JP5254635B2 - 通信装置およびその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークの形成技術に関するものである。
従来、ユーザビリティやコネクティビティを向上させるためにネットワークに識別子をつけ、ネットワークを判別できるようにしている。このような識別子には、IEEE802.11規格におけるSSID(Service Set ID)などがある。
SSIDは任意に設定可能であるため、設定方法に関する提案も複数なされている。例えば、特許文献1には、仮の識別子を設定して認証を行った後に、正規の識別子を設定する技術が開示されている。また、特許文献2には、配信する情報ジャンル名を識別子として設定する技術が開示されている。さらに、特許文献3には、実行するアプリケーション名を識別子として設定する技術が開示されている。
特開2003−101553号公報 特開2007−5892号公報 特許第3698711号
しかしながら、上述の技術を用いて識別子を変更する場合、変更前の識別子と変更後の識別子とが関連していない。そのため、ユーザは、識別子の変更前のネットワークと変更後のネットワークとの関連性を知ることができない。
例えば、無線LAN端末の中には、ステーション(STA)機能の動作からアクセスポイント(AP)機能へ動作変更して、新規のネットワーク(BSS)を構築するものがある。また、予め設定された条件に応じて、構築した新規のBSSを破棄した後、STA機能へ動作変更し以前参加していたBSSに参加し直すこともある。このとき、外部の他の端末は、新規のBSSが構築された際に当該BSSに間違って参加してしまう、もしくは、当該BSSに意図して参加することが容易でないという問題があった。また、外部の他の端末は、新規のBSSが破棄された場合に、他のどのBSSに参加し直すべきかを判断することが困難であった。つまり、ネットワーク接続のためのユーザビリティに問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することを目的とする。
上述の問題点を解決するために本発明の通信装置は以下の構成を備える。すなわち、通信装置は、他の通信装置が形成した第1のネットワークに参加する参加手段と、前記参加手段によって前記第1のネットワークに参加している前記通信装置が前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを形成する場合に、通信可能な範囲に存在するネットワークを探索する探索手段と、前記探索手段による探索結果に基づいて、拡張文字列を生成する第1の生成手段と、前記第1のネットワークを識別する第1のネットワーク識別子に含まれる前記他の通信装置のユーザが任意に設定した文字列前記拡張文字列とを使って、前記第2のネットワークを識別する第2のネットワーク識別子を生成する第2の生成手段と、前記第2のネットワーク識別子を用いて前記第2のネットワークを形成する形成手段と、を備える
上述の問題点を解決するために本発明の通信装置の制御方法は以下の構成を備える。すなわち、通信装置の制御方法において、他の通信装置が形成した第1のネットワークに参加する参加工程と、前記参加工程によって前記第1のネットワークに参加している前記通信装置が前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを形成する場合に、通信可能な範囲に存在するネットワークを探索する探索工程と、前記探索工程による探索結果に基づいて、拡張文字列を生成する第1の生成工程と、前記第1のネットワークを識別する第1のネットワーク識別子に含まれる前記他の通信装置のユーザが任意に設定した文字列前記拡張文字列とを使って、前記第2のネットワークを識別する第2のネットワーク識別子を生成する第2の生成工程と、前記第2のネットワーク識別子を用いて前記第2のネットワークを形成する形成工程と、を含む
本発明によれば、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上可能とする技術を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。なお、以下の実施形態においては、IEEE802.11規格の無線通信規格を用いて説明を行う。しかしながら、予め設定されたネットワークの識別子が一致する機器間でネットワークを形成する通信方式であれば他の規格であっても、適用できる場合がある。
(第1実施形態)
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係る無線通信システムに含まれる装置を示す図である。
101は、IEEE802.11規格に対応したアクセスポイント装置(AP)としてのアクセスポイント101である。111〜115は、IEEE802.11規格に対応したステーション装置(STA)としてのパーソナルコンピュータ(PC)である。121は、IEEE802.11規格に対応したステーション装置あるいはアクセスポイント装置としてのインクジェットプリンタ(IJP)である。131は、IEEE802.11規格に対応したステーション装置あるいはアクセスポイント装置としてのデジタルビデオカメラ(DVC)である。
図2は、AP101、PC111、IJP121およびDVC131の内部機能構成を示す図である。なお、以下では、外部の無線通信機器からの接続を受け付けるため機能をアクセスポイント機能と呼び、アクセスポイント機能を実行する外部の無線通信機器へ接続するための機能をステーション機能と呼ぶ。なお、アクセスポイント機能とステーション機能とは選択的に使用される。
図2(a)は、AP101の機能構成を示している。201は、アクセスポイント機能を提供するアクセスポイント機能部であり、無線モジュールおよびドライバなどから構成される。アクセスポイント機能部201により、インフラストラクチャ・モードのBSS(Basic Service Set)を制御し、ステーション機能を備えた装置、例えば、PC111〜115、IJP121およびDVC131が無線通信を行う。また、202は、装置内の各部を統合的に制御する制御部である。
図2(b)は、PC111の機能構成を示している。なお、PC112〜115の機能構成も同様である。211は、ステーション機能を提供するステーション機能部であり、無線モジュールおよびドライバなどから構成される。ステーション機能部211により、例えば、AP101の制御するインフラストラクチャ・モードのBSSで、AP101を介して、ステーション機能を備えた装置、例えば、PC112〜115、IJP121およびDVC131と無線通信を行う。なお、後述するように、アドホックモードにおけるステーション機能を備えても良い。この場合、BSS(IBSSとも呼ばれる)を構築することができる。212は、PC機能を提供するPC機能部であり、中央処理装置(CPU)、メモリ、ハードディスク、キーボード、液晶ディスプレイ(LCD)、OSおよびアプリケーションなどから構成される。PC機能部212は、周知のPC機能を提供するが、詳細な説明は省略する。また、213は、装置内の各部を統合的に制御する制御部である。
図2(c)は、IJP121の機能構成を示している。221は、ステーション機能部である。ステーション機能部221は、PC111のステーション機能部211と同様である。222は、無線通信機能切替部であり、ドライバなどから構成される。無線通信機能切替部222は、ステーション機能部221とアクセスポイント機能部223の動作を切り替える。223は、アクセスポイント機能部である。アクセスポイント機能部223は、AP101のアクセスポイント機能部201と同様である。224は、IJP機能部であり、給紙機構、インクタンクおよびヘッドなどから構成される。IJP機能部224は、周知のIJP機能を提供するが、詳細な説明は省略する。また、225は、装置内の各部を統合的に制御する制御部である。
図2(d)は、DVC131の機能構成を示している。231は、ステーション機能部である。ステーション機能部231は、PC111のステーション機能部211と同様である。232は、無線通信機能切替部である。無線通信機能切替部232は、IJP121の無線通信機能切替部222と同様である。233は、アクセスポイント機能部である。アクセスポイント機能部233は、AP101のアクセスポイント機能部201と同様である。234は、DVC機能部であり、レンズ、CCDなどの撮像素子および映像記録テープなどから構成される。DVC機能部234は、周知のDVC機能を提供するが、詳細な説明は省略する。また、235は、装置内の各部を統合的に制御する制御部である。
図3は、第1実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。
AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSID(Service Set ID)の文字列として”root_0”を設定したBSSを制御している。一方、PC111〜115およびIJP121は、それぞれのステーション機能部211および221に、SSIDの文字列としてAP101と同一の文字列である”root_0”を設定し、AP101の制御するBSS”root_0”内で無線通信を行っている。
図4は、第1実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。
401は、基本文字列である。基本文字列401は、直前に使用していたSSIDの文字列が設定され、例えば初期状態で使用していた文字列が設定される。402は、拡張文字列である。拡張文字列402は、デリミタ(区切り文字)である”_”、および、番号の組み合わせの文字列が設定される。つまり、新規BSSで使用されるSSIDの文字列として、”直前に使用していたSSID”、”_”および”番号”の組み合わせの文字列が設定される。なお、番号としては、後述するように同じ分岐階層にある他のネットワークと区別するためのインデックス番号(識別文字列)を用いると良い。
<無線通信システムの動作例1>
図5は、無線通信システムの動作例1を示すフローチャートである。ここでは、IJP121が、何らかのトリガが発生した場合に新規ネットワークを構築する場合を想定する。つまり、SSIDを再設定しアクセスポイント機能を有効にする。トリガは複数考えられるが、例えば、IJP121で印刷準備が整ったことをトリガとしてもよい。以下のフローチャートの各ステップは、IJP121内の制御部225が実行する。
ステップS501では、現在ステーション機能部221に設定されているSSIDの文字列書式が、図4で示した書式に合致しているか否かを判定する。合致していればステップS502に進み、合致していなければ処理を終了する。例えば、”root_0”の書式を確認し、合致していると判定する。
ステップS502では、アクセスポイント機能部223に新規に設定するSSIDの基本文字列401をステップS501で確認したSSIDの文字列として設定する。ここでは、”root_0”を基本文字列401として設定する。
ステップS503では、ステーション機能部221を制御してIJP121周辺のBSSが使用しているSSIDをスキャン(探索)して収集する。
ステップS504では、収集したSSIDのうち、ステップS502で決定した文字列が含まれるSSIDの、拡張文字列402を確認する。具体的には、拡張文字列402に含まれる”番号”部分を確認する。
ステップS505では、アクセスポイント機能部223に新規に設定するSSIDの拡張文字列402の番号を、ステップS504で確認された番号以外の番号に設定する。すなわち、周辺のBSSで未使用の番号に決定する。例えば、周辺に他のBSSが存在しなかった場合は”0”が番号として設定される。一方、周辺のBSSで、”root_0_0”および”root_0_1”が既にSSIDとして使用されていた場合は、”2”を拡張文字列として決定する。
ステップS506では、ステップS502で決定した基本文字列402に、デリミタ”_”およびステップS505で設定した番号の組み合わせからなる文字列を付与した文字列を、新規に設定するSSIDとして決定しアクセスポイント機能部223に設定する。
ステップS507では、無線通信機能切替部222を制御し、無線機能をステーション機能部221からアクセスポイント機能部223に切り替える。
以上のステップにより、IJP121は新規のBSSを構築する。
図6は、動作例1によるSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。ここでは、IJP121がSSIDとして”root_0_0”を設定したBSSを構築している。そして、その後、PC113〜115が、”root_0_0”がSSIDとして設定されたIJP121をスキャンにより確認後、PC113〜115のSSIDを変更しIJP121の制御するBSSに移動した例を示している。つまり、上述のSSID決定手順により、BSS”root_0”から派生したBSS”root_0_0”が新規に構築されたことをSSID文字列から知ることが可能となる。
この状態では、AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSIDを”root_0”と設定し、BSS”root_0”を制御している。PC111〜112は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDを”root_0”と設定し、AP101の制御するBSS”root_0”で、無線通信を行っている。一方、IJP121は、アクセスポイント機能部223に、”root_0_0”と設定し、BSS”root_0_0”を制御している。PC113〜115は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDを”root_0_0”と設定し、IJP121の制御するBSS”root_0_0”で、無線通信を行っている。
このように、PC113〜115は、周辺で構築されているBSSの内、関連性のあるBSSを容易に確認することが可能となる。そのため、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することが出来る。
<無線通信システムの動作例2>
上述の動作例1に引き続き、PC113が新規にBSS(IBSS)を構築する例について以下に説明する。この場合の初期状態は図6の状態であるとする。
図7は、無線通信システムの動作例2を示すフローチャートである。ここでは、PC113が、何らかのトリガが発生した場合に新規のネットワークを構築する場合を想定する。トリガは複数考えられるが、例えば、PC113が、現在のBSSにおける帯域不足を検出しトリガとしてもよい。以下のフローチャートの各ステップは、PC113内の制御部213が実行する。
ステップS701では、現在ステーション機能部211に設定されているSSIDの文字列書式が、図4で示した書式に合致しているか否かを判定する。合致していればステップS702に進み、合致していなければ処理を終了する。例えば、”root_0_0”の書式を確認し、合致していると判定する。
ステップS702では、ステーション機能部211に新規に設定するSSIDの基本文字列401をステップS701で確認したSSIDの文字列として設定する。ここでは、”root_0_0”を基本文字列401として設定する。
ステップS703では、ステーション機能部211を制御してPC113周辺のBSSが使用しているSSIDをスキャンして収集する。
ステップS704では、収集したSSIDのうち、ステップS702で決定した文字列が含まれるSSIDの、拡張文字列402を確認する。具体的には、拡張文字列402に含まれる”番号”部分を確認する。
ステップS705では、ステーション機能部211に新規に設定するSSIDの拡張文字列402の番号を、ステップS704で確認された番号以外の番号に設定する。すなわち、周辺のBSSで使用されていない番号に決定する。例えば、周辺に他のBSSが存在しなかった場合は”0”が番号として設定される。一方、周辺のBSSで、”root_0_0_0”および”root_0_0_1”が既にSSIDとして使用されていた場合は、”2”を拡張文字列として決定する。
ステップS706では、ステップS702で決定した基本文字列401、デリミタ”_”およびステップS705で設定した番号の組み合わせからなる文字列を、新規に設定するSSIDとして決定しステーション機能部211に設定する。そして、アドホックモードに移行する。
図8は、動作例2によるSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。ここでは、PC113がSSIDとして”root_0_0_0”を設定したBSS(IBSS)を構築している。そして、その後、PC114が、”root_0_0_0”がSSIDとして設定されたPC113をスキャンにより確認後、PC114のSSIDを変更しPC113の制御するBSSに移動した例を示している。つまり、上述のSSID決定手順により、BSS”root_0_0”から派生したBSS”root_0_0_0”が新規に構築されたことをSSID文字列から知ることが可能となる。
この状態では、AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSIDを”root_0”と設定し、BSS”root_0”を制御している。PC111〜112は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDを”root_0”と設定し、AP101の制御するBSS”root_0”で、無線通信を行っている。また、IJP121は、アクセスポイント機能部223に、”root_0_0”と設定し、BSS”root_0_0”を制御している。PC115は、ステーション機能部211に、SSIDを”root_0_0”と設定し、IJP121の制御するBSS”root_0_0”で、無線通信を行っている。さらに、PC113は、ステーション機能部211に、SSIDを”root_0_0_0”と設定し、BSS”root_0_0_0”を制御している。PC114は、ステーション機能部211に、SSIDを”root_0_0_0”と設定し、PC113の制御するBSS”root_0_0_0”で、無線通信を行っている。
このように、PC114は、周辺で構築されているBSSの内、関連性のあるBSSを容易に確認することが可能となる。そのため、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することが出来る。
<無線通信システムにおけるネットワーク構成の表示>
図9は、無線通信システムのネットワーク構成の表示のためのフローチャートである。例えば、LCDなど表示機能を備えた装置、例えば、PC111〜115などで、何らかのトリガが発生した場合に実行される。トリガは複数考えられるが、例えば、PC114においてスキャンを行う指示をユーザから受け付けトリガとしてもよい。以下のフローチャートの各ステップは、PC114内の制御部213が実行する。
ステップS901では、PC114周辺で構築されているBSSのSSIDをスキャンして収集する。
ステップS902では、ステップS901で収集したSSIDの基本文字列401を確認する。
ステップS903では、ステップS901で収集したSSIDのうち、同一の基本文字列401を含むSSIDがあれば、それらのSSIDをグループ化する。さらに、SSIDの文字列に含まれる、デリミタの個数に基づいて階層化してもよい。例えば”root_0”、”root_0_0”および”root_0_0_0”が収集したSSIDであった場合、”root_0_0_0”を”root_0_0”の下位に、”root_0_0”を”root_0”の下位に配置するよう階層化すると良い。
ステップS904では、PC114が現在使用しているSSIDを確認する。
ステップS905では、ステップS904で確認したSSIDの上位および下位に配置されているSSIDを確認する。
ステップS906では、表示画面を生成し不図示の表示部に表示する。
図10は、表示部に表示されるネットワーク構成の表示画面を例示的に示す図である。ここでは、図8に示した無線ネットワーク構成で、PC114が、表示処理を行った後の、無線ネットワーク構成の表示画面を示している。さらに、図8には不図示のBSS”abc”およびxyz”が周辺に存在している場合の表示画面を例示的に示している。
表示画面1001では、無線ネットワーク一覧として、BSS”root_0”、”root_0_0”、”root_0_0_0”、”abc”および”xyz”が表示されている。また、BSS”root_0_0_0”はBSS”root_0_0”の下位に、BSS”root_0_0”はBSS”root_0”の下位に表示されている。つまり、類似度に基づいて階層的に一覧表示する。
また、同一ツリー内のBSSに対し、移動に関する情報を併せて表示するよう構成してもよい。例えば、PC114の現在のBSSとして、”root_0_0_0”に対応する領域に、「接続中」と表示するとよい。さらに、同一のグループ(同一ツリー内)である上位のBSS”root_0_0”および”root_0”に対応する領域に、「移動可」と表示するとよい。つまり、BSS”root_0_0”および”root_0_0_0”は、BSS”root_0”から派生したBSSであり、SSID以外のパラメータ(暗号鍵および暗号方式などの設定)を変えること無く移動可能なBSSであるからである。このような表示により、ユーザは容易に移動先のBSSの選択指定をすることが可能となる。そのため、ユーザからの選択指定を受け付ける受付部を併せて備えることも好適である。
<無線通信システムの動作例3>
上述の動作例2に引き続き、PC113の電源がOFFされ、BSSが破棄された際の動作について以下に説明する。この場合の初期状態は図8の状態であるとする。
図11は、無線通信システムの動作例3を示すフローチャートである。ここでは、PC114が、何らかのトリガが発生した場合に新規のネットワークを構築する場合を想定する。ここでは、上述したPC113の電源OFFによるBSS破棄を検出しトリガとする。以下のフローチャートの各ステップは、PC114内の制御部213が実行する。
ステップS1101では、ステーション機能部211を制御してPC114周辺のBSSが使用しているSSIDをスキャンして収集する。
ステップS1102では、ステーション機能部211に設定されている現在のSSIDの基本文字列401の書式を確認する。書式が、図4で示した書式に合致しているか否かを判定する。合致していればステップS1103に進み、合致していなければ処理を終了する。例えば、”root_0_0_0”の書式を確認し、合致していると判定する。
ステップS1103では、現在のSSIDとステップS1101で収集したSSIDとを比較する。比較はステップS1101で収集した各SSIDについて実行される。なお、さらに上位の文字列”root_0”に対して、確認を行うよう構成してもよい。
ステップS1104では、ステップS1103での比較により、現在のSSIDの基本文字列401と同じ文字列を有するSSIDが存在するか否かを確認する。例えば、”root_0_0”と同じSSIDが存在するか否かを確認する。存在した場合は、ステップS1105に進み、存在しなかった場合は処理を終了する。
ステップS1105では、現在のSSIDの基本文字列401を新規のSSIDの文字列として設定する。
図12は、動作例3によるSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。そのため、図8の無線ネットワーク構成から、PC113の制御するBSS”root_0_0_0”が消滅している。そして、その後、PC114が、SSIDを変更しIJP121の制御するBSSに移動した例を示している。
この状態では、AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSIDを”root_0”と設定し、BSS”root_0”を制御している。PC111〜112は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDを”root_0”と設定し、AP101の制御するBSS”root_0”で、無線通信を行っている。また、IJP121は、アクセスポイント機能部223に、”root_0_0”と設定し、BSS”root_0_0”を制御している。PC114および115は、ステーション機能部211に、SSIDを”root_0_0”と設定し、IJP121の制御するBSS”root_0_0”で、無線通信を行っている。
このように、PC114は、関連性のあるBSSを容易に確認することが可能となる。そのため、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することが出来る。
以上説明したように、第1実施形態の無線通信システムによれば、共通の基本文字列を含む文字列をSSIDとして用いる。それにより、新規にBSSが構築あるいは消滅した場合にもネットワーク接続性を維持することが容易となる。つまり、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することが可能となる。
なお、SSIDとして設定する文字列としては、SSID再設定前の派生元のBSSおよびSSID再設定後の派生先のBSSとが関連付けられ、その関連性が容易に理解されるものであれば任意のものでかまわない。
(第2実施形態)
第2実施形態では、新規に構築するネットワークで利用する主要アプリケーションに基づきSSIDの文字列を設定する方法について説明する。
<システム構成>
図13は、第2実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。なお、各装置内の内部構成については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSID(Service Set ID)の文字列として”home”を設定したBSSを制御している。一方、PC111〜113およびDVC131は、それぞれのステーション機能部211および231に、SSIDの文字列としてAP101と同一の文字列である”home”を設定し、AP101の制御するBSS”home”内で無線通信を行っている。
図14は、第2実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。
図14(a)において、1401は基本文字列である。基本文字列1401は、直前に使用していたSSIDの文字列が設定され、例えば初期状態で使用していた文字列が設定される。1402は、拡張文字列である。拡張文字列1402は、デリミタ(区切り文字)である”_”、および、アプリケーション名の組み合わせの文字列が設定される。つまり、新規BSSで使用されるSSIDの文字列として、”直前に使用していたSSID”、”_”および”アプリケーション名”(情報文字列)の組み合わせの文字列が設定される。
また、図14(b)は、アプリケーション名を指定するための設定テーブルを示している。1411は、アプリケーションであり、映像サーバおよび映像クライアントが登録されている。1412は、アプリケーションに対応するアプリケーション名であり、ここでは”VIDEO”が登録されている。
<無線通信システムの動作例>
図15は、無線通信システムの動作例を示すフローチャートである。ここでは、DVC131で”映像サーバ”アプリケーションが起動した場合に新規のネットワークを構築する場合を想定する。以下のフローチャートの各ステップは、DVC131内の制御部235が実行する。
ステップS1501では、起動したアプリケーションが、図14(b)で示した設定テーブルに登録されているか否かを判定する。登録されていればステップS1502に進み、されていなければ処理を終了する。例えば、”映像サーバ”が登録されているか否かを判定する。
ステップS1502では、アクセスポイント機能部233に新規に設定するSSIDの拡張文字列1402を、起動したアプリケーションに対応するアプリケーション名に設定する。ここでは、デリミタ”_”および”VIDEO”を拡張文字列1402として設定する。
ステップS1503では、現在ステーション機能部231に設定されているSSIDの文字列を新規に設定するSSIDの基本文字列1401に決定する。
ステップS1504では、ステップS1502で決定した基本文字列1401、デリミタ”_”およびステップS1502で設定したアプリケーション名の組み合わせからなる文字列を、新規に設定するSSIDとして決定しアクセスポイント機能部233に設定する。
ステップS1505では、無線通信機能切替部232を制御し、無線機能をステーション機能部231からアクセスポイント機能部233に切り替える。
以上のステップにより、DVC131は新規のBSSを構築する。引き続き、PC113がSSIDを設定する例について以下に説明する。
図16は、無線通信システムの引き続く動作例を示すフローチャートである。ここでは、PC113で”映像クライアント”アプリケーションが起動した場合を想定する。以下のフローチャートの各ステップは、PC113内の制御部213が実行する。
ステップS1601では、起動したアプリケーションが、図14(b)で示した設定テーブルに登録されているか否かを判定する。登録されていればステップS1602に進み、されていなければ処理を終了する。例えば、”映像クライアント”が登録されているか否かを判定する。
ステップS1602では、ステーション機能部211に新規に設定するSSIDの拡張文字列1402を、起動したアプリケーションに対応するアプリケーション名に設定する。ここでは、”VIDEO”を拡張文字列1402として設定する。
ステップS1603では、現在自端末のステーション機能部231に設定されているSSIDの文字列を新規に設定するSSIDの基本文字列1401に決定する。
ステップS1604では、PC113(自端末)の周辺で構築されているBSSのSSIDをスキャンして収集する。
ステップS1605では、ステップS1604で収集したSSIDの基本文字列1401および拡張文字列1402のアプリケーション名を確認する。
ステップS1606では、収集したSSIDのうち、基本文字列1401および拡張文字列1402のアプリケーション名が、ステップS1603およびステップS1602で決定した文字列と同じSSIDが存在するか否か(有無)を確認する。例えば、PC113で、現在のSSID”home”であり、映像クライアントが起動した場合に、”home_VIDEO”と同じSSIDが存在するか否かを確認する。存在していなければ、処理を終了する。
ステップS1607では、ステップS1606で存在すると確認された文字列を新規のSSIDの文字列として決定し、ステーション機能部211に設定する。
図17は、上述のSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。ここでは、AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSIDを”home”と設定し、BSS”home”を制御している。PC111〜112は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDを”home”と設定し、AP101の制御するBSS”home”で、無線通信を行っている。DVC131は、アクセスポイント機能部233に、”home_VIDEO”と設定し、BSS”home_VIDEO”を制御している。PC113は、ステーション機能部211に、SSIDを”home_VIDEO”を設定し、DVC131の制御するBSS”home_VIDEO”で、無線通信を行っている。とりわけ、DVC131およびPC113は、無線通信として、映像サーバ・クライアントに関連した無線通信を行っている。
以上説明したように、第2実施形態の無線通信システムによれば、共通の基本文字列を含む文字列をSSIDとして用いる。また、起動したアプリケーションに基づき拡張文字列を設定する。それにより、新規にBSSが構築あるいは消滅した場合にもネットワーク接続性を維持することが容易となる。つまり、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、新規に構築するネットワークに関連する通信プロトコルに基づきSSIDの文字列を設定する方法について説明する。
<システム構成>
図18は、第3実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。なお、各装置内の内部構成については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSID(Service Set ID)の文字列として”office”を設定したBSSを制御している。一方、PC111〜113およびIJP121は、それぞれのステーション機能部211および221に、SSIDの文字列としてAP101と同一の文字列である”office”を設定し、AP101の制御するBSS”office”内で無線通信を行っている。
図19は、第3実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。
図19(a)において、1901は基本文字列である。基本文字列1901は、使用する主要な通信プロトコルに対するポート番号を示す文字列が設定される。1902は、拡張文字列である。拡張文字列1902は、デリミタ(区切り文字)である”_”、および、ポート名の組み合わせの文字列が設定される。つまり、新規BSSで使用されるSSIDの文字列として、”直前に使用していたSSID”、”_”および”ポート名”の組み合わせの文字列が設定される。
また、図19(b)は、ポート名を指定するための設定テーブルを示している。1911は、通信プロトコルに対するポート番号であり、”515”が登録されている。1412は、ポート番号に対応するポート名であり、ここでは”PRINTER”が登録されている。
<無線通信システムの動作例>
図20は、無線通信システムの動作例を示すフローチャートである。ここでは、IJP121でプリントデータ送信のためのTCPおよびUDPのポートがオープンした場合に新規のネットワークを構築する場合を想定する。以下のフローチャートの各ステップは、IJP121内の制御部225が実行する。
ステップS2001では、オープンしたポートのポート番号が、図19(b)で示した設定テーブルに登録されているか否かを判定する。登録されていればステップS2002に進み、されていなければ処理を終了する。例えば、”515”が登録されているか否かを判定する。
ステップS2002では、アクセスポイント機能部223に新規に設定するSSIDの拡張文字列1902を、オープンしたポートのポート番号に対応するポート名に設定する。ここでは、デリミタ”_”および”PRINTER”を拡張文字列1902として設定する。また、ポート番号を新規に設定するSSIDの基本文字列1901に決定する。
ステップS2003では、ステップS2002で決定した基本文字列1901および拡張文字列1902の組み合わせからなる文字列を、新規に設定するSSIDとして決定しアクセスポイント機能部223に設定する。
ステップS2004では、無線通信機能切替部222を制御し、無線機能をステーション機能部221からアクセスポイント機能部223に切り替える。
以上のステップにより、IJP121は新規のBSSを構築する。引き続き、PC113がSSIDを設定する例について以下に説明する。
図21は、無線通信システムの引き続く動作例を示すフローチャートである。ここでは、PC113でポート番号が”515”のポートがオープンした場合を想定する。以下のフローチャートの各ステップは、PC113内の制御部213が実行する。
ステップS2101では、オープンしたポート番号が、図19(b)で示した設定テーブルに登録されているか否かを判定する。登録されていればステップS2102に進み、されていなければ処理を終了する。例えば、”515”が登録されているか否かを判定する。
ステップS2102では、ステーション機能部211に新規に設定するSSIDの拡張文字列1902を、オープンしたポート番号に対応するポート名に設定する。ここでは、デリミタ”_”および”PRINTER”を拡張文字列1902として設定する。また、ポート番号を新規に設定するSSIDの基本文字列1901に決定する。
ステップS2103では、PC113の周辺で構築されているBSSのSSIDをスキャンして収集する。
ステップS2104では、ステップS2104で収集したSSIDの基本文字列1901および拡張文字列1902を確認する。
ステップS2105では、収集したSSIDのうち、基本文字列1901および拡張文字列1902のアプリケーション名が、ステップS2103およびステップS2102で決定した文字列と一致するSSIDが存在するか否かを確認する。例えば、”515_PRINTER”と一致するSSIDが存在するか否かを確認する。存在していなければ、処理を終了する。
ステップS2106では、ステップS2105で存在すると確認された文字列を新規のSSIDの文字列として決定し、ステーション機能部211に設定する。

図22は、上述のSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。ここでは、AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSIDを”office”と設定し、BSS”office”を制御している。PC111〜112は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDを”office”と設定し、AP101の制御するBSS”office”で、無線通信を行っている。IJP121は、アクセスポイント機能部223に、”515_PRINTER”と設定し、BSS”515_PRINTER”を制御している。PC113は、ステーション機能部211に、SSIDを”515_PRINTER”を設定し、IJP121の制御するBSS”515_PRINTER”で、無線通信を行っている。とりわけ、IJP121およびPC113は、無線通信として、印刷処理に関連した無線通信を行っている。
以上説明したように、第3実施形態の無線通信システムによれば、SSIDの文字列として通信プロトコルに関連したポート番号及びポート名を使用する。それにより、新規にBSSが構築あるいは消滅した場合にもネットワーク接続性を維持することが容易となる。つまり、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することが可能となる。
(第4実施形態)
図23は、第4実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。なお、各装置内の内部構成については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSID(Service Set ID)の文字列として”home”を設定したBSSを制御している。一方、PC111〜114は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDの文字列としてAP101と同一の文字列である”office”を設定し、AP101の制御するBSS”office”内で無線通信を行っている。
図24は、第4実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。
図24において、2401は基本文字列である。基本文字列2401は、直前に使用していたSSIDの文字列が設定され、例えば初期状態で使用していた文字列が設定される。2402は、拡張文字列である。拡張文字列2402は、デリミタ(区切り文字)である”_”、および、ユーザ名の組み合わせの文字列が設定される。つまり、新規BSSで使用されるSSIDの文字列として、”直前に使用していたSSID”、”_”および”ユーザ名”の組み合わせの文字列が設定される。
<無線通信システムの動作例>
図25は、無線通信システムの動作例を示すフローチャートである。PC113〜114で、何らかのトリガが発生した場合に、開始される。トリガは、例えば、PC113〜114でBSSを移動する指示のユーザからの指示受け付けとしてもよい。以下のフローチャートの各ステップは、PC113内の制御部213が実行する。
ステップS2501では、現在ステーション機能部211に設定されているSSIDの文字列を新規に設定するSSIDの基本文字列2401に決定する。
ステップS2502では、BSSを移動する指示を受け付けた際のユーザ名を取得する。例えば、その時点でログオンしていたユーザのユーザ名を取得する。
ステップS2503では、ステップS2502で取得したユーザ名を拡張文字列2402で使用するユーザ名として決定する。例えば、”TARO”を設定する。
ステップS2504では、ステップS2501で決定した基本文字列2401、デリミタ”_”およびステップS2503で決定したユーザ名の組み合わせからなる文字列を、新規に設定するSSIDとして決定しステーション機能部211に設定する。例えば、”home_TARO”をSSIDの文字列として設定する。
以上のステップにより、PC113は新規のBSSを構築する。その後、他のPC114は任意のタイミングでPC113に接続する。このとき、PC114は、周辺のBSSをスキャンすることにより、BSS”home_TARO”の存在を確認できる。また、当該BSSがもともとBSS”home”からユーザ”TARO”の指示により派生したものであることが分かる。
図26は、上述のSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。ここでは、AP101は、アクセスポイント機能部201に、SSIDを”home”と設定し、BSS”home”を制御している。PC111〜112は、それぞれのステーション機能部211に、SSIDを”home”と設定し、AP101の制御するBSS”home”で、無線通信を行っている。PC113は、ステーション機能部211に、”home_TARO”と設定し、BSS”home_TARO”を制御している。PC114は、ステーション機能部211に、SSID”home_TARO”を設定し、PC113の制御するBSS”home_TARO”で、無線通信を行っている。
以上説明したように、第4実施形態の無線通信システムによれば、共通の基本文字列を含む文字列をSSIDとして用いる。また、拡張文字列としてユーザ名を使用する。それにより、新規にBSSが構築あるいは消滅した場合にもネットワーク接続性を維持することが容易となる。つまり、ネットワーク接続のためのユーザビリティを向上することが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどがある。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態に係る無線通信システムに含まれる装置を示す図である。 AP101、PC111、IJP121およびDVC131の内部機能構成を示す図である。 第1実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。 第1実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。 無線通信システムの動作例1を示すフローチャートである。 動作例1によるSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。 無線通信システムの動作例2を示すフローチャートである。 動作例2によるSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。 無線通信システムのネットワーク構成の表示のためのフローチャートである。 表示部に表示されるネットワーク構成の表示画面を例示的に示す図である。 無線通信システムの動作例3を示すフローチャートである。 動作例3によるSSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。 第2実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。 第2実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。 無線通信システムの動作例を示すフローチャートである。 無線通信システムの引き続く動作例を示すフローチャートである。 SSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。 第3実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。 第3実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。 無線通信システムの動作例を示すフローチャートである。 無線通信システムの引き続く動作例を示すフローチャートである。 SSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。 第4実施形態に係る無線通信システムにおける初期状態の無線ネットワーク構成を例示的に示す図である。 第4実施形態に係る無線通信システムにおける新規BSSで使用するSSIDの文字列の設定書式を示す図である。 無線通信システムの動作例を示すフローチャートである。 SSID設定後の無線ネットワーク構成を示す図である。

Claims (13)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置が形成した第1のネットワークに参加する参加手段と、
    前記参加手段によって前記第1のネットワークに参加している前記通信装置が前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを形成する場合に、通信可能な範囲に存在するネットワークを探索する探索手段と、
    前記探索手段による探索結果に基づいて、拡張文字列を生成する第1の生成手段と、
    前記第1のネットワークを識別する第1のネットワーク識別子に含まれる前記他の通信装置のユーザが任意に設定した文字列前記拡張文字列とを使って、前記第2のネットワークを識別する第2のネットワーク識別子を生成する第2の生成手段と、
    前記第2のネットワーク識別子を用いて前記第2のネットワークを形成する形成手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記拡張文字列は、前記第1のネットワークからの分岐階層を示す文字列を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記拡張文字列は、同じ分岐階層に存在する他のネットワークと区別するための識別文字列を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記拡張文字列は、前記第2のネットワークで利用されるアプリケーションを識別可能な所定の文字列を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の通信装置。
  5. 前記所定の文字列は、前記アプリケーションで用いられるプロトコルを示す文字列を含むことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記拡張文字列は、前記第2のネットワークへの参加を指示したユーザを識別可能な文字列を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の通信装置。
  7. 前記拡張文字列は、前記第1のネットワーク識別子を構成する前記文字列と前記拡張文字列との区切りを識別可能とするためのデリミタを先頭に含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の通信装置。
  8. 前記第2の生成手段は、前記探索手段により探索されたネットワーク識別子と前記第2のネットワーク識別子とが互いに異なるように前記第2のネットワーク識別子を生成することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の通信装置。
  9. 前記形成手段は、前記第1のネットワークに参加している場合に、前記第2のネットワークを新規ネットワークとして形成することを特徴とする請求項1乃至8何れか一項に記載の通信装置。
  10. 前記形成手段は、ネットワークを構築する親機としての機能から前記親機としての機能を実行する機器へ接続する子機としての機能に切替える際に、前記第2のネットワークを形成することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の通信装置。
  11. 前記探索手段により探索された1以上のネットワークのネットワーク識別子を前記第1のネットワークとの関連を示すように一覧表示する表示手段と、
    前記表示手段により一覧表示されたネットワーク識別子の中からの1つのネットワーク識別子の選択指定をユーザから受け付ける受付手段と、
    を更に備え、
    前記制御手段は、前記受付手段により受け付けた前記1つのネットワーク識別子を前記第2のネットワーク識別子として前記設定手段により設定するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の通信装置。
  12. 通信装置の制御方法であって、
    他の通信装置が形成した第1のネットワークに参加する参加工程と、
    前記参加工程によって前記第1のネットワークに参加している前記通信装置が前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを形成する場合に、通信可能な範囲に存在するネットワークを探索する探索工程と、
    前記探索工程による探索結果に基づいて、拡張文字列を生成する第1の生成工程と、
    前記第1のネットワークを識別する第1のネットワーク識別子に含まれる前記他の通信装置のユーザが任意に設定した文字列前記拡張文字列とを使って、前記第2のネットワークを識別する第2のネットワーク識別子を生成する第2の生成工程と、
    前記第2のネットワーク識別子を用いて前記第2のネットワークを形成する形成工程と、
    を含むことを特徴とする通信装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11の何れか一項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
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