JP5239482B2 - 通信装置、プログラム、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、プリンタがノーマルモードからスリープモードに移行した場合には、ホストコンピュータのステータスモニタ(プリンタ状態管理プログラム)がプリンタへのポーリング動作を停止し、プリンタがスリープモードからノーマルモードに移行した場合には、ホストコンピュータのステータスモニタがプリンタへのポーリング動作を再開させ、プリンタ側の状態に応じてホストコンピュータ上のステータスモニタのプリンタへのポーリング動作を停止または再開するという技術が記載されている。
本発明は、通信回線に接続された機器における消費電力の低減を図ることを目的とする。
請求項3に記載の発明は、前記通信禁止モードは、ネットワークと前記受信部とを遮断し、全ての前記信号の受信を禁止することを特徴とする請求項2記載の通信装置である。
請求項4に記載の発明は、前記暗号化モードは、暗号化された信号だけを受け入れることを特徴とする請求項2記載の通信装置である。
請求項5に記載の発明は、前記スリープ通信モードは、前記通信装置に送信されるすべての信号を受け入れることを特徴とする請求項2記載の通信装置である。
請求項6に記載の発明は、前記受入制限設定手段は、前記受信部にて受信された前記信号に対して所定の時間帯毎に異なる前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項1記載の通信装置である。
請求項7に記載の発明は、前記受入制限設定手段は、前記受信部にて受信されたすべての前記信号の受入拒否、所定の秘密鍵にて暗号化された当該信号の受入許可、およびすべての当該信号の受入許可を含む前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項1記載の通信装置である。
請求項8に記載の発明は、前記受入制限設定手段は、ユーザからの指示に基づき前記受入制限レベルの設定変更を行うとともに、当該受入制限設定手段に対して当該受入制限レベルの設定変更を行う当該ユーザを認証するユーザ認証手段をさらに備え、前記受入制限設定手段は、前記ユーザ認証手段にて認証された前記ユーザからの指示があった場合に前記受入制限レベルの設定変更を行うことを特徴とする請求項1記載の通信装置である。
請求項9に記載の発明は、前記受入制限設定手段にて前記受入制限レベルの設定変更が行われた際の履歴情報を記憶する履歴情報記憶部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の通信装置である。
請求項12に記載の発明は、ユーザからの指示に基づき前記受入制限レベルの設定変更を行う機能と、当該受入制限レベルの設定変更を行う当該ユーザを認証する機能とをさらに有し、前記受入制限レベルの設定変更を行う機能は、認証された前記ユーザからの指示があった場合に前記受入制限レベルの設定変更を行うことを特徴とする請求項10記載のプログラムである。
請求項13に記載の発明は、前記受入制限レベルの設定変更が行われた際の履歴情報を履歴情報記憶部に記憶させる機能をさらに有することを特徴とする請求項10記載のプログラムである。
請求項16に記載の発明は、前記受入制限設定手段は、前記画像形成部での画像形成の頻度に応じて前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項14記載の画像形成装置である。
請求項17に記載の発明は、前記受入制限設定手段は、前記画像形成部での前記画像形成の頻度を時間帯で区分し、当該時間帯に応じて前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項16記載の画像形成装置である。
請求項18に記載の発明は、前記受入制限設定手段が前記受信部にて受信されたすべての前記信号の受入れを拒否する前記受入制限レベルを解除した場合に、前記通信回線に当該画像形成装置の識別情報を通知する識別情報通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項14記載の画像形成装置である。
本発明の請求項2によれば、本発明を採用しない場合に比べて、消費電力の低減を図りながらセキュリティレベルの異なる複数の通信モードを設定できる。
本発明の請求項3によれば、本発明を採用しない場合に比べて、制御部が起動されることがなく、消費電力を低く維持できる。
本発明の請求項4によれば、本発明を採用しない場合に比べて、ある程度の高いセキュリティ性が確保されるとともに、例えばパケットが複合された旨の通知を受けた場合に制御部に対する電源部からの電力供給を開始することで、消費電力を低減できる。
本発明の請求項5によれば、例えばスリープモードにて、例えば通信部の機能部への電力供給は行われるので、接続される例えば画像形成装置の電力消費量を低減しながら、印刷ジョブに対応できる。
本発明の請求項6によれば、信号の受信頻度が時間帯毎に異なることに対応させて受入制限レベルを設定するので、本発明を採用しない場合に比べて、通信回線に接続された機器での消費電力を低減しながら、通信回線を介して受信される信号に対するセキュリティ機能を強化することができる。
本発明の請求項7によれば、通信回線を介して受信される信号に対する通信回線に接続された機器の使用頻度等といった機器の使用状況に応じたレベルのセキュリティ機能を設定することができる。
本発明の請求項9によれば、通信回線を介して信号を受信する機器における情報の漏洩の可能性を検証することができる。
本発明の請求項11によれば、信号の受信頻度が時間帯毎に異なることに対応させて受入制限レベルを設定するので、本発明を採用しない場合に比べて、通信回線に接続された機器での消費電力を低減しながら、通信回線を介して受信される信号に対するセキュリティ機能を強化することができる。
本発明の請求項12によれば、認証されたユーザだけが受入制限レベルの設定変更を行うことができるので、本発明を採用しない場合に比べて、通信回線を介して信号を受信する機器におけるセキュリティ機能を高く維持することができる。
本発明の請求項13によれば、通信回線を介して信号を受信する機器における情報の漏洩の可能性を検証することができる。
本発明の請求項15によれば、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成装置での省電力状態を維持するとともに、通信回線を介して送信される信号を受信する際の画像形成装置のセキュリティ機能を強化することができる。
本発明の請求項17によれば、画像形成装置での信号の受信頻度が時間帯毎に異なることに対応させて受入制限レベルを設定するので、本発明を採用しない場合に比べて、通信回線に接続された機器での消費電力を低減しながら、通信回線を介して受信される信号に対するセキュリティ機能を強化することができる。
本発明の請求項18によれば、信号の受入拒否を行っている間に画像形成装置自身の識別情報が変更されている場合に、通信回線に接続された機器に対して識別情報を通知することができる。
図1は、本実施の形態の画像形成装置が接続される通信システムの一例を示す概略構成図である。図1に示した通信システムでは、例えばユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された外部装置の一例であるクライアント装置2A〜2C(以下、単に「クライアント装置2」とも総称する)と、クライアント装置2A〜2Cにて生成・保存等された画像データに基づき記録紙等の媒体(用紙)上に画像を形成する画像形成装置の一例である画像形成装置3A〜3C(以下、単に「画像形成装置3」とも総称する)とが、通信回線の一例であるLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク1を介して双方向に通信可能に接続されている。通信回線としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)を含んでもよい。
また、ネットワーク1は、中継装置の一例であるゲートウェイ4を介して外部ネットワーク5に接続されている。
なお、ネットワーク1上には通常、複数のクライアント装置2と複数の画像形成装置3とが接続可能であるが、図1に示した構成では、その一例として、それぞれ3台のクライアント装置2A〜2Cと3台の画像形成装置3A〜3Cとが接続されている場合を示している。
クライアント装置2から出力された印刷ジョブは、ネットワーク1を介して画像形成装置3A〜3Cの何れかに送信される。
図2は、本実施の形態の画像形成装置3の構成を説明するブロック図である。図2に示したように、画像形成装置3は、予め定められた処理プログラムに従って画像形成装置3全体の動作を制御する制御部10、ネットワーク1との間の通信を行う通信部20を備えている。また、ネットワーク1を介してクライアント装置2から送信される印刷ジョブの解析や印刷ジョブに含まれる画像データに対する各種処理を施す画像処理部30、画像処理部30にて各種処理等を行う際の作業用メモリとして用いられる画像処理用記憶部31、画像処理部30にて各種処理が施された画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像出力部32を備えている。画像出力部32としては、例えば電子写真方式の画像形成エンジンが用いられる。また、画像処理部30および画像出力部32、さらには必要に応じて他の機能部が画像形成部として機能する。
さらに、画像形成装置3は、商用電源から供給される例えば100Vの電力を所定の電圧(例えば、24V,12V,5V)に変換する電源部の一例としての電源部50を備え、電源部50から各機能部に対して所定の電圧の電力が供給される。また画像形成装置3は、各種のプログラムや画像データ等の各種のデータが記憶される外部記憶部60を備えている。
画像形成動作モードは、画像出力部32にて画像データに関する用紙上への画像形成動作を実行している動作状態である。またスタンバイモードは、画像データの入力に対してオンデマンドに対応する動作状態であって、画像データの入力に応じて画像形成動作モードに移行する。画像形成動作モードやそれに準ずるスタンバイモードでは、電源部50から画像形成装置3内のすべての機能部に電力が供給され、画像形成動作のための電力や、画像データ等の入力に対してオンデマンドに対応するための電力が供給される。
また、スリープモードは、第1の期間よりも長い時間である第2の期間が経過しても画像データ等の入力がない場合に設定される動作状態である。スリープモードでは、電源部50から通信部20への電力供給だけが継続され、制御部10のCPU101を含めたその他の機能部への電力供給が停止される。それにより、スリープモードでは低電力モードよりも高い省電力効果が得られる。
送受信部21は、受信部(受信手段)の一例であって、ネットワーク1と接続され、ネットワーク1から送信される信号を受信する。そして、受信した信号をA/D変換部22に送る。また、D/A変換部27によりアナログ化された信号をネットワーク1を介して送信先に信号を送信する。
A/D変換部22は、信号(パケット)の受入処理を行う受入処理手段の一例であって、送受信部21がネットワーク1から受信した信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。それにより、アナログ信号を“0”、“1”で表されたデータ列からなるパケットに変換してパケット処理部23に送る。
またパケット処理部23は、宛先アドレスが画像形成装置3自身のMACアドレスと一致するパケットをパケット記憶部26に送り、一旦記憶する。
さらにパケット処理部23は、パケット記憶部26に記憶されたパケットが暗号処理部25にて復号された場合に、暗号処理部25にて復号されたパケットをパケット記憶部26から読み出し、制御部10に送る。ここでのパケット処理部23は、信号(パケット)を転送する信号転送手段として機能する。
すなわち、暗号処理部25は、パケット記憶部26からパケット記憶部26に記憶された画像形成装置3自身を宛先とするパケットを取得し、所定の公開鍵による復号を試みる。そして、パケットを所定の公開鍵により復号できる場合には、パケットを復号し、復号したパケットをパケット記憶部26に記憶する。さらに、パケットが復号された旨の通知をパケット処理部23に行う。一方、パケットを所定の公開鍵により復号できない場合には、パケットが復号されない旨の通知をパケット処理部23に行う。
また暗号処理部25は、パケット処理部23からの指示に従い、制御部10にて作成されたパケットを所定の秘密鍵により暗号化する。
そして、制御部10は、動作モードとしてスリープモードが設定された場合の通信部20において、それぞれの時間帯毎にセキュリティレベルの異なる通信モードを設定する。図4は、時間帯毎に通信部20に設定される通信モードの一例を示した図である。図4に示したように、例えば、第1の時間帯にてスリープモードが設定された場合には、制御部10は、通信部20での通信モードを最もセキュリティレベルの高い通信禁止モードに設定する。また、第2の時間帯にてスリープモードが設定された場合には、制御部10は、通信部20での通信モードを中程度にセキュリティレベルの高い暗号通信モードに設定する。さらに、第3の時間帯にてスリープモードが設定された場合には、制御部10は、通信部20での通信モードを最もセキュリティレベルの低いスリープ通信モードに設定する。
まず、第1の時間帯(23時〜翌朝7時)に設定される通信禁止モードについて述べる。第1の時間帯(23時〜翌朝7時)は、画像形成装置3の使用頻度が極めて少なく、印刷ジョブが送信されることは稀な時間帯である。その一方で、ネットワーク1を介して例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いた画像形成装置3のステータス情報を送信要求するポーリングパケット等は送信される。ここでのステータス情報とは、画像形成装置3に設定されている用紙のサイズや種類、現像剤の残量情報等といった画像形成を行うに際して必要となる各種情報をいう。加えて、第1の時間帯は、画像形成装置3が設置されたオフィス等が無人となるため、例えば画像形成装置3内の外部記憶部60から画像データ等を漏洩させる機能や、外部記憶部60内の画像データ等を改ざん・消去させる機能等を備えたソフトウェアを含むパケット等に対して無防備な時間帯でもある。
そこで、第1の時間帯(23時〜翌朝7時)においては、制御部10は、スリープモードが設定された場合の通信部20での通信モードを、ネットワーク1と通信部20とを遮断し、すべてのパケットの受入れを禁止する通信禁止モードに設定する。
また、画像データ等の漏洩機能や画像データ等を改ざん・消去機能等を備えたソフトウェアを含むパケット等に関しても一切受け入れないので、高いセキュリティ性が確保される。
なお、A/D変換部22にて信号を遮断するに際しては、A/D変換部22にクロックを供給するクロック回路への電力供給を停止してもよい。
そこで、第2の時間帯(7時〜9時と21時〜23時)においては、制御部10は、スリープモードが設定された場合の通信部20での通信モードを、暗号化された信号だけを受け入れる暗号化モードに設定する。
パケット処理部23は、取得したパケットについてパケットのMACヘッダに記述された宛先MACアドレスがアドレス情報記憶部24に記憶された画像形成装置3自身のMACアドレスと一致するか否かを判定する(ステップ104)。そして、パケットの宛先MACアドレスが画像形成装置3自身のMACアドレスと一致した場合には(ステップ105)、そのパケットをパケット記憶部26に記憶する(ステップ106)。一方、パケットの宛先MACアドレスが画像形成装置3自身のMACアドレスと一致しない場合には(ステップ105)、そのパケットを破棄する(ステップ107)。
一方、ステップ113にてパケットが復号されない旨の通知を受けた場合には、パケット処理部23は、パケット記憶部26から記憶されたパケットを消去する(ステップ117)。
そこで、第3の時間帯(9時〜21時)においては、制御部10は、スリープモードが設定された場合の通信部20での通信モードを、画像形成装置3宛に送信されるすべての信号を受け入れるスリープ通信モードに設定する。
パケット処理部23は、取得したパケットについてパケットのMACヘッダに記述された宛先MACアドレスがアドレス情報記憶部24に記憶された画像形成装置3自身のMACアドレスと一致するか否かを判定する(ステップ204)。そして、パケットの宛先MACアドレスが画像形成装置3自身のMACアドレスと一致した場合には(ステップ205)、そのパケットをパケット記憶部26に記憶する(ステップ206)。一方、パケットの宛先MACアドレスが画像形成装置3自身のMACアドレスと一致しない場合には(ステップ205)、そのパケットを破棄する(ステップ207)。
なお、制御部10が通信部20に設定する通信モードは「通信禁止モード」、「暗号通信モード」、および「スリープ通信モード」に限定されるものではなく、信号の受信設定の異なる如何なる通信モードを設定してもよい。
さらには、画像形成装置3のタッチパネル等の入力装置(不図示)からの入力により、通信禁止モードまたは暗号通信モードの強制的な設定や、通信禁止モードまたは暗号通信モードからスリープ通信モードへの強制的な変更を行うように構成してもよい。その場合にも、制御部10は、例えばユーザ名やパスワードの入力によるユーザ認証を条件として、通信禁止モードや暗号通信モードの設定/変更の入力を受け付けるようにしてもよい。また、セキュリティカード等によるユーザ認証を条件として、通信禁止モードや暗号通信モードの設定/変更の入力を受け付けるようにしてもよい。
上記のようなユーザ認証は、ユーザ認証手段の一例として機能する制御部10が行う。
そして、クライアント装置2からの通信禁止モードや暗号通信モードの設定指示、入力装置(不図示)からの通信禁止モードまたは暗号通信モードの強制的な設定や通信禁止モードまたは暗号通信モードからスリープ通信モードへの強制的な変更が行われた場合には、セキュリティ確保の観点から、設定指示等が行われた時間、設定/変更の内容、ユーザ名等の履歴情報を制御部10のNVM104にログ(log)として記憶しておくように構成してもよい。その場合には、やはりセキュリティ確保の観点から、NVM104に記憶されたログ(履歴情報)は、ネットワーク1の管理権限を有するユーザのみに開示され、管理権限を有するユーザのみがログを消去するように構成してもよい。
さらに、通信部20が通信禁止モードから暗号通信モードやスリープ通信モードに復帰する際に、識別情報通知手段として機能する制御部10が、通信部20からネットワーク1に接続されたゲートウェイ4に対してゲートウェイ4のIPアドレスを記述したARPパケットを送信するように構成してもよい。すなわち、ゲートウェイ4のMACアドレスを求めるためのARPパケットをネットワーク1に送信することで、ゲートウェイ4が画像形成装置3に対してゲートウェイ4のMACアドレスを返信する。その際に、ゲートウェイ4がARPパケットに記述された画像形成装置3のMACアドレスおよびIPアドレスを読み取ることで、ゲートウェイ4内のARPテーブルが書き換えられる。
Claims (18)
- 通信回線を介して送信される信号を受信する受信部と、
前記受信部にて受信された前記信号の受入れを制限する複数段階の受入制限レベルの中から一の当該受入制限レベルを設定する受入制限設定手段と、
前記受入制限設定手段にて設定された前記受入制限レベルに応じた前記信号の受入処理を行う受入処理手段とを備え、
前記受入制限設定手段により設定される前記受入制限レベルは、前記受入処理手段への電力供給状態を変更することにより実現されることを特徴とする通信装置。 - 前記受入制限レベルは、消費電力を低く維持する第1の通信モードである通信禁止モードと、第2の通信モードである暗号化モードと、第3の通信モードであるスリープ通信モードとを有することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記通信禁止モードは、ネットワークと前記受信部とを遮断し、全ての前記信号の受信を禁止することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
- 前記暗号化モードは、暗号化された信号だけを受け入れることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
- 前記スリープ通信モードは、前記通信装置に送信されるすべての信号を受け入れることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
- 前記受入制限設定手段は、前記受信部にて受信された前記信号に対して所定の時間帯毎に異なる前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記受入制限設定手段は、前記受信部にて受信されたすべての前記信号の受入拒否、所定の秘密鍵にて暗号化された当該信号の受入許可、およびすべての当該信号の受入許可を含む前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記受入制限設定手段は、ユーザからの指示に基づき前記受入制限レベルの設定変更を行うとともに、当該受入制限設定手段に対して当該受入制限レベルの設定変更を行う当該ユーザを認証するユーザ認証手段をさらに備え、
前記受入制限設定手段は、前記ユーザ認証手段にて認証された前記ユーザからの指示があった場合に前記受入制限レベルの設定変更を行うことを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 前記受入制限設定手段にて前記受入制限レベルの設定変更が行われた際の履歴情報を記憶する履歴情報記憶部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- コンピュータに、
通信回線を介して送信される信号を受信する受信機能と、
受信された前記信号の受入れを制限する複数段階の受入制限レベルの中から一の当該受入制限レベルを設定する受入制限設定機能と、
設定された前記受入制限レベルに応じた前記信号の受入処理を行う受入処理機能とを実現させ、
前記受入制限設定機能により設定される前記受入制限レベルは、前記受入処理機能への電力供給状態を変更させることにより実現することを特徴とするプログラム。 - 前記受入制限レベルを設定する機能は、受信された前記信号に対して所定の時間帯毎に異なる前記受入制限レベルを設定する機能を有することを特徴とする請求項10記載のプログラム。
- ユーザからの指示に基づき前記受入制限レベルの設定変更を行う機能と、当該受入制限レベルの設定変更を行う当該ユーザを認証する機能とをさらに有し、
前記受入制限レベルの設定変更を行う機能は、認証された前記ユーザからの指示があった場合に前記受入制限レベルの設定変更を行うことを特徴とする請求項10記載のプログラム。 - 前記受入制限レベルの設定変更が行われた際の履歴情報を履歴情報記憶部に記憶させる機能をさらに有することを特徴とする請求項10記載のプログラム。
- 通信回線に接続され、当該通信回線との間で信号の通信を行う通信部と、
前記通信部にて受信された前記信号が画像データである場合に当該画像データに基づき画像を形成する画像形成部と、
前記通信部にて受信された前記信号を処理する信号処理部とを備え、
前記通信部は、
前記通信回線を介して送信される信号を受信する受信部と、
前記受信部にて受信された前記信号の受入れを制限する複数段階の受入制限レベルの中から一の当該受入制限レベルを設定する受入制限設定手段と、
前記受入制限設定手段にて設定された前記受入制限レベルに応じた前記信号の受入処理を行う受入処理手段と、
前記受入処理手段にて受入れを許可された前記信号を前記信号処理部に転送する信号転送手段とを備え、
前記受入制限設定手段により設定される前記受入制限レベルは、前記受入処理手段および前記信号転送手段への電力供給状態を変更することにより実現されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記受入制限設定手段は、当該画像形成装置に設けられた各部の動作を制御する制御部への電力供給が停止された動作状態に移行した場合に前記信号の前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
- 前記受入制限設定手段は、前記画像形成部での画像形成の頻度に応じて前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
- 前記受入制限設定手段は、前記画像形成部での前記画像形成の頻度を時間帯で区分し、当該時間帯に応じて前記受入制限レベルを設定することを特徴とする請求項16記載の画像形成装置。
- 前記受入制限設定手段が前記受信部にて受信されたすべての前記信号の受入れを拒否する前記受入制限レベルを解除した場合に、前記通信回線に当該画像形成装置の識別情報を通知する識別情報通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
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