JP5234514B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を利用した光偏光器を用いて、レーザー光を走査することにより画像描画を行うプロジェクターが知られている。光源として使用されるレーザーダイオード(LD)は、温度などの環境変化により光出力量−電流特性が変動するため、LD駆動電流を調節して光量を一定に保つ必要がある。例えば、特許文献1に記載された2次元光走査装置では、投射面の描画領域外部に、APC(Automatic Power Control)制御用の光を投射する領域を設け、そこで検知される光量を利用してAPC制御を行っている。
特開2003−5110号公報
しかし、特許文献1に記載された方法では、投射面の描画領域外部までも光走査を行う必要があるため、光偏向器を描画範囲以上に振動させなければならず、利用効率が悪くなるという問題がある。
そこで、本発明は、走査範囲をできるだけ小さくして、かつLDの光量制御を行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、光束を出射する光源と、前記光源から出射される前記光束の光量を検出する光検知部と、所定の軸を中心にして回動可能に構成され、光反射部で反射した前記光束を投影面に走査する光偏向部と、前記光偏向部を回動駆動させるための駆動部と、前記光源に供給する駆動電流を決定する光源出力制御部と、映像ソースから供給される画像の情報に基づいて、前記駆動部と前記光源出力制御部を制御し、前記画像を表示させる画像処理部と、を備え、前記光源出力制御部は、前記光検知部で検出された光量に基づいて、前記画像の情報に基づく光量と実際に出射される光束の光量との差がなくなるように、前記光源に供給する駆動電流を補正し、前記画像処理部は、前記画像を描画するために投射される描画用光束の一部を、前記駆動電流の補正に利用される制御用光束に置換するように、前記光源出力制御部を制御するものである。
本発明によれば、描画領域内に制御用光束を投射して、光源の駆動電流の補正を行うようにしたので、制御用光束を投射するために描画領域外まで光走査を行う必要がない。このため、走査範囲をできるだけ小さくして光源の駆動電流の補正を行うことができる。このため、光偏向部の駆動エネルギーが低減される。また、描画領域外に制御用光束の投射領域を設けなくてもよいので、描画領域を広げることも可能となる。このため、画角が広がり、投影距離が短くても大きな画像を得ることができる。
なお、前記光源は、例えばレーザーダイオードである。
レーザーダイオードは温度などの環境変化により光出力量−電流特性が変動するため、駆動電流の補正を行う必要があり、本発明を有効に適用することができる。
また、前記画像処理部は、ある描画位置において、前記描画用光束と前記制御用光束の輝度が所定の範囲内で近い場合には、前記描画用光束を前記制御用光束に置換することが望ましい。
これにより、描画領域内の制御用光束投射位置は、投影する画像中でなるべく輝度の近い位置に置き換えて配置されるので、投影面上で、制御用光束を目立たなくすることができる。
また、前記画像処理部は、描画領域全体で、前記描画用光束を前記制御用光束にランダムに置換するようにしてもよい。
これにより、制御用光束の投射位置を決定する処理の負担をなくすことができるとともに、投影面上で、制御用光束をあまり目立たなくすることができる。
また、前記画像処理部は、水平走査方向の端部の描画領域において、前記描画用光束を前記制御用光束に置換するようにしてもよい。
これにより、制御用光束の投射位置を決定する処理の負担をなくすことができるとともに、画像への影響の少ない位置に制御用光束を投射することができる。
また、前記画像処理部は、複数の描画位置において、前記描画用光束を前記制御用光束に置換することが望ましい。
これにより、より精度の高い光源駆動電流の補正を行うことができる。
また、前記光源は、赤色、緑色、青色の各色の光束をそれぞれ出射する光源を含み、前記画像処理部は、1フレーム画像中で、すべての色の光源について少なくとも1つの前記制御用光束を前記描画用光束と置換することが望ましい。
これにより、各色の光源に対して偏りのない駆動電流の補正を行うことができる。
また、前記光源出力制御部は、1つ前のフレーム画像中に投射された前記制御用光束の光量に基づいて、前記光源に供給する駆動電流を補正することが望ましい。
これにより、より現状に即した精度の高い電流補正を行うことができる。
本発明の実施例による、画像形成装置の構成を示すブロック図である。 水平ミラーの構成を示す平面図である。 図2のII−II線における断面図である。 垂直ミラーの構成を示す平面図である。 本発明の実施例による、描画処理とAPC制御動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例による、1フレームにおけるAPC専用光投射位置を決定する手順を示すフローチャートである。 図7(A)は、APC専用光の置き換えを行う前のフレーム画像の例、図7(B)は図7(A)の画像に対してAPC専用光の置き換えを行った後のフレーム画像の例を示す図である。 図8(A)、(B)は、APC専用光の投射位置の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例による、画像形成装置10の構成を示すブロック図である。図に示すように、光走査装置10は、水平ミラー(光偏向部)1a、垂直ミラー(光偏向部)1b、水平ミラー駆動部101、垂直ミラー駆動部102、画像処理部103、レーザー出力制御部(光源出力制御部)104、レーザードライバー105、レーザーダイオード(光源)106G,106B,106R、ダイクロイックミラー107G,107B,107R、フォトダイオード(光検知部)108G,108B,108R、を備えている。
水平ミラー1aは、ダイクロイックミラー107G,107B,107Rから送られたレーザー光を水平方向に走査する。垂直ミラー1bは、水平ミラー1aにより反射されたレーザー光を垂直方向に走査する。水平ミラー1aは、MEMSにより形成された、共振型ミラーである。また、垂直ミラー1bは、例えば、ガルバノミラーにより構成することができる。
図2は、水平ミラー1aの構成を示す平面図である。また、図3は図2のII−II線における断面図である。
水平ミラー1aは、可動板11、支持枠12、可動板11を支持枠12に対してねじり回転可能に支持する一対の弾性支持部13を有する。可動板11、支持枠12、及び弾性支持部13は、例えば、シリコン基板をエッチング加工することにより一体形成される。
可動板11上には反射膜21が形成されている。また、可動板11の反射膜21と反対側には、磁石22が接合されている。磁石22は、可動板11を平面視したときに、可動板11の回転中心軸である軸線Aに直交する方向に磁化されている。すなわち、磁石22は、軸線Aを介して対向する互いに極性の異なる一対の磁極を有している。支持枠12は、ホルダ20に接合されており、ホルダ20上には、可動板11を駆動させるためのコイル23が配置されている。
水平ミラー1aでは、駆動信号発生手段24によって周期的に変化する電圧または電流がコイル23に供給される。これにより、コイル23は上方(可動板11側)に向く磁界と、下方に向く磁界とを交互に発生させる。これにより、コイル23に対し磁石22の一対の磁極のうち一方の磁極が接近し他方の磁極が離間するようにして、弾性支持部13を捩れ変形させながら、可動板11がA軸回りに回動させられる。
図2では、磁石22とコイル23間の電磁力を利用した駆動方式の振動ミラーを示している。しかしながら、本発明は、静電引力を利用した方式や、圧電素子を利用した方式を採用してもよい。例えば、静電引力を利用した方式の場合には、磁石22は不要であり、コイル23の代わりに可動板11に対向する1つ又は複数の電極が設置される。そして、可動板11と電極との間に周期的に変化する交流電圧を印加することにより、可動板11と電極との間に静電引力を作用させて、弾性支持部13を捩れ変形させながら、可動板11をA軸回りに回動させる。
図4は、垂直ミラー1bの構成を示す平面図である。垂直ミラー1bは可動板14、駆動手段16、及び可動板14と駆動手段16とを接続する連結部15を有する。可動板14上には反射膜が形成されている。連結部15は、可動板14がB軸回りに回動できるように、可動板14と駆動手段16とを連結する構造となっている。
駆動手段16は、例えばステップモーターとすることができる。また、垂直ミラー1bはガルバノスキャナーで構成しても良い。また、垂直ミラー1bを水平ミラー1aと同様の構成にしても良い。
水平ミラー駆動部101は、水平ミラー1aを回動させる。垂直ミラー駆動部102は、垂直ミラー1bを回動させる。水平ミラー駆動部101は、磁石22、コイル23、及び駆動信号発生部24を有している。上述のように、水平ミラー駆動部101は、駆動信号発生部24からコイル23へ電圧または電流を印加することで、可動板11を支持枠12に対して振動(回動)させるように構成されている。
また、垂直ミラー駆動部102は、駆動手段16、及び駆動信号発生部17を有し、駆動信号発生部17は垂直ミラー1bの可動板14を回動させるように、駆動手段16に適切な電圧または電流を与える。
画像処理部103は、パーソナルコンピュータや携帯電話等の各種の映像ソース200から送られた画像情報に基づいて、これらの画像を表示すべく、水平ミラー駆動部101、垂直ミラー駆動部102、レーザー出力制御部104の動作を制御する。画像処理回路103は、映像ソース200から供給される画像情報を描画用データに変換するとともに、水平ミラー1a及び垂直ミラー1bにそれぞれ内蔵されている位置センサー109a,109bから得られる位置情報に基づいて、描画のタイミング信号を生成する。
レーザー出力制御部104は、画像処理部103から供給される画像情報に基づいて、レーザードライバー105がレーザーダイオード106G,106B,106Rに供給する電流量を決定すると共に、APCによる電流量の補正を行う。これにより、各々の光源から出射されるレーザー光の強度を制御する。
APCによる電流量補正は、フォトダイオード108G,108B,108Rで検出された光量に基づいて、画像処理部103から供給される画像情報に基づく光量と、実際に出射されるレーザー光の光量との差がなくなるように、レーザーダイオード106G,106B,106Rに供給する電流量を補正することにより行う。後述するように、本実施例では、APC専用に投射する光の光量を利用してAPCを行う。
レーザーダイオード106G,106B,106Rは、レーザビームを出射する光源である。レーザーダイオード106Gは、緑色レーザー光を出射し、レーザーダイオード106Bは青色レーザー光を出射し、レーザーダイオード106Rは赤色レーザー光を出射する。ただし、2色以下又は4色以上のレーザー光源を用いてもよい。
ダイクロイックミラー107G,107B,107Rは、レーザーダイオード106Rからの赤色レーザー光を反射するダイクロイックミラー107Rと、青色レーザー光を反射し赤色レーザー光を透過させるダイクロイックミラー107Bと、緑色レーザー光を反射し青色レーザー光及び赤色レーザー光を透過させるダイクロイックミラー107Gとを有する。この3種のダイクロイックミラーにより、赤色レーザー光、青色レーザー光、及び緑色レーザー光の合成光が水平ミラー1aに入射する。
フォトダイオード108G,108B,108Rは、ダイクロイックミラー107G,107B,107Rで反射しきれずに透過した赤色レーザー光、緑色レーザー光、青色レーザー光の光量を検出する。フォトダイオード108G,108B,108Rで検出された光量は、レーザー出力制御部104におけるAPC処理で利用される。
なお、各色用のフォトダイオード108G,108B,108Rを設けず、1つのフォトダイオードを利用して、時分割で各色の光量を検出する構成にしても良い。
次に、画像形成装置10における描画処理とレーザーダイオード106G,106B,106RのAPC制御の方法について説明する。
図5は、描画処理とAPC制御動作の手順を示すフローチャートである。
まず、画像処理部103が、1フレーム分の画像情報を映像ソース200から取得し、描画用データに変換する(ステップS501)。描画用データには、アドレスで特定される描画位置毎の、レーザーダイオード106G,106B,106Rそれぞれから投射される光束(描画用光束)についての輝度情報が含まれる。描画用データはフレームバッファ(図示せず)に記憶される。
次に、画像処理部103は、当該フレームにおける、APC専用に投射するAPC専用光(制御用光束)の投射位置を決定する(ステップS502)。上述したように、本実施例では、フォトダイオード108G,108B,108Rで検知されたAPC専用光の光量を用いてAPCを行う。
図6は、1フレームにおけるAPC専用光投射位置を決定する手順を示すフローチャートである。画像処理部103は、図6に示す手順で、各々の描画位置がAPC専用光投射位置にできるか否かを判定し、当該フレームにおけるAPC専用光投射位置を決定する。
まず、画像処理部103は、1つめの描画位置の輝度情報をフレームバッファより取得する(ステップS601)。
次に、画像処理部103は、取得した輝度情報とAPC用データを比較する(ステップS602)。ここで、APC用データとは、APC専用光の輝度情報である。APC制御は、レーザーダイオード106G,106B,106Rそれぞれについて行うため、APC用に投射する光は、レーザーダイオード106G,106B,106Rのいずれか1つのLDから投射される光である。
APCは、1フレームでレーザーダイオード106G,106B,106R全てに対して行ってもよいし、1つまたは2つのLDに対して行うようにしてもよい。R,G,Bいずれか1つのLDについてAPCを行う場合には、そのLDから出射されるAPC専用光のみを比較対象にすればよい。一方、1フレームで複数のLDに対してAPCを行う場合には、それぞれのLDから出射されるAPC専用光と比較する。
ステップS602での比較処理の結果、描画用データの輝度情報とAPC用データの輝度情報が所定の範囲内で近いと判定された場合には、ステップS603へ進み、当該描画位置をAPC専用光投射位置に決定する。一方、描画用データの輝度情報とAPC用データの輝度情報が近いと判定されなかった場合には、ステップS601へ戻り、次の描画位置について判定処理を行う。
輝度情報が近いか否かを判定する基準については、ほぼ一致した場合のみ近いと判定してもよいし、一定の輝度差の範囲内であれば、近いと判断するようにしてもよい。後述するように、輝度情報の差が小さいほうが、投影面上で、APC専用光を目立たなくすることができる。
なお、上述したように、1フレームで複数のLDに対してAPCを行う場合には、いずれかの色のLDのAPC専用光と近いと判定された場合には、その色のLDについてのAPC専用光投射位置に決定する。
画像処理部103は、ステップS603でAPC専用光投射位置を決定したら、ステップS604で、APC専用光投射位置が所定数決定されたか否かを判定する。
APC専用光の投射は、1フレームにつき1箇所(1描画位置)のみであってもよいし、複数箇所にするようにしてもよい。複数箇所の場合、例えば、レーザーダイオード106G,106B,106Rそれぞれから投射される光を含むようにしてもよい。また、1つのLDからの光を複数箇所に投射するようにしてもよい。画像処理部103は、APC用の投射を1フレームで複数行う場合には、必要なだけ投射位置が確保できたか否かを判定する。
ステップS604で、APC専用光投射位置が所定数決定されたと判定された場合には当該フレームについての、APC専用光投射位置決定処理を終了する。
図5のステップS502において、当該フレームのAPC専用光投射位置決定処理が終了したら、画像処理部103は、フレームバッファに記憶された、APC専用光投射位置の描画データをAPC用データに置換する(ステップS503)。
画像処理部103は、APC用データ反映後の描画データを、レーザー出力制御部104に供給する(ステップS504)。
次に、レーザー出力制御部104は、取得した描画データに基づいて、フレーム画像を描画するため、レーザードライバー105がレーザーダイオード106G,106B,106Rに供給する電流量を制御する(ステップS505)。
この時、レーザー出力制御部104は、前フレームで投射したAPC専用光の、フォトダイオード108G,108B,108Rで検出された光量に基づいて、今回のフレームでのAPC制御を行う。APC制御では、前回フレームにおける、フォトダイオード108G,108B,108Rにおいて検出された実際の光量と描画データにおける光量との差に基づいて、実際の光量が描画データの光量と一致するように、レーザードライバー105からレーザーダイオード106G,106B,106Rに供給される電流量を変換する。
レーザー出力制御部104は、APC制御を反映した画像情報データに基づいて、レーザードライバー105がレーザーダイオード106G,106B,106Rに供給する電流量を決定し、決定された電流量に従ってレーザードライバー105がレーザーダイオード106G,106B,106Rを駆動することにより、フレーム画像が描画される(ステップS506)。
図7(A)は、APC専用光の置き換えを行う前のフレーム画像の例、図7(B)は図7(A)の画像に対してAPC専用光の置き換えを行った後のフレーム画像の例を示す図である。この例では、1フレームでR,G,B全てのLDについてのAPC専用光を投射している。図中R1、G1、B1は、それぞれR,G,Bの各色のLDのAPC専用光が投射されている描画位置を示している。図に示すように、青色のLDの光については、元の画像の中で色の近い空の部分にAPC専用光B1が配置されており、赤色のR1は木の幹や地面(土)の部分、緑色のG1は木の葉や芝の部分に配置されている。
例えば、赤色のレーザーダイオード106RについてのAPC専用光の輝度情報は、Rのみが所定の輝度で、GとBの輝度はゼロである。よって、画像上で赤色の割合が多い部分(幹や土など)の輝度情報と近くなるため、この部分が赤色LDのAPC専用光投射位置に決定される。このように、元の画像の中で色合いの近い領域にAPC専用光が投射されるので、投影面上で、APC専用光を目立たなくすることができる。
以上のように、本実施例によれば、描画領域内にAPC専用光を投射して、APC制御を行うようにしたので、APC専用光を投射するために描画領域外まで光走査を行う必要がない。このため、走査範囲をできるだけ小さくしてAPC制御を行うことができる。このため、水平ミラー1aの駆動エネルギーが低減される。また、描画領域外にAPC専用の投射領域を設けなくてもよいので、描画領域を広げることも可能となる。このため、画角が広がり、投影距離が短くても大きな画像を得ることができる。
また、描画領域内のAPC専用光投射位置は、投影する画像中で、なるべく色と輝度の近い位置に配置するようにしたので、投影面上で、APC専用光を目立たなくすることができる。
また、描画領域内に投射した光量に基づいてAPCを行うことにより、より精度の高い電流補正を行うことができる。
なお、本実施例では、元の画像データの中で輝度情報の近い位置に、APC専用光を投射するようにしているが、例えば図8(A)に示すように、描画領域全体にランダムに配置しても良い。また、図8(B)に示すように、水平描画の端の位置にAPC用専用光をまとめて投影するようにしてもよい。
なお、本実施例の画像形成装置10の各部の構成は、同様の機能を発揮する任意の構成のものに置換することができ、また、任意の構成を付加することもできる。
また、本実施例の画像形成装置10は水平ミラー1aと垂直ミラー1bを備える構成であるが、2軸の周りでの回動が可能な1つのミラーを備え、1つのミラーで水平方向と垂直方向の走査を行う構成であってもよい。
1a 水平ミラー、1b、垂直ミラー、画像形成装置10、11,14 可動板、12 支持枠、13 弾性支持部、15 連結部、16 駆動手段、20 ホルダ、21 反射膜、22 磁石、23 コイル、17,24 駆動信号発生部、101 水平ミラー駆動部、102 垂直ミラー駆動部、103 画像処理部、104 レーザー出力制御部、105 レーザードライバー、106G,106B,106R レーザーダイオード、107G,107B,107R ダイクロイックミラー、108G,108B,108R フォトダイオード、109a,109b 位置センサー、200 映像ソース

Claims (5)

  1. 光束を出射する光源と、
    量を検知する光検知部と、
    所定の軸を中心にして回動可能に構成され、光反射部で反射した前記光束を投影面に走査する光偏向部と、
    前記光偏向部を回動駆動させる駆動部と、
    前記光源に供給する駆動電流を決定する光源出力制御部と、
    映像ソースから供給される画像の情報に基づいて、前記駆動部と前記光源出力制御部を制御する画像処理部と、を備え、
    前記光源は、前記画像の情報に基づいた輝度の光束である描画用光束と、所定の輝度の光束である制御用光束を出射可能であり、
    前記画像処理部は、ある描画位置において、前記描画用光束の輝度と前記制御用光束の輝度との差が所定の範囲内でない場合、前記描画位置には前記描画用光束が出射されるように前記光源出力制御部を制御し、前記描画用光束の輝度と前記制御用光束の輝度との差が所定の範囲内である場合、前記描画位置には前記制御用光束が出射されるように前記光源出力制御部を制御し、
    前記光検知部は前記制御用光束の光量を検知し、
    前記光源出力制御部は、前記光検知部で検された前記制御用光束の光量に基づいて、前記画像の情報に基づく光量と実際に出射される光束の光量との差がなくなるように、前記光源に供給する駆動電流を補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光源はレーザーダイオードであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像処理部は、複数の描画位置において、前記制御用光束が出射されるように前記光源出力制御部を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記光源は、赤色、緑色、青色の各色の光束をそれぞれ出射する光源を含み、
    前記画像処理部は、1フレーム画像中で、すべての色の光源について少なくとも1つの描画位置に前記制御用光束が投射されるように前記光源出力制御部を制御することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記光源出力制御部は、1つ前のフレーム画像中に投射された前記制御用光束の光量に基づいて、前記光源に供給する駆動電流を補正することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
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