JP5241388B2 - ログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器 - Google Patents

ログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器 Download PDF

Info

Publication number
JP5241388B2
JP5241388B2 JP2008231242A JP2008231242A JP5241388B2 JP 5241388 B2 JP5241388 B2 JP 5241388B2 JP 2008231242 A JP2008231242 A JP 2008231242A JP 2008231242 A JP2008231242 A JP 2008231242A JP 5241388 B2 JP5241388 B2 JP 5241388B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log data
storage area
data acquisition
unit
write address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008231242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010066901A (ja
Inventor
健吾 小荒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008231242A priority Critical patent/JP5241388B2/ja
Publication of JP2010066901A publication Critical patent/JP2010066901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5241388B2 publication Critical patent/JP5241388B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Description

本発明は、被制御機器に関するログデータを収集する制御機器と、該制御機器からログデータを取得するプログラマブル表示器と、を有するログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器に関するものである。
従来、サーボモータ等の被制御機器を制御し、該被制御機器に関する情報をサンプリングする制御機器からの情報をプログラマブル表示器でリアルタイム表示する場合、制御機器とプログラマブル表示器との間は通信により値を取得する必要があるため、通信速度がボトルネックとなってサンプリング間隔はせいぜい100msオーダーまでしか縮めることができない。一方、被制御機器の動作を分析するためには、数ms以下の高速なサンプリング間隔でログデータを収集する必要があった。
これに関連し、例えば特許文献1によれば、下位の機器は、高速なサンプリング間隔で収集したログデータを蓄積するバッファ領域を備え、このサンプリング間隔よりも長い間隔の周期で上位の装置に対してバッファ領域に蓄積されたログデータを送信することによって、通常は通信速度の関係で上位の装置が収集できないような短周期で変動するログデータを収集できるようにする技術が開示されている。
特開平1−266684号公報
一般的に、プログラマブル表示器は、特定の制御機器のみを接続対象としているわけではなく、例えば同じメーカが保有する他の制御機器や、さらには異なるメーカにより提供される制御機器などとも接続される。したがって、制御機器からプログラマブル表示器にログデータを収集する技術には、様々な制御機器に適用できるような汎用性が求められる。
しかしながら、特許文献1の技術によれば、下位の機器と上位の機器とがセットになった専用の構成を有するようにしており、プログラマブル表示器と「任意の」制御機器とからなるシステムへの適用のための汎用的な解決策については開示されていない。また、特許文献1の技術によれば、下位の機器は上位の機器に対してログデータを送信するアクティブな動作を行うが、一般的に、制御機器はプログラマブル表示器に対してアクティブな動作を行うことができない。したがって、特許文献1の技術を制御機器とプログラマブル表示器とのシステムに適用することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プログラマブル表示器が制御機器からログデータを取得するログデータ取得システムにおいて、制御機器の適用範囲が広いログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被制御機器との間で送受信される前記被制御機器の状態量を記憶するデバイスメモリと、プログラムに基づいて動作する演算装置であって前記デバイスメモリが記憶する状態量を読み書きする演算装置と、を備え、前記デバイスメモリは、ログデータ格納領域およびアドレス記憶領域が確保され、前記演算装置は、前記ログデータ格納領域をリングバッファとして使用し、前記デバイスメモリが記憶する状態量を収集して、前記ログデータ格納領域に前記収集した状態量をログデータとして順次書き込むとともに、前記アドレス記憶領域に前記ログデータの現在の書き込みアドレスを書き込むログデータ収集制御部として機能する、制御機器と、ログデータを蓄積する記憶領域と、前記アドレス記憶領域に記憶されている書き込みアドレスに基づいて前記ログデータ格納領域からログデータを設定件数分取得して前記記憶領域に書き込むロギング処理部と、前記記憶領域に蓄積されているログデータを表示部に表示させる表示処理部と、を有するプログラマブル表示器と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、プログラマブル表示器が制御機器からログデータを取得するログデータ取得システムにおいて、制御機器の適用範囲が広いログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器を得ることができる。
以下に、本発明にかかるログデータ取得システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本実施の形態1においては、プログラマブル表示器の接続対象の制御機器として、被制御機器のログデータを収集できる制御装置で、かつメモリ領域を有し、使用者(ユーザ)がこのメモリ領域の使用方法をプログラミングによりコンフィギュアラブルに設定できる制御装置を想定している。
例えば、プログラマブルコントローラ(以降、単にPLCという)は、デバイスの状態を示すデータを格納するデバイスメモリ領域を有する。使用者は、デバイスメモリ領域に格納されたデータを用いてPLCに制御動作させるシーケンスプログラムをプログラミングする。すなわち、使用者は、プログラミングによりデバイスメモリ領域へのアクセスをある程度自由に設定できる。PLCを用いてサーボモータを制御する場合、PLCのバスに数値制御装置などサーボモータの制御を行うユニットを接続し、該ユニットをシーケンスプログラムを用いて制御することによってサーボモータの制御を行う。該ユニットは例えばモータの現在位置などサーボモータに関する状態を示すデバイスメモリをPLCとは別に有しており、PLCは、PLCとプログラマブル表示器との間の通信速度に比して高速なバスを介して該ユニットのデバイスメモリにアクセスしてサーボモータの状態を知ることができる。すなわち、PLCは、サーボモータに関するログデータを高速なサンプリング間隔で収集することができる。したがって、サーボモータと該サーボモータの制御を行うユニットとを合わせて被制御機器とし、PLCを制御機器と考えることもできる。また、サーボモータを制御するユニットとPLCとを合わせたシステム(PLCシステム)を制御機器と考えることもできる。
まず、実施の形態1のログデータ取得システムの概要を説明する。図1は、本実施の形態1のログデータ取得システムの概要を説明する図である。図1においては、制御機器としてPLCを使用している。
PLCは、図示するように、PLC内に有するデバイスメモリの一部をログデータを格納するバッファ(ログデータ格納領域)として用い、該ログデータ格納領域の連続したデバイスに時系列順に、被制御機器のログデータを高速なサンプリング間隔で一件ずつ収集して格納する。ここでは、温度、圧力、および位置からなる一件のログデータを20ワードの領域に格納している。ログデータは、ログデータを格納する位置を示す書き込みアドレスが示す位置に書き込まれる。書き込みアドレスは、一件のログデータが書き込まれる度に20ワード分インクリメントされるが、インクリメントによりログデータ用のバッファからオーバーフローした場合、該バッファの先頭アドレスに移動するようにプログラムされている。すなわち、ログデータ用のバッファは、リングバッファとして用いられる。
通常、PLCなどの制御機器が有する使用者が自由に使えるデバイスメモリの容量は、一般的なコンピュータのRAMやハードディスクなどに比して小さく、その限られた容量を被制御機器に対する各種の制御動作にも使用されるので、ログデータ用のバッファはさらに小さな容量となる。この小さな容量がログデータで一杯になったときにプログラマブル表示器がログデータを取得するようにすると、プログラマブル表示器によりログデータ取得中はバッファ内のデータを書き換えないように排他処理をすることとなる。そうすると、制御機器は、プログラマブル表示器によるログデータ取得中は、被制御機器に関するログデータを収集できないこととなる。
そこで、プログラマブル表示器は、書き込みアドレスを監視し、予め設定された件数のログデータを一回の通信でまとめて取得する処理を、該設定された件数分PLCのログデータ用のバッファに溜まる度に行う。一回の通信で取得される設定件数分のログデータの容量は、バッファの容量に比して小さい容量になるように設定し、PLCはプログラマブル表示器がログデータを取得中でも被制御機器のログデータを収集してログデータ格納領域に書き込めるようにする。例えば図示するようにD10160の書き込みアドレスから20件分のログデータを取得される場合、D10160に書き込まれているログデータを先頭として20件分のログデータが順番に取得される。
プログラマブル表示器は前記するPLCのデバイスメモリ領域に比して大容量のRAMなどにより構成されるログバッファを備え、一回の通信で取得した20件分のログデータを該ログバッファに格納し、表示部に、前回までに取得したログデータとともにログデータの内容を時系列に並べたヒストリカルトレンドを表示する。
以上のように、本実施の形態1によれば、使用者が制御機器に対してデバイスメモリ領域の一部にログデータ用のリングバッファを設定し、書き込みアドレスを参照できるようにするようにするだけで、プログラマブル表示器は短周期のサンプリング間隔のログデータを取得することができる。すなわち、本実施の形態1は、特許文献1に開示される専用構成を必要とするログ取得技術の場合よりも範囲の広い制御機器に対して適用することができるようになっている。また、特許文献1に開示されるログ取得技術とは異なり、上位の装置であるプログラマブル表示器側から下位の装置である制御機器に対してログデータを取得しにいく仕組みとなっている。
次に、このような特徴を有する本実施の形態1のログデータ取得システムについて、詳細に説明する。図2は、本実施の形態1のログデータ取得システムの構成を示す図である。図2において、本実施の形態1のログデータ取得システム1000は、プログラマブル表示器(以降、単に表示器)100と制御機器200とを有する。
制御機器200は、使用者による設定の自由度を有するデバイスメモリ領域210およびログデータ収集プログラム220を有する。デバイスメモリ領域210には、ログデータ収集プログラム220により収集される被制御機器(図示せず)に関するログデータが一件毎に書き込まれるログデータ格納領域であるリングバッファ211が設けられている。デバイスメモリ領域210は、さらに、リングバッファ211における現在の書き込み位置を示す書き込みアドレス212を記憶するように設定されている。
すなわち、ログデータ収集プログラム220は、書き込みアドレス212に格納されるオフセットアドレスが指す位置に一件のログデータを書き込む。そして、ログデータ収集プログラム220は、リングバッファ211に一件のログデータを書き込むたびに書き込みアドレス212をログデータ一件分の容量だけインクリメントする更新を行う。ログデータ収集プログラム220は、書き込みアドレス212の値がリングバッファ211の最後尾のアドレスからオーバーフローするとき、書き込みアドレス212をリングバッファ211の先頭アドレスに移動させる。このような動作を行うログデータ収集プログラム220のプログラムおよびリングバッファ211の確保は、制御機器200の使用者により行われる。
表示器100と制御機器200との間は通信手段により接続されており、表示器100は該通信手段を介してデバイスメモリ領域210にアクセスすることができるようになっている。通信手段の種類は特に限定されるものではなく、例えば、RS(Recommended Standard)−232、RS−422などのシリアル通信や、USB(Universal Serial Bus)、Ethernet(登録商標)などであってよい。また、無線方式であってもよい。
表示器100は、入力手段付き表示部110と、ユーザデータ処理部120と、一時記憶メモリ領域130と、不揮発性メモリ領域140と、を有する。
入力手段付き表示部110は、典型的にはタッチパネルディスプレイであり、表示器100が備える各部からの出力信号に基づいて使用者が出力情報を視認可能なように出力するとともに、使用者からの入力を受け付ける装置である。ここでいう入力手段は、例えばタッチパネルのソフトスイッチであってもよいし、表示画面付近に設置されるハードスイッチであってもよい。
不揮発性メモリ領域140は、例えばフラッシュメモリやハードディスクなど、書き換え可能な不揮発性メモリにより構成され、表示器100が一般的なプログラマブル表示器として動作するための種々の設定情報(図示せず)を記憶するとともに、本実施の形態1にとって特に重要な事柄として、制御機器200から一度の通信で何件のログデータを取得するかを設定する取得実施件数設定141と、デバイスメモリ領域210におけるリングバッファ211の先頭アドレスであるリングバッファ先頭アドレス142と、リングバッファ211のサイズであるリングバッファサイズ143と、を記憶している。前記する種々の設定情報を含め、不揮発性メモリ領域140に格納されている各情報は、接続される制御機器200の設定に対応するように使用者により与えられる情報である。
一時記憶メモリ領域130は、例えばRAMなどで構成される、デバイスメモリ領域210に比して大容量のメモリ領域であって、リングバッファ211から取得したログデータを記憶するログバッファ132を備える。また、一時記憶メモリ領域130は、後述するユーザデータ処理部120が使用する前回取得時書き込みアドレス131を記憶する。
ユーザデータ処理部120は、表示器100全体の動作を制御する制御部であり、前記する不揮発性メモリ領域140に記憶されている種々の設定情報を使用してプログラマブル表示器としての動作を実現するほか、本実施の形態1にとって特に重要な事柄として、ログバッファ132に記憶されているログデータからヒストリカルトレンドを作成して入力手段付き表示部110に表示する表示処理部121と、不揮発性メモリ領域140に記憶されている前記する各情報および前回取得時オフセットアドレス131に基づき制御機器200のリングバッファ211にアクセスしてログデータを取得するロギング処理部122と、を有する。
ロギング処理部122は、ログデータ取得条件判定部123と、ログデータ取得部124と、を有する。
ログデータ取得部124は、ログデータ取得条件判定部123からのログデータ取得の指示に基づき、リングバッファ211の前回取得時書き込みアドレス131が示すアドレスから、取得実施件数設定140において設定されている件数のログデータを取得する。
ログデータ取得条件判定部123は、書き込みアドレス212を監視し、前回取得時書き込みアドレス131から取得実施件数設定141が示す件数分のログデータが蓄積されたか否かを判定し、蓄積されたと判定したとき、ログデータ取得部124にログデータ取得の指示を出してログデータを取得させる。ログデータを取得した後、ログデータ取得条件判定部123は、前回取得時書き込みアドレス131の値を、リングバッファ211における今回取得したログデータのうち最新のログデータが記憶されていたアドレスの値で更新する。
ここで、リングバッファ211と、書き込みアドレス212と、リングバッファ先頭アドレスと、取得実施件数設定141に設定される取得実施件数と、リングバッファ211のサイズと、の関係を説明する。図3は、該関係を説明する図である。
図3において、位置aをリングバッファ211の先頭アドレス、位置bを前回取得時書き込みアドレス131が示すアドレス、位置cを前回取得時書き込みアドレス131に取得実施件数分のログデータの容量を足したアドレス、そして位置dをリングバッファ211の最後尾のアドレスとする。
ログデータ収集プログラム220は、前記するようにログデータを一件リングバッファ211に書き込む度に書き込みアドレス212をインクリメントすることによって、ログデータ収集状況に応じて移動させる。位置cに書き込みアドレス212が到達したとき、位置bと位置cとの間の領域1に記憶されているログデータがログデータ取得部124によって取得される。取得されたログデータは、ログバッファ132における前回記憶させた記録済みのログデータに連続する位置に今回取得したログデータを記憶させる。
ここで、リングバッファ211の容量をSb、取得実施件数分の容量をSn、サンプリング間隔をTs、表示器100が取得実施件数分の容量のデータを取得するのに要する時間をTnとすると、
(Sb−Sn)×Ts>Tn (式1)
および、
Sn×Ts>Tn (式2)
(ここで、Sb、Snはデータ件数、Ts、Tnは時間の単位をもつ量とする。)
の関係を保持するようにリングバッファ211の容量および取得実施件数設定141が設定されるようにする。すなわち、ログデータ収集プログラム220は、表示器100が領域1に記憶されているログデータを取得する通信を行っている間においても被制御機器に関するログデータを収集し続け、収集したログデータを領域2に順次書き込む。このとき、式1のように設定すると、表示器100へのログデータ取得の通信が終わるまでの間に、書き込みアドレスが位置bに到達することはない。
次に、本実施の形態1のログデータ取得システム1000の動作を説明する。図4は、本実施の形態1におけるロギング処理部122の動作を説明するフローチャートである。
まず、ログデータ取得条件判定部123は、デバイスメモリ領域210にアクセスし、書き込みアドレス212を取得する(ステップS1)。そして、ログデータ取得条件判定部123は、取得した書き込みアドレス212の値から前回取得時書き込みアドレス131の値を引いた値(差分値)と、取得実施件数設定140に設定されている取得実施件数の分の容量と、を比較し、差分値が取得実施件数分の容量に達しているか否かを判定する(ステップS2)。
ここで、書き込みアドレス212がリングバッファ211の最後尾に達して先頭アドレスに移行していると、書き込みアドレス212が前回取得時書き込みアドレス131よりも前のアドレスを指しているので、差分値が負の値になる。この場合、ログデータ取得条件判定部123は、書き込みアドレス212の値にリングバッファサイズ143に設定されているリングバッファ211のサイズを足した値から前回取得時書き込みアドレス131の値を引いた値をもって差分値とする。
ログデータ取得条件判定部123は、差分値が取得実施件数分の容量に達していないと判定した場合(ステップS2、No)、ステップS1に移行する。差分値が取得実施件数分の容量に達していると判定した場合(ステップS2、Yes)、ログデータ取得条件判定部123は、ログデータ取得部124にログデータ取得の指示を出し、ログデータ取得部124は、前回取得時書き込みアドレス131が指す位置からリングバッファ211から取得実施件数分のログデータを取得し、取得したログデータをログバッファ132に記憶させる(ステップS3)。そして、ログデータ取得条件判定部123は、ステップS1にて取得した書き込みアドレス212の値で前回取得時書き込みアドレス131を更新し(ステップS4)、ステップS1に移行する。
表示処理部121は、このような動作によってログバッファ132に記憶されたログデータの内容をグラフ化してヒストリカルトレンドを作成し、入力手段付き表示部110に表示させる。
以上の構成および動作により、表示器100は、高速なサンプリング間隔でログデータを収集する制御機器200からも、通信手段が対応できるような長い周期間隔で該ログデータを取得することができる。なお、本実施の形態1のシステムによれば、設定された件数のログデータが制御機器側に蓄積されるたびに表示器はログデータを取得しに行くので、例えばベルトコンベアを動作させるようなモータなど、連続的に同じ動作を行うタイプの被制御機器に関するログを取得するシステムに適用することができる。図5は、一つの適用例を示す図である。
図5において、定常的に回転子を回転させる被制御機器であるサーボモータと、サーボモータをコントロールするコントローラ(制御機器200)と、コントローラからログデータを取得するプログラマブル表示器100とを示している。コントローラは、サーボモータのモータの位置および負荷を常時、高速にサンプリングし、リングバッファ211に記憶させる。プログラマブル表示器100は、式1に基づき決定された件数ずつログデータをリングバッファ211から取得し、入力手段付き表示部110にグラフ化したヒストリカルトレンドを表示することができる。
このように、本実施の形態1によれば、使用者が制御機器に対してデバイスメモリ領域の一部にログデータ用のリングバッファの確保と書き込みアドレスの設定を行い、プログラマブル表示器は接続対象の制御機器のリングバッファにアクセスするための設定を行うだけで制御機器から短周期のサンプリング間隔のログデータを取得できるように構成したので、プログラマブル表示器が制御機器からログデータを取得するログデータ取得システムにおいて、制御機器の適用範囲が広いログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器を得ることができるという効果を奏する。また、制御機器に記憶されているログデータをプログラマブル表示器側から取得しにいく仕組みとなっているため、プログラマブル表示器側の設定を変えるだけで制御機器に対してログデータを取得しにいくタイミングの変更ができるという効果も奏する。また、プログラマブル表示器は、ログデータの内容をグラフ化して表示するので、使用者は被制御機器の状態の推移を視認しやすくなるという効果を奏する。
ところで、以上の説明において、取得実施件数を設定する際、使用者は式1の計算に基づいて取得実施件数を設定するとしたが、例えば使用者がリングバッファサイズ143を設定すると、表示器100が通信速度を計測し、自動的に取得実施件数を算出するような機能を表示器100に実装すると便利である。また、制御機器200に接続したとき、リングバッファサイズおよびリングバッファの先頭アドレスを制御機器200から自動的に取得し、リングバッファ先頭アドレス142およびリングバッファサイズ143を設定するような機能を表示器100に実装しても便利である。
実施の形態2.
実施の形態1においては、プログラマブル表示器は、制御機器のリングバッファの書き込みアドレスを監視し、リングバッファに一定量のログデータが溜まる度に溜まった分のログデータを取得していた。これに対し、本実施の形態2にかかるログデータ取得システムは、制御機器は所定の動作を完了するたびに制御信号である完了信号を発行し、プログラマブル表示器は、該完了信号を監視し、完了信号が発行されたとき、リングバッファに前回取得した後に溜まったログデータを取得するようにする。
図6は、本実施の形態2のログデータ取得システムの構成を示す図である。図6において、本実施の形態2のログデータ取得システム1001は、プログラマブル表示器101と制御機器201とを有する。以下、本実施の形態のログデータ取得システム1001の各構成部について、実施の形態1の構成部と同一の機能を有する構成部に対しては同一の符号を付し、実施の形態1と異なる部分についてのみ説明する。
使用者は、被制御機器が所定の動作を完了したとき、完了信号をデバイスメモリ領域210に書き込むように制御機器201にプログラムしておく。すなわち、制御機器201は、実施の形態1の制御機器201に加えて完了信号発行部230をさらに備え、デバイスメモリ領域210には完了信号213が書き込まれる。
プログラマブル表示器101の構成は、実施の形態1の場合と略同じであって、以下の2点のみ異なる。すなわち、本実施の形態2においては、不揮発性メモリ領域140に取得実施件数設定情報を必要せず、ログデータ取得条件判定部の機能が異なる。本実施の形態2のログデータ取得条件判定部125は、デバイスメモリ領域210を監視し、完了信号213が書き込まれたとき、ログデータ取得条件が成立したと判定し、デバイスメモリ領域210から書き込みアドレス212を取得するとともにログデータ取得部124にログデータ取得の指示を発行する。ログデータ取得部124は、リングバッファ211における前回取得時書き込みアドレス131が示す位置から該取得した書き込みアドレス212が示す位置までの領域に書き込まれているログデータを取得する。ログデータ取得条件判定部125は、前回取得時書き込みアドレス131を前記する取得した書き込みアドレス212で更新する。
例えば、実施の形態2の適用対象の制御機器として、射出成形機においてプラスチックを射出する動作を行うサーボモータのコントローラがある。こういったタイプのサーボモータは、1サイクルの動作でシリンダを1ストロークさせ、プラスチックを押し出す1ショットの動作を完了する。図7は、このようなタイプの制御機器に本実施の形態2のログデータ取得システムを適用した場合の例を示す図である。
図7に示すように、サーボモータ(被制御機器)の1ショット分の動作が完了したとき、コントローラ(制御機器201)は完了信号213をデバイスメモリ領域210に書き込む。プログラマブル表示器101は、この書き込みをトリガとし、前回ログデータを取得したあとリングバッファ211に蓄積されたログデータを取得する。
このように、実施の形態2によれば、被制御機器が所定の動作を終了する毎にログデータを取得できるので、使用者は、被制御機器が所定の動作を終了する毎にログデータの内容を閲覧して被制御機器の分析を行うことができるようになる。
実施の形態3.
実施の形態2によれば、プログラマブル表示器は、制御機器が内部に生成する完了信号をトリガとし、制御機器からログデータを取得するが、本実施の形態3によれば、プログラマブル表示器は、使用者からの入力をトリガとし、制御機器からログデータを取得する。
図8は、実施の形態3のログデータ取得システムの構成を説明する図である。以下、実施の形態1と異なる部分についてのみ説明する。
図8において、ログデータ取得システム103は、プログラマブル表示器103と制御機器202とを有する。制御機器202の構成は、実施の形態1と全く同一である。プログラマブル表示器103は、入力手段付き表示画面110に、ログデータ取得要求を入力するログデータ取得要求入力部111を有する。入力手段付き表示部がタッチパネル表示画面であるとすると、該表示画面に「状態更新」などを表記したソフトウェアボタンを設けてログデータ取得要求入力部111とするとよい。すなわち、該ボタンが押下されると、ログデータ取得要求が入力されたとみなすようにするとよい。
ログデータ取得条件判定部126は、ログデータ取得要求入力部111からログデータ取得要求が入力されたとき、該入力をトリガとし、デバイスメモリ領域210から書き込みアドレス212を取得するとともに、ログデータ取得部124にログデータ取得の指示を発行する。ログデータ取得部124は、該指示が発行されると、リングバッファ211において前記する取得した書き込みアドレス212が指す位置から前に書かれているログデータを、取得実施件数設定141に設定されている取得実施件数分だけ取得し、ログバッファ132に格納する。
以上のように、実施の形態3によれば、ログデータ取得要求の入力をトリガとしてプログラマブル表示器が制御機器からログデータを取得するようにしたので、使用者は所望のタイミングでログデータを閲覧して被制御機器の分析を行うことができるようになる。
なお、本実施の形態3により取得されるログデータは、ログデータ取得要求が入力される毎に一定量の件数のログデータを取得するので、ログバッファ132に記憶されたログデータは時系列的な連続性を有しない。これを解決するためには、実施の形態1と実施の形態3とを併用するとともに、プログラマブル表示器102は、ログデータ取得要求が入力されたとき、前回取得時書き込みアドレスが示す位置からログデータ取得要求が入力された時点の書き込みアドレスが示す位置までに書き込まれているログデータを取得するようにするとよい。この場合、ログデータを取得したとき、前回取得時書き込みアドレスをログデータ取得要求が入力された時点の書き込みアドレスで更新するようにするとよい。
実施の形態4.
実施の形態1〜3によれば、表示処理部121は、入力手段付き表示部110にグラフ化されたヒストリカルトレンドが表示されていたが、図9に示すように、表示処理部121はログデータを表形式に並べたヒストリカルデータリストを表示させるようにしてもよい。このようにすることにより、使用者はログデータの内容の時系列情報を数値で確認できるので、より精度の高い分析を行うことができるようになる。
また、プログラマブル表示器のログバッファに蓄積されたログデータを、大容量で、不揮発性かつ着脱可能な記憶媒体、例えばCFカードに移すことができるようにしてもよい。このようにすることにより、使用者は、プログラマブル表示器からのログデータの持ち出しを行うことが可能になる。また、ログデータをログバッファから時々退避させることによって、ログデータがログバッファからオーバーフローすることを防止できるようになる。
以上のように、本発明にかかるログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器は、高速なサンプリング間隔でログデータを収集する制御機器と、該制御機器から前記サンプリング間隔に比して長い間隔でログデータを取得するプログラマブル表示器と、を有するログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器に適用して好適である。
ログデータ取得システムの概要を説明する図である。 実施の形態1のログデータ取得システムの構成を示す図である。 位置関係を説明する図である。 実施の形態1におけるロギング処理部の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1の適用例を示す図である。 実施の形態2のログデータ取得システムの構成を示す図である。 実施の形態2の適用例を示す図である。 実施の形態3のログデータ取得システムの構成を示す図である。 実施の形態4のログデータ取得システムの概要を説明する図である。
符号の説明
101、102、103 プログラマブル表示器
110 表示画面
110 入力手段付き表示部
111 ログデータ取得要求入力部
120 ユーザデータ処理部
121 表示処理部
122 ロギング処理部
123、125、126 ログデータ取得条件判定部
124 ログデータ取得部
130 一時記憶メモリ領域
131 前回取得時オフセットアドレス
132 ログバッファ
140 不揮発性メモリ領域
141 取得実施件数設定
142 リングバッファ先頭アドレス
143 リングバッファサイズ
200、201、202 制御機器
210 デバイスメモリ領域
211 リングバッファ
212 書き込みアドレス
220 ログデータ収集プログラム
230 完了信号発行部
1000、1001、1002 ログデータ取得システム

Claims (7)

  1. 被制御機器との間で送受信される前記被制御機器の状態量を記憶するデバイスメモリと、プログラムに基づいて動作する演算装置であって前記デバイスメモリが記憶する状態量を読み書きする演算装置と、を備え、前記デバイスメモリは、ログデータ格納領域およびアドレス記憶領域が確保され、前記演算装置は、前記ログデータ格納領域をリングバッファとして使用し、前記デバイスメモリが記憶する状態量を収集して、前記ログデータ格納領域に前記収集した状態量をログデータとして順次書き込むとともに、前記アドレス記憶領域に前記ログデータの現在の書き込みアドレスを書き込むログデータ収集制御部として機能する、制御機器と、
    ログデータを蓄積する記憶領域と、前記アドレス記憶領域に記憶されている書き込みアドレスに基づいて前記ログデータ格納領域からログデータを設定件数分取得して前記記憶領域に書き込むロギング処理部と、前記記憶領域に蓄積されているログデータを表示部に表示させる表示処理部と、を有するプログラマブル表示器と、
    を備えることを特徴とするログデータ取得システム。
  2. 前記プログラマブル表示器は、ログデータを取得した時点における書き込みアドレスである取得時書き込みアドレスを記憶する取得時書き込みアドレス記憶領域をさらに有し、
    前記ロギング処理部は、前記制御機器のアドレス記憶領域に記憶されている書き込みアドレスを監視し、未取得のログデータの量が前記設定件数に達する毎に、前記取得時書き込みアドレスを前記書き込みアドレスで更新するとともに、前記未取得のログデータを前記ログデータ格納領域から取得して前記記憶領域に書き込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のログデータ取得システム。
  3. 前記制御機器の演算装置は、前記被制御機器の状態に応じて制御信号を随時発行する制御信号発行部を備え、
    前記制御機器のデバイスメモリは、該制御信号発行部により前記制御信号が書き込まれる制御信号記憶領域を備え
    前記ロギング処理部は、前記制御信号記憶領域を監視し、前記制御信号の発行を検知する毎に前記ログデータ格納領域からログデータを取得して前記記憶領域に書き込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のログデータ取得システム。
  4. 前記プログラマブル表示器は、ログデータ取得要求が入力される入力部をさらに有し、 前記ロギング処理部は、前記ログデータ取得要求が入力される毎に前記ログデータ格納領域から未取得のログデータを取得して前記記憶領域に書き込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のログデータ取得システム。
  5. 前記プログラマブル表示器は、前記制御機器との間の通信速度を計測し、前記計測した通信速度に基づいて前記設定件数を算出する件数設定機能部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のログデータ取得システム。
  6. 前記件数設定機能部は、
    前記ログデータ格納領域の容量Sb、前記設定件数分の容量Sn、前記ログデータ収集制御部によるログデータの収集間隔Ts、および、前記計測した通信速度で前記プログラマブル表示器が前記制御機器から容量Snのログデータを取得するのに要する時間Tnが、
    (Sb−Sn)×Ts>Tn、
    および、
    Sn×Ts>Tn
    を満たすように前記設定件数を算出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のログデータ取得システム。
  7. 請求項1〜うちの何れか一つに記載のログデータ取得システムを構成することを特徴とするプログラマブル表示器。
JP2008231242A 2008-09-09 2008-09-09 ログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器 Active JP5241388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008231242A JP5241388B2 (ja) 2008-09-09 2008-09-09 ログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008231242A JP5241388B2 (ja) 2008-09-09 2008-09-09 ログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010066901A JP2010066901A (ja) 2010-03-25
JP5241388B2 true JP5241388B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=42192451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008231242A Active JP5241388B2 (ja) 2008-09-09 2008-09-09 ログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5241388B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016157319A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 東洋電機製造株式会社 表示制御装置
JP6572509B2 (ja) * 2015-04-28 2019-09-11 株式会社Ihi回転機械エンジニアリング 廃熱発電システム
JP2017015553A (ja) 2015-07-01 2017-01-19 ファナック株式会社 収集するデータ毎に記憶媒体を分けて保存できるデータロガー
JP6953748B2 (ja) * 2016-08-18 2021-10-27 富士電機株式会社 制御機器及び制御方法
JP6732393B1 (ja) * 2019-02-21 2020-07-29 株式会社日本製鋼所 射出成形機の内部変数ロギング方法
JP7466319B2 (ja) * 2019-03-29 2024-04-12 株式会社キーエンス プログラマブル表示器及びこれを備えるプログラマブルロジックコントローラシステム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186846A (ja) * 1984-10-05 1986-05-02 Mitsubishi Electric Corp プログラムデバツグ装置
JPH01266684A (ja) * 1988-04-18 1989-10-24 Yokogawa Electric Corp 分散型制御システム
JPH0355646A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Fujitsu Ltd データ保存回路
JPH09170932A (ja) * 1995-12-21 1997-06-30 Denshi Giken:Kk 異常解析用データ記録装置
JP4197343B2 (ja) * 2006-02-17 2008-12-17 株式会社デジタル 制御用通信システム、および制御用通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010066901A (ja) 2010-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5241388B2 (ja) ログデータ取得システムおよびプログラマブル表示器
JP5218585B2 (ja) 制御装置およびシステムプログラム
JP5122000B2 (ja) A/d変換装置およびプログラマブルコントローラシステム
CN103676772B (zh) 具有***间等待功能的数值控制装置
JP6747104B2 (ja) セーフティシステム、プログラム、および方法
JP2007067561A5 (ja)
CN105765471B (zh) 定序程序创建辅助装置
US20090125139A1 (en) Numerical controller for storing operating history during path table operation
JPWO2014064830A1 (ja) 開発支援装置及び開発支援プログラム
JP5788125B1 (ja) システム構築支援装置、方法、および記録媒体
CN103345413A (zh) 一种代码更新方法、装置及电子设备
KR101981910B1 (ko) 프로그래머블 표시기
JPWO2021019615A1 (ja) プログラマブルロジックコントローラ、設定ツール、及びプログラム
JPWO2016071974A1 (ja) リモート制御装置および制御システム
CN1538257A (zh) 数值控制装置
EP3696626B1 (en) Communication system, communication method, and program
JP2007024838A (ja) データ集録装置
WO2021044654A1 (ja) 情報処理システム、プログラマブル表示器および情報処理装置
JP6693988B2 (ja) 加工プログラム編集装置
CN103365237A (zh) Plc***中的元件和变量的监控记录方法及装置
JP6469330B1 (ja) モニタ支援装置、モニタ支援方法およびモニタ支援プログラム
JP2013111892A (ja) 射出成形機のトラブルシューティング方法
CN107209493B (zh) 工程工具程序以及工程工具
EP3633471B1 (en) Program development support device, program development support system, program development support method, and program development support program
JP2002307508A (ja) 射出成形機の監視方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250