JP5243830B2 - 配管フランジ継手 - Google Patents

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Description

この発明は車両の空調用冷凍サイクルの冷媒配管継手に用いて好適な配管フランジ継手に関する。
従来、例えば車両の空調用冷凍サイクルの冷媒配管継手として、板状をなす金属製のフランジ部材に金属製の配管を組み付け、フランジ部材をボルト等固定具にて相手部材に固定するとともに、フランジ部材から突出させた配管のボス部を相手部材の挿込孔内に挿し込んで接続を行う配管フランジ継手が用いられている。
図6はその具体例を示している。
図において200は配管208を接続すべき相手部材で、配管208を挿し込むための挿込孔202を備えている。
204は配管フランジ継手で、板状をなす金属製のフランジ部材(このフランジ部材206として従来アルミニウム合金が用いられている)206に配管208を組み付けて構成してある。
フランジ部材206には、板厚方向の貫通孔210と、同じく貫通の固定孔212とが設けられている。
フランジ部材206は、この固定孔212に固定具としてのボルト214を通し、そしてこれを相手部材200の雌ねじ孔216にねじ込むことで相手部材200に固定される。
上記貫通孔210の、相手部材200とは反対側の一部、即ち後述の配管208のボス部217とは反対側の一部が円形の嵌合孔219として構成され、またこれに続く中間部が雌セレーション孔218として構成されている。
更に相手部材200即ちボス部217側の一部が、大径の段付の環状凹所220とされている。
一方、配管208は雌セレーション孔218に対応する雄セレーション部222を有しており、そしてこの雄セレーション部222に続いてボス部217側に、上記環状凹所220内に収められる大径且つ円形の被挟持部224が形成されている。
ここで被挟持部224は、配管208の外周面に沿って環状に突出する形態で形成されている。
この被挟持部224は、シールリングとしてのOリング230の嵌込用の環状溝226の形成部も兼ねており、この被挟持部224と、これよりも小径の先端側の環状突部228とによって、それらの間に環状溝226が形成され、そこにOリング230が嵌め込まれ保持されるようになっている。
この図6に示す配管フランジ継手204の場合、配管208をフランジ部材206の貫通孔210に挿通して配管208の雄セレーション部222を貫通孔210の雌セレーション孔218に噛み合わせ、また被挟持部224を環状凹所220に収めた状態として、フランジ部材206を相手部材200に押し当て、ボルト214にてこれを相手部材200に固定する。
このとき、配管208のフランジ部材206の図中右側の板面から突出したボス部217が、相手部材200の挿込孔202内に挿し込まれて、Oリング230により挿込孔202に対して気密にシールされ、また被挟持部224がフランジ部材206と相手部材200とにより配管208の管軸方向、即ち図中左右方向に挟持された状態となって、被挟持部224が図中右方向にもまた左方向にも移動不能となる。
即ち配管208が、相手部材200に対して押込む方向にも、また引抜く方向にも固定状態となる。
また配管208は、雄セレーション部222とフランジ部材206の雌セレーション孔218との噛合いにより回止めされた状態となる。
即ち配管208が回止めされた状態でフランジ部材206を介して相手部材200に気密に接続される。
ところでこの配管フランジ継手204の場合、配管208に設けた大径の被挟持部224を相手部材200に当接させ、その状態でこれをフランジ部材206と相手部材200とで管軸方向に挟み込むための大径の環状凹所220を、フランジ部材206に設けることが必要である。
フランジ部材206にはまた、この環状凹所220に加えて雌セレーション孔218を設けることが必要であり、しかもその雌セレーション孔218は管軸方向に一定以上の寸法を必要とすることから、必然的にフランジ部材206の板厚が厚くなってしまう。
その結果、フランジ部材206を板材のプレス打抜加工によって製造することが困難であり、そのため従来にあっては長尺の押出材を所定板厚に切断してフランジ部材206を製造していた。
しかしながら押出材を切断してフランジ部材206を製造する場合、鋸刃の厚み分が材料ロスとなって失われるため材料の歩留りが悪く、更に切断のための工程に時間がかかって製造コストが高くなってしまう。
フランジ部材206の製造方法として、その他に鋳造成形(ダイキャスト成形)による方法もあるが、この鋳造による製造方法は大量生産には向いているが、少量の製品を製造する方法としては不向きで、少量生産の場合には却ってコストが高くなってしまう。
更にフランジ部材206をアルミニウム合金の鋳造成形で製造する場合、鋳造用のアルミニウム合金と、同じくアルミニウム合金から成る配管(従来配管用としてアルミニウム合金が用いられている)とで材質が大きく異なってしまい、この場合フランジ部材に配管を組み付けたときに異種金属同士の接触となって、その異種金属同士の接触に起因する腐食を発生させてしまう問題が生ずる(通常配管用のアルミニウム合金としては例えばJISH4080に規定するA3003TD又はA6063TDが用いられ、また鋳造用のアルミニウム合金としてはJISH5320のアルミダイカストの合金種が用いられる)。
そこで本出願人は先の特許願(下記特許文献1)において、図7及び図8に示すような配管フランジ継手を提案している。
この配管フランジ継手204では、フランジ部材206の貫通孔210に、雌セレーション孔218と円形の嵌合部219とを設けておき、そして配管208をその貫通孔210内部に挿通した状態で、配管208の雌セレーション孔218に位置する部分を配管208内部から加圧工具で径方向外方に加圧及び塑性変形させて外周面に雌セレーション孔218の形状に倣った雄セレーション部222を形成し、その雄セレーション部222と雌セレーション孔218とを圧着させて、それらの噛合せにより回転方向に配管208とフランジ部材206とを固定するとともに、雄セレーション部222と雌セレーション孔218との圧着に基づいて両者を管軸方向にも固定するようになしている。
その結果として、図6に示す大径の被挟持部224を配管208に設ける必要をなくし、またフランジ部材206の側にこれを収める環状凹所220を設ける必要をなくし、そのことによってフランジ部材206の厚みを薄くなしている。
例えば図6に示すものにおいては、フランジ部材206として厚みが10〜12mm程度以上が必要であったが、図7に示すものにおいては厚みを6mm程度まで薄くすることができる。
そのため、図7に示すものにおいてはフランジ部材206を板材のプレス打抜加工によって製造することが可能となる。
しかしながらこの図7,図8に示す配管フランジ継手204の場合、次のような問題のあることがその後判明した。
詳しくは、この図7,図8に示す配管フランジ継手204においては、図8(イ)に示しているように雌セレーション孔218の、雄セレーション部222と噛合う部位が径方向外方に凹嵌したセレーション溝218Aとされており、この場合かかるセレーション溝218Aを同一の金型を用いて繰返し加工しているうちに、その形状が設定した所望形状に正確に形成できなくなってくることが判明した。
セレーション溝218Aが細かな小さな溝であるため、プレス加工に際して金型のセレーション溝218Aを形成する部分が損耗したり、へたりを生じたりし易く、同一金型を用いて繰返しプレス加工を行っているうちにセレーション溝218Aの形状精度が次第に悪化してしまう。
また図7及び図8に示す配管フランジ継手204の場合、貫通孔210に円形の嵌合部219と雌セレーション孔218とを隣接して設けなければならないことから、それらを形成するための加工も難しい問題があった。
尚図8に示す例において、セレーション溝218Aは周方向に30°間隔で合計12個(12個所)設けられている。
このようなことから、本発明者等は図9に示すようにフランジ部材206に板厚方向の貫通の雌セレーション孔218を設け、且つ雌セレーション孔218の雄セレーション部と噛合う部位を、セレーションの中心側に突出するセレーション歯218Bとして形成することを考え、その試作を試みた。
図10,図11はその際に本発明者等の行った製造方法を示している。
図10において、232は加工材料としての金属の板材(ここではアルミニウム合金)で、234はダイス、236はパンチである。
図10に示しているようにこの製造方法では、先ずパンチ236とダイス234とによって板材232に孔抜加工を行い、雌セレーション孔218を形成する。
続いて図11に示す方法に従ってフランジ部材206の外形打抜加工を行う。
図11において238,240はそれぞれ外形打抜きのためのダイス,パンチである。パンチ240には雌セレーション孔218に対応した断面形状を有する中心ピン242が設けてある。
ここでパンチ240に中心ピン242を設けているのは、外形打抜きの際に板材232が位置ずれを生じることによって、雌セレーション孔218の形状と、打ち抜いた外形形状との相対的な位置,形状の関係が設定した位置関係,形状関係と異なってしまうのを防ぐためである(中心ピン242により雌セレーション孔218を拘束しておくことによって)。
この図11に示す外形打抜工程では、板材232をダイス238の上にセットした状態で、パンチ240を図中下向きに移動させ、そして先ず中心ピン242を雌セレーション孔218に挿入して中心ピン242によりセレーション孔218を拘束した上で、続いてパンチ240とダイス238とによって板材232に対し外形打抜きを行い、フランジ部材206を得る。
ところで図11に従って外形打抜きを行う際、通常は図12(A)に示しているようにパンチ240とダイス234との間にある程度大きなクリアランスCを設けておいて、打抜加工を行う。
ところがこのようにクリアランスCをある程度大きくしておくと、必然的に外形打抜きの際に打抜材料(フランジ部材206)にダレ244が生じる。
フランジ部材206の場合、こうしたダレ244が生じ、これがフランジ部材206にバリの如き形となって残ってしまうことは望ましくなく、そこでフランジ部材206の打抜加工に際しては、図12(B)に示しているように、パンチ240とダイス234との間のクリアランスCを可及的に小さく設定しておく。
この場合、図12(A)に示すようなダレ244の発生は防止できるが、一方で以下のような問題が発生する。
即ち、クリアランスCを小さく設定しておくと、外形打抜きの際に材料が雌セレーション孔218の側に逃げようとし、材料の一部がセレーション孔218の側に押し出される現象を生ずる。
特にセレーション孔218の内面に形成してある凸形状のセレーション歯218Bの部分で材料がセレーション孔218の中心側に内向きに大きく押し出され、その結果押し出された材料が予め中心ピン242に設けてある溝246(図13参照。この溝246はセレーション歯218Bとの干渉を回避のために設けられている)の底面に突き当たって、そこで変形を生じ、本来は図13()に示すような形状であるべきところが、(B)に示すようにセレーション歯218Bの形状が崩れてしまう現象を生じる。
而してこのようにセレーション歯218Bの形状が崩れてしまうと、後において配管208の雄セレーション部222と噛み合わせたときに、フランジ部材206と配管208との間で必要な回転トルクが十分に得られなくなってしまう。
更にセレーション歯218Bを小さなピッチで多数設けた場合、中心ピン242における溝246と246との周方向の間隔が小さくなるため、溝246に逃げ込んだ材料が中心ピン242を押圧することで、中心ピン242における溝246と246との間の部分も中心側に強く押され、変形してしまう現象を生じる。
その結果、雌セレーション孔218におけるセレーション歯218Bと218Bとの間の部分の形状も変形を生じてしまう。
尚、本発明に対する先行技術として下記特許文献2に開示されたものがあるが、このものは本発明とは解決課題を異にするもので、解決手段においても本発明とは異なっている。
特開2007−231985号公報 特開平10−220660号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、低コストで安価に製造でき、また材料の歩留りも良好で材料廃却による環境への負荷も低減でき、フランジ部材を板材のプレス打抜加工によって容易に製造することができるとともに、フランジ部材のセレーション孔、特に配管の雄セレーション部との噛合い部位の形状を高精度で正確に所望形状に成形でき、雌セレーション孔と雄セレーション部との回転方向の噛合いの強度を高強度となし得る配管フランジ継手を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、板状をなす金属製のフランジ部材に板厚方向の貫通のセレーション孔を設ける一方、一対の環状突部及びそれら環状突部間に形成されるシールリングの保持用の環状溝を備え、前記フランジ部材の板面から突出して相手部材の挿込孔に挿し込まれるボス部を有する配管の前記セレーション孔に対応する位置に雄セレーション部を設けて、該雄セレーション部を該雌セレーション孔に噛み合せる状態に該配管を前記フランジ部材に組み付けて成る配管フランジ継手であって、前記フランジ部材及び雌セレーション孔は金属板材のプレス打抜き加工にて形成してあるとともに、該雌セレーション孔の内周面には該セレーション孔の中心側に突出し、且つ該中心側の曲面が半径R1mm以上の大きな円弧形状の凸曲面をなすセレーション歯が前記プレス打抜き加工により周方向に沿って間隔を隔てて複数設けてあり、前記配管を該セレーション孔に挿通した状態で、該セレーション孔内に位置する部分を該配管の内部から加圧工具で径方向外方に加圧及び塑性変形させて外周面に前記セレーション孔の形状に倣った形状の前記雄セレーション部を形成し、該雄セレーション部を該セレーション孔に全周に亘り隙間なく圧接した状態に噛み合わせるとともに、前記フランジ部材の板厚方向の外側且つ両側の位置で前記配管の前記雄セレーション部の管軸方向両側に設けた環状突部により、該フランジ部材を該板厚方向の両側から挟み込んであることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記セレーション歯の突出高さが0.3mm未満となしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記セレーション歯の配置の数を8個以下の少数個となしてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、フランジ部材に板厚方向の貫通の雌セレーション孔を設けるとともに、その雌セレーション孔の内周面に、雌セレーション孔の中心側に突出し、且つ中心側の曲面が半径R1mm以上の大きな円弧形状の凸曲面をなすセレーション歯を周方向に沿って間隔を隔てて複数設け、そして配管を雌セレーション孔に挿通した状態で、配管内部から加圧工具で径方向外方に加圧及び塑性変形させて外周面に雌セレーション孔の形状に倣った形状の雄セレーション部を形成し、その雄セレーション部を雌セレーション孔に全周に亘り隙間なく圧接した状態に噛み合せるようになしたものである。
本発明では、雌セレーション孔の中心側に突出したセレーション歯を半径Rが1mm以上の大きな円弧形状となした点に特徴があり、このようにすることによって、フランジ部材を板材の打抜加工によって製造する際、特に予め雌セレーション孔を打抜加工した後に外形を打抜加工する際、材料を内向き(雌セレーション孔の中心側)に押す力によって、予め成形してあるセレーション歯が中心ピンの側に大きく押し出されて変形し、形状崩れを生じてしまうのを良好に防止することが可能となる。
本発明では、セレーション歯の形状が半径Rの大きな円弧形状、言わば平面視において周方向に長い大きなアーチ形状をなしていることから、外形打抜きの際にセレーション歯が中心ピンの対応する溝に当ったとしても、広い面積でセレーション歯が中心ピンの溝に接触することとなり、材料が内向きに移動しようとする力が働いたときに、セレーション歯が中心ピンの溝により広い面積で均等な面圧で支えられることとなり、そのことによって形状崩れを良好に防止することが可能となる。
従ってフランジ部材の雌セレーション孔に対して配管の雄セレーション部を噛合せ状態としたとき、雌セレーション孔と雄セレーション部との間の回転方向の強度を高強度となすことができ、配管がフランジ部材に対して組付後に回転してしまうのを防止することができる。
配管フランジ継手を冷凍サイクルの配管継手として用いた場合、エンジン振動やコンブレッサ振動等が配管フランジ継手にかかり続ける。また配管フランジ継手を用いてホース等の配管を施す際にも配管に対し回転方向の力が働くことがある。
その際に配管とフランジ部材との回転方向の接合強度が弱いと、配管がフランジ部材に対し回転してしまう不具合を生じるが、本発明によればこうした不具合の発生を良好に防止することができる。
本発明では、フランジ部材を材料のプレス打抜きによって製造する。その際フランジ部材用の金属材料としてアルミニウム合金を用いた場合、フランジ部材用のアルミニウム合金と、配管用のアルミニウム合金とは同種材質のものとなるため、配管フランジ部材を構成したときに異種金属接触による腐食の問題を生じず、またプレス打抜きによってフランジ部材を製造できることによって安価にこれを製造することが可能となる。
またプレス打抜きであるため、打ち抜かれた材料(製品とはならない部分)を回収し、再利用することが可能であって、廃却による環境への負荷も軽減でき、また材料の歩留りも高く維持することができる。
また本発明ではセレーション歯の円弧形状を半径R1mm以上の大きなアーチ状の円弧形状となしているため、雌セレーション孔と配管の雄セレーション部とを噛み合せたときに大きな回転トルク、詳しくは回転方向の大きな接合強度を得ることができる。
尚、本発明では円弧形状をなすセレーション歯の半径Rは5mm以下となしておくことが望ましい。
本発明では、上記セレーション歯の突出高さを3mm未満となしておくことが望ましい(請求項2)。
セレーション歯の突出高さをこれよりも高くしたとしても、その割には雌セレーション孔と雄セレーション部との噛合い強度はそれほどには高くならず、一方でセレーション歯の突出高さを高くすることによって、後に配管を内側から拡管して雄セレーション部を形成し、雌セレーション孔と噛み合せる際に、雄セレーション部の外周面と雌セレーション孔の内周面とを十分に密着させることが難しくなってしまう。
而して密着が不十分でそこに隙間が生じると、その隙間部分で隙間腐食が生じ易くなる問題を生ずる。
本発明では、上記セレーション歯の配置の数を8個以下の少数個となしておくことができる(請求項3)。
この場合セレーション歯とセレーション歯との周方向の間隔を大きく取ることができ、従ってセレーション歯とセレーション歯との間の周方向の間隔が短いことによって生じる上記の不具合の発生を良好に回避することができる。
次に本発明を、車両の空調用冷凍サイクルの冷媒配管を接続する冷媒配管継手としての配管フランジ継手に適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は配管20を接続すべき相手部材で、流体の通路12と、これに連通した挿込孔14とを有している。
16は本実施形態の配管フランジ継手で、板状をなす金属製のフランジ部材18に配管20を組み付けて構成してある。
ここでフランジ部材18,配管20ともにアルミニウム合金から成っている。
フランジ部材18は、後述のように金属板材をプレス打抜き加工して形成したもので、その材質はJISH4000に規定するA6061Pである。
また配管20は押出材から成るもので、その材質はJISH4080に規定するA3003TD又はA6063TDである。
フランジ部材18の板厚T(図3参照)は、図6に示したフランジ部材206が10〜12mm以上であるのに対し、ここでは厚みTが6mmである。
フランジ部材18には、板厚方向に貫通の雌セレーション孔22と、同じく貫通の固定孔24とが設けられている。
フランジ部材18は、図1に示しているようにこの固定孔24に固定具としてのボルト26を通し、そしてこれを相手部材10の雌ねじ孔28にねじ込むことで相手部材10に固定される。
図2は組付状態にあるフランジ部材18と配管20とを互いに分離して表したもので、同図に示しているように配管20には、フランジ部材18から相手部材10側に突出したボス部30が設けられている。
ボス部30は、径方向外方に突出した円環状の環状突部32,34と、それらの間に形成された環状溝36とを有しており、その環状溝36にシールリングとしてのOリング38が嵌め込まれ保持されている。
図1に示すように、このボス部30は相手部材10の挿込孔14への挿込部となる部分で、ボス部30は、その挿込状態でOリング38が挿込孔14の内周面に弾性的に接触し、これにより相手部材10と配管20との間が気密にシールされる。
図2に示しているように、配管20にはボス部30に続いて、詳しくは環状突部34に続いてフランジ部材18の雌セレーション孔22に対応した雄セレーション部40が設けられており、図1に示しているようにこの雄セレーション部40が雌セレーション孔22に噛み合わされている。配管20はこの雄セレーション部40と雌セレーション孔22との噛合いによりフランジ部材18に対し回止めされている。
また後に明らかにされているようにこの雄セレーション部40と雌セレーション孔22との圧着により、配管20がフランジ部材18に対し管軸方向に強く固着されている。
尚、配管20には雄セレーション部40に隣接して環状突部34よりも小径の環状突部42が設けられ、これら環状突部42,34によってフランジ部材18を管軸方向に挟み込んでいる。そしてその挟み込みによって、配管20のフランジ部材18に対する管軸方向の固定強度が高強度とされている。
配管20における雄セレーション部40は、実際には配管20をフランジ部材18の雌セレーション孔22に挿通した状態で、雌セレーション孔22の内側に位置している部分を配管20内部から後述の加圧工具46(図4(II)参照)にてこれを径方向外方に加圧して部分的に拡径させ、その外周面を雌セレーション孔22の形状に倣った形状に塑性変形させることにより形成したもので、この塑性変形加工により雄セレーション部40が雌セレーション孔22に対して、全周に亘り密着状態で圧着せしめられている。
図3に示しているように、雌セレーション孔22の内周面には、周方向に60°ごと隔たった6個所において、雌セレーション孔22の中心側に突出するセレーション歯44が設けられている。
ここで各セレーション歯44の雌セレーション孔22中心側の曲面は半径Rの円弧形状の凸曲面をなしている。
即ち各セレーション歯44は、セレーション歯44における周方向中心に接近するにつれて雌セレーション孔22中心側への突出量を大とする凸曲形状の円弧形状の突出部とされている。
尚セレーション歯44の円弧形状の凸曲面の半径R(図3(ハ)参照)は、ここでは2mmとされている。
またセレーション歯44の突出高さhは、ここでは0.2mmである。
図3(ハ)に示しているように、セレーション歯44は円弧の曲率半径Rが大きなRとされていることによって、その断面形状が周方向に長いアーチ形状をなしており、周方向に長い範囲に亘ってセレーション孔22の中心側へと突出している。
本実施形態において、このフランジ部材18は図10,図11に示す方法に従って、金属板材をプレス打抜き加工することによって製造したものである。
即ち、先ず図10に従って雌セレーション孔22のプレス打抜加工を行い、その後において図11に示す方法に従って外形打抜加工を行うことで得たものである。
尚図11に示す方法に従って外形打抜加工を行う際、中心ピン242における図13の溝240は、図3の突出形状のセレーション歯44に対応した形状となしておく。
上記のセレーション歯44は、そのセレーション孔22のプレス打抜加工によって同時に形成されたものである。
尚この実施形態において、雌セレーション孔22の図3中の直径Dはここでは16mmであり、また固定孔24の直径Dは6.5mmである。
また図2中の配管20の外径Dは16mmであり、内径Dは13mm,ボス部30における環状突部32,34の外径Dは21.3mmである。
図4は、配管20に上記雄セレーション部40を形成すると同時に、これをフランジ部材18に組み付ける際の手順を示している。
図4(I)に示しているように、先ず上記雄セレーション部40の形成されていない配管(素管)20をフランジ部材18の雌セレーション孔22に挿通する。
このとき、配管20の外周面とセレーション孔22との間には、0.25mmのクリアランスが生じている。
次にこの状態で(II)に示しているように配管20の内部に配管20の内径Dよりも外径の大きな加圧工具(マンドレル)46を軸方向に強制圧入し、この加圧工具46によって配管20を径方向内方から外方に向けて加圧し、その外周面を雌セレーション孔22の内周面に沿って塑性変形させる。
そして配管20の雌セレーション孔22の内側に位置する部分の外周面が、上記のように加圧工具46による加圧及びこれに伴う塑性変形によって雌セレーション孔22の内周面に密着且つ圧接した状態となり、その一部が雌セレーション孔22における突出形状且つ円弧形状のセレーション歯44に対応した断面形状のセレーション溝48として形成される。
そしてそれらセレーション歯44とセレーション溝48との噛合いによって雄セレーション部40が雌セレーション孔22に対して、即ち配管20がフランジ部材18に対して回転阻止された状態となる。
この実施形態において、セレーション歯44を含むセレーション孔22の内周面と、セレーション溝48を含む雄セレーション部40の外周面とが、周方向に全周に亘り隙間無く密着した状態となる。
表1は、本実施形態の配管フランジ継手16における雄セレーション部40と雌セレーション孔22との嵌合強度を調べた結果を示している。
尚表1には、セレーション歯44の曲率半径,数,突出高さを他に様々変化させたものについての試験結果も併せて示してある。
ここで嵌合強度の測定試験は図5に示す方法に従って行った。
詳しくは、図5に示しているように配管フランジ継手16における配管20を固定部50で固定し、そしてフランジ部材18に対して回転方向の力を加えて、フランジ部材18が配管20に対し相対回転し始めるときの回転トルクを測定した。
この表1において、回転トルクの値が大きいほど雄セレーション部40と雌セレーション孔22との嵌合強度、即ち回転方向の固定強度が大であることを意味する。
Figure 0005243830
表1の結果に見られるように、比較例と実施例2とを比較すると、曲率半径Rが小さく、またセレーション歯44の数が多く、セレーション歯44と44との周方向の間隔の小さい比較例では得られる回転トルクが低いものとなっているのに対し、実施例2のものでは高い回転トルクが得られている。
また実施例1と実施例2とを比較した場合、セレーション歯44の数の少ない実施例1に対し、セレーション歯44の数の多い実施例2では、より高い回転トルクが得られている。
一方セレーション歯44の突出高さの高い実施例3と実施例2とを比較した場合、それら実施例2,実施例3は回転トルクの値がほぼ同等レベルにあり、実施例3のものはセレーション歯44の突出高さを高くしたわりには、実施例2のものに比べて回転トルクはそれほど高くなっていない。
一方セレーション歯44の突出高さの高い実施例3のものは、実施例2のものに比べてセレーション歯44の突出高さが高い分、雌セレーション孔22と雄セレーション部40との密着性がそれだけ低下する方向となり、この点を考えると実施例3のものに比べて実施例2のものが総合的に優れている。
以上のような本実施形態では、雌セレーション孔22中心側に突出したセレーション歯44を半径Rが2mmの大きな円弧形状となしているため、フランジ部材18を製造するに際して雌セレーション孔22を打抜加工した後に外形を打抜加工するとき、材料を内向き(雌セレーション孔22中心側)に押す力が働いたとしても、予め成形してあるセレーション歯44が中心ピンの側に大きく押し出されて変形し、形状崩れを生じてしまうのを良好に防止することができる。
従ってフランジ部材18の雌セレーション孔22に対して配管20の雄セレーション部40を噛合せ状態としたとき、雌セレーション孔22と雄セレーション部40との間の回転方向の強度を高強度となすことができ、配管20がフランジ部材18に対して組付け後に回転してしまうのを防止することができる。
また本実施形態によればフランジ部材18を板材のプレス打抜きによって製造することができ、その際フランジ部材18用のアルミニウム合金と、配管20用のアルミニウム合金とは同種材質のものとなるため、配管フランジ継手16を構成したときに異種金属接触による腐食の問題を生じず、またプレス打抜きによってフランジ部材18を製造できることによって安価にこれを製造することが可能となる。
またプレス打抜きの場合、打ち抜かれた材料(製品とはならない部分)を回収し、再利用することが可能であって、廃却による環境への負荷も軽減でき、また材料の歩留りも高く維持することができる。
更に本実施形態ではセレーション歯44の形状を半径R2mmの大きなアーチ状の円弧形状となしているため、雌セレーション孔22と配管20の雄セレーション部40とを噛み合せたときに大きな回転トルク、詳しくは回転方向の大きな接合強度を得ることができる。
また本実施形態ではセレーション歯44の数を8個以下の少数個となしてあり、これによりセレーション歯44とセレーション歯44との周方向の間隔を大きく取ることができ、従ってセレーション歯44とセレーション歯44との間の周方向の間隔が短いことによって生じる前記の不具合の発生を良好に回避することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したが、これはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態の配管フランジ継手を示す図である。 図1のフランジ部材と配管と相手部材とを互いに分離して示す図である。 図1のフランジ部材を単体で示す図である。 配管に雄セレーション部を形成する際の手順を示す図である。 回転トルクの測定方法を説明するための図である。 従来の配管フランジ継手の一例を示す図である。 図6とは異なる従来の配管フランジ継手を示す図である。 図7のフランジ部材を単体で示す図である。 図8とは異なるフランジ部材を比較例として示した比較例図である。 打抜加工によるフランジ部材の製造工程の説明図である。 図10に続く製造工程の説明図である。 打抜加工によって生じる不具合の説明図である。 打抜加工の際の不具合の図12とは異なる説明図である。
10 相手部材
14 挿込孔
16 配管フランジ継手
18 フランジ部材
20 配管
22 雌セレーション孔
30 ボス部
32,34 環状突部
36 環状溝
38 Oリング
40 雄セレーション部
44 セレーション歯
46 加圧工具

Claims (3)

  1. 板状をなす金属製のフランジ部材に板厚方向の貫通のセレーション孔を設ける一方、一対の環状突部及びそれら環状突部間に形成されるシールリングの保持用の環状溝を備え、前記フランジ部材の板面から突出して相手部材の挿込孔に挿し込まれるボス部を有する配管の前記セレーション孔に対応する位置に雄セレーション部を設けて、該雄セレーション部を該雌セレーション孔に噛み合せる状態に該配管を前記フランジ部材に組み付けて成る配管フランジ継手であって、
    前記フランジ部材及び雌セレーション孔は金属板材のプレス打抜き加工にて形成してあるとともに、
    該雌セレーション孔の内周面には該セレーション孔の中心側に突出し、且つ該中心側の曲面が半径R1mm以上の大きな円弧形状の凸曲面をなすセレーション歯が前記プレス打抜き加工により周方向に沿って間隔を隔てて複数設けてあり
    前記配管を該セレーション孔に挿通した状態で、該セレーション孔内に位置する部分を該配管の内部から加圧工具で径方向外方に加圧及び塑性変形させて外周面に前記セレーション孔の形状に倣った形状の前記雄セレーション部を形成し、該雄セレーション部を該セレーション孔に全周に亘り隙間なく圧接した状態に噛み合わせるとともに、
    前記フランジ部材の板厚方向の外側且つ両側の位置で前記配管の前記雄セレーション部の管軸方向両側に設けた環状突部により、該フランジ部材を該板厚方向の両側から挟み込んであることを特徴とする配管フランジ継手。
  2. 請求項1において、前記セレーション歯の突出高さが0.3mm未満となしてあることを特徴とする配管フランジ継手。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記セレーション歯の配置の数を8個以下の少数個となしてあることを特徴とする配管フランジ継手。
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