JP5250430B2 - 3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理 - Google Patents

3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理 Download PDF

Info

Publication number
JP5250430B2
JP5250430B2 JP2008554484A JP2008554484A JP5250430B2 JP 5250430 B2 JP5250430 B2 JP 5250430B2 JP 2008554484 A JP2008554484 A JP 2008554484A JP 2008554484 A JP2008554484 A JP 2008554484A JP 5250430 B2 JP5250430 B2 JP 5250430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mac
type
pdu
entity
reordering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008554484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009526493A (ja
Inventor
カーモン,ラファエル
アイサッコヴ,シモン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agere Systems LLC
Original Assignee
Agere Systems LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agere Systems LLC filed Critical Agere Systems LLC
Publication of JP2009526493A publication Critical patent/JP2009526493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5250430B2 publication Critical patent/JP5250430B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1835Buffer management
    • H04L1/1841Resequencing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

本出願は、その教示が参照により本明細書に組み込まれている、整理番号Carmon1−1として2006年2月8日に出願した米国仮出願第60/771,553号の出願日の利益を主張するものである。
本発明はワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、第3世代(3G)ワイヤレス通信システムによって使用される伝送プロトコルに関する。
移動電話方式の通信デバイスまたは携帯電話の1つのカテゴリーは、第3世代デバイスを含む。第3世代(3G)の携帯電話は、基地局としても知られているセル塔との通信のために、デジタル無線信号を使用する。第3世代携帯電話は、音声、電子メール、インスタント・メッセージおよびストリーミング・オーディオまたはビデオなどの複数のデータ・ストリームを同時に転送することができる。第3世代携帯電話はさらに、高いデータ伝送速度およびブロードバンド機能を可能にする。高いデータ転送速度は、携帯電話で動作中のアプリケーションへの、およびそのアプリケーションからのデータの効率的な構成ならびに伝送に依存する。データの構成および伝送は、プロトコルおよび規格によって定められる。
第3世代携帯電話の規格は第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって設定され、ユニバーサル移動電気通信システム(UMTS)のネットワーク技術に基づいている。UMTSは、移動通信のためのグローバルシステム(GSM)のネットワーク技術から発展したものであり、UMTSは、GSMのコア・ネットワークを使用することができる。3GPPは、第3世代技術の様々な領域に対して責任を負う複数の技術仕様化グループ(TSG)を備える。3G技術を分類するための1つの方法は、層のレベルおよびプロトコルによるものである。3Gのプロトコル・スタックは、(i)物理層としても知られている層1、(ii)データ・リンク層としても知られている層2および(iii)ネットワーク層としても知られている層3の少なくとも3つの層を含む。ネットワーク層は携帯電話上のアプリケーションとの通信を処理し、物理層は携帯電話と基地局との間の通信を処理し、一方でデータ・リンク層はネットワークと物理層との間をインタフェースする。
図1は、3Gプロトコル・スタックの簡略化された部分的構成図を示す。示されている様々な通信経路は、直接経路または間接経路であることが可能であり、図中に示されていない、または本明細書で説明されることのない中間要素を含むことが可能である。層1は、経路101aを介してアンテナと通信し、経路102bを介して層2と通信する物理層101を備える。経路102bは、輸送チャネルを備える。輸送チャネルは、データ・リンク層と物理層との間のデータ・フローである。輸送チャネルの中のデータは、パケットに組織される。その後輸送チャネルは、物理層101を使用して、携帯電話と基地局との間の無線伝送のために、複合輸送チャネル上に結合されることが可能である。
層2は、経路102aを介して通信する媒体アクセス制御(MAC)層102と無線リンク制御(RLC)層103とを備え、経路102aは論理チャネルを備える。論理チャネルは、携帯電話上で動作中のアプリケーションに関連した層2内のデータ・フローである。このデータ・フローは、論理チャネルの中でパケットに組織される。RLC層103は受信機の中に、対応する送信機の中の対応する暗号化エンティティによって暗号化されたデータを解読するために機能する解読エンティティ(不図示)を含んでもよい。
層3は、それぞれ経路104c、104bおよび104dを介して物理層101、MAC層102およびRLC層103を制御し、それらと通信する無線リソース・コントローラ(RRC)・エンティティ104を含む。RRC104は、経路104aを介して携帯電話上で動作中のアプリケーションと通信する。またRLC層103は、直接、または層3の中間エンティティ(不図示)を通して、経路103aを介して携帯電話上で動作中のアプリケーションと通信することができる。層3は、同様に別のエンティティ(不図示)を含む。
層2のアーキテクチャおよび設計は、無線インタフェースのアーキテクチャおよびプロトコル(MAC、RLC、パケット・データ収束プロトコル(PDCP))、無線リソース制御プロトコルの仕様、無線リソース管理の戦略、および物理層によって上位層に与えられるサービスを担当する無線アクセス・ネットワーク(RAN)TSGの作業グループ2(WG2)によって規制される。技術仕様(TS)の中でWG2RAN TSGによって提供されるのは、MACプロトコル仕様であるTS25.321である。TS25.321は時折更新され、複数の公開は、3GPP規格の新たな公開とともに発行される。TS25.321の公開のリストは、現在http://www.3gpp.org/flp/Specs/html-info/25321.htmにおいて、インターネット上で入手可能である。MACプロトコルは特に、携帯電話の物理層とRLC層との間の通信のために、(i)通信チャネルと、(ii)プロトコル・データ・ユニット、フォーマットおよびパラメータを指定する。
3GPP規格の公開5は、ノードBと呼ばれる基地局からユーザ機器(UE)と呼ばれる携帯電話方式デバイスへのデータの高速ダウンロードを可能にする高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)・プロトコルを導入している。ノードBは、UMTS地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)の一部である。3GPPの公開6および7もまたHSDPAプロトコルを含み、より最近の公開は、同様に同プロトコルを含むことになっている。別途明記されない限り、本明細書でのエンティティに対する言及は、UEの中の論理エンティティを指す。
HSDPAプロトコルは、MAC−hs(MAC−高速)と呼ばれるMAC層エンティティによって制御される高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)を使用する。UEの中のMAC−hsエンティティは、UEがHS−DSCHを介して通信する対応するノードBの中のMAC−hsエンティティの機能に関連しているが、それとは異なる機能を実行する。HS−DSCHは、複数のUEプロセスのためにデータを運搬してもよい。適切なUEプロセスにデータ・パケットを届けるためのUEの中のMAC−hsのために、MAC−hsは、時により簡単にキュー分配と呼ばれる機能である再整理キュー分配を実行する。受信されたMAC−hsパケットは、MAC−hsパケットが発送されるべき特定の再整理キューを示すキューIDを含む。特定の再整理キューに分配されたMAC−hsパケットは次いで必要に応じて再整理され、次いで分解される。パケットは、順序がばらばらに到着する場合、再整理されなければならない場合がある。例えば、パケットが適切に受信されず、いくつかの連続してその後に続くパケットがすでにうまく受信された後で再送信される場合、到着の順序がばらばらになる場合がある。UEのMAC−hsエンティティは、UEによって意図されるように受信されないデータ・パケットのために使用されるエラー制御再送信メカニズムの一部として機能するハイブリッド自動再送要求(HARQ)エンティティを有する。
図2は、3GPP規格による例示的なMAC−hsプロトコル・データ・ユニット(PDU)200のフォーマットを示す。一般にMAC PDUは、様々な長さのビット列である。MAC−hsPDU200はMAC−hsヘッダ201と、MAC−hsSDU203および204などの1つまたは複数のMAC−hsサービス・データ・ユニット(SDU)を備えるMAC−hsペイロード202とを備える。MAC−hsペイロード202はまた、任意のパディング(padding)を備えることも可能である。MAC−hsヘッダとMAC−hsペイロードとの両方は長さが様々なので、MAC−hsSDUは一般にバイト、ワード、またはそれ以外にアドレスで位置合わせされるわけではない。MAC−hsSDU203および204などの各MAC−hsSDUは、MAC−dPDUに対応する。例えば、MAC−hsSDU203は1つのMAC−dPDUに相当し、MAC−hsSDU204は、別のMAC−dPDUに相当してもよい。したがって、MAC−hsペイロード202は、1つまたは複数のMAC−dPDUを備える。
MAC−hsヘッダ201は、上述のキューIDおよびTSNフィールドを備える。MAC−hsヘッダ201はまた、バージョン・フラグ(VF)、サイズ・インデックス識別子(STD)、MAC−dPDUの数(N)およびフィールド・フォロー・フラグ(F)など、3GPP規格によってMAC−hsヘッダのために必要とされる別のフィールドも備える。SIDとNなどのSIDとNとのパラメータのペアは、MAC−hsペイロードの中の連続したMAC−dPDU(すなわちMAC−hsSDU)の、Nによって示される数量のSIDによって示されるサイズを定義するために使用される。Fなどのフィールド・フォロー・フラグは、ヘッダの中でさらなるフィールドが続くどうかを示すために使用される。例えば、MAC−hsペイロード202が第1サイズの2つのMAC−dPDUを備え、その後に第2サイズの4つのMAC−dPDUが続き、その後に第1サイズの3つのMAC−dPDUが続く場合、SID1〜3、N1〜3およびF1〜3は、その順序を示すために使用される。代替例として、MAC−hsペイロード202の中のすべてのMAC−dPDUが同じサイズである場合、SID、NおよびFだけが必要であり、SID〜SID、N〜NおよびF〜Fは省略されることが可能である。
図3は、3GPP規格の公開5による、UE側のMAC−hsエンティティ300の簡略化された構成図を示す。図1のMAC層102に配置されたMAC−hsエンティティ300は、層1のエンティティからダウンロードされたデータを受信して処理し、この処理されたダウンロードされたデータを、同じくMAC層102に配置されたMAC−dエンティティ(不図示)に渡す。MAC−hsエンティティ300は、経路301aを介して、MAC制御エンティティ301によって制御される。MAC−hsエンティティ300は、304bおよび305bなどの経路を介してMAC−dエンティティと通信し、経路302aおよび302bを介して層1エンティティと通信する。MAC−hsエンティティ300はHARQエンティティ302、再整理キュー分配エンティティ303、および再整理キュー304および305などの1つまたは複数の再整理キューを備える。再整理キュー304は、再整理エンティティ306および分解エンティティ307を備え、一方で再整理キュー305は、再整理エンティティ308および分解エンティティ309を備える。MAC−hs300の中の各再整理キューは、UEの中の特定のプロセスに対応する。MAC−hsエンティティが処理するキューの数について制限があってもよい。例えば3GPP規格の公開5では、この制限は8つのキューである。
HARQエンティティ302は、経路302aを介して層1から、対応するノードBからダウンロードされたMAC−hsPDUを受信する。HARQエンティティ302は、双方向経路302bを介して層1を通じ、ノードBとシグナリング情報を通信する。HARQエンティティ302が、MAC−hsPDUがうまく受信されたと判定する場合、HARQエンティティ302は応答して肯定応答(ACK)を送信する。HARQエンティティ302が、MAC−hsPDUが修正不可能な1つまたは複数のエラーを伴って受信されたと判定する場合、HARQエンティティ302はそのPDUに応答して、否定応答(NACK)を送信する。HARQエンティティ302が特定のPDUに応答してNACKを送信する場合、HARQエンティティ302は、対応するノードBがNACKに応答してその特定のPDUを再送信することを求める。再送信されたPDUは、エラーを伴わずに受信される場合、任意の以前のエラーを伴うバージョンを置き換えることができる。再送信されたPDUは1つまたは複数のエラーを伴って受信される場合、それにも関わらず、そのPDUのエラー無しのバージョンを再構築するために、1つまたは複数の以前のエラーを伴うバージョンとともに使用されてもよい。HARQエンティティ302は、受信および/または再構築されたMAC−hsPDUを、経路303aを経由して再整理キュー分配エンティティ303に渡す。再整理キュー分配エンティティ303は、それらのMAC−hsPDUのキューIDに基づいて、適切な再整理キューにそれらのMAC−hsPDUを発送する。
例えば、特定のMAC−hsPDUのキューIDが、PDUがキュー304に属することを示す場合、そのPDUは経路304aを経由して、キュー304の中の再整理エンティティ306に発送される。MAC−hsPDUは、PDUの順序の中のPDUの位置を示す送信順序番号(TSN)を含む。再整理エンティティ306は、受信されたPDUをそれらのTSNに応じて整理する。連続したTSNを有するMAC−hsPDUは、受信された上で分解エンティティ307に届けられるが、TSN番号がより小さいMAC−hsPDUが失われている場合、MAC−hsPDUはそのように届けられることはない。そのように、TSN番号がより小さいMAC−hsPDUが失われている間に受信される「より早い方の」MAC−hsPDUは失われたMAC−hsPDUが受信されるまでバッファの中に記憶され、失われたMAC−hsPDUが受信されると、連続したMAC−hsPDUは分解エンティティ307に届けられる。
整理されたMAC−hsPDUを、経路307aを介して再整理エンティティ306から受信する分解エンティティ307は、それらのMAC−hsPDUの分解に対して責任を負う。分解には、MAC−hsヘッダおよび任意のパディングの除去、および各MAC−hsPDU内に記憶されたMAC−dPDUの抽出が関与する。MAC−hsPDU内のMAC−dPDUは典型的にバイトで位置合わせされておらず、一方で抽出されたMAC−dPDUは典型的に、別のエンティティによる適切なアドレス指定および処理のためにバイトで位置合わせされなければならないので、分解は典型的に多くのビット・シフト動作を必要とする。分解エンティティ307は経路304bを介して、UEのMAC層の中のMAC−dエンティティに抽出されたMAC−dPDUを届ける。
例えば、別のMAC−hsPDUのキューIDが、PDUがキュー305に属することを示す場合、そのPDUは経路305aを介して、キュー305の中の再整理エンティティ308に発送される。再整理キュー305の中の再整理エンティティ308および分解エンティティ309は、再整理キュー304の再整理エンティティ306および分解エンティティ307について説明されたのと同様に動作し、またMAC−hsエンティティ300の中の任意のさらなる再整理キュー(不図示)の再整理および分解エンティティも同様に動作する。
図4は、プロトコル・スタック層に対するプロセッサの関係を示している先行技術のUE400の一部の簡略化された構成図を示す。異なるプロセッサは、3Gプロトコル・スタックの異なる層に関連していてもよい。例えば、MAC−hsの機能は典型的に、PSプロセッサ401などのプロトコル・スタック(PS)・プロセッサの中で実装される。したがって、PSプロセッサ401のタスクはHARQ、再整理キューの分配、再整理および分解を含む。上述のように、再整理プロセスは、「あまりにも早く」到着したMAC−hsPDUを記憶するためにメモリ・バッファを利用する。3GPP規格は、(i)MAC−hs再整理バッファと、(ii)RLC肯定応答モード(AM)送受信バッファとの両方によって共有される特定のメモリ・バッファを指定している。PSプロセッサ401などのPSプロセッサは典型的に、先進型RISC(縮小命令セット・コンピュータ)マシン(ARM)・プロセッサを使用して実装される。
上述のように、受信されたデータは暗号化されてもよく、したがって解読を必要としてもよい。RLC層などの層2の解読およびMAC層の解読にはf8アルゴリズムと呼ばれるアルゴリズムが関与し、また典型的にPSプロセッサの中で実施される。RLC層およびMAC層の暗号化は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、セキュリティ・アーキテクチャについての3GPP TS33.102の中で説明されている。TS33.102の様々な公開は、現在http://www.3gpp.org/ftp/Specs/htmlinfo/33102.htmで、インターネット上で入手可能である。MAC層の解読はトランスペアレントなRLCモードのために使用され、一方でRLC層の解読は肯定および否定(AMおよびUM)、すなわち非トランスペアレントなRLCモードのために使用される。特定の解読タスクは、無線ベアラ、ハイパーフレーム番号(HFN)およびRLC層で利用可能となる暗号キーなどの特定のパラメータの使用を必要とする。
層1のプロセッサ402は、DSP型のベースバンド・プロセッサであり、ビットのシフトおよびその他のビット集約的な動作を効果的に処理するように設計されている。層1のプロセッサ402は、UE400のためのモデムのような機能を含む、ベースバンド処理を実行する。一般に、層1のプロセッサ402の動作はビット志向型であり、一方でPSプロセッサ401の動作はバイトおよびワード志向型、すなわちマルチバイト・メモリ・ユニット志向型である。
米国仮出願第60/771,553号 3GPP TS33.102 http://www.3gpp.org/flp/Specs/html-info/25321.htm http://www.3gpp.org/ftp/Specs/htmlinfo/33102.htm
1つの実施形態における、通信ネットワーク内の受信機の中で一連の第1型プロトコル・データ・ユニット(PDU)を処理するための方法であって、(a)(i)キュー識別(QID)、(ii)送信順序番号(TSN)および(iii)1つまたは複数の第2型PDUを備える第1型PDUを受信することと、(b)次いで第1型PDUを分解することと、(c)次いで1つまたは複数の第2型PDUをQIDによって示される再整理キューに分配することと、(d)次いでTSNに基づいて、対応する再整理キューのために再整理処理を実行することとを備える方法。
別の実施形態における、一連の第1型プロトコル・データ・ユニット(PDU)を処理するように構成された通信ネットワークのための受信機であって、(a)(i)各々が(1)キュー識別(QID)、(2)送信順序番号(TSN)および(3)1つまたは複数の第2型PDUを備える一連の第1型PDUを受信し、(ii)次いで各々の第1型PDUを分解するように構成された分解エンティティと、(b)1つまたは複数の第2型PDUをQIDによって示される再整理キューに分配するように構成された再整理キュー分配エンティティと、(c)各々がTSNに基づいて、対応する再整理キューのために再整理処理を実行するように構成された1つまたは複数の再整理エンティティとを備える受信機。
本発明のその他の態様、特徴および利点は、以下の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、および同じ参照符号が同様または同一の要素を識別する添付の図面から、より完全に明らかとなろう。
マルチプロセッサ・システムの中のプロセッサにタスクを割り当てる際に、システム設計者は一般に、MAC−hsPDUを分解することによって必要とされてもよいもののようなビット・シフト動作の性能を、それらのプロセッサがそれらの動作を効果的に実行すると思われることから、MIPS(1秒当たり100万回の命令)定格の高いプロセッサに割り当てることを好む。分解は、特にHSDPAプロトコルを使用する可能な限りの高データ速度で、大量のビット操作を必要とするかもしれず、PS(プロトコル・スタック)・プロセッサに対して処理ボトルネックを作り出す可能性がある。UE(ユーザ機器)の動作は、UEの分解機能がPSプロセッサではなく層1のプロセッサによって実行されたのであれば、より効率的である可能性がある。同様に、解読は多数のビットを操作する動作を必要とするかもしれないので、PSプロセッサではなくベースバンド・プロセッサで解読を実行することがより効率的である可能性がある。
特定の動作をPSプロセッサからベースバンド・プロセッサにシフトするさらなる理由は、HSDPAモードで使用されるより短い送信時間間隔(TTI)によるものである。TTIとは、典型的にはミリ秒での、それぞれにデコード可能な無線送信の期間のことを指し、輸送ブロックの1つの表現である。HSDPA動作のためのTTIは、ほんの2ミリ秒であることが可能である。短いTTI期間は、単一のTTIの間、チャネル条件がおそらくは実質的に固定されたままであることを確実とする。しかしながら、UEは2ミリ秒よりも少ない時間で、MAC−hsPDU全体を処理しなければならない場合があるので、短い期間はユーザ機器(UE)に多くを求める場合がある。特に、UEはすべて2ミリ秒よりも少ない時間で、さらなる、あまりビット集約的ではない動作と同様に、PDUを分解し、解読しなければならない場合がある
一般的なMAC−hsエンティティの分析は、分解および再整理のプロセスが適切に逆にすることができるということを示している。したがって、PSプロセッサでMAC−hsPDUのための再整理アルゴリズムを実行し、再整理の前にハードウェアで、ビット操作およびバイト位置合わせを伴う分解を実行することが可能である。特に、物理層のベースバンド・プロセッサはMAC−hsヘッダをデコードし、UEのMAC−dエンティティおよびRLC層の中でビット・シフトおよびバイト位置合わせの必要性を減少させるか、またはなくしてしまうように、バッファの中でMAC−hsSDUすなわちMAC−dPDUを組織することができる。PSプロセッサが実行する再整理には、MAC−hsSDUビット・データの操作ではなく、MAC−hsSDUポインタの操作が関与するので、この再構築はPSプロセッサによって実行されるビット・シフト動作の数を、場合によってはゼロにまで減少させる。さらに、MAC−hsSDU再整理は、一時的にMAC−hsSDUを記憶するために、RLC層のバッファを使用する。したがって、再整理機能のために、ベースバンド・プロセッサの中にバッファを配置する必要はない。
図5は、プロトコル・スタック層に対するプロセッサの関係を示している、本発明の実施形態によるUE500の一部の簡略化された構成図を示す。UE500は、図4のUE400とは異なる方法で、MAC−hs機能を実行する。UE500は、層2の一部として動作するPSプロセッサ501、および層1の一部として動作するベースバンド・プロセッサ502を備える。PSプロセッサ501は再整理キューの分配および再整理機能を実行し、一方でベースバンド・プロセッサ502は、ベースバンド処理とともに、分解およびHARQ機能を実行する。別の実施形態(不図示)では、ベースバンド・プロセッサ502もまた解読機能を実行し、ここでベースバンド・プロセッサ502は暗号化されたデータをダウンロードし、PSプロセッサ501から解読のために必要とされるパラメータを受信して解読を実行し、解読されたデータをさらなる処理のためにPSプロセッサ501に提供する。代替実施形態で、ベースバンド・プロセッサ502はそれ自体で、すべての必要とされる解読パラメータを抽出する。UE500の中の一部のMAC−hs要素の機能は、標準的なMAC−hsエンティティの中のそれらの要素の標準的な機能から、UE500の中のそれらのエンティティの再配置に対応するために変更される。
図6は、本発明の実施形態による、変更されたMAC−hsエンティティ600のアーキテクチャの簡略化された構成図を示す。図3の要素と名前、機能および/または動作が同様の図6の中の要素は同様にラベル付けされているが、異なるプレフィックスを有する。MAC−hsエンティティ600は、層1と層2との両方に及ぶ。MAC−hsエンティティ600の動作は、経路601aを経由して、MAC制御エンティティ601によって制御される。MAC−hsエンティティ600は層1の中に、HARQエンティティ602と分解エンティティ607とを備える。MAC−hsエンティティ600はさらに層2の中に、再整理キュー分配エンティティ603と、再整理キュー604および605などの1つまたは複数の再整理キューとを備える。再整理キュー604は再整理エンティティ606を備え、一方で再整理キュー605は再整理エンティティ608を備える。
HARQエンティティ602は、図3のHARQエンティティ302と同様に機能する。HARQエンティティ602は、経路602aおよび602bを介して別の層1エンティティと通信し、受信および/または再構築されたMAC−hsPDUを、経路607aを介して分解エンティティ607に渡す。特定の実装によって、分解エンティティ607は分解エンティティ307および309と同様の分解機能を実行することができ、さらなる機能を実行することができ、および/または異なって機能することができる。1つの実装で、分解エンティティ607は受信されたMAC−hsPDUからMAC−hsヘッダを除去し、MAC−dPDUを抽出する。再整理キュー分配エンティティ603はPDUのキューIDにアクセスしなければならず、再整理エンティティ606および608はPDUのTSNにアクセスしなければならないので、分解エンティティ607はその情報を提供する。分解エンティティ607は各々の抽出されたMAC−dPDUにヘッダを付加し、ここでヘッダは、そのMAC−dPDUが抽出されたMAC−hsPDUについてのキューIDおよびTSNを含む。次いで、分解エンティティ607は、封印されたMAC−dPDUを上述の付加されたヘッダとともに、経路603aを介して再整理キュー分配エンティティ603に送信する。
再整理キュー分配エンティティ603は封印されたMAC−dPDUを受信して、それらを、それらのMAC−dPDUに関連したキューID、すなわち分解エンティティ607によって各々の封印されたMAC−dPDUに付加されたヘッダの中のキューIDに基づいて、適切な再整理キューに発送する。例えば、特定の封印されたMAC−dPDUのキューIDが、PDUがキュー604に属することを示す場合、そのPDUは経路604aを介してキュー604の再整理エンティティ606に発送される。次いで再整理エンティティ606は受信されたPDUを、付加されたヘッダの中で示される、それらのTSNに応じて整理する。連続したPDUを有するキュー604の中のMAC−dPDUは、受信された上で経路604bを介して送信されるが、TSN番号がより小さいMAC−dPDUが失われている場合、MAC−dPDUは届けられない。再整理エンティティ606はそのMAC−dPDUを、分解エンティティ607によって付加されたヘッダを伴わずに、経路604bを介して、UEのMAC層の中のMAC−dエンティティに送信する。
例えば、特定の封印されたMAC−dPDUのキューIDが、PDUがキュー605に属することを示す場合、そのPDUは経路605aを介して、キュー604の中の再整理エンティティ608に発送される。再整理キュー605の中の再整理エンティティ608は、再整理キュー604の再整理エンティティ606について説明されたのと同様に動作し、またMAC−hsエンティティ600の中の任意のさらなる再整理キュー(不図示)の再整理エンティティも同様に動作する。
代替実施形態で、再整理キュー分配エンティティ603はまた、削除するか、または付加されたヘッダの中にキューIDを移動することによって、付加されたヘッダを変更する。次いで再整理エンティティ606は変更された付加ヘッダからTSNを取り出し、上述のように処理する。キュー605の中の再整理エンティティ608は、再整理エンティティ606について説明されたのと同様に動作し、MAC−hsエンティティ600の中の任意のさらなる再整理キュー(不図示)の再整理エンティティも同様に動作する。
図7は、本発明の実施形態による例示的な封印されたMAC−dPDU700のフォーマットを示す。封印されたMAC−dPDU700は、付加ヘッダ701とペイロード702とを備える。付加ヘッダ701は、キューIDフィールド703とTSNフィールド704とを備える。ペイロード702は、MAC−dPDUを備える。MAC−dPDU702は、様々な長さのMAC−dサービス・データ・ユニット(SDU)であるMAC−dヘッダ705とペイロード706とを備える。3GPP規格は、キューIDが3ビット・フィールドであり、TSNが6ビット・フィールドであること指定しているので、1つの実装で、23のパディング・ビット(不図示)が、ヘッダが32ビットのサイズになるようにヘッダに付加され、ペイロード、すなわちMAC−dPDU702はアドレスで位置合わせされることになる。
MAC−dヘッダ705が23ビットよりも少ないか、またはそれに等しいyビット長である別の実装では、32−(9+y)のパディング・ビット(不図示)が、付加ヘッダ701とMAC−dヘッダ705とが合計で32ビットになるようにヘッダに付加され、したがってMAC−d SDU706はアドレスで位置合わせされることになる。例えば、MAC−dヘッダ705が4ビット長である場合、19のパディング・ビットが付加されることになる。代替実施形態では、パディング・ビットは、例えばMAC−hsPDU内のMAC−dPDUの順序および/またはそのSIDを示す情報フィールドによって、部分的または全体的に置き換えられる。そのような情報はまた、当業者であれば理解されるように、複数のその他の手段を介して保存され、送信されることも可能である。
代替実施形態で、分解エンティティ607は、ヘッダではなくフッタとして、適切なキューIDおよびTSN情報を各MAC−dPDUの最後に付加する。別の代替実施形態で、分解エンティティ607は、キューIDおよびTSN情報を送信するために、ヘッダとフッタとの両方を抽出されたMAC−dPDUに付加する。さらに別の代替実施形態では、分解エンティティ607は封印されていない抽出されたMAC−dPDUを再整理キュー分配エンティティ603に送信し、(i)MAC−dPDUを適切なキューに発送するための再整理キュー分配エンティティ603、および(ii)受信するMAC−d PDUを必要に応じて再整理するための606および608などの再整理エンティティによる使用のために、各々の送信されたMAC−dPDUまたはそのメモリ・アドレスをキューIDおよびTSNに関連付けるデータ構造を作成するために別々に機能する。当業者には理解されるように、キューIDとTSN情報とを、再整理キュー分配エンティティ603と再整理エンティティ606および608とに伝達するための様々なさらなる手段が利用可能である。例えば、キューIDとTSN情報とは、バンド外の通信経路を使用して、再整理キュー分配エンティティ603と再整理エンティティ606および608とに送信されることが可能である。
図8は、本発明の別の実施形態による、変更されたMAC−hsエンティティ800の簡略化された構成図を示す。図6の要素と名前、機能および/または動作が同様の図8の中の要素は同様にラベル付けされているが、異なるプレフィックスを有する。MAC−hsエンティティ800は、経路801aを介してMAC制御エンティティ801によって制御される。MAC−hsエンティティ800は、図6のMAC−hsエンティティ600と実質的に同様に動作するが、層1に配置された解読エンティティ810をさらに有する。解読エンティティ810は、経路810aを介して、分解エンティティ807からMAC−dPDUを受信する。受信されたMAC−dPDUは、上述のように、特定の実装に応じて封印されていても、封印されていなくてもよい。解読エンティティ810は、受信されたMAC−dPDU上で解読動作を実行し、解読されたMAC−dPDUを、図6を参照して上で説明されたものと同様に処理するために、経路803aを介して再整理キュー分配エンティティ803に送信する。解読エンティティ810は、データを解読するために3GPP規格のf8アルゴリズムを使用する。解読エンティティ810は、MAC層およびRLC層からの上述のような特定のパラメータを必要としてもよい。
図9は、解読エンティティ810によって使用されるための、解読パラメータの空のサンプルの参照表900を示す。表900は、所与のダウンロード(DL)HS−DSCH輸送チャネルの識別のために、無線ベアラ、RLCモード、暗号キーおよびRLC HFNパラメータを提供するように構築されている。DL HS−DSCH輸送チャネルは、特定のMAC−dPDUのキューIDおよびC/Tフィールドによって識別される。上で説明されたように、キューIDは、MAC−dPDUを含むMAC−hsPDUのヘッダから得られる。論理チャネルを識別するC/Tフィールドは、特定のMAC−dPDUのヘッダ部分で見つけ出される。当業者には理解されるように、表フィールドはMAC層および/またはRLC層の中の適切なエンティティによって配置され、更新される。各々の抽出されたMAC−dPDUのために、解読エンティティ810は対応するキューIDおよびC/Tパラメータを識別し、それらを表900のポインタとして、特定のMAC−dPDUを解読するために必要とされるパラメータを得るために使用する。
1つの実施形態で、RLC層の中の適切なエンティティが、層1に配置されている解読エンティティ810によって使用される場合に表の値が適切ではなかったと判定する場合、RLCエンティティは解読エンティティ810によって提供された解読されたデータを渡すことを回避することができ、層2に配置されているRLC解読エンティティ(不図示)は、データを適切に解読するためにソフトウェア解読を使用することができる。適切なRLCエンティティは、本来の暗号化されたデータを再現するために、解読エンティティ810によって使用された不適切な表の値を使用し、次いでMAC−dPDUを適切に解読するために適切なパラメータを使用することができる。暗号化と解読との両方が単にパラメータに基づく(i)データおよび(ii)キー・ストリームのXOR動作である場合、本来の解読されていないデータを再現することは、当業者には理解されるように、特記する程のことではない。代替実施形態で、解読されていないMAC−dPDUは、それらがもはや必要とされていないと適切なRLC層エンティティが判定するまで、メモリ・バッファの中に記憶される。
図10は、図8のMAC−hsエンティティ800の例示的な動作方法のサンプルの流れ図1000を示す。方法の開始後(ステップ1001)、データ・セッションはアクティブであり、MAC−hsエンティティ800はMAC−hsPDUを受信し、必要に応じて上述のように、HARQ機能を実行する(ステップ1002)。MAC−hsPDUは分解され、ここで1つまたは複数のMAC−dPDUが、MAC−hsPDUから抽出される(ステップ1003)。各々のMAC−dPDUには、MAC−hsPDUヘッダからキューIDおよびTSN情報を提供するエンベロープが与えられる(ステップ1004)。MAC−dPDUのペイロードがf8または同様のアルゴリズムを使用して暗号化されている場合、ペイロードは解読され、解読されたペイロードが使用される(ステップ1005)。
各々の封印されたMAC−dPDUは、PDUのキューIDに基づいて、適切な再整理キューに分配される(ステップ1006)。各再整理キューの中のMAC−dPDUは、PDUのTSNに応じて、必要に応じて再整理され、それによって連続したMAC−dPDUを提供する(ステップ1007)。エンベロープは、MAC−dPDUから除去される(ステップ1008)。次いで連続した、封印されていないMAC−dPDUは、MAC−dエンティティに送信される(ステップ1009)。データ・チャネルが依然としてアクティブである場合(ステップ1010)、次いでプロセスは次のMAC−hsPDUを受信するためにステップ1002に戻り、アクティブでない場合、プロセスはステップ1011で終了する。
代替実施形態で、ステップ1008は、各々がMAC−dSDUを備えたMAC−dペイロードがアドレスで位置合わせされるように、MAC−dヘッダを変更することを備える。したがってステップ1009は、変更されたMAC−dPDUをMAC−dエンティティに送信することを備える。
それぞれ図6および8の分解エンティティ607および807などの分解エンティティの代替の実装で、分解エンティティは、MAC−dPDUではなく変更されたMAC−hsPDUを出力する。変更されたMAC−hsPDUでは、別のMAC層エンティティによる、より簡単なアクセスのために、構成要素のMAC−dPDUヘッダおよびペイロードはアドレスで位置合わせされる。個々のMAC−dPDUではなく変更されたMAC−hsPDUを出力することは、各々の受信されたMAC−hsPDUのために、それらの機能は同じキューIDおよびTSNを共有する複数のMAC−dPDUではなく、1つの変更されたMAC−hsPDU上で実行されるので、より効率的な再整理キューの分配および再整理を可能にする。その後、それぞれ図6および8の再整理キュー分配エンティティ603および803などの再整理キュー分配エンティティは、MAC−dPDUではなく変更されたMAC−hsPDU上で動作する。同様に、図6の再整理エンティティ606および608、ならびに図8の806および808などの再整理エンティティもまた、MAC−dPDUではなく変更されたMAC−hsPDU上で動作する。
図11は、本発明の実施形態による、例示的な変更されたMAC−hsPDU1100のメモリ・ストレージ表現を示す。アドレスによる位置合わせは、変更されたMAC−hsPDU1100の左端を備えた位置合わせによって表される。変更されたMAC−hsPDU1100のメモリ・ストレージ表現の幅は32ビットに相当し、高さは、変更されたMAC−hsPDU1100内の構成要素のMAC−dPDUの数およびサイズによって決まる。変更されたMAC−hsPDU1100は、同様にキューIDおよびTSN、さらなるMAC−hsヘッダ情報および/またはパディングを備える、アドレスで位置合わせされた変更されたMAC−hsヘッダ1101を備える。変更されたMAC−hsPDU1100はさらに、n個のアドレスで位置合わせされたMAC−d変更ヘッダおよびMAC−dペイロードを備える。MAC−dPDU変更ヘッダ1102およびMAC−dPDU変更ヘッダ1104などの、各々のアドレスで位置合わせされたMAC−d変更ヘッダは、論理チャネル識別SID、さらなるヘッダ情報および/またはパディング・ビットを備える。MAC−dPDUペイロード1103およびMAC−dPDUペイロード1105などのn個のアドレスで位置合わせされたMAC−dペイロードの各々は、アドレスで位置合わせされたMAC−dSDUを備える。例えば、MAC−dPDUペイロード1103は、全体で96ビットになる、90ビットのMAC−dSDU1106と6ビットのパディング1107とを備え、または332ビットのメモリ・ユニットを備える。
図12は、図8のMAC−hsエンティティ800の代替実装の例示的な動作方法のサンプルの流れ図1200を示す。方法の開始後(ステップ1201)、データ・セッションはアクティブであり、MAC−hsエンティティ800はMAC−hsPDUを受信し、必要に応じて上述のようにHARQ機能を実行する(ステップ1202)。MAC−hsPDUは分解され、ここで図11のMAC−hsPDU1100などの変更されたMAC−hsPDUは、アドレスで位置合わせされたMAC−dPDU変更ヘッダおよびMAC−dSDUとともに生成される(ステップ1203)。分解およびアドレス位置合わせには、多くのビット・シフト動作が関与する可能性がある。1つまたは複数のMAC−dSDUがf8または同様のアルゴリズムを使用して暗号化されている場合、それらのMAC−dSDUは、変更されたMAC−hsPDUの内部で解読される(ステップ1204)。次いで変更されたMAC−hsPDUは、PSプロセッサの中に実装されたエンティティ(不図示)によって使い易いように、図5のPSプロセッサ501などのPSプロセッサの中のメモリに記憶される。
変更されたMAC−hsPDUは、キューIDによって示される適切な再整理キューに分配される(ステップ1205)。必要に応じて、TSNによって示される再整理を含む再整理処理は、対応する再整理キューの中の変更されたMAC−hsPDU上で実行される(ステップ1206)。再整理処理の後、MAC−hsPDUの構成要素のMAC−dPDUは、さらなる処理のためにMAC−dエンティティに送信される(ステップ1207)。データ・チャネルが依然としてアクティブである場合(ステップ1208)、プロセスは次のMAC−hsPDUを受信するためにステップ1202へ戻り、アクティブでない場合、プロセスはステップ1209で終了する。
1つの暗号化/解読アルゴリズムを使用する例示的な実施形態が説明されてきた。しかしながら代替実装は、当業者であれば理解されるように、実装の細部に対応する調整を伴って、別の暗号化/解読アルゴリズムを利用する。
TS25.321の用語および3GPP規格の公開5を使用する例示的な実施形態が説明されてきた。しかしながら、本発明はTS25.321、公開5または3GPPの実装に限定されるわけではない。本発明は、受信されたデータ・パケットを分解し、再整理するために、データ送信の一部として構成された任意の適切な通信規格に適用可能である。本発明はまた、同様に受信されたデータ・パケットを解読するように構成された、前述のような適切な通信規格にも適用可能である。
特定のエンティティが特定の機能を実行する例示的な実施形態が説明されてきた。しかしながら、特定の機能は任意の適切なエンティティによって実行されてもよく、例示的な実施形態の中で挙げられている特定のエンティティによって実行されることに限定されるわけではない。
特定の方向のエンティティ間のデータ・フローを伴う例示的な実施形態が説明されてきた。そのようなデータ・フローは、図示または説明されていない、同じ経路または代替経路上の逆方向のデータ・フローを除外するわけではない。双方向として説明されている経路は、必ずしも両方の方向でデータを通過させるわけではない。
本明細書で使用される際、「携帯電話」という用語は一般に、移動無線電話方式の通信デバイスのことを指し、電話として機能する移動通信デバイスと同様に、例えばインスタント・メッセージを送信し、ストリーミング・オーディオをダウンロードするが、電話での会話のためにユーザの頭部のところまで持ち上げられるように構成されていない移動デバイスなど、必ずしも電話として機能するわけではない移動通信デバイスも含む。
本明細書で使用される際、「バッファ」という用語およびその変形は、好ましくは、その現在の内容が新たなデータで繰り返し上書きされるように構成された動的なコンピュータ・メモリのことを指す。特定のデータをバッファするために、エンティティは、定められた位置に記憶されたそのデータのコピーを有することができるか、またはエンティティに、そのデータのコピーがすでに記憶されている場所がわかるようになされることが可能である。
要素および規格を参照して本明細書で使用される際、「互換」という用語は、要素が、規格によって全体的または部分的に指定される方法で、その他の要素と通信し、規格によって特定される方法で、その他の要素と通信することが十分に可能であるように、その他の要素によって認識されるということを意味する。互換の要素は、規格によって指定される方法で内部的に動作する必要はない。
メモリは典型的にバイト、ワードまたはその他のマルチバイトの区分に分割され、しかるべくアドレス指定される。本明細書で使用される際、「バイト位置合わせ」、「ワード位置合わせ」、「アドレス位置合わせ」という用語およびそれらの変形は、メモリ・アドレスを備えたメモリの中のデータ構造(例えばPDU)の位置合わせのことを指す。
同じデバイスの中のエンティティ間のデータ伝送を参照して本明細書で使用される際、また別途指定されていない限り、「受信」という用語およびその変形は、実際のデータの受信のことを指すか、または実際のデータに対する1つまたは複数のポインタの受信のことを指す場合があり、ここで受信を行うエンティティは、1つまたは複数のポインタを使用して実際のデータにアクセスすることができる。
MAC PDUおよびそれらの構成要素などのデータ構造を参照して本明細書で使用される際、「変更された」という用語およびその変形は、特定の実施形態の中で、特定のデータ構造が、特定の変換を必ずしも必要とするわけではないが、アドレス位置合わせなどの何らかの目的を達成するためのコンテキストの中で、その特定のデータ構造のための3GPP規格形式から変更されてもよいということを示す。
本発明は、(ASICまたはFPGAなどの)単一の集積回路、マルチチップ・モジュール、単一のカードまたはマルチカードの回路パックとしての可能な実装を含む、回路ベースのプロセスとして実施されてもよい。当業者には理解されるように、回路要素の様々な機能はまた、ソフトウェア・プログラムの中の処理ステップとして実装されてもよい。例えば、そのようなソフトウェアはデジタル信号プロセッサ、マイクロ・コントローラ、または汎用コンピュータの中で用いられてもよい。
さらに、本発明の性質を明らかにするために説明され、示されてきた細部、材料および部品の配置における様々な変更は、冒頭の特許請求の範囲で述べられている本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって行われてもよいということが理解されよう。
本明細書での「1つの実施形態」または「実施形態」という言及は、実施形態と関連して説明されている特定の機能、構造または特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることが可能であるということを意味する。本明細書の様々な場所で現れている「1つの実施形態で」というフレーズは、必ずしもすべてが同じ実施形態を指しているわけではなく、また、別々または代替の実施形態は別の実施形態と必ずしも互いに相容れないわけではない。同じことは、「実装」という用語にも当てはまる。
別途明確に述べられていない限り、各数値および範囲は、数値または範囲の前に「約」または「およそ」という語が付くもののように、およそのものとして解釈されるべきである。本出願の中で使用される際、別途明確に示されていない限り、「接続された」という用語は、要素間の直接接続と関節接続との両方をカバーすることが意図されている。
冒頭の方法の特許請求項の中のステップは、特許請求項の説明が、それらのステップのうちの一部またはすべてを実施するための特定の順序を別途意味しない限り、対応するラベル表示を備えた特定の順序で説明されているが、それらのステップは必ずしも、その特定の順序で実施されることに限定されることが意図されているわけではない。
3Gプロトコル・スタックの簡略化された部分的構成図である。 3GPP規格による例示的なMAC−hsPDUのフォーマットを示す図である。 3GPP規格の公開5による、UE側のMAC−hsエンティティのアーキテクチャの簡略化された構成図である。 プロトコル・スタック層に対するプロセッサの関係を示している先行技術のUE の一部の簡略化された構成図である。 本発明の実施形態によるUEの一部の簡略化された構成図である。 本発明の実施形態による、変更されたMAC−hsエンティティのアーキテクチャの簡略化された構成図である。 本発明の実施形態による、例示的な封印されたMAC−dPDUのフォーマットを示す図である。 本発明の別の実施形態による、変更されたMAC−hsエンティティのアーキテクチャの簡略化された構成図。 解読エンティティによって使用されるための解読パラメータの空のサンプルの参照表である。 図8のMAC−hsエンティティの例示的な動作方法のサンプルの流れ図である。 本発明の実施形態による、例示的な変更されたMAC−hsPDUのメモリ・ストレージ表現を示す図である。 図8のMAC−hsエンティティの代替実施態様の例示的な動作方法のサンプルの流れ図である。

Claims (11)

  1. 通信ネットワーク内の受信機の中で一連の第1型プロトコル・データ・ユニット(PDU)を処理するための方法であって、
    (a)(i)キューID(QID)と、
    (ii)送信順序番号(TSN)と、
    (iii)1つまたは複数の第2型PDUとを備える第1型PDUを受信することと、
    (b)次いで、前記第1型PDUを分解することと、
    (c)次いで、前記1つまたは複数の第2型PDUを前記QIDによって示される再整理キューに分配することと、
    (d)次いで、前記TSNに基づいて、前記対応する再整理キューのために再整理処理を実行することとを備える方法。
  2. ステップ(b)が、前記QIDと前記TSNとを備える対応するエンベロープの中に、各々の第2型PDUを封印することをさらに備え、
    ステップ(c)が、各々の第2型PDUを、前記対応するエンベロープの中の前記QIDによって示される前記再整理キューに分配することを備え、
    ステップ(d)が、前記対応するエンベロープの中の前記TSNに基づいて、各々の第2型PDUのために再整理処理を実行することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 各々の第2型PDUが、第2型ヘッダと第2型サービス・データ・ユニット(SDU)とを備え、
    ステップ(b)が、アドレス位置合わせを確実にするために、前記封印された第2型PDUに1つまたは複数のパディング・ビットを付加することをさらに備える請求項2に記載の方法。
  4. ステップ(b)の後で、少なくとも1つの第2型PDUの暗号化されたペイロードを解読することをさらに備え、
    前記受信機が物理層とデータ・リンク層とを備えるプロトコル・スタックを有し、前記解読が前記物理層の中で実行される請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記解読のために、1つまたは複数のパラメータを前記データ・リンク層から受信することをさらに備える請求項4に記載の方法。
  6. 前記通信ネットワークがワイヤレス通信ネットワークであり、
    前記第1型PDUが3GPPワイヤレス規格のMAC−hsPDUに基づいており、前記第2型PDUが前記3GPPワイヤレス規格のMAC−dPDUに基づいており、
    前記受信機が、前記3GPPワイヤレス規格と互換性を持つユーザ機器(UE)の一部であり、
    前記受信機が、前記3GPPワイヤレス規格の高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)・プロトコルと互換性を持ち、
    前記受信機が、物理層とデータ・リンク層とを備えるプロトコル・スタックを有し、
    前記第1型PDUが、前記物理層に配置されたハイブリッド自動再送要求(HARQ)エンティティから受信され、
    ステップ(a)および(b)が前記物理層で実行され、
    ステップ(c)および(d)が前記データ・リンク層で実行され、
    ステップ(b)の後で、前記物理層で実行される、少なくとも1つの第2型PDUの暗号化されたペイロードを解読することと、
    前記解読のために、1つまたは複数のパラメータを前記データ・リンク層から受信することをさらに備える請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  7. 各々の第2型PDUが、
    第2型ヘッダと、
    第2型サービス・データ・ユニット(SDU)とを備え、
    ステップ(b)が、変更された第1型PDUを生成するために、前記第1型PDUからの前記1つまたは複数の構成要素の第2型SDUをアドレスで位置合わせすることを備え、
    ステップ(c)および(d)が、前記1つまたは複数の第2型PDUを備える前記変更された第1型PDU上で実行される請求項1に記載の方法。
  8. ステップ(b)が、前記変更された第1型PDUを生成する際に、前記1つまたは複数の第2型ヘッダをアドレスで位置合わせすることをさらに備え、
    アドレスで位置合わせすることが、1つまたは複数のパディング・ビットを挿入することを備える請求項7に記載の方法。
  9. 一連の第1型プロトコル・データ・ユニット(PDU)を処理するように構成された、通信ネットワークのための受信機であって、
    (a)(i)各々が(1)キューID(QID)と、
    (2)送信順序番号(TSN)と、
    (3)1つまたは複数の第2型PDUとを備える一連の第1型PDUを受信し、
    (ii)次いで、各々の第1型PDUを分解するように構成された分解エンティティと、
    (b)前記1つまたは複数の第2型PDUを、前記QIDによって示される再整理キューに分配するように構成された再整理キュー分配エンティティと、
    (c)各々が前記TSNに基づいて、対応する再整理キューのために再整理処理を実行するように構成された1つまたは複数の再整理エンティティとを備える受信機。
  10. 前記工程(d)の後に、(e)次いで、受信機において一又はそれ以上の第2型PDUをMAC−dエンティティーへ提供することを更に含み、前記第1型及び第2型PDUは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)無線規格に基づく請求項1〜7及び8のいずれかに記載の方法。
  11. 前記第1型PDUは、第1の長さを有する第1の第2型PDUと、前記第1の長さと異なる第2の長さを有する第2の第2型PDUを含む請求項1〜7、8及び10のいずれかに記載の方法。
JP2008554484A 2006-02-08 2007-02-07 3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理 Expired - Fee Related JP5250430B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US77155306P 2006-02-08 2006-02-08
US60/771,553 2006-02-08
PCT/US2007/061766 WO2007092887A2 (en) 2006-02-08 2007-02-07 Mac-hs processing in an hsdpa-compatible receiver in a 3g wireless network

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012286668A Division JP2013123230A (ja) 2006-02-08 2012-12-28 3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009526493A JP2009526493A (ja) 2009-07-16
JP5250430B2 true JP5250430B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=38345937

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008554484A Expired - Fee Related JP5250430B2 (ja) 2006-02-08 2007-02-07 3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理
JP2012286668A Abandoned JP2013123230A (ja) 2006-02-08 2012-12-28 3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012286668A Abandoned JP2013123230A (ja) 2006-02-08 2012-12-28 3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8660145B2 (ja)
EP (1) EP1992097A2 (ja)
JP (2) JP5250430B2 (ja)
KR (1) KR101342417B1 (ja)
WO (1) WO2007092887A2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8611305B2 (en) 2005-08-22 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Interference cancellation for wireless communications
TWI470987B (zh) * 2006-12-12 2015-01-21 Interdigital Tech Corp 經高速下鏈封包存取傳送及接收封包方法及裝置
KR100987228B1 (ko) * 2007-01-24 2010-10-12 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 매체 액세스 제어 프로토콜을 통한데이터 송수신 방법 및 장치
JP2008278496A (ja) 2007-05-07 2008-11-13 Asustek Computer Inc 無線通信システムにおいてMAC−ehsプロトコルエンティティーのリセットを改善する方法及び装置
CN103384415B (zh) 2007-09-27 2017-04-12 交互数字专利控股公司 无线***、rnc以及在rnc中使用的方法
KR100995962B1 (ko) * 2007-10-22 2010-11-22 이노베이티브 소닉 리미티드 무선 통신 시스템에서 패킷 데이터 컨버전스 프로토콜 계층에 대한 데이터 해독을 처리하는 방법 및 장치
CN101227411B (zh) * 2008-02-03 2010-04-21 北京天碁科技有限公司 保证终端并发业务中的语音业务质量的方法、装置以及用户终断
CN101594374B (zh) * 2008-05-29 2013-07-10 上海贝尔股份有限公司 无线通信***中的新的l2结构及相应的通信方法和***
EP2283603B1 (en) * 2008-06-03 2020-02-19 Samsung Electronics Co., Ltd. A device and method of reducing encryption overhead by concatenating multiple connection packets associated with a security association
US9408165B2 (en) 2008-06-09 2016-08-02 Qualcomm Incorporated Increasing capacity in wireless communications
US9237515B2 (en) 2008-08-01 2016-01-12 Qualcomm Incorporated Successive detection and cancellation for cell pilot detection
US9277487B2 (en) 2008-08-01 2016-03-01 Qualcomm Incorporated Cell detection with interference cancellation
CN102356588A (zh) 2009-03-16 2012-02-15 瑞典爱立信有限公司 无线通信***中的方法和配置
CN101841848A (zh) * 2009-03-17 2010-09-22 大唐移动通信设备有限公司 一种利用增强媒体接入控制传输数据的方法和***
US9160577B2 (en) 2009-04-30 2015-10-13 Qualcomm Incorporated Hybrid SAIC receiver
JP2013512593A (ja) 2009-11-27 2013-04-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線通信における容量の増加
CN102668612B (zh) * 2009-11-27 2016-03-02 高通股份有限公司 增加无线通信中的容量
TWI510127B (zh) 2010-10-01 2015-11-21 Interdigital Patent Holdings 允許自多傳輸點接收之mac及rlc架構及方法
EP4008090A1 (en) 2019-08-06 2022-06-08 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for processing data in a network

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6980658B1 (en) * 1999-09-30 2005-12-27 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for encrypting transmissions in a communication system
EP2026624B1 (en) * 2000-04-07 2013-11-27 Core Wireless Licensing S.à.r.l. Transmission of protocol data units through the transparent radio link control
US6765885B2 (en) * 2001-02-09 2004-07-20 Asustek Computer Inc. Determination of acceptable sequence number ranges in a communications protocol
MXPA03009056A (es) * 2001-04-03 2004-02-12 Mitsubishi Electric Corp Aparato de encriptacion.
US7054316B2 (en) * 2001-04-25 2006-05-30 Nokia Corporation Method and system for interlayer control between re-sequencing and retransmission entities
US7298730B2 (en) * 2002-03-28 2007-11-20 Asustek Computer, Inc. Scheme to prevent HFN un-synchronization for UM RLC in a high speed wireless communication system
US6901063B2 (en) * 2002-05-13 2005-05-31 Qualcomm, Incorporated Data delivery in conjunction with a hybrid automatic retransmission mechanism in CDMA communication systems
EP1535413B1 (en) 2002-08-09 2007-01-17 Interdigital Technology Corporation Efficient memory allocation in a wireless transmit/receiver unit
DE10252533A1 (de) * 2002-11-08 2004-05-27 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Übertragung von Datenpaketen
US7272768B2 (en) 2002-12-09 2007-09-18 Broadcom Corporation Edge incremental redundancy memory structure and memory management
US20050144339A1 (en) 2003-12-24 2005-06-30 Wagh Mahesh U. Speculative processing of transaction layer packets
KR100678264B1 (ko) * 2004-02-06 2007-02-01 삼성전자주식회사 고속 순방향 패킷 접속 방식을 사용하는 이동 통신시스템에서 데이터 처리 속도를 향상시키는 방법 및 그이동 통신 시스템
FI20040243A0 (fi) * 2004-02-16 2004-02-16 Nokia Corp Tiedonsiirtomenetelmä, päätelaite, verkkoelementti ja tietokoneohjelma
JP4421935B2 (ja) * 2004-04-30 2010-02-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局装置及び無線通信制御方法
JP2005318429A (ja) 2004-04-30 2005-11-10 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 再送制御方法及び無線通信端末
JP4497299B2 (ja) 2004-07-01 2010-07-07 日本電気株式会社 移動無線通信端末装置
JP2006020133A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Mitsubishi Electric Corp 秘匿処理装置および秘匿処理方法
ES2560450T3 (es) * 2005-04-13 2016-02-19 Vringo Infrastructure Inc. Técnicas de gestión de recursos de radioenlaces en redes inalámbricas destinadas al tráfico de paquetes de datos

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013123230A (ja) 2013-06-20
KR20080099321A (ko) 2008-11-12
US20100220638A1 (en) 2010-09-02
JP2009526493A (ja) 2009-07-16
KR101342417B1 (ko) 2013-12-17
WO2007092887A3 (en) 2007-11-01
US8660145B2 (en) 2014-02-25
WO2007092887A2 (en) 2007-08-16
EP1992097A2 (en) 2008-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250430B2 (ja) 3gワイヤレス・ネットワークにおけるhsdpa互換受信機のmac−hs処理
US10433206B2 (en) Method for processing radio protocol in mobile telecommunications system and transmitter of mobile telecommunications
US9392083B2 (en) Method and apparatus for generating and processing MAC-ehs protocol data units
JP5481546B2 (ja) アップリンクプロトコル変更をサポートするための方法および装置
US7738369B2 (en) Data structure caching for PDU re-generation and transmission in a 3G wireless network
EP2203990B1 (en) Method of providing circuit switched (cs) service using high-speed downlink packet access (hsdpa) or high-speed uplink packet access (hsupa)
US8331386B2 (en) CRC checking and MAC-HS processing in an HSDPA-compatible receiver in a 3G wireless network
US20080219159A1 (en) Protocol dma engine
CN101828344B (zh) 利用高速下行分组接入hsdpa或者高速上行分组接入hsupa来提供电路交换cs业务的方法
MXPA06007429A (en) Transmitting and receiving control protocol data unit having processing time information

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120213

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120511

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5250430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees