JP5249523B2 - ゲル状化粧料及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、ゲル状化粧料の製造方法及びこの方法により得られるゲル状化粧料に関する。
化粧料の使用感触は商品選択の際の一要因として非常に重要であり、従来から、様々な感触の化粧料の製造方法が開示されている。
例えば、特許文献1には、材料を加熱混合した後、冷却して得られる寒天状のゲルをミキサーで撹拌し化粧料を得る方法が開示されている。しかしながら、この方法により得られる化粧料は、固く脆い使用感触を有していた。
また、特許文献2には、軽い感触で指に取れる化粧料を得るために、ネイティブジェランガム等の材料を配合した後、これを加熱撹拌して泡立て、冷却することにより気泡を含ませた化粧料の製造方法が開示されている。しかしながら、気泡を含む化粧料は、時間の経過により気泡が抜ける可能性があり、気泡が抜けた後の使用感触は一般に劣る。それゆえ、気泡を含まずとも優れた使用感触を有する化粧料が求められていた。
特開2004−196709号 特開2000−355517号
優れた使用感触を有するゲル状化粧料及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、色材及びネイティブジェランガムを溶剤に加えて化粧料組成物を得る工程、前記組成物を加熱撹拌する工程、及び減圧脱泡及び撹拌しながら室温まで冷却する工程を含むゲル状化粧料の製造方法に関する。化粧料組成物は、さらに、無水ケイ酸、アクリル及びナイロン等から選択される球状粉体を含むことが好ましい。化粧料組成物は、さらに、ポリエーテル変性シリコーン等の皮膜形成剤を含むことが好ましい。前記減圧脱泡及び撹拌しながら室温まで冷却する工程において、前記撹拌の回転速度は、100 〜5000rpmが好ましく、撹拌時間は30〜300分が好ましい。さらに、本発明は、上記の方法により得られる化粧料に関する。
本発明によると、優れた使用感触を有するゲル状化粧料が得られる。具体的には、化粧料を指で取る際に一回の使用量が適量取れ、皮膚に塗布した際に適度な付着量を付与しつつ伸びがよい。
本発明は、(1)色材及びネイティブジェランガムを溶剤に加えて化粧料組成物を得る工程、(2)前記化粧料組成物を加熱撹拌する工程、及び(3)減圧脱泡及び撹拌しながら室温まで冷却する工程を含むゲル状化粧料の製造方法に関する。
上記の通り、化粧料組成物は、色材、ネイティブジェランガム及び溶剤を含む。
色材としては、以下の例には限定されないが、例えば、無機顔料、有機顔料、パール系色材、ラメ系色材、金属系色材が挙げられる。
無機顔料としては、以下の例には限定されないが、酸化チタン、ベンガラ、黒酸化鉄、黄酸化鉄、紺青、群青、チタン・酸化チタン焼結物、カーボンブラックが挙げられる。
有機顔料としては、以下の例には限定されないが、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号及び青色404号等の有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色504号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等のタール色素と、これらのアルミニウム、カルシウム、ジルコニウム、またはバリウムレーキ等の有機顔料が挙げられる。
パール系色材としては、以下の例には限定されないが、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、雲母チタン、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、オキシ塩化ビスマス、カルミン被覆雲母チタン、カルミン・紺青被覆雲母チタン、黒酸化鉄被覆雲母チタン、黒酸化鉄・カルミン被覆雲母チタン、黒酸化鉄・紺青被覆雲母チタン、紺青被覆雲母、紺青被覆雲母チタン、ベンガラ被覆雲母、ベンガラ被覆雲母チタン、ベンガラ・カルミン被覆雲母チタン、ベンガラ・黒酸化鉄被覆雲母チタン、ベンガラ・紺青被覆雲母チタン、ベンガラ・黒酸化鉄・紺青被覆雲母チタン、酸化クロム被覆雲母、Nε−ラウロイル−L−リジン被覆雲母、顔料被覆ガラスフレーク、などが挙げられる。また上述したパール系顔料を、フッ素化合物及び/又はシリコーン化合物にて表面処理したものが挙げられる。
ラメ系色材としては、以下の例には限定されないが、ポリエチレンテレフタレート ・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート ・ポリオレフィン積層末、ポリエチレンテレフタレート ・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート ・金積層末、ポリエチレン・ポリエステル積層末、ポリエチレン・ポリエチレンテレフタレート積層末が挙げられる。
金属系色材としては、以下の例には限定されないが、金粉、銀粉、銅粉、鉄粉、アルミニウム粉が挙げられる。
これらの色材は化粧料に求められる色及び光沢に応じて、単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。好ましくは、パール系色材、ラメ系色材である。化粧料組成物中の色材の配合比は、化粧料組成物中、0.01〜25.0重量%が好ましく、1.0〜15.0 がより好ましい。
次に、ネイティブジェランガムとしては、以下の例には限定されないが、ケルコゲルLT1000(大日本製薬(株)製)、ケルコゲルHT(大日本製薬(株)製)、ケルコゲルHM(大日本製薬(株)製)が挙げられる。中でも、ケルコゲルHTは透明度が高いため、化粧料組成物とした際の色材の発色がよく好ましい。
化粧料組成物中のネイティブジェランガムの配合比は、化粧料組成物中、0.1〜2.5重量%が好ましく、0.2〜1.5重量%がより好ましい。
化粧料組成物は、皮膚に塗布した際にパウダリーな感触を得るために、感触改良粉体を含んでもよい。感触改良粉体としては、以下の例には限定されないが、無水ケイ酸、アクリル酸アルキル共重合体等のアクリル粉体、ナイロン粉体、窒化硼素粉体が挙げられ、これら球体粉末が好ましい。球体粉末は、好ましくは粒径が0.01μm〜100μmであり、より好ましくは粒径が0.02μm〜80μmである。
感触改良粉体の配合比は、化粧料組成物中、好ましくは0.1〜15.0重量%、より好ましくは0.5〜5.0重量%である。
化粧料組成物は、皮膚に塗布した際に撥水性の被膜を形成させるために、定着剤として被膜形成剤を含んでもよい。被膜形成剤としては、以下の例に限定されないが、ポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。例えば、SH3775、SH3772M(共に、東レダウコーニング社製)、KF6017P、KF6016(共に、信越化学工業社製)が挙げられる。
これら被膜形成剤は、好ましくはHLBが1〜7であり、より好ましくはHLBが2〜6である。
被膜形成剤の配合比は、化粧料組成物中、好ましくは0.1〜30.0重量%、より好ましくは0.2〜25.0重量%である。
化粧料組成物は、通常化粧料に用いられる添加剤、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、防腐剤、香料、美容成分、保湿成分、油成分 を必要に応じてさらに含有してもよい。
化粧料組成物は、上記の成分に加えて溶剤を含む。溶剤としては、以下の例には限定されないが、水及び多価アルコールが挙げられる。
多価アルコールとしては、以下の例には限定されないが、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセンリン、ポリグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、エトキシジグリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、ヘキシレングリコール、ソルビトール、エリスリトールが挙げられる。中でも、1,3−ブチレングリコールやジプロピレングリコール、1,2−オクタンジオールが保湿性や溶解性の点から好ましい。
溶剤として多価アルコールを用いる場合は、多価アルコールの配合比は、化粧料組成物中、好ましくは1.0〜15.0重量%、より好ましくは3.0〜10.0重量%である。残余を水として合計100重量%とする。
上記の工程(1)において、均一な化粧料組成物を得るために、分散しにくい成分を溶剤と予備撹拌しておき、残りの成分と混合してもよい。例えば、ネイティブジェランガムをアルコール系溶剤に加えて予備撹拌した後、残りの成分と混合して化粧料組成物としてもよい。
上記の工程(2)において、化粧料組成物を加熱撹拌する。加熱の温度は、好ましくは75〜95℃、より好ましくは、80〜90℃であり、撹拌は真空乳化撹拌装置を用いてもよい。撹拌の回転数は、好ましくは100〜5000rpm、より好ましくは500〜4000rpmである。加熱撹拌の時間は、好ましくは30〜300分、より好ましくは30〜120分である。
上記の工程(3)において、減圧脱泡及び撹拌しながら室温まで冷却する。減圧脱泡及び撹拌に、例えば、真空乳化撹拌装置を用いることができる。減圧脱泡の条件は、 −0.01〜−0.1MPaが好ましい。撹拌の回転数は、好ましくは、100〜5000rpm、より好ましくは500〜4000rpmであり、減圧脱泡及び撹拌の時間は、好ましくは、15〜300分、より好ましくは15〜60分である。上記の条件にて、冷却の際に撹拌すると、固化せずに適度な固さとなり、ゲル状化粧料の使用感触が格段に優れたものとなる。
上記の製造方法により製造されたゲル状化粧料の用途は、以下の例には限定されないが、化粧水、乳液、クリーム、ファンデーション、アイカラー、頬紅、マスカラ、アイブロウ、口紅、リップグロスが挙げられる。好ましくは、ポイントメイクアップ化粧料である。
以下、実施例を挙げて本願発明を説明するが、本願発明の範囲は以下の例に限定されるものではない。
(実施例1)
(1)ネイティブジェランガム(大日本製薬社製、製品名ケルコゲルHT)1.0重量部と1,3−ブチレングリコール5.0重量部とをT.K.LABORATRY SERIES f-modelプライミクス(株)(旧特殊機化工業(株)、以下同様とする。)を用いて、回転数1000rpmで5分間予備撹拌し、予備撹拌液を得た。(2)次に、真空乳化撹拌装置(みづほ工業株式会社製、以下同様とする。)に、水82.1重量部及び得られた予備撹拌液を加え、さらに、ベンガラ被覆雲母チタン10重量部、活性剤(モノステアリン酸ポリエチレングリコール、以下、同様とする。)1重量、防腐剤(パラオキシ安息香酸エステル0.4重量部及びフェノキシエタノール 0.5重量部含む。以下同様とする。)0.9重量部を加え、85℃に加熱し回転数1000rpmで15分間撹拌した。(3)次に、回転数1000rpmで15分間撹拌しながら常温まで減圧冷却して化粧料を得た。
(実施例2)
工程(1)において、1,3−ブチレングリコールを5.0重量部から7.0重量部に変更し、工程(2)において、水を82.1重量部から75.6重量部に変更し、さらに無水ケイ酸1.5重量部及びポリメチルメタクリレート(商品名 GMX0610、ガンツ化成(株)社製)3.0重量部を加えたこと以外は実施例1と同様に化粧料を得た。
(実施例3)
(1)ネイティブジェランガム2.0重量部と1,3−ブチレングリコール8.0重量部とを回転数1000rpmで5分間予備撹拌し、予備撹拌液を得た。(2)次に、真空乳化撹拌装置(みづほ工業株式会社製、以下同様とする。)に、水 87.04重量部及び得られた予備撹拌液を加え、さらに、ベンガラ被覆雲母チタン 1重量部、赤色 226号 0.05重量部、青色1号 0.01重量部、活性剤 1重量、防腐剤 0.9重量部を加え、85℃に加熱し回転数1000rpmで15分間撹拌した。(3)次に、回転数1000rpmで15分間撹拌しながら25℃まで減圧冷却して化粧料を得た。
(実施例4)
(1)ネイティブジェランガム 0.3重量部と1,3−ブチレングリコール 15.0重量部とを回転数1000rpmで5分間予備撹拌し、予備撹拌液を得た。(2)次に、真空乳化撹拌装置(みづほ工業株式会社製、以下同様とする。)に、水 57.8重量部及び得られた混合液を加え、さらに、雲母チタン 20重量部、ポリエチレンテレフタレート金属積層末 5.0重量部、活性剤 1重量及び防腐剤 0.9重量部を加え、85℃に加熱し回転数1000rpmで15分間撹拌した。(3)次に、回転数1000rpmで15分間撹拌しながら25℃まで減圧冷却して化粧料を得た。
(実施例5)
(1)ネイティブジェランガム 0.6重量部と1,3−ブチレングリコール 10.0重量部とを回転数1000rpmで5分間予備撹拌し、予備撹拌液を得た。(2)次に、真空乳化撹拌装置(みづほ工業株式会社製、以下同様とする。)に、水 72.94重量部及び得られた予備撹拌液を加え、さらに、雲母チタン 7.0重量部、顔料被覆ガラスフレーク 3.0重量部、赤色226号 0.05重量部及び青色1号 0.01重量部、活性剤 1重量及び防腐剤 0.9重量部を加え、85℃に加熱し回転数1000rpmで15分間撹拌した。(3)次に、回転数1000rpmで15分間撹拌しながら25℃まで減圧冷却して化粧料を得た。
(実施例6)
(1)ネイティブジェランガム 0.8重量部と1,3−ブチレングリコール 10.0重量部とを回転数1000rpmで5分間予備撹拌して予備撹拌液を得た。(2)次に、真空乳化撹拌装置(みづほ工業株式会社製、以下同様とする。)に、水 86.79重量部及び得られた予備撹拌液を加え、さらに、酸化チタン 0.5重量部、赤色226号 0.01重量部、活性剤 1重量及び防腐剤 0.9重量部を加え、85℃に加熱し回転数1000rpmで15分間撹拌した。(3)次に回転数1000rpmで15分間撹拌しながら25℃まで減圧冷却して化粧料を得た。
(実施例7)
工程(1)において、1,3−ブチレングリコールを5.0重量部から10.0重量部に変更し、水を82.1重量部から72.1重量部に変更し、被膜形成剤としてSH3775(東レダウコーニング社製)を5.0重量部を加えた以外は、実施例1と同様に化粧料を得た。
(実施例8)
工程(1)において、1,3−ブチレングリコールを5.0重量部から10.0重量部に変更し、水を82.0重量部から67.50重量部に変更し、無水ケイ酸1.5重量部、アクリル酸アルキル共重合体3.0重量部及び被膜形成剤としてSH3775(東レダウコーニング社製)5.0重量部を加えた以外は、実施例1と同様に化粧料を得た。
(比較例1)
工程(3)において減圧及び撹拌を行わずに25℃まで冷却した以外は、実施例1と同様に化粧料を得た。
(比較例2)
工程(2)においてベンガラ被覆雲母チタンを混合せず、工程(3)終了後にベンガラ被覆雲母チタン10重量部を加えて回転数1000rpmで15分間撹拌して以外は、実施例1と同様に化粧料を得た。
(比較例3)
工程(2)においてベンガラ被覆雲母チタンを混合せず、工程(3)において減圧及び撹拌を行わずに25℃まで冷却し、その後、ベンガラ被覆雲母チタン10重量部を加え回転数1000rpmで15分間撹拌した以外は、実施例(1)と同様に化粧料を得た。
(比較例4)
ベンガラ被覆雲母チタンを加えた際の撹拌時間を15分から30分に変更した以外は、比較例3と同様に化粧料を得た。
(比較例5)
工程(2)において加熱を行わず、撹拌時間を15分から30分に変更し、また、工程(3)を行わなかったこと以外は、実施例1と同様に化粧料を得た。
(比較例6)
工程(2)において加熱を行わず、撹拌時間を15分から30分に変更した以外は比較例3と同様に化粧料を得た。
(評価方法)
以上の実施例1〜8及び比較例1〜6により得られた化粧料を用いて、パネラー10人により「指取れ」、「伸び」、「パウダリー感」「化粧持ち」の各項目を下記の5段階絶対評価基準に従い評価した。更に評点の平均点を4段階判定基準に従い評価、判定した。
《評価基準》
非常に良い:5.0
良い:4.0
普通:3.0
悪い:2.0
非常に悪い:1.0
《判定基準》
◎:4.0以上
○:3.0以上4.0未満
△:2.0以上3.0未満
×:1.0以上2.0未満
ここで、ゲル状化粧料の指取れが良いとは、指で取る際に1回の使用量が適量取れることをいう。また、伸びが良いとは、皮膚に塗布した際に適度な付着量を付与しつつ伸びがよいことをいう。パウダリー感があるとは、さらっとした仕上がりになることをいう。化粧持ちが良いとは、崩れやヨレがないことをいう。
この評価結果を表1及び2に示す。表1及び2によると、本願発明の方法により製造された実施例1〜8の化粧料は、いずれも指取れがよく使用感触がよかった。これに対して、実施例1と配合は同じだが異なる方法により製造された比較例1〜6は、実施例の結果とと比較して、指取れ、伸び、パウダリー感、化粧持ちのいずれかが劣っているか、又は全てが劣っていた。
Figure 0005249523
Figure 0005249523
単位:重量部

Claims (4)

  1. 色材及びネイティブジェランガムを溶剤に加えて予備攪拌し、化粧料組成物を得る工程、
    前記組成物を80〜90℃で加熱撹拌する工程、及び
    減圧脱泡及び撹拌しながら室温まで冷却する工程を含み、
    前記攪拌の回転数は500〜4000rpm、及び前記減圧脱泡及び撹拌しながら室温まで冷却する工程の時間は15〜60分であり、前記ネイティブジェランガムは化粧料中に0.1〜2.5重量%含まれるゲル状化粧料の製造方法。
  2. 前記化粧料組成物を得る工程において、前記化粧料組成物に、さらに、球状粉体を加え
    る請求項1の製造方法。
  3. 前記化粧料組成物を得る工程において、前記化粧料組成物に、さらに、被膜形成剤を加
    える請求項1又は2の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかの方法により得られる化粧料。
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