JP5251726B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers

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Description

本発明は、シールドシェルを備えたコネクタに関する。
例えば、電気自動車等において、電気系統の点検・修理を行う際には、作業者の安全確保のために電源回路を遮断することが従来から行われており、そのために安全かつ簡便に電源回路を遮断する手段が多数提案されている。
この種の電源回路遮断装置に適用可能なコネクタとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このコネクタは例えばモータ等の機器側に設けられた機器側コネクタとインバータ装置に連なる電源回路に設けられて機器側コネクタに嵌合されるハーネス側コネクタとを備える。機器側コネクタには、嵌合検知用端子が設けられ、この機器側の嵌合検知用端子にハーネス側に設けられている嵌合検知コネクタを嵌合することで、ハーネス側コネクタが、機器側コネクタに嵌合状態にあることが検出される。
嵌合状態にあるハーネス側コネクタを機器側コネクタから外す際には、本来は、まず嵌合検知コネクタを外し、その後にハーネス側コネクタを取り外すこととされている。嵌合検知コネクタが先立って取り外されることにより、それが検知されて電源回路に設けたリレー等のスイッチが作動して電源回路が非通電状態となる。
特開2002−343506号公報
しかしながら、前述した従来のコネクタでは、嵌合検知コネクタがハーネス側コネクタに一体的に設けられているため、次のような問題があった。
すなわち、嵌合検知コネクタはハーネス側コネクタの取り外しに先行して、抜き取ることとされているものの、作業を急ぐときには両コネクタを同時に取り外すことも考えられる。すると、嵌合検知コネクタの取り外しを検出して、リレーが作動するまでには、僅かながらも時間遅れが存在するから、嵌合検知コネクタの取り外しを検知してリレーが作動して非通電状態となる前にハーネス側コネクタの端子と接続される相手側端子との間が離れることがあり、そのために端子間にアーク放電が発生する等の問題が生ずるのである。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハーネス側コネクタの取り外し時には前もって嵌合検知コネクタが確実に取り外されている状態にすることのできるコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、機器側に設けられた機器側コネクタと、この機器側コネクタに嵌合されるハーネス側コネクタと、前記機器側コネクタに嵌合された状態で前記ハーネス側コネクタを覆って前記機器に取り付けられるシールドシェルとを備えたコネクタであって、前記機器側に設けられた補助コネクタと、この補助コネクタに嵌合離脱可能な嵌合検知コネクタを有し、前記シールドシェルには前記嵌合検知コネクタが前記補助コネクタに嵌合されていない状態では前記嵌合検知コネクタとは非干渉であって前記シールドシェルの前記機器側への取付を許容し、前記嵌合検知コネクタが前記補助コネクタに嵌合された状態では前記嵌合検知コネクタと干渉して前記シールドシェルの前記機器側からの取り外しの障害となるコネクタ干渉部を有するところを特徴とする。
このような構成では、ハーネス側コネクタを機器側コネクタから取り外すには、次のような手順で作業を行う。
まず、嵌合検知コネクタを補助コネクタから取り外す。次に、シールドシェルを機器から取り外すと、ハーネス側コネクタが露出される。そこで、ハーネス側コネクタを機器側コネクタから取り外し可能となる。嵌合検知コネクタを補助コネクタから取り外す前に、シールドシェルを機器から取り外そうとしても、シールドシェルにはコネクタ干渉部が設けられているから、嵌合検知コネクタが障害となって、取り外すことができない。このため、結局、上記の作業手順を必ず踏まなければハーネス側コネクタの取り外しが不可能である。
しかも、嵌合検知コネクタの取り外し作業とハーネス側コネクタの取り外し作業との間には、シールドシェルの取り外し作業が必要であるから、嵌合検知コネクタの取り外しから、ハーネス側コネクタの取り外しまで、十分な時間差が確保される。
コネクタ干渉部は、補助コネクタは挿通可能であって、嵌合検知コネクタは挿通不能な貫通孔を備えたシェル延長部から形成することができる。これにより、部品点数の増加が抑えられる。
シールドシェルは、機器側に宛がわれる取付片を備え、その取付片は機器側に螺合した取付ボルトによって機器側に固定される構造が好ましい。これにより、シールドシェルの取り外しには、取付ボルトの取り外し作業が必須となるから、前述の時間差をさらに長くできる。しかも、シールドシェルの取付強度が高くなるから、万一、ハーネスから大きなコネクタ引き抜き力が作用しても、ハーネス側コネクタと嵌合検知コネクタとが機器側コネクタから同時的に外れることも確実に防止できる。
機器側コネクタ及びハーネス側コネクタは、両コネクタの嵌合時に互いに先端が重ね合わされる端子金具を備え、その端子金具を重ね合わせた先端部には機器側コネクタに設けたナット部に螺合する接続ボルトを挿通させるためのボルト挿通孔がそれぞれ設けられていてもよい。これにより、機器側コネクタとハーネス側コネクタとの端子接続部分はボルト締めされることにより強固に圧接され、接続信頼性の向上を図ることができる。さらにこの場合、上記両コネクタの嵌合・離脱作業時には、確実に電源回路が遮断されている必要があるが、前述の通り本発明のコネクタ構造によって、それを実現可能である。
本発明は、機器側に設けられた機器側コネクタと、この機器側コネクタに嵌合されるハーネス側コネクタと、機器側コネクタに嵌合された状態のハーネス側コネクタを覆って機器に取り付けられるシールドシェルとを備え、機器側に設けられた補助コネクタと、この補助コネクタに嵌合離脱可能な嵌合検知コネクタとを有し、シールドシェルには嵌合検知コネクタが一体的に設けられていてもよい。
本発明によれば、ハーネス側コネクタの取り外し時には前もって嵌合検知コネクタが確実に取り外されている状態にすることのできるコネクタを提供することができる。
実施形態1における両コネクタの嵌合状態を一部断面で示した平面図 図1の側断面図 シールドシェルの正面図 機器側コネクタの正面図 シールドシェルが装着される直前の両コネクタの平面図 実施形態2においてシールドシェルが装着される直前の両コネクタの平面図 実施形態2における両コネクタの嵌合状態を表す平面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
本実施形態におけるコネクタは、図示しない機器(例えば、ハイブリッド車等に搭載されたモータやインバータ等)に電力を供給するコネクタに適用した場合を例示するものであって、互いに嵌合・離脱可能な機器側コネクタ10とハーネス側コネクタ30と、機器側コネクタ10に一体形成されている補助コネクタ部20に嵌合・離脱可能な嵌合検知コネクタ50と、上記コネクタ10,30の嵌合状態において外周部を包囲するシールドシェル40とを備えており、以下、各構成部材において、両コネクタ10、30における嵌合面側を前方として説明する。
機器側コネクタハウジング11は合成樹脂製であって、ハーネス側コネクタ30との嵌合部に該当するフード部12と、フード部12の後端部の全周において外側に張り出して機器側に固定されるフランジ部13と、フランジ部13の後面から後方へ突出する形状をなす機器側接続部14と、嵌合検知用端子21を収容する補助コネクタ部20(図1及び図4参照)とを備えている。
フード部12の内部には3つのハーネス側端子台15が横並びに形成され、各ハーネス側端子台15にはナット16が収容されている(図4参照)。ナット16は軸線を嵌合方向に対して垂直方向に向けて設置されている。フランジ部13には、機器側コネクタ10とシールドシェル40とを締結するための取付孔13Aと、機器側コネクタ10を機器側に固定するためのコネクタ側ネジ挿通孔13Bが設けられている。
機器側コネクタハウジング11には3本の第1端子金具17が保持されている。各第1端子金具17は、各電線側端子台15からそれぞれ対応する機器側端子台18へ達し、インサート成形により機器側コネクタハウジング11と一体化されている。各第1端子金具17の前端部には、ハーネス側端子台15に設置されたナット16と同軸をなすボルト挿通孔19が形成されている。
機器側コネクタ10のフード部12右側方には、補助コネクタ部20が形成されている。補助コネクタ部20は前後に互い違いに突出する形状をなしており、その内部には嵌合検知用端子21が収容されている。補助コネクタ部20は、ハーネス側コネクタ30との嵌合側へ突出される前方突出部22と機器側との嵌合側に突出される後方突出部23とを有する。
ハーネス側コネクタハウジング31は合成樹脂製であって、図2に示すように、電線32の端末部に固着された3本の第2端子金具33が収容されている。ハーネス側コネクタハウジング31は、機器側コネクタ10のフード部内12に嵌合可能なハーネス側フード部34を備え、第2端子金具32の前端部はハーネス側フード部34の前壁に形成された端子挿通孔35から前方へ延出して配されており、その先端部にはボルト挿通孔36が形成されている。第2端子金具33は機器側コネクタ10とハーネス側コネクタ30とが嵌合した状態では、図2に示すように、第1端子金具17の上面に重なって配され、ナット16に螺合したボルト60によって第1端子金具17と併せて締め付け固定されている。なお、フード部12には、第1端子金具17と第2端子金具33を接続する際、ボルト締め作業を行うための作業孔37が設けられており、さらにこの作業孔37を塞ぐキャップ38が備えられている。
ハーネス側コネクタハウジング31には、ハーネス側コネクタハウジング31に対して後方から嵌合して装着されるシールドシェル40が備えられている。シールドシェル40は鋼板をプレス加工して製造され、機器側コネクタ10とハーネス側コネクタ30が嵌合した状態で、ハーネス側コネクタ30を覆う略円筒状の本体部41と、機器側コネクタ10のフランジ部13に面するシェル延長部42とが形成されている。
図3に示すように、本体部41の前面の開口縁43には一対の取付片44が設けられている。取付片44はシールドシェル40の前端から上方及び下方へそれぞれ延出し、その延出端部には、シェル側ネジ挿通孔45がそれぞれ形成されている。シェル側ネジ挿通孔45は、機器側コネクタ10の取付孔13Aと重なって配される。
シールドシェル40を後方から見ると、本体部41は横長の略長方形状をなしている。前述したシェル延長部42は、本体部41の開口縁43から右側方へ延出され、その延出端部には補助コネクタ部20の前方突出部22の外形に沿って切り欠かれた形態の略円状をなす貫通孔46が設けられ、その内径は、後述する嵌合検知コネクタ50の嵌合検知用端子収容部51の外形よりは一回り小さく形成されている。
嵌合検知コネクタ50は、略箱形状に形成され、補助コネクタ部20への嵌合面側に向かって開口するように設けられた嵌合検知用端子収容部51と、この嵌合検知用端子収容部51の内部に設けられて電線53に固着された図示しない嵌合検知用端子とを備える。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。
機器側コネクタ10は、コネクタ側ネジ挿通孔13Bに、ネジ62を挿通して螺合させることで機器側に固定されている。この状態においてハーネス側コネクタ30を接続するには、機器側コネクタ10のフード部11の前面からハーネス側コネクタ30のハーネス側フード部34を嵌め込んでいく。すると両コネクタ10,30の端子金具17,33が重なって配され、両ボルト挿通孔19,36に、ボルト60を差し込み、ハーネス側端子台15のナット16に締め付けて固定する。ボルト締め作業を終えた後、作業孔37にキャップ38を被せる。
こうして、両コネクタ10,30の嵌合作業を行い、キャップ38を作業孔37に装着した後、シールドシェル40を前方にスライドさせる。シェル延長部42の貫通孔46を補助コネクタ部20の前方突出部22に挿通させて、取付片44のシェル側ネジ挿通孔45を機器側コネクタ10の取付孔13Aに重ねて配し、シェル側ネジ挿通孔45と取付孔13Aにネジ61を挿通して螺合させることにより、シールドシェル40は機器側コネクタ10に固定される。
シールドシェル40の嵌合後、補助コネクタ部20の前方突出部22に嵌合検知用端子収容部51を嵌め込んでいくと、補助コネクタ部20の嵌合検知用端子21と嵌合検知コネクタ50の図示しない嵌合検知用端子とが接触し、図示しない嵌合検知回路によって嵌合が検知されてリレー等が閉じることにより、電源回路が通電可能状態となる。
さて、この状態から、本コネクタの点検・修理等のために、機器側コネクタ10からハーネス側コネクタ30を取り外す場合の作業手順について説明する。
まず、ハーネス側コネクタ30の外周を覆っているシールドシェル40を取り外す。具体的には、シェル側ネジ挿通孔45と機器側コネクタ10の取付孔13Aを螺合しているネジ61を取り外し、嵌合検知コネクタ50を取り外した後に、シールドシェル40を後方(電線32側)にスライドさせる。なお、ネジ61を取り外した後に、嵌合検知コネクタ50を取り外すことなくシールドシェル40を後方にスライドさせると、シールドシェル40のシェル延長部42が嵌合検知用端子収容部51と干渉するため、シールドシェル40は取り外すことができない。
しかし、嵌合検知コネクタ50を取り外した後、シールドシェル40を後方にスライドさせれば、シールドシェル40を取り外すことができ、その結果、機器側コネクタ10とハーネス側コネクタ30の嵌合部であるフード部12が外部に露出される。そこで、作業孔37に装着されたキャップ38を取り外して、第1端子金具17と第2端子金具33とボルト締結部分を外部に露出させ、両端子金具17,33を締結しているボルト60の取り外し作業を行う。この段階では、既に嵌合検知コネクタ50が補助コネクタ部20から取り外されているから、それが図示しない嵌合検知回路によって検知されてリレー等が開くことにより、電源回路が断電されている。従って、ボルト60の取り外し作業において、金属製の工具を使用しても感電等の問題は全くなく、また、ハーネス側コネクタ30を機器側コネクタ10から抜き取っても、通電中の接触部が離れることによるアーク放電等が発生する虞はない。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハーネス側コネクタ30を機器側コネクタ10から取り外す場合には、まず嵌合検知コネクタ50を取り外さなければならないから、それが検知されて必ず、電源回路が非通電状態となる。また、嵌合検知コネクタ50を取り外してから、ハーネス側コネクタ30を実際に取り外すまでには、シールドシェル40を先に取り外すという作業手順を取らなければならないから、嵌合検知コネクタ50の取り外しとハーネス側コネクタ30の取り外しとの間には十分な時間差が生ずる。このため、嵌合検知コネクタ50の取り外しを電気的に検知して電源回路が非通電状態となるまでに多少の時間遅れがあったとしても、ハーネス側コネクタ30の取り外し時点では確実に非通電状態となっており、アーク放電の発生防止等において確実性が高い。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について図6及び図7によって説明する。
本実施形態のコネクタは、嵌合検知コネクタ50が、シールドシェル40の本体部41の側面に係止されており、シェル延長部42及び貫通孔46が設けられていない点が実施形態1と異なっている。なお、実施形態1と同一の構成部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
図6に示すように、シールドシェル40の本体部41の右側面には、嵌合検知コネクタ50を係止するための取付ブラケット47が例えば溶接によって固定されている。また、嵌合検知コネクタ50には、嵌合検知用端子収納部51の外側面に、取付ブラケット47と嵌合される係止部54が形成されている。取付ブラケット47は、ここに嵌合検知コネクタ50の係止部54を嵌合させた状態で、シールドシェル40を取り付けると、嵌合検知コネクタ50が補助コネクタ部20に嵌合可能となる位置に固定されている。
本実施形態の作用は以下の通りである。
まず、シールドシェル40には取付ブラケット47を介して嵌合検知コネクタ50が固定されている。この、シールドシェル40を前方にスライドさせて、機器側コネクタ10と嵌合されたハーネス側コネクタ30に嵌合させると、シールドシェル40が両コネクタ10,30を覆うようになると共に、機器側コネクタ10の補助コネクタ部20に、嵌合検知コネクタ50が嵌合される(図7参照)。この結果、嵌合検知コネクタ50と補助コネクタ部20との嵌合が図示しない嵌合検知回路によって検出され、電源回路が通電可能状態となる。また、この状態からシールドシェル40を取り外すと、シールドシェル40に固定された嵌合検知コネクタ50が補助コネクタ部20から取り外されて、電源回路が非通電状態となる。
この実施形態2によれば、シールドシェル40と一体化された嵌合検知コネクタ50が、補助コネクタ部20へ嵌合・離脱がなされるから、機器側コネクタ10とハーネス側コネクタ30の嵌合・離脱が行われる際には、シールドシェル40は必ず取り外された状態となる。よって、機器側コネクタ10とハーネス側コネクタ30の嵌合・離脱が行われる際には、電源回路を確実に非通電状態とすることができ、アーク放電の発生等を防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、コネクタ干渉部42をシールドシェル本体41と一体に設けたが、シールドシェルの本体部41とは別部品として形成し、これをシールドシェルの本体部41に溶接、ネジ止め、カシメ等によって固定する構成としてもよい。
(2)上記各実施形態1,2では、シールドシェルは取付片を機器側にボルトで螺合させることで固定しているが、弾性的な係止片等を利用したワンタッチ構造によって機器側に固定する構成でもよい。
(3)上記各実施形態1,2では、機器側コネクタとハーネス側コネクタの嵌合時に、各端子金具をボルト締結によって接続する構成としたが、弾性接触片を利用した接続構造や端子の突き当て型の接続構造等のボルト締結以外の手段で両端子金具が接続されていてもよい。
(4)上記各実施形態1,2では、補助コネクタを機器側コネクタと一体化して構成したが、両者は別部品として準備しておいて機器の近傍位置に取り付ける構成であってもよい。
10…機器側コネクタ
20…補助コネクタ部
30…ハーネス側コネクタ
40…シールドシェル
42…シェル延長部
50…嵌合検知コネクタ

Claims (6)

  1. 機器側に設けられた機器側コネクタと、この機器側コネクタに嵌合されるハーネス側コネクタと、前記機器側コネクタに嵌合された状態で前記ハーネス側コネクタを覆って前記機器に取り付けられるシールドシェルとを備えたコネクタであって、
    前記機器側に設けられた補助コネクタと、この補助コネクタに嵌合離脱可能な嵌合検知コネクタとを有し、前記シールドシェルには前記嵌合検知コネクタが前記補助コネクタに嵌合されていない状態では前記嵌合検知コネクタとは非干渉であって、前記シールドシェルの前記機器側への取付を許容し、前記嵌合検知コネクタが前記補助コネクタに嵌合された状態では前記嵌合検知コネクタと干渉して前記シールドシェルの前記機器側からの取り外しの障害となるコネクタ干渉部を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタ干渉部は、前記補助コネクタは挿通可能であって前記嵌合検知コネクタは挿通不能な貫通孔を備えたシェル延長部からなることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記シールドシェルは、前記機器側に宛がわれる取付片を備え、その取付片は前記機器側に螺合した取付ボルトによって前記機器側に固定されることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記機器側コネクタ及び前記ハーネス側コネクタは、両コネクタの嵌合時に互いに先端が重ね合わせ状態とされる端子金具を備え、その端子金具の重ね合わせ先端部には前記機器側コネクタに設けたナット部に螺合する接続ボルトを挿通させるためのボルト挿通孔が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。
  5. 機器側に設けられた機器側コネクタと、この機器側コネクタに嵌合されるハーネス側コネクタと、前記機器側コネクタに嵌合された状態の前記ハーネス側コネクタを覆って前記機器に取り付けられるシールドシェルとを備えたコネクタであって、
    前記機器側に設けられた補助コネクタと、この補助コネクタに嵌合離脱可能な嵌合検知コネクタとを有し、前記シールドシェルには前記嵌合検知コネクタが一体的に設けられて前記シールドシェルの前記機器側への取付時には前記嵌合検知コネクタが前記補助コネクタに嵌合し、前記シールドシェルの前記機器側からの取り外し時には前記嵌合検知コネクタが前記補助コネクタから離脱されることを特徴とするコネクタ。
  6. 前記嵌合検知コネクタは、前記シールドシェルに設けた取付ブラケットを介して前記シールドシェルに取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
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