JP5234427B2 - 留め具打込機 - Google Patents
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Description
特に、上記本発明の特徴によれば、前記第2のロック部材(またはロックレバー)は、打込機本体を把持する右手または左手の中指または人差し指により摺動可能に形成できるので、ロック解除が極めて容易となり、打込機本体を把持しない反対側の手により被加工材等を支持することができる。
留め具打込機1は、打込機本体2と、ノーズ部3、マガジン部5およびフィーダ部51を具備する。打込機本体2は、シリンダ6およびピストン7等のドライバビット11の駆動機構部30を包囲する部分と、打込機1を把持するためのハンドル部8および蓄圧室14の一部を形成する部分とから成るハウジング部9によって包囲されている。
次に、図1の正面図および図3の側面図(図1のA−A方向からの側面図)を参照して本発明に係る空打ち防止機構部50の構成について説明する。
図3に示されるように、空打ち防止機構部50の基本的な構成は、第1のロック部材52と、前記第1のロック部材52に保持された第2のロック部材53とを具備し、留め具供給部(マガシン部)5内に装填された残量留め具(ネジ)15が、フィーダ部51内において、所定量以下(例えば、4本以下)に減少した場合、第1のロック部材52および第2のロック部材53が共働してプッシュレバー20またはトリガレバー18の操作をロックする。また、該プッシュレバー20またはトリガレバー18のロックを解除したい場合は、第2のロック部材53のみをロック位置からロック解除位置へ操作することによってロック解除を行うように構成する。第1のロック部材52および第2のロック部材53の構造例について図3を参照してさらに詳細に説明する。
次に、図1に図示したA−A方向から視た空打ち防止機構部50の側面図である、図3〜図7に基づいて空打ち防止機構部50の動作について説明する。
1.留め具残量が設定量を超える状態
図3に示すように、フィーダ部51内に留め具(ネジ)15が複数本装填され、その残量が空打ち防止機構部50が空打ち防止動作をするときの所定量(設定量)(例えば、4本)を超える状態(例えば、5本)では、残量ネジ15が、ロックアーム52の一端部52aをフィーダ部51内空間の右側位置(下死点)y1(第1の押圧位置)に移動させる。
このとき、図4に示すように、ロックレバー53は、ロックアーム52の第1の位置52eに固定されているので、ロックレバー53の係合部53dがプッシュレバーの凸部20cと当接していない。この状態でプッシュレバー20の先端20aを被加工材等に押圧すれば、図8の背面図に示すように、ロックアーム52の他端部52bに保持されたロックレバー53の係合部53dはプッシュレバー20の凸部20cと係合することはなく、プッシュレバー20の他端部20bは後方位置へ移動し、トリガレバー18のアームプレート19に係合することができ、トリガバルブ部17を起動することができる。これによって、トリガバルブ部17を起動することによって、上述したエアモータ31およびピストン7等の駆動機構部30が起動し、ノーズ射出孔3aに装填されたネジ15をドライバビット11によって被加工材へ打込むことができる。
2.留め具残量が設定量以下の状態
図6に示すように、フィーダ部51に装填された残量留め具15が所定量(例えば、4本)以下に減少した状態では、ロックアーム52の一端部52aは、コイルスプリング52cの付勢力によって留め具方向の上死点y2(第2の押圧位置)に押圧される。このとき、ロックレバー53がロックアーム52上の第1の位置52eに固定されているので、図9に示すように、ロックレバー53の係合部53dは、プッシュレバーの凸部20cと当接する。この状態でプッシュレバー20をトリガレバー18の方向に押圧しても、言い換えれば、プッシュレバー20を被加工材(図示なし)に押し付けても、ロックレバー53の端部53dがプッシュレバー20の凸部20cの移動経路に存在することになるので、プッシュレバーの凸部20cはプッシュレバー20の後方位置方向へ移動することが不可能となる。
また、図6に示したロック状態からロックレバー53の固定位置を第1の位置53eから第2の位置53fに(図中左側に)移動させれば、図7に示すように、ロックレバー53の端部53dがプッシュレバー20の凸部20cとの係合位置から外れるので、残量留め具が4本以下の設定量以下でもプッシュレバー20のロックを解除して、留め具打込み動作が可能となる。
6:シリンダ 7:ピストン(主ピストン) 7a:Oリング
8:ハンドル部 9:ハウジング部 9a:区画部 10:エアプラグ
11:ドライバビット 12:ダストキャップ 13:締付具(ボルト・ナット)
14:蓄圧室 15:連結留め具(ネジ) 16:スリーブバルブ
16a:バルブスプリング 17:トリガバルブ部 17a:プランジャ
18:トリガレバー 18a:回動軸 19:アームプレート
20:プッシュレバー 20a:プッシュレバー一端部
20b:プッシュレバー他端部 20c:プッシュレバーの凸部(係合部)
21:アジャスタ 21a:付勢バネ 22:戻り空気室 23:空気通路
23a:逆止弁 24:空気通路 25:衝撃緩和用バンパ
27:ピストン上室 30:駆動機構部 31:エアモータ
32:遊星歯車装置 33:回転体 34:凹部 35:一対の凸部
36:回転スライド部材 38:副ピストン 50:空打ち防止機構部
51:フィーダ部(留め具供給部) 51a:フィードスプリング
51b:フィードピストン室 51c:フィードピストン
51d:ロックアーム保持部材 51e:貫通孔(保持用孔)
51f:フィーダ(爪送り部) 52:ロックアーム(第1のロック部材)
52a:ロックアーム一端部 52b:ロックアーム他端部
52c:コイルスプリング 52d:ロックアーム中間部
52e:ロックアーム凹部(第1の位置)
52f:ロックアーム凹部(第2の位置)
53:ロックレバー(第2のロック部材) 53a:コイルスプリング
53c:スチールボール 53d:ロックレバー一端部(係合部)
y1:ロックレバー下死点(右側位置) y2:ロックレバー上死点
Claims (4)
- 留め具を打込むドライバビットを有し、該ドライバビットに往復運動を与える駆動機構を有する打込機本体と、前記ドライバビットの往復運動を案内し、かつ留め具が供給されるノーズ射出孔を有するノーズ部と、前記ノーズ部に接続され、前記ノーズ射出孔に複数の前記留め具を供給するための留め具供給部と、前記駆動機構の起動を制御するためのプッシュレバーおよびトリガレバーと、前記留め具供給部の残量留め具が所定量以下に減少した場合、前記プッシュレバーまたはトリガレバーの操作をロックするための空打ち防止機構部と、を具備する留め具打込機において、
前記空打ち防止機構は、第1のロック部材と、前記第1のロック部材に支持された第2のロック部材とを有し、前記留め具供給部内に装填された前記残量留め具が所定量以下に減少した場合、前記第1のロック部材および前記第2のロック部材が共働して前記プッシュレバーまたはトリガレバーの操作をロックし、該プッシュレバーまたはトリガレバーのロックを解除したい場合は、前記第2のロック部材を操作することによってロック解除を行うように構成したことを特徴とする留め具打込機。 - 前記第2のロック部材は、前記第1のロック部材上において第1の位置から第2の位置に操作ができるように支持され、前記留め具供給部内に装填された前記残量留め具が所定量以下に減少した場合、前記第1の位置から前記第2の位置に操作させることによって前記ロック解除を行うように構成したことを特徴とする請求項1に記載された留め具打込機。
- 留め具を打込むドライバビットを有し、該ドライバビットに往復運動を与える駆動機構を有する打込機本体と、前記ドライバビットの往復運動を案内し、かつ留め具が供給されるノーズ射出孔を有するノーズ部と、前記ノーズ部に接続され、前記ノーズ射出孔に複数の前記留め具を供給するための留め具供給部と、前記駆動機構の起動を制御するためのプッシュレバーおよびトリガレバーと、前記留め具供給部の残量留め具が所定量以下に減少した場合、前記プッシュレバーまたはトリガレバーの操作をロックするための空打ち防止機構部と、を具備する留め具打込機において、
留め具供給部内に装填された前記残量留め具の送り方向と交差する移動方向に弾性体によって押圧されたロックアームであって、該ロックアームの一端部は、前記留め具供給部内に装填された前記残量留め具が所定量以下になったとき、前記弾性体の押圧力によって前記移動方向の第1の押圧位置から第2の押圧位置に移動可能なロックアームと、前記ロックアームに接続され、かつ前記ロックアームの前記移動方向と同一方向において前記ロックアーム上を摺動可能に保持されたロックレバーであって、該ロックレバーは、前記ロックアームが前記第2の押圧位置にある場合、前記ロックアーム上の第1の位置から第2の位置に操作ができるように支持されたロックレバーとから成る空打ち防止機構をさらに具備し、
前記空打ち防止機構は、前記留め具供給部内に装填された前記残量留め具が所定量以下になったとき、前記ロックレバーを前記第1の位置に保持した状態で、前記弾性体によって前記ロックアームを前記第2の押圧位置に移動させることによって、前記プッシュレバーの前記前方位置から前記後方位置への操作または前記トリガレバーの操作をロックさせるように構成したことを特徴とする留め具打込機。 - 前記留め具供給部内に装填された前記残量留め具が所定量以下に減少した場合で、前記空打ち防止機構が動作して前記プッシュレバーまたは前記トリガレバーの操作をロックしたとき、前記ロックレバーを前記第1の位置から前記第2の位置に操作させることによって、前記ロックを解除できるように構成したことを特徴とする請求項3に記載された留め具打込機。
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