JP5248675B2 - セルラー網を用いたプッシュ・ツー・トークにおけるプライベート通信 - Google Patents

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Description

本発明は、セルラー網を用いたプッシュ・ツー・トークの分野に関し、特にセルラー網を用いたプッシュ・ツー・トークにおけるプライベート通信に関する。
トランシーバ型サービスは、短いメッセージを互いに素早く伝えたいユーザの間で、長い間好評となっている。従来から、そのようなサービスは、電波スペクトラムの専用部分を利用する双方向の携帯無線により提供されてきているが、しかし双方向の携帯無線は、ユーザには、同じような端末を利用し、そして動作域の比較的狭い無線の範囲内にいる予め選択された小グループのユーザと通信できるようにするだけである。最近になって、現存するセルラー電話のインフラストラクチャ上でピギーバックするサービスが、米国に導入されてきている。しかしながら、これらのサービスは本来独占的になっており、そしてユーザが異なる事業者ネットワーク間で通信できないようにしている。
トランシーバ型サービスの使用を広げようとして、オープン・モバイル・アライアンス(www.openmobilealliance.org)として知られている業界団体が、適切なプロトコルの標準化を目的として設立されており、適切なプロトコルは、セルラー網を用いて提供されるトランシーバ型サービスを網間で実現できるようにするであろう。様々な標準により確立されたサービスは、プッシュ・ツー・トーク・オーバー・セルラー(PoC)として知られている。PoCは、関連する音声データのパケット交換アクセス・ネットワークでの伝送を提案する。GSMおよびUMTSの場合、これは汎用パケット無線サービス(GPRS)または3Gアクセス・ネットワークであるだろう。他のネットワーク・アーキテクチャでは、類似のパケット交換アクセス・ネットワークが、会話データを伝えるために利用されるであろう。プッシュ・ツー・トーク・サービスはまた、回線交換アクセス・ネットワークによって提供可能であるが、これは好適な選択肢ではない。
プッシュ・ツー・トーク・オーバー・セルラー(PoC)システムは通常、GSM/GPRS/3Gのネットワーク上で実装され、そしてセルラー網への先進的なデータ・サービスの導入、および特に実時間マルチメディア・サービスの導入を促進するために第3世代パートナーシップ・プロジェクトにより標準化された、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)を用いる。IMSは、セッション開始プロトコル(SIP)に依存しており、SIPは、マルチメディアIPベースのセッションの設定および制御のために、インターネット技術特別委員会(IETF)により規定されてきている。PoCサーバは、IMS内に位置するか、またはIMSに繋がれ、そしてPoCセッションを設定し、そして制御するための機能を実装する。
現存するプッシュ・ツー・トーク(PTT)および会議システムは通常、ユーザのうちの一人に話す権利を認める一方、通信中の他のユーザはそのような権利が拒否され、リッスン・モードに置かれる制御メカニズムを用いる。そのような制御メカニズムは通常、フロア制御、話者調停、トーク・バースト制御などと呼ばれる。たとえば、オープン・モバイル・アライアンスは現在、プッシュ・ツー・トーク・オーバー・セルラー(PoC)システムの仕様作成に取り組んでおり、当該仕様にはメディア・バースト制御プロトコル(MBCP)が含まれる。
PoCサービスは、半二重であり、通信は2ユーザ間でどちらかの方向で進行できるが、同時には1方向でのみ進行する。PoCサービスは、セルラー網によって指名通話呼だけでなく、グループ通信にも用いることができる。
PoCサービスは、終端クライアントにおいて、およびIMSネットワークの最上位にある、またはIMSシステムの機能を包含する別のSIPベースのシステムの最上位にあるアプリケーション・サーバにおいて実行される。PoCユーザは、PoCサーバにアクセスするためにPoCクライアントを用いる。
別のPoCユーザと通信するために、第1ユーザのPoCクライアントはPoCセッションを確立する。PoCセッションは、参加PoC機能または制御PoC機能を実行するPoCサーバを経由する。図1は、すべての参加者間でのPoCセッションを制御する制御PoC機能1、および個々の参加者に固有であるセッションの態様を制御する参加PoC機能2を示す。図1の例で、参加PoC機能2はPoCクライアント#1を用いる参加者#1の参加を制御する。参加PoC機能2および制御PoC機能1は、双方ともPoCサーバに実装される。
同時には唯一の参加者のみに、PoCメディアの送信が許可される。メディアの送信許可の調停は、オープン・モバイル・アライアンスPoC作業部会により開発されたメディア・バースト制御プロトコル(MBCP)を用いる制御PoC機能1により制御される。
PoCに対して、いくつかの通信メソッドが規定されていて、1対1PoCセッション、1対多PoCセッションおよび1対多対1PoCセッションがある。1対多通信メソッドを用いる場合、参加者のうちの一人から送信されるメディアはいずれも、このメディア・タイプを受信できるすべての他の参加者に分配される。1対多対1通信メソッドを用いる場合、参加者のうちの一人はPoCディスパッチャであり、そして他の参加者はPoCフリート・メンバである。PoCディスパッチャにより送信されるメディアは、かかるメディア・タイプを受信できるすべてのPoCフリート・メンバに分配される。しかしながら、PoCフリート・メンバのいずれかから送信されるメディアはPoCディスパッチャにのみ送信される。1対多対1通信メソッドの典型的な使用は、タクシー運転手を管理するためであり、PoCディスパッチャは、タクシーを必要とする顧客から呼を受信するタクシー会社にいる人であり、そしてPoCフリート・メンバは個々のタクシー運転手である。
PoCセッションにおける参加者のうちの一人以上が匿名であることが可能である。参加者が匿名であると、制御PoC機能を行うPoCサーバは、匿名のユーザに一時的なPoCアドレスを割り当てる。一時的なPoCアドレスは、PoCセッション内で一意的であり、そしてSIP URIのフォーマットでは、たとえば、sip:anonymous−1@anonymous.invalidである。この一時的なPoCアドレスは、参加者がIETF RFC 4575“会議状態のためのセッション開始プロトコル(SIP)イベント・パッケージ”、J.Rosenberg、H.Schulzrinne、O.Levin、Ed.2006年8月、http://www.ietf.org/rfc/rfc4575.txtに規定されている“会議”イベント・パッケージに登録していると参加者情報を通じて、またはOMAユーザ・プレーン仕様書“OMA PoC制御プレーン”、バージョン2.0、オープン・モバイル・アライアンス、OMA−TS−PoC−ControlPlane−V2_0、http://www.openmobilealliance.orgに規定されているMBCPメディア・バースト・テイクン・メッセージで、PoCセッション内のすべての参加者が見ることができる。
オープン・モバイル・アライアンスPoC2.0リリースは、進行しているPoCセッション内の参加者がSIP MESSAGEメソッドを用いて(“離散メディア”と呼ばれる)ショート・メッセージ送信の可能性を導入した。
これに関連する問題が、1対多対1PoCグループ・セッション内のPoCディスパッチャがPoCフリート・メンバのうちの一人に離散メディアをプライベートに送りたい場合に生じる。離散メディアがフリート・メンバのすべてに分配されることになるので、離散メディアをプライベートで送信することはできない。同じ問題が1対多PoCグループ・セッションで発現する。一人の参加者から送信される離散メディアは、PoCグループ・セッション内のすべての参加者に分配されるであろう。
ある顧客がタクシー会社に電話をして、30分前にタクシー#16内に財布を置き忘れていることを会社に知らせる場合を考える。PoCディスパッチャが内密に、たとえばテキスト・メッセージをタクシー#16の運転手に送信することにより、しかし新しい顧客がまた聞くことができるような、タクシー#16のラウドスピーカで再生されるであろうPoC音声通信を送らずに、タクシー#16の運転手に連絡するのが有益であろう。この状況、および同じような状況で、ディスパッチャがテキストを、メッセージは他のPoCフリート・メンバには関心事ではないので、PoCフリート・メンバのすべてではなくて個々のPoCフリート・メンバに送信できると役立つであろう。
同じように、1対多PoCグループ・セッション内の参加者が、PoCグループ・セッション内の参加者のうちの一人に電子メール・アドレスを、他の参加者が電子メール・アドレスを受信することなく、送信できると役立つであろうが、しかし、これは現在のところ、特に電子メールの受信者が進行中のPoCセッションで匿名であると、不可能である。
OMA PoC2.0リリースはまた、全二重呼後続移行(Full Duplex Call Follow-on Proceed)サービスを規定している。全二重呼後続移行サービスはSIP MESSAGEメソッドに基づいており、PoCセッション内の参加者が、進行中のPoCセッション内のすべての参加者にTEL URIまたはSIP URIを送信できる。PoCセッション内のPoCクライアントがTEL URIまたはSIP URIを受信する場合、PoCクライアントはCS呼またはVoIP呼を開始し、そしてPoCセッションから離れる。しかしながら、1対多PoCグループ・セッション内の参加者が、全二重呼後続移行サービスを用いてVoIP全二重呼またはCS全二重呼を確立することを望むと、CS呼またはVoIP呼に切り替える場合に用いられるべきTEL URIまたはSIP URIを持つSIP MESSAGE要求が、PoCグループ・セッション内のすべての参加者に送られ、その結果すべての参加者がVoIP/CS呼に切り替えるであろう。たとえば、すべての参加者が匿名である(インターネットでのチャット・セッションに参加する場合、よくあることである)チャットPoCグループ・セッションに係っている2人の参加者が、CS呼を確立し、そして2人だけの間で会話を続けることは、現在のところ不可能である。
本発明者は、PoCグループ・セッションにおいて、すべての参加者に対してよりも選択された参加者のみに対して情報を送信することが望ましいような状況があることを理解している。
本発明の第1の態様に従って、PoCグループ・セッション内の参加者にプライベート通信を行う方法が提供される。PoCクライアントがSIP REFERメッセージをPoC参加サーバに送信し、PoC参加サーバはSIP REFERメッセージをPoC制御サーバに転送する。SIP REFERメッセージは、グループ・セッション内の宛先参加者の識別子(identity)およびメッセージ内容を含む。PoC制御サーバはSIP MESSAGEを生成し、MESSAGEは宛先参加者に宛てであり、メッセージ内容を含む。SIP MESSAGEは宛先参加者にサービスする宛先参加サーバに送信される。このようにして、PoCクライアントは、PoC制御サーバを通して、プライベート・メッセージ内容をPoCグループ・セッション内の別の参加者に送信することができ、プライベート・メッセージ内容を全参加者には送信しない。
任意の実施形態によれば、メッセージ内容は離散メディア・メッセージを含む。これにより、PoCグループ・セッション内の個々の参加者にショート・メッセージを送信できる。オプションとして、宛先参加者が匿名である場合、宛先参加者の識別子は、参加情報およびメディア・バースト制御プロトコル・メディア・バースト・メッセージのいずれかから取得される。
さらなるオプションとして、Refer-Toヘッダがさらに、配信完了報告(successful delivery report)要求を含む。この場合、本方法は随意的にさらに、制御サーバで第2のSIP REFERメッセージを宛先参加サーバから受信する工程を備える。第2のREFERメッセージは、発信元参加者の識別子および配信完了報告を含むRefer-Toヘッダを有する。制御サーバは、発信元の参加者宛てであって、配信完了報告を含む第2のSIP MESSAGEを生成する。第2のMESSAGEは発信元参加者に転送するために発信元参加サーバに送信される。
随意的に、Refer-Toヘッダは、グループ・セッション内の参加者のすべてから選択された複数の宛先参加者の識別子を含む。このようにして、メッセージ内容を、PoCグループ・セッションに参加している一群のユーザに送信することができ、メッセージ内容は全参加者には送信されない。
代替的なオプションとして、メッセージ内容は全二重呼後続移行要求である。これは、参加者がPoCグループ・セッション内の別の参加者を、発信元参加者との全二重通信セッションにプライベートで招待できるようにする。選択肢として、宛先参加者が匿名であるシナリオでは、宛先参加者の識別子が参加情報またはメディア・バースト制御プロトコル・メディア・バースト・メッセージのいずれかから取得される。
本発明の第2の態様に従って、PoC制御サーバ・ノードが提供される。本ノードは、グループ・セッション内の発信元参加者にサービスする発信元参加サーバから、SIP REFERメッセージを受信するための受信器を備える。REFERメッセージは、グループ・セッション内の宛先参加者の識別子およびメッセージ内容を含むRefer-Toヘッダを有する。プロセッサが、SIP MESSAGEを生成するために提供され、MESSAGEは宛先参加者に宛てであって、メッセージ内容を含む。送信器は、MESSAGEを宛先参加サーバに送信するために提供され、宛先参加サーバは宛先参加者にサービスする。本ノードは、PoCグループ・セッション内の参加者がセッション内の別の参加者に情報を送信できるようにし、情報は全参加者に送信されることはない。
Refer-Toヘッダは随意的に、配信完了報告要求を含む。この場合、制御サーバ・ノードには随意的に、第2のSIP REFERメッセージを宛先参加サーバから受信するための第2の受信器を備え、第2のREFERメッセージは、発信元参加者の識別子および配信完了報告を含むRefer-Toヘッダを有している。第2のプロセッサは、第2のSIP MESSAGEを生成するために提供され、MESSAGEは発信元参加者宛てであって、配信完了報告を含み、第2の送信器が第2のMESSAGEを発信元参加サーバに送信するために提供される。
本発明の第3の態様に従って、PoCクライアント・ノードが提供され、PoCクライアント・ノードはSIP REFERメッセージを生成するためのプロセッサを備える。REFERメッセージは、グループ・セッション内の宛先参加者の識別子およびメッセージ内容を含むRefer-Toヘッダを有する。また、REFERメッセージをPoC参加サーバを介してPoC制御サーバに送信するために送信器が提供される。PoCクライアント・ノードは、PoCユーザがメッセージ内容をグループ・セッション内の別のPoCユーザに送信できるようにし、メッセージ内容は全PoCユーザに送信されることはない。
オプションとして、メッセージ内容は離散メディア・メッセージを含む。さらなるオプションとして、クライアント・ノードは、宛先参加者の識別子を参加情報またはメディア・バースト制御プロトコル・メディア・バースト・メッセージのいずれかから決定するための第2のプロセッサを備える。クライアント・ノードは随意的に、配信完了報告を含むSIP確認MESSAGEを受信するように構成された受信器を備える。
代替の選択肢として、メッセージ内容は全二重呼後続移行要求を含み、当該要求は宛先参加者を発信元参加者との全二重通信セッションに招待するものであるが、グループ・セッション内の他の参加者は招待されない。
本発明の第4の態様に従って、PoCクライアント・ノードからSIP REFERメッセージを受信するための受信器を含むPoC参加サーバ・ノードが提供される。REFERメッセージは、グループ・セッション内の宛先参加者の識別子およびメッセージ内容を含むRefer-Toヘッダを有する。PoC参加サーバ・ノードはまた、受信したREFERメッセージをPoC制御サーバ・ノードに送信するための送信器を備える。
PoCグループ・セッション機能構造をブロック図で概略的に説明する図である。 発明の実施形態に従って、1対多PoCセッションまたは1対多対1PoCセッションにおいてプライベートメッセージングのための離散メディアを送信するのに必要な信号のやりとりを説明する信号図である。 発明の実施形態に従ったPoC制御サーバにより取られる工程を示すフロー図である。 発明の実施形態に従ったPoCサーバ(制御)ノードをブロック図で概略的に説明する図である。 発明の実施形態に従ったPoCクライアント・ノードをブロック図で概略的に説明する図である。 発明の実施形態に従ったPoCサーバ(参加)ノードをブロック図で概略的に説明する図である。
SIP MESSAGEメソッドは、1対多PoCセッションまたは1対多対1PoCセッション内の2つのPoCクライアント間で短い離散メディア・メッセージを送信するために、または全二重呼後続移行サービスをプライベートで開始するために、用いられることができる1対多PoCセッションまたは1対多対1PoCセッションにおけるプライベート通信を提供するのに用いられることができる。
1対多PoC通信セッションまたは1対多対1PoC通信セッション内の2つのPoCクライアント間で離散メディアをプライベートで送信する場合を考えて、そして図2を参照して、PoCユーザAがPoCユーザBにプライベート・メッセージを送りたいと思っている。以下の番号付けは、図2で示した番号付けに対応する。
S1. PoCユーザAは、PoCクライアントA3により提供されるグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を用いて参加者(この場合は、PoCユーザB)を選択する。PoCユーザBの識別子は、参加情報(“OMA PoC制御プレーン”、バージョン2.0、オープン・モバイル・アライアンス、OMA−TS−PoC−ControlPlane−V2_0、http://www.openmobileallaiance.org参照)、またはMBCPメディア・バースト・メッセージ(IETF RFC4575“会議状態のためのセッション開始プロトコル(SIP)イベント・パッケージ”、J.Rosenberg、H.Schulzrinne、O.Levin、Ed.2006年8月、http://www.ietf.org/rfc/rfc4575.txt参照)から検索される。参加情報が受信される場合、PoCユーザAは、グループ・セッション内のすべての参加者についての情報を受信する。そのような情報には、参加者によりサポートされるメディア・タイプ、全二重呼後続移行サポート、およびまた各参加者のニックネームおよび識別子を含む。PoCユーザBがプライベート通信を要求している場合、PoCサーバX(制御)5は、PoCユーザBの実際の識別子をセッションに一意的な匿名識別子、たとえばanonymous−1@anonymous.inval識別子で置き換えている。
S2. PoCクライアントA3は、SIP REFER要求をPoCサーバA(参加)4に送信する。SIP REFER要求は、Refer-To ヘッダ内に
a.SIP MESSAGEメソッド
b.PoCユーザBの識別子
c.離散メディア・コンテンツ(たとえば、プレーン/テキスト)
d.配信完了報告が必要ならば、配信完了報告要求
を含む。
S3. PoCサーバA(参加)4は、SIP REFER要求をPoCサーバX(制御)5に転送する。
S4. PoCサーバX(制御)5は、SIP REFER要求のRefer-Toヘッダ内で識別される参加者(PoCユーザB)が、SIP MESSAGE要求の受信をサポートしているかどうかを調べる。参加者がSIP MESSAGE要求の受信をサポートしている場合、PoCサーバX(制御)5は、SIP202“受領”応答をPoCサーバA(参加)4に向けて送信する。SIP REFER要求のRefer-Toヘッダ内の参加者識別子が匿名の識別子の場合、PoCサーバX(制御)5は、参加者がPoCセッションを開始し、参加し、再参加し、または招待された場合、キャッシュされている情報から実際の識別子を検索しているであろう。
S5. PoCサーバA(参加)4は、SIP202“受領”応答をPoCクライアントA3に転送する。
S6. PoCサーバX(制御)5は、SIP MESSAGE要求をPoCサーバB(参加)6に送信する。PoCサーバB6は、PoCユーザBのPoCクライアントであるPoCクライアントB7にサービスすることに留意されたい。SIP MESSAGE要求は、周知のOMA PoC手順に従って送信される。ここには、PoCサーバX(制御)5とPoCサーバB(参加)6との間で確立されているSIPダイアログ内で、またはこのSIPダイアログ外で、SIP MESSAGE要求を送信することが含まれてもよい。SIP MESSAGE要求がSIPダイアログ外で送信されるシナリオでは、SIP MESSAGE要求がPoCクライアントB7を使用する参加者の識別子を含む。SIP MESSAGE要求が確立されたSIPダイアログの内と外のいずれで送信されようと、SIP MESSAGE要求には、
a.受信したSIP REFER要求のRefer-Toヘッダに含まれるコンテンツ(たとえば、プレーン/テキスト)、
b.配信完了報告がSIP REFER要求のRefer-Toヘッダで受信された場合には、配信完了報告要求
が含まれる。
S7. PoCサーバB(参加)6は、SIP MESSAGE要求をPoCクライアントB7に転送する。SIP MESSAGEは離散メディアを含んでいるので、PoCクライアントB7は、離散メディアをセッション内の全参加者に提示する必要なく、PoCユーザBに提示することができる。
S8. PoCクライアントB7は、ステップS7におけるSIP MESSAGE要求の受信確認のために、SIP200“OK”応答をPoCサーバB(参加)6に送信する。
S9. PoCサーバB(参加)6は、SIP200“OK”応答をPoCサーバX(制御)5に転送する。
PoCクライアントA3がステップS2で配信完了報告を予め要求していた場合、以下のステップが適用される。
S10. PoCクライアントB7がSIP REFER要求をPoCサーバB(参加)6に送信する。SIP REFER要求は、Refer-Toヘッダに
a.SIP MESSAGEメソッド
b.SIP MESSAGE要求のRefer-Byヘッダで受信したPoCフリート・メンバ(PoCユーザB)の識別子。識別子は匿名の識別子または実際の識別子であってもよい。
c.配信完了報告
を含む。
S11. PoCサーバB(参加)6は、SIP REFER要求をPoCサーバX(制御)5に転送する。
S12. PoCサーバX(制御)5は、SIP REFER要求のRefer-Toヘッダ内で識別される参加者(PoCユーザA)がSIP MESSAGE要求の受信をサポートするか否かを確認し、サポートする場合にPoCサーバX(制御)5はSIP202“受領”応答をPoCサーバB(参加)6に向けて送信する。SIP REFER要求のRefer-Toヘッダ内の識別子が匿名の識別子である場合、PoCサーバX(制御)5は、参加者がPoCセッションを開始し、参加し、再参加し、または招待された場合に、キャッシュされている情報からPoCユーザAの実際の識別子を検索しているであろう。
S13. PoCサーバB(参加)6は、SIP202“受領”応答をPoCクライアントB7に転送する。
S14. PoCサーバX(制御)5は、SIP MESSAGE要求をPoCサーバA(参加)4に送信する。SIP MESSAGE要求は、OMA仕様化PoC手順に従って送信できる。ここには、PoCサーバX(制御)5とPoCサーバA(参加)4との間で確立されたSIPダイアログ内で、またはSIPダイアログ外でSIP MESSAGE要求を送信することが含まれてもよい。SIP MESSAGEがSIPダイアログ外で送信されるシナリオでは、SIP MESSAGE要求は、PoCクライアントA3での参加者の識別子を含む。SIP MESSAGE要求が、確立されたSIPダイアログの内と外のいずれで送信されるかにかかわらず、SIP MESSAGE要求は、受信したSIP REFER要求のRefer-Toヘッダに含まれる配信完了報告を含む。
S15. PoCサーバA(参加)4は、SIP MESSAGE要求をPoCクライアントA3に転送する。
S16. PoCクライアントA3は、SIP MESSAGE要求の受信確認のために、SIP200“OK”応答をPoCサーバA(参加)4に送信する。
S17. PoCサーバA(参加)4は、SIP200“OK”応答をPoCサーバX(制御)5に転送する。
図2はPoC機能エンティティを示すだけであることに留意されたい。実際には、メッセージは3GPP/3GPP2 IMSネットワークのようなSIP/IPコアを通して送信される。また、ステップS2からS5まで、およびS10からS13まではOMA PoC仕様書に記述されていないが、ステップS6からS9まで、およびS14からS17までは記述されていることに留意されたい。OMA PoC仕様書では、ステップS6からS9まではSIP MESSAGEメソッドで離散メディアをサポートする各参加者に対して反復されるが、上記発明は、SIP MESSAGEで離散メディアを唯一の参加者に送信することを可能にする。
以上ではPoCユーザAが離散メディアをPoCユーザBに送信する方法を説明したが、PoCユーザAが離散メディアをPoCグループ・セッション内のすべての参加者ではなく、特定の参加者達に送信することを希望する状況があることに、また留意されたい。たとえば、PoCユーザAが離散メディアをPoCユーザB、C及びDに送信することを希望する一方、PoCユーザE、F及びGには送信したくないかもしれず、しかも、全ユーザが同一PoCグループ・セッションの参加者である場合がありえる。この場合、PoCユーザAは離散メディアを送信すべきユーザを選択し、そしてSIP REFER要求のRefer-ToヘッダにはコンテンツID(Content-ID)フィールドを含む。このフィールドは、REFER要求のメッセージ本体のうちの1つを参照し、メッセージ本体のうちの1つには選択された参加者のすべてに対する識別子を含む。このようにして、離散メディアはPoCサーバX(制御)5により選択されたユーザだけに宛てられることができる。さらに、ユーザ群の選択は、自動的に、またはある基準に基づいて行うことができる。たとえば、特定の課金体系にあるユーザ群を、課金に関連する離散メディア・メッセージを受信させるために選択することができ、係る離散メディアはグループ・セッション内の全参加者には送信されない。同じように、離散メディア・メッセージを登録しているネットワーク事業者に応じて、選択された参加者に送信できる。当然のことながら、PoCセッション内の全参加者に離散メディア・メッセージを送信せず、特定のユーザ群に離散メディア・メッセージを送信するような状況は、他にも多数存在する。
次にPoCユーザAがPoCユーザBとVoIPセッションを確立したい場合を考えると、双方のユーザが1対多PoCグループ・セッション内の参加者であれば、全二重呼後続移行メッセージは、PoCグループ・セッション内の他の参加者に送信されることなく、PoCクライアントAからPoCクライアントBに送信されなければならない。信号のやり取りは本質的に図2で示したのと同じであるが、しかし以下の差異がある。
・ステップS2で送信されるRefer-Toヘッダ内のメッセージ本体のコンテンツ・タイプは、常にapplication/vnd.poc.fdcfo+xml本体である。
・PoCサーバX(制御)5は、ステップS3のSIP REFERを受信してから、Refer-Toヘッダで受信したPoCアドレスにより識別される参加者が全二重呼後続移行をサポートしているかどうかを、次のステップに移行する前に確認する。
・ステップS10からS17は、OMA PoCにおける全二重呼後続移行手順が、全二重呼後続移行メッセージの配信完了を報告する手順を何ら規定していないので、実行されない。
本発明をさらに説明するために、PoCサーバX5により実行されるステップを図3に示す。以下の番号付けは、図2および図3の番号付けに対応している。
本発明をさらに説明するために、PoCサーバX5により実行されるステップを図3に示す。以下の番号付けは、図2および図3の番号付けに対応している。
S3. PoCサーバX(制御)5は、PoCサーバA(参加)4からSIP REFERを受信する。SIP REFERには、PoCクライアントBの識別子および、離散メディア・メッセージまたは全二重呼後続移行要求である場合があるメッセージ内容を含む。メッセージ内容が離散メディア・メッセージであると、SIP REFERにはまた、配信完了報告要求を含んでもよい。
S3b. PoCサーバX(制御)5は、PoCクライアントB宛てで、メッセージ内容を含むSIP MESSAGEメソッドを生成する。
S6. PoCサーバX(制御)5は、SIP MESSAGEをPoCサーバB(参加)6に送信する。
配信完了報告要求がSIP REFERメッセージに含まれている場合、以下のステップもまた、PoCサーバX(制御)5で実行される。
S11. PoCサーバX(制御)5は、PoCサーバBからSIP REFERメッセージを受信し、SIP REFERメッセージは、発信元参加者の識別子および配信完了報告を含むRefer-Toヘッダを有する。
S11b. PoCサーバX(制御)5はSIP MESSAGEメソッドを生成し、MESSAGEはPoCクライアントAに宛てられ、そして配信完了報告を含む。
S14. PoCサーバX(制御)5は、第2のMESSAGEを発信元参加サーバに送信する。
PoCサーバX(制御)5の例が図4に説明されている。サーバXは、PoCサーバA(参加)4から送信されるREFERメッセージを受信するための受信器8、およびSIP MESSAGEメソッドを生成するためのプロセッサ9を備える。送信器10は、MESSAGEをPoCサーバB(参加)6に送信するために提供される。SIP REFERメッセージ内のRefer-Toヘッダが配信完了報告要求を含む場合、PoCサーバX(制御)5にはさらに、PoCサーバB(参加)6からセッション開始プロトコルREFERメッセージを受信するための第2受信器11、およびPoCクライアントA3宛てで、配信完了報告を含むSIP MESSAGEメソッドを生成するための第2プロセッサ12を備える。第2送信器13は、第2のMESSAGEをPoCサーバA(参加)4、すなわち発信元参加サーバに送信するために提供される。
PoCクライアント3の例は図5に示される。PoCクライアント3は、SIP REFERメッセージを生成するためのプロセッサ14を備える。REFERメッセージはRefer-Toヘッダを有し、該Refer-Toヘッダは、PoCグループ・セッション内のPoCクライアントB7の識別子と、メッセージ内容とを有する。メッセージ内容は、離散メディア・メッセージ、または、全二重呼後続移行要求であってもよい。送信器15は、REFERメッセージをPoCサーバA(参加)4に送信するために提供される。クライアント3はさらに、配信完了報告が要求されている場合に配信完了報告を含むSIP MESSAGEを受信するように構成された受信器16を含んでもよい。ノードはまた、PoCユーザBが匿名である場合に、PoCユーザBの識別子を参加情報およびメディア・バースト制御プロトコル・メディア・バースト・メッセージのうちの1つから決定するための第2プロセッサ17を備えていてもよい。
PoCサーバA(参加)4の例は図6に示される。PoCサーバA(参加)4は、PoCクライアントA3からSIP REFERメッセージを受信するための受信器18、メッセージ処理のためのプロセッサ19、およびSIP REFERメッセージをPoCサーバX(制御)5に転送するための送信器20を備える。
本発明は、1対多PoCグループ・セッションまたは1対多対1PoCグループ・セッション内の個々の参加者にプライベート通信を送信できるようにする。たとえば、離散メディアを、1対多対1通信中の個々のPoCフリート・メンバにディスパッチャから送信できる。さらに、離散メディアは、PoCグループ・セッション内の参加者が匿名であっても、1対多PoCグループ・セッション内のある参加者から別の参加者に送信できる。配信完了報告は、PoCグループ・セッション内の参加者が匿名であっても、PoCグループ・セッション内の個々の参加者に離散メディアの受信者から送信できる。本発明はまた、本発明によってPoCグループ・セッション内の2人の参加者間で全二重呼後続移行サービスを用いて、VoIP/CS呼を確立するのに利用できる。
当業者には当然のことながら、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な修正が上述した実施形態に対してなされる場合がある。たとえば、PoC機能エンティティは、IMSネットワークにおけるように説明されているが、他の種類のネットワークがPoCセッションを伝えるのに用いられることができると考えられる。
以下の略語が本明細書で用いられている。
3GPP 3Gパートナーシップ・プロジェクト(3G Partnership Project)
3GPP2 第3世代パートナーシップ・プロジェクト2(3rd Generation Partnership project2)
CDMA2000 cdma2000拡散スペクトル(cdma2000 spread spectrum)
IETF インターネット技術タスク・フォース(Internet Engineering Task Force)
MBCP メディア・バースト制御プロトコル(Media Burst Control Protocol)
OMA オープン・モバイル・アライアンス(Open Mobile Alliance)
PoC プッシュ・ツー・トーク・オーバー・セルラー(Push to Talk over Cellular)
SIP セッション開始プロトコル(Session initiation Protocol)
WCDMA 広帯域符号分割多元接続(Wide band Code Division Mutiple Access)
WG 作業部会(Working Group)

Claims (17)

  1. PoC(Push to Talk over Cellular)グループ・セッションの参加者にプライベート通信を行う方法であって、
    制御サーバにおいて、グループ・セッション内の宛先参加者の識別子とメッセージ内容とをRefer−Toヘッダに含むセッション開始プロトコルのREFERメッセージを、前記グループ・セッションにおいて発信元参加者にサービスする発信元参加者サーバから受信する工程と、
    前記宛先参加者宛であり、前記メッセージ内容を含むセッション開始プロトコルのMESSAGEを生成する工程と、
    前記MESSAGEを、前記宛先参加者にサービスしている宛先参加者サーバへ送信する工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記メッセージ内容は、離散メディア・メッセージを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記宛先参加者は匿名であって、前記宛先参加者の識別子は、参加情報とメディア・バースト制御プロトコルのメディア・バースト・メッセージのいずれかから取得されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記Refer−Toヘッダは、配信完了報告の要求を更に含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記制御サーバにおいて、発信元参加者の識別子と配信完了報告とをRefer−Toヘッダに含むセッション開始プロトコルの第2のREFERメッセージを前記宛先参加者サーバから受信する工程と、
    前記発信元参加者宛であり、前記配信完了報告を含むセッション開始プロトコルの第2のMESSAGEを生成する工程と、
    前記第2のMESSAGEを前記発信元参加者サーバへ送信する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記Refer−Toヘッダは、前記グループ・セッションの全ての参加者の中から選択された複数の宛先参加者の識別子を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記メッセージ内容は、前記宛先参加者を前記発信元参加者との全二重通信セッションに招待する全二重呼後続移行要求を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記宛先参加者は匿名であって、前記宛先参加者の識別子は、参加情報とメディア・バースト制御プロトコルのメディア・バースト・メッセージのいずれかから取得されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. PoC(Push to Talk over Cellular)制御サーバ・ノードであって、
    グループ・セッションにおいて発信元参加者にサービスする発信元参加者サーバから、前記グループ・セッション内の宛先参加者の識別子とメッセージ内容とをRefer−Toヘッダに含むセッション開始プロトコルのREFERメッセージを受信する受信器と、
    前記宛先参加者宛であり、前記メッセージ内容を含むセッション開始プロトコルのMESSAGEメソッドを生成するプロセッサと、
    前記MESSAGEを、前記宛先参加者にサービスしている宛先参加者サーバへ送信する送信器と
    を備えることを特徴とする制御サーバ・ノード。
  10. 前記Refer−Toヘッダは、配信完了報告の要求を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の制御サーバ・ノード。
  11. 発信元参加者の識別子と配信完了報告とをRefer−Toヘッダに含むセッション開始プロトコルの第2のREFERメッセージを前記宛先参加者サーバから受信する第2の受信器と、
    前記発信元参加者宛であり、前記配信完了報告を含むセッション開始プロトコルの第2のMESSAGEを生成する第2のプロセッサと、
    前記第2のMESSAGEを前記発信元参加者サーバへ送信する第2の送信器と
    を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の制御サーバ・ノード。
  12. PoC(Push to Talk over Cellular)クライアント・ノードであって、
    グループ・セッション内の前記PoCクライアント・ノードのユーザとは異なる宛先参加者の識別子と、該宛先参加者宛のメッセージ内容とをRefer−Toヘッダに含むセッション開始プロトコルのREFERメッセージを生成するプロセッサと、
    前記REFERメッセージを、PoC参加者サーバを介して、PoC制御サーバへ送信する送信器と
    を備えることを特徴とするクライアント・ノード。
  13. 前記メッセージ内容は、離散メディア・メッセージを含むことを特徴とする請求項12に記載のクライアント・ノード。
  14. 参加情報とメディア・バースト制御プロトコルのメディア・バースト・メッセージのいずれかから、前記宛先参加者の識別子を決定する第2のプロセッサを備えることを特徴とする請求項12または13に記載のクライアント・ノード。
  15. 配信完了報告を含むセッション開始プロトコルの確認メッセージを受信するように構成された受信器をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載のクライアント・ノード。
  16. 前記メッセージ内容は、前記宛先参加者を前記発信元参加者との全二重通信セッションに招待する全二重呼後続移行要求を含むことを特徴とする請求項12に記載のクライアント・ノード。
  17. PoC(Push to Talk over Cellular)参加者サーバ・ノードであって、
    PoCクライアント・ノードから、グループ・セッション内の前記PoCクライアント・ノードのユーザとは異なる宛先参加者の識別子と、該宛先参加者宛のメッセージ内容とをRefer−Toヘッダに含むセッション開始プロトコルのREFERメッセージを受信する受信器と、
    受信した前記REFERメッセージを、PoC制御サーバ・ノードに送信する送信器と
    を備えることを特徴とする参加者サーバ・ノード。
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