JP5255088B2 - ピック - Google Patents

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本発明は、ギターなどの弦楽器の演奏に用いるピックの形状に関する。
従来のギターなどの弦楽器の演奏に用いるピックの形状は、図8に示すように、セルロイド板や金属板などを用い、各辺に緩やかな弧を持つ三角形の形状に切り出し、中央部52を、弦を打弦する側の手の親指の腹と人差し指で挟んで把持し、肘から先の腕と手指の動きによって鋭角の打弦部53を弦に打ち付けて打弦するものである。これは平らな形状の為、フラットピックと呼ばれる。
他のピックの形態として図9に示すように、サムピックがある。これはセルロイド板や金属板を切り出して扁平形の輪状に曲げ、一片を鋭角状にして打弦部62とする。図10に示すように親指14先の爪の根元から第一関節63までの箇所に装着する構造になっている。装着した親指14の動きで先端の打弦部63を操作して打弦するものである。
また、演奏者によってはサムピックをフラットピック代わりとし、サムピックを装着したままで肘から先の腕と手指の動きによって鋭角の打弦部62を弦に打ち付けて打弦する場合もある。この場合はフラットピックと同じ効果が得られる。
他のサムピックは親指以外の人差し指他の手指に装着するものもある。これらは共に五指のみによる奏法で得られる音質を変化させ、一般的に打弦の音は五指のみによるものよりも力強い音となる。
演奏者はこれらの技術を楽曲の種類や雰囲気、あるいは演奏者や楽曲の作曲者の意図によって目的別に使い分けている。
しかしながら、以上の技術によれば、図8のフラットピックは親指の腹と人差し指で挟んで把持する為、演奏中にピックを用いず五指のみで行う奏法への素早い変更は、フラットピックを投げ捨てれば可能であるが、逆に演奏中に五指のみで行う奏法からフラットピックを用いて行う奏法への素早い変更は、困難であった。
また、フラットピックは手指に装着されない為、演奏中に把持に失敗し、指からはずれて落としてしまうことがあった。
また、フラットピックは親指と人差し指の両指で挟んで把持しつつも、弦に打ち付けて演奏を行う為、打弦の際の衝撃により、正しい角度を維持することに失敗することもあった。
また、フラットピックは手指に障害がある場合や傷病、後遺症、老齢などを原因とする握力の弱い演奏者など把持が困難である場合もある。このことが原因で演奏ができないこともあった。
図10の親指に装着するサムピックは、親指14の動きだけでフラットピックと同様の効果が得られ、かつ他の手指も同時に演奏に使用することが出来るが、ピック使用の効果を得る親指14の打弦の音と、他の手指による打弦の音に差が生じる。楽曲や演奏者によって、意図的にこのような差を生み出す演奏もあるが、概してサムピックは扱いにくく、操作には熟練を要する。
また、サムピックは演奏における激しい打弦の衝撃に耐えて親指から外れないように装着しなければならないため、強い圧力で親指14を締め付ける。そのため装着中は違和感が大きく、演奏していないときの動作、たとえば譜面をめくる、あるいは他の通常の動作を行う際にも親指の使用を制限され、不自由を強いられる。
親指以外の指に装着するサムピックは、まれにギター演奏に用いられることもあるが、多くはバンジョーなどの特定の楽器演奏に用いられるものであり、ここでは課題として取り上げない。
本発明は、ギターなどの弦楽器の演奏者が、演奏中にピックを用いて行う奏法と五指のみで行う奏法を相互に素早く変更できるピックを提供するとともに、ピックを用いて行う奏法では、落としたりずれたりすることなく把持され、かつ親指の腹と人差し指に密着し、親指と人差し指の最小限の力で正しい把持の姿勢を変わりなく維持するものとし、ピックを用いず五指のみで行う奏法の際には、最小限のすばやい操作で五指の動作の妨げにならずに保持されること、さらに演奏者の手の大きさに合わせることができ、使用に際して指を締めつけるなどの不快感の無いピックを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は図1のとおり、親指14に装着される装着部2と 板形状の本体ピック1の一端を、装着部2に設けた支軸10に軸受けさせ、支軸10を支点として保持する角度を、親指14の軸線に対し90度の範囲11で回動させることができる構造とした。
第三発明は、図3のとおりピックの形状を、支点となる支軸10にから親指14の先端までを、平面ではなく、親指14の形状に沿った、相反する向きの凸面4と凹面5の2つの緩やかなR面と、反時計回り方向のねじれ15を組み合わせた形状とした。
第一発明によれば、図4のとおり、本体ピック1が支軸10に軸受けされることで、支軸10が角度を変えるための支点となり、支点を中心に本体ピック1を90度の範囲11で回動させ、親指14の軸線13に対する本体ピック1の中心線の交差角度を可変することができる。
本体ピック1を使用する際には、図5のとおり、支軸10の支点と反対の端の部分の打弦する側を、人差し指15をもって親指14の爪の上の位置に移動させ、本体ピック1の端に人差し指15の腹を引っ掛けて引き降ろし、親指14の腹と人差し指15で挟むという簡単な操作で、支点を中心に回動させ、親指14の軸線13に対する角度を変えて、指先で把持する状態にできる。
また、本体ピック1は親指14に装着した装着部2に支軸10の支点で軸受けされて保持されるため、演奏中に激しい打弦による衝撃や汗によって本体ピック1が指から外れて落とすことがない。
本体ピック1使用中は、支点と指先の2点で位置が固定されるため、演奏中の激しい打弦による把持のずれが起こらず、演奏に必要な本体ピック1の正しい把持の姿勢を維持する。
逆に使用しない際には、図6のとおり、本体ピック1を人差し指15で親指14の上方に押し上げて回動させ、親指14の軸線13に対して仰角を与えて、親指14の腹及び人差し指15から離し、五指のみで演奏することができる。図6の本体ピック1の位置は五指のみによる演奏の動作に支障のない位置であり、本体ピック1は保持されつつも五指による演奏動作を妨げない。これらの使用、不使用を簡単な動作で素早く相互に変更できる。
さらに演奏以外でも、本体ピック1を親指14の軸線13に対して仰角を与えて、親指14の腹及び人差し指15から離した状態にしていれば、親指14をはじめその他の指は自由な状態であり、たとえば演奏途中でも頻繁に行われる譜面をめくる動作や、機器のつまみを動かす 動作、演奏の前後における物を掴む動作にも支障がない。
この角度を変える動作はともに親指14と人差し指15だけで行うことが出来る。これらの動作は平易で容易に習得することができ、かつ素早く行うことができる。
このことで演奏中に本体ピック1を用いて行う奏法と五指のみで行う奏法を相互に素早く変更することができ、音質や音量及び旋律の変化をもたらし、結果として演奏の表現方法の選択枝が増し、演奏方法の幅が広がる。
本体ピック1は支点となる支軸10で軸受けし保持されているために、従来技術のフラットピックと比較して、把持する為に必要であった親指14と人差し指15の力を、最小限にすることができる。これにより演奏のための微妙な力加減のコントロールが容易になる。
また、何らかの原因により演奏者の手指に障害がある場合や、疾病、後遺症、老齢など握力の弱い演奏者の場合、従来技術のフラットピックの把持やサムピックの使用が困難であっても、本発明品であれば最小限の力で正しい姿勢の本体ピック1の把持と演奏が可能となる。
第三発明によれば、図3のとおり、本体ピック1には、支点である支軸10から親指14の先端までの間に、平面ではなく、親指の形状に沿った、相反する向きの凹向き4ならびに凹向き5の2つの緩やかなR面と反時計回り方向のねじれ6が施されている。凹向き4は親指の腹に対しては凸状に接し、同時に把持する人差し指15には凹向きに接する。凸向き5は親指の第一関節に沿うように凹向きに接する。
これにより図5のとおり本体ピック1が親指14の腹と人差し指15による本体ピック1を把持する際の形状に密着することで、両指先と本体ピック1の一体感が増し、サムピックのように親指先端を締め付ける不快感もなく、従来技術のフラットピックおよびサムピックよりも心地よい装着感と使用感が得られる。
本発明の斜視図である 本体ピック1の形状を示す図である。 装着部2に接続された本体ピック1の状態を示した斜視図である。 本体ピック1の回動範囲の角度を示す図である。 本体ピック1の実施形態を示す図であり、演奏において本体ピック1を使用する場合の図である。 本体ピック1の実施形態を示す図であり、演奏において本体ピック1を使用しない場合の図である。 本体ピック1を装着部2の支軸10に接続した状態を示す平面図である。 従来技術フラットピックを示す図である。 従来技術サムピックを示す斜視図である。 従来技術サムピックの実施形態を示す図である。
この発明の一実施形態を、図5、図6に示す。装着部2には、親指14の第一関節から付け根までの部分に胴巻きに巻きつけて装着し固定するために、装着用凸部8ならびに装着用凹部9の両端を粘着性のあるテープや非粘着性の接着力のある一対の化学繊維によるテープなどで固定できる部分を要する。
また、伸縮性のあるゴムバンドのようなものを用いても良い。これにより、図5のとおり装着部2を親指14に巻きつけ、装着部2が親指14に固定される。
図5のとおり、本体ピック1による奏法の際には、本体ピック1を親指14の軸線13に沿った角度に保ち、親指14の腹と人差し指15で先端部近くの凹部5を軽く把持し、本体ピック1による打弦によって演奏を行う。
図6のとおり、本体ピック1を使用せず、五指だけによる奏法に変更する際は、人差し指15で本体ピック1の打弦部3近くを親指14の上方へ押し上げて親指14の軸線13に対して20度から30度の仰角を与えて親指14から離し、親指14と人差し指15の間の空間に位置させる。この位置は五指のみによる奏法の動きの妨げにならない位置である。
五指のみによる奏法から本体ピック1による奏法に変更する際には、人差し指15と親指14で本体ピック1の先端をつまみ、あるいは人差し指15の指先を本体ピック1の先端に引っ掛 けて親指14の軸線13に沿った角度に引き下ろし、親指14の腹と人差し指15で軽く先端部の凹部5を把持し、本体ピック1の打弦部3で打弦することによって演奏を行う。
この実施形態によれば、図6のとおり、ギターの演奏中に五指のみによる奏法と、図5のとおり、本体ピック1による奏法を相互に素早く変更することができる。
ギター演奏方法には大きく分けて五指のみによる奏法と、ピックなどの打弦具を用いる方法がある。五指のみによる奏法では、柔らかな指先で弦を弾くことで、柔らかく繊細な音が得られ、五指による連続した素早い動きによるアルペジオと呼ばれる複雑な分散和音を演奏できることが特徴である。
ピックによる奏法は五指のみによる奏法に比べて力強い音が得られ、ストロークと呼ばれる一気に和音を弾く、あるいはクロスピッキングと呼ばれるピックを細かく交互に動かして打弦し、早弾きや力強い旋律を奏でることなどが特徴である。
これらは奏法の違いであり、どちらが良い悪いというものではなく、それぞれに特徴がある。そのため演奏者は楽曲の種類や雰囲気によってこれらの奏法の使い分けを行っている。
本発明による本体ピック1を用いることで、演奏者は演奏する楽曲中の一部を五指のみによる奏法と本体ピック1による奏法を、演奏中に相互に素早くかつ容易に変更することができる。
例を示すと、楽曲の主題部分は五指のみによる奏法を用い、間奏部分は本体ピック1による力強い奏法を用いることができる。このことで演奏者は音質や音量及び旋律に変化を与えることができ、結果として演奏上の表現の幅が広がる。
生演奏に於いて演奏者はこのような奏法の変更を行う為に、従来技術のフラットピックを口に咥え、必要に応じて口元のフラットピックを手指で摘んで降ろして演奏を行い、逆の場合は口元に戻して咥えなおすという動作を行うこともある。
しかしながらこの方法では、口元までの距離があるため、素早い変更は難しい。また、手指でつかむ際、あるいは逆に口元に戻す際に誤って取り落とすことも多い。さらに、口で咥えている間に付着する唾液によって、手指で把持して打弦する際に滑ってしまい、正しく演奏することができないこともある。
さらにこの方法では、ギターを演奏しながらこれを伴奏とし、演奏者が同時に歌を歌う楽曲にあっては、フラットピックを口に咥えた状態では歌うことができない。発明品を用いれば、この問題は解決する。
フラットピックは、演奏中に激しい打弦による衝撃などで、指から外れ、落としてしまうこともある。生演奏ではこのような場合に備えて複数のフラットピックを演奏者の近くに置き、そのたびに新たに手指で摘めるようにする機材もあるが、この発明により、ピックは親指に常に装着されるため、本体ピック1が損傷しない限りこのような準備は必要でなくなる。
録音に於いては、このような奏法の変更の為には、楽曲の奏法指定箇所を同じ演奏者で別々に録音を行い、編集によってつなぎ合わせる、あるいは挿入することが行われている。別の録音を行わない場合は、複数の演奏者による演奏を同時に録音する方法も採られている。
この発明によって、録音に於いては、特に商業目的の録音スタジオに於いては、作業時間の短縮と簡略化および経費の削減ができる。
楽曲の作曲や編曲においても効果が期待できる。楽曲中のある箇所で五指のみによる奏法と本体ピック1による奏法の変更の指定が可能となり、従来よりも創作や表現の幅が広がり、これまでに無かった楽曲が創出される可能性がある。
本体ピック1に施された親指14の形状に沿った、相反する向きの凸面4と凹面5の2つの緩やかなR面と、反時計廻りのねじれ6により、把持の際には親指14上の支軸10から親指14の腹の先端近くまで本体ピック1が密着し、かつ人差し指15にも密着する。
このことで、親指14の腹と人差し指15で本体ピック1を把持する際に心地よい装着感が得られる。
また、従来技術の親指14と人差し指15でつまんで把持するフラットピックと違い、支点である支軸10と親指14、人差し指15の両手指の2点で保持されるため、両手指腹からの発汗によるずれや激しい打弦の衝撃によって本体ピック1が外れて落とすこともない。
本発明により、これまでフラットピックによる演奏が困難であった演奏者もフラットピックと同様の効果を得る演奏を行うことが可能となる。
本体ピック1は、支点の支軸10による保持によって、従来必要であったフラットピックを把持する手指の力は最小限でよくなり、余分な力を要しないことで、演奏者によって何らかの原因で手指に障害がある場合や、疾病、後遺症、老齢など握力の弱い演奏者の場合、従来技術のフラットピックの把持が困難であっても、この発明による本体ピック1の把持は最小限の力しか要しない為、障害を持つ人が健常者と同様の演奏を行うことも可能となる。
本体ピック1を使用しない際は、本体ピック1に、親指14の軸線13に対して仰角を与え、親指14及び人差し指15側の上方、親指14の爪の右側近くに跳ね上げられる。この位置は五指による演奏の妨げにならない位置であり、また人差し指15の指先が容易に届く位置である。
このように、支軸10近くの凸面4と反時計廻りのねじれ6は、演奏の向上に寄与するとともに、本体ピック1を使用しない際に、本体ピック1の先端が五指のみによる奏法の動きの妨げにならない位置に保持させるという利点も提供する。
さらに、本発明品は、構造上図4のとおり、本体ピック1の中心線が親指14の軸線13に対し て90度の角度で仰角を与えることが可能であるが、支軸10近くの凸面4は、親指14に対する大きすぎる仰角を与えた際は、装着部2に対して回動を行う上で抵抗を生む。これによって本体ピック1を使用しない際に、親指14の軸線13に対して必要以上に仰角を与えてしまうことによって生じる、人差し指15の先端が届かない、元に戻せない位置まで跳ね上がることを防止する。
収納の際には、支軸10近くの凸面は緩やかであるため、装着部2の中心線12に対して0度まで回動させることができ、本体ピック1及び装着部2の支軸10を損傷させることなく、装着部2を小さく折りたたんで収納することができ、持ち運びにも便利である。
図1の実施形態では、本体ピック1はセルロイド板を想定しているが、目的別に金属板や他の素材を用いたものでも良い。
同じく図1の装着部2は、親指14を胴巻きにして固定できるようにするために、幅広のゴムバンドによって実施しても良い。ただしこの場合は、演奏者の親指14の胴の太さは個人差があることと、ゴムバンドによる締め付けによって不快感を生じることが懸念されるという問題点がある。
これを解決するためには、装着部2は図1のとおり、両端に粘着性のあるテープや衣服や靴などに用いられる粘着物質を要しない接着性のある化学繊維凸面8と化学繊維凹面9の一対の化学繊維によって構成されたテープ状の構造を用い、親指14の第一関節から付け根に渡る部分に巻きつける方法であることが望ましい。
本書面で図示した実施形態は、右手親指に装着する場合のものである。ギター演奏者によっては、少数ではあるが、利き手が逆によることから左手で打弦する者もある。このケースの演奏者が本発明品を実施するためには、本発明品を左手親指に装着することになる。その場合は、本体ピック1の形状を左右表裏逆向きとし、右手用とは反対向きに支軸10に接続して実施する必要がある。他に於いては右手用と同様である。
ギター演奏者の手の大きさや親指14の形状は様々であり、人種の違いや大人と子供など、あるいは個人差による親指14関節の大小の差、さらには装着感の好みなど、製品とするときは、本体ピック1と装着部2の大きさをそれぞれS・M・Lなど段階別に設計・製作する必要が生じるものと思われる。
本書面で解説し図示した実施形態は、演奏するギターの種類に関して、スティール製の弦を張ったものを想定しているが、演奏者によってはナイロン製の弦を張ったギターや弦楽器を使用する場合もある。その場合もスティール製の弦と変わりなく効果が得られる。
ナイロン製の弦を張ったギターはクラシック・ギターやガット・ギターと呼ばれ、クラシックやスパニッシュ、ボサノバなどの演奏分野で多く用いられる。
この楽器の奏法は五指による奏法が一般的でありピックを用いた奏法による演奏は数が少ないことから、本発明による新しい奏法を用いることで、この音楽分野での使用効果が大きいことも予想される。
その他、ウクレレなどの五指を用いて演奏される弦楽器においても効果が期待できる。
1 本体ピック
2 装着部
3 打弦部
4 緩やかな凸のR
5 緩やかな凹のR
6 反時計廻り方向のねじれ
7 切れ込み
8 接着性のある化学繊維凸面
9 接着性のある化学繊維凹面
10 支軸
11 本体ピックが回動する角度の範囲
12 装着部中心線
13 親指軸線
14 親指
15 人差し指
51 フラットピック
52 中央部
53 打弦部
54 サムピック
61 打弦部
62 親指第一関節
63 親指付け根

Claims (2)

  1. の親指付け根近くに装着される装着部と、親指先端から親指付け根近くに
    至る長さの帯板形状のピックで構成され、ピックの一端を装着部に設けた支軸に軸受けさせ、支軸を支点として回動させることで、ピックを保持する角度を可変できる構造を特徴とするピック。
  2. 前記帯板形状のピックは、軸受けされる支軸から親指の先端までが平面ではなく、親指の形状に沿った、相反する向きの凸面と凹面の2つの緩やかなRと、反時計廻り方向のねじれを組み合わせた形状であることを特徴とする請求項1記載のピック。
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