JP5246471B2 - 除菌清浄システム - Google Patents

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Description

本発明は、建物内の壁面、備品、或いはその建物に出入りする人や流通する空気等を除菌清浄乃至消臭するためのシステムに関し、人が居住する住宅(個建てマンション)、不特定の人が出入するデパート、ホテル、催物会場、パチンコ・ゲームセンタなどの遊戯施設のほか、特に人の健康に直接係る食品工場や医療施設など衛生管理を要する建物に適用して好適な除菌清浄システムに関するものである。
住宅や種々の商業施設、公共施設のほか、病院や食材加工場など人体に害を及ぼすおそれのある細菌が繁殖しては不都合な事態を招来してしまう環境下では衛生管理の徹底が重要である。特に食品加工工場において、例えば野菜の前処理洗浄時等には界面活性剤が使用されることがあり、また病院内での殺菌作業にあっても、有害な細菌を除去するための化学合成薬剤が使用されている。
しかしながら、このような殺菌能力を有する化学剤や薬剤等は強い酸性乃至はアルカリ性を呈するのが通常であるところ、かかる薬剤等を人間の生活空間や食材に対し大量にばら撒いて衛生管理を行うことは、却って人間の健康を害することになって好ましくない。
この点については、人体にとっては勿論、家畜等の動物や植物に対しても安全な次亜塩素酸ナトリウム溶液などの有用無害な薬液(以下、単に薬液という。)が有する除菌消臭効果を利用する技術が既に提案されている。
ところが、上記の薬液は、少量ずつ噴霧ボトルなどに充填して都度手作業により使用されるのが通常であり、大規模な医療施設や食品加工工場等において充分な除菌処理を行うことは事実上困難であった。また、住居や各種商業施設などの建物において、人が出入りする空間(屋内)で薬液を使用して当該空間全体、或いはその中の設備や備品などを除菌処理することは行われていない。
そこで、本発明は上記のような事情に鑑み、除菌液を建物内の空気や壁面、或いは設置物や備品、入居者や施設に出入する人々などに対して充分に行き渡らせることが可能であると共に、また局所的にも除菌液を噴霧することができる除菌清浄システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明除菌清浄システムの一の構成は、少なくとも一組の吸気口と排気口を備えてなる建物の内壁面、床面、備品又は空気等を除菌清浄するシステムであって、建物上部に配置された次亜塩素酸ナトリウムの少なくとも溶液タンクと、建物の屋内外の気圧を測定する気圧センサと、フィルタ、吸気ブロア、及び前記タンクに連設された輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の噴射部を備える導入外気用の除菌清浄部を内部に具備した吸気部チャンバと、前記気圧センサの測定値と任意に設定可能な設定値に基いて前記吸気ブロアの動作を制御する制御部と、前記吸気部チャンバを介して吸気口に連通する吸気ダクトと、該吸気ダクトに設けられた送気口と、前記排気口に連通する排気ダクトと、該排気ダクトに設けられた集気口とを備え、前記制御部は、前記気圧センサにより測定された屋内外の気圧の測定値と設定値を適宜サンプリングタイムで比較演算して、屋内が屋外に対して常時陽圧に維持されるよう前記吸気ブロアの動作を制御し、前記吸気部チャンバで除菌清浄された導入外気は、送気口から吹出して屋内を充たすと共に、前記集気口から排気ダクトを通って排気口から屋外へ排出されることを特徴とするものである。
また、本発明除菌清浄システムの他の構成は、少なくとも一組の吸気口と排気口を備えてなる建物の内壁面、床面、備品又は空気等を除菌清浄するシステムであって、建物上部に配置された次亜塩素酸ナトリウムの少なくとも溶液タンクと、屋内の煙草やアンモニア等に因る臭気及び/又は粒子の空気中密度を測定する密度センサと、前記吸気口から延設され、フィルタ、気ブロア、及び前記タンクに連設された輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の噴射部を備える導入外気用の除菌清浄部を内部に具備した吸気部チャンバと、前記排気口から延設され、フィルタ、吸気ブロア、及び前記タンクに連設された輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の噴射部を備える排出気用の除菌清浄部を内部に具備した排気部チャンバと、屋内の上部に配設された筒状ブロアと、前記密度センサの測定値に対し予め設定した設定値に基いて前記吸気ブロア及び/又は排気ブロアの動作を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記設定値と密度センサにより測定された測定値を適宜サンプリングタイムで比較演算して、該測定値が設定値を越えるときはより強力に吸気及び/又は排気を行うよう前記吸気ブロア及び/又は排気ブロアの動作を制御し、前記吸気部チャンバで除菌清浄された導入外気は、前記吸気部チャンバから吹出して屋内を充たすと共に、前記筒状ブロアによって排気部チャンバへ推進され、該排気部チャンバの除菌清浄部で除菌清浄されて屋外へ排出されることを特徴とするものである。
さらに、本発明除菌清浄システムは、屋内の適宜箇所に前記輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の供給出口を設け、一端が該出口に着脱自在であって、他の一端に次亜塩素酸ナトリウム溶液を噴霧することができるノズル部材を配設したチューブ材を備えてなるよう構成することも任意である。
本発明は、住居や公共施設、商業施設など、或いは食品加工工場や医療施設などの建物において、吸気口から導入された外気に含まれる雑菌等を、吸気部チャンバに備えられたフィルタ及び除菌清浄部で除菌・浄化することができる。このとき、噴射される次亜塩素酸ナトリウム溶液は人体に殆んど無害であるため、室内に対して充分な量を噴霧してなおかつ安全に使用することができる。また、室内臭気粒子等の密度を測定する密度センサと連動して制御されるブロアを備えることによって、常に室内気を一定のレベルで清浄に保つことができると共に、排気部チャンバにも除菌清浄部を設けたことで建物外への排気に対しても除菌清浄化を施すことができる。さらに、本発明は、屋内の適宜箇所に次亜塩素酸ナトリウム溶液の供給出口及び供給ノズルを設けることによって、局所的にも次亜塩素酸ナトリウム溶液を噴霧することができる。この結果、医療や食品加工等の現場においても衛生状態を良好に維持することができると共に細菌の飛散や食中毒等による弊害を招来してしまうといった事態については完全に防止することができるという効果を有する。
次に、本発明の実施の形態例を図により説明する。図1は請求項1に係る本発明システムの一例を模式化した側断面図、図2は吸気部チャンバを例示した側断面図、図3は請求項2に係る本発明システムの一例を模式化した側断面図、図4は排気部チャンバの別の態様を例示した側断面図、図5は本発明システムの集合住宅エントランスへの適用例の模式図、図6は本発明システムのトイレへの適用例を模式化した図である。
図1において、Bは病院や食品加工工場など比較的気密性を確保しやすい建物を表しており、少なくとも一組の吸気口V及び排気口Eを有してなるものである。該建物Bの上部には次亜塩素酸ナトリウム溶液W(以下、除菌清浄液Wという。)を充填したタンクTが配設され、ポンプPにより圧力を得て、タンクTから連通する輸液管Lを経て各室内へ除菌清浄液Wが供給される。
上記吸気口Vには、建物Bの屋内側へ吸気部チャンバCHiが連設されている。この吸気部チャンバCHiは、外気を導入するための吸気ブロアFiと、外気を濾過するためのフィルタfと、外気を除菌清浄化するための除菌清浄部CRと、ミストセパレータmとからなり、汚染外気を清浄なものとして屋内に給入することができる。除菌清浄部CRは、除菌清浄液Wを噴射する噴射部Jを備え、導入外気に対して殺菌消臭等の効果を与える。除菌清浄された外気は、ミストセパレータmにより過剰な水分を分離され吸気ダクトDiへ送られ、次いで該吸気ダクトDiの有する送気口Rから各室内へ充填されていく。
排気口Eの屋内側には排気ブロアFoが設けられており、集気口Gから排気ダクトDoを通って送られてきた室内気は該排気口Eから屋外へと排気される。
このとき、屋内外に備えられた気圧センサPi及びPoにより測定された屋内外の気圧を比較演算する制御部Cにより吸気ブロアFi及び/又は排気ブロアFoの挙動を制御し、屋内が屋外に対して常時陽圧となるよう室内の気圧を維持管理する。まず急速に吸気ブロアFiを稼動して、屋外気圧に対し屋内気圧が稍高い状態になったときに、これを維持すべく吸気ブロアFiの動作を平常運転乃至惰性運転に切り替え、一方この結果、屋内気圧が屋外気圧に逼迫乃至下回るような場合には吸気ブロアFiを平常時よりも急速に回転させてかかる状態を回避し、屋内気圧を屋外気圧よりも常に稍高い状態に持続させるように管理する。これにより、どのような場合にも、建物B内に入ってくる外気を必ず吸気部チャンバCHiを経て除菌清浄化されたものとすることができる。
また、特に病院内において患者が手を触れる設備や食品加工工場において食材や調理者の触れる箇所に対しては、局所的に除菌清浄液Wを噴霧乃至噴射できるよう取付式のノズルNを用いることも任意である。このノズルNは、伸縮自在なチューブ材tの一端に配設してあり、このチューブtの他端は輸液管Lが有する供給出口Aに取付可能であり、これによって除菌清浄液Wを直接使用して殺菌消臭することができる。食品加工工場においては、食材、調理器具、調理者の手、及び調理場の床などに対して直接除菌清浄液Wを噴霧乃至かけ流しすることができるので、従来、殺菌等による手入れが困難であったスライサ、包丁、まな板、脱水機、ボイル装置、更にはコンベヤに至るまで殆んど全ての設備について安全かつ簡易でありながらも高い除菌清浄効果を与えることができる。この結果、食中毒や院内感染などの細菌感染をより効果的に排除することが可能となる。また、他の具体例として饅頭工場などでは、蒸し器エリア、粗熱冷却エリア、包装エリア、出荷作業エリア内等に適用して上記同様の効果を得ることが可能となる。
図3は、遊戯施設や興行場など頻繁に人が出入することにより室内の気密性を維持し難い環境に対して本発明システムを適用した例である。図3において、CHoは排気口Eに連設した排気部チャンバであって、吸気部チャンバCHiと同様に、除菌清浄液Wの噴射部J、ミストセパレータmを備えてなる。扉の開閉が頻繁な施設においては、気圧により室内気の流れを創り出すことは容易ではないため、吸気口V側から排気口E側へと内気を推進させる円筒状ブロアbを室内上部に配設することによって気流を与え、タバコや汗等の臭気の原因となる粒子を含んだ空気を屋外へ排出する環境を創り出す。室内上部乃至は下部に配設された空気中の煙や臭気を感知する密度センサからの測定信号が事前の設定値を越えた(室内の臭気密度が高い)ときには、吸気ブロアFi及び/又は排気ブロアFoを急速に回転させて室内の吸排気を促進させる。また、円筒状ブロアbについて同様に併せて制御することも任意である。このとき、排気部チャンバCHoの除菌清浄部CRにおいても、除菌清浄液Wを噴射し排気に対して除菌清浄効果を与えることができるので、アンモニアや二酸化炭素によって汚染された室内気をそのまま屋外へ排出することはなく自然環境保護の観点からもきわめて有効といえる。
また、本発明システムを飲食店の調理場や自動車の整備場等に適用する場合にあっては、図4に示すように、除菌清浄部CRにおいて除菌清浄液Wを噴射するJに加え、油分を吸着する薬液を噴射する油分用噴射部Joを設けてなるよう構成することも可能である。これにより、煙や臭気のみならず油分についても除去することができるものとなり、さらに効果的である。
さらに本発明システムは、日常生活のあらゆる場面において適用可能なシステムであって、例えば図5において示すような集合住宅などの建物Bの出入口における除菌消臭システムとして、或いは図6において示すようなトイレでの除菌消臭システムとしての応用例が考えられる。また、その他にも図示しない一戸建住居、商業ビル(オフィス、デパートなど)、老人施設、保育園、学校、交通機関、空港、駅、地下鉄構内、船舶、バス、タクシー、電車、航空機、自動車、パチンコ店、ゲームセンタ、カラオケ店、宿泊施設、レジャー施設、飲食店、理容店、エステサロン、スーパーマーケット、産業廃棄物処理場、堆肥プラント、ペットショップ、スポーツ施設全般などにも適用可能であることはいうまでもない。加えて、図示しない空調設備に本発明除菌清浄システムを適用すると共に、該空調設備が有する壁面送風口の近傍に前記除菌清浄液Wの供給出口Aを配設して噴霧できるように構成することも有効である。
本発明は以上の通りであって、食品加工工場や医療施設等の建物において、吸気口から導入された外気に含まれる雑菌等を、吸気部チャンバに備えられたフィルタ及び除菌清浄部で除菌・浄化することができ、このとき、噴射される次亜塩素酸ナトリウム溶液は人体に殆んど無害であるため、室内に対して充分な量を噴霧して安全に使用することが可能で、また、室内臭気粒子等の密度を測定する密度センサと連動して制御されるブロアを備えることにより、常に室内気を一定のレベルで清浄に保つことができると共に、排気部チャンバにも除菌清浄部を設けたことで建物外への排気に対しても除菌清浄化を施すことができ、さらに、屋内の適宜箇所に次亜塩素酸ナトリウム溶液の供給出口及び供給ノズルを設けることによって、局所的にも次亜塩素酸ナトリウム溶液を噴霧することができるため、この結果として、医療や食品加工等の現場においても衛生状態を良好に維持することができると共に細菌感染や食中毒等の弊害を招来してしまうといった事態については完全に防止することができるという効果を有するから除菌清浄システムに適用してきわめて有用である。
請求項1に係る本発明システムの一例を模式化した側断面図 吸気部チャンバを例示した側断面図 請求項2に係る本発明システムの一例を模式化した側断面図 排気部チャンバの別の態様を例示した側断面図 本発明システムの集合住宅エントランスへの適用例の模式図 本発明システムのトイレへの適用例を模式化した図
符号の説明
B 建物
T タンク
W 次亜塩素酸ナトリウム溶液
P ポンプ
V 吸気口
E 排気口
f フィルタ
Fi 吸気ブロア
Fo 排気ブロア
J 噴射部
m ミストセパレータ
CR 除菌清浄部
Di 吸気ダクト
Do 排気ダクト
R 送気口
G 集気口
L 輸液管
C 制御部
Pi,Po 気圧センサ
N ノズル
t チューブ
A 供給出口
b 円筒状ブロア
CHo 排気部チャンバ
CHi 吸気部チャンバ
S 密度センサ
S' 人感知センサ
Jo 油分用噴射部
d 出入扉

Claims (3)

  1. 少なくとも一組の吸気口と排気口を備えてなる建物の内壁面、床面、備品又は空気等を除菌清浄するシステムであって、建物上部に配置された次亜塩素酸ナトリウムの少なくとも溶液タンクと、建物の屋内外の気圧を測定する気圧センサと、フィルタ、吸気ブロア、及び前記タンクに連設された輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の噴射部を備える導入外気用の除菌清浄部を内部に具備した吸気部チャンバと、前記気圧センサの測定値と任意に設定可能な設定値に基いて前記吸気ブロアの動作を制御する制御部と、前記吸気部チャンバを介して吸気口に連通する吸気ダクトと、該吸気ダクトに設けられた送気口と、前記排気口に連通する排気ダクトと、該排気ダクトに設けられた集気口とを備え、前記制御部は、前記気圧センサにより測定された屋内外の気圧の測定値と設定値を適宜サンプリングタイムで比較演算して、屋内が屋外に対して常時陽圧に維持されるよう前記吸気ブロアの動作を制御し、前記吸気部チャンバで除菌清浄された導入外気は、送気口から吹出して屋内を充たすと共に、前記集気口から排気ダクトを通って排気口から屋外へ排出されることを特徴とする除菌清浄システム。
  2. 少なくとも一組の吸気口と排気口を備えてなる建物の内壁面、床面、備品又は空気等を除菌清浄するシステムであって、建物上部に配置された次亜塩素酸ナトリウムの少なくとも溶液タンクと、屋内の煙草やアンモニア等に因る臭気及び/又は粒子の空気中密度を測定する密度センサと、前記吸気口から延設され、フィルタ、吸気ブロア、及び前記タンクに連設された輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の噴射部を備える導入外気用の除菌清浄部を内部に具備した吸気部チャンバと、前記排気口から延設され、フィルタ、気ブロア、及び前記タンクに連設された輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の噴射部を備える排出気用の除菌清浄部を内部に具備した排気部チャンバと、屋内の上部に配設された筒状ブロアと、前記密度センサの測定値に対し予め設定した設定値に基いて前記吸気ブロア及び/又は排気ブロアの動作を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記設定値と密度センサにより測定された測定値を適宜サンプリングタイムで比較演算して、該測定値が設定値を越えるときはより強力に吸気及び/又は排気を行うよう前記吸気ブロア及び/又は排気ブロアの動作を制御し、前記吸気部チャンバで除菌清浄された導入外気は、前記吸気部チャンバから吹出して屋内を充たすと共に、前記筒状ブロアによって排気部チャンバへ推進され、該排気部チャンバの除菌清浄部で除菌清浄されて屋外へ排出されることを特徴とする除菌清浄システム。
  3. 屋内の適宜箇所に前記輸液管から供給される次亜塩素酸ナトリウム溶液の供給出口を設け、一端が該出口に着脱自在であって、他の一端に次亜塩素酸ナトリウム溶液を噴霧することができるノズル部材を配設したチューブ材を備えてなる請求項1又は2の除菌清浄システム。
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