ再配置部20bは、アドレス変換テーブルを光ディスク32のファイルシステム管理領域外に記録することが好ましい。何故なら、後述するような光ディスクドライブ装置40において、ファイルシステムに依存せずにアドレス変換処理を行えるようになるからである。
(光ディスクドライブ装置)
次に、本実施形態に係る記録方法により起動情報が記録された光ディスク32から起動情報を読み出す光ディスクドライブ装置40について、図4を参照して説明する。図4は、光ディスクドライブ装置40の構成を示したブロック図である。光ディスクドライブ装置40は、パーソナルコンピュータ10と同一の構成を有するパーソナルコンピュータに搭載されることが想定される。光ディスクドライブ40が搭載されたパーソナルコンピュータを、以下ではホストPCと呼称する。
図4に示したように、光ディスクドライブ装置40は、アドレス変換部41、アドレス変換テーブル保持部42、キャッシュ制御部43、キャッシュメモリ44、および、光ピックアップ部45を備えている。ここで、キャッシュメモリ44は、不揮発性メモリ、例えば、NAND FLASHメモリにより構成することが好ましい。何故なら、光ディスクドライブ装置40の電源を切断してもキャッシュデータを保持し続けることができるので、再度電源を投入した際にキャッシュ効果によるアクセス速度の高速化を図れるからである。ただし、このキャッシュ効果によるアクセス速度の高速化を求めないのであれば、キャッシュメモリ44をDRAMなどの揮発性メモリによって構成してもよい。
光ディスクドライブ装置40に光ディスク32が収納されると、まず、光ピックアップ部45が光ディスク32からアドレス変換テーブルを自動的に読み出してアドレス変換テーブル保持部42に保存する。以後、光ディスクドライブ装置40は、ホストPCから入力された1次論理ブロックアドレスを、アドレス変換テーブルにおいてこの1次論理ブロックアドレスに関連付けられた2次論理ブロックアドレスに読み替えて動作する。すなわち、光ディスク31において起動情報の各構成要素が記録されていた領域の論理ブロックアドレス(1次論理ブロックアドレス)を、光ディスク32において当該要素が記録されている領域の論理ブロックアドレス(2次論理ブロックアドレス)に読み替えて動作する。
より具体的に言うと、アドレス変換部41は、ホストPCから与えられた1次論理ブロックアドレスを、アドレス変換テーブル保持部42に保存されているアドレス変換テーブルにおいてこの1次論理ブロックアドレスに関連付けられた2次論理ブロックアドレスに変換する。図2(c)に示したアドレス変換テーブルに即した例を挙げれば、1次論理ブロックアドレスLBAa1を、この1次論理ブロックアドレスに関連付けられた2次論理ブロックアドレスLBAb1に変換する。アドレス変換部41は、この変換によって得られた2次論理ブロックアドレスをキャッシュ制御部43に与える。
キャッシュ制御部43は、与えられた2次論理ブロックアドレスにより指定される光ディスク32上の領域に記録された要素が既にキャッシュされているかを判定する。そして、既にキャッシュされている場合には、当該要素をキャッシュメモリ44から読み出し、未だキャッシュされていない場合には、光ピックアップ部45を用いて当該要素を光ディスク32から読み出す。そして、キャッシュメモリ44、または、光ディスク32から読み出した当該要素をホストPCに返す。
以上のように、光ディスクドライブ装置40は、ホストPCから与えられた1次論理ブロックアドレスを2次論理ブロックアドレスに変換し、この2次論理ブロックアドレスにより指定される光ディスク32上の領域に記録された要素をホストPCに返す。光ディスク32において、この2次論理ブロックアドレスにより指定される領域に記録された要素は、元来、アドレス変換テーブルにおいてこの2次論理ブロックアドレスに関連づけられている1次論理ブロックアドレスにより指定される光ディスク31上の領域に記録されていた要素である。つまり、ホストPCは、光ディスク32に記録された起動情報の各構成要素を、光ディスク31においてその要素が記録されていた領域を指定する1次論理ブロックアドレスによってそれと指定することができる。
なお、先読みキャッシュ処理を行う場合には、キャッシュ制御部43が、アドレス変換テーブルに基づいて、起動情報を先に読み出される要素から順にキャッシュメモリ44に読み込んでいくことが好ましい。なぜなら、これによりキャッシュヒット率を向上させることができるからである。
また、キャッシュアウトする情報(キャッシュメモリ44から消去する情報)を選択する際に、キャッシュ制御部43は、アドレス変換テーブルにおいてフラグ「0」が設定された領域に記録された情報を選択するように構成されていることが好ましい(フラグをアドレス変換テーブルに設定する場合)。あるいは、アドレス変換テーブルに登録されていない領域に記録された情報を選択するように構成されていることが好ましい(起動情報に対応する領域指定情報の対のみをアドレス変換テーブルに登録する場合)。何故なら、これらの構成によれば、起動情報以外の情報を選択的にキャッシュアウトすることができるので、起動情報を確実にキャッシュしておくことができ、起動情報に対するアクセス速度の向上を図ることができるためである。
また、キャッシュ制御部43は、アドレス変換テーブルにおいてフラグ「1」が設定された領域に記録された情報を処理の空き時間を利用してバックグラウンドでキャッシュメモリ44に読み込むように構成されていることが好ましい(フラグをアドレス変換テーブルに設定する場合)。あるいは、アドレス変換テーブルに登録された領域に記録された情報を処理の空き時間を利用してバックグラウンドでキャッシュメモリ44に読み込むように構成されていることが好ましい(起動情報に対応する領域指定情報の対のみをアドレス変換テーブルに登録する場合)。これらの構成によれば、処理の空き時間を利用して起動情報を選択的にキャッシュしておくことができるので、ホストPCがアクセスしてきた時点で必要なデータがキャッシュに読み込まれている確率が高くなり、アクセス速度の向上を図ることができるためである。
また、光ディスクドライブ装置40は、アドレス変換テーブルにおいてフラグ「1」が設定された領域に記録された情報をすべてキャッシュメモリ44に読み込み終えるまで、光ディスクの取り出しを禁止することが好ましい(フラグをアドレス変換テーブルに設定する場合)。あるいは、アドレス変換テーブルに登録されている領域に記録された情報をすべてキャッシュメモリ44に読み込み終えるまで、光ディスクの取り出しを禁止することが好ましい(起動情報に対応する領域指定情報の対のみをアドレス変換テーブルに登録する場合)。このような構成によれば、OSを起動させるために必要な情報が全てキャッシュメモリに読み込まれるので、光ディスク32が取り出された状態でもOSを起動することができるからである。
また、起動情報に限らず、OSの稼動に必要な全ての情報を起動情報と同様に光ディスク32に記録しておけば、光ディスク32が取り出された状態でもホストPCにおいてOSを稼動させ続けることができる。この場合、光ディスクドライブ装置40は、OSの稼動に必要な全ての情報をキャッシュメモリ44に読み込み終えるまで、光ディスクの取り出しを禁止することが好ましい。このような構成によれば、光ディスクを取り出した後、OS稼動に必要な情報がシステム内に存在しない状況を回避することができる。
また、光ディスクドライブ装置40の内部にアクセス履歴保持部、アドレス変換テーブル保持部、および、データ再配置部等を設けることによって、光ディスクドライブ装置40にパーソナルコンピュータ20と同様のデータ再配置機能を持たせてもよい。
さらに、光ディスクドライブ装置40と、光ディスクドライブ装置40と対になる特定の起動ディスクとを含むシステムにおいては、アドレス変換テーブルを起動ディスクに記録しておく必要はなく、予め光ディスクドライブ装置40のアドレス変換テーブル保持部42に担持させておけばよい。このようなシステムとしては、POS、ECRのような機器(専用機器)に内蔵された光ディスクドライブ装置40と、その機器に付属した起動ディスクとからなるシステムが挙げられる。
(変形例)
以上の説明においては、ディスク31に記録されている情報を管理するファイルシステムにおいて、単一のファイルに格納された情報として管理される情報を単位として、各単位が記録される領域同士が互いに隣接するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、光ディスクドライブ装置40において同時にキャッシュメモリ44に読み込まれる情報を単位として、各単位が記録される領域同士が互いに隣接するようにしてもよい。これにより、アドレス変換テーブルを保持するアドレス変換保持部20aの容量を削減することができ、また、アドレス変換テーブルの管理を容易にすることができる。
図5は、このような変形例において生成されるべきアドレス変換テーブルの内容について説明した図である。
図5(a)は、光ディスク31において起動情報が記録された領域の配置を例示した図である。領域301は、光ディスクドライブ40が最初に同時にキャッシュする情報が記録された領域であり、パーソナルコンピュータ10が3番目に読み出す起動情報までを含む。領域302は、光ディスクドライブ40が2番目に同時にキャッシュする情報が記録された領域であり、パーソナルコンピュータ10が4番目に読み出す起動情報までを含む。領域303は、光ディスクドライブ40が3番目に同時にキャッシュする情報が記録された領域であり、パーソナルコンピュータ10が5番目に読み出す起動情報までを含む。マスターディスクとなる光ディスク31においては、図5(a)に示したように、同時にキャッシュされる情報が記録された領域301〜303が離散的に配置されている。
一方、図5(b)は、光ディスク32において起動情報が記録された領域の配置を例示した図である。領域401は、ディスクドライブ40が最初に同時にキャッシュする情報が記録された領域であり、領域402は、ディスクドライブ40が2番目に同時にキャッシュする情報が記録された領域であり、領域403は、ディスクドライブ40が3番目に同時にキャッシュする情報が記録された領域である。起動情報が記録された光ディスク32においては、図5(b)に示したように、同時にキャッシュされる情報が領域401〜403からなる物理的に連続した領域に記録される。
しかも、領域401〜403は、各領域に記録された情報がキャッシュされる順序どおりに配列される。すなわち、2番目にキャッシュされる情報が記録された領域402は、最初にキャッシュされる情報が記録された領域401、および、3番目にキャッシュされる情報が記録された領域403に隣接する。
図5(c)は、データ再配置部20bによって生成されたアドレス変換テーブルを例示した図である。図5(c)に示したように、アドレス変換テーブルには、同時にキャッシュされる各情報について、光ディスク31においてその情報が記録された領域を指定する領域指定情報と、光ディスク32においてその情報が記録された領域を指定する領域指定情報とが関連付けて登録されている。
図5(c)に例示したアドレス変換テーブルにおいては、同時にキャッシュされる各情報が記録された領域を、その領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスにより指定するようにしている。また、同時にキャッシュされる情報のデータサイズは、キャッシュメモリ44を制御するアルゴリズムなどによって一定の値に決まってしまうので、同時にキャッシュされる情報のデータサイズD(セクタ数単位)を一度だけ指定するようにしている。なお、データサイズDは、図6に示すように、キャッシュメモリのアクセス単位のセクタ数に基づいて定めることができる(図6における「ブロック」は、以上の説明における「セクタ」に相当)。
このため、図5(c)に例示したアドレス変換テーブルには、同時にキャッシュされる各情報について、光ディスク31においてその情報が記録された領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAaiと、光ディスク32においてその情報が記録された領域の先頭に位置するセクタの論理ブロックアドレスLBAbiとが関連付けて登録されている。
このような変形例は、先に説明した記録システム1における光ディスクドライブ12を光ディスクドライブ装置40に置き換え、先に説明した記録方法におけるパーソナルコンピュータ10が起動情報を読み出す順序を特定する工程S10を、光ディスクドライブ40が情報をキャッシュする順序を特定する工程に置き換えるだけで容易に実現することができるので、本変形例を実施するための記録システム、および、本変形例に係る記録方法の詳細についての説明は省略する。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
発明の詳細な説明の項においてなされた具体的な実施形態または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と次に記載する請求の範囲内において、いろいろと変更して実施することができるものである。
本発明は、読み出し順序が予め定められた情報を光ディスクに記録する技術に広く適用することができる。特に、OSを起動するためにコンピュータが参照する情報が記録された所謂「起動ディスク」を製造する技術に取り分け好適に利用することができる。
1 記録システム(記録装置)
10 パーソナルコンピュータ
11 プロトコルアナライザ
12 光ディスクドライブ
13、14 バス
20 パーソナルコンピュータ
20a アクセス履歴保持部
20b データ再配置部(情報記録手段、テーブル記録手段)
20c アドレス変換テーブル保持部
21 光ディスクドライブ
22 光ディスクドライブ
23、24 バス
31 光ディスク(マスターディスク)
32 光ディスク(起動情報が記録されるブランクディスク)
40 光ディスクドライブ装置
41 アドレス変換部
42 アドレス変換テーブル保持部
43 キャッシュ制御部
44 キャッシュメモリ
45 光ピックアップ部

Claims (10)

  1. 記録媒体に記録された情報であって、オペレーティングシステムを起動するために予め定められた読み出し順序に従ってコンピュータにより読み出される複数の要素からなる情報を、上記記録媒体から読み出して光ディスクに記録する記録方法において、
    上記複数の要素の各々を上記光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録する情報記録工程と、
    上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録されたアドレス領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録工程において当該要素を記録するアドレス領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルを上記光ディスクに記録するテーブル記録工程と、を含んでおり、
    上記複数の要素の各々は、上記記録媒体において予め定められた記録されるべきアドレス領域に記録された要素である、ことを特徴とする記録方法。
  2. 請求項1に記載の記録方法であって、
    上記オペレーティングシステムを起動するために上記コンピュータが上記記録媒体から上記複数の要素を読み出す順序を検出することによって、上記読み出し順序を特定する順序特定工程を更に含んでいる、
    ことを特徴とする記録方法。
  3. 請求項1に記載の記録方法であって、
    上記テーブル記録工程が、上記第2の領域指定情報が指定するアドレス領域として、上記光ディスクを構成するトラックのうち、より外周のトラックを構成するセクタを優先的に選択する選択工程を含んでいることを特徴とする記録方法。
  4. 請求項1から3までの何れか1項に記載の記録方法であって、
    上記複数の要素の各々は、上記記録媒体に記録された情報を管理するファイルシステムにおいて、単一のファイルに格納された情報として管理される情報である、
    ことを特徴とする記録方法。
  5. 請求項1から3までの何れか1項に記載の記録方法であって、
    上記複数の要素の各々は、上記記録媒体に記録された情報を管理するファイルシステムにおいて、単一の、又は、複数のファイルに格納された情報として管理される情報であり、かつ、上記記録媒体において連続した領域に記録された情報である、
    ことを特徴とする記録方法。
  6. 請求項1から3までの何れか1項に記載の記録方法であって、
    上記複数の要素の各々は、上記光ディスクに記録された情報を読み出す光ディスクドライブにおいて、同時にキャッシュメモリに読み込まれる情報である、
    ことを特徴とする記録方法。
  7. 記録媒体に記録された情報であって、オペレーティングシステムを起動するために予め定められた読み出し順序に従ってコンピュータにより読み出される複数の要素からなる情報を、上記記録媒体から読み出して光ディスクに記録する記録装置において、
    上記複数の要素の各々を上記光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録する情報記録手段と、
    上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録されたアドレス領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録手段が当該要素を記録するアドレス領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルを上記光ディスクに記録するテーブル記録手段と、を備えており、
    上記複数の要素の各々は、上記記録媒体において予め定められた記録されるべきアドレス領域に記録された要素である、ことを特徴とする記録装置。
  8. 記録媒体に記録された情報であって、オペレーティングシステムを起動するために予め定められた読み出し順序に従ってコンピュータにより読み出される複数の要素からなる情報が、上記記録媒体から読み出されて記録された光ディスクにおいて、
    上記複数の要素の各々が当該光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録されており、
    上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録されたアドレス領域を指定する第1の領域指定情報と、当該光ディスクにおいて当該要素が記録されているアドレス領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルが記録されており、
    上記複数の要素の各々は、上記記録媒体において予め定められた記録されるべきアドレス領域に記録された要素である、ことを特徴とする光ディスク。
  9. オペレーティングシステムを起動するために予め定められた読み出し順序に従ってコンピュータにより読み出される複数の要素からなる情報が記録された光ディスクの製造方法において、
    上記情報が記録されている記録媒体から、予め定められた記録されるべきアドレス領域に記録されている上記複数の要素の各々を読み出して、上記光ディスク上の連続した領域に上記読み出し順序に従って記録する情報記録工程と、
    上記複数の要素の各々について、上記記録媒体において当該要素が記録されたアドレス領域を指定する第1の領域指定情報と、上記情報記録工程において当該要素を記録するアドレス領域を指定する第2の領域指定情報とを関連付けるテーブルを当該光ディスクに記録するテーブル記録工程と、を含んでいる、
    ことを特徴とする光ディスクの製造方法。
  10. 請求項8に記載の光ディスクから上記情報を読み出す光ディスクドライブ装置であって、
    上記光ディスクドライブ装置に上記光ディスクが装填された直後に上記テーブルを参照することによって、外部から入力された領域指定情報を、入力された領域指定情報に一致する第1の領域指定情報に関連付けられた第2の領域指定情報に変換する変換手段と、
    上記変換手段により得られた上記第2の領域指定情報により指定される上記光ディスク上のアドレス領域に記録された上記情報の要素を読み出し、読み出した要素を外部に出力する出力手段と、を備えている、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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