JP5237481B1 - 自立支援用衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】半身不随、肩、肘関節の拘縮等の障がいを有する人や寝たきりの人等でも、自力での着用が容易な自立支援用衣服を提供する。
【解決手段】前身頃11、12と後身頃13の肩部の接合部には、襟ぐり20から袖ぐり21の一部および袖23、24の前側を通って袖口22まで達し、前身頃11、12と後身頃13の肩部の間から袖口22を開閉可能に分離する開閉部14、15が形成されており、開閉部14、15を開いた状態で分離された前身頃11、12と後身頃13の肩部の一方には係止部材16が、他方には、係止部材16を挿通可能な係止部材保持部17が、開閉部14、15を閉じた際に対向する位置にそれぞれ設けられ、係止部材16の根元の近傍には固定部材18を有し、係止部材16の係止部材保持部17への挿通、根元方向への折り返しおよび先端部の固定部材18への固定は全て片手で行うことが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半身不随、肩、肘関節の拘縮等の障がいを有する人や寝たきりの人等でも、自力での着用が容易な自立支援用衣服に関する。
通常の衣服には、上衣の袖、下衣の脚周り部等の筒状の部分が存在するため、半身不随、肩、肘関節の拘縮等の運動機能に障がいを有する人や寝たきりの人(以下、「要介護者等」と略称する。)にとって、自力での着脱が困難であるという問題が存在する。また、このような衣服を介護者が着せたり脱がせたりする場合においても、上衣の袖や下衣の脚周り部に腕や脚を通したり抜いたりする際に、体躯を持ち上げたり姿勢を変えさせたりするために多大の労力を要する。一般に、介護施設において、介護者は多くの要介護者等を担当するため、要介護者等の衣服の着脱に伴う身体的負担は非常に大きい。また、要介護者等が自分自身で衣服の着脱を行えることは、要介護者等の自立の促進や、汗や***物で汚れた衣服を随時交換できることによる衛生状態やQOLの改善といった観点からも好ましい。
かかる事情に鑑みて、上衣の袖や下衣の脚周り部に切り目を入れ、切り目で隔てられた両方の部材に、一対の係脱可能な固定手段(面ファスナー等)を設けた介護用衣服が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2001−226807号公報 特開2004−84151号公報
しかしながら、特許文献1記載の介護用衣服は、介護者の介助のもとで着脱を容易にすることを目的とするものであり、要介護者等自身による着脱を考慮したものではない。また、特許文献2記載の介護服は、立ったままで着替えが可能な要介護度の低い要介護者等を対象とするものであり、要介護度の高い要介護者等にとって着脱が容易ではない。さらに、特許文献2記載の介護服において、脚周り部の開閉にはオープンファスナーを用いているが、ファスナー金具が皮膚に接触すると、不快感や床ずれの原因となるおそれがあると共に、膝部の柔軟性が損なわれ、運動性および着用時の快適さが低下するおそれもある。
上記の様に、上衣の袖や下衣の脚周り部を開閉可能に構成した介護用衣服において、半身不随等のために片手の自由が利かない要介護者等自身が衣服の着用を行う際、開閉部の閉鎖時に、閉鎖位置の位置合わせ、閉鎖部同士の引き寄せ、オープンファスナー端部の嵌め合わせ等を片手で正確に行うことは非常に困難である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、半身不随、肩、肘関節の拘縮等の障がいを有する人や寝たきりの人等でも、自力での着用が容易な自立支援用衣服を提供することを目的とする。
(削除)
前記目的に沿う本発明の第の態様は、人体の上半身前部を前開き可能に覆う左前身頃および右前身頃と、人体の上半身後部を覆い、腋下部から下の左右の端部で前記左前身頃および右前身頃の端部とをそれぞれ接合された後身頃を有する上衣であって、前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の接合部および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の接合部には、前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の間および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の間を開閉可能に分離する左開閉部および右開閉部がそれぞれ形成されており、前記左開閉部を開いた状態で分離された前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の一方、および前記右開閉部を開いた状態で分離された前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の一方には、それぞれ、舌片状、テープ状またはループ状の係止部材が、他方には、前記係止部材を挿通可能な係止部材保持部が、前記左および右開閉部を閉じた際に対向する位置にそれぞれ設けられ、前記係止部材の根元の近傍には、該係止部材保持部に挿通させた該係止部材を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材を有し、前記係止部材の前記係止部材保持部への挿通、該係止部材の根元方向への折り返しおよび前記先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されていることを特徴とする自立支援用上衣を提供することにより上記課題を解決するものである。
(削除)
本発明の第の態様は、人体の上半身前部を前開き可能に覆う左前身頃および右前身頃と、人体の上半身後部を覆い、腋下部から下の左右の端部で前記左前身頃および右前身頃の端部とをそれぞれ接合された後身頃と左右の袖を有する上衣であって、前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の接合部および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の接合部には、襟ぐりから袖ぐりの一部および袖の前側を通って袖口まで達し、前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の間から左袖口および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の間から右袖口を開閉可能に分離する左開閉部および右開閉部がそれぞれ形成されており、前記左開閉部を開いた状態で分離された前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の一方、および前記右開閉部を開いた状態で分離された前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の一方には、それぞれ、舌片状、テープ状またはループ状の係止部材が、他方には、前記係止部材を挿通可能な係止部材保持部が、前記左および右開閉部を閉じた際に対向する位置にそれぞれ設けられ、前記係止部材の根元の近傍には、該係止部材保持部に挿通させた該係止部材を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材を有し、前記係止部材の前記係止部材保持部への挿通、該係止部材の根元方向への折り返しおよび前記先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されていることを特徴とする自立支援用上衣を提供することにより上記課題を解決するものである。
本発明の第1またはの態様に係る自立支援用上衣において、前記袖がラグラン袖であることが好ましい。
(削除)
本発明の第の態様は、左右の脚を通すための左右脚周り部と、下腹部および腰部を包む腰周り部を有するズボン状の下衣であって、前記腰周り部の前身頃股上中心部左右から前記左右脚周り部の前側を通って裾まで達し、前記腰周り部の前身頃を後身頃股上から股間部にかけて開閉可能に後身頃と分離すると共に、前記左右脚周り部の前側を開閉可能に分離する左右開閉部が形成されており、前記腰周り部の後身頃側の上端には、腰に巻き回して該後身頃部を腰部に固定するための左右腰ベルトが設けられ、前記左右腰ベルトの一方には、舌片状の係止部材が、他方には、前記係止部材を挿通可能な係止部材保持部がそれぞれ設けられ、前記係止部材の根元の近傍には、該係止部材保持部に挿通させた該係止部材を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材を有し、前記係止部材の前記係止部材保持部への挿通、該係止部材の根元方向への折り返しおよび前記先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されていることを特徴とする自立支援用下衣を提供することにより上記課題を解決するものである。
本発明の第の態様において、前記腰周り部の少なくとも両側面に、着用時に折り曲げた前記脚周り部の裾を挟み込むための弾性ベルトを有していることが好ましい。
本発明において、上衣、下衣のいずれについても、開閉部の一方に、舌片状の係止部材が、他方に固定部材をそれぞれ設け、あるいは、開閉部の一方に、舌片状の係止部材が、他方に係止部材保持部をそれぞれ設けると共に、係止部材の根元の近傍には、係止部材保持部に挿通させた係止部材を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材を有し、係止部材の前記係止部材保持部への挿通、係止部材の根元方向への折り返しおよび先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されている。そのため、開閉部を閉鎖する際の対向する一点の位置決めおよび開閉部の両側部材の引き寄せを、片手で容易かつ正確に行うことができる。したがって、本発明の自立支援用衣服は、半身不随、肩、肘関節の拘縮等の障がいを有する人や寝たきりの人等でも、介助者に頼ることなく自力で比較的容易に着脱できる。そのため、介護現場における介護者の肉体的負担を軽減できると共に、要介護者等の自立の促進、汚れた衣服を随時交換できることによる、要介護者等の衛生状態やQOLの改善といった効果も期待できる。
本発明の第1の実施の形態に係る自立支援用上衣の概略図である。 同自立支援用上衣において左右開閉部を開いた状態を示す図である。 変形例に係る自立支援用上衣の概略図である。 変形例に係る自立支援用上衣の概略図である。 変形例に係る自立支援用上衣の概略図である。 変形例に係る自立支援用上衣の概略図である。 変形例に係る自立支援用上衣の概略図である。 変形例に係る自立支援用上衣の概略図である。 変形例に係る自立支援用上衣の概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る自立支援用下衣を、内側を上に向けて展開した状態を示す概略図である。 (A)は同自立支援用下衣の左および右開閉部の一部を開いた状態、(B)は同自立支援用下衣の腰周り部の左および右前身頃の一部を開いた状態を示す図である。 同自立支援用下衣を着用するために右脚周り部を折りたたんだ状態を示す概略説明図である。 変形例に係る自立支援用下衣の概略図である。 変形例に係る自立支援用下衣の概略図である。
図1および図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る自立支援用上衣10は、人体の上半身前部を前開き可能に覆う左前身頃11および右前身頃12と、人体の上半身後部を覆い、腋下部から下の左右の端部で左前身頃11および右前身頃12の端部とをそれぞれ接合された後身頃13と左右の袖23、24を有する上衣(トップス)であって、左前身頃11と後身頃13の左肩部の接合部(自立支援用上衣10はラグラン袖になっているため、左肩側の襟ぐり20と袖ぐり21の接合部に相当する。以下右肩部についても同じ。)および右前身頃12と後身頃13の右肩部の接合部には、襟ぐり20から袖ぐり21の一部および袖23、24の前側を通って袖口22まで達し、左前身頃11と後身頃13の左肩部の間から左袖口22および右前身頃12と後身頃13の右肩部の間から右袖口22を開閉可能に分離する左開閉部14および右開閉部15がそれぞれ形成されている。
左開閉部14を開いた状態で分離された左前身頃11と後身頃13の左肩部の一方、および右開閉部15を開いた状態で分離された右前身頃12と後身頃13の右肩部の一方には、それぞれ、舌片状、テープ状またはループ状の係止部材16が、他方には、係止部材を挿通可能な係止部材保持部17が、左および右開閉部14、15を閉じた際に対向する位置にそれぞれ設けられている。係止部材16の根元の近傍には、係止部材保持部17に挿通させた係止部材16を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材18を有し、係止部材16の係止部材保持部17への挿通、係止部材16の根元方向への折り返しおよび先端部の固定部材18への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されている。
係止部材16は、図1および2に示すような舌片状の形状を有していてもよいが、左および右開閉部14、15に取り付け可能で、片手で保持可能であり、係止部材保持部17への挿通、折り返し、固定部材18への固定が全て片手で行うことが可能な限りにおいて、任意の形状を有していてよい。係止部材16の形状の具体例としては、ベルト状、テープ状、ひも状、ループ状等が挙げられる。材質についても、任意の繊維素材からなる布地であってもよいが、ゴム等の弾性を有する部材であってもよい。
固定部材18としては、面ファスナーが好ましく用いられる。この場合、係止部材16の先端にも、固定部材として用いられている面ファスナーと対になる面ファスナーが設けられている必要がある。一対の面ファスナー以外に、雌雄スナップ、一対のホック、ボタンとボタン穴、ベルト穴とバックル、一対のサイドバックル等の組み合わせであってもよい。
左袖23および右袖24において、左および右開閉部14、15を閉じた際に対向する複数の位置には、左開閉部14および右開閉部15を係脱自在に閉じ合わせるために、複数の面ファスナー19が設けられている。面ファスナー19の設置位置は特に制限されないが、肘部等の可動部を避けるように配置すると、可動性を損なわない点で好ましい。なお、本実施形態では面ファスナーを用いているが、要介護者等の手指の運動機能に応じて、雄雌スナップ、一対のホック、ボタンとボタン穴、オープンファスナー、一対のサイドバックル等の他の固定手段を用いてもよい。さらに、左袖23および右袖24において、腋下部や腕の一部のみを開閉可能にして、体温計の抜き差しや、点滴用チューブの脱着を容易にできるような構造にしてもよい。
自立支援用上衣10は、図3に示すように、裾を長くしたワンピース状にしてもよい。この場合において、用便時に左前身頃11および右前身頃12の裾が汚れるのを防ぐために、左前身頃11および右前身頃12の腹部近傍にポケット25を設け、用便時には左前身頃11および右前身頃12の裾をポケット25にたくしこむようにしてもよい。また、ポケット25は、裾の長さに関係なく、オストメイトのストーマ用装具(パウチ)の交換の際に、裾をたくしこんでおくことで、ストーマ用装具やストーマから漏出した***物で裾が汚れるのを防ぐことができる。図1〜3に示すように、ポケット25は、開口が水平になるように設けてもよいが、開口が傾斜していてもよく、図4に示すように、左または右前身頃11、12と後身頃13との接合部を利用したスラッシュポケットであってもよい。
また、図4に示すように、左前身頃11および右前身頃12を係脱自在に閉じ合わせるためにも、左開閉部14および右開閉部15と同様、左前身頃11および右前身頃13を閉じた際に対向する複数の位置に面ファスナー19を設け、一方に係止部材16a、他方に係止部材固定部17aを設け、係止部材16の根元近傍に固定部材(図示しない)を設けてもよい。
自立支援用上衣10を着用する際には、左肩部および右肩部の左右の係止部材16を、ホール状の係止部材保持部17に下側からもぐらせ、係止部材16の根元側に折り返し、係止部材先端の面ファスナー18aと係止部材16の根元部近傍に設けられた面ファスナー18とを貼り合わせ、一旦、左右両前身頃11、12がはだけぬ様に固定する。次いで、上側から袖布を左および右開閉部14、15に向かって引き寄せ、一対の面ファスナー19を貼り合わせるようにして左右両袖23、24を閉じ合わせる。面ファスナー19を閉じ合わせる順序は特に制限されないが、例えば、袖口22側から肩口側に向かって順次閉じ合わせるようにするとよい。次に、前立ての係止部材16aをホール状の係止部材固定部17aに通し、根元側に折り返して、肩口部の係止部材の場合と同様、面ファスナー等の固定部材で留める。このようにして、立位、座位、寝たきり等どの姿勢においても、障害者や高齢者が自身で着用できる構造となっている。しかも、係止部材16の係止部材保持部17への挿通、係止部材16の根元方向への折り返しおよび先端部の固定部材18への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されているため、半身不随者の四肢の機能に障がいを有する者でも、片手だけを用いて着脱が可能な構造となっている。
係止部材16および係止部材保持部17を設置する位置は、図1および2に示すような肩口部付近以外の位置であってもよく、左および右開閉部14、15上の任意の複数の位置に設けてもよい。また、図1、2に示した場合と逆に、係止部材16を前身頃11、12の側に、係止部材保持部17を後身頃13の側に設けてもよい。
自立支援上衣10に用いられる素材としては、関節の硬直により、自由な動きのできない弱者にとっては、伸縮性のあるものが望ましく、特に限定するものではない。
自立支援用上衣10の袖の長さは、長袖以外に、半袖でも七部丈でもよく(例えば、図4参照)、図5に示すように肩鎖関節と第一助骨の間の袖丈があってもよい。図7に示すように、袖口22にリブ素材を用い、たくし上がらないようにしてもよいし、ズボン裾同様に、輪状になった縫い代を利用し、ゴムテープを通し、適切な袖口寸法に縮めることが可能な構造にしてもよい。
左右の袖23、24において、袖底の縫い代が腕に直に触れることによる違和感がない様に、袖底は、接ぎ目が無いように輪状の構造とすることが好ましい。筋肉、体脂肪率が低下し、助骨が浮き出ている要介護者等が多いことを考慮し、横向き姿勢での就寝時に身頃体側位置に接ぎ目があると、体重圧の痛みが生じるため、本発明に於いて左および右前身頃11、12の乳腺と体側位置の縦方向中間線に後身頃13との接合部を設けることが好ましい。あるいは、左前身頃11、右前身頃12、後見頃13を一体化し、接合部のない輪状の構造としてもよい。
例えば、自立支援用上衣10を女性用の外出着とする場合、図6に示すように、袖口22と身頃(左前身頃11右前身頃12,および後身頃13)の裾部を、スカラップ仕立てやレース等の装飾を追加できるようにし、自由におしゃれをして、外出する機会の少ない病気、障害を持った装着者の癒しや、満足感が得られる事を考慮した構造であってもよい。前立てや衿ぐりについても、同様に適宜装飾を施してもよい。例えば、図8(A)に示すように、衿の形状をハイネックとし冬用の寝巻や外出着としてもよく、図8(B)に示すように、衿の形状をフラットカラーにして女性用寝巻や外出着としてもよい。
なお、図9に示すように、自立支援用上衣10において、左開閉部14を開いた状態で分離された左前身頃11と後身頃13の左肩部の一方、および右開閉部15を開いた状態で分離された右前身頃12と後身頃13の右肩部の一方には、それぞれ、舌片状、テープ状またはループ状の係止部材16を、他方には、係止部材16の先端部を固定可能な固定部材18を、左および右開閉部14、15を閉じた際に対向する位置にそれぞれ設け、係止部材保持部をくぐらせたり、係止部材を折り返したりすることなく、引き寄せた係止部材16の先端部をそのまま固定部材18に固定するようにしてもよい。
図10および11に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る自立支援用下衣100は、左右の脚を通すための左右脚周り部101、102と、下腹部および腰部を包む腰周り部103、104、105を有するズボン状の下衣である。自立支援用下衣100において、腰周り部の前身頃103、104の股上中心部左右から左右脚周り部101、102の前側を通って裾117、118まで達し、腰周り部の前身頃103、104を後身頃股上(腰周り部後身頃105)から股間部にかけて開閉可能に後身頃105と分離すると共に、左右脚周り部101、102の前側を開閉可能に分離する左右開閉部106、107が形成されている。
また、腰周り部後身頃105の上端には、腰に巻き回して腰周り部後身頃部105を腰部に固定するための左右腰ベルト108、109が設けられており、一方には、舌片状の係止部材110が、他方には、係止部材110を挿通可能な係止部材保持部111がそれぞれ設けられ、係止部材110の根元の近傍には、係止部材110を折り返した状態でその先端部を固定可能な図示しない固定部材を有し、係止部材110の係止部材保持部11への挿通、係止部材110の根元方向への折り返しおよび先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されている。
係止部材110は、図10、11に示すような舌片状の形状を有していてもよいが、左または右腰ベルト108、109に取り付け可能で、片手で保持可能であり、係止部材保持部111への挿通、折り返し、固定部材への固定が全て片手で行うことが可能な限りにおいて、任意の形状を有していてよい。係止部材110の形状の具体例としては、ベルト状、テープ状、ひも状、ループ状等が挙げられる。材質についても、任意の繊維素材からなる布地であってもよいが、ゴム等の弾性を有する部材であってもよい。また、係止部材110は、利き手等に応じて、図10に示すように左腰ベルト108側に設けてもよく、図10に示すように右腰ベルト109側に設けてもよい。
固定部材としては、面ファスナーが好ましく用いられる。この場合、係止部材16の先端にも、固定部材として用いられている面ファスナーと対になる面ファスナーが設けられている必要がある。一対の面ファスナー以外に、雌雄スナップ、一対のホック、ボタンとボタン穴、ベルト穴とバックル、一対のサイドバックル等の組み合わせであってもよい。
左脚周り部101および右脚周り部102において、左および右開閉部117、118を閉じた際に対向する複数の位置には、左開閉部117および右開閉部118を係脱自在に閉じ合わせるために、大腿部にはファスナー114が、すね部には面ファスナー113が、それぞれ設けられている。要介護者等の手指の運動機能等に応じて、上記の組み合わせ以外に、雄雌スナップ、一対のホック、ボタンとボタン穴、オープンファスナー、一対のサイドバックル等の他の固定手段を用いてもよい。
また、図11に示すように、腰周り部左前身頃103および腰周り部右前身頃104を係脱自在に閉じ合わせるためにも、左開閉部106および右開閉部107と同様、腰周り部左前身頃103および腰周り部右前身頃104を閉じた際に対向する複数の位置に面ファスナー115aを設け、あるいは両者の間にファスナー115を設けてもよい。
また、図11には図示していないが、腰周り部左前身頃103および腰周り部右前身頃104は、面ファスナー等の固定手段により、左右腰ベルト108、109および/または左脚周り部101および右脚周り部102上の対向する面上に、前開き可能に固定されている。以上のような構造とすることにより、横臥したままの状態で、最小限の体の動きで自立支援用下衣100の着脱が可能になると共に、おむつ等の交換も容易に行うことができる。
自立支援用下衣100を着用する際には、図11(着用者は省略している。)に示すように、左右腰ベルト108、109の一方(図11では右腰ベルト109側)に設けられた舌片状の係止部材110を、他方(図11では左腰ベルト108側)に設けられた、係止部材110を挿通可能な係止部材保持部111に挿通し、係止部材110の根元方向へ折り返し、先端部を固定部材に固定することにより、着用者のウエスト寸法に応じて、左右腰ベルト108、109の重なり分を自由に調節しつつ、腰周り部後身頃105を着用者の腰部(図示しない)に固定する。
次いで、指かけ116(図12参照)に指を掛けて、座位状態で片膝を少し浮かした状態で、大腿部分背面部を潜り、腰周り部右前身頃104の上前端を三角に折り、右脚周り部102を中表に合わさった状態に折り重ねる(図13参照)。このように折りたたんだ状態で、右裾118を持ち上げ、膝の体側位置で外側に一旦折りたたみ、右側の弾性ベルト112下側に潜らせるように挟み込む。一旦、右脚周り部102をたたみ込んだ状態で、左脚周り部101を左脚の周りに巻き回し、面ファスナー113およびファスナー114で閉じ合わせる。次いで、弾性ベルトに挟み込んだ右脚周り部102を広げて、右脚の周りに巻き回し、面ファスナー113およびファスナー114で閉じ合わせる。このようにすることで、着用時に、広げたままの左または右脚周り部101、102が乱れて履きにくくなるのを防ぐことができる。
左および右裾117、118においては、就寝時に膝方向にたくしあがるのを防ぐために、図13に示すようにリブ素材を用いてもよいし、裾口縫い代内に平ゴムを通し、利用者の足首のサイズに合わせて調節し、ゴムベルトの端を接着剥離テープでズボン裾本体に留めつけても良い。調節部材は、装着において最適であれば特に限定しない。
前開き可能に形成されている腰周り部左および右前身頃103、104は、通常のズボンよりも尾てい骨寄りに股下の接ぎ目を後方にずらす事により、縦長方向に広く、大きく開閉部分を設けることが可能となり、就寝状態でのおむつ交換が装着者自身で行えるようにできる。
自立支援用下衣100は、図10に示すように、完全平面展開できる為、寝たきり状態の要介護者等であっても、指の感覚が残っていればベッド上で横向きになり、シーツ上を滑らせ、体側に潜らせ、逆方向に体勢を反転させるだけで、それ以降の装着を自身で行うことが可能である。
指かけ116は、伸縮性の高い素材や、部材で装着者自身が自在に脱衣・着衣できる素材であれば、特に素材を限定せず、最適な素材を用いればよい。また、自立支援用下衣100本体の素材は、伸縮率の高い素材で、装着者の自由な動作を阻害せず、装着者自身が自在に脱衣・着衣できる素材であれば、特に素材は限定せず、最適な素材を適宜用いればよい。
自立支援用下衣100を外出用ズボンに用いる場合は、裏地を用いてもよいし、リバーシブル仕立てにしてもよい。
必要に応じて腰周り部の任意の位置にポケットを設置してもよいし、ポケット口見返しにコンシールファスナーを配し、背面部へ滑らせる際に、ポケット内の物品が落下せぬ様な構造としてもよい。
リウマチ等で、指が自由に曲げ伸ばしできない人のためには、上記のコンシールファスナー金具に指掛け用の輪状部材を用いてもよい。部材の素材は、シリコンラバー等、人体に無害であり、洗濯時に変形および劣化をしない素材が望ましいが、装着者に最適であれば特に限定しない。上記同様、ファスナー114、115の金具についても同様である。ファスナー114の代わりに、装着者の目的に応じ面ファスナー等を用いてもよい。
なお、図14に示すように、自立支援用下衣100において、左右腰ベルト108、109の一方には、舌片状の係止部材110を、他方には、前記係止部材の先端部を固定可能な固定部材119をそれぞれ設け、係止部材保持部をくぐらせたり、係止部材を折り返したりすることなく、引き寄せた係止部材110の先端部をそのまま固定部材119に固定するようにしてもよい。
10 自立支援用上衣
11 左前身頃
12 右前身頃
13 後身頃
14 左開閉部
15 右開閉部
16 係止部材
17 係止部材保持部
18 固定部材
19 面ファスナー
20 襟ぐり
21 袖ぐり
22 袖口
23 左袖
24 右袖
25 ポケット
100 自立支援用下衣
101 左脚周り部
102 右脚周り部
103 腰周り部左前身頃
104 腰周り部右前身頃
105 腰周り部後身頃
106 左開閉部
107 右開閉部
108 左腰ベルト
109 右腰ベルト
110 係止部材
111 係止部材保持部
112 弾性ベルト
113 面ファスナー
114 コンシールファスナー
115 ファスナー
115a 面ファスナー
116 指かけ
117 左裾
118 右裾
119 固定部材

Claims (5)

  1. 人体の上半身前部を前開き可能に覆う左前身頃および右前身頃と、人体の上半身後部を覆い、腋下部から下の左右の端部で前記左前身頃および右前身頃の端部とをそれぞれ接合された後身頃を有する上衣であって、
    前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の接合部および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の接合部には、前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の間および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の間を開閉可能に分離する左開閉部および右開閉部がそれぞれ形成されており、
    前記左開閉部を開いた状態で分離された前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の一方、および前記右開閉部を開いた状態で分離された前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の一方には、それぞれ、舌片状、テープ状またはループ状の係止部材が、他方には、前記係止部材を挿通可能な係止部材保持部が、前記左および右開閉部を閉じた際に対向する位置にそれぞれ設けられ、
    前記係止部材の根元の近傍には、該係止部材保持部に挿通させた該係止部材を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材を有し、前記係止部材の前記係止部材保持部への挿通、該係止部材の根元方向への折り返しおよび前記先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されていることを特徴とする自立支援用上衣。
  2. 人体の上半身前部を前開き可能に覆う左前身頃および右前身頃と、人体の上半身後部を覆い、腋下部から下の左右の端部で前記左前身頃および右前身頃の端部とをそれぞれ接合された後身頃と左右の袖を有する上衣であって、
    前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の接合部および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の接合部には、襟ぐりから袖ぐりの一部および袖の前側を通って袖口まで達し、前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の間から左袖口および前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の間から右袖口を開閉可能に分離する左開閉部および右開閉部がそれぞれ形成されており、
    前記左開閉部を開いた状態で分離された前記左前身頃と前記後身頃の左肩部の一方、および前記右開閉部を開いた状態で分離された前記右前身頃と前記後身頃の右肩部の一方には、それぞれ、舌片状、テープ状またはループ状の係止部材が、他方には、前記係止部材を挿通可能な係止部材保持部が、前記左および右開閉部を閉じた際に対向する位置にそれぞれ設けられ、
    前記係止部材の根元の近傍には、該係止部材保持部に挿通させた該係止部材を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材を有し、前記係止部材の前記係止部材保持部への挿通、該係止部材の根元方向への折り返しおよび前記先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されていることを特徴とする自立支援用上衣。
  3. 前記袖がラグラン袖であることを特徴とする請求項記載の自立支援用上衣。
  4. 左右の脚を通すための左右脚周り部と、下腹部および腰部を包む腰周り部を有するズボン状の下衣であって、
    前記腰周り部の前身頃股上中心部左右から前記左右脚周り部の前側を通って裾まで達し、前記腰周り部の前身頃を後身頃股上から股間部にかけて開閉可能に後身頃と分離すると共に、前記左右脚周り部の前側を開閉可能に分離する左右開閉部が形成されており、
    前記腰周り部の後身頃側の上端には、腰に巻き回して該後身頃部を腰部に固定するための左右腰ベルトが設けられ、
    前記左右腰ベルトの一方には、舌片状の係止部材が、他方には、前記係止部材を挿通可能な係止部材保持部がそれぞれ設けられ、前記係止部材の根元の近傍には、該係止部材を折り返した状態でその先端部を固定可能な固定部材を有し、前記係止部材の前記係止部材保持部への挿通、該係止部材の根元方向への折り返しおよび前記先端部の固定部材への固定は全て片手で行うことが可能なように構成されていることを特徴とする自立支援用下衣。
  5. 前記腰周り部の少なくとも両側面に、着用時に折り曲げた前記脚周り部の裾を挟み込むための弾性ベルトを有することを特徴とする請求項記載の自立支援用下衣。
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