JP5245606B2 - 予測シミュレータを用いた運転支援装置および運転支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロセスデータに基づき将来の運転状況を予測する予測シミュレータを用いた運転支援装置および運転支援方法に関する。
プラントに設定されたセンサの計測値やコントローラの設定値等に基づいて、プラントの現在の状態を模擬・推定するとともに、将来のプラントの状態を予測する手段として、トラッキングシミュレータや状態予測シミュレータが用いられている。
トラッキングシミュレータは、プロセスを物理や化学の法則に従ったモデルとして表現したプロセスシミュレータである。トラッキングシミュレータは、プラントからプロセス値(以下「実測値」という)を取得し、逐次トラッキングシミュレータの内部パラメータを更新することで、実プラントを完全に模擬するシミュレータである。
状態予測シミュレータは、トラッキングシミュレータから入力されるプロセスデータに基づいて実時間より高速に演算することで、プラントの将来の運転状態を予測した予測値(以下、「予測値」という)を導出する。また、仮想操作入力インタフェースから仮想操作を状態予測シミュレータに入力することで、仮想操作に対する予測値(以下、「ケーススタディ値」という)を導出することもできる。
プラントの実測値、状態予測シミュレータから導出される予測値およびケーススタディ値の時系列データはデータ記憶装置に記憶される。記憶されたデータは、データ値を時系列的に示したトレンドグラフとして、表示画面上に表示することができる。オペレータは、表示画面上のトレンドグラフを参照しつつ、プラントに対する操作を行うことができる。
特開2005−332360号公報 横河技法 Vol.52 No.1(2008) P.35〜P.38
従来のシステムでは、トレンドグラフを参照したオペレータは、自らの経験則により予測値、ケーススタディ値が安全な値を保っているか否かを判断しなければならない。また、ケーススタディ値が満足する値を示さなかった場合には、オペレータは自らが適切と判断する仮想操作入力値を再度入力するという操作を繰り返し、最適な操作入力を探索する必要がある。
本発明の目的は、オペレータの判断や操作に関する負担を軽減できる運転支援装置および運転支援方法を提供することにある。
本発明の運転支援装置は、プロセスデータに基づき将来の運転状況を予測する予測シミュレータを用いた運転支援装置において、仮想操作入力値を変化させながら前記予測シミュレータに順次入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記仮想操作入力値に基づく前記予測シミュレータによる予測結果を、当該仮想操作入力値と対応付けて取得する予測結果取得手段と、操作入力値として入力可能な範囲を特定する許容範囲特定手段と、入力可能な範囲として前記許容範囲特定手段により特定された前記操作入力値の中から特定の操作入力値を選択する操作を受け付け、選択された前記特定の操作入力値を実プロセスに設定する設定手段と、前記予測結果取得手段により取得された予測結果を表示画面上にグラフィカル表示する表示手段と、前記仮想操作入力値を指示する操作を、前記表示画面上で受け付ける入力値指示受付手段と、を備え、前記許容範囲特定手段は、前記予測結果取得手段により取得された前記予測結果が許容範囲内にある場合に、当該予測結果と対応付けられた前記仮想操作入力値の値が前記操作入力値として入力可能な範囲にあると判定し、前記表示手段は、前記入力値指示受付手段を介して指示された前記仮想操作入力値に対応付けられた前記予測結果を、前記予測結果取得手段により取得された前記予測結果の中から選択し前記表示画面上に表示し、前記設定手段は、前記表示手段により選択されている前記予測結果が表示されている前記表示画面上への特定の操作を、当該予測結果に対応する当該仮想操作入力値を前記特定の操作入力値として選択する操作、として受け付け、前記入力値指示受付手段は、前記表示画面上に前記仮想操作入力値の指示を受け付けるための操作部を表示するとともに、前記操作部への操作を受け付け、前記操作部の位置は前記仮想操作入力値に対応付けられるとともに、前記操作部の可動範囲は前記許容範囲特定手段により特定された前記入力可能な範囲に対応付けられ、前記入力値指示受付手段は、前記表示画面上に表示された操作部の位置に応じた前記仮想操作入力値の指示を受け付けることを特徴とする。
この運転支援装置によれば、仮想操作入力値を変化させながら予測シミュレータに順次入力し、予測シミュレータによる予測結果を当該仮想操作入力値と対応付けて取得するので、オペレータの判断や操作に有用な情報を提供できる。
本発明の運転支援方法は、プロセスデータに基づき将来の運転状況を予測する予測シミュレータを用いた運転支援方法において、仮想操作入力値を変化させながら前記予測シミュレータに順次入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された前記仮想操作入力値に基づく前記予測シミュレータによる予測結果を、当該仮想操作入力値と対応付けて取得する予測結果取得ステップと、操作入力値として入力可能な範囲を特定する許容範囲特定ステップと、入力可能な範囲として前記許容範囲特定ステップにより特定された前記操作入力値の中から特定の操作入力値を選択する操作を受け付け、選択された前記特定の操作入力値を実プロセスに設定する設定ステップと、前記予測結果取得ステップにより取得された予測結果を表示画面上にグラフィカル表示する表示ステップと、前記仮想操作入力値を指示する操作を、前記表示画面上で受け付ける入力値指示受付ステップと、を備え、前記許容範囲特定ステップでは、前記予測結果取得ステップにより取得された前記予測結果が許容範囲内にある場合に、当該予測結果と対応付けられた前記仮想操作入力値の値が前記操作入力値として入力可能な範囲にあると判定し、前記表示ステップでは、前記入力値指示受付ステップを介して指示された前記仮想操作入力値に対応付けられた前記予測結果を、前記予測結果取得ステップにより取得された前記予測結果の中から選択し前記表示画面上に表示し、前記設定ステップでは、前記表示ステップにより選択されている前記予測結果が表示されている前記表示画面上への特定の操作を、当該予測結果に対応する当該仮想操作入力値を前記特定の操作入力値として選択する操作、として受け付け、前記入力値指示受付ステップでは、前記表示画面上に前記仮想操作入力値の指示を受け付けるための操作部を表示するとともに、前記操作部への操作を受け付け、前記操作部の位置は前記仮想操作入力値に対応付けられるとともに、前記操作部の可動範囲は前記許容範囲特定ステップにより特定された前記入力可能な範囲に対応付けられ、前記入力値指示受付ステップでは、前記表示画面上に表示された操作部の位置に応じた前記仮想操作入力値の指示を受け付けることを特徴とする。
この運転支援方法によれば、仮想操作入力値を変化させながら予測シミュレータに順次入力し、予測シミュレータによる予測結果を当該仮想操作入力値と対応付けて取得するので、オペレータの判断や操作に有用な情報を提供できる。
本発明の運転支援装置によれば、仮想操作入力値を変化させながら予測シミュレータに順次入力し、予測シミュレータによる予測結果を当該仮想操作入力値と対応付けて取得するので、オペレータの判断や操作に有用な情報を提供できる。
本発明の運転支援方法によれば、仮想操作入力値を変化させながら予測シミュレータに順次入力し、予測シミュレータによる予測結果を当該仮想操作入力値と対応付けて取得するので、オペレータの判断や操作に有用な情報を提供できる。
以下、図1〜図3を参照して、本発明による運転支援装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の運転支援装置の構成を示すブロック図である。
図1において、プラント1は制御装置2により制御される。制御装置2には、操作入力インタフェース3を介して操作入力値が与えられる。制御装置2は、操作入力値に応じた制御値をプラント1に与え、プラント1を制御する。図1に示すように、操作入力値は制御装置2に与えられるのと同時に、プロセス値の一部としてトラッキングシミュレータ4にも入力される。
トラッキングシミュレータ4は、プロセスを物理や化学の法則に従ったモデルとして表現したプロセスシミュレータである。トラッキングシミュレータ4は、プラント1等から操作入力値を含むプロセス値(以下「実測値」という)を取得し、逐次トラッキングシミュレータ4の内部パラメータを更新することで、プラント1を完全に模擬するシミュレータである。
図1に示す状態予測シミュレータ5は、トラッキングシミュレータ4から入力されるプロセスデータに基づいて実時間より高速に演算することで、プラント1の将来の運転状態を予測した予測値(以下、「予測値」という)を導出する。また、仮想操作を状態予測シミュレータ5に入力することで、仮想操作に対する予測値(以下、「ケーススタディ値」という)を導出することもできる。
本実施形態の運転支援装置10は、状態予測シミュレータ5の予測結果を利用してオペレータの運転支援を行うための装置である。
図1に示すように、運転支援装置10は、仮想操作入力値を変化させながら予測シミュレータ5に順次入力する入力手段11と、入力手段11により入力された仮想操作入力値に基づく予測シミュレータ5による予測結果を、当該仮想操作入力値と対応付けて取得する予測結果取得手段12と、操作入力値として入力可能な範囲を特定する許容範囲特定手段13と、入力可能な範囲として許容範囲特定手段13により特定された操作入力値の中から、特定の操作入力値を選択する操作を受け付け、選択された上記特定の操作入力値を実プロセスに設定する設定手段14と、予測結果取得手段12により取得された予測結果をグラフィカル表示する表示手段15と、仮想操作入力値を指示する操作を受け付ける入力値指示受付手段16と、を構成する。
図2は、運転支援装置10の動作を示すフローチャートである。
ステップS1〜ステップS12は、許容範囲特定手段13による、操作入力値として入力可能な範囲を特定する処理を示している。
図2のステップS1では、トラッキングシミュレータ4からプラント1の現在の状態を初期状態として取り込み、仮想操作変数の初期値を当該操作入力値の現在値に設定する。
次に、ステップS2では、現在の仮想操作変数を状態予測シミュレータ5に入力する。
仮想操作変数M(m,m,・・・,m)は、
仮想操作変数m=m(1+kΔ)
によりその値を決定する。
ここで、mは仮想操作変数の初期値(ステップS1)であり、Δは仮想操作変数の増減幅である。例えば、m0に対して20%ずつ増減する仮想操作変数は、
=m(1+0.2k)(ただし、kは整数)
となる。
次に、ステップS3では、状態予測シミュレータ5において、ステップS2で入力された仮想操作変数に基づく演算を実行させるとともに、予測結果取得手段12を介して、その演算結果(予測結果)を状態予測シミュレータ5から取得する。
次に、ステップS4では、状態予測シミュレータ5から取得された予測結果に基づき、現在の仮想操作変数が許容範囲か否かを判定する。ここでは、例えば、状態予測シミュレータ5による予測結果として示される予測値と予め定義されたアラーム値とを比較する。
以下、例えば、アラーム値として上限値Amaxと下限値Aminとが定義されている場合の処理について説明する。
予測時間(現在から最長予測対象時刻までの時間)を3600秒とし、ある予定時刻Tで導出されたケーススタディ値をV(T=1,2,・・・,3600)とし、Vの最大値をVTmax、VTの最小値をVTminとしたとき、
(1)「VTminがAmin以上であり、かつVTmaxがAmax以下である」ときに、許容範囲内Pnormalと判定し、
(2)「VTminがAmin未満であり、かつVTmaxがAmax以下である」ときに、許容範囲外PAminと判定し、
(3)「VTminがAmin以上であり、かつVTmaxがAmaxより大きい」ときに、許容範囲外PAmaxと判定し、
(4)「VTminがAmin未満であり、かつVTmaxがAmaxより大きい」ときに、許容範囲外PAmax minと判定する。
ステップS4では、状態予測シミュレータ5での演算により得られたケーススタディ値Vのすべてについて許容範囲内Pnormalの判定が得られた場合に、現在の仮想操作変数が操作入力値として入力可能な値であると判定する。
ステップS4の判断が肯定されればステップS5へ進み、判断が否定されればステップS7へ進む。
ステップS5では、状態予測シミュレータ5での演算により得られたケーススタディ値VTを仮想操作変数と対応付けて記憶装置6に保存する。また、その仮想操作変数を操作入力値として入力可能な値として記憶装置6に保存する。
次に、ステップS6では、仮想操作変数にΔだけ加算し、ステップS2へ戻る。
このように、ステップS1〜ステップS6では、仮想操作変数を初期値m0からΔずつ増加させてゆき、ケーススタディ値Vのすべてについて許容範囲内Pnormalの判定が得られる範囲を自動的に探索している。
次に、ステップS7では、仮想操作変数の初期値からΔを減算した値m−Δを現在の仮想操作変数に設定する。
次にステップS8では、現在の仮想操作変数を状態予測シミュレータ5に入力する。
次に、ステップS9では、状態予測シミュレータ5において、ステップS2で入力された仮想操作変数に基づく演算を実行させるとともに、予測結果取得手段12を介して、その演算結果(予測結果)を状態予測シミュレータ5から取得する。
次に、ステップS10では、状態予測シミュレータ5から取得された予測結果に基づき、現在の仮想操作変数が許容範囲か否かを判定する。ここでは、ステップS4と同一処理を実行し、状態予測シミュレータ5での演算により得られたケーススタディ値VTのすべてについて許容範囲内Pnormalの判定が得られた場合に、現在の仮想操作変数が操作入力値として入力可能な値であると判定する。
ステップS10の判断が肯定されればステップS11へ進み、判断が否定されれば処理を終了する。
ステップS11では、状態予測シミュレータ5での演算により得られたケーススタディ値VTを仮想操作変数と対応付けて記憶装置6に保存する。また、その仮想操作変数を操作入力値として入力可能な値として記憶装置6に保存する。
次に、ステップS12では、仮想操作変数からΔだけ減算し、ステップS8へ戻る。
このように、ステップS7〜ステップS12では、仮想操作変数の初期値をm−Δとして(ステップS7)、仮想操作変数をΔずつ減少させてゆき、ケーススタディ値Vのすべてについて許容範囲内Pnormalの判定が得られる範囲を自動的に探索している。
このように、仮想操作変数を実際のプラント1における操作入力値から増減させ、許容範囲を越える値までシミュレーションを行うことで、操作入力値の許容範囲を把握することができる。
なお、操作入力値の許容範囲を検索するアルゴリズムは上記手順に限定されることなく、任意の手順を適用できる。
図3は、表示手段15による予測結果の表示例を示す図である。
図3に示すように、表示画面7には表示手段15によってトレンドグラフ71が表示され、現在時刻よりも左方にはプラント1の実測値に基づく過去のトレンドが、現在時刻よりも右方には記憶装置6に格納されたケーススタディ値Vに基づく予測トレンドがそれぞれ示される。
図3に示すように、予測トレンドの表示領域には、記憶装置6に格納されたケーススタディ値V群の広がりを2次元領域として示す操作可能範囲72と、その上下に位置する領域としての操作不可範囲73aおよび73bと、が表示される。
また、表示画面7には、操作量変更インタフェース74が表示される。操作量変更インタフェース74に表示されるつまみ74aの位置は仮想操作変数に対応しており、つまみ74aを移動させることで操作可能範囲72内に表示されたケーススタディ値Vを選択することができる。
図2のステップS21〜ステップS23は、操作量変更インタフェース74に対する操作を画面表示に反映させる処理を示している。
ステップS21では、入力値指示受付手段16は、記憶装置6に格納されたケーススタディ値Vのデータおよびつまみ74aの現在の位置に基づいて、つまみ74aの現在の位置に対応する仮想操作変数を取得する。次に、ステップS22では、表示手段15は、入力値指示受付手段16で取得されている上記仮想操作変数に対応付けられたケーススタディ値Vを記憶装置6から取得する。次に、ステップS23では、表示手段15は、表示画面7のトレンドグラフ71上に当該ケーススタディ値Vのグラフ72Aを描画し、ステップS21へ戻る。
このような処理を繰り返すことにより、つまみ74aの位置に応じた仮想操作変数がリアルタイムに取得されるとともに、そのときの仮想操作変数に対応するケーススタディ値Vのグラフ72Aがトレンドグラフ71上にリアルタイムに表示される。
図2のステップS31〜ステップS33は、設定手段14における処理を示している。
図2のステップS31では、表示画面7の変更実行操作ボタン75が操作されるのを待って、ステップS32へ進む。ステップS32では、つまみ74aの現在の位置に対応する仮想操作変数を入力値指示受付手段16から取得する。
次にステップS33では、取得された上記仮想操作変数を操作入力値として制御装置2およびトラッキングシミュレータ4に与え、ステップS31へ戻る。
このように、本実施形態の運転支援装置によれば、操作入力値の許容範囲を表示画面7上で把握することができるため、適切な操作入力値を知るための試行(予測シミュレーション)を繰り返す必要がなくなる。
また、変更実行操作ボタン75の操作により、入力値受付手段16で取得されている仮想操作変数が操作入力値としてプラント1に反映されるため、オペレータは表示画面7で適切なグラフ72Aが得られるようにつまみ74aを操作し、その状態で変更実行操作ボタン75を操作するだけで、望ましい操作入力値を設定することが可能となる。
上記実施形態では、仮想操作変数が1つの場合について説明したが、複数の仮想操作変数を用いることで複数の操作入力値の組み合わせについてその値の許容範囲を自動探索してもよい。
以上説明したように、本発明の運転支援装置および運転支援方法によれば、仮想操作入力値を変化させながら予測シミュレータに順次入力し、予測シミュレータによる予測結果を当該仮想操作入力値と対応付けて取得するので、オペレータの判断や操作に有用な情報を提供できる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、プロセスデータに基づき将来の運転状況を予測する予測シミュレータを用いた運転支援装置および運転支援方法に対し、広く適用することができる。
一実施形態の運転支援装置の構成を示すブロック図。 運転支援装置の動作を示すフローチャート。 表示手段による予測結果の表示例を示す図。
符号の説明
5 (状態予測シミュレータ)予測シミュレータ
10 運転支援装置
11 入力手段
12 予測結果取得手段
13 許容範囲特定手段
14 設定手段
15 表示手段
16 入力値指示受付手段

Claims (2)

  1. プロセスデータに基づき将来の運転状況を予測する予測シミュレータを用いた運転支援装置において、
    仮想操作入力値を変化させながら前記予測シミュレータに順次入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記仮想操作入力値に基づく前記予測シミュレータによる予測結果を、当該仮想操作入力値と対応付けて取得する予測結果取得手段と、
    操作入力値として入力可能な範囲を特定する許容範囲特定手段と、
    入力可能な範囲として前記許容範囲特定手段により特定された前記操作入力値の中から特定の操作入力値を選択する操作を受け付け、選択された前記特定の操作入力値を実プロセスに設定する設定手段と、
    前記予測結果取得手段により取得された予測結果を表示画面上にグラフィカル表示する表示手段と、
    前記仮想操作入力値を指示する操作を、前記表示画面上で受け付ける入力値指示受付手段と、
    を備え、
    前記許容範囲特定手段は、前記予測結果取得手段により取得された前記予測結果が許容範囲内にある場合に、当該予測結果と対応付けられた前記仮想操作入力値の値が前記操作入力値として入力可能な範囲にあると判定し、
    前記表示手段は、前記入力値指示受付手段を介して指示された前記仮想操作入力値に対応付けられた前記予測結果を、前記予測結果取得手段により取得された前記予測結果の中から選択し前記表示画面上に表示し、
    前記設定手段は、前記表示手段により選択されている前記予測結果が表示されている前記表示画面上への特定の操作を、当該予測結果に対応する当該仮想操作入力値を前記特定の操作入力値として選択する操作、として受け付け
    前記入力値指示受付手段は、前記表示画面上に前記仮想操作入力値の指示を受け付けるための操作部を表示するとともに、前記操作部への操作を受け付け、
    前記操作部の位置は前記仮想操作入力値に対応付けられるとともに、前記操作部の可動範囲は前記許容範囲特定手段により特定された前記入力可能な範囲に対応付けられ、
    前記入力値指示受付手段は、前記表示画面上に表示された操作部の位置に応じた前記仮想操作入力値の指示を受け付けることを特徴とする運転支援装置。
  2. プロセスデータに基づき将来の運転状況を予測する予測シミュレータを用いた運転支援方法において、
    仮想操作入力値を変化させながら前記予測シミュレータに順次入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力された前記仮想操作入力値に基づく前記予測シミュレータによる予測結果を、当該仮想操作入力値と対応付けて取得する予測結果取得ステップと、
    操作入力値として入力可能な範囲を特定する許容範囲特定ステップと、
    入力可能な範囲として前記許容範囲特定ステップにより特定された前記操作入力値の中から特定の操作入力値を選択する操作を受け付け、選択された前記特定の操作入力値を実プロセスに設定する設定ステップと、
    前記予測結果取得ステップにより取得された予測結果を表示画面上にグラフィカル表示する表示ステップと、
    前記仮想操作入力値を指示する操作を、前記表示画面上で受け付ける入力値指示受付ステップと、
    を備え、
    前記許容範囲特定ステップでは、前記予測結果取得ステップにより取得された前記予測結果が許容範囲内にある場合に、当該予測結果と対応付けられた前記仮想操作入力値の値が前記操作入力値として入力可能な範囲にあると判定し、
    前記表示ステップでは、前記入力値指示受付ステップを介して指示された前記仮想操作入力値に対応付けられた前記予測結果を、前記予測結果取得ステップにより取得された前記予測結果の中から選択し前記表示画面上に表示し、
    前記設定ステップでは、前記表示ステップにより選択されている前記予測結果が表示されている前記表示画面上への特定の操作を、当該予測結果に対応する当該仮想操作入力値を前記特定の操作入力値として選択する操作、として受け付け、
    前記入力値指示受付ステップでは、前記表示画面上に前記仮想操作入力値の指示を受け付けるための操作部を表示するとともに、前記操作部への操作を受け付け、
    前記操作部の位置は前記仮想操作入力値に対応付けられるとともに、前記操作部の可動範囲は前記許容範囲特定ステップにより特定された前記入力可能な範囲に対応付けられ、
    前記入力値指示受付ステップでは、前記表示画面上に表示された操作部の位置に応じた前記仮想操作入力値の指示を受け付けることを特徴とする運転支援方法。
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