JP5236979B2 - 装飾品及び装飾品の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明1の装飾品は、身体に装着可能な装飾品において、軟質な材料で、長手方向に延びるように形成された紐状芯部材と、軟質な材料で、前記紐状芯部材の外周面を被覆するように、前記長手方向に延びるように形成された紐状外層部材と、前記紐状芯部材の外周面に沿って設けられ、磁石を含有する軟質な材料で、長手方向に延びるように形成された紐状磁石部材とからなる本体部を備え、前記本体部の長手方向の両端には、前記本体部を輪状に連結するための連結部とを備え、前記紐状芯部材の外周面には、一端から他端にかけて、一又は複数の溝部が形成され、前記溝部に前記紐状磁石部材が嵌め込まれていることを特徴とする。
本発明の製造方法は、簡素な方法で、装飾性、健康増進に優れた高品質の装飾品を製造することができる。また、能率よく製造でき、経済的効果を呈する。
図1は、本発明の装飾品(ネックレス)の外観図、図2は、装飾品の正面図、図3は、装飾品を部分的に表した正面図、図4は、図2をA−A線で切断した断面図である。なお、この実施の形態では、磁力による肩こりの解消等の健康増進効果が期待できる装飾品としてネックレスを例にして説明を行うが、他の装飾品、例えばブレスレット等のようなものであっても良いことはいうまでもない。
図5は、本発明の装飾品の製造方法による装飾品の製造工程を示すフロー図である。図5のフロー図に従って製造工程を説明する。製造対象のネックレス1の本体部10は、第一紐状外層部材及び第二紐状外層部材からなる。この本体部を構成するために一対の金型が準備される。
次にその具体的製造方法について説明する。
シリコーン、及び添加剤等を所定の割合で配合した後、加圧ニーダやミキシングロール等の混練機で所定の時間混練する。本実施の形態において、混練する材料としては、軟質なシリコーン樹脂を使用するが、軟質なものであれば他の材料でも良く、例えば、ウレタン樹脂及び他のシリコーン樹脂等であっても良い。また、着色剤を添加することによりさまざまな色に着色されても良い。例えば、第一紐状外層部材と第二紐状外層部材とで異なる色になるように着色されても良い。
混練工程で得られた組成物(混練物)を粉砕し、この粉砕粉末を用いて例えば押出成形により成形し、長手方向に延びるように形成された第一紐状外層部材及び第二紐状外層部材として成形された成形体を得る。本実施の形態において、第一紐状外層部材及び第二紐状外層部材は、お互いを結合する結合面が設けられ、結合面に凹みが設けられている。
<成形(S103)>
混練工程で得られた組成物(混練物)を粉砕し、この粉砕粉末を用いて例えば押出成形により成形し、長手方向に延びるように形成された紐状芯部材12として成形された成形体を得る。
シリコーン、磁石及び添加剤等を所定の割合で配合した後、加圧ニーダやミキシングロール等の混練機で所定の時間混練する。本実施の形態において、混練する材料としては、軟質なシリコーン樹脂を使用するが、軟質なものであれば他の材料でも良く、例えば、ウレタン樹脂及び他の合成樹脂等であっても良い。磁石は、粉末化されたいわゆる磁石粉末がよく、例えば、フェライト磁石が良い。また、着色剤を添加することによりさまざまな色に着色されても良い。
混練工程で得られた組成物(混練物)を粉砕し、この粉砕粉末を用いて例えば押出成形により成形し、長手方向に延びるように形成された紐状磁石部材14a、14b、14cとして成形された成形体を得る。なお、成形は、無磁場中又は磁場中で行うことができる。
成型された紐状芯部材12の外周面に紐状磁石部材14a、14b、14cを沿うように設置する(S107)。本実施の形態においては、紐状磁石部材14a、14b、14cは、紐状芯部材12の外周面の一端から他端にかけて、紐状芯部材12と平行になるように設置している。しかし、これに限定されることはなく、紐状磁石部材14a、14b、14cは、紐状芯部材12の外周面に巻いてもよい。例えば、紐状磁石部材14a、14b、14cは、紐状芯部材12の外周面に螺旋状になるように巻いても良い。
金型は、同様の構成からなる上金型と下金型に分離されている。
上金型は板状のものであり、上金型には第一紐状外層部材又は第二紐状外層部材を設置するための第一凹部が形成されている。この第一凹部の幅は、第一紐状外層部材又は第二紐状外層部材の幅よりやや小さい寸法になっているとよい。第一紐状外層部材又は第二紐状外層部材は弾性変形可能であり、第一凹部に押し付けるように押し込み弾性力に抗して設置するとよい。この状態で第一紐状外層部材又は第二紐状外層部材は、上金型に位置決め保持されるので、放置しても外れない。
下金型は板状のものであり、下金型には第二紐状外層部材又は第一紐状外層部材を設置するための第二凹部が形成されている。この第二凹部の幅は、第二紐状外層部材又は第一紐状外層部材の幅よりやや小さい寸法になっているとよい。第二紐状外層部材又は第一紐状外層部材は弾性変形可能であり、第二凹部に押し付けるように押し込み弾性力に抗して設置するとよい。この状態で第二紐状外層部材又は第一紐状外層部材は、下金型に位置決め保持されるので、放置しても外れない。
第一紐状外層部材、第二紐状外層部材の長手方向中央に設けられた凹みに、紐状芯部材12と紐状芯部材12の外周面に沿うように設けられた紐状磁石部材14a、14b、14cをセットする。
次に、位置決めピン、位置決め穴などからなる位置決め部材により位置決めをし、この金型を閉じる。すなわち、同様構成の上金型と下金型に位置合わせのうえ組み付けるようにする。
この状態で上金型及び下金型の外部に設けられた加熱プレス装置を加熱し、さらに加圧させると、上金型及び下金型は押圧される。このときの加熱温度は、所定の温度(例えば、180℃)が好ましい。加圧力は、所定の圧力であれば良い。この加熱、加圧力で、第一紐状外層部材及び第二紐状外層部材は、一体化し、紐状外層部材11を構成する。
金型内で第一紐状外層部材及び第二紐状外層部材が一体化し紐状外層部材11を構成した後、上金型及び下金型を分離して開く。
金型より固化して成形された紐状外層部材11を取り出す。この時、余計なバリ等が生じていたときには、バリを取り除くと良い。
<留め具 取付け(S115)>
紐状外層部材11の両端部に凸状留め具13A及び凹状留め具13Bを付けて完成する。
本発明の他の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図6は、本発明の装飾品(ネックレス)の正面図、図7は、装飾品を部分的に表した正面図である。他の実施の形態では、前述した実施の形態と同一の部位には同一の符号を付与し詳細な説明を省略する。
本発明の他の実施の形態2を図面に基づいて詳細に説明する。図8は、本発明の装飾品の他の実施の形態を適用したネックレス201の断面図である。本発明の他の実施の形態2では、前述した実施の形態と同一の部位には同一の符号を付与し詳細な説明を省略する。
10 … 本体部
11 … 紐状部材
12 … 紐状芯部材
13 … 連結部
14 … 紐状磁石部材
Claims (6)
- 身体に装着可能な装飾品(1)において、
軟質な材料で、長手方向に延びるように形成された紐状芯部材(212)と、
軟質な材料で、前記紐状芯部材の外周面を被覆するように、前記長手方向に延びるように形成された紐状外層部材(211)と、
前記紐状芯部材の外周面に沿って設けられ、磁石を含有する軟質な材料で、長手方向に延びるように形成された紐状磁石部材(214a、214b、214c)とからなる本体部(210)を備え、
前記本体部の長手方向の両端には、前記本体部を輪状に連結するための連結部(13)とを備え、
前記紐状芯部材(212)の外周面には、一端から他端にかけて、一又は複数の溝部(212a、212b、212c)が形成され、前記溝部(212a、212b、212c)に前記紐状磁石部材(214a、214b、214c)が嵌め込まれている
ことを特徴とする装飾品。 - 請求項1に記載された装飾品において、
前記溝部は、前記外周面に螺旋状に形成されているものである
ことを特徴とする装飾品。 - 請求項1又は2に記載された装飾品において、
前記紐状外層部材、前記紐状芯部材及び紐状磁石部材から選択される一以上の部材は、は、少なくとも一部が透明又は半透明の部位になっている
ことを特徴とする装飾品。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載された装飾品において、
前記紐状外層部材、前記紐状芯部材及び前記紐状磁石部材は、所定の温度、圧力に加熱、加圧処理することで、一体化しているものである
ことを特徴とする装飾品。 - 請求項1〜4に記載された装飾品において、
前記軟質な材料は、シリコーン樹脂である
ことを特徴とする装飾品。 - 身体に装着可能な装飾品を製造する方法であって、
軟質な材料を、長手方向に延ばして、紐状芯部材を成形する工程(S103)と、
軟質な材料に磁石を練り込み、長手方向に延ばして、前記紐状磁石部材を成形する工程(S104、S105、S106)と、
前記紐状芯部材の外周面に、前記紐状磁石部材を平行状に、又は、螺旋状に配置する工程(S107)と、
開状態の一対の金型内に、略半割状の紐状外層部材をセットする工程(S108、S109)と、
前記金型にセットされた前記半割状の紐状外層部材の一方に、前記紐状芯部材と前記紐状磁石部材をセットする工程(110)と、
前記一対の金型を閉状態にするとともに、前記一対の紐状部材を所定の温度、圧力に加熱、加圧処理し、一体に結合する工程(S111)とからなり、
前記紐状芯部材を成型する工程は、前記紐状芯部材を長手方向に延ばした後、外周面に平行又は螺旋状の溝部を形成する工程である
ことを特徴とする装飾品の製造方法。
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