JP5238564B2 - プリディストータ - Google Patents

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Description

本発明は、信号増幅器などの被補償回路のメモリ効果による歪を補償するプリディストータに関するものである。
従来のプリディストータとしては、単一のルックアップテーブル(LUT)で歪補償を行うもの(例えば、特許文献1を参照。)、およびルックアップテーブルを求めた後に歪補償多項式を用いて再び生成した単一のルックアップテーブルを用いて歪補償を行うもの(例えば、特許文献2を参照。)がある。
特許第3560398号 特開2006−093947号公報 特開2002−223171号公報
従来のプリディストーションアンプでは適応信号処理による歪補償値(テーブル値)の計算量、およびメモリ量を減らす目的で、更新する際にアドレス数を減らして歪補償値(テーブル値)を算出し、後でアドレスの間のテーブル値を補間する方式(例えば、特許文献3を参照)がある。しかし、この方式の場合、補間した歪補償値(テーブル値)に基づく歪補償の精度に課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ルックアップテーブルのアドレス間の歪補償値を補間することが不要であるプリディストータを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係るプリディストータは、入力信号を引用し、ルックアップテーブルを用いて得られた予歪補償信号と、被補償回路の出力信号又は予歪補償信号を引用し、ルックアップテーブルを用いて得られた計算信号と、の差分が小さくなるようにルックアップテーブルを更新することとした。
具体的には、本発明に係るプリディストータは、ルックアップテーブルが入力信号に基づいて生成した予歪補償信号を被補償回路へ出力する歪補償回路と、前記入力信号及び前記被補償回路の出力信号が入力され、前記ルックアップテーブルが前記入力信号に基づいて生成した歪補償値と前記入力信号とから計算した入力計算信号と、前記ルックアップテーブルが前記出力信号に基づいて生成した歪補償値と前記出力信号とから計算した出力計算信号との差分から誤差ルックアップテーブル内の全ての値を計算し、前記誤差ルックアップテーブルを前記ルックアップテーブルに加算して前記ルックアップテーブル内の全ての値を更新する制御部と、を備える。
また、本発明に係る他のプリディストータは、ルックアップテーブルが入力信号に基づいて生成した予歪補償信号を被補償回路へ出力する歪補償回路と、前記予歪補償信号及び前記被補償回路の出力信号が入力され、前記予歪補償信号と前記ルックアップテーブルが前記出力信号に基づいて生成した出力計算信号との差分から誤差ルックアップテーブル内の全ての値を計算し、前記誤差ルックアップテーブルを前記ルックアップテーブルに加算して前記ルックアップテーブル内の全ての値を更新する制御部と、を備える。
予歪補償信号と計算信号との差分を解消するようにルックアップテーブルを更新するため、アドレスの間のテーブル値を補間する必要がない。従って、本発明は、ルックアップテーブルのアドレス間の歪補償値を補間することが不要であるプリディストータを提供することができる。
また、従来のプリディストータは、ルックアップテーブルの更新において更新係数を一定にしていた。この従来の方式では、更新係数を大きくすると追従速度、および収束速度は速いものの雑音の影響が誤差に直接反映されるので歪補償の精度を高くできず、更新係数を小さくすると歪補償の精度を高くできるものの収束が遅くなる課題があった。
そこで、本発明に係るプリディストータの前記制御部は、前記ルックアップテーブルを更新する際に前記誤差ルックアップテーブルに乗じる更新係数を、前記ルックアップテーブルを更新した回数に基づいて決定してもよい。また、本発明に係るプリディストータの前記制御部は、前記ルックアップテーブルを更新する際に前記誤差ルックアップテーブルに乗じる更新係数を、前記予歪補償信号と前記計算信号との差分に基づいて決定してもよい。
本発明に係るプリディストータは、更新係数を固定値ではなく可変値としている。このため更新係数を大きくすることで追従速度、および収束速度を速くすることができ、更新係数を小さくすることで十分な歪補償精度を得ることができる。
本発明は、ルックアップテーブルのアドレス間の歪補償値を補間することが不要であるプリディストータを提供することができる。本プリディストータは、歪補償値を精度よく算出でき、歪補償量を十分に確保できる。また、本発明は、追従速度、および収束速度を速くすることもでき、十分な歪補償精度を得ることもできるプリディストータを提供することができる。
本発明に係るプリディストータの構成を説明するブロック図である。 本発明に係るプリディストータの構成を説明するブロック図である。 本発明に係るプリディストータの歪補償回路を説明するブロック図である。 複数の増幅器で構成された増幅回路をモデル化した図である。 本発明に係るプリディストータの歪補償部を説明するブロック図である。 本発明に係るプリディストータの歪補償部を説明するブロック図である。 従来のプリディストータにおけるルックアップテーブルを更新する方法のフローチャートを示した図である。 本発明に係るプリディストータにおけるルックアップテーブルを更新する方法のフローチャートを示した図である。 数式36を説明する図である。 数式38を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。また、枝番号を付さない符号での説明は該符号に枝番号を付した構成要素や信号全てに共通する説明である。
図1は、本実施例のプリディストータ301の構成を説明するブロック図である。プリディストータ301は、ルックアップテーブルが入力信号Xに基づいて生成した予歪補償信号Aを被補償回路401へ出力する歪補償回路11と、入力信号X及び被補償回路401の出力信号Yが入力され、予歪補償信号Aとルックアップテーブルが出力信号Yに基づいて生成した計算信号との差分から誤差ルックアップテーブルを計算し、誤差ルックアップテーブルをルックアップテーブルに加算してルックアップテーブルを更新する制御部13と、を備える。
図2は、本実施例のプリディストータ302の構成を説明するブロック図である。プリディストータ302は、ルックアップテーブルが入力信号Xに基づいて生成した予歪補償信号Aを被補償回路401へ出力する歪補償回路11と、予歪補償信号A及び被補償回路401の出力信号Yが入力され、予歪補償信号Aとルックアップテーブルが予歪補償信号Aに基づいて生成した計算信号との差分から誤差ルックアップテーブルを計算し、誤差ルックアップテーブルをルックアップテーブルに加算してルックアップテーブルを更新する制御部13と、を備える。
例えば、被補償回路401は増幅器である。以下の説明は、被補償回路401が増幅器として説明する。
図3は、プリディストータ301及びプリディストータ302の歪補償回路11を説明するブロック図である。歪補償回路11は、入力信号Xから互いに異なる時刻で取り込みした複数のサンプリング信号Sを生成する遅延部31と、最新のサンプリング信号S、または遅延部31が遅延させた少なくとも1つのサンプリング信号Sの強度を参照し、サンプリング信号Sを直接引用して歪補償値を算出し、歪補償値をサンプリング信号Sのいずれか1つに適用して歪信号Hを生成する複数のルックアップテーブル23と、ルックアップテーブル23のそれぞれに対して歪補償値を算出させて歪信号Hを生成させる指示を出力する制御部13と、ルックアップテーブル23が生成した歪信号を加算して生成した予歪補償信号Aを被補償回路401へ出力する歪補償値生成部33と、を備える。
遅延部31は、例えば、直列に接続した複数の遅延素子21を有する。入力された入力信号Xは連続して遅延素子21を通過し、通過する毎に所定量(すなわち、サンプリング周期T)ずつ遅延していく。遅延素子21を所定個通過した後の出力を取り出すことで入力信号Xから所定量遅延したサンプリング信号Sを取り出せる。言い換えれば、異なる遅延素子21の出力を取り出すことで、入力信号Xから互いに異なる時刻で取り込みした複数のサンプリング信号Sが得られる。図3の遅延部31は、入力信号Xから遅延していないサンプリング信号S−0、遅延素子21を5個通過した入力信号のサンプリング信号S−5、遅延素子21を9個通過した入力信号のサンプリング信号S−9、遅延素子21を11個通過した入力信号のサンプリング信号S−11、遅延素子21を13個通過した入力信号のサンプリング信号S−13、遅延素子21を17個通過した入力信号のサンプリング信号S−17を取り出している。
歪信号生成部32は、入力するサンプリング信号Sの強度を測定する強度算出部22、強度算出部22で測定されたサンプリング信号Sの強度を参照して歪補償値を算出するルックアップテーブル23及びルックアップテーブル23からの歪補償値とサンプリング信号Sとを乗算する乗算器24を有する。ここで、サンプリング信号Sの強度とは、例えば、振幅や電力である。
歪信号生成部32−0は、強度を参照したサンプリング信号S−0にルックアップテーブル23−0がサンプリング信号S−0から算出した歪補償値を乗算器24で乗算して歪信号H−0,0を出力する。同様に、歪信号生成部32−13は、強度を参照したサンプリング信号S−13にルックアップテーブル23−13がサンプリング信号S−13から算出した歪補償値を乗算器24で乗算して歪信号H−13,13を出力する。尚、歪信号生成部32−0は、増幅装置のメモリ効果により発生する非線形歪への対策を考慮していない従来の歪信号生成部(プリディストータ)に相当する。
歪信号生成部32−5は、強度を参照したサンプリング信号S−5とは異なるサンプリング信号S−9にルックアップテーブル23−5がサンプリング信号S−5から算出した歪補償値を乗算器24で乗算して歪信号H−9,5を出力する。なお、ルックアップテーブルの引用に用いる信号が同一の場合もある。具体的には、ルックアップテーブル32−5が引用に用いたサンプリング信号S−5を、図示しない他のルックアップテーブルが引用してサンプリング信号S−7に乗じ、歪信号H−7,5を出力してもよい。ここで、ルックアップテーブル23−0、ルックアップテーブル23−5及びルックアップテーブル23−13は一変数ルックアップテーブルである。
歪信号生成部32−11は、ルックアップテーブル23−11がサンプリング信号S−11とサンプリング信号S−17の強度を参照して歪補償値を算出し、乗算器24が歪補償値をサンプリング信号S−11に乗算して歪信号H−11,17を出力する。ここで、ルックアップテーブル23−11は二変数ルックアップテーブルである。
歪補償値生成部33は、歪信号生成部32が出力した歪信号Hを加算し、予歪補償信号Aを生成する。具体的には、歪補償値生成部33は、歪信号生成部32−0が出力した歪信号H−0,0、歪信号生成部32−5が出力した歪信号H−9,5、歪信号生成部32−13が出力した歪信号H−13,13、歪信号生成部32−11が出力した歪信号H−11,17を加算し、予歪補償信号Aを生成する。予歪補償信号Aは、被補償回路401の歪特性の逆歪特性(歪補償特性)が加えられているので、被補償回路401の出力信号Yの歪を小さくすることができる。
制御部13は、図3に図示されない複数のルックアップテーブルの値を入力信号Xの強度により引用した歪補償値それぞれに入力信号Xを乗算して生成した複数の信号を加算して得た入力計算信号又は予歪補償信号Aと、複数のルックアップテーブルの値を出力信号Yの強度により引用した歪補償値それぞれに出力信号Yを乗算して生成した複数の信号を加算して得た出力計算信号と、の差分が0に近づくようにそれぞれのルックアップテーブル23のテーブル値を更新する。全てのルックアップテーブル23のテーブル値を更新してもよく、更新が必要なルックアップテーブル23のみのテーブル値を更新してもよい。
(歪補償アルゴリズム)
次に、プリディストータ301のルックアップテーブル23の詳細について説明する。図4は複数の増幅器で構成された増幅回路をモデル化した図であり、入力信号Xが入力され出力信号Yを出力する。ここで、入力信号X、および出力信号Yをともに周期Tでサンプリングした離散時間信号をそれぞれx(nT)、およびy(nT)とし、表記を簡単にするためにそれぞれx(n)、およびy(n)で表すこととする。また、x(n)およびy(n)はともに実数成分と虚数成分を持つ複素数信号であり、x(n)およびy(n)に対する乗算、および加算は、それぞれ複素乗算、および複素加算を示すものとする。すなわち、先に説明した図1、及び図2においては、歪補償回路11には複素数信号が入力され、歪補償回路11と被補償回路401の間には図示しない直交変調器、D/A変換器、およびアップコンバータがあり、被補償回路401と制御部13の間には図示しないダウンコンバータ、A/D変換器、および直交復調器がある。図4のようにモデル化された増幅器の歪補償値を得るのに、複数のルックアップテーブルを用いる。すなわち、増幅器を構成する要素増幅器の歪特性を表す歪特性多項式を
Figure 0005238564
とし,要素増幅器を合成する比率が入力信号の振幅値の関数(合成多項式)
Figure 0005238564
として図4のモデルを数式で表現した数式3において、同じサンプリング時刻の入力信号、および入力信号の強度を有する項を数式7のようにまとめて分類する。この多項式の分類により、入力信号の強度から歪補償値の一部を算出する複数のルックアップテーブルが作成できる。
Figure 0005238564
ここで、各パラメータの定義を整理しておく。
j:要素増幅器の番号
J:要素増幅器の総数
r:正規化先行時間、または正規化遅延時間
R1:j番目要素増幅器に対応する合成多項式の最大の正規化先行時間
R2:j番目要素増幅器に対応する合成多項式の最大の正規化遅延時間
d:入力信号の正規化先行時間、または正規化遅延時間
D1:j番目要素増幅器の最大の正規化先行時間
D2:j番目要素増幅器の最大の正規化遅延時間
l:要素増幅器の合成多項式の次数
:j番目要素増幅器の合成多項式の最大次数
k:要素増幅器の歪特性多項式の次数
:j番目要素増幅器の歪多項式の最大次数
ここで、数式3を整理する。まず、異なる増幅器(異なるj)の同じ項をまとめると
Figure 0005238564
である。なお、ここでmax(c1、c2、・・・、cJ)はc1、c2、・・・、cJの最大値である。
次に、数式4のr=dの項をまとめると
Figure 0005238564
である。
また、数式5は、
Figure 0005238564
である。
さらに、
Figure 0005238564
である。
ここで、数式3、および数式3を整理して得られた数式7でモデル化される歪特性多項式を持つ増幅器の歪補償方法について説明する。増幅装置全体の入力信号と対応する出力信号の関係は
y(n)=Gx(n)
となり、線形であるのが理想的である。但し、Gは増幅装置の利得を表す実数定数である。ここでは、以降の議論を簡単にする目的で、G=1とおくこととする。
しかし、実際の増幅装置では、入力信号の振幅(もしくは電力)が大きくなると入出力信号の関係は線形ではなく数式3、又は数式3を整理した数式7で表現されるように非線形となる。一方、数式3、又は数式7において入力信号と出力信号の関係が理想的になるとき、y(n)=x(x)の関係が成立する。従って、図4のモデルに基づいた増幅回路を歪補償するには、図4のモデルを数式で表現した歪特性多項式である数式3、または数式7において入力信号Xと出力信号Yを入れ替えた
Figure 0005238564
を満たす複素数係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kを求め、歪補償回路11において、
Figure 0005238564
なる予歪補償信号Aのa(n)を出力すればよい。ここで、数式8を満たす係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kを求めるには、係数の個数よりも多い個数Nの入力信号x(n)と出力信号y(n)の組を数式8のx(n)とy(n)に代入してN個の連立方程式を作成し、掃き出し法、あるいは最小2乗法などで解けばよい。
但し、実際には数式8を満たす係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kを求めるのに必要な係数の個数よりも多い個数Nのx(n)とy(n)の組が確保できても雑音の影響で歪補償量の精度が十分に確保できない場合がある。そこで、雑音の影響があっても歪補償量の精度を向上させる目的でNを係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kの個数よりも大幅に増やす場合が多い。しかし、現実にはx(n)、およびy(n)を保持しておくメモリ量が十分に確保できず歪補償の精度が十分に得られない場合がある。このような場合には、係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kを求めるのが可能で、かつメモリに保持しておけるN個のx(n)とy(n)の組で連立方程式を作成して係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kの誤差を求め、適応信号処理で更新する。
ここで、係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kを更新する場合についても説明する。増幅回路の歪補償をしながら歪補償多項式a(n)の係数を更新する場合、増幅回路へ入力する信号はx(n)ではなく、増幅回路の出力信号Yであるy(n)をx(n)に近づけるように歪補償した数式10で表せる予歪補償信号A、すなわちa’(n)である。但し、w’d,k(i)、w’r,d,l(i)、およびw’r,d,l,k(i)はi回目の更新で得られた歪補償多項式a(n)の係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kをそれぞれ表す。
Figure 0005238564
このとき、正確に増幅回路の歪補償がなされていれば、y(n)=x(n)が成立するので、
Figure 0005238564
も成立する。
しかし、増幅回路の歪補償が十分でなければ、y(n)=x(n)とはならず、
Figure 0005238564
とおくと、誤差信号e(n)が得られる。
Figure 0005238564
この誤差信号e(n)と出力信号y(n)の組により得られる式
Figure 0005238564
をN個用いて係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kそれぞれの誤差Δw’d,k、Δw’r,d,l、およびΔw’r,d,l,kを求めて数式15により更新する。
Figure 0005238564
但し、w’d,k(i)、w’r,d,l(i)、およびw’r,d,l,k(i)はi回目の更新により得られた係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kを表す。
以下、例として図3の場合について予歪補償信号Aのa’(n)を得る方法について説明する。このa’(n)を得るのに、例えば数式10の一部である
Figure 0005238564
となり、数式16の多項式表現そのものではなく、強度|x(n)|により引用されるルックアップテーブル値と最新の入力信号x(n)との乗算によっても表現できるのが理解できる。
入力信号x(n)に対する強度|x(n)|を用いたルックアップテーブルは数式17により、全ての|x|を代入することで得られる。
Figure 0005238564
である。例えば、0≦|x|≦8191を満たす全ての整数値である。
数式17で計算されるルックアップテーブル23−0が出力する歪補償値は表1のようになる。ここで、前述したように係数w’0,k(i)は複素数なので、表1の歪補償値も複素数である。
Figure 0005238564
同様にして、数式10の一部
Figure 0005238564
となり、数式18の多項式表現そのものではなく、強度|x(n−13)|により引用されるルックアップテーブル値と遅延した入力信号x(n−13)との乗算によっても表現できるのが理解できる。
遅延した入力信号x(n−13)に対する強度|x(n−13)|のルックアップテーブルは数式19により、全ての|x|を代入することで得られる。
Figure 0005238564
である。例えば、0≦|x|≦8191を満たす全ての整数値である。
数式19で計算されるルックアップテーブル23−13が出力する歪補償値は表2のようになる。ここで、前述したように係数w’13,k(i)は複素数なので、表2の歪補償値も複素数である。
Figure 0005238564
また、数式10の一部、
Figure 0005238564
となり、数式20の多項式表現そのものではなく、強度|x(n−5)|により引用されるルックアップテーブル値と遅延した入力信号x(n−9)との乗算によっても表現できるのが理解できる。
遅延した入力信号x(n−9)に対する強度|x(n−5)|のルックアップテーブルは数式21により、全ての|x|を代入することで得られる。
Figure 0005238564
である。
例えば、0≦|x|≦8191を満たす全ての整数値である。
ここでの注意点は、入力信号のサンプリング時刻と、ルックアップテーブルを引用する入力信号の強度のサンプリング時刻が異なる点である。数式21で計算されるルックアップテーブル23−5が出力する歪補償値は表3のようになる。ここで、前述したように係数w’5,9,l(i)は複素数なので、表3の歪補償値も複素数である。
Figure 0005238564
更に、次のように入力信号と異なる2つのサンプリング時刻における入力信号の強度を用いる場合もある。具体的には数式10の一部
Figure 0005238564
となり、数式22の多項式表現そのものではなく、ルックアップテーブルは2つの異なるサンプリング時刻における入力信号の強度|x(n−17)|、および強度|x(n−11)|により引用される。
このように2つの入力信号の強度の二変数ルックアップテーブルは数式23により、全ての|x|と|x|を代入することで得られる。
Figure 0005238564
である。例えば、0≦|x|≦8191、0≦|x|≦8191を満たす全ての整数値である。
ここでの注意点は、サンプリング時刻の異なる2つの入力信号の振幅でルックアップテーブル値を引用していることである。数式23で計算されるルックアップテーブル23−11が出力する歪補償値は表4のようになる。ここで、前述したように係数w’17,11,l,k(i)は複素数なので、表4の歪補償値も複素数である。
Figure 0005238564
ここまでは、本発明の内容をわかりやすく説明する目的で、数式10の一部である数式16、数式18、および数式20においてそれぞれd=0とd=13の項のみ、r=5かつd=9の項のみ、およびr=17かつd=11の項のみが存在する場合のプリディストータ(図3)について説明した。しかし、より一般的に数式9又は数式10に対応するプリディストータを表すと図5となる。図5において、遅延部27の遅延時間は、遅延部27毎に設定できる。
更に、ここまでの議論では数式9又は数式10を歪補償多項式として用いてきたので、ある1つのサンプリング時刻の入力信号の強度で一変数ルックアップテーブルを引用するか、サンプリング時刻の異なる2つの入力信号の強度で二変数ルックアップテーブルを引用した例を示したが、より一般的にサンプリング時刻の異なる3個以上の入力信号の強度で多変数ルックアップテーブルを引用することも可能である。サンプリング時刻の異なる3個以上の入力信号の強度でルックアップテーブルを引用する場合は、数式10の一部である数式22をより一般化した
Figure 0005238564
のうち入力信号の強度が関わる部分を抜き出した
Figure 0005238564
を用いて多変数ルックアップテーブルを作成すればよい。図6は、数式24、および数式24から得られた数式25の多変数ルックアップテーブル23−MDを用いた場合の歪補償回路11のブロック図である。
(ルックアップテーブル更新方法)
まず、従来のルックアップテーブルの更新方法について説明する。図7は、従来のプリディストータのルックアップテーブルの更新方法を説明するフローチャートである。ステップS101で、入力信号及び出力信号をサンプリングする。ステップS102で、入力信号と出力信号との差分を計算して誤差を算出する。ステップS103で、ステップS102で算出した誤差を小さくするようにルックアップテーブルを更新し、ステップS104で新たなルックアップテーブルを作成する。ステップS105で、歪補償値が存在しないアドレスの歪補償値を隣接するアドレスの歪補償値で直線補間し、当該アドレスの歪補償値を直線補間した値から取得する。更に、ステップS105では入力信号の振幅値(または電力値)の量子化ステップをさらに細かく設定したアドレスに対する歪補償値を直線補間した値から取得する。ステップS106で、当該アドレスを補間した歪補償値を用いたルックアップテーブルに差し替える。
図7のように、従来のプリディストータのルックアップテーブルの更新方法では、ルックアップテーブルの作成(および更新)に際して、歪補償値が算出されなかったアドレスに対応する歪補償値は、歪補償値(テーブル値)が存在するアドレスを用いて補間により算出していた。
図8は、本実施形態のプリディストータ301のルックアップテーブルの更新方法を説明するフローチャートである。なお、図2のプリディストータ302でも同様にルックアップテーブル更新することができる。ステップS201でi回目の更新時における係数w(i)、w(i)、・・・、w(i)に対応した入力信号X及び出力信号Yを取り込み、ステップS202で入力信号X及び出力信号Yの行列を生成する。入力信号X及び出力信号Yの行列は数式26である。但し、ここでは簡単のために歪補償多項式の項数を(K+1)としてある。また、ここでの数式26は簡単のため、歪補償多項式として数式10の一部である数式16のみを用いた場合の例を与えている。
Figure 0005238564
ここで、X(i)は入力信号Xの行列、Y(i)は出力信号Yの行列である。但し、ここでのMは次の多項式係数の更新時に用いる入出力信号の取り込み開始までにかかる時間に対応するサンプリングポイント数である。
ここで、ルックアップテーブルが入力信号X及び出力信号Yに基づいて生成した計算信号をそれぞれ力レプリカ信号A’及び力レプリカ信号A”とする。ステップS203で入力レプリカ信号A’と出力レプリカ信号A”を生成する。数式10の入力レプリカ信号A’であるa’(i(N+M)+n)をルックアップテーブルを用いて表すと数式27のようになる。
Figure 0005238564
但し、ここでは記述の簡単のために、a’(i(N+M)+n)をa’(n)と記述し、x(i(N+M)+n)をx(n)と記述している。
また、数式12の出力レプリカ信号A”であるa’’(i(N+M)+n)をルックアップテーブルを用いて表すと数式28のようになる。
Figure 0005238564
但し、ここでは記述の簡単のために、a’’(i(N+M)+n)をa’’(n)と記述し、y(i(N+M)+n)をy(n)と記述している。
ステップS204では、このa’(i(N+M)+n)とa’’(i(N+M)+n)とを用いて、誤差信号e(i(N+M)+n)を数式29のように計算する。
Figure 0005238564
さらに、この誤差信号e(i(N+M)+n)をN個並べたベクトルを数式30のようにおく。
Figure 0005238564
このとき、連立方程式が
Figure 0005238564
であるから、ステップS205で数式32のように行列要素を算出し、
Figure 0005238564
ステップS206で数式33の歪補償多項式の係数の誤差を求める。但し、
Δw(i)=(Δw(i),Δw(i),・・・,Δw(i))
である。
Figure 0005238564
次にステップS207で、全てのd、もしくは全てのdとrの組み合わせの誤差ルックアップテーブル
Figure 0005238564
を全てのアドレス|x|、もしくは全ての|x|と|x|の組において算出する。
次にステップS208で、全てのd、もしくは全てのdとrの組み合わせのルックアップテーブルを数式35のようにアドレス|x|、もしくは全ての|x|と|x|の組において更新する。
Figure 0005238564
但し、μは更新係数であり、0<μ≦1.0を満たす。
また、1LUT0,0(|x|)の歪補償値(テーブル値)の初期値は全てのアドレス|x|において実数部が1.0で、虚数部が0.0の複素数1.0+j0.0であり、他のルックアップテーブルである1LUTd,d(|x|)、1LUTd,r(|x|)、2LUTd,r(|x|,|x|)の歪補償値(テーブル値)の初期値は全てのアドレス|x|と|x|の組において実数部が0.0で、虚数部が0.0の複素数0.0+j0.0である。
最後にステップS209でルックアップテーブルをステップS208で更新したルックアップーブルに差し替える。
(更新係数)
本発明では更新回数、または誤差信号e(i(N+M)+n)の電力に応じて更新係数μを適応的に変化させる。例えば、本発明の例として更新係数μを更新回数に応じて変化させる場合には、更新係数を
Figure 0005238564
とする(図9)。但し、0<μMIN<μMAX≦1.0であり、0≦IMIN<IMAXである。このように、更新開始時には更新係数の値を大きくしておき、更新が進むにつれて更新係数の値を小さくすると、収束速度が速く、かつ収束後の歪補償の精度を高める制御が可能となる。尚、数式36は更新係数μを適応的に変える関数の一例であり、更新係数μを適応的に変える関数としては更新の回数iを変数とした関数であれば他の形でもよい。
また、本発明の別の例として更新係数μを誤差e(i(N+M)+n)の電力|e(i(N+M)+n)|に応じて変化させる場合には、誤差電力の総和を
Figure 0005238564
とおくと、更新係数を数式37の関数である
Figure 0005238564
とする(図10)。但し、0<μMIN<μMAX≦1.0であり、0<STH1≦STH2である。このように、更新係数μを誤差電力の関数として誤差電力に応じて変化させると、誤差電力が大きいときは更新係数μを大きくして追従速度、および収束速度が速くなるように動作し、誤差電力が小さいときは更新係数μを小さくして歪補償の精度を高める制御が可能となる。尚、数式38は更新係数μを適応的に変える関数の一例であり、更新係数μを適応的に変える関数としては誤差信号e(i(N+M)+n)の電力|e(i(N+M)+n)|を変数とした関数であれば他の形でもよい。
本発明に係るプリディストータは、移動体通信基地局などに用いられる無線送信機の電力増幅器に適用することができる。
301、302:プリディストータ
11:歪補償回路
13:制御部
21:遅延素子
22:強度算出部
23、23−0、23−5、23−11、23−13:ルックアップテーブル
23−1D:一変数ルックアップテーブル
23−2D:二変数ルックアップテーブル
23−MD:多変数ルックアップテーブル
24:複素乗算器
27:遅延部
31:遅延部
32、32−0、32−5、32−11、32−13:歪信号生成部
33:歪補償値生成部
401:被補償回路
511:遅延素子
512−j:振幅値関数(jは自然数)
513:要素増幅器
514:複素乗算器
515:積算器
X:入力信号
Y:出力信号
A:予歪補償信号
S、S−0、S−5、S−9、S−11、S−13:サンプリング信号
H、H−0、0,H−9,5、H−11,17:歪信号

Claims (4)

  1. ルックアップテーブルが入力信号に基づいて生成した予歪補償信号を被補償回路へ出力する歪補償回路と、
    前記入力信号及び前記被補償回路の出力信号が入力され、前記ルックアップテーブルが前記入力信号に基づいて生成した歪補償値と前記入力信号とから計算した入力計算信号と、前記ルックアップテーブルが前記出力信号に基づいて生成した歪補償値と前記出力信号とから計算した出力計算信号との差分から誤差ルックアップテーブル内の全ての値を計算し、前記誤差ルックアップテーブルを前記ルックアップテーブルに加算して前記ルックアップテーブル内の全ての値を更新する制御部と、
    を備えるプリディストータ。
  2. ルックアップテーブルが入力信号に基づいて生成した予歪補償信号を被補償回路へ出力する歪補償回路と、
    前記予歪補償信号及び前記被補償回路の出力信号が入力され、前記予歪補償信号と前記ルックアップテーブルが前記出力信号に基づいて生成した出力計算信号との差分から誤差ルックアップテーブル内の全ての値を計算し、前記誤差ルックアップテーブルを前記ルックアップテーブルに加算して前記ルックアップテーブル内の全ての値を更新する制御部と、
    を備えるプリディストータ。
  3. 前記制御部は、前記ルックアップテーブルを更新する際に前記誤差ルックアップテーブルに乗じる更新係数を、前記ルックアップテーブルを更新した回数に基づいて決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリディストータ。
  4. 前記制御部は、前記ルックアップテーブルを更新する際に前記誤差ルックアップテーブルに乗じる更新係数を、前記予歪補償信号と前記計算信号との差分に基づいて決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリディストータ。
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