JP5238586B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータなどに搭載されて指などの指示体が触れた座標位置を検知できるとともに、指などで押したときの操作も検知できる入力装置に関する。
ブック型のパーソナルコンピュータの操作部には、複数のキートップが配列したキーボード装置が設けられている。このキーボード装置よりも手前側には指で座標データの入力を行う座標入力装置と、さらに座標入力装置よりも手前側に2つの押釦が設けられている。座標入力装置は、複数のX電極と複数のY電極が互いに絶縁されて設けられており、導電体である人の指が操作面に触れたときの電極間の静電容量の変化を検知し、通常はマウスの入力信号と同等の入力信号が生成される。座標入力装置の手前側に設けられた2つの押釦は右クリック釦と左クリック釦であり、この押釦が押されると、通常はマウスに設けられた右クリック釦または左クリック釦が押されたのと同等のクリック信号が生成される。
最近のブック型などのパーソナルコンピュータは薄型化と小型化が進められているため、操作部にキーボード装置と座標入力装置および2つの押釦を設置するのがスペース上難しくなってきており、2つの押釦を設けたがために座標入力装置の操作面が小さくなって、指で操作しずらくなるなどの問題が生じている。
以下の特許文献1に記載された発明は、携帯用の電子機器の操作部に静電容量式の入力装置が設けられ、その入力面にキー入力部を指示する表示が施されている。入力面を指で操作したときに、どのキー入力部の表示に指が触れたかを認識してキー入力のデータが生成されるとともに、前記入力面が、座標データの入力部としても使用可能となっている。すなわち、共通の座標入力装置で、キー入力と座標入力の双方の入力が可能となっている。
これに対し、パーソナルコンピュータに設けられた座標入力装置の場合は、操作面上で指を移動させて座標データを入力する操作と、右クリック釦や左クリック釦を押圧する操作とが頻繁に繰り返して行われるため、共通の座標入力装置の検知データを分析して、座標データの入力とキー入力とを区別して認識することが難しい。そのために、座標入力装置の他に右クリック釦と左クリック釦を別個に備えることが必須とされていた。
特開2002−123363号公報
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、静電容量の変化などを検知する座標入力部材の操作面を操作することで、スイッチ信号を生成できるようにし、座標データの入力とスイッチ入力の双方の入力を可能とした入力装置を提供することを目的としている。
本発明は、所定の面積を有し指示体が触れた位置を検知できる座標入力部材と、前記座標入力部材が押されことを検知する検知部材と、を有する入力装置において、
前記座標入力部材は、前記指示体が触れた位置を検知する検知シートと、前記検知シートと重ねられた補強板とを有しており、
前記補強板は、境界部にヒンジを有して固定部と可動部とに区分されて、前記固定部と前記可動部の双方が、前記検知シートと重ねられた検知領域となっており、
前記可動部が押されたときに、前記可動部が厚さ方向へ移動して前記検知部材が動作させられることを特徴とするものである。
本発明の入力装置は、座標入力装置の入力面に指などの指示体が触れるとその位置が検知されて座標データが生成され、入力面が指示体で直接に押されて検知部材が動作すると、座標データとは別個のスイッチデータが生成される。
本発明は、座標入力部材の一部である可動部を押して検知部材を動作させることにより、座標入力の操作と押釦入力の操作とを、異なる感触の操作として区別して行うことが容易になる。また、入力信号として、座標データとスイッチデータを区別されたデータとして出力できるので、入力信号を受けた本体側の処理動作が容易になる。
本発明では、前記可動部が2箇所に設けられていることが好ましい。この場合に、一方の可動部を右クリック釦と同等の入力部として使用し、他方の可動部を左クリック釦と同等の入力部として使用することができる。
例えば、前記検知部材は押圧スイッチである。または、前記検知部材として押されたときに電圧を発生する圧電素子を使用し、座標入力部材で押されたときに、検知信号を生成するとともに、前記座標入力部材に対して反応動作を与えるものとすることが可能である。
本発明は、座標入力部材の入力面に指などの指示体を触れさせることで座標入力ができ、同じ入力面を押すことでスイッチ入力が可能となる。よって、座標入力装置の入力面とは別の押釦を設ける必要がなくなり、小型の操作部にキーボード装置などと一緒に座標入力部材を実装しやすくなる。また小型の操作部において、広い面積の入力面を有する座標入力部材を配置できるようなる。
(A)は参考例の入力装置の入力面を示す平面図、(B)は座標入力装置と検知部材との関係を示す正面図、 (A)は参考例の入力装置の入力面を示す平面図、(B)は座標入力装置と圧電素子で形成された検知部材との関係を示す正面図、 (A)は本発明の実施の形態の入力装置の入力面を示す平面図、(B)は座標入力装置の可動部と検知部材との関係を示す正面図、 (A)は参考例の実施の形態の入力装置の入力面を示す平面図、(B)は座標入力装置の可動部と検知部材との関係を示す正面図、
図1(A)(B)に示す参考例の形態の入力装置1は、ブック型のパーソナルコンピュータの操作部において、キーボード装置の手前側に配置される。
入力装置1は座標入力部材2を有している。座標入力部材2は、検知シート3と、この検知シート3を裏側から支持する硬質基板4とを有している。
検知シート3は、平行に配列する複数のX電極と、前記X電極と直交する向きで平行に配列する複数のY電極と、X電極またはY電極と平行に設けられた複数の検知電極とを有している。X電極とY電極および検知電極は、可撓性の樹脂シートで形成された基材の表面に互いに絶縁されて形成されている。検知シート3の最表面は絶縁層であり、この絶縁層の表面が平坦な入力面3aである。
硬質基板4の裏側には駆動回路と検知回路を有するICチップが実装されている。前記駆動回路によって、複数のX電極に順番に矩形波のパルス電圧が印加され、これとは異なるタイミングで、複数のY電極に順番の矩形波のパルス電圧が印加される。いずれかのX電極にパルス電圧が与えられるときに、そのX電極に導電性の指示体である指5が接近していると、X電極と指5との間に静電容量が形成されるために、X電極からこれに直近の検知電極に流れる電流が、指5が接近していないときよりも低下する。したがって検知回路で、検知電極に流れた電流の変化を検知し、またどのX電極に電圧を印加しているかを識別することで、指5が入力面3aに触れている場所のX座標を特定できる。
同様に、検知回路で、検知電極に流れた電流の変化を検知し、またどのY電極に電圧を印加しているかを識別することで、指5が入力面3aに触れている場所のY座標を特定できる。
硬質基板4はガラス基板またはエポキシ基板などであり、指5の押圧力によって大きく変形しない程度の剛性を有している。
図1(B)に示すように、座標入力部材2は、電子機器の本体基台6に支持機構10を介して支持されている。支持機構10は2組設けられ、一方の支持機構10が、座標入力部材2の手前側の縁部3bの内側部分を支持し、他方の支持機構10が、座標入力部材2の奥側の縁部3cの内側部分を支持している。
支持機構10は、2つのリンク部材13と16を有しており、リンク部材13の中央部とリンク部材16の中央部が、支点軸17によって回動自在に連結されている。リンク部材13の一方の端部11は、本体基台6に回動自在に支持され、リンク部材13の他方の端部12は、硬質基板4の下面で右方向へスライド自在で且つ回動自在に支持されている。リンク部材16の一方の端部14は、硬質基板4の下面に回動自在に支持され、リンク部材16の他方の端部15は、本体基台6の上面で右方向へスライド自在で且つ回動自在に支持されている。
硬質基板4が2組の前記支持機構10で支持されていることで、座標入力部材2は、その入力面3aが水平な姿勢を維持したまま本体基台6に接近する方向と離れる方向とへ移動自在である。また、本体基台6と硬質基板4との間には、付勢部材である圧縮コイルスプリング18が介在しており、その弾性力によって、座標入力部材2が本体基台6から離れる方向へ付勢されている。
図1(B)に示すように、硬質基板4の下には検知部材として押圧スイッチ21が設けられており、本体基台6には、前記押圧スイッチ21に対向する押圧部材22が上向きに突出して設けられている。図1(A)に示すように、前記押圧スイッチ21および押圧部材22は、座標入力部材2の長方形の入力面3aの中心に位置している。なお、硬質基板4に押圧部材22が設けられ、本体基台6に押圧スイッチ21が設けられていてもよい。
座標入力部材2の入力面3aに比較的軽い力で指5を触れると、検知シート3の検知動作によって、指5が触れている場所が、X−Y座標上の位置として検知される。入力面3aに触れた指5を移動させると、その移動方向と移動距離とが検知される。検知シート3で検知された座標位置に関する検知出力が、コンピュータにインストールされているドライバソフトに与えられると、通常はマウスを動かしているのと同等の入力データが生成されて、オペレーティングシステムに通知される。この操作によって、画面に表示されているカーソルを移動させたり、メニューを選択したり、または手書き入力で文字を書き込むなどの入力が可能になる。
入力面3aに触れている指5で座標入力部材2が強く押されると、座標入力部材2が下降して押圧スイッチ21がONになり、そのスイッチ信号がドライバソフトに与えられる。ドライバソフトは、スイッチ信号を受けたときに、検知シート3からの検知信号に基づいて入力面3aで指5が触れている場所を判定する。指5が触れている場所が予め設定されている右クリック領域3Rであると判定されると、ドライバソフトでマウスの右クリック釦が押されたのと同じ右クリック信号が生成されてオペレーティングシステムに通知される。スイッチ信号を受けたときに、指5が左クリック領域3Lに触れていると検知されたときは、ドライバソフトでマウスの左クリック釦が押されたのと同じ左クリック信号が生成されて、オペレーティングシステムに通知される。
右クリック信号と左クリック信号が通知されると、メニューの決定や移動範囲の決定など、予め割り当てられている種々の処理動作が行われる。
図1(A)に示す例では、使用頻度が比較的高い右クリック領域3Rが、これよりも使用頻度の低い左クリック領域3Lよりも広い範囲で設定されている。ただし、コンピュータのコントロールパネルでドライバソフトへの設定の変更を行うことにより、右クリック領域3Rと左クリック領域3Lの位置および大きさを自由に設定できる。例えば、左クリック領域3Lを入力面3aの左端に小さな面積で設定してもよいし、または入力面3aの右半分を右クリック領域3Rとし、左半分を左クリック領域として設定してもよい。あるいは、入力面3aの右縁部3dに沿う帯状の部分に右クリック領域を設定し、左縁部3eに沿う帯状の部分に左クリック領域を設定してもよい。
上記のように、入力面3aに右クリック領域3Rと左クリック領域3Lを設定することで、入力面3aに指5を触れて通常のマウス入力と同じ操作をしている途中で、指で入力面3aを強く押すことで、右クリック釦入力と左クリック釦入力を行うことができる。よって、入力面3a以外の領域に2つの押釦を別個に設けなくても、座標データの入力と2つのクリック信号の入力を確実に区別して行うことが可能になる。
図2に示す参考例の実施の形態の入力装置101は、検知シート3と硬質基板4とが重ねられた座標入力部材2が、比較的薄型の枠体31の内部に収納されている。枠体31の内部では、枠体31の底部31aと硬質基板4との間にゴムや薄い板ばねなどの弾性部材34が介在しており、弾性部材34の付勢力により座標入力部材2が底部31aから離れる方向へ付勢されている。枠体31の前方には、座標入力部材2が前方へ飛び出すのを防止するストッパ枠31bが設けられている。
座標入力部材2の硬質基板4の下面には、検知部材として圧電素子35が設けられ、枠体31の底部31aには、前記圧電素子35に対向する押圧突起36が設けられている。図2(A)に示すように、圧電素子35と押圧突起36は、入力面3aの中心に位置している。なお、枠体31の底部31aに圧電素子35が設けられて、硬質基板4に押圧突起36が設けられていてもよい。
図2に示す入力装置101は、指5を入力面3aに触れ、また移動させることで座標データの入力ができ、このとき、ドライバソフトではマウスの入力データと同等のデータが生成されてオペレーションシステムに与えられる。
指5で入力面3aを押すと、圧電素子35と押圧突起36とが当たって、圧電素子35に歪が与えられ、圧電素子35に電圧が発生する。硬質基板4の下面に実装されたICチップ内の検知回路で前記電圧が検知されると、ドライバソフトにスイッチ信号が与えられる。ドライバソフトは、このときに指5が入力面3aの右クリック領域3Rに触れていたと判断したら、右クリック信号を生成し、指5が左クリック領域3Lに触れていたと判断したら、左クリック信号を生成する。
図1に示した入力装置1と同様に、右クリック領域3Rと左クリック領域3Lの場所と大きさは任意に設定することができる。
また、指で入力面3aが押され、圧電素子35と押圧突起36とが当たって、前記スイッチ信号が得られたときに、駆動回路から圧電素子35に通電して圧電素子35に歪みを発生させて、入力面3aから指5にフィードバック感触を与えることができる。例えば、圧電素子35に短い周期のパルス電圧を短時間に複数パルス与えることで、入力面3aを押した指5に軽い反発振動を与えることなどが可能である。
図3に示す本発明の実施の形態の入力装置201は、座標入力部材2Aが、静電容量の変化で座標位置を検知できる検知シート3と、その表面に重ねられて補強板としての機能を発揮するカバー板41とで構成されている。カバー板41は中央固定部41aおよび右側可動部41bと左側可動部41cとに区分されている。中央固定部41aと右側可動部41bとの境界部41dは、カバー板41にその肉厚の途中まで切り込みが形成されてヒンジ部となっている。同様に、中央固定部41aと左側可動部41cとの境界部41eでは、カバー板41に肉厚の途中まで切り込みが形成されてヒンジ部となっている。
前記境界部41dと境界部41eは、カバー板41の手前側縁部41fから奥側縁部41gに向けて直線的に延び、且つ境界部41dと境界部41eが互いに平行に形成されている。中央固定部41aの表面の入力面は、面積が比較的広い中央入力領域45Aとなっている。右側可動部41bの表面の入力面の面積は比較的狭く、右クリック領域45Rとなっている。左側可動部41cの表面の入力面の面積は比較的狭く、左クリック領域45Lとなっている。
図3(B)に示すように、座標入力部材2Aの中央固定部41aは、本体基台6上に設けられた固定部材42,42上で動かないように固定されている。右側可動部41bは、境界部41dをヒンジとして下向きに移動自在であり、右側可動部41bの裏側に、検知部材として右クリックスイッチ21Rが設けられている。左側可動部41cは、境界部41eをヒンジとして下向きに移動自在であり、左側可動部41cの裏側に、検知部材として左クリックスイッチ21Lが設けられている。
カバー板41は合成樹脂など所定の誘電率を有する絶縁材料で形成されており、その表面に指5が触れたときに、検知シート3でその位置を特定できる程度に薄く形成されている。
この入力装置201は、中央入力領域45Aおよび右クリック領域45Rと左クリック領域45Lの全域が、検知シート3によって指5の接触位置を検知できる座標検知領域である。中央入力領域45Aおよび右クリック領域45Rと左クリック領域45Lに指5を触れその指5を動かすことで、その全域を対象として座標上の位置データが生成されてドライバソフトに送られる。この位置データに基づいて、ドライバソフトからオペレーションシステムに、マウスと同じ入力データが通知される。
右クリック領域45Rが指5で押されると、右側可動部41bが動いて右クリックスイッチ21Rが動作し、左クリック領域45Lが押されると、左側可動部41cが動いて左クリックスイッチ21Lが動作する。右クリックスイッチ21Rが動作すると、ドライバソフトで右クリック信号が生成されてオペレーションシステムに通知され、左クリックスイッチ21Lが動作すると、ドライバソフトで左クリック信号が生成されてオペレーションシステムに通知される。
図3に示す入力装置201は、検知シート3において静電容量の変化に基づいて検知された座標データと、右クリックスイッチ21Rならびに左クリックスイッチ21Lが押されたときのスイッチ信号とが、別々の信号として出力されるため、ドライバソフトで座標入力信号とスイッチ信号とを識別しやすくなる。
なお、カバー板41を、中央固定部41aおよび右側可動部41bと左側可動部41cとで完全に分離し、境界部41d,41eにおいて、検知シート3の弾性力をヒンジとして利用してもよい。また、境界部41d,41eにおいて表面に溝が現れないように、中央固定部41aおよび右側可動部41bと左側可動部41cの表面が可撓性の薄いシートで覆われてもよい。また、中央固定部41aと、右側可動部41bならびに左側可動部41cとで厚さ寸法を異ならせ、境界部41d,41eに段差を設けて、指5を触れたときに、どの領域を触れているか指5の感触で識別できるようにしてもよい。
また、右クリックスイッチ21Rと左クリックスイッチ21Lが、本体基台6側に設置されてもよい。また、右クリックスイッチ21Rと左クリックスイッチ21Lの代わりに圧電素子が設けられ、右側可動部41bまたは左側可動部41cが押されたときに、圧電素子に歪が発生して電圧が出力され、スイッチ信号が生成されるものであってもよい。この場合に、右側可動部41bまたは左側可動部41cが押されたときに、圧電素子に通電して、指5に操作反力が与えられるようにしてもよい。
右側可動部41bと左側可動部41cが本体基台6方向へ動く距離は、右クリックスイッチ21Rと左クリックスイッチ21Lを動作させるのに必要な最短の長さに設定されることが好ましい。また、右側可動部41bと左側可動部41cが、本体基台6から前方へ大きく動くのを規制する規制部材が設けられていてもよい。
図4に示す参考例の入力装置301は、座標入力部材が可撓性の検知シート3によって構成されている。または、検知シート3の表面にさらに可撓性のカバーシートが積層されていてもよい。検知シート3の表面の入力面3aは、その一部が右クリック領域103Rと左クリック領域103Lとなっている。右クリック領域103Rと左クリック領域103Lは、検知シート3の手前側の縁部3bに接近した位置で左右に距離を空けて設けられている。
図4(B)に示すように、検知シート3は、下側から支持部材51で支持されている。支持部材51の内部では、右クリック領域103Rの下側に動作空間51Rが形成され、左クリック領域103Lの下側に動作空間51Lが形成されている。検知シート3は、右クリック領域103Rと左クリック領域103Lとで下向きに撓むことができ、それ以外の領域は前記支持部材51の表面に固定されて、撓まない構造となっている。
前記動作空間51Rと動作空間51Lの内部には、検知部材としてスイッチ機構が収納されている。動作空間51R内のスイッチ機構が右クリックスイッチで、動作空間51L内のスイッチ機構が左クリックスイッチである。スイッチ機構は、検知シート3の下側に対向する基板52に形成された固定接点53を有している。固定接点53は、リング状の外側接点53aとその内側の内側接点53bとを有している。固定接点53の上には導電性の板ばね材料で形成されたドーム状の可動接点54が設けられている。可動接点54は周縁部が外側接点53aに接触し、頂部が内側接点53bに対向している。
図4に示す入力装置301は、検知シート3の表面の入力面3aの全域を利用して、指5が接触した座標位置を検知することができ、これによりマウス信号と同等の座標データを得ることができる。また、右クリック領域103Rが指で押されると、その部分で検知シート3が撓み、その下の可動接点54が反転して内側接点53bと接触し、外側接点53aと内側接点53bとが導通してスイッチ信号を得ることができる。このとき、ドライバソフトによって右クリック信号が生成される。また、左クリック領域103Lが指5で押されると、その下のスイッチ機構が動作して左クリック信号が得られる。
なお、動作空間51Rと動作空間51Lに設けられる検知部材は、圧電素子であってもよい。また、入力面3aにおいて、右クリック領域103Rと左クリック領域103Lを、他の領域と異なる色彩で着色したり、前記領域を窪ませまたは突出させることで、他の領域と区別しやすくすることが好ましい。
なお、図1に示す入力装置1と図2に示す入力装置101に設けられる座標検知部材は、静電容量の変化を検知する検知シート3に限られず、押圧式の入力パッドであってもよい。押圧式の入力パッドは、基板の上に可撓性のシートが対向し、基板と可撓性のシートの対向面に、抵抗層や電極層が形成され、指で押されると、シートが撓んで、抵抗層どうしや電極層どうしが接触し、その接触位置の座標位置が検知されるものである。
1,101,201,301 入力装置
2,2A 座標入力部材
3 検知シート
3R 右クリック領域
3L 左クリック領域
4 硬質基板
5 指示体である指
6 本体基台
10 支持機構
21 押圧スイッチ
21R 右クリックスイッチ
21L 左クリックスイッチ
35 圧電素子
41 カバー板
41a 中央固定部
41b 右側可動部
41c 左側可動部
41d,41e 境界部
45A 中央入力領域
45R 右クリック領域
45L 左クリック領域
51 支持部材
51R,51L 動作空間
53 固定接点
54 可動接点
103R 右クリック領域
103L 左クリック領域

Claims (7)

  1. 所定の面積を有し指示体が触れた位置を検知できる座標入力部材と、前記座標入力部材が押されことを検知する検知部材と、を有する入力装置において、
    前記座標入力部材は、前記指示体が触れた位置を検知する検知シートと、前記検知シートと重ねられた補強板とを有しており、
    前記補強板は、境界部にヒンジを有して固定部と可動部とに区分されて、前記固定部と前記可動部の双方が、前記検知シートと重ねられた検知領域となっており、
    前記可動部が押されたときに、前記可動部が厚さ方向へ移動して前記検知部材が動作させられることを特徴とする入力装置。
  2. 前記固定部が基台上に固定され、前記基台と前記可動部との間に前記検知部材が設けられている請求項1記載の入力装置。
  3. 前記可動部が2箇所に設けられている請求項1または2記載の入力装置。
  4. それぞれの前記可動部の面積は、前記固定部の面積よりも小さい請求項1ないし3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 一方の前記可動部で前記検知部材が動作させられると右クリック信号が生成され、他方の前記可動部で前記検知部材が動作させられると左クリック信号が生成される請求項4記載の入力装置。
  6. 前記検知部材は押圧スイッチである請求項1ないしのいずれかに記載の入力装置。
  7. 前記検知部材は、押されたときに電圧を発生する圧電素子であり、この圧電素子が押されたときに、前記座標入力部材に対して反応動作えられる請求項1ないしのいずれかに記載の入力装置。
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