JP5242117B2 - ドライブシャフトの軸トルク測定装置・測定方法 - Google Patents

ドライブシャフトの軸トルク測定装置・測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5242117B2
JP5242117B2 JP2007260646A JP2007260646A JP5242117B2 JP 5242117 B2 JP5242117 B2 JP 5242117B2 JP 2007260646 A JP2007260646 A JP 2007260646A JP 2007260646 A JP2007260646 A JP 2007260646A JP 5242117 B2 JP5242117 B2 JP 5242117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
sensor
drive shaft
shaft
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007260646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009092400A (ja
Inventor
亨 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2007260646A priority Critical patent/JP5242117B2/ja
Publication of JP2009092400A publication Critical patent/JP2009092400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5242117B2 publication Critical patent/JP5242117B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

この発明は、自動車のエンジンの動力を車輪に伝達する役目を持っている駆動輪車軸、すなわちドライブシャフトにおいて、その軸トルクを測定する装置、およびその軸トルク測定装置を搭載したドライブシャフトに関する。このようなドライブシャフトとしては、前輪駆動車の前輪軸、後輪駆動車の後車軸、全輪駆動車の全車軸が該当する。
独立懸架方式のサスペンションを採用する自動車のドライブシャフトでは、サスペンションの動きに追随しながら駆動力を伝達する必要がある。このため、ドライブシャフトの一端は等速ジョイントを介してディファレンシャルと連結され、他端は等速ジョイントを介して車軸(アクスル)と連結される。このようにしてドライブシャフトはエンジンの動力を車輪まで伝える駆動系統に組み込まれ、エンジンの動力は最終的にドライブシャフトによって車輪に伝えられる。
また、最近の自動車はあらゆる部分に電子制御技術が導入されており、アンチロックブレーキシステム(ABS)、トラクションコントロールシステム(TCS)、ノンスリップデフ(LSD)、などの走行制御では車輪速信号が利用されている。このため、通常、ドライブシャフトのアウトボード側(アクスル側)にABS(アンチロックブレーキシステム)制御用のパルサーリングが設けられ、車輪の回転に伴い歯車状のパルサーリングが回転すると、それに近接して車体側に設置された電磁ピックアップに車輪回転数に比例した周波数のパルスが発生するようになっている。
特許文献1において、両端に等速ジョイントを具備した自動車のドライブシャフトであって、各等速ジョイントすなわちインボード側、アウトボード側のそれぞれの等速ジョイントの外輪にパルサーリングを取付けるドライブシャフトの軸トルク測定方法が示されている。すなわち、両パルサーリングによって発生する回転信号を検出し、ドライブシャフトに生じたねじれに対応する回転信号の位相差を演算処理して軸トルクを求める。
また、求めた軸トルク信号に基づいてエンジンの出力を制御することにより、過大トルクの発生を防止し、この過大トルクの発生防止によってドライブシャフトの軸径および等速ジョイントのサイズダウンによる軽量化を図ることが開示されている。
また、特許文献2においては、上記軸トルク測定方法において、回転信号の位相差の演算処理として、アウトボード側の回転パルス信号とインボード側の回転パルス信号との位相差を、ドライブシャフトの最高回転数における回転パルス周波数以上の周波数を有する一定周波数パルスのカウント値である位相差検出パルス数として求めるものが開示されている。
また、特許文献3においては、特許文献2の場合と同様な方法で、回転数に同期した周波数の基準パルスを生成してカウントするものが開示されている。
また、特許文献4においては、特許文献2の場合と同様な方法で、回転検出センサと、別に設けた2個のセンサターゲットとを用いるものが開示されている。
また、特許文献5においては、ドライブシャフトの各等速ジョイントの外輪にセンサターゲットを設けると共に、これら各センサターゲットに対向して、各センサターゲットの回転を検出するセンサを設け、これらのセンサの出力比較によりドライブシャフトの軸トルクを求めるものが開示されている。
特開平7−63628号公報 特開2007−93406号公報 特開2007−93407号公報 特開2007−93452号公報 特開2007−163432号公報
上記特許文献1〜4に開示されている技術では、回転パルスを出力するセンサを使用し、ドライブシャフト両端での回転パルス出力における位相ずれを演算することによってねじれ量を検出している。しかし、これでは、停止状態から駆動を始める場合のように、一方の軸端が停止状態あるいは回転速度が極端に低い場合には、正確に軸トルクを検出できないという問題がある。
また、特許文献5では、センサの形式を指定していないが、実施形態では出力パルスの位相差を時間差として検出する例が提示されている。この場合、両軸端の双方が回転してパルスを発生させないと、ドライブシャフトのねじれ量を測定することができないので、上記特許文献1〜4の場合と同様な問題がある。
この発明の目的は、ドライブシャフトの一端側が停止状態あるいは極端に回転速度が低い場合でも、正確に軸トルクを検出できるドライブシャフトの軸トルク測定装置、軸トルク測定装置付きドライブシャフト、およびドライブシャフトの軸トルク測定方法を提供することである。
この発明のドライブシャフトの軸トルク測定装置は、両端にて等速ジョイントを介して自動車の駆動系統に接続されるドライブシャフトの各等速ジョイントの外輪にセンサターゲットを設けると共に、これら各センサターゲットに対向して、各センサターゲットの回転を検出するセンサを設け、これらのセンサの出力比較によりドライブシャフトの軸トルクを求めるものであって、前記各センサは、対向する前記各センサターゲットの回転を直接検出する磁気センサと、この磁気センサが出力する回転信号を逓倍して高分解能な回転パルスを生成する逓倍回路とを有するものとし、前記各センサの逓倍回路が生成する回転パルスを計数して、これらの計数値の差分を求める回転パルス差分算出手段と、前記差分からドライブシャフトのねじれ量を測定して軸トルクを求める軸トルク演算手段とを設け、前記回転パルス差分算出手段は、前記各逓倍回路が生成する回転パルスを計数する複数のカウンタを有し、これらのカウンタによる計数値を前記各センサターゲットの1回転に1回リセットする機能を有することを特徴とする。
この構成によると、ドライブシャフトの微小なねじれ角を高分解能に検出できるため、軸トルクを正確に検出でき、最適な印加トルクをタイヤに供給するような車両走行制御も可能になる。また、回転パルスを計数することで軸トルクを演算するので、2つのセンサターゲットのうち一方が止まっていても、つまり例えばドライブシャフトの一端側が停止状態あるいは極端に回転速度が低い場合でも、正確に軸トルクを検出できる。
この発明において、前記センサターゲットが前記等速ジョイントの外輪と同心のリング状に設けられた磁気エンコーダであり、前記磁気センサが、前記磁気エンコーダの磁極ピッチ内で互いにずれた位置に配置された複数のセンサ素子を有し、sin および cosの2相の信号出力を得られるものであって、前記逓倍回路が生成する回転パルスは、前記磁極内における位置を逓倍して検出するものであっても良い。この構成の場合、磁気エンコーダの磁極内の位置をより細かく検出でき、より高分解能な回転パルスを生成できる。
この発明において、前記センサターゲットが前記等速ジョイントの外輪と同心のリング状に設けられた磁気エンコーダであり、前記磁気センサが、前記磁気エンコーダの磁極の並び方向に沿ってセンサ素子が並ぶラインセンサで構成され、sin, cosの2相の信号出力を演算によって生成するものであって、前記逓倍回路が生成する回転パルスは、前記磁極内における位置を逓倍して検出するものであっても良い。この構成の場合、磁界パターンの歪みやノイズの影響が低減されて、より高い精度で磁気エンコーダの位相を検出することが可能である。これにより、十分大きい磁極ピッチの磁気エンコーダを使用しても、数倍〜数十倍の分解能で磁気エンコーダの位相を検出することが可能であるため、小さなトルクによるわずかなドライブシャフトのねじれ角をも検出することができる。
この発明において、前記各センサの逓倍回路のうちいずれか1つの逓倍回路の生成する回転パルスが、互いに90°位相の異なるA相およびB相の2つのパルス信号であっても良い。この構成の場合、これら2相の信号によって回転方向を判別することができるため、正負のどちらの方向の軸トルクをも検出することが可能となる。また、坂道での運転における微小な前進や後戻りなども、回転方向と共に軸トルクを検出することができるので、条件に応じた最適なブレーキ制御やトルク制御により、車両の運転しやすさを向上させることが可能となる。
この発明において、前記回転パルス差分算出手段により求められた回転パルスの差分と、運転状態を示す所定のデータとから、前記軸トルク演算手段により求められる軸トルクに含まれる定常オフセット量を推定して、前記軸トルクからオフセット分をキャンセルするオセットキャンセル手段を設けても良い。
各回転パルスをカウンタで計数し、ドライブシャフトの現在回転角度を計数値として保持する場合には、機械的なガタによって計数値に定常オフセットが発生したり、ノイズによる誤カウントによって両カウンタの計数値がずれたりして、軸トルク演算に誤差が生じることがある。上記オフセットキャンセル手段で、前記軸トルク演算手段のトルク出力値すなわち角度差をモニタしながら、運転状態に関するデータ(加減速状態、エンジン回転数など)に応じたフィルタ処理を行なって定常オフセット分を抽出して、軸トルク演算手段での演算処理においてオフセット分をキャンセルすると、機械的ガタなどによって発生するオフセットの影響を低減して、正確な軸トルクを検出することができる。
この発明において、前記回転パルス差分算出手段が計数する計数値を、軸トルクの印加されていない運転状態においてリセットする計数値リセット手段を設けても良い。この構成の場合、前記計数値に積算されたノイズの影響などを除去して、正確な軸トルクを検出することができる。
この発明の軸トルク測定装置付きドライブシャフトは、この発明の上記いずれかの構成の軸トルク測定装置をドライブシャフトに搭載したものである。
この構成によると、ドライブシャフトの微小なねじれ角を高分解能に検出できるため、軸トルクを正確に検出でき、最適な印加トルクをタイヤに供給するような車両走行制御も可能になる。これにより、ドライブシャフトの軽量化が可能になる。
この発明のドライブシャフトの軸トルク測定方法は、両端にて等速ジョイントを介して自動車の駆動系統に接続されるドライブシャフトの各等速ジョイントの外輪にセンサターゲットを設け、これら各センサターゲットに対向して設けたセンサで各センサターゲットの回転を検出し、これらのセンサの出力比較によりドライブシャフトの軸トルクを求めるドライブシャフトの軸トルク測定方法であって、前記各センサによる各センサターゲットの回転検出は、対向する前記各センサターゲットの回転を磁気センサで直接検出し、この磁気センサが出力する回転信号を逓倍回路で逓倍して高分解能な回転パルスを生成するものとし、前記各センサの逓倍回路が生成する回転パルスを計数して、これらの計数値の差分を求め、前記差分からドライブシャフトのねじれ量を測定して軸トルクを求め、前記各逓倍回路で生成した回転パルスの計数値を、前記各センサターゲットの1回転に1回リセットすることを特徴とする。
この軸トルク測定方法によると、ドライブシャフトの微小なねじれ角を高分解能に検出できて、軸トルクを正確に検出でき、最適な印加トルクをタイヤに供給するような車両走行制御も可能になる。また、回転パルスを計数する検出方式のため、2つのセンサターゲットのうち一方が止まっていても、つまり例えばドライブシャフトの一端側が停止状態あるいは極端に回転速度が低い場合でも、正確に軸トルクを検出できる。
この発明のドライブシャフトの軸トルク測定装置は、両端にて等速ジョイントを介して自動車の駆動系統に接続されるドライブシャフトの各等速ジョイントの外輪にセンサターゲットを設けると共に、これら各センサターゲットに対向して、各センサターゲットの回転を検出するセンサを設け、これらのセンサの出力比較によりドライブシャフトの軸トルクを求めるドライブシャフトの軸トルク測定装置であって、前記各センサは、対向する前記各センサターゲットの回転を直接検出する磁気センサと、この磁気センサが出力する回転信号を逓倍して高分解能な回転パルスを生成する逓倍回路とを有するものとし、前記各センサの逓倍回路が生成する回転パルスを計数して、これらの計数値の差分を求める回転パルス差分算出手段と、前記差分からドライブシャフトのねじれ量を測定して軸トルクを求める軸トルク演算手段とを設け、前記回転パルス差分算出手段は、前記各逓倍回路が生成する回転パルスを計数する複数のカウンタを有し、これらのカウンタによる計数値を前記各センサターゲットの1回転に1回リセットする機能を有するため、ドライブシャフトの一端側が停止状態あるいは極端に回転速度が低い場合でも、正確に軸トルクを検出できる。
この発明の軸トルク測定装置付きドライブシャフトは、この発明の軸トルク測定装置をドライブシャフトに搭載するものであるため、ドライブシャフトの微小なねじれ角を高分解能に検出でき、軸トルクを正確に検出でき、最適な印加トルクをタイヤに供給するような車両走行制御も可能になり、これにより、ドライブシャフトの軽量化が可能になる。
この発明のドライブシャフトの軸トルク測定方法は、両端にて等速ジョイントを介して自動車の駆動系統に接続されるドライブシャフトの各等速ジョイントの外輪にセンサターゲットを設け、これら各センサターゲットに対向して設けたセンサで各センサターゲットの回転を検出し、これらのセンサの出力比較によりドライブシャフトの軸トルクを求めるドライブシャフトの軸トルク測定方法であって、前記各センサによる各センサターゲットの回転検出は、対向する前記各センサターゲットの回転を磁気センサで直接検出し、この磁気センサが出力する回転信号を逓倍回路で逓倍して高分解能な回転パルスを生成するものとし、前記各センサの逓倍回路が生成する回転パルスを計数して、これらの計数値の差分を求め、前記差分からドライブシャフトのねじれ量を測定して軸トルクを求め、前記各逓倍回路で生成した回転パルスの計数値を、前記各センサターゲットの1回転に1回リセットする方法であるため、ドライブシャフトの微小なねじれ角を高分解能に検出できて、軸トルクを正確に検出でき、最適な印加トルクをタイヤに供給するような車両走行制御も可能になる。また、回転パルスを計数する検出方式のため、2つのセンサターゲットのうち一方が止まっていても、正確に軸トルクを検出できる。
この発明の一実施形態を、図1ないし図8と共に説明する。図1に示すように、ドライブシャフト1は両端にて等速ジョイント2,3を介して駆動系統に接続される。図示する実施形態の場合、インボード側はトリポート型スライド式等速ジョイント2によりディファレンシャル(図示せず)と連結され、アウトボード側はバーフィールド型固定式等速ジョイント3によりアクスル(図示せず)と連結される。
なお、ドライブシャフト1の両端の等速ジョイントは、図示例のような組合せに限られない。例えば、前輪駆動車の前輪軸すなわち駆動輪前車軸の場合、前輪が操舵されるため、車輪側となるアウトボード側の等速ジョイント3は大きな作動角と共に等速性が要求される。この要求を満たすため、アウトボード側の等速ジョイント3にはバーフィールド型固定式継手(ゼッパ型固定式継手)、トリポード型固定式等速ジョイントなどが用いられる。車体側となるインボード側の等速ジョイント2にはサスペンションの動きを許容する作動角が要求される。この作動角は車輪側等速ジョイント3ほど大きくないが、サスペンションの動きに伴う車体の長さ変化を可能にする必要がある。このためインボード側等速ジョイント2にはバーフィールド型スライド式継手、トリポート型スライド式継手、クロスグローブ型継手などが用いられる。独立懸架方式の駆動輪後車軸は舵取り機能が不要で大きな作動角を必要としないためカルダン継手が使用される場合もある。
アウトボード側の等速ジョイント3の外輪3aにはABS(アンチロックブレーキシステム)制御用のセンサターゲット5が取り付けられている。インボード側の等速ジョイント2の外輪2aにも同種のセンサターゲット4が取り付けられている。車体側には、これらのセンサターゲット4,5に近接する位置に、磁気センサ11(図3)等からなるセンサ側ユニット6,7が設置され、センサターゲット4,5が回転するとセンサ側ユニット6,7の磁気センサ11が回転数に比例した周波数の回転信号を出力する。対応する角センサターゲット4,5とセンサ側ユニット6,7とで、回転速度や回転角度を検出する回転検出器8,9をそれぞれ構成する。
センサターゲット4,5は、例えば図4(A),(B)に半部断面図および斜視図で示すように、周面の円周方向に複数の磁極対4a(5a)を等配位置に並べて着磁させたリング状の磁気エンコーダからなり、前記等速ジョイント外輪2a(3a)に対して同心となるように取り付けられる。この場合、前記磁気センサ11は、磁気エンコーダ4,5の磁極N,Sを直接検出できるように、磁気エンコーダ4,5の周面に対向するように外径側に配置される。
図4の磁気エンコーダ4,5の構成例は、周面に磁極対4a(5a)を着磁させたラジアルタイプであるが、磁気エンコーダ4,5は図5(A),(B)に半部断面図および斜視図で示すアキシアルタイプのものであっても良い。図5の構成例では、例えば断面をL字形としたリング状のバックメタル10の円筒部10aの一端から外径側に延びるフランジ部10bの側面の円周方向に、複数の磁極対4a(5a)を等配位置に並べて着磁させていて、前記等速ジョイント外輪2a(3a)に前記バックメタル10の円筒部10aを嵌合させることで、等速ジョイント外輪2a(3a)に対して同心となるように取り付けられる。この場合、磁気センサ11は、磁気エンコーダ4,5の着磁面に対向するように軸方向に向けて配置される。
なお、センサターゲット4,5としては、前記した磁気エンコーダのほか、歯車状の磁性体からなるパルサーリングを用いても良い。
図2はこのドライブシャフトの軸トルク測定装置の概略構成を示し、図3は上記した回転検出器8,9の概略構成を示す。回転検出器8,9は、上記したように前記センサターゲット4,5と、これらセンサターゲット4,5に対向して配置されるセンサ側ユニット6,7とでなる。センサ側ユニット6,7は、対向する各センサターゲット4,5の回転を直接検出する磁気センサ11と、この磁気センサ11が出力する回転信号を逓倍して高分解能な回転パルスを生成する逓倍回路12とを有する。
磁気センサ11は、対応するセンサターゲット(磁気エンコーダ)4,5の磁極対4a,5aよりも高い分解能で磁極検出できる機能、つまり磁気エンコーダ4,5の磁極の範囲内における位置の情報を検出する機能を有するものとされる。この機能を満たすために、例えば磁気センサ11として、対応する磁気エンコーダ4,5の1磁極対4a(5a)のピッチλを1周期とするとき、図6のように構成しても良い。すなわち、90度位相差(λ/4)となるように磁極の並び方向に離して配置したホール素子などの2つの磁気センサ素子11A,11Bを用い、これら2つの磁気センサ素子11A,11Bにより得られる2相の信号(sinφ,cosφ) から磁極内位相 (φ=tan-1( sinφ/ cosφ))を逓倍して算出するものとしても良い。なお、図6の波形図は、磁気エンコーダ4,5の磁極の配列を磁界強度に換算して示したものである。この場合、図3における逓倍回路12は、前記磁極内における逓倍位置情報として回転パルスを出力する。
磁気センサ11をこのような構成とすると、磁極内の位置をより細かく検出でき、より高い精度で磁気エンコーダ4,5の位相を検出することが可能である。この場合、磁気ノイズの影響を低減するため、前記2つの磁気センサ素子11A,11Bを差動構成として,より安定した信号を得るように構成しても良い。
磁気エンコーダ4,5の磁極内における位置の情報を検出する機能を有する磁気センサ11の他の例として、図7(B)に示すようなラインセンサを用いても良い。すなわち、磁気センサ11として、対応する磁気エンコーダ4,5の磁極の並び方向に沿って磁気センサ素子11aが並ぶラインセンサ11AA,11ABを用いる。なお、図7(A)は、磁気エンコーダ4,5における1磁極の区間を磁界強度に換算して波形図で示したものである。この場合、磁気センサ11の第1のラインセンサ11AAは、図7(A)における180度の位相区間のうち90度の位相区間に対応付けて配置し、第2のラインセンサ11ABは残りの90度の位相区間に対応付けて配置する。このような配置構成により、第1のラインセンサ11AAの検出信号を加算回路31で加算した信号S1と、第2のラインセンサ11ABの検出信号を加算回路32で加算した信号S2を別の加算回路33で加算することで、図7(C)に示すような磁界信号に応じたsin 信号を得る。また、信号S1と、インバータ35を介した信号S2をさらに別の加算回路34で加算することで、図7(C)に示すような磁界信号に応じた cos信号を得る。このようにして得られた2相の出力信号sin , cosを、例えば図8に示す構成の逓倍回路12で処理することにより、磁極内におけ逓倍位置情報として回転パルスを得る。
磁気センサ11をこのようにラインセンサで構成した場合、磁界パターンの歪みやノイズの影響が低減されて、より高い精度で磁気エンコーダ4,5の位相を検出することが可能である。この場合、十分大きい磁極ピッチの磁気エンコーダ4,5を使用しても、数倍〜数十倍の分解能で磁気エンコーダ4,5の位相を検出することが可能であるため、小さなトルクによるわずかなドライブシャフト1のねじれ角をも検出することができる。
この場合の図8の逓倍回路12は、信号発生手段41と、扇形検出手段42と、マルチプレクサ手段43と、微細内挿手段44とを備える。
信号発生手段41は、前記磁気センサ11の出力である2相の信号sin,cos から、同一の振幅A0 と同一の平均値C0 とを有し、mをn以下の正の整数、iを1〜2m-1の正の整数として、相継いで互いに2π/2m-1 ずつ位相がずれた、2m-1個の信号si を生成する手段である。
扇形発生手段42は、2m 個の等しい扇形Pi を定義するようにコード化された、m個のディジタル信号bn-m+1 ,bn-m+2 ,……,bn-1 ,bn を発生する、2m-1個の信号si によって区切られた2m 個の扇形Pi を検出する手段である。
マルチプレクサ手段43は、上記扇形発生手段42から発生するm個の上記ディジタル信号bn-m+1 ,bn-m+2 ,……,bn-1 ,bn によって制御され、上記信号発生手段41から生成される2m-1 個の上記信号si を処理して、振幅が一連の2m-1個の上記信号si の上記平均値C0 と第1のしきい値L1 との間にある部分によって構成される一方の信号Aと、振幅が一連の2m-1 個の上記信号si の上記第1のしきい値L1 とこのしきい値よりも高い第2のしきい値L2 との間にある部分によって構成される他方の信号Bとを生成するアナログの手段である。
微細内挿手段44は、所望の分解能を得るために、角度2π/2m の2m 個の上記扇形Pi の各々を角度2π/2n の2n-m 個の同じサブ扇形に細分するようにコード化された、(n−m)個のディジタル信号b1 ,b2 ,……,b n-m-1,bn-m を生成するために、2m 個の扇形Pi の各々において、上記マルチプレクサ手段43から生成される上記一方の信号Aと上記他方の信号Bとを微細内挿する手段である。
この逓倍回路12によって、磁気センサ11で得られた2相の信号sin,cos が、逓倍信号である(n−m)個のディジタル信号b1 ,b2 ,……,b n-m-1,bn-m (ここではb1 ,b2 ,……,b8 ,b9 )の回転パルスに逓倍される。
図2の構成において、回転パルス差分算出手段13は、前記各センサ側ユニット6,7の逓倍回路12が生成する回転パルスを計数して、これらの計数値の差分を求める手段である。この回転パルス差分算出手段13は、一方の回転検出器8側の逓倍回路12が生成する回転パルスを計数する第1のカウンタ14と、他方の回転検出器9側の逓倍回路12が生成する回転パルスを計数する第2のカウンタ15と、これら両カウンタ14,15の計数値の差分を算出する角度差算出手段16とを備える。
軸トルク演算手段17は、前記回転パルス差分算出手段16によって求められた差分からドライブシャフト1のねじれ量を測定し、そのねじれ量から軸トルクを演算する手段である。
出力回路18は、前記軸トルク演算手段17で求められた軸トルクを外部に出力する手段である。
コントローラ19は、オフセットキャンセル手段20と、計数値リセット手段21とを有する。オフセットキャンセル手段20は、前記回転パルス差分算出手段13により求められた回転パルスの差分と、自動車の制御部から送られてくる運転状態を示す所定のデータとから、前記軸トルク演算手段17により求められる軸トルクに含まれる定常オフセット分をキャンセルする手段である。計数値リセット手段21は、前記回転パルス差分算出手段13におけるカウンタ14,15が計数する計数値を、軸トルクの印加されていない運転状態においてリセットする手段である。
上記構成の軸トルク測定装置を用いた軸トルク測定方法を説明する。
自動車の急発進、急加速時においては、駆動系統に発生する軸トルクは大きく、四輪および二輪車の駆動系統の中でクラッチ部を除く最も剛性の低いところはドライブシャフトである。そのため、ドライブシャフト1はねじられる。このねじり角度を磁気センサ11などからなるセンサ側ユニット6,7からの回転パルスに基づいて演算し、軸トルクを求める。
具体的には、図2の各回転検出器8,9では、図3のように、各センサターゲット4,5の回転位置を磁気センサ11で検出し、この磁気センサ11が出力する回転信号を逓倍回路12で逓倍して高分解能な回転パルスを生成する。すなわち、センサターゲット4,5を磁気エンコーダとしたこの実施形態の場合、磁気センサ11と逓倍回路12とでなるセンサ側ユニット6,7(図3)は、磁気エンコーダ4,5の磁極数の数倍〜数十倍の回転パルスを生成する逓倍機能を備えている。これにより、ドライブシャフト1の回転を高分解能に検出することができる。この場合、磁気エンコーダ4,5の磁極ピッチを通常のABSセンサなどと同等に保ちながら、磁極数の数倍〜数十倍の高分解能で回転検出が可能になるため、センサギャップなど取付け公差を従来と同等に保ちながら、自動車のような過酷な使用環境でも高分解能を得ることができる。したがって、わずかな回転ずれをも検出することが可能となり、両センサ側ユニット6,7の検出する回転角度の差から微小な軸トルクをも検出することが可能となる。
各センサ側ユニット6,7の逓倍回路12のうち、いずれか1つの逓倍回路12の生成する回転パルスは、互いに90°位相の異なるA相およびB相の2つのパルス信号であっても良い。この場合、これら2相の信号によって回転方向を判別することができるため、正負のどちらの方向の軸トルクをも検出することが可能となる。また、坂道での運転における微小な前進や後戻りなども、回転方向と共に軸トルクを検出することができるので、条件に応じた最適なブレーキ制御やトルク制御により、車両の運転しやすさを向上させることが可能となる。
前記回転検出器8,9からの出力である回転パルスは、それぞれカウンタ14,15で計数されて、それぞれの角度計数値に保持される。この場合、回転パルスが上記したAB相信号のような位相差信号であれば、正負の回転方向のどちらにも対応できるため、より都合が良い。角度差算出手段16は、各カウンタ14,15に保持されている計数値の差を算出する。軸トルク演算手段17は、算出された回転パルスの差分値からドライブシャフト1のねじれ量を測定し、予め設定されたパラメータにしたがって前記ねじれ量に対応する軸トルクを演算する。得られた軸トルク値は、出力回路18によって、電圧値、電流値、PWM信号、あるいはCANバスなどの通信インタフェースを通じたデータ形式として外部に出力される。
このように、各回転検出器8,9から出力される回転パルスから演算して軸トルクを求めるので、先に従来例として挙げた信号位相差を検出する方法では不可能であった、ホイールの片方が停止している状態での軸トルク検出も可能である。
前記2つの回転検出器8,9の各センサ側ユニット6,7は互いに異なる分解能であっても良い。この場合、図2の2つのカウンタ14,15は異なる速度で変化することになるので、各計数値の差分を求める前に、両者の公倍数になるように各計数値に定数を掛け算し、変化速度を同じになるようにしてやれば良い。
このように回転パルスを計数し、ドライブシャフト1の現在回転角度を計数値として保持する方法においては、機械的なガタによって計数値に定常オフセットが発生したり、ノイズによる誤カウントによって両カウンタ14,15の計数値がずれたりして、軸トルク演算に誤差が生じることがある。そこで、この実施形態では、コントローラ19におけるオフセットキャンセル手段20が、軸トルク演算手段17のトルク出力値すなわち角度差をモニタしながら、例えば車両走行制御装置から別途与えられる運転状態に関するデータ(加減速状態、エンジン回転数など)に応じたフィルタ処理を行なって定常オフセット分を抽出して、軸トルク演算手段17での演算処理においてオフセットを除去する。これにより、機械的ガタなどによって発生するオフセットの影響を低減して、正確な軸トルクを検出することができる。
また、この実施形態では、コントローラ19における計数値リセット手段21が、軸トルクの印加されていない運転状態のタイミングで、定期的にカウンタ14,15をリセットする処理を行う。このほか、カウンタ14,15に積算された誤カウント値をリセットするようにしても良い。これにより、カウンタ14,15に積算されたノイズの影響などを除去して、正確な軸トルクを検出することができる。なお、回転検出器8,9から出力される回転パルスが、ABZ信号のようにインデックス信号Zを備えている場合には、ノイズなどによる誤カウントは1回転に1回リセットされるため、前記計数値リセット手段21からリセット指令を出さなくても良い。
このように、このドライブシャフトの軸トルク測定方法によると、ドライブシャフト1の微小なねじれ角を高分解能に検出できるため、軸トルクを正確に検出でき、最適な印加トルクをタイヤに供給するような車両走行制御も可能になる。これにより、ドライブシャフト1の軽量化にも貢献できる。また、回転パルスを計数する検出方式のため、2つのセンサターゲット5,6のうち一方が止まっていても検出することができる。したがって、例えば自動車のスタート時にエンジントルクがタイヤを通じて路面に伝わる状態の検出も可能になり、高度なエンジン制御、クラッチ制御などにより、運転しやすさ、安全性の向上が可能となる。
この発明の一実施形態にかかる軸トルク測定装置を適用するドライブシャフトおよび等速ジョイントの縦断面図である。 同軸トルク測定装置の概略構成を示すブロック図である。 同軸トルク測定装置における回転検出器の概略構成を示すブロック図である。 (A)は同軸トルク測定装置におけるセンサターゲットの一構成例を示す半部断面図、(B)は同センサターゲットの斜視図である。 (A)は同軸トルク測定装置におけるセンサターゲットの他の構成例を示す半部断面図、(B)は同センサターゲットの斜視図である。 同軸トルク測定装置における磁気センサの一構成例の説明図である。 同軸トルク測定装置における磁気センサの他の構成例の説明図である。 同軸トルク測定装置における逓倍回路の一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…ドライブシャフト
2,3…等速ジョイント
2a,3a…等速ジョイントの外輪
4,5…センサターゲット
6,7…センサ側ユニット
8,9…回転検出器
11…磁気センサ
11A,11B…磁気センサ素子
11a…センサ素子
11AA,11AB…ラインセンサ
12…逓倍回路
13…回転パルス差分算出手段
17…軸トルク演算手段
20…オフセットキャンセル手段
21…計数値リセット手段

Claims (8)

  1. 両端にて等速ジョイントを介して自動車の駆動系統に接続されるドライブシャフトの各等速ジョイントの外輪にセンサターゲットを設けると共に、これら各センサターゲットに対向して、各センサターゲットの回転を検出するセンサを設け、これらのセンサの出力比較によりドライブシャフトの軸トルクを求めるドライブシャフトの軸トルク測定装置であって、
    前記各センサは、対向する前記各センサターゲットの回転を直接検出する磁気センサと、この磁気センサが出力する回転信号を逓倍して高分解能な回転パルスを生成する逓倍回路とを有するものとし、前記各センサの逓倍回路が生成する回転パルスを計数して、これらの計数値の差分を求める回転パルス差分算出手段と、前記差分からドライブシャフトのねじれ量を測定して軸トルクを求める軸トルク演算手段とを設け、前記回転パルス差分算出手段は、前記各逓倍回路が生成する回転パルスを計数する複数のカウンタを有し、これらのカウンタによる計数値を前記各センサターゲットの1回転に1回リセットする機能を有することを特徴とするドライブシャフトの軸トルク測定装置。
  2. 請求項1において、前記センサターゲットが前記等速ジョイントの外輪と同心のリング状に設けられた磁気エンコーダであり、前記磁気センサが、前記磁気エンコーダの磁極ピッチ内で互いにずれた位置に配置された複数のセンサ素子を有し、sin および cosの2相の信号出力を得られるものであって、前記逓倍回路が生成する回転パルスは、前記磁極内における位置を逓倍して検出するものであるドライブシャフトの軸トルク測定装置。
  3. 請求項1において、前記センサターゲットが前記等速ジョイントの外輪と同心のリング状に設けられた磁気エンコーダであり、前記磁気センサが、前記磁気エンコーダの磁極の並び方向に沿ってセンサ素子が並ぶラインセンサで構成され、sin, cosの2相の信号出力を演算によって生成するものであって、前記逓倍回路が生成する回転パルスは、前記磁極内における位置を逓倍して検出するものであるドライブシャフトの軸トルク測定装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記各センサの逓倍回路のうちいずれか1つの逓倍回路の生成する回転パルスが、互いに90°位相の異なるA相およびB相の2つのパルス信号であるドライブシャフトの軸トルク測定装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記回転パルス差分算出手段により求められた回転パルスの差分と、運転状態を示す所定のデータとから、前記軸トルク演算手段により求められる軸トルクに含まれる定常オフセット量を推定して、前記軸トルクからオフセット分をキャンセルするオフセットキャンセル手段を設けたドライブシャフトの軸トルク測定装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記回転パルス差分算出手段が計数する計数値を、軸トルクの印加されていない運転状態においてリセットする計数値リセット手段を設けたドライブシャフトの軸トルク測定装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の軸トルク測定装置をドライブシャフトに搭載した軸トルク測定装置付きドライブシャフト。
  8. 両端にて等速ジョイントを介して自動車の駆動系統に接続されるドライブシャフトの各等速ジョイントの外輪にセンサターゲットを設け、これら各センサターゲットに対向して設けたセンサで各センサターゲットの回転を検出し、これらのセンサの出力比較によりドライブシャフトの軸トルクを求めるドライブシャフトの軸トルク測定方法であって、
    前記各センサによる各センサターゲットの回転検出は、対向する前記各センサターゲットの回転を磁気センサで直接検出し、この磁気センサが出力する回転信号を逓倍回路で逓倍して高分解能な回転パルスを生成するものとし、前記各センサの逓倍回路が生成する回転パルスを計数して、これらの計数値の差分を求め、前記差分からドライブシャフトのねじれ量を測定して軸トルクを求め、前記各逓倍回路で生成した回転パルスの計数値を、前記各センサターゲットの1回転に1回リセットすることを特徴とするドライブシャフトの軸トルク測定方法。
JP2007260646A 2007-10-04 2007-10-04 ドライブシャフトの軸トルク測定装置・測定方法 Active JP5242117B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007260646A JP5242117B2 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 ドライブシャフトの軸トルク測定装置・測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007260646A JP5242117B2 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 ドライブシャフトの軸トルク測定装置・測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009092400A JP2009092400A (ja) 2009-04-30
JP5242117B2 true JP5242117B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=40664539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007260646A Active JP5242117B2 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 ドライブシャフトの軸トルク測定装置・測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5242117B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8970208B2 (en) 2010-02-11 2015-03-03 Sri International Displacement measurement system and method using magnetic encodings

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62142221A (ja) * 1985-12-17 1987-06-25 Nippon Gakki Seizo Kk エンコ−ダ用変位検出装置
JPH0552583A (ja) * 1991-08-28 1993-03-02 Mitsubishi Electric Corp 磁気エンコーダ
FR2795507B1 (fr) * 1999-06-24 2001-08-03 Roulements Soc Nouvelle Capteur de couple a barrette de hall
JP2003130686A (ja) * 2001-10-22 2003-05-08 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 位置検出装置
JP2006010477A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Ntn Corp 荷重センサ内蔵車輪用軸受装置
JP2007093407A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Ntn Corp ドライブシャフトの軸トルク測定方法および測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009092400A (ja) 2009-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6498474B1 (en) Rotational velocity and direction sensing system
EP3321640B1 (en) Rotation detecting device and bearing equipped with rotation detecting device
WO2011010593A1 (ja) 車両制御装置およびこれに用いる回転検出装置
US7605586B2 (en) Determination of the absolute angular position of a steering wheel by incremental measurement and measuring the differential speed of the wheels
JP5207703B2 (ja) ドライブシャフトの軸トルク測定装置および測定方法
US8966978B2 (en) Sensor arrangement for determining an angle of rotation
US20170183034A1 (en) Sensing device, sensing system and steering system
JPS62160959A (ja) パワ−ステアリング制御装置
JP5242120B2 (ja) ドライブシャフトの軸トルク測定装置および測定方法
CN113167597A (zh) 用于车辆转向的能够测量扭矩和多圈绝对转向盘角度的检测***
JP5242117B2 (ja) ドライブシャフトの軸トルク測定装置・測定方法
JP5242122B2 (ja) ドライブシャフトの軸トルク測定装置および測定方法
US10648874B1 (en) Rotary device
JP2012173258A (ja) トルク測定装置およびこれを搭載したステアリング装置
JP2007093407A (ja) ドライブシャフトの軸トルク測定方法および測定装置
JP5424731B2 (ja) タイヤ空気圧監視システム
JP2011080765A (ja) トルク測定装置およびこれを搭載したステアリング装置
JP5566060B2 (ja) 車両制御装置
JP5445819B2 (ja) 車輪の状態検出装置
JP4821331B2 (ja) 転がり軸受ユニットの変位測定装置及び転がり軸受ユニットの荷重測定装置
JP2015165217A (ja) 回転検出装置
US11512980B2 (en) Absolute position detection device and detection method of rotating body
JP2007093452A (ja) ドライブシャフトの軸トルク測定方法および測定装置
JP2007093406A (ja) ドライブシャフトの軸トルク測定方法および測定装置
KR101885299B1 (ko) 다극쌍 자기 펄스 링을 위한 고분해능 베어링 센서 및 IC Chip

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100930

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5242117

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250