JP5252604B2 - 同期リング組立品および同期リングの摩擦ライニングを形成するための方法 - Google Patents

同期リング組立品および同期リングの摩擦ライニングを形成するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも2つの同期リングを含む同期リング組立品に関し、各同期リングは、互いに対して動作するように接続されて摩擦対を形成することができる摩擦表面を有し、少なくとも2つの同期リングのうちの1つは鋼鉄材料から作られ、その他の同期リングは、真鍮材料から作られている。本発明はさらに、互いに同心円状に配置されている2つの摩擦ライニングを有する同期リングの摩擦ライニングを形成するための方法に関する。
同期多段速度またはギア転換伝動装置において、ギア転換中に強制固定的に互いに接続されるべきシャフトは、強制固定接続が成立する前に回転速度に関して同期化される。このために、この種の伝動装置の個々の速度は、一つずつまたは多重に同期化される。同期リングは、同期化を生じさせるために用いられる。各場合の同期リングは、所望の同期化を生じさせるために、例えばがんぎ車上の対向物体として作用する摩擦表面を有する。多重同期化には、個々の同期リングは、互いに反して作用する。このために、対向物体―例えば、多重同期化では同期リング―も同様に摩擦表面を有する。両構成部品は、軸方向において互いに対して変位可能である。同期化は、摩擦対を形成する2つの摩擦表面を押圧することにより、特に、摩擦固定を作り出すことにより達成される。そのような同期リング組立品の個々の構成部品は、油環境にあるので、所望の摩擦固定を生じさせるためには、摩擦対の摩擦表面間に存在する油膜を突き破らねばならない。このために、摩擦対の少なくとも一方の摩擦表面は、軸方向に概ね延在する油溝を有することが多い。これに加えて、真鍮材料の同期リングに対しては、ねじが切ってある表面を有する摩擦表面が知られている。
3つの同期リングを有する同期リング組立品がDE 20 2005 035 941 B3に説明されている。外側同期リング、中間リングおよび内側同期リングから構成されるこの同期リング組立品は、外側同期リングおよび中間リングの各々が鋼鉄材料から作られており、内側同期リングが銅材料、例えば真鍮材料から作られていることを特徴とする。真鍮材料の同期リングの摩擦表面は、摩擦表面を形成するために摩擦ねじまたは摩擦ライニングを有していてもよく、これにより、真鍮材料の同期リングは、一方で、中間リングの相補的な摩擦表面に反して作用し、他方で、内側のがんぎ車に対して働く。
摩擦対の2つの摩擦表面は、同期化を正しく達成できるようにするために特定の摩擦係数を有していなければならない。このために、鋼鉄材料のリングの摩擦表面は、研磨およびホーニング仕上げされる。これらの機械加工工程は、摩擦表面がある残留粗さを有するように行わねばならない。真鍮材料の摩擦表面と比較して鋼鉄材料の摩擦表面の硬度がより大きいことから、真鍮材料の同期リングに対する摩擦表面は、しばしば摩擦ライニングを備えている。そのような同期リング組立品の使用期間にわたって、そのような摩擦対の摩擦係数は、摩擦表面の相互の平滑化により低下することがあり、その結果、同期化を達成するために摩擦対に対してより大きな軸方向圧力を印加せねばならない。真鍮同期リングが摩擦表面としてねじを有し、相補的摩擦表面が鋼鉄材料の同期リングによりもたらされている摩擦対について、相互に傾斜した側面とともにねじ高さの低下によってもまた、真鍮材料の同期リングの摩擦表面の磨耗中に接触表面が変化する。これもまた、同期化プロセスに影響を与える。
2つの外側同期リング間に中間リングを有する同期リング組立品において、真鍮材料で作られている場合、中間リングは、摩擦表面を形成するためにその両側が摩擦ライニングで被覆されている。これらの種類の摩擦ライニングは、一般的に、個々の摩擦部分を同期リングの適切に前処理された摩擦ライニング表面に接着することにより付与される。したがって、各々が異なる摩擦対に関連付けられている摩擦ライニングによりもたらされる2つの摩擦表面を有するこのような中間リングを作るための製造努力は、それ相応に大きい。
したがって、この取り上げた従来技術に基づいて、本発明は、同期リング組立品の使用期間にわたって、そこに含まれる少なくとも1つの摩擦対が、一定に保たれる摩擦係数を有するだけでなく、使用期間にわたって同じ同期挙動をも有するように、はじめに言及した種類の同期リング組立品を改良することを目的とする。
本発明の目的はまた、両面摩擦ライニングの付与を単純化するようにはじめに言及した種類の方法を改良することである。
同期リング組立品に関する目的は、はじめに言及した包括的同期リング組立品により達成され、ここで、軸方向に延在している任意に存在する油溝を除いて真鍮材料の同期リングの摩擦表面が平滑であり、真鍮材料の同期リングが、少なくとも摩擦表面を形成する部分において、硬度のより大きい粒子が硬度のより小さい結晶基材に組み込まれた構造を有し、他方の摩擦表面に対して相補的な鋼鉄材料の同期リングの摩擦対の摩擦表面が、内部に充填剤粒子が組み込まれた有機結合剤から構成される摩擦ライニングにより形成され、充填剤粒子の硬度が結合剤より大きい。
この同期リング組立品において、摩擦対の2つの摩擦表面は、同期リング組立品の使用期間にわたって、摩擦係数と関連する摩擦表面の表面特徴が所定の許容限度内において不変であるように、真鍮材料の同期リングと鋼鉄材料の同期リングとの間に設けられる。その理由は、それぞれの摩擦表面を形成する、摩擦対をなす2つの摩擦表面の部分の材料の特徴によるものである。この同期リング組立品の少なくとも一方の摩擦対において、2つの摩擦表面の材料の特徴は、より大きい硬度を有する粒子がより軟らかい基材に組み込まれるようにするものである。このために、充填剤として中に組み込まれているより硬度の高い粒子を含む有機結合剤から構成される有機摩擦ライニングを、鋼鉄材料の同期リング用の摩擦ライニングとして用いる。これらの粒子は、好ましくは短繊維、とりわけ炭素繊維である。摩擦ライニングの摩擦表面と協働する真鍮材料の同期リングの摩擦表面は、より硬度の低い結晶基材に組み込まれたより硬度の高い粒子を有する。この種の真鍮合金を用いることが好ましく、これから、製造プロセス中に、珪素化合物、例えばMn−Fe珪素化合物および/またはNi−Co珪素化合物が硬度のより高い粒子として形成されるように適切に適合されたプロセスを用いて真鍮材料の同期リングが作られる。これらの粒子は、短繊維充填剤と同様に、鋼鉄材料の同期リングのライニングの基材に分散されている。真鍮合金に含まれており、かつ、主剤、例えば上記珪素化合物より硬度の大きい粒子は、摩擦ライニングにより形成される、真鍮材料の同期リングの摩擦表面と協働する鋼鉄材料の同期リングの摩擦表面の充填剤より硬い。原則的に、摩擦ライニングに組み込まれているより硬い充填剤粒子は、真鍮材料の同期リングの摩擦表面を形成するために用いられる真鍮合金の母材より硬度が大きくてもよい。2つの同期リングの回転速度を整合させるための摩擦対の動作中、摩擦係数は、たとえ磨耗が増大しても、組み込まれているより硬い粒子のため不変である。それよりむしろ、より硬い粒子は、摩擦表面の粗さが、すでに生じている摩擦表面の磨耗に関わらず一定に保たれることを保証する。該粗さは、組み込まれているより硬い粒子とそれら粒子を密封しており、かつ、粒子より軟らかい主剤との間の硬度の対比に起因する。より硬い粒子は、摩擦表面の表面にわたってだけでなく、摩擦層の深さにわたっても分布しているので、摩擦表面の上記特性は、そのような摩擦対の使用期間にわたって維持される。
方法に関連する目的は、請求項13の特徴を有する方法により本発明にしたがって達成される。
3つの同期リングを有する同期リング組立品は、2つの真鍮材料の同期リングと1つの鋼鉄材料の同期リングとを含み、鋼鉄材料の同期リングが中間リングであるように組み立てると有利である。この同期リング組立品の2つの摩擦対は、上で説明した設計を有する。これは、内部の真鍮材料のリングと外部の真鍮材料のリングの摩擦表面との間で突出しているリング部分上に、鋼鉄材料の中間リングが、2つの摩擦表面を形成するために両側に摩擦ライニングを有するということを暗示する。2つの摩擦ライニングは、射出成形または移送成形プロセスにおいて、摩擦ライニングを支持するために設けられるこの中間リングのリング部分表面に付与されることが好ましい。この同期リングは、リング部分に開口を有し、その結果、スプルーは一方の側のみから実現可能である。これに応じて、この点に関する工具設計がより単純となる。開口は、流動可能で未硬化の供給された摩擦ライニング化合物が、工具内の開口により設けられたリング部分の両側の経路を利用して、工具のキャビティへ流れ込むことができるよう保証する。中間リングが、そのリング部分の自由端において切り欠きの形態の開口を有するとき、スプルーは、この端面から生じることができる。そのようなスプルーについて、残留スプルーマークが摩擦表面上に存在しないことが有利である。リング部分の自由端面からのスプルーもまた開口なしで実現可能であるが、開口同士の境界をなすリング部分のウェブが工具壁で終端しているときは、射出成形または移送プレス工具の自由端で同期リングを密閉する方が容易である。
例示的な一実施形態に基づき、かつ、以下に示す添付図面を参照しつつ、本発明を下に説明する。
図1は、実施例により示す同期リング組立品の個々の同期リングの断面図を示す。 図2は、真鍮材料から作られた外側同期リングの摩擦表面の断面図を示す。 図3は、同期リング組立品として組み立てられた図1における同期リングを示す。 図4は、図3における同期リング組立品の中間リングの内側摩擦ライニングを通る断面の拡大詳細図を示す。
示されている例示的実施形態において、同期リング組立品1は、3つの個々の同期リング2、3、4から構成されている。同期リング2は、内部同期リングである。同期リング3は、中間リングである。同期リング4は、同期リング組立品1における外部同期リングである。内部同期リング2および外部同期リング4は、真鍮材料で作られており、特に、示されている例示的実施形態においては鍛造プロセスにより作られている。同期リング2の内部円錐形側面5は、射出成形プロセスにおいて摩擦ライニング6で被覆されている。これに対して、真鍮材料の同期リング2の外側摩擦表面7は、被覆されていない。摩擦表面7は、同期リング組立品1の第1摩擦対の1つの摩擦表面を形成する。摩擦表面7は、鋼鉄材料の同期リング3の第1摩擦表面8と協働する。鋼鉄材料の同期リング3は、鋼板製の深絞り成形品である。鋼鉄材料の同期リング3は、円錐形リング部分9を有し、これに、円錐形リング部分の先細端で放射状内向きに突出してフランジ部分10が一体成形されている。周辺部から見ると、フランジ部分10の放射状の広がりは均一ではない。リング部分9は、開口11、12を有する。リング部分9の開口11は、同期リング2に面する自由端に位置している。開口11は、断面図において確認できる。開口12は、リング部分9の概ね中間部に導入されている。開口11、12は、互いに同じ角距離を隔ててリング部分9の周辺部に沿って位置している。例示のために、図1において円周方向に分布したいくつかのさらなる開口11、12を破線により示している。リング部分9は、両側を摩擦ライニング13、14で被覆されている。内部摩擦ライニング13は、同期リング2との上記第1摩擦対の摩擦表面8を形成する。外部摩擦ライニング14は、外部摩擦表面15を形成し、該表面15は今度は第2摩擦対を形成するために外側同期リング4の被覆されていない摩擦表面16と協働する。鋼鉄材料の同期リングはまた、焼結またはターニングなどの何らかの別の方法により製造してもよい。
鋼鉄材料の同期リングの開口11、12の目的は、射出成形プロセスにおいてリング部分9の相互に同心円状の側面に付与された摩擦ライニング13、14に対して一方の側からスプルーを実現可能とすることである。開口11、12は、供給された摩擦ライニング化合物が、確実に、適切な射出成形工具のキャビティへ正しく流れ込み、内側で分散できるようにする。したがって、開口11、12は、摩擦ライニング化合物の分散のための経路として用いられ、その結果として、射出成形工具は、これに応じたより単純な設計を有してもよい。さらに、これにより、工具壁を用いて摩擦表面8、15を形成する選択肢が提供される。したがって、仕上げ作業は基本的に必要ない。図4を参照しつつ下に説明するように、同期リング3の長手方向の広がりに追従する油溝が、摩擦表面8、15に導入されている。用いられる射出成形工具は、油溝を形成するために提供される位置に対応するウェブを有する。したがって、摩擦ライニングの製造中に油溝を介して摩擦表面の構造化が行われる。その他の点において、摩擦表面8、15は平滑である。スプルーが、軸方向においてリング部分9の自由端面から実現されるとき、スプルーマークは、摩擦表面8または摩擦表面15の一方には存在せず、スプルーは、例えば星形スプルー(star sprue)により実現可能である。ただし、外側面からのスプルー、とりわけ星形スプルーもまた可能である。
開口11、12はまた、摩擦ライニング13、14を形成する摩擦ライニング化合物とリング部分9、すなわち、同期リング3との積極的嵌合接続の成立に用いられる。開口12により、摩擦ライニング化合物は、軸方向および回転方向において積極的嵌合でリング部分9に留め付けられる。開口11により、摩擦ライニング化合物は、回転方向において積極的嵌合でリング部分9に留め付けられる。示されている例示的な実施形態において、フランジ部分10とリング部分9との間の内側のつなぎ目にくびれ17が形成される。くびれ17は、摩擦ライニング化合物で同様に充填される。同様に、外側摩擦ライニング14が、リング部分9とフランジ部分10との間のつなぎ目へと延在することにより、リング部分9の裏側で確実に係合するようにする。これら2つの処置により、摩擦ライニング化合物、すなわち、これにより形成される摩擦ライニング13、14は、軸方向において積極的嵌合で鋼鉄材料の同期リング3にさらに留め付けられる。これにより、リング部分9に導入された開口12は、軸方向に作用する積極的嵌合接続の成立には必ずしも絶対に必要というわけではないことが明らかである。
開口11、12内に存在する摩擦化合物を介して2つの摩擦ライニング13、14を接合することにより、確実に、摩擦ライニング化合物が同期リング3のリング部分9に機械的に接続される。このことは特に、開口11内に存在する摩擦ライニング材料を介した摩擦ライニング13、14の接続に当てはまり、これにより、当該自由端からの摩擦ライニングの層状剥離を効果的に回避する。
摩擦ライニング13、14および内部同期リングの摩擦ライニング6を付与するための射出成形または移送成形の実際の手順は、DE 10 2007 041 218.7に説明されている方法を用いて行うことが好ましい。当該先行の特許出願に明確に言及することにより、本願明細書の主題に関するその開示内容にも完全に言及されているものとする。
摩擦ライニング13、14を形成するための摩擦ライニング化合物は、本質的に有機物である。摩擦ライニング化合物は、有機結合剤、例えば、中でも短繊維を充填剤として含む熱硬化性樹脂を含む。短繊維は、主剤より大きい硬度を有する。典型的には研磨により作られる短炭素繊維は、通常、充填剤として用いられる。示されている例示的実施形態において、短炭素繊維の平均長さは0.1mmである。真鍮材料の同期リング2の摩擦ライニング6は、対応の組成を有する。その他任意に存在する充填剤とともに短繊維を充填剤粒子として用いると、射出成形または移送成形プロセスにおける摩擦ライニングの付与に有利である。短繊維を充填剤粒子として使用するとき、原則的に他の長さの繊維もまた用いてもよい。
真鍮材料の同期リング4の摩擦表面16を図2の断面図に詳細に示す。断面図は、黒色で示す粒子Pが、個々の結晶Kの図示から結晶構造が明白な結晶母材(基材)に存在していることを示している。粒子Pの硬度は、主剤を形成する結晶Kの硬度より大きい。示されている例示的実施形態において、粒子は、図2から明白なように母材に分散した形態で組み込まれているMn−Fe珪素化合物である。そのような粒状構造は、CuZn37Mn3Al2PbSi型の真鍮合金を用いることにより実現され、かつ、同期リング4の示された構造を作るために、粒子P(本件ではMn−Fe珪素化合物)が析出相として形成されるように処理された。表面積における珪素化合物の割合は、2%、特に3%を上回り、好ましくは10%以下であるものとする。示されている例示的実施形態において、粒子Pは、表面積の概ね3.9%を占める。Mn−Fe珪素化合物に加えて、または、これに代えて用いられる真鍮合金により、Ni−Co珪素化合物のような他の珪素化合物を形成してもよい。
図3は、一方が他方の内側に正しく配置されている同期リング2、3、4を有する同期リング組立品1を示す。この図により、内側同期リング2(真鍮材料)の外側摩擦表面7と中間リング3(鋼鉄材料)の内側摩擦表面8とが第1摩擦対を形成し、中間リング3の摩擦表面15が外側同期リング4(真鍮材料)の摩擦表面16とともに第2摩擦対を形成していることが明確に示されている。同期リング組立品1がスミス同期(Smith synchronization)として設計されていることは明らかである。同様に、リング部分9の自由端側からの鋼鉄材料の同期リング3の摩擦ライニング13、14を形成するための摩擦ライニング化合物のスプルーの場合、当該端面18に存在する可能性のあるスプルーマーク同士は干渉しないので、これも、鋳造プロセス後に除去する必要はないことは図3から明らかである。
同期リング組立品1において、各摩擦対の2つの摩擦表面7、8および15、16は、それらの構造特性に関して同じ設計を有する。摩擦対の両摩擦表面は、より硬度が低い主剤から構成されており、そこに組み込まれている粒子は、主剤より大きい硬度を有している。摩擦表面の形成に際する粒子の選択および/またはその割合により、単純な手段を用いて摩擦係数を調整してもよい。したがって、摩擦係数は、広範囲にわたって設定可能である。これに加えて、摩擦対の2つの摩擦表面は、説明された特性により「自己研磨(self-sharpening)」的に作用する。というのも、摩擦表面の互いに反する回転運動中、上記の不可避な磨耗があっても、より硬い粒子が対応する他方の摩擦表面によりたびたび作り出される(regularly worked out)。したがって、摩擦係数は、同期リング、すなわち、同期組立品1の使用期間にわたって一定に保たれる。とりわけ、同期リング組立品1の使用中、一方の摩擦表面が他方を平滑化することにより、一方または両方の摩擦対の摩擦係数を連続的に低下させてしまうという懸念はない。
図4は、同期リング3の内部摩擦ライニング13の拡大詳細図である。油が突き破る構造を形成するために、ライニング13の表面は、微細構造により構成される。原則的に、この微細構造は、仕上げ作業なしで上記方法にしたがって作られてもよい。上記微細構造に削摩仕上げ工程を施せば、より鋭い縁部を形成することができる。そのような場合、微細構造は、ある規定形状が与えられ、その後、例えばターニング作業により削摩される。図4は、後続の削摩機械加工工程なしの、第2摩擦構成部品19上での当初の広がりを右から示している。そのような手順において、摩擦構成部品を形成するための摩擦ライニングに与えられる形状は、より不正確な輪郭を有しているので、縁部ではより大きい半径を与えられてもよいことが分かる。最後に、本実施形態において、縁部の鋭さは、摩擦ライニングを削摩するための後続の機械加工工程までは調整されない。
微細構造は、リング部分9とは反対方向に面する頂部側が平滑な個々の摩擦構成部品19により形成され、ここで、摩擦構成部品19と接続する側面は、摩擦ライニング13の摩擦表面8を形成する。摩擦構成部品19は、互いに同じ角距離を隔てて周辺部に沿って分布している。摩擦ライニング13は内部ライニングであるので、摩擦構成部品19の頂部側は、特に、内部同期リング2の摩擦表面7の曲率に対応する半径を有する凹曲率を有する。摩擦構成部品19の頂部側を形成する縁部の目的は、同期リング2との同期を成立させるプロセス中に摩擦表面7、8間に存在する油膜を剥がすことである。摩擦ライニング13の厚さは、示されている例示的実施形態では0.8mmである。摩擦構成部品の幅は、0.3mmである。同期リング3の外部摩擦ライニング14の摩擦表面15は、油膜を剥がすための微細構造により同様に構成されている。
当該同期リング、とりわけその2つの摩擦ライニングおよび摩擦表面を形成するための構造を有する同期リングが、多大な費用をかけずに製造可能であることは、鋼鉄材料の同期リングの説明から明らかである。
実施形態が、明細書において特定して記載された構造組成にのみ言及しているのではなく、むしろ、例として触れられた摩擦ライニング用の充填剤の代わりに、同じ特性を有する他の充填剤を用いてもよいことは、本発明明細書から明確である。同様に、上述の珪素化合物の代わりに、他の析出相を含有物として作ってもよい。
さらに、摩擦対に対して説明された均一磨耗の特性はまた、関連する摩擦表面の特性を変更することなく、他の摩擦対に対しても適していることは明らかである。
参照番号の一覧
1 同期リング組立品
2 同期リング(真鍮材料)
3 同期リング(鋼鉄材料)
4 同期リング(真鍮材料)
5 側面
6 摩擦ライニング
7 摩擦表面
8 摩擦表面
9 リング部分
10 フランジ部分
11 開口
12 開口
13 摩擦ライニング
14 摩擦ライニング
15 摩擦表面
16 摩擦表面
17 くびれ
18 端面
19 摩擦構成部品
K 結晶
P 粒子

Claims (12)

  1. 少なくとも2つの同期リング(2、3、4)を含み、少なくとも2つの同期リング(2、3、4)の各々が、互いに対して動作するように接続されて摩擦対を形成することができる摩擦表面(7、8;15、16)を有しており、少なくとも2つの同期リングのうちの1つ(3)が鋼鉄材料から作られ、その他の同期リング(2、4)が真鍮材料から作られている同期リング組立品であって、軸方向に延在している任意に存在する油溝を除いて真鍮材料の同期リング(2、4)の摩擦表面(7、16)が平滑であり、真鍮材料の同期リング(2、4)が、少なくとも摩擦表面(7、16)を形成する部分において、硬度のより大きい粒子(P)が硬度のより小さい結晶基材に組み込まれた構造を有し、他方の摩擦表面(7、16)に対して相補的な鋼鉄材料の同期リング(3)の摩擦対の摩擦表面(8、15)が、内部に充填剤粒子が組み込まれた有機結合剤から構成される摩擦ライニング(13、14)により形成されており、充填剤粒子の硬度が結合剤より大きいことを特徴とする同期リング組立品。
  2. 充填剤粒子が、短繊維、とりわけ炭素繊維であることを特徴とする、請求項1に記載の同期リング組立品。
  3. 短繊維の平均長さが概ね0.1mmであることを特徴とする、請求項2に記載の同期リング組立品。
  4. 硬度のより小さい基材に組み込まれた硬度のより大きい粒子(P)が、真鍮材料の同期リング(2、4)の摩擦表面(7、16)の2%、特に3%を上回る割合を占めていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の同期リング組立品。
  5. 硬度のより小さい基材に組み込まれた硬度のより大きい粒子(P)が、摩擦表面(7、16)の10%以下を占めていることを特徴とする、請求項4に記載の同期リング組立品。
  6. 硬度のより小さい基材に組み込まれた硬度のより大きい粒子(P)が、珪素化合物、例えば、Mn−Fe珪素化合物であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の同期リング組立品。
  7. 同期リング組立品(1)が3つの同期リング(2、3、4)を含み、鋼鉄材料の同期リング(3)が中間リングであり、その他の同期リング(2、4)が、同様に、軸方向に延在している任意に存在する油溝を除いて摩擦表面(7、16)が平滑な真鍮材料の同期リングであり、真鍮材料の同期リング(2、4)が、少なくとも摩擦表面(7、16)を形成する部分において、硬度のより大きい粒子(P)が硬度のより小さい結晶基材に組み込まれた構造を有し、鋼鉄材料の同期リング(3)が、この他方の摩擦対の摩擦表面(7、16)に対して相補的な摩擦表面であって、内部に充填剤粒子が組み込まれた有機結合剤から構成される摩擦ライニング(13、14)により形成される摩擦表面を有しており、充填剤粒子の硬度が結合剤より大きいことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の同期リング組立品。
  8. 鋼鉄材料の同期リング(3)が、真鍮材料の同期リング(2、4)間で突出するリング部分(9)であって、2つの摩擦対に対する摩擦ライニング(13、14)を支持するリング部分(9)の領域に開口(11、12)を有することを特徴とする、請求項7に記載の同期リング組立品。
  9. 開口(11)が、リング部分(9)の自由端に設けられる切り欠きにより形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の同期リング組立品。
  10. 開口(12)がリング部分(9)の内側に位置していることを特徴とする、請求項8または9に記載の同期リング組立品。
  11. 鋼鉄材料の同期リング(3)が、リング部分(9)とこれに一体成形される放射状に延在する部分(10)との間の内部つなぎ目の領域にくびれ(17)を有することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の同期リング組立品。
  12. 鋼鉄材料の同期リング(3)が、深絞りされたリング構成部品であることを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項に記載の同期リング組立品。
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