JP5245873B2 - 日時表現変換装置、電子メール装置、およびメールサーバ、並びに、それらの制御方法、プログラム - Google Patents

日時表現変換装置、電子メール装置、およびメールサーバ、並びに、それらの制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、日時表現変換装置、電子メール装置、およびメールサーバ、並びに、それらの制御方法、プログラムに関し、特に、作成と利用の日時が異なる文章を処理する日時表現変換装置、電子メール装置、およびメールサーバ、並びに、それらの制御方法、プログラムに関する。
受信した電子メール等の文書中に記述された任意の日時表現から絶対的かつ完全な正規化された日時情報を得ることが可能な日時表現正規化装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1の日時表現正規化装置は、電子メッセージからヘッダ情報と文書情報を分離する手段と、文書情報中の任意に表現された日時表現を抽出する手段(日時表現抽出部)と、ヘッダ情報に付加されているメッセージ送信時の日時情報を抽出する手段(ヘッダ情報参照部)と、文書情報中の日時表現を、メッセージ送信時の日時情報を参照して、絶対的かつ完全な形式の日時表現に正規化する手段(日時表現正規化部)と、を有しており、以下のように動作する。
日時表現正規化部が、日時表現抽出部によって抽出された日時表現を日付表現と時刻表現に分割し、日付表現があるかどうか判定する。日付表現がある場合、該日付表現が相対的な表現かどうかを判定し、相対的な表現であれば、ヘッダ情報参照部によって得られた当該文書の送信時の日時情報を参照し、日付変換テーブルを用いることによって絶対的な日付表現に変換する。例えば、日時表現抽出部によって得られた日時表現が「今日」、「本日」、「明日」、「今週の土曜日」等の相対的な日時表現の場合、ヘッダ情報参照部によりメッセージが送信された日時が1997年10月1日10:00であった場合、日時変換テーブルを用いて、それぞれ10/1/1997,10/1/1997,10/2/1997,10/4/1997のように、絶対的な日時表現に変換する。
一方、日付表現がなく、時刻表現がある場合は、ヘッダ情報参照部により得られた年月日の情報を補完する。また、時刻表現が時のみで分がない場合は、00分を補完する。時に「午後」が付随している場合は、抽出された時に12時間足しで24時間制に変換し、それ以外の場合はそのままの時を採用する。例えば、日時表現抽出部によって得られた日時表現が「午後5時」等の時刻情報しか得られない場合、ヘッダ情報参照部で得られたメッセージの送信された日時を参照することによって、例えば、送信された日時が1997年10月1日10:00であった場合、10/1/1997 17:00のように絶対的な表現に補完し、24時間制に変換する。
また、特許文献2に記載の日時情報変換装置も、日時表現を含むデータを取得するデータ取得手段と、日時表現を含むデータから、基準となる日時情報を含む部分と、日時を相対的に表現した日時情報を含む部分とを取り出すデータ解析手段と、基準となる日時情報を含む部分から、基準日時情報を生成する基準日時情報取得手段と、日時を相対的に表現した日時情報を含む部分から、相対日時情報を生成する相対日時情報取得手段と、相対日時情報を基準日時情報を参照して、絶対的な日時表現を含む絶対日時情報に変換する日時情報変換手段と、から構成されており、『明日』、『1時間後』、『あさって』などの相対日時情報から、基準日時情報(『2004/2/24 12:00』)を参照することにより絶対日時情報(『明日』は、『2004/2/25』に、『1時間後』は、『13:00』に、『あさって』は、『2004/2/26』)へと変換することができる。
また、配信日時指定の電子メールに関して未配信の電子メールのメール本文を修正可能なメール配信システムの一例が特許文献3に記載されている。特許文献3のメール配信システムは、配信日時指定の電子メールについて、電子メールを送信元のメールサーバ(メール配信センター)に登録しておき、指定された配信日時の経過後に、送信先のメールサーバに送信するシステムであって、メール配信センターが、利用者のメール端末から送信されてくる電子メールを受信し、個々の電子メール情報固有のメール識別情報を付与するとともに、各電子メール情報毎に、メール送信フラグを未送信に設定して、当該電子メール情報をこのメール識別情報と関連付けて、データベースとして記憶部に登録することにより、配信日時前に当該電子メールの配信日時、送信先アドレスやメール本文等の修正を行なうことができる。
特許文献4に記載の予約メール送信方法は、予約メールが送信されなかった場合に、送信されなかったことの通知を直ちに表示部の一部領域に一定時間表示し、一定時間内に操作者が特定キーを操作することで、送信されなかったメールの編集画面に即座に遷移する。これにより、操作者により、送信されなかった予約メールに対して行うべき対応、すなわち、メールの編集、送信されなかったメールを即座に送信することや送信予約時間の変更等が取られる。なお、編集とは、メール本文の校正、アドレスの再入力等である。
特開平11−143864号公報 特開2005−346416号公報 特開2002−247105号公報 特開2007−074220号公報
上記特許文献1および2に記載の日時表現正規化装置および日時情報変換装置においては、受信したメールや作成された文章ファイル(PDF)中の日時を相対的に表現した日時情報を絶対的な日時表現を含む絶対日時情報に変換して出力するものであったため、メールや文章を予め作成しておき、後で利用する場合は想定されていなかった。そのため、たとえば、メールや文章の作成時における日時を相対的に表現した日時情報のうち、利用時には過去の日時表現になってしまったものを、利用時に適した日時表現に自動的に変換することはできないという問題点があった。
上記特許文献3および4においても、配信予約されたメールをユーザ操作により再編集可能な構成は記載されているが、自動的に利用時に適した日時表現に変換することは記載されていない。
本発明の目的は、上述した課題である文章の利用日時に適した日時表現に自動的に変換できないことを解決する日時表現変換装置、電子メール装置、およびメールサーバ、並びに、それらの制御方法、プログラムを提供することにある。
本発明の日時表現変換装置は、文章データを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手段と、
前記文章データを利用する利用日時を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手段と、
前記文章取得手段が取得した前記文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記利用日時情報に基づいて、前記作成日時および前記利用日時を考慮して、前記文章データの前記利用日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、を備える。
本発明の日時表現変換装置の制御方法は、
文章データを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章データを利用する利用日時を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記利用日時情報に基づいて、前記作成日時および前記利用日時を考慮して、前記文章データの利用日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、日時表現変換装置の制御プログラムであって、
前記日時表現変換装置を実現させるためのコンピュータに、
文章データを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章データを利用する利用日時を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記利用日時情報に基づいて、前記作成日時および前記利用日時を考慮して、前記文章データの利用日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、を実行させる。
本発明の電子メール装置は、電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手段と、
作成された前記電子メールを、その電子メールを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに記憶するメール記憶手段と、
前記メール記憶部に記憶された前記電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手段と、
前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記作成日時情報とともに取得する文章取得手段と、
前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記送信日時情報に基づいて、前記作成日時および前記送信日時を考慮して、前記文章データの前記送信日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手段と、を備える。
本発明の制御方法は、電子メール装置の制御方法であって、
前記電子メール装置は、送信前の電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順、
作成された前記電子メールを、その電子メールを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部に記憶された前記電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順において抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記送信日時情報に基づいて、前記作成日時および前記送信日時を考慮して、前記文章データの前記送信日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手順、を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、電子メール装置の制御プログラムであって、
前記電子メール装置は、送信前の電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
前記電子メール装置を実現させるためのコンピュータに、
電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順、
作成された前記電子メールを、その電子メールを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部に記憶された前記電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順において抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記送信日時情報に基づいて、前記作成日時および前記送信日時を考慮して、前記文章データの前記送信日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手順、を実行させる。
本発明のメールサーバは、配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手段と、
受信した前記電子メールが発信された発信日時を含む発信日時情報および前記配信予定日時情報を取得し、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて記憶するメール記憶手段と、
前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記発信日時情報とともに取得する文章取得手段と、
前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報に基づいて、前記発信日時および前記配信予定日時を考慮して、前記文章データの前記配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手段と、を備える。
本発明の制御方法は、メールサーバの制御方法であって、
前記メールサーバは、電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順、
受信した前記電子メールの発信日時情報および前記配信予定日時情報を取得し、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記発信日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報に基づいて、前記発信日時および前記配信予定日時を考慮して、前記文章データの前記配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手順、を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、メールサーバの制御プログラムであって、
前記メールサーバは、電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
前記メールサーバを実現させるためのコンピュータに、
配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順、
受信した前記電子メールの発信日時情報および前記配信予定日時情報を取得し、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記発信日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報に基づいて、前記発信日時および前記配信予定日時を考慮して、前記文章データの前記配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手順、を実行させる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本発明によれば、文章中の日時に関係する表現を利用時の日時に適した内容に変換する日時表現変換装置、電子メール装置、およびメールサーバ、並びに、それらの制御方法、プログラムが提供される。
本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置の時間別変換辞書の構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置の日付別変換辞書の構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置の動作の詳細を示す日時表現変換処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子メール装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電子メール装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子メール装置において処理される変換前と変換後の文章の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るメールサーバの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るメールサーバの動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置10の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る日時表現変換装置10は、日時に関連する日時表現を含む文章データD1において、その作成日時t1から、実際にその文章データD1を利用する利用日時t2が、時間が経過してしまっているような場合に、日時に関連する日時表現を利用日時t2にあった適切な日時表現に自動的に変換する。
たとえば、1日前に書かれた「明日」という日時表現は、1日経過してしまうと、「本日」という日時表現に変更する必要がある。本実施形態では、このような処理をユーザが操作を行わずに自動的に日時表現変換装置10により実行することができる。
本実施形態の日時表現変換装置10は、文章データD1を、その文章データD1を作成した作成日時t1を含む作成日時情報とともに取得する文章取得部14と、文章データD1を利用する利用日時t2を含む利用日時情報を取得する利用日時取得部16と、文章取得部14が取得した文章データD1から、日時に関連する日時表現を抽出する抽出部18と、抽出部18により抽出された日時表現を、作成日時情報および利用日時情報に基づいて、作成日時t1および利用日時t2を考慮して、文章データD1の利用日時t2に適した日時表現に変換した文章データD2を作成する変換部20と、を備える。
日時表現変換装置10は、たとえば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバコンピュータ、携帯電話端末を含む携帯端末、各種電子機器に含まれるコンピュータ、またはそれらに相当する装置により実現することができる。日時表現変換装置10の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
なお、各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
詳細には、日時表現変換装置10は、文章取得部14と、利用日時取得部16と、抽出部18と、変換部20と、を備える。
文章取得部14は、文章データD1を、その文章データD1を作成した作成日時t1を含む作成日時情報とともに取得する。取得した文章データD1および、その作成日時情報は、図示されないメモリに一時的に記憶され、以後、日時表現変換装置10において、メモリ上で処理され、変換後の文章データD2として出力された後、メモリから適宜削除することができる。文章データD1は、たとえば、他のプログラムから出力されたデータであってもよいし、あるいは、日時表現変換装置10が、テキストデータ、電子メールやファクシミリの本文データや文章ファイルから抽出したデータであってもよい。これらは、出力されたデータを直接入力してもよいし、記憶装置や記録媒体に記憶されたデータを読み出して取得してもよい。図示されない操作部を用いたユーザ操作により入力されたデータを受け付けて取得してもよい。
利用日時取得部16は、文章データD1を利用する利用日時t2を含む利用日時情報を取得する。利用日時情報は、たとえば、文章データD1に含まれていてもよいし、電子メールやファクシミリデータ等のヘッダ情報等に含まれていてもよい。あるいは、操作部を用いたユーザ操作により指定された利用日時情報を受け付けてもよい。
抽出部18は、文章取得部14が取得した文章データD1から、日時に関連する日時表現を抽出する。ここで、日時に関連する日時表現の認識方法は、様々な手法を用いることができるが、本発明の本質に関わらないので、詳細な説明は省略する。
日時に関連する日時表現とは、たとえば、日時や季節毎に異なる表現となる挨拶、例として、「おはよう(朝)」、「こんにちは(昼)」、「こんばんは(夜)」、「おやすみ(夜)」、「新春の候(1月)」、「盛夏の候(7月)」、「晩秋の候(11月)」、「暑中お見舞い(7月初旬〜8/7(立秋))」、「残暑お見舞い(立秋(8/8)以降)」や、相対的に日時を表現する用語、例として、「本日」、「昨日」、「明日」、「一昨日」、「明後日」、「本日中」、「明日まで」、「来月」、「先週」等を含むことができる。
変換部20は、抽出部18により抽出された日時表現を、作成日時情報および利用日時情報に基づいて、作成日時t1および利用日時t2を考慮して、文章データD1の利用日時t2に適した日時表現に変換した文章データD2を作成する。
上述したように、本実施形態の日時表現変換装置10において、変換部20は、たとえば、作成日時t1が朝10時で、利用日時t2が夜7時の場合、抽出部18によって抽出された文章データD1中の「おはよう」という日時表現は、夜7時に適していないことを判断し、「こんばんは」という日時表現に変換する。
変換部20は、後述する実施形態のような各種辞書、あるいは、日時表現変換テーブルを準備して、抽出された日時表現を変換してもよいし、他の言語処理手法を用いて日時表現を変換してもよい。
本実施の形態の日時表現変換装置10は、コンピュータプログラムに対応する各種の処理動作をCPUが実行することにより、前述のような各種ユニットが各種機能として実現される。
本実施形態のコンピュータプログラムは、日時表現変換装置10の制御プログラムであって、日時表現変換装置10を実現させるためのコンピュータに、文章データD1を、その文章データD1を作成した作成日時t1を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手順、文章データD1を利用する利用日時t2を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順、文章取得手順で取得した文章データD1から、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、抽出手順で抽出された日時表現を、作成日時情報および利用日時情報に基づいて、作成日時t1および利用日時t2を考慮して、文章データD1の利用日時t2に適した日時表現に変換した文章データD2を作成する変換手順、を実行させるように記述されている。
このように構成された本実施形態の日時表現変換装置10の動作について、以下に説明する。
図2は、本実施形態の日時表現変換装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る日時表現変換装置10の制御方法において、文章データD1を、その文章データD1を作成した作成日時t1を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手順(ステップS101)、文章データD1を利用する利用日時t2を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順(ステップS103)、文章取得手順(ステップS101)で取得した文章データD1から、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順(ステップS105)、抽出手順(ステップS105)で抽出された日時表現を、作成日時情報および利用日時情報に基づいて、作成日時t1および利用日時t2を考慮して、文章データD1の利用日時t2に適した日時表現に変換した文章データD2を作成する変換手順(ステップS107)、を有する。
以下、例として、2009年1月8日7時30分に作成された文章データD1に、「おはよう」という日時表現と、「来週まで」という日時表現が含まれていて、2009年1月13日13時10分に利用する場合について説明する。以下、図1および図2を用いて説明する。
詳細には、まず、文章取得部14により、文章データD1が、その文章データD1を作成した作成日時t1を含む作成日時情報とともに取得されると(ステップS101のYES)、本処理が開始する。そして、利用日時取得部16により、文章データD1を利用する利用日時t2を含む利用日時情報が取得される(ステップS103)。ここでは、文章取得部14は、文章データD1の作成日時t1として、2009年1月8日7時30分を取得し、利用日時t2として、2009年1月13日13時10分を取得する。
利用日時取得部16は、文章データD1とは別に利用日時情報を取得しているが、たとえば、ファクシミリデータのヘッダ情報などのように、文章データD1に利用日時情報が含まれていてもよい。その場合、利用日時取得部16は、文章データD1から、その利用日時t2を含む利用日時情報を取得してもよい。
そして、抽出部18において、ステップS103で取得した文章データD1から、日時に関連する日時表現が抽出される(ステップS105)。ここでは、抽出部18は、「おはよう」という日時や季節毎に異なる日時表現と、「来週まで」という相対的な日時表現を文章データD1から抽出する。
そして、変換部20において、ステップS105で抽出された日時表現を、作成日時情報および利用日時情報に基づいて、作成日時t1および利用日時t2を考慮して、文章データD1の利用日時t2に適した日時表現に変換した文章データD2が作成される(ステップS107)。たとえば、「おはよう」に適した日時は「朝」であるが、文章データD1の利用日時t2が、13時10分であることを考慮して、以下のように処理される。すなわち、変換部20は、「昼」に適した日時表現として「こんにちは」を選択して、「おはよう」を「こんにちは」に変換する。さらに、変換部20は、作成日時t1と利用日時t2を考慮して、作成日時t1の1月8日における「来週まで」を、利用日時t2の1月13日における「今週まで」に変換する。
そして、変換部20は、日時に関連する日時表現を変換した文章データD2を作成して出力する(ステップS109)。文章データD1とD2は、同じ形式のデータとしてもよいし、指定の形式のデータとしてもよく、特に限定されない。データ形式に変換については、本発明の本質に関わらないので、詳細な説明は省略する。
以上、説明したように、本実施形態の日時表現変換装置10によれば、文章中の日時に関係する日時表現を利用時の日時に適した内容に自動的に変換できる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の実施の形態に係る日時表現変換装置110の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の日時表現変換装置110は、図1に示した上記実施形態の日時表現変換装置10の日時表現変換処理の具体例として、日時に関連する日時表現を変換するのに時間別変換辞書と日付別変換辞書を使用する形態について説明する。
本実施形態の日時表現変換装置110は、上記実施形態の日時表現変換装置10の文章取得部14および利用日時取得部16に加え、さらに、時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報とを関連付けて登録した時間別変換辞書114を記憶する時間別辞書記憶部(辞書記憶部112)と、時間別変換辞書114を用いて、文章取得部14が取得した文章データD1から、時間別表記を抽出する時間別表記抽出部120と、時間別表記抽出部120により抽出された時間別表記を、時間別変換辞書114を用いて、利用日時t2から得られる利用時間に基づいて、文章データの利用時間に適した時間別表記に変換した文章データD2を作成する時間別表記変換部122と、を備える。
本実施形態の日時表現変換装置110において、時間別変換辞書114には、時間別表記と、その時間別表記の文章データへの位置情報が関連付けて登録され、日時表現変換装置110は、時間別変換辞書114を用いて、時間別表記変換部122に、変換される時間別表記の位置情報に基づいて、変換された前記時間別表記を含む一文を移動させる移動部124をさらに備える。
さらに、本実施形態の日時表現変換装置110は、作成日時情報および利用日時情報から、文章データD1の作成日時t1および利用日時t2の差分を算出する算出部134と、文章データD1の作成日時t1と利用日時t2の差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とを関連付けて登録した日付別変換辞書116を記憶する日付別辞書記憶部(辞書記憶部112)と、日付別変換辞書116を用いて、文章取得部14が取得した文章データD1から、日付別表記を抽出する日付別表記抽出部130と、日付別変換辞書116を用いて、差分に基づいて、日付別表記抽出部130により抽出された日付別表記を、文章データの差分に応じた日付別表記に変換した文章データD2を作成する日付別表記変換部136と、を備える。
詳細には、日時表現変換装置110は、図1の上記実施形態の日時表現変換装置10と同様な文章取得部14と、利用日時取得部16と、を備え、さらに、辞書記憶部112と、時間別表記抽出部120と、時間別表記変換部122と、移動部124と、日付別表記抽出部130と、算出部134と、日付別表記変換部136と、文章作成部140と、を備える。
辞書記憶部112は、時間別変換辞書114と、日付別変換辞書116と、を記憶する。なお、本実施形態では、時間別変換辞書114と日付別変換辞書116の2つの辞書を用いた例を示したが、これに限定されない。いずれか一方でもよいし、あるいは、さらに、別の辞書、たとえば、季節別変換辞書や年別変換辞書等を用いることもできる。
時間別変換辞書114には、図4に示すように、時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報、たとえば、朝(たとえば、2〜12時)、昼(たとえば、12〜17時)、夜(たとえば、17〜翌日2時)とが関連付けて登録される。時間帯の定義は特に限定されず、色々考えられるが、ここでは朝昼夜の3つの時間帯に分けた例を示す。
たとえば、時間別変換辞書114は、「おはよう」という日時に関連する日時表現を、その日時表現の利用に適した日時、すなわち、「朝」に関連付けて記憶する。さらに、「おはよう」の時間別の異なる日時表現の候補として、利用に適した日時が「昼」に適した表現の「こんにちは」と、「夜」に適した表現の「こんばんは」と、がさらに関連付けて登録されている。このように、時間別変換辞書114は、1つの表現を時間に応じた別の表現に言い換えた情報を保持する。
さらに、時間別変換辞書114には、時間別表記と、その時間別表記の前記文章データへの位置情報が関連付けて登録される。位置情報を保持することにより、「おやすみ」から「おはよう」に変換する場合、「おはよう」を含む文をメールの先頭にもってくることが可能となる。逆に、「おはよう」から「おやすみ」に変換する場合は、「おやすみ」を含む文をメールの末尾に持ってくることが可能となる。
これは、一般的に「おはよう」はメールの先頭で使われ、「おやすみ」がメールの末尾で使われることに由来する。たとえば、「おはよう」や「こんにちは」という表記は、通常文章の先頭位置に記載されるが、「おやすみ」という表記は、通常文章の末尾位置に記載される。時間別変換辞書114には、図4に示すように、時間別表記毎に、その位置情報が関連付けて登録されている。
また、図4に示すように、時間別に異なる表記となる絵文字等の変換にも対応できるよう、絵文字を登録してもよい。また、図4では、変換候補が一意に定まらない例も含んだ内容となっているが、変換候補が一意に定まらない場合は、所定の優先順位で、またはランダムに変換先候補を選択してもよいし、ユーザに候補を提示して選択させてもよい。あるいは、変換候補が一意になるような辞書の作り方をしてもよい。
日付別変換辞書116には、図5に示すように、文章データの作成日時と利用日時の差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とが関連付けて登録される。たとえば、変換元となる「今日」という日付別表記は、文章データの作成日時と利用日時の差分の日数が、「+1」の場合、「昨日」に変換され、「+2」の場合、「一昨日」に変換されるように登録されている。また、変換元の日付別表記が「一昨日」のように、文章データの作成日時と利用日時の差分の日数が2日の場合には、適切な表現がないため、実際の日時に変換される。このような場合、日付別変換辞書116には、文章データの作成日時から4日前の日付に変換することを示す、「−4」が登録される。
また、「明日まで」という表現のように、差分が1日であれば置換候補、たとえば、「今日まで」があるが、2日の場合は期日を過ぎてしまうために置換候補がない表現も存在する。このような適切な置換候補がない場合は、その旨をユーザに通知する通知部(不図示)を設けることができる。
辞書記憶部112に記憶される各辞書は、予め登録されていてもよいし、ユーザが新規または追加登録および更新できる構成とすることもできる。
時間別表記抽出部120は、時間別変換辞書114を用いて、文章取得部14が取得した文章データD1から、時間別表記を抽出する。ここで、時間別表記の認識方法は、様々な手法を用いることができるが、本発明の本質に関わらないので、詳細な説明は省略する。
時間別表記変換部122は、時間別表記抽出部120により抽出された時間別表記を、時間別変換辞書114を用いて、利用日時から得られる利用時間に基づいて、文章データの利用時間に適した時間別表記に変換する。移動部124は、時間別変換辞書114を用いて、時間別表記変換部122に、変換される時間別表記の位置情報に基づいて、変換された時間別表記を含む一文を移動させる。上述したように、たとえば、時間別表記変換部122が「おやすみ」という時間別表記を含む文を「おはよう」に変換するとき、移動部124は、末尾に記載されていた表記を先頭に移動させる。もちろん、位置にとらわれない表現も多く存在する。その場合は、移動しない。あるいは、ユーザにその都度問い合わせる構成としてもよい。
日付別表記抽出部130は、日付別変換辞書116を用いて、文章取得部14が取得した文章データD1から、日付別表記を抽出する。ここでも、日付別表記の認識方法は、様々な手法を用いることができるが、本発明の本質に関わらないので、詳細な説明は省略する。
算出部134は、作成日時情報および利用日時情報から、文章データの作成日時t1および利用日時t2の差分を算出する。
日付別表記変換部136は、日付別変換辞書116を用いて、差分に基づいて、日付別表記抽出部130により抽出された日付別表記を、文章データの差分に応じた日付別表記に変換する。このように、時間別表記変換部122および日付別表記変換部136により、文章データの作成日時と送信日時にずれがある場合に、文章データ中の日時表現に対して時間の整合を行うことができる。
文章作成部140は、文章取得部14が取得した文章データD1中の日時に関連する日時表現を、時間別表記変換部122および日付別表記変換部136によって変換された日時に関連する日時表現に置き換えた文章データD2を作成して出力する。
本実施の形態の日時表現変換装置110は、コンピュータプログラムに対応する各種の処理動作をCPUが実行することにより、前述のような各種ユニットが各種機能として実現される。
本実施形態のコンピュータプログラムは、日時表現変換装置110の制御プログラムであって、日時表現変換装置110を実現させるためのコンピュータに、上記実施形態の日時表現変換装置10の制御プログラムと同様な文章取得手順および利用日時取得手順に加え、時間別変換辞書114を用いて、文章取得手順で取得した文章データから、時間別表記を抽出する時間別表記抽出手順、時間別表記抽出手順で抽出された時間別表記を、時間別変換辞書114を用いて、利用日時t2から得られる利用時間に基づいて、文章データの利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手順、をさらに実行させるように記述されている。
さらに、本実施形態のコンピュータプログラムは、時間別変換辞書114を用いて、時間別表記変換手順で変換された時間別表記の位置情報に基づいて、変換された時間別表記を含む一文を移動させる移動手順をさらに実行させるように記述されている。
さらに、本実施形態のコンピュータプログラムは、作成日時情報および利用日時情報から、文章データの作成日時t1および利用日時t2の差分を算出する算出手順、日付別変換辞書116を用いて、文章取得手順で取得した文章データから、日付別表記を抽出する日付別表記抽出手順、日付別変換辞書116を用いて、差分に基づいて、日付別表記抽出手順で抽出された日付別表記を、文章データの差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手順、をさらに実行させるように記述されている。
このように構成された本実施形態の日時表現変換装置110の動作について、以下に説明する。
図6および図7は、本実施形態の日時表現変換装置110の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の日時表現変換装置110の制御方法は、上記実施形態の日時表現変換装置10の制御方法と同様な文章取得手順(図6のステップS101)および利用日時取得手順(図6のステップS103)に加え、時間別変換辞書114を用いて、文章取得手順(図6のステップS101)で取得した文章データから、時間別表記を抽出する時間別表記抽出手順(図7のステップS201)、時間別表記抽出手順(図7のステップS201)で抽出された時間別表記を、時間別変換辞書114を用いて、利用日時t2から得られる利用時間に基づいて、文章データの利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手順(図7のステップS205)、を有する。
さらに、本実施形態の日時表現変換装置110の制御方法は、時間別変換辞書114を用いて、時間別表記変換手順(図7のステップS205)で変換された時間別表記の位置情報に基づいて、変換された時間別表記を含む一文を移動させる移動手順(図7のステップS207)をさらに有する。
また、本実施形態の日時表現変換装置110の制御方法は、作成日時情報および利用日時情報から、文章データの作成日時t1および利用日時t2の差分を算出する算出手順(図7のステップS209)、日付別変換辞書116を用いて、文章取得手順(図6のステップS101)で取得した文章データから、日付別表記を抽出する日付別表記抽出手順(図7のステップS211)、日付別変換辞書116を用いて、差分に基づいて、日付別表記抽出手順(図7のステップS211)で抽出された日付別表記を、文章データの差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手順(図7のステップS213、S215)、をさらに有する。
詳細には、図6に示すように、本実施形態の日時表現変換装置110において、文章取得部14により、文章データD1が取得されると(ステップS101のYES)、利用日時取得部16により、文章データD1の利用日時情報が取得される(ステップS103)。そして、日時表現変換処理を実行する(ステップS200)。
図7は、本実施形態の日時表現変換装置110の日時表現変換処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
まず、日時表現変換装置110において、時間別表記抽出部120により、時間別変換辞書114を用いて、図6のステップS101で文章取得部14が取得した文章データD1から、時間別表記が抽出される(ステップS201)。
そして、時間別表記変換部122により、ステップS201で抽出された時間別表記が、時間別変換辞書114を用いて、利用日時t2から得られる利用時間に基づいて、文章データの利用時間に適した時間別表記に変換される(ステップS205)。
このとき、移動部124により、時間別変換辞書114を用いて、ステップS205で変換された時間別表記の位置情報に基づいて、変換された時間別表記を含む一文が移動される(ステップS207)。
次に、算出部134により、作成日時情報および利用日時情報から、文章データの作成日時t1および利用日時t2の差分が算出される(ステップS209)。そして、日付別表記抽出部130により、日付別変換辞書116を用いて、図6のステップS101で文章取得部14が取得した文章データD1から、日付別表記が抽出される(ステップS211)。そして、日別表記変換部136により、日付別変換辞書116を用いて、差分に基づいて、ステップS211で抽出された日付別表記が、文章データの差分に応じた日付別表記に変換される(ステップS213)。
そして、文章作成部140により、文章データD1の表記を、ステップS207およびS213で時間別表記および日付別表記がそれぞれ変換された表記に置き換えた文章データD2が作成される(ステップS215)。そして、文章作成部140により、作成された文章データD2が出力され(ステップS217)、本処理を終了して、図6の処理に戻る。
以上説明したように、本実施形態の日時表現変換装置110によれば、時間別変換辞書114および日付別変換辞書116を用いて、文章データD1中の時間別表記および日付別表記をそれぞれ利用日時t2に適した表記に変換することができる。
(第3の実施の形態)
図8は、本発明の実施の形態に係る電子メール装置200に構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の電子メール装置200は、図3に示した上記実施形態の日時表現変換装置110の構成を備え、電子メール装置200で作成された電子メールを後で送信するような場合に、電子メールの内容を送信日時に適した表現に変換して送信するものである。なお、本実施形態では、図3の日時表現変換装置110を備えた構成としたが、図1の日時表現変換装置10を備えた構成とすることもできる。
電子メールを作成し送信する場合、作成途中で保存し、後で送信するという利用シーンが存在する。この場合、前に作成していた日時と、送信する日時とでずれが生じる場合がある。朝に作成していて、「おはよう」と書いていたにもかかわらず、その日の夜に「おはよう」という内容で送信するのは明らかにおかしい。この場合、手動で「おはよう」を「こんばんは」に変更するなど何らかの修正を手動で行う必要があるが、本実施形態の電子メール装置200によれば、自動で変更可能となる。なお、時間のずれ同様、日付のずれに関しても同様である。
本実施形態の電子メール装置200は、電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成部212と、作成された電子メールを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに記憶するメール記憶部214と、メール記憶部214に記憶された電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得する送信日時取得部216と、メール記憶部214から、電子メール内の文章データを、その電子メールの作成日時情報とともに取得する文章取得部14(図3)と、文章取得部14(図3)が取得した文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出部(図3の時間別表記抽出部120および日付別表記抽出部130)と、時間別表記抽出部120および日付別表記抽出部130により抽出された日時表現を、作成日時情報および送信日時情報に基づいて、作成日時および送信日時を考慮して、文章データの送信日時に適した表現に変換した文章データを作成する変換部(図3の時間別表記変換部122および日付別表記変換部136)と、電子メール内の文章データを時間別表記変換部122および日付別表記変換部136により変換された文章データに置き換えた後、当該電子メールを送信日時に送信する送信部208と、を備える。
具体的には、本実施形態の電子メール装置200は、インタフェース部(I/F)204と、送信部208と、電子メール作成部210と、日時表現変換部220と、時計222と、判定部224と、を備えている。
本実施形態において、電子メール装置200は、たとえば、図示しないCPUやメモリ、ハードディスク、および通信装置を備え、キーボードやマウス等の入力装置やディスプレイやプリンタ等の出力装置と接続されるパーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバコンピュータ、携帯電話端末を含む携帯端末、各種電子機器に含まれるコンピュータ、またはそれらに相当する装置により実現することができる。電子メール装置200の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
本実施形態では、携帯電話端末の電子メール送信の付加機能として本実施形態の電子メール装置200を実装した場合を例として示す。なお、ここでの携帯電話端末は、電子メール送信機能、未送信電子メールの保存機能、文字入力機能、時計機能等を有するものとする。
インタフェース部204は、インターネット、LAN(Local Area Network)、およびWAN(Wide Area Network)などのネットワーク202に接続し、ネットワーク202上のメールサーバ(不図示)や他の装置(不図示)と通信を行う。また、電子メール装置200が、携帯端末の場合、インタフェース部204は、たとえば、基地局(不図示)を介して携帯通信網などのネットワーク202に接続する。
送信部208は、電子メール内の文章データを日時表現変換部220で変換された文章データに置き換えた後、インタフェース部204を介して送信する。
電子メール作成部210は、作成部212と、メール記憶部214と、送信日時取得部216と、制御部218と、を有する。
作成部212は、電子メールを作成する。たとえば、ユーザにメールを編集させるインタフェース(不図示)を有し、ユーザの操作を受け付け、ユーザの操作指示に従って電子メールを作成することができる。メール記憶部214は、作成部212で作成された電子メールを、電子メールの作成日時を含む作成日時情報と関連付けて記憶する。本実施形態において、電子メールの作成日時t11は、電子メールをメール記憶部214に記憶した日時である。ここで、作成部212は、後述する時計222から現在時刻を取得して作成日時とすることができる。
送信日時取得部216は、メール記憶部214に記憶された電子メールを送信する送信日時を受け付け、メール記憶部214に記憶された電子メールの送信日時情報として関連付けてメール記憶部214に記憶する。送信日時は、たとえば、メール記憶部214に記憶されている電子メール毎に、送信予約日時をユーザから受け付けてもよいし、何時間後や何日後などの時間設定をユーザから受け付けてもよいし、予め変更可能に設定されていてもよい。あるいは、メール記憶部214に記憶されている電子メールの中から、送信するメールの選択指示をユーザから受け付けた時刻を送信日時として取得してもよい。このとき、現在時刻は時計222から取得できる。なお、メール記憶部214に記憶された電子メールを選択して直ぐに送信する場合は、送信日時をメール記憶部214に記憶する必要はない。
本実施形態において、メール記憶部214には、未送信の電子メールデータそのものと、その電子メールの作成日時t11および送信日時t12を関連付けたテーブル(不図示)が記憶される。なお、作成日時情報や送信日時情報は、当該電子メールのヘッダ情報に含まれてもよい。
制御部218は、日時表現変換部220の各ユニットを制御する。たとえば、制御部218は、電子メール作成部210で作成され、メール記憶部214に記憶されている電子メールにおける日時に関連する日時表現を、日時表現変換部220に送信日時に適した表現に自動的に変換させた後、送信部208に送信させるように制御を行う。
日時表現変換部220は、図3の上記実施形態の日時表現変換装置110と同様な構成を有する。ただし、日時表現変換部220において、各ユニットは、利用日時情報の代わりに、送信日時情報を用いる。また、日時表現変換部220において、文章取得部14(図3)が取得する文章データD1は、電子メールの本文および件名のテキストデータである。
時計222は、現在時刻を計時するものであり、作成部212、送信日時取得部216、および判定部224に提供する。判定部224は、時計222から現在時刻を取得し、メール記憶部214に記憶されている電子メールの中から、送信日時t12情報に基づいて、送信日時t12を迎えるものがあるか否かを判定する。判定部224は、まもなく送信日時t12となる電子メールを抽出し、日時表現変換部220に受け渡し、当該電子メールに対して、日時表現の変換処理を行わせる。
本実施の形態の電子メール装置200は、コンピュータプログラムに対応する各種の処理動作をCPUが実行することにより、前述のような各種ユニットが各種機能として実現される。
本実施形態のコンピュータプログラムは、電子メール装置200の制御プログラムであって、電子メール装置200を実現させるためのコンピュータに、電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順、作成された電子メールを、その電子メールを作成した作成日時t11を含む作成日時情報とともにメール記憶部214に記憶するメール記憶手順、メール記憶部214に記憶された電子メールを送信する送信日時t12を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順、メール記憶部214から、電子メール内の文章データを、その電子メールの作成日時情報とともに取得する文章取得手順、文章取得手順で取得した文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、抽出手順において抽出された日時表現を、作成日時情報および送信日時情報に基づいて、作成日時t11および送信日時t12を考慮して、文章データの送信日時t12に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、電子メール内の文章データを変換手順で変換された文章データに置き換えた後、当該電子メールを送信日時t12に送信する送信手順、を実行させるように記述されている。
このように構成された本実施形態の電子メール装置200の動作について、以下に説明する。
図9は、本発明の実施の形態に係る電子メール装置200の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の電子メール装置200の制御方法は、電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順(ステップS301、S303)、作成された電子メールを、その文章データを作成した作成日時t11を含む作成日時情報とともにメール記憶部214に記憶するメール記憶手順(ステップS305)、メール記憶部214に記憶された電子メールを送信する送信日時t12を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順(ステップS307、S309)、メール記憶部214から、電子メール内の文章データを、その電子メールの作成日時情報とともに取得する文章取得手順(ステップS313)、文章取得手順(ステップS313)で取得した文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順(ステップS315、図7のステップS201、S211)、抽出手順(ステップS315、図7のステップS201、S211)において抽出された表現を、作成日時情報および送信日時情報に基づいて、作成日時t11および送信日時t12を考慮して、文章データの送信日時t12に適した表現に変換した文章データを作成する変換手順(ステップS315、図7のステップS205、S213)、電子メール内の文章データを変換手順で変換された文章データに置き換えた後、当該電子メールを送信日時t12に送信する送信手順(ステップS317)、を有する。
図10は、本発明の実施の形態に係る電子メール装置において処理される変換前と変換後の文章の一例を示す図である。図10(a)が変換前の電子メールの内容を示す図であり、図10(b)が変換後の電子メールの内容を示す図である。以下、図3、図7、図8〜図10を用いて説明する。
まず、図9において、電子メール作成部210の作成部212が、ユーザから電子メールの作成指示を受け付け(ステップS301のYES)、作成部212が、ユーザの操作指示に従って、電子メールを作成する(ステップS303)。そして、作成部212で作成された電子メールが、制御部218により、その作成日時を含む作成日時情報に関連付けてメール記憶部214に記憶される(ステップS305)。ここで、作成日時は時計222から現在時刻を取得する。このようにして、図10(a)に示す本文の電子メールが、2008年12月18日(木)21:14の作成日時t11でメール記憶部214に記憶される。
また、ステップS301で電子メールの作成指示を受け付けていない場合(ステップS301のNO)は、ステップS307に進む。すなわち、電子メールの送信日時t12は、電子メールを作成してメール記憶部214に記憶した後、直ぐに指定しなくてもよく、適宜指定することができる。
このような状態で、未送信の電子メールがメール記憶部214に存在する場合に、未送信の電子メールの本文の内容を自動変換する動作を例として、以下にステップS307以降について説明する。
まず、これから送信しようとする電子メールを選択する。たとえば、メール記憶部214に記憶されている未送信の電子メールの一覧を表示部(不図示)に表示することにより、一覧からユーザが電子メールを選択できる。選択された電子メールを受け付けた時、電子メールを送信する送信日時として時計222から現在時刻を取得する(ステップS307のYES)。あるいは、他の例では、作成部212で電子メールを作成した後、メール記憶部214に記憶する時に、電子メールを予約送信指定して、その予約送信日時をユーザが指定してもよい。その他、送信日時の指定方法については、上述したように様々な方法が考えられる。
そして、送信日時取得部216は、制御部218に電子メールの送信日時t12を電子メールと関連付けてメール記憶部214に記憶させる(ステップS309)。ここで、今すぐ送信する場合は、送信日時情報は特に記憶する必要はない。ここでは、図10(b)に示すように、送信日時t12として、現在の日時、2008年12月19日(金)8:27が取得される。ステップS307で、送信日時t12が指定されなかった場合は、ステップS309をバイパスしてステップS311に進む。
そして、判定部224により、メール記憶部214に記憶された電子メールの中から、送信日時t12間近なものがあるか否か判定する(ステップS311)。ここでは、選択された電子メールを今直ぐに送信するので(ステップS311のYES)、メール記憶部214から当該電子メールを読み出し、その作成日時情報とともに日時表現変換部220に受け渡す(ステップS313)。
そして、選択された電子メールを、日時表現変換部220により、送信日時t12(現在の日時)に応じて電子メールの本文を自動変換する(ステップS315)。日時表現変換処理では、図7の日時表現変換処理が実行される。
図10の例のように、電子メールの作成日時t11の時間帯が夜(21:14)であったが、送信日時t12の時間帯が朝(8:27)の場合は修正が必要となる。すなわち、時間別表記抽出部120により、時間別変換辞書114(図4)を用い、メール文作成時の時間帯で該当する日時表現がないかが調べられる。図10(a)の例では、「おやすみ」が日時表現に該当するため、時間別表記抽出部120により「おやすみ」が抽出される(図7のステップS201)。
時間別表記変換部122により、「おやすみ」が、送信日時t12の時間帯である朝の表現に変換されて「おはよう」となる(図7のステップS205)。ここで、時間別変換辞書114(図4)に示すように、「おやすみ」はメールの末尾で使用する表現であるが、「おはよう」は先頭で使用する表現である。よって、移動部124は、「おやすみ」を含む文を「おはよう」に変更するとき、末尾に記載されていた表記を先頭に移動する(図7のステップS207)。
時間の整合後、以下、日付の整合を行う。日付変換では、作成日と送信日との差分をもとに、日付表現の修正をおこなう。算出部134により、作成日時t11と送信日時t12の差分が算出される(ステップS209)。図10の例では、作成日と送信日で+1日のズレがある。まず、日付別表記抽出部130により、図5の日付別変換辞書116を用いて、「変換元」の日付別表記がメール本文や件名に含まれないかがチェックされ、該当する表記が抽出される(図7のステップS211)。ここでは、「今日」および「明日まで」という日時表現が抽出される。
そして、日付別表記変換部136により、日付別変換辞書116を用いて、「今日」という日時表現が、差分「+1」に対応する「昨日」へ変換される(図7のステップS213)。同様に、「明日まで」が「今日中」に変換される。
そして、文章作成部140により、このようにして送信日時に適した日時表現に変換された表記をそれぞれ置き換えて、図10(b)に示すような電子メールの本文や件名が作成され(ステップS215)、そして出力される(ステップS217)。そして、図9に戻り、変換済みの電子メールが、送信部208により、宛先に送信される(ステップS317)。
以上、説明したように、本実施形態の電子メール装置200によれば、時間別変換辞書114および日付別変換辞書116を用いて、電子メール中の時間別表記および日付別表記をそれぞれ送信日時t12に適した表記に変換することで、作成時と送信時の日時が異なる場合に自動で電子メールの本文や件名を適切な内容に変更することができる。これにより、送信日時t12を意識せずに電子メールを作成および送信することができる。
このように、本実施形態の電子メール装置200によれば、電子メールの本文や件名を、送信日時t12に合わせた内容に自動的に変換することにより、送信日時t12を意識しない電子メールの作成環境が提供される。これにより、作成した後に直ぐに送信しない電子メールでも、送信日時t12を意識することなく電子メールを作成できることとなる。
また、本実施形態の電子メール装置200では、電子メール作成中のデータを一時保存し、後日、ユーザによる再編集を行わずに、そのまま送信する構成としたが、これに限定されない。
たとえば、メール記憶部214に記憶されている電子メールを読み出し、本実施形態の電子メール装置200の日時表現変換部220により電子メールの本文や件名の内容を自動的に変換した後、再度、電子メールを編集した上で、送信する構成とすることもできる。
さらに、本実施形態では、指定された送信日時t12の間近になった時に、日時表現変換処理を行い、送信する構成としたが、これに限定されない。たとえば、予め送信日時t12が指定されている場合、送信日時t12にならなくても、前もって指定された送信日時t12に適した表現に変換処理を行っておく。そして、メール記憶部214に電子メールを記憶しておき、その後、送信日時t12になった時に、メール記憶部214から変換済みの電子メールを自動的に送信する構成としてもよい。
(第4の実施の形態)
図11は、本発明の実施の形態に係るメールサーバ300の構成を示す機能ブロック図である。本実施形態のメールサーバ300は、図3に示した上記実施形態の日時表現変換装置110の構成を備え、メールサーバ300が受信した電子メールを宛先に予約配信する場合などに、電子メールの内容を配信予定日時に適した表現に変換して送信するものである。なお、本実施形態では、図3の日時表現変換装置110を備えた構成としたが、図1の日時表現変換装置10を備えた構成とすることもできる。
本実施形態のメールサーバ300は、配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信部310と、受信した電子メールが発信された発信日時を含む発信日時情報および配信予定日時情報を取得し、発信日時情報および配信予定日時情報と電子メールとを関連付けて記憶するメール記憶部314と、メール記憶部314から、電子メール内の文章データを、その電子メールの発信日時情報とともに取得する文章取得部14(図3)と、文章取得部14が取得した文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出部(図3の時間別表記抽出部120、日付別表記抽出部130)と、抽出部(図3の時間別表記抽出部120、日付別表記抽出部130)により抽出された表現を、発信日時情報または配信予定日時情報に基づいて、発信日時および配信予定日時を考慮して、文章データの配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換部(図3の時間別表記変換部122、日付別表記変換部136)と、電子メール内の文章データを変換部(図3の時間別表記変換部122、日付別表記変換部136)により変換された文章データに置き換えた後、当該電子メールを配信予定日時に送信する送信部334と、を備える。
具体的には、本実施形態のメールサーバ300は、インタフェース部(I/F)304と、受信部310と、格納部312と、メール記憶部314と、配信日時取得部320と、時計322と、判定部324と、読出部326と、日時表現変換部330と、制御部332と、送信部334と、を備えている。
本実施形態において、メールサーバ300は、たとえば、図示しないCPUやメモリ、ハードディスク、および通信装置を備え、キーボードやマウス等の入力装置やディスプレイやプリンタ等の出力装置と接続可能なサーバコンピュータ、またはそれに相当する装置により実現することができる。
メールサーバ300は、POP3(Post Office Protocol)サーバ、IMAP4(Internet Message Access Protocol)サーバ、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバを含む。
SMTPサーバに本発明を適用する場合、メールサーバ300は、ユーザ端末から送信された電子メールを転送する時の日時に適した表現に変換する。また、POP3サーバまたはIMAP4サーバに本発明を適用する場合、メールサーバ300は、SMTPサーバから転送されてきた電子メールを受信した時の日時に適した表現に変換してもよい。
メールサーバ300の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
インタフェース部304は、インターネット、LAN(Local Area Network)、およびWAN(Wide Area Network)などのネットワーク302に接続し、ネットワーク302上の他のメールサーバ(不図示)や他の端末装置(不図示)と通信を行う。また、ネットワーク302が、携帯通信網の場合、インタフェース部304は、たとえば、基地局(不図示)を介して他の端末装置と通信を行う。
受信部310は、インタフェース部304を介してネットワーク302上の他のメールサーバや端末装置から送信された電子メールを受信する。以下の説明では、電子メールの送信者が設定した、あるいは、メールサーバ300で予め決められた配信予定日時に配信予約される電子メールを受信した場合の処理を示す。他の実施形態では、たとえば、メールサーバ300が、SMTPサーバの場合、ユーザ端末から受信した電子メールを、宛先の端末から読み取られ、送信される日時を配信予定日時とすることもできる。
格納部312は、受信部310が受信した電子メールから、その電子メールの発信日時情報および配信予定日時情報を取得し、発信日時情報および配信予定日時情報と電子メールを関連付けてメール記憶部314に格納する。
メール記憶部314は、上述したように、配信予約される電子メールを、その発信日時情報および配信予定日時情報と関連付けて記憶する。本実施形態において、メール記憶部314には、配信予約された未転送の電子メールデータそのものと、その電子メールの発信日時および配信予定日時を関連付けたテーブル(不図示)が記憶される。なお、発信日時情報や配信予定日時情報は、当該電子メールのヘッダ情報に含まれてもよい。
あるいは、配信予定日時は、電子メールの送信者がメール送信時に設定してもよいが、メールサーバ300が所定の条件に従って自動的に指定してもよく、または、予め設定されていてもよい。たとえば、所定のドメインから発信された電子メールまたは所定のアドレス宛の電子メールに対しては、週末まとめて配信するように指定してもよいし、メールサーバ300のメールボックス毎に、配信予定日時を指定できるようにすることもできる。
配信日時取得部320は、メール記憶部314に記憶されている電子メールの発信日時情報および配信予定日時情報から、当該電子メールの発信日時と配信予定日時を取得する。
時計322は、現在時刻を判定部324等に提供する。判定部324は、時計322から現在時刻を取得し、メール記憶部314に記憶されている電子メールの中から、配信予定日時を迎えるものがあるか否かを判定する。判定部324は、まもなく配信予定日時となる電子メールがあった場合、読出部326にその電子メールを日時表現変換部330に受け渡すよう指示する。
読出部326は、判定部324からの指示に従って、メール記憶部314から該当する手順メールを読み出し、日時表現変換部330に受け渡し、当該電子メールに対して、日時表現の変換処理を行わせる。
日時表現変換部330は、図3の上記実施形態の日時表現変換装置110と同様な構成を有する。ただし、日時表現変換部330において、各ユニットは、利用日時情報の替わりに、配信予定日時情報を用いる。また、日時表現変換部330において、文章取得部14(図3)が読出部326から受け取って取得する文章データD1は、電子メールの本文および件名のテキストデータである。
制御部332は、電子メール内の文章データを日時表現変換部330により変換された文章データに置き換えた後、送信部334に電子メールを宛先に送信させる。これは、メールサーバ300がSMTPサーバの場合の処理手順である。一方、メールサーバ300がPOP3サーバなどの場合は、日時表現変換部330によって日時表現変換処理された電子メールは、再度、メール記憶部314に変換済み電子メールとして格納されてもよい。そして、端末からメールサーバ300にメールの受信要求があった時に、送信部334がメール記憶部314から変換済み電子メールを読み出して端末に送信することができる。
本実施の形態のメールサーバ300は、コンピュータプログラムに対応する各種の処理動作をCPUが実行することにより、前述のような各種ユニットが各種機能として実現される。
本発明の実施の形態のコンピュータプログラムは、メールサーバ300の制御プログラムであって、メールサーバ300を実現させるためのコンピュータに、配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順、受信した電子メールの発信日時情報および配信予定日時情報を取得し、発信日時情報および配信予定日時情報と電子メールとを関連付けてメール記憶部314に記憶するメール記憶手順、メール記憶部314から、電子メール内の文章データを、その電子メールの発信日時情報とともに取得する文章取得手順、文章取得手順で取得した文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、抽出手順で抽出された日時表現を、発信日時情報または配信予定日時情報に基づいて、発信日時および配信予定日時を考慮して、文章データの配信予定日時に適した表現に変換した文章データを作成する変換手順、電子メール内の文章データを変換手順で変換された文章データに置き換えた後、当該電子メールを配信予定日時に送信する送信手順、を実行させるように記述されている。
このように構成された本実施形態のメールサーバ300の動作について、以下に説明する。
図12は、本発明の実施の形態に係るメールサーバ300の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係るメールサーバ300の制御方法は、配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順(ステップS401)、受信した電子メールの発信日時情報および配信予定日時情報を取得し、発信日時情報および配信予定日時情報と電子メールとを関連付けてメール記憶部314に記憶するメール記憶手順(ステップS403)、メール記憶部314から、電子メール内の文章データを、その電子メールの発信日時情報とともに取得する文章取得手順(ステップS407)、文章取得手順(ステップS407)で取得した文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順(ステップS409、図7のステップS201、S211)、抽出手順(ステップS409、図7のステップS201、S211)で抽出された表現を、発信日時情報および配信予定日時情報に基づいて、発信日時および前記配信予定日時を考慮して、文章データの配信予定日時に適した表現に変換した文章データを作成する変換手順(ステップS409、図7のステップS205、S213)、電子メール内の文章データを変換手順で変換された文章データに置き換えた後(ステップS411)、当該電子メールを配信予定日時に送信する送信手順(ステップS413)、を有する。
実際には、本実施形態のメールサーバ300において、まず、受信部310により、ネットワーク302上の端末装置や他のメールサーバからインタフェース部304を介して発信予約された電子メールが受信されると(ステップS401のYES)、ステップS403に進む。一方、受信電子メールがない場合(ステップS401のNO)、ステップS403はバイパスして、ステップS405に進む。
ステップS403では、格納部312により、受信部310が受信した電子メールから、その電子メールの発信日時情報および配信予定日時情報を取得し、電子メールが発信日時情報および配信予定日時情報に関連付けてメール記憶部314に格納され、ステップS405に進む。
ステップS405では、判定部324により、時計322から取得された現在時刻を元に、メール記憶部314に記憶されている電子メールの中から、配信予定日時を迎えるものがあるか否かが判定される。配信予定日時を迎える電子メールがあった場合(ステップS405のYES)、判定部324は、読出部326にまもなく配信予定日時となる電子メールを日時表現変換部330に受け渡すよう指示する。そして、読出部326により、メール記憶部314から当該電子メールが読み出され、電子メールの件名または本文から、変換処理対象となる文章データを取得する(ステップS407)。そして、読出部326は、日時表現変換部330に文章データを受け渡して、日時表現変換処理を行うよう指示する。
そして、日時表現変換部330により、文章データに日時表現変換処理が行われる(ステップS409)。ここでは、電子メールの文章データの日時に関連する日時表現が配信予定日時に適した表現に変換された表記に置き換えられた文章データが日時表現変換部330から出力され、制御部332に受け渡される。
ステップS409の日時表現変換処理は、図7の上記実施形態の日時表現変換装置110における日時表現変換処理と同様な手順で行われるので、詳細な説明は省略する。
そして、制御部332により、日時表現変換部330で変換された文章データに電子メールの文章データが置き換えられる(ステップS411)。制御部332は、送信部334に変換された文章データに置き換えられた電子メールを宛先に送信させる(ステップS413)。
以上説明したように、本実施形態のメールサーバ300によれば、メールサーバに保管されている配信予約された電子メールに対して、電子メールの発信日時から時間が経過した配信予定日時に適した内容に自動的に変換できる。このように、予約配信する電子メールを作成する場合に、ユーザは、配信日時を意識する必要なく、メールを作成してメールサーバに登録することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態の日時表現変換装置または日時表現変換部において、日時表現が変換された文章データをユーザに提示する提示部(不図示)と、ユーザから提示した文章データの承認を受け付ける承認受付部(不図示)と、をさらに備えてもよい。
この構成によれば、変換後の文章をユーザに提示して、確認をとることができ、必要に応じて、修正などの編集作業を行うことができる。
提示部は、文章データ中の変更箇所をユーザが見て一目で分かるように、変更した表記に対して、色替え、背景色付与、ブリンク表示、反転表示、下線付与など、視認性の高い効果を付して表示させるとよい。
また、変換部によって変換される前のオリジナルの文章データD1を保存する元データ記憶部(不図示)と、ユーザから変換された表記を元に戻す指示を受け付ける受付部(不図示)と、表記を戻す指示を受け付けた表記を、元データ記憶部に記憶されたオリジナルの文章データを参照して、元の表記に部分的に戻す変更を行う変更部(不図示)と、を備えてもよい。
さらに、ユーザから、提示部により提示した文章データの編集指示を受け付ける指示受付部(不図示)と、編集指示に従って、文章データを編集する編集部(不図示)と、を備えてもよい。
また、上記実施形態の日時表現変換装置または日時表現変換部において、文章データの日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知する通知部(不図示)をさらに備えてもよい。
この構成によれば、特に、たとえば、メールサーバなどで自動的に変換処理を行われたような場合でも、その旨をユーザに通知することができる。ここで、ユーザとは、たとえば、文章データを作成した者、例としてメール送信者でもよいし、変換後の文章データを利用する者、例としてメール受信者であってもよい。これにより、自動的に変換された表現に万が一、誤変換などのトラブルがあったとしても、ユーザは、それが誤変換によるものであることを予測することが可能になる。
さらに、上記実施形態の日時表現変換装置または日時表現変換部において、文章データの日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知するメッセージを文章データの所定の位置に挿入する通知挿入部(不図示)をさらに備えてもよい。
この構成によれば、上記構成と同様に、特に、メールサーバなどで自動的に変換処理が行われたような場合でも、その旨を、文章データを利用するユーザに通知することができる。これにより、自動的に変換された表現に万が一、誤変換などのトラブルがあったとしても、メール受信者などのユーザは、それが誤変換によるものであることを予測することが可能になる。
さらに、上記実施形態の日時表現変換装置または日時表現変換部において、文章データの作成日時と利用日時(または送信日時、配信予定日時)を比較して、差分があるか否かを判定する判定部(不図示)と、判定部により、差分がないと判定された場合、変換処理(抽出部18、時間別表記抽出部120、日付別表記抽出部130、変換部20、時間別表記変換部122、日付別表記変換部136による処理)を禁止する制御部と、をさらに備えてもよい。
この構成によれば、文章データの作成日時と利用日時(または送信日時、配信予定日時)がずれていない場合、変換処理をバイパスすることで、CPUなどにおける負荷を削減でき、処理の高速化が図れる。
ここで、作成日時と利用日時(または送信日時、配信予定日時)の差分は、所定の幅を持たせることもできる。たとえば、時間別変換辞書114を用いた時間別表記抽出部120による時間別表記変換処理では、差分が2〜4時間以内であれば、処理しないようにすることができる。
また、上記実施形態の日時表現変換装置10、日時表現変換装置110、電子メール装置200、およびメールサーバ300のいずれかを組み合わせたシステムでも、上記実施形態と同様の効果を奏するものである。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
<<付記>>
<付記1>
文章データを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手段と、
前記文章データを利用する利用日時を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手段と、
前記文章取得手段が取得した前記文章データから、日時に関連する日時表現を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記利用日時情報に基づいて、前記作成日時および前記利用日時を考慮して、前記文章データの前記利用日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、を備える日時表現変換装置。
<付記2>
付記1に記載の日時表現変換装置は、
時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報とを関連付けて登録した時間別変換辞書を記憶する時間別辞書記憶手段と、
前記時間別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記時間別表記を抽出する時間別表記抽出手段と、
前記時間別表記抽出手段により抽出された前記時間別表記を、前記時間別変換辞書を用いて、前記利用日時から得られる利用時間に基づいて、前記文章データの前記利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手段と、を備える日時表現変換装置。
<付記3>
付記2に記載の日時表現変換装置において、
前記時間別変換辞書には、前記時間別表記と、その時間別表記の前記文章データへの位置情報が関連付けて登録され、
前記日時表現変換装置は、
前記時間別変換辞書を用いて、前記時間別表記変換手段に、変換される前記時間別表記の前記位置情報に基づいて、変換された前記時間別表記を含む一文を移動させる移動手段をさらに備える日時表現変換装置。
<付記4>
付記1乃至3いずれかに記載の日時表現変換装置において、
前記作成日時情報および前記利用日時情報から、前記文章データの前記作成日時および前記利用日時の差分を算出する算出手段と、
前記文章データの前記作成日時と前記利用日時の前記差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とを関連付けて登録した日付別変換辞書を記憶する日付別辞書記憶手段と、
前記日付別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日付別表記を抽出する日付別表記抽出手段と、
前記日付別変換辞書を用いて、前記差分に基づいて、前記日付別表記抽出手段により抽出された前記日付別表記を、前記文章データの前記差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手段と、を備える日時表現変換装置。
<付記5>
付記1乃至4いずれかに記載の日時表現変換装置において、
前記日時表現が変換された前記文章データをユーザに提示する提示手段と、
前記ユーザから提示した前記文章データの承認を受け付ける承認受付手段と、をさらに備える日時表現変換装置。
<付記6>
付記5に記載の日時表現変換装置において、
前記ユーザから、前記提示手段により提示した前記文章データの編集指示を受け付ける指示受付手段と、
前記編集指示に従って、前記文章データを編集する編集手段と、をさらに備える日時表現変換装置。
<付記7>
付記1乃至6いずれかに記載の日時表現変換装置において、
前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知する通知手段をさらに備える日時表現変換装置。
<付記8>
付記7に記載の日時表現変換装置において、
前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知するメッセージを前記文章データの所定の位置に挿入する通知挿入手段をさらに備える日時表現変換装置。
<付記9>
付記1乃至8いずれかに記載の日時表現変換装置において、
前記文章データの前記作成日時と前記利用日時を比較して、差分があるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記差分がないと判定された場合、前記日時表現の変換処理を禁止する制御部と、をさらに備える日時表現変換装置。
<付記10>
日時表現変換装置の制御方法であって、
文章データを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章データを利用する利用日時を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記利用日時情報に基づいて、前記作成日時および前記利用日時を考慮して、前記文章データの利用日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、を有する日時表現変換装置の制御方法。
<付記11>
日時表現変換装置の制御プログラムであって、
前記日時表現変換装置を実現させるためのコンピュータに、
文章データを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章データを利用する利用日時を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記利用日時情報に基づいて、前記作成日時および前記利用日時を考慮して、前記文章データの利用日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、を実行させるための日時表現変換装置の制御プログラム。
<付記12>
電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手段と、
作成された前記電子メールを、その電子メールを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに記憶するメール記憶手段と、
前記メール記憶手段に記憶された前記電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手段と、
前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記作成日時情報とともに取得する文章取得手段と、
前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記送信日時情報に基づいて、前記作成日時および前記送信日時を考慮して、前記文章データの前記送信日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手段と、を備える電子メール装置。
<付記13>
付記12に記載の電子メール装置において、
時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報とを関連付けて登録した時間別変換辞書を記憶する時間別辞書記憶手段と、
前記時間別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記時間別表記を抽出する時間別表記抽出手段と、
前記時間別変換辞書を用いて、前記送信日時から得られる利用時間に基づいて、前記時間別表記抽出手段により抽出された前記時間別表記を、前記文章データの前記利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手段と、を備える電子メール装置。
<付記14>
付記13に記載の電子メール装置において、
前記時間別変換辞書には、前記時間別表記と、その時間別表記の前記文章データへの位置情報が関連付けて登録され、
前記電子メール装置は、
前記時間別変換辞書を用いて、前記時間別表記変換手段に、変換される前記時間別表記の前記位置情報に基づいて、変換された前記時間別表記を含む一文を移動させる移動手段をさらに備える電子メール装置。
<付記15>
付記12乃至14いずれかに記載の電子メール装置において、
前記作成日時情報および前記送信日時情報から、前記文章データの前記作成日時および前記送信日時の差分を算出する算出手段と、
前記文章データの前記作成日時と前記送信日時の前記差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とを関連付けて登録した日付別変換辞書を記憶する日付別辞書記憶手段と、
前記日付別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日付別表記を抽出する日付別表記抽出手段と、
前記日付別変換辞書を用いて、前記差分に基づいて、前記日付別表記抽出手段により抽出された前記日付別表記を、前記文章データの前記差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手段と、を備える電子メール装置。
<付記16>
電子メール装置の制御方法であって、
前記電子メール装置は、送信前の電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順、
作成された前記電子メールを、その電子メールを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部に記憶された前記電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順において抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記送信日時情報に基づいて、前記作成日時および前記送信日時を考慮して、前記文章データの前記送信日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手順、を有する電子メール装置の制御方法。
<付記17>
電子メール装置の制御プログラムであって、
前記電子メール装置は、送信前の電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
前記電子メール装置を実現させるためのコンピュータに、
電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順、
作成された前記電子メールを、その電子メールを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部に記憶された前記電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記作成日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順において抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記送信日時情報に基づいて、前記作成日時および前記送信日時を考慮して、前記文章データの前記送信日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手順、を実行させるための電子メール装置の制御プログラム。
<付記18>
配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手段と、
受信した前記電子メールが発信された発信日時を含む発信日時情報および前記配信予定日時情報を取得し、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて記憶するメール記憶手段と、
前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記発信日時情報とともに取得する文章取得手段と、
前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報に基づいて、前記発信日時および前記配信予定日時を考慮して、前記文章データの前記配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手段と、を備えるメールサーバ。
<付記19>
付記18に記載のメールサーバは、
時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報とを関連付けて登録した時間別変換辞書を記憶する時間別辞書記憶手段と、
前記時間別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記時間別表記を抽出する時間別表記抽出手段と、
前記時間別変換辞書を用いて、前記配信予定日時から得られる利用時間に基づいて、前記時間別表記抽出手段により抽出された前記時間別表記を、前記文章データの前記利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手段と、を備えるメールサーバ。
<付記20>
付記19に記載のメールサーバにおいて、
前記時間別変換辞書には、前記時間別表記と、その時間別表記の前記文章データへの位置情報が関連付けて登録され、
前記メールサーバは、
前記時間別変換辞書を用いて、前記時間別表記変換手段に、変換される前記時間別表記の前記位置情報に基づいて、変換された前記時間別表記を含む一文を移動させる移動手段をさらに備えるメールサーバ。
<付記21>
付記18乃至20いずれかに記載のメールサーバにおいて、
前記発信日時情報および前記配信予定日時情報から、前記文章データの前記発信日時および前記配信予定日時の差分を算出する算出手段と、
前記文章データの前記発信日時と前記配信予定日時の前記差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とを関連付けて登録した日付別変換辞書を記憶する日付別辞書記憶手段と、
前記日付別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日付別表記を抽出する日付別表記抽出手段と、
前記日付別変換辞書を用いて、前記差分に基づいて、前記日付別表記抽出手段により抽出された前記日付別表記を、前記文章データの前記差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手段と、を備えるメールサーバ。
<付記22>
付記18乃至21いずれかに記載のメールサーバにおいて、
前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知する通知手段をさらに備えるメールサーバ。
<付記23>
付記22に記載のメールサーバにおいて、
前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知するメッセージを前記文章データの所定の位置に挿入する通知挿入手段を備えるメールサーバ。
<付記24>
メールサーバの制御方法であって、
前記メールサーバは、電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順、
受信した前記電子メールの発信日時情報および前記配信予定日時情報を取得し、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記発信日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報に基づいて、前記発信日時および前記配信予定日時を考慮して、前記文章データの前記配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手順、を有するメールサーバの制御方法。
<付記25>
メールサーバの制御プログラムであって、
前記メールサーバは、電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
前記メールサーバを実現させるためのコンピュータに、
配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順、
受信した前記電子メールの発信日時情報および前記配信予定日時情報を取得し、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記発信日時情報とともに取得する文章取得手順、
前記文章取得手順で取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出する抽出手順、
前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報に基づいて、前記発信日時および前記配信予定日時を考慮して、前記文章データの前記配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手順、を実行させるためのメールサーバの制御プログラム。
10 日時表現変換装置
14 文章取得部
16 利用日時取得部
18 抽出部
20 変換部
110 日時表現変換装置
112 辞書記憶部
114 時間別変換辞書
116 日付別変換辞書
120 時間別表記抽出部
122 時間別表記変換部
124 移動部
130 日付別表記抽出部
134 算出部
136 日付別表記変換部
140 文章作成部
200 電子メール装置
202 ネットワーク
204 インタフェース部
208 送信部
210 電子メール作成部
212 作成部
214 メール記憶部
216 送信日時取得部
218 制御部
220 日時表現変換部
222 時計
224 判定部
300 メールサーバ
302 ネットワーク
304 インタフェース部
310 受信部
312 格納部
314 メール記憶部
320 配信日時取得部
322 時計
324 判定部
326 読出部
330 日時表現変換部
332 制御部
334 送信部

Claims (28)

  1. 文章データを取得する文章取得手段と、
    前記文章データを利用する利用時間を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手段と、
    前記文章取得手段が取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記利用日時情報に基づいて、前記文章データの利用時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、を備える日時表現変換装置。
  2. 請求項1に記載の日時表現変換装置において、
    前記文章取得手段は、文章データを、その文章データを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに取得し、
    前記利用日時取得手段は、前記文章データを利用する利用日時を含む利用日時情報を取得し、
    前記抽出手段は、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、日時に関連する日時表現を抽出し、
    前記変換手段は、前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記利用日時情報に基づいて、前記作成日時および前記利用日時を考慮して、前記文章データの前記利用日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する日時表現変換装置
  3. 請求項に記載の日時表現変換装置において
    時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報とを関連付けて登録した時間別変換辞書を記憶する時間別辞書記憶手段と、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記時間別表記を抽出する時間別表記抽出手段と、
    前記時間別表記抽出手段により抽出された前記時間別表記を、前記時間別変換辞書を用いて、前記利用日時から得られる利用時間に基づいて、前記文章データの前記利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手段と、を備える日時表現変換装置。
  4. 請求項に記載の日時表現変換装置において、
    前記時間別変換辞書には、前記時間別表記と、その時間別表記の前記文章データへの位置情報が関連付けて登録され、
    前記日時表現変換装置は、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記時間別表記変換手段に、変換される前記時間別表記の前記位置情報に基づいて、変換された前記時間別表記を含む一文を移動させる移動手段をさらに備える日時表現変換装置。
  5. 請求項2乃至4いずれかに記載の日時表現変換装置において、
    前記作成日時情報および前記利用日時情報から、前記文章データの前記作成日時および前記利用日時の差分を算出する算出手段と、
    前記文章データの前記作成日時と前記利用日時の前記差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とを関連付けて登録した日付別変換辞書を記憶する日付別辞書記憶手段と、
    前記日付別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日付別表記を抽出する日付別表記抽出手段と、
    前記日付別変換辞書を用いて、前記差分に基づいて、前記日付別表記抽出手段により抽出された前記日付別表記を、前記文章データの前記差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手段と、を備える日時表現変換装置。
  6. 請求項2乃至5いずれかに記載の日時表現変換装置において、
    前記日時表現が変換された前記文章データをユーザに提示する提示手段と、
    前記ユーザから提示した前記文章データの承認を受け付ける承認受付手段と、をさらに備える日時表現変換装置。
  7. 請求項に記載の日時表現変換装置において、
    前記ユーザから、前記提示手段により提示した前記文章データの編集指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記編集指示に従って、前記文章データを編集する編集手段と、をさらに備える日時表現変換装置。
  8. 請求項2乃至7いずれかに記載の日時表現変換装置において、
    前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知する通知手段をさらに備える日時表現変換装置。
  9. 請求項に記載の日時表現変換装置において、
    前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知するメッセージを前記文章データの所定の位置に挿入する通知挿入手段をさらに備える日時表現変換装置。
  10. 請求項2乃至9いずれかに記載の日時表現変換装置において、
    前記文章データの前記作成日時と前記利用日時を比較して、差分があるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記差分がないと判定された場合、前記日時表現の変換処理を禁止する制御部と、をさらに備える日時表現変換装置。
  11. 日時表現変換装置の制御方法であって、
    文章データを取得する文章取得手順、
    前記文章データを利用する利用時間を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順、
    前記文章取得手順で取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手順、
    前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記利用日時情報に基づいて、前記文章データの利用時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、を有する日時表現変換装置の制御方法。
  12. 日時表現変換装置の制御プログラムであって、
    前記日時表現変換装置を実現させるためのコンピュータに、
    文章データを取得する文章取得手順、
    前記文章データを利用する利用時間を含む利用日時情報を取得する利用日時取得手順、
    前記文章取得手順で取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手順、
    前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記利用日時情報に基づいて、前記文章データの利用時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、を実行させるための日時表現変換装置の制御プログラム。
  13. 電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手段と、
    作成された前記電子メールを記憶するメール記憶手段と、
    前記メール記憶手段に記憶された前記電子メールを送信する送信時間を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手段と、
    前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを取得する文章取得手段と、
    前記文章取得手段が取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報に基づいて、前記文章データの送信時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、
    前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手段と、を備える電子メール装置。
  14. 請求項13に記載の電子メール装置において、
    前記メール記憶手段は、作成された前記電子メールを、その電子メールを作成した作成日時を含む作成日時情報とともに記憶し、
    前記送信日時取得手段は、前記メール記憶手段に記憶された前記電子メールを送信する送信日時を含む送信日時情報を取得し、
    前記文章取得手段は、前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記作成日時情報とともに取得し、
    前記抽出手段は、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、日時に関連する日時表現を抽出し、
    前記変換手段は、前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報および前記送信日時情報に基づいて、前記作成日時および前記送信日時を考慮して、前記文章データの前記送信日時に適した日時表現に変換した文章データを作成する電子メール装置。
  15. 請求項14に記載の電子メール装置において、
    時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報とを関連付けて登録した時間別変換辞書を記憶する時間別辞書記憶手段と、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記時間別表記を抽出する時間別表記抽出手段と、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記送信日時から得られる利用時間に基づいて、前記時間別表記抽出手段により抽出された前記時間別表記を、前記文章データの前記利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手段と、を備える電子メール装置。
  16. 請求項15に記載の電子メール装置において、
    前記時間別変換辞書には、前記時間別表記と、その時間別表記の前記文章データへの位置情報が関連付けて登録され、
    前記電子メール装置は、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記時間別表記変換手段に、変換される前記時間別表記の前記位置情報に基づいて、変換された前記時間別表記を含む一文を移動させる移動手段をさらに備える電子メール装置。
  17. 請求項14乃至16いずれかに記載の電子メール装置において、
    前記作成日時情報および前記送信日時情報から、前記文章データの前記作成日時および前記送信日時の差分を算出する算出手段と、
    前記文章データの前記作成日時と前記送信日時の前記差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とを関連付けて登録した日付別変換辞書を記憶する日付別辞書記憶手段と、
    前記日付別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日付別表記を抽出する日付別表記抽出手段と、
    前記日付別変換辞書を用いて、前記差分に基づいて、前記日付別表記抽出手段により抽出された前記日付別表記を、前記文章データの前記差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手段と、を備える電子メール装置。
  18. 電子メール装置の制御方法であって、
    前記電子メール装置は、送信前の電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
    電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順、
    作成された前記電子メールを前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
    前記メール記憶部に記憶された前記電子メールを送信する送信時間を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順、
    前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを取得する文章取得手順、
    前記文章取得手順で取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手順、
    前記抽出手順において抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報に基づいて、前記文章データの送信時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
    前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手順、を有する電子メール装置の制御方法。
  19. 電子メール装置の制御プログラムであって、
    前記電子メール装置は、送信前の電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
    前記電子メール装置を実現させるためのコンピュータに、
    電子メールの作成指示を受け付けて作成する作成手順、
    作成された前記電子メールを前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
    前記メール記憶部に記憶された前記電子メールを送信する送信時間を含む送信日時情報を取得する送信日時取得手順、
    前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを取得する文章取得手順、
    前記文章取得手順で取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手順、
    前記抽出手順において抽出された前記日時表現を、前記作成日時情報に基づいて、前記文章データの送信時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
    前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記送信日時に送信する送信手順、を実行させるための電子メール装置の制御プログラム。
  20. 配信予定時間を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手段と、
    受信した前記電子メール前記配信予定日時情報を取得し、前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて記憶するメール記憶手段と、
    前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記配信予定日時情報とともに取得する文章取得手段と、
    前記文章取得手段が取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記配信予定日時情報に基づいて、前記文章データの前記配信予定時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手段と、
    前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手段と、を備えるメールサーバ。
  21. 請求項20に記載のメールサーバにおいて、
    前記受信手段は、配信予定日時を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信し、
    前記メール記憶手段は、受信した前記電子メールが発信された発信日時を含む発信日時情報および前記配信予定日時情報を取得し、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて記憶し、
    前記文章取得手段は、前記メール記憶手段から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記発信日時情報とともに取得し、
    前記抽出手段は、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日時に関連する日時表現を抽出し、
    前記変換手段は、前記抽出手段により抽出された前記日時表現を、前記発信日時情報および前記配信予定日時情報に基づいて、前記発信日時および前記配信予定日時を考慮して、前記文章データの前記配信予定日時に適した日時表現に変換した文章データを作成し、
    前記送信手段は、前記電子メール内の前記文章データを前記変換手段により変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信するメールサーバ。
  22. 請求項21に記載のメールサーバにおいて
    時間別に異なる時間別表記を用いる日時表現ごとに、各時間別表記と、その時間別表記の利用に適した時間情報とを関連付けて登録した時間別変換辞書を記憶する時間別辞書記憶手段と、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記時間別表記を抽出する時間別表記抽出手段と、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記配信予定日時から得られる利用時間に基づいて、前記時間別表記抽出手段により抽出された前記時間別表記を、前記文章データの前記利用時間に適した時間別表記に変換した文章データを作成する時間別表記変換手段と、を備えるメールサーバ。
  23. 請求項22に記載のメールサーバにおいて、
    前記時間別変換辞書には、前記時間別表記と、その時間別表記の前記文章データへの位置情報が関連付けて登録され、
    前記メールサーバは、
    前記時間別変換辞書を用いて、前記時間別表記変換手段に、変換される前記時間別表記の前記位置情報に基づいて、変換された前記時間別表記を含む一文を移動させる移動手段をさらに備えるメールサーバ。
  24. 請求項21乃至23いずれかに記載のメールサーバにおいて、
    前記発信日時情報および前記配信予定日時情報から、前記文章データの前記発信日時および前記配信予定日時の差分を算出する算出手段と、
    前記文章データの前記発信日時と前記配信予定日時の前記差分に応じて変化する異なる日付別表記を用いる表現ごとに、各日付別表記と、その差分とを関連付けて登録した日付別変換辞書を記憶する日付別辞書記憶手段と、
    前記日付別変換辞書を用いて、前記文章取得手段が取得した前記文章データから、前記日付別表記を抽出する日付別表記抽出手段と、
    前記日付別変換辞書を用いて、前記差分に基づいて、前記日付別表記抽出手段により抽出された前記日付別表記を、前記文章データの前記差分に応じた日付別表記に変換した文章データを作成する日付別表記変換手段と、を備えるメールサーバ。
  25. 請求項21乃至24いずれかに記載のメールサーバにおいて、
    前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知する通知手段をさらに備えるメールサーバ。
  26. 請求項25に記載のメールサーバにおいて、
    前記文章データの前記日時に関連する日時表現が変換されたことをユーザに通知するメッセージを前記文章データの所定の位置に挿入する通知挿入手段を備えるメールサーバ。
  27. メールサーバの制御方法であって、
    前記メールサーバは、電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
    配信予定時間を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順、
    受信した前記電子メールの前記配信予定日時情報を取得し、前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
    前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記配信予定日時情報とともに取得する文章取得手順、
    前記文章取得手順で取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手順、
    前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記配信予定日時情報に基づいて、前記文章データの前記配信予定時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
    前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手順、を有するメールサーバの制御方法
  28. メールサーバの制御プログラムであって、
    前記メールサーバは、電子メールを記憶するメール記憶部を備え、
    前記メールサーバを実現させるためのコンピュータに、
    配信予定時間を含む配信予定日時情報により配信予約される電子メールを受信する受信手順、
    受信した前記電子メールの前記配信予定日時情報を取得し、前記配信予定日時情報と前記電子メールとを関連付けて前記メール記憶部に記憶するメール記憶手順、
    前記メール記憶部から、前記電子メール内の文章データを、その電子メールの前記配信予定日時情報とともに取得する文章取得手順、
    前記文章取得手順で取得した前記文章データから、時間毎に異なる表現となる日時表現を抽出する抽出手順、
    前記抽出手順で抽出された前記日時表現を、前記配信予定日時情報に基づいて、前記文章データの前記配信予定時間に適した日時表現に変換した文章データを作成する変換手順、
    前記電子メール内の前記文章データを前記変換手順で変換された前記文章データに置き換えた後、当該電子メールを前記配信予定日時に送信する送信手順、を実行させるためのメールサーバの制御プログラム。
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