JP4699962B2 - 画像処理システムおよび画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに通信可能な複数の画像処理装置から構成される画像処理システムに関する。
コピー、プリント、ファクシミリ通信、データ送信等の処理を行う画像処理装置は、処理した画像データや作成した管理情報をハードディスク装置等の記憶部に記憶する。画像処理装置は、このように画像データを記憶部に記憶して管理するファイリング機能を有する。そして、画像データを印刷したり、データ送信して、出力することにより、利用者は画像データを再利用できる。
このような画像処理装置がネットワークに接続されることにより、画像処理システムが形成される。画像処理装置は、他の画像処理装置や管理サーバと通信可能とされる。そこで、特許文献1、2に記載されているように、画像処理装置が管理サーバに画像データを送信し、管理サーバが画像データを一括して記憶し、管理する。これによって、画像データの保護や画像データの共有といった点で便宜を図れる。
特開2005−149088号公報 特開平11−134263号公報
画像処理装置では、自己の画像データが記憶部に保存される。また、画像処理システムでは、管理サーバで各画像処理装置の画像データを一括して保存する。いずれの場合でも、画像データの存在場所が一箇所である。そのため、画像データを盗もうとする第3者は、画像処理装置や管理サーバに不正アクセスを試みればよい。これに対して、不正アクセスに対するセキュリティを強化すれば、画像データの漏洩を防げる。しかし、利用者にとっては、画像処理装置を使用するため、あるいは管理サーバにアクセスするために、複雑な操作を強いられることになり、システム全体としての利用しやすさに問題が生じる。
そこで、本発明は、上記に鑑み、画像データを一括して保存したときに露見するセキュリティの脆弱性をなくすことにより、画像データの漏洩を防止できる画像処理システムの提供を目的とする。
本発明は、画像処理装置と外部装置とが通信可能に接続され、画像処理装置および外部装置は画像データの記憶部を有した画像処理システムであって、画像処理装置は、画像データを分割して、複数の記憶部に保存するものである。
画像処理装置と外部装置とが提携することにより、画像処理装置が処理した画像データが、分割されて、複数の外部装置に送信される。各外部装置は、この画像データを記憶部に記憶して保存する。このように、分割された画像データは、分散されて保存される。提携する外部装置は、任意の外部装置である。そのため、第3者にとって、画像データを保存する外部装置を特定することが困難であり、画像データの存在場所がわかりにくいものとなる。
画像処理装置は、外部装置の記憶部に画像データの一部を保存する。すなわち、分割された画像データの少なくとも1つは、処理した画像処理装置とは異なる外部装置に保存される。分割した全ての画像データを外部装置に保存してもよい。したがって、確実に画像データを分散して保存できる。なお、画像処理装置は、画像データの一部を自装置の記憶部に保存することも可能である。
画像データを分散して保存するために、画像処理装置は、画像データを分割する分割手段と、画像データの保存先である記憶部を決める保存先設定手段を備える。画像処理装置が画像データの保存先を決めることによって、外部装置と提携したことになる。画像処理装置が保存先の外部装置に画像データを送信すると、外部装置は画像データを保存する。
画像処理装置および外部装置は、自装置に画像データを保存することを許容する他の画像処理装置を決める保存許可手段を備える。画像処理装置および外部装置が画像データの保存を許可することにより、他の画像処理装置との提携が成立する。したがって、保存を許可した他の画像処理装置から画像データが送信されると、画像処理装置および外部装置は、他の画像処理装置の画像データを自装置に記憶して、保存する。保存を許可されていない画像処理装置に対しては、画像処理装置は、この画像処理装置の画像データを保存しない。
画像処理装置は、保存先の記憶部に画像データを保存できないとき、自装置に画像データを保存する。すなわち、画像処理装置は、保存先の外部装置に画像データを送信できるかを確認する。確認できたとき、保存先の外部装置に画像データを送信して保存させる。確認できないとき、自装置に画像データを保存する。自装置に保存した後、画像処理装置は、保存先の外部装置と通信可能になると、自装置に保存している画像データを保存先の外部装置に送信する。
画像処理装置は、画像データをページ単位で分割する。このように、ページ単位で画像データを分割すると、データ管理が容易となり、画像データを合成するときには、速く処理をできる。特に、画像データを偶数ページと奇数ページとに分割したり、ランダムなページ順に分割するとよい。分割された個々の画像データにおいて、ページ毎の前後のつながりがなく、不明確な画像データとなり、画像データの漏洩に対するセキュリティ性が向上する。
本発明によると、画像データを処理した画像処理装置とは異なる外部装置に画像データが分割されて記憶される。このように、画像データが分散されて保存されるので、データの存在場所を特定しにくく、データ漏洩の防止効果が高まる。しかも、画像データの一部が漏洩しても、画像データ全体を取り出すことは困難であり、画像データの保護を強化できる。したがって、画像処理システムのセキュリティを高めることができる。
本実施形態の画像処理システムを図1に示す。本画像処理システムでは、複数の画像処理装置1とパソコン、サーバ等の情報処理装置2とがネットワークN1〜N4を通じて通信可能に接続されている。ネットワークN1〜N4は、LAN、WAN、インターネット等であり、画像処理装置1および情報処理装置2は個々のネットワークN1〜N4にそれぞれ接続され、個々のネットワークN1〜N4がつながって、システム全体として1つのネットワークになっている。ここで、任意の1つの画像処理装置1に対して、他の画像処理装置1および情報処理装置2は外部装置とみなされる。
画像処理装置1は、コピーモード、プリントモード、スキャナモードおよびファクシミリモードを実行する複合機である。画像処理装置1は、表示、入力操作を行うための操作部5と、原稿を読み取って画像データを入力する画像読取部6と、画像データを印刷する画像形成部7と、外部装置と通信を行う通信部8と、ファクシミリ通信のためのモデム部9と、画像データを一時的に記憶する画像メモリ10と、画像データを記憶する記憶部11と、各種の情報を記憶して管理する管理部12と、装置全体の制御を司る制御部13とを備えている。
操作部5は、図2に示すように、各種の操作キー15および表示部16を備え、これらは操作パネルに設けられる。表示部16は、液晶ディスプレイからなり、タッチパネルとされる。表示部16に表示される操作画面内にタッチキーが形成され、これらも操作キー15とされる。
画像読取部6は、原稿の画像を読み取って、画像データとして入力するスキャナ装置、および原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置を有する。すなわち、画像読取部6は、画像データを入力するデータ入力機能を実行する。
通信部8は、ネットワークを通じて外部装置と通信するための通信インターフェースである。通信部8は、外部装置との間で画像データを入出力する。モデム部9は、公衆電話回線網Nnに接続され、外部装置であるファクシミリ装置17とファクシミリ通信を行う。また、モデム部9は、ダイアルアップ接続により、サーバや携帯情報端末といった外部装置とデータ通信可能とされる。すなわち、通信部8およびモデム部9は、画像データを入力するデータ入力機能を実行するとともに、画像データを送信して出力するデータ送信機能を実行する。
画像形成部7は、感光体、帯電装置、レーザ光等による露光装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置から構成され、電子写真方式によって画像をシート上に形成する。画像形成部7は、カラー印刷を行うが、白黒印刷のみを行うものであってもよい。また、画像形成は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式、熱転写方式等の他の方式によってもよい。このように、画像形成部7は、画像データを印刷して出力するデータ出力機能を実行する。
画像メモリ10は、例えばDRAMからなる。画像メモリ10には、読み取った画像データ、外部装置から受信した画像データ、印刷やデータ通信により出力するための画像データといった入力された画像データあるいは出力される画像データを一時的に記憶する。画像データは、圧縮、伸長、加工等の画像処理が行われる。画像処理された画像データは記憶部11に記憶される。
記憶部11は、ハードディスク装置からなる。記憶部11は、画像メモリ10から転送された画像データを蓄積していく。このとき、画像データを暗号化するとよい。また、記憶部11は、各機能を実行したときに作成されるログ情報も記憶する。そして、利用者の指示あるいは外部装置の指示により、記憶部11から画像データが読み出され、画像データは印刷、データ送信、ファクシミリ通信によって外部に出力される。すなわち、記憶部11は、入力された画像データを出力するために保存するファイリング機能を実行する。
なお、出力された画像データは、制御部13からの指示により、記憶部11から消去される。この消去に際して、画像データにランダムなデータを上書きすることによって、画像データを復元できないように無効化する。
管理部12は、不揮発性のメモリからなり、画像処理装置1の制御情報、設定情報、利用者の認証情報といった画像処理装置1を動作させるために必要な情報を記憶する。これらの情報が作成、変更されると、管理部12は随時情報を更新する。
制御部13は、CPUからなり、ROM18に格納されている制御プログラムをRAMに読み出して、制御プログラムを実行する。制御プログラムにしたがって、各部が動作することにより、データ入力機能、データ出力機能、データ送信機能、ファイリング機能の各機能が実行される。また、制御プログラムには、ブラウザやメールソフトも含まれ、制御部13は、TCP/IPプロトコル等の通信プロトコルにより外部装置とデータ通信したり、電子メールの送受信を行う。
ここで、画像処理システムでは、ファイリング機能を実行するとき、画像処理装置1が処理した画像データは分割され、画像データの一部は外部装置に保存される。残りの画像データは、他の外部装置あるいは自装置において保存される。すなわち、画像処理装置1の画像データを他の画像処理装置1の記憶部11や情報処理装置の記憶部11に保存し、他の画像処理装置1の画像データを自装置の記憶部11に保存する。
そのため、画像処理装置1は、画像データを保存するために提携する外部装置を設定する設定部20と、提携した外部装置との間でデータの送受信が可能かを確認する確認部21と、画像データを分割、合成する画像データ処理部22とを備え、これらは制御部13によって制御される。
また、画像処理装置1は、他の画像処理装置1の画像データを保存するために第2の記憶部23を有している。第2の記憶部23は、ハードディスク装置、不揮発性メモリ、光ディスク等の記憶媒体とされ、画像処理装置1に内蔵されたり、あるいは着脱自在な外付けの記憶媒体とされる。なお、記憶部11は、第1の記憶部とされる。また、第2の記憶部23は、記憶部11とは別に設けたものに限らず、記憶部11を区切って、第2の記憶部用にパーティションを作成してもよい。
設定部20は、操作部5からの入力操作によって、提携する外部装置を決める保存設定を行う。保存設定には、提携する外部装置を決めて、画像データの保存先である外部装置を設定する保存先設定と、自装置に画像データを保存することを許容する他の画像処理装置1を決める保存許可設定とがある。さらに、設定部20は、画像データの分割数を設定する。
保存設定は、図3に示すように、利用者の操作により行われる。図2に示す操作パネルのユーザ設定キーが操作されると(S1)、図4に示すユーザ設定画面が表示される。キーオペレータープログラムキーが操作されると(S2)、利用者を認証するための画面が表示される。利用者がサービスコードあるいはパスワードを入力する(S3)。利用者が認証されると(S4)、プログラム設定画面が表示される。
ここで、保存設定キーが操作されると(S5)、図5に示す保存設定画面が表示される。分割設定キーが操作されると(S7)、図6に示すように、画像データの分割数の入力画面が表示される。利用者は、任意の分割数を入力する(S8)。
保存先設定キーが操作されると(S7)、図7に示すように、保存可能な記憶部11のリストが表示される。利用者が保存先としたい記憶部11を選択する(S9)。保存可能な記憶部11は、ネットワークに接続されている外部装置の記憶部11、自装置の記憶部11および第2の記憶部23を含む。なお、複数の記憶部11を選択してもよい。複数の記憶部11を選択する場合、保存するときの優先順位を決めておくとよい。
次に、図5の保存設定画面において、保存許可キーが操作されると(S7)、図8に示すように、ネットワークに接続されている画像処理装置1のリストが表示される。利用者が保存を許可する画像処理装置1を選択する(S10)。このとき、複数の画像処理装置1を選択してもよい。以上のようにして、保存設定が終了すると(S6)、図2の操作画面に戻る。
これによって、保存設定が有効とされ、提携する外部装置が決定される。このように決められた分割情報、保存先情報および許可情報が設定情報として、管理部12に記憶される。
画像処理装置1では、他の画像処理装置1や情報処理装置といった外部装置を画像データの保存先として選択する。選択された外部装置では、自装置に画像データを保存することを許容する画像処理装置1として、自装置を保存先に選択した画像処理装置1を選択する。このように相互に設定することにより、画像処理装置1と外部装置とが提携する。外部装置は、画像処理装置1の画像データを保存可能となる。
確認部21は、通信部8を動作させて、外部装置との通信が可能かを検出する。すなわち、外部装置の動作状態を確認する。その後、画像データの保存が許可されているかを確認する。外部装置が動作状態にあり、保存が許可されている場合、画像データの送信を行える。外部装置が動作状態にない場合、あるいは保存が許可されていない場合、外部装置への画像データの入力が禁止される。
画像データ処理部22は、画像データの圧縮、伸長、加工等の画像処理を行うものであり、画像処理として分割および合成を行う。画像データ処理部22は、画像メモリ10に画像データを展開して、設定された分割数に応じて、複数の画像データを作成し、記憶部11に一旦保存する。
画像データは、ヘッダ情報とデータとから構成される。例えば、図9(a)に示すように、複数のページからなる画像データを2つに分割するとき、同図(b)、(c)のようにページ単位で分割する。同図(b)では、ページの前半と後半とに画像データを2分割する。同図(c)では、奇数ページと偶数ページとに画像データを2分割する。分割された画像データのヘッダ情報には、画像データを作成した画像処理装置1の識別情報、ファイル名、分割されたデータのページ番号といった情報が含まれる。
次に、画像データを保存するときの手順を図10にしたがって説明する。画像処理装置1は、画像データを入力すると(S1)、利用者の指定した機能に応じて画像データを処理する。画像データの入力が終了すると(S2)、制御部13は、保存設定が有効になっているかを確認する(S3)。保存設定が無効になっている場合、制御部13は、画像データを記憶部11に保存する。
保存設定が有効になっている場合、制御部13は、管理部12から分割情報を読み出し(S4)、画像データを複数に分割する(S5)。そして、管理部12から保存先情報を読み出す(S6)。制御部13は、保存先の外部装置と通信を開始して、応答信号があるか確認する(S7)。保存先の外部装置が複数あるとき、それぞれの外部装置に確認する。保存先の外部装置が動作状態にあれば、応答信号があり、アクセス可能である。
制御部13は、保存を許可されているかを保存先の外部装置に確認する(S8)。保存の許可がされていると、制御部13は、分割した画像データを保存先の外部装置にそれぞれ送信する。保存先の外部装置は、画像データを入力して、記憶部11に画像データを記憶して、保存する(S9)。
保存先の外部装置において、画像データの保存が終了すると(S10)、画像データを送信した画像処理装置1では、制御部13が、保存の終了を確認して、画像データの保存に関するログ情報を作成し、管理部12あるいは記憶部11に保存する(S11)。ログ情報には、分割された各画像データのファイル名、保存先の外部装置に関するIPアドレス、MACアドレス等の識別情報が含まれる。
画像データを送信するとき、画像データを暗号化しておくとよい。外部装置は、暗号化された画像データを保存する。暗号化キーは、送信側の画像処理装置1に保管される。したがって、保存先において、保存されている画像データを復号化できず、データの漏洩を防げる。
保存先の外部装置が動作状態にないとき、画像処理装置1は保存先の外部装置にアクセスできない。また、画像処理装置1に対して保存が許可されていないとき、外部装置は、画像データを保存しない。この場合、制御部13は、画像データを自装置の記憶部11あるいは第2の記憶部23に保存する(S12)。そして、外部装置に保存できない旨のメッセージを表示させるとともに、自装置に画像データを保存したことを示すログ情報を作成する。
この後、画像処理装置1は、保存先の外部装置へのアクセスを繰り返す。アクセス可能になると、画像処理装置1は、保存先の外部装置に記憶データを送信する。保存先の外部装置は、画像データを入力して、記憶部11に画像データを記憶して、保存する。
このように、画像処理装置1が処理した画像データは、分割されて、提携している複数の外部装置に保存される。画像処理装置1と外部装置とは、ネットワークを通じて接続されており、通常は離れた場所にそれぞれ存在する。しかも、複数の外部装置がネットワークに接続されているので、第3者に対して、データがどの外部装置に保存されているのかをわかりにくくすることができる。その結果、データを盗むために外部装置に不正アクセスすることが困難となり、画像処理システムのセキュリティを高めることができる。また、画像データは分散されて、それぞれ別の外部装置に保存されているので、例え1つの外部装置から画像データが漏洩したとしても、画像データの全貌を掴むことができない。したがって、画像データの保護の強化を図れる。
上記において、画像データの保存先は複数の外部装置である。画像データの一部を自装置に保存することも可能である。この場合、保存先設定において、自装置の記憶部11あるいは第2の記憶部23を保存先として設定する。このように設定することにより、分割された画像データは、外部装置と自装置にそれぞれ保存される。
利用者が、分割して保存された画像データを読み出すとき、図11に示すように、制御部13は、読み出しの指示があると(S1)、ログ情報を読み出す(S2)。そして、制御部13は、ログ情報から画像データが分割されて保存されているかを確認する(S3)。分割されていない場合、通常の読み出しを行う。すなわち、1つの外部装置から画像データを読み出す。あるいは、自装置の記憶部11あるいは第2の記憶部23から画像データを読み出す。
分割されている場合、制御部13は、ログ情報に記録された保存先情報を読み出し、保存先を確認する(S4)。外部装置が保存先であるとき、制御部13は、保存先の外部装置を特定し(S5)、外部装置と通信を開始して、アクセス可能か確認する(S6)。保存先の外部装置が動作状態にあれば、応答信号があり、アクセス可能である。
利用者が読み出したい画像データを指定すると(S6)、制御部13は、保存先の外部装置に指定された画像データを送信することを依頼する。保存先の外部装置は、依頼してきた画像処理装置1が保存を許可している画像処理装置1であるかを確認する。保存先の外部装置は、保存を許可した画像処理装置1であることを確認すると、読み出しを許可し、指定された画像データをこの画像処理装置1に送信する(S7)。画像データの送信が終了すると(S8)、保存先の画像処理装置1では、記憶していた画像データを消去する。
自装置に画像データを保存していたとき、制御部13は、記憶部11あるいは第2の記憶部23から画像データを読み出す。
分割された複数の画像データを受け取った画像処理装置1では、分割された画像データを合成する(S9)。画像データ処理部22が、各画像データのヘッダ情報に基づいてデータを並べ替え、1つの画像データを作成する。このように画像データの合成が終了すると(S11)、制御部13は、画像データを記憶部11に記憶する。なお、画像データの合成に際して、画像メモリの容量不足等によって合成エラーが発生すると(S10)、制御部13は、エラーメッセージを表示部16に表示させ(S12)、画像データの合成を中止する。
保存先の外部装置が、保存を許可していない画像処理装置1であると確認すると(S6)、画像データの読み出しを禁止し、送信禁止を通知する。この通知を受けた画像処理装置1の制御部13は、エラーメッセージを表示部16に表示させ(S12)、画像データの読み出しを中止する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。画像データの分割は、ページ単位に限らず、ページに関係なく、ランダムに分割してもよい。また、保存先の外部装置の記憶部の空き容量に応じて、分割する画像データのデータ量を調整してもよい。
画像データの分割数と保存先の記憶部の数が一致しないとき、分割数が多い場合、1つの記憶部に複数の画像データを保存する。保存先の記憶部が多い場合、外部装置の記憶部に優先して保存する。
本発明の画像処理システムおよび画像処理装置の概略構成を示す図 画像処理装置の操作パネルを示す図 保存設定のフローチャート 保存設定を行うときの操作画面を示す図 保存設定の操作画面を示す図 分割数を設定する操作画面を示す図 保存先の画像処理装置を設定する操作画面を示す図 保存を許可する画像処理装置を設定する操作画面示す図 (a)は分割前の画像データの構成を示す図、(b)は前後半に2分割した画像データの構成を示す図、(c)は奇数ページと偶数ページとに2分割した画像データの構成を示す図 画像データを分割して保存するときのフローチャート 分割した画像データを読み出すときのフローチャート
符号の説明
1 画像処理装置
5 操作部
6 画像読取部
7 画像形成部
8 通信部
9 モデム部
11 記憶部
12 管理部
13 制御部
20 設定部
21 確認部
22 画像データ処理部
23 第2の記憶部

Claims (5)

  1. 画像処理装置と外部装置とが通信可能に接続され、画像処理装置および外部装置は画像データの記憶部を有した画像処理システムであって、画像処理装置は、画像データの保存先である記憶部を決める保存先設定手段と、自装置に画像データを保存することを許容する他の画像処理装置を決める保存許可手段とを備え、外部装置は、自装置に画像データを保存することを許容する他の画像処理装置を決める保存許可手段を備え、
    画像処理装置は、画像データを分割して、外部装置の記憶部を含む複数の記憶部に保存するとき、保存先の外部装置に画像データを送信できるか確認するために、前記外部装置の動作状態を確認して、前記外部装置において画像データの保存が許可されているかを確認し、前記外部装置が動作状態にあり、保存が許可されていることを確認できたとき、画像データを前記外部装置に送信して保存させ、前記外部装置が動作状態にないとき、あるいは保存が許可されていないとき、自装置の記憶部に画像データを保存した後、前記外部装置が動作状態にない場合、前記外部装置への通信を繰り返し、通信が可能になると、自装置に保存した画像データを前記外部装置に送信して保存させることを特徴とする画像処理システム。
  2. 画像処理装置は、外部装置の記憶部に画像データの一部を保存することを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  3. 画像処理装置は、画像データをページ単位で分割することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理システム。
  4. 画像処理装置は、画像データを偶数ページと奇数ページとに分割することを特徴とする請求項記載の画像処理システム。
  5. 画像データの記憶部を有する外部装置と通信可能とされた画像処理装置であって、画像データを分割する画像データ処理部と、画像データの保存先である外部装置を決めるとともに、分割された画像データを自装置の記憶部に保存することを許容する他の画像処理装置を決める設定部と、外部装置との間で通信可能かを確認する確認部と、画像データを記憶部に保存する制御部とを備え、画像データを分割して、外部装置の記憶部に保存するとき、確認部は、保存先の外部装置に画像データを送信できるか確認するために、前記外部装置の動作状態を確認して、前記外部装置において画像データの保存が許可されているかを確認し、制御部は、前記外部装置が動作状態にあり、保存が許可されていることを確認できたとき、画像データを前記外部装置に送信して保存させ、前記外部装置が動作状態にないとき、あるいは保存が許可されていないとき、自装置の記憶部に画像データを保存した後、前記外部装置が動作状態にない場合、前記外部装置への通信を繰り返し、通信が可能になると、自装置に保存した画像データを前記外部装置に送信して保存させることを特徴とする画像処理装置。
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