JP5232765B2 - 根菜類の洗浄機 - Google Patents

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Description

本願発明は、大根、人参、牛蒡等の根菜類の洗浄機に関する。
従来ロールブラシ(下ブラシ)と押えブラシ(上ブラシ)の間を大根等の根菜類を回転させながら移動させて大根等に付着した土や泥を除去し(洗い落とし)、最後に大根等にシャワー状の清水を散水して仕上げの濯ぎを行う根菜類の洗浄機が提案されている(例えば特許文献1参照)。
図4は、従来のロールブラシと押えブラシを用いた根菜類の洗浄機(以下単に洗浄機と呼ぶ)を示す。
図4(a)は、平面図、図4(b)は、図4(a)のX1部分の矢印方向の断面図、図4(c)は、図4(a)のX2部分の矢印方向の断面図である。また図4(d)は、ロールブラシと押えブラシの斜視図である。なお図は、洗浄機のブラシ等の要部のみを示し、側面部材、据付用の脚部、駆動装置等は省略してある。
洗浄機は、大根41を供給する供給部11、予備洗浄部12、仕上洗浄部(シャワー洗浄部)13、水槽14を備えている。
供給部11は、大根41を載せる供給台111を備え、大根41を供給台111から予備洗浄部12へ供給する。
予備洗浄部12は、複数のロールブラシ(下ブラシ)21、複数の押えブラシ(上ブラシ)22を備え、両ブラシは、対向するように配置してある。ロールブラシ21は、回転軸213、その回転軸に取付けた毛植込部材211、毛植込部材211に植込んだ毛212からなる。また押えブラシ22は、板状の毛植込部材221、その毛植込部材221に植込んだ毛222からなり、毛植込部材221は、上面部材121に取付けてある。ロールブラシ21と押えブラシ22は、両ブラシの毛212,222の先端が接触するか、或いは10mm程度迄離して配置してある。なおロールブラシ21と押えブラシ22の間隔は、洗浄する大根の太さを勘案して事前に所定の大きさに設定してある。
ロールブラシ21の回転軸213は、その回転軸に取付けたスプロケット(図示せず)を、モータ等により駆動するチエン(図示せず)によって回転する。チエンは、複数のロールブラシ21を同時に同方向へ回転する。
仕上洗浄部13は、予備洗浄された大根41を並べて整列するスノコ状の排出台132、上面部材131に取付けたシャワー水供給管31を備えている。シャワー水供給管31には、排出台132へ散水する細孔を多数形成してある。
排出台132に並べた大根41は、シャワー水供給管31からシャワー状に供給される水道水等の清水により濯いで、仕上洗浄される。仕上洗浄した大根は、収納ケース、台車(図示せず)等に収納する。
水槽14は、供給部11、予備洗浄部12、仕上洗浄部13の下側に配置してあり、排水管142を備えている。水槽14の水141の水位は、ロールブラシ21の毛212の先端部分が浸かる程度に設定してある。水141は、設定水位以上になると、水槽14から排出される。水位は、例えば水槽14の上部に溢れ口を設けるとか、或いは排水管142の上部排出口の高さを設定水面と同じにする等して設定する。
大根41は、供給部11からロールブラシ21の回転軸213と平行になるように供給する。供給された大根41は、予備洗浄部12のロールブラシ21、押えブラシ22の間を回転しながら仕上洗浄部13へ向かって進み、その間に大根41の表面に付着している土や泥は、洗い落とされる。仕上洗浄部13へ進んだ大根41は、シャワー水供給管31から供給される清水により仕上洗浄される。
次に図5により、図4の洗浄機における大根の動き等について説明する。
まず図5(a1)、(a2)について説明する。図5(a1)は、大根41がX3方向からP2方向へ進むときの状態を示し、図5(a2)は、図5(a1)のX3方向の一部断面図を示す。
大根41は、ロールブラシ21の毛212の上端に載った状態にあり、その状態でロールブラシ21が矢印P1方向(図5(a1)において反時計方向)へ回転すると、大根41は、時計方向へ回転しようとする。しかし大根41は、押えブラシ22の毛222の摩擦力(抵抗力)により矢印P2方向へ押出され、毛222を押し曲げて矢印P2方向へ進む。
予備洗浄部12を通過した大根41は、図5(b)のように最後のロールブラシ22の毛222を押し曲げてP2方向へ進み、仕上洗浄部13へ放出される(移動する)。
の洗浄機の外、図において、押えブラシ22を省略し、隣接するロールブラシ21の間に加圧水を噴射して大根等の根菜類を洗浄する洗浄機も提案されている(特許文献2参照)。
特開平10−210961号公報 特開2002−153829号公報
図5において、ロールブラシ21、押えブラシ22は、それらの毛212,222が大根41の表面に接触して大根41に付着した土等を除去するが、大根41の尻尾部分411の土等は、十分に除去されずに残ってしまう場合がある。また大根41に付着した土等は、土質、乾燥状態、或いは収穫したときの天候により付着強度が相違し、除去し難い場合がある。そのような場合、ロールブラシ21、押えブラシ22の毛212,222を硬くするとか、或いはロールブラシ21、押えブラシ22の個数を増やす等して対処する方法も考えられるが、毛を硬くしたり、両ブラシの個数を増やしたりすると、大根41の表皮が剥けてしまい、艶がなくなり、表皮の剥けた部分は腐敗したりして商品価値が低下してしまう。
また予備洗浄部12で除去されなかった土等は、仕上洗浄部13で清水をシャワー状に散水する程度では除去できないし、排出台132上の大根41は、回転しないからシャワー水に対して裏側の部分の土等は、特に除去が困難であった。そのため従来は、仕上洗浄の後に除去され残った土等を人手により除去して洗浄する手直し作業が必要になり、その作業の負担が大きかった。
また大根41は、図5(b)のように予備洗浄部12を通過してP2方向へ進み、仕上洗浄部13へ放出されるが、そのとき速度が速すぎて排出台132を突っ走り、排出台132上に整列しないことがある。そのため排出台132上の大根41は、仕上洗浄が十分に行われない場合がある。
また前記加圧水を用いた洗浄機は、押えブラシを用いないため、大根等に付着した土を完全に除去することは難しく、かつロールブラシ上の大根等は、大根等の進行方向と平行(ロールブラシの回転軸と直交)する方向へ向きを転換(転向)してしまい、ロールブラシの回転軸と平行に整列した状態で移動しなくなる場合がある。
本願発明は、それらの問題点に鑑み、大根等に付着した土等を、大根等の表皮を剥いてしまうことなく略完全に除去することができ、また大根等がロールブラシの回転軸と平行に整列した状態で移動できる根菜類の洗浄機を提供することを目的とする。
本願発明は、その目的を達成するため、請求項1に記載の根菜類の洗浄機は、予備洗浄部、加圧水洗浄部及び仕上洗浄部を備え、予備洗浄部は、複数のロールブラシとそのロールブラシに対向する押えブラシを備え、加圧水洗浄部は、ロールブラシと無毛ロールを交互に配置し、そのロールブラシと無毛ロールに加圧水を噴射する加圧水供給手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の根菜類の洗浄機は、請求項1に記載の根菜類の洗浄機において、加圧水洗浄部は、無毛ロールが仕上洗浄部側に位置するようにロールブラシと無毛ロールを配置してあることを特徴とする。
請求項3に記載の根菜類の洗浄機は、請求項2に記載の根菜類の洗浄機において、仕上洗浄部は、仕上洗浄水を溜める水槽を備えていることを特徴とする根菜類の洗浄機。
請求項4に記載の根菜類の洗浄機は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の根菜類の洗浄機において、加圧水洗浄部は、ロールブラシと無毛ロールの対毎に中継押えブラシを設けてあることを特徴とする。
本願発明の洗浄機は、予備洗浄部と加圧水洗浄部を組み合わせることにより表皮を剥いてしまうことなく大根等を洗浄することができ、また加圧水洗浄部において、予備洗浄部で洗浄された大根等に加圧水を噴射して、大根等の細い尻尾の部分はもちろん、予備洗浄部で洗浄されずに残った土等を略完全に除去することができる。
本願発明の洗浄機は、ロールブラシと無毛ロールによって加圧水洗浄部を構成しているから、ブラシによる洗浄効果を損なうことなく、大根等をロールブラシと無毛ロールの回転軸と平行する方向に整列した状態で移動することができる。また無毛ロールを加圧水洗浄部の仕上洗浄部側に配置することにより、加圧水洗浄部の汚れた水が仕上洗浄部へ飛び散るのを防止することができる。
また本願発明の加圧水洗浄部は、一対のロールブラシと無毛ロール毎に中継押えブラシ(押えブラシ)を設けてあるから、中継押えブラシが存在しないロールブラシと無毛ロールの間の大根等は、次の大根等に押出されるまでそのロールブラシと無毛ロールの間に滞留して回転し、加圧水に曝される。したがって供給部から供給する大根等の供給間隔を調整することによりその滞留の時間を調整して、大根等の加圧水洗浄を効率的に行うことができる。
本願発明の洗浄機によって大根等を洗浄すると、洗浄後の手直し洗浄の作業時間を大幅に短縮することができる。
本願発明の洗浄機は、予備洗浄部の全ロールブラシ及び加圧水洗浄部のロールブラシと無毛ロールを共通のチエン等の動力伝達手段によって一度に駆動できるから、ロールブラシと無毛ロールの駆動装置が簡単になり、かつロールブラシと無毛ロールの制御が簡単になる。
図1は、本願発明の実施例1に係る根菜類の洗浄機を示す。 図2は、図1の洗浄機の各部の構成、動作を示す。 図3は、本願発明の実施例2に係る根菜類の洗浄機を示す。 図4は、従来の根菜類の洗浄機を示す。 図5は、図4の洗浄機のブラシと大根の関係を説明する図である。
本願発明の実施例を図1,2,3によって説明する。
図1,2により本願発明の実施例1に係る根菜類の洗浄機(以下単に洗浄機と呼ぶ)を説明する。
図1は、洗浄機の全体の構成を示す。
図1(a)は、平面図、図1(b)は、図1(a)のX1部分の矢印方向の断面図、図1(c)は、図1(a)の予備洗浄部、加圧水洗浄部を説明する図である。
洗浄機は、大根41を供給する供給部11、予備洗浄部12、加圧水洗浄部15、仕上洗浄部13、水槽14を備えている。
供給部11、仕上洗浄部13及び水槽14は、図4の洗浄機と同じであるから、詳細な説明は、省略する。
次に予備洗浄部12について説明する。
予備洗浄部12の基本的構造は、図4の洗浄機と同じで、ロールブラシ21aと押えブラシ22aは、対向するように配置してある。またロールブラシ21a及び押えブラシ22aの構造は、図4のロールブラシ21及び押えブラシ22と同じであるが、押えブラシ22aは、毛の硬さが図4の押えブラシ22と一部相違している。即ち押えブラシ22aは、低速押えブラシ22a2と他の押えブラシ22a1からなり、低速押えブラシ22a2の毛は、押えブラシ22a1の毛よりも軟らかいものを用いている。ブラシの硬さは、同じ材料の場合、太さを細くすると軟らかくなる。
低速押えブラシ22a2は、加圧水洗浄部15側に設けてあり、後述するように大根の放出速度(移動速度)を低速化する機能を有する。
なお低速押えブラシ22a2は、押えブラシ22a1と同じ構成でもよいが、低速押えブラシ22a2によって大根を低速化することにより、後述するように、大根を予備洗浄部12から加圧水洗浄部15へ穏やかに移動できる。
次に加圧水洗浄部15について説明する。
加圧水洗浄部15は、ロールブラシ21b、中継押えブラシ231、低速押えブラシ232、加圧水供給管321,322を備えている。ロールブラシ21bは、その構成及び回転軸の間隔は、予備洗浄部12のロールブラシ21aと同じであり、ロールブラシ21aと共通のチエン(図示せず)によって同じ方向へ回転する。なおロールブラシ21bの毛足の長さは、ロールブラシ21aの毛足の長さと同じでよいが、ロールブラシ21bの毛足をロールブラシ21aの毛足よりも短くしてもよい。その場合には、後述するように大根41の据わりが安定する。
中継押えブラシ231、低速押えブラシ232は、4個のロールブラシ21bの内、2番目と4番目のロールブラシの一部分(後半部分)と対向するように配置してある。中継押えブラシ231は、後述するように、支点を中心に上下に搖動するように取付け、低速押えブラシ232は、固定してある。なお中継押えブラシ231は、搖動するように取付けるのが望ましいが、固定してもよい。
中継押えブラシ231の毛は、予備洗浄部12の押えブラシ22a1と同じ硬さのものを用い、低速押えブラシ232の毛は、予備洗浄部12の低速押えブラシ22a2と同じ硬さのものを用いている。即ち低速押えブラシ232の毛は、中継押えブラシ231の毛よりも軟らかいものを用いている。
中継押えブラシ231は、後述するように、大根41を次のロールブラシへ移動させる機能を有し、低速押えブラシ232は、大根の放出速度(移動速度)を低速化する機能を有する。
なお低速押えブラシ232は、中継押えブラシ231と同じ構成でもよいが、低速押えブラシ232によって大根を低速化することにより、後述するように、大根を加圧水洗浄部15から仕上洗浄部13へ穏やかに移動できる。
加圧水供給管321,322は、4個のロールブラシ21bの内、隣接する2個のロールブラシの間に、ロールブラシ21bの回転軸と平行するように配置してある。
次に洗浄機の大根の移動と洗浄について説明する。
供給部11から供給された大根41は、予備洗浄部12のロールブラシ21bと押えブラシ22aの間を回転しながら加圧水洗浄部15側へ進み、加圧水洗浄部15へ放出される。大根41が加圧水洗浄部15へ放出されるときの速度は、低速ブラシ22a2の毛の硬さによって異なるが、低速ブラシ22a2の毛は、押えブラシ22a1の毛よりも軟らかいものを用いているから、大根41は、加圧水洗浄部15へ低速度で穏やかに放出されて、ロールブラシ21bの1番目と2番目の間へ円滑に移動する。なお低速ブラシ22a2の毛が押えブラシ22a1の毛と同じ硬さの場合には、大根41の放出速度が速くなり過ぎて、大根41は、加圧水洗浄部15を突っ走るように進むことがあるため、加圧水洗浄を効果的に行えない場合がある。
予備洗浄部12の押えブラシ22aは、押えブラシ22a1と低速押えブラシ22a2に分けることにより、押えブラシ22a1は、洗浄効果を優先して洗浄に適した硬さに設定し、低速押えブラシ22a2は、大根の放出速度の低速化を優先して放出速度に適した硬さに設定できる。即ち押えブラシ22aは、押えブラシ22a1と低速押えブラシ22a2の毛の硬さを、夫々の目的に合わせて別々に設定できる。したがって押えブラシ22aの毛の硬さの設定が容易になる。
加圧水洗浄部15のロールブラシ21bの1番目と2番目の間へ移動した大根41は、両ロールブラシとともに回転する。そしてその回転の際、大根41は、いずれの押えブラシとも接触しないから、その位置で回転を続ける。ここでロールブラシ21bの毛足をロールブラシ21aの毛足よりも短くすると、大根41は、1番目と2番目のロールブラシの間に深く据わり、両ロールブラシの間で安定して回転する。
大根41は、ロールブラシ21bの1番目と2番目の間で回転しているとき、加圧水供給管321のノズルから末広がりに噴射される加圧水(例えば25MPaの加圧水)により洗浄される。大根41は回転しているから、加圧水は大根41の全面に満遍なく噴射し、大根41の予備洗浄部12において除去しきれずに残った土等は、略完全に除去される。
ロールブラシ21bの1番目と2番目の間で回転している大根41は、予備洗浄部12から次の大根が放出されると、その放出された大根に押出されて2番目と3番目のロールブラシの間へ移動する。2番目と3番目のロールブラシの間へ移動した大根41は、中継押えブラシ231に接触するから、両ロールブラシの間で回転しないで仕上洗浄部13側へ進み、3番目と4番目のロールブラシの間へ移動する。そして3番目と4番目のロールブラシの間へ移動した大根41は、次の大根に押出されるまで両ロールブラシの間で回転する。そして3番目と4番目のロールブラシの間で回転している大根41は、加圧水供給管322のノズルから末広がりに噴射される加圧水により洗浄される。そして3番目と4番目のロールブラシの間で回転している大根41は、次の大根に押出されると両ロールブラシの間から仕上洗浄部13へ移動する。その際大根41は、低速押えブラシ232に接触するから仕上洗浄部13へ穏やかに円滑に放出される(移動する)。
加圧水洗浄部15のロールブラシ21bの個数は、最低2個あればよいが、ロールブラシ21bの個数を増やして加圧水供給管321,322の個数を増やせば、大根の土等をより完全に除去することができる。そしてロールブラシ21bの個数を増やした場合には、予備洗浄部12のロールブラシ21aや押えブラシ22aの個数を少なくすることもできる。なおロールブラシが2個の場合には、中継押えブラシ231は設けないで低速押えブラシ232のみを設ける。その場合低速押えブラシ232は、中継押えブラシの役目もする。
仕上洗浄部13へ移動した大根41は、排出台132に順次整列し、シャワー水供給管31から供給されるシャワー状の清水によって濯がれ、仕上洗浄が行われる。その際大根41は回転しないが、大根41に付着した土等は前段の洗浄部で略完全に除去(洗い落)されているから、仕上洗浄部13では、シャワー水を散水して前段の洗浄部で付着した洗浄水を流し落とすだけでよい。したがって排出台132上の大根41は、回転しなくても仕上洗浄の支障にならない。
加圧水洗浄部15を設けた本願発明の洗浄機と加圧水洗浄部15を設けない従来の洗浄機の洗浄効率についてみると、300ケース(3000本)の大根を洗浄する場合、洗浄後の手直し洗浄は、従来の洗浄機によると、3人で2.5時間を要したが、本願発明の洗浄機によると、2人で1.5時間で済ませることができる。
次に図2により図1の洗浄機の各部の詳細について説明する。
図2(a)は、加圧水供給官321,322の例を示し、両加圧水供給官は、所定個数のノズル33を備えている。ノズル33は、加圧水洗浄部15のロールブラシ21bの長さが、例えば60cm程度の場合5個程度設ける。加圧水供給官321,322には、加圧ポンプ(図示せず)から加圧水を供給する。
図2(b)は、中継押えブラシ231の取付部の例を示し、中継押えブラシ231は、蝶番51等によって支持部材52に搖動自在に取付けてある。中継押えブラシ231は、通過する大根の太さに応じて上下に搖動するから、大根の太さが異なる場合にも大根41を次のロールブラシへ円滑に中継(移動)することができる。図2(c)は、中継押えブラシ231、低速押えブラシ232、加圧水供給官321,322の支持部の例を示す。夫々の垂直支持部材53は、水平支持部材54に摺動できるように取付けてあり、上下左右へ摺動させて所定の位置に固定できる。したがって中継押えブラシ231、低速押えブラシ232、加圧水供給官321,322は、夫々の垂直支持部材53を上下方向へ摺動させて、それらの高さを所定の高さに設定でき、また各垂直支持部材53を水平方向へ摺動させて、それらの水平方向の位置を所定の位置に設定できる。
図2(d)は、加圧水洗浄部14におけるロールブラシ、押えブラシによる大根の移動を説明する図である。
予備洗浄部12の低速押えブラシ22a2は、ロールブラシ21bイの頂点より前側(予備洗浄部12側)の部分に対向し、中継押えブラシ231は、ロールブラシ21bロの頂点より後側(仕上洗浄部13側)の部分に対向している。したがってロールブラシ21bイ,21bロの間にある大根41は、いずれの押えブラシとも接触しない。そしてロールブラシ21bイ,21bロは、矢印P1方向へ回転しているから、大根41は、矢印P3方向へ回転し、両ロールブラシの間で回転を続ける。その状態において低速押えブラシ22a2から次の大根が放出されると、大根41は、放出された大根に押出されて、ロールブラシ21bハ側へ移動する。その際大根41は、中継押えブラシ231に接触するから、ロールブラシ21bロ,21bハの間に留まらないでロールブラシ21bハ,21bニの間へ移動する。
ロールブラシ21bハ,21bニの間へ移動した大根41は、いずれの押えブラシとも接触しないから、その位置で回転を続ける。その状態において低速押えブラシ22a2から次の大根が放出されると、ロールブラシ21bハ,21bニの間の大根41は、押出されて低速押えブラシ232側へ移動する。その際大根41は、低速押えブラシ232に接触するから、穏やかに仕上洗浄部13へ放出される。
ロールブラシ21bを4個以上に増やす場合には、ロールブラシ21bを2個単位で増やし、その2個毎に中継押えブラシ231を設け、最後の2個に低速押えブラシ232を設ければよい。
図2(e1)は、大根41が加圧水洗浄部15から仕上洗浄部13へ移動するときの様子を説明する図である。大根41は、ロールブラシ21bニが回転すると、低速押えブラシ232の毛222を押し曲げて仕上洗浄部13側へ進む。大根41がロールブラシ21bと低速押えブラシ232の間にあるときは、大根41が両ブラシの間を塞ぐから、加圧水洗浄部14側の洗浄水(土等を洗浄した水)は仕上洗浄部13へ運ばれない(移動しない)。また大根41がロールブラシ21bニと低速押えブラシ232の間を離れると、両ブラシの毛221,222が両ブラシの間を塞ぐから、このときも加圧水洗浄部15側の洗浄水は仕上洗浄部13へ運ばれない(移動しない)。
図2(e2)は、図2(e1)において排出台132の下側に仕上洗浄水受皿16を設けた例で、仕上洗浄水受皿16は、排出台132の下側からロールブラシ21bニ迄伸びており、ロールブラシ21bニの略下半分を包み込むように形成してある。図1のシャワー水供給管31から散水された清水は、スノコ状の排出台132上の大根を洗浄した後、仕上洗浄水受皿16に溜まる。仕上洗浄水受皿16に溜まった水161は、ロールブラシ21bニの略半分が浸るようにその水位を設定してあり、仕上洗浄水受皿16から溢れた水161は、水槽14に流れ込む。
図2(e2)の場合、ロールブラシ21bニ(低速押えブラシ232が対向するロールブラシ)は、仕上洗浄水受皿16に溜まった水161を掬い上げ、水槽14の水141は掬い上げないから、図2(e1)において、加圧水洗浄部15の洗浄水が大根41に付着して仕上洗浄部13側へ運ばれても、その運ばれた洗浄水は汚れが少ない。したがって図2(e2)の場合、仕上洗浄部13の洗浄効果が一層高くなる。
なお仕上洗浄水受皿16の底面は、ロールブラシ21bニを包み込む形状でなく平面状であっても、ロールブラシ21bニの略半分が水161に浸る深さであればよい。
図3により本願発明の実施例2に係る洗浄機を説明する。
図3(a)は、実施例2の洗浄機の内、加圧水洗浄部の構成を示す(加圧水供給管、ノズルは図示を省略してある)。予備洗浄部、仕上洗浄部の構成は、図1の洗浄機と同じである。
図3(a)の加圧水洗浄部は、図1のロールブラシ21bに相当する部分を、ロールブラシ21b1,21b2、無毛ロール21c1,21c2により構成している。ロールブラシと無毛ロールは、ロールブラシ21b1、無毛ロール21c1、ロールブラシ21b2、無毛ロール21c2のように交互に配置してある。中継押えブラシ231は、ロールブラシ21b1と無毛ロール21c1に対して1個、低速押えブラシ232は、ロールブラシ21b2と無毛ロール21c2に対して1個設けてある。即ち中継押えブラシ231と低速押えブラシ232は、一対のロールブラシと無毛ロール毎に設けてある。
図1のようにロールブラシ21bの部分を全てロールブラスで構成すると、大根は、ブラシの毛の部分に不安定の状態で載っているから、大根に加圧水が噴射されると、大根は、大根の進行方向(ロールブラシと無毛ロールの回転軸と直交する方向)へ回転して方向転換(転向)することがあり、大根の向きが乱雑になり規則正しく整列しないことがある。即ち大根は、ロールブラシの回転軸と平行する方向に並んで移動しないことがある。
一方図3(a)の場合、ロールブラシと無毛ロールが交互に配置されているから、大根は、無毛ロールに安定的に支持され、また仮に大根が進行方向へ向きを転向しようとしても、大根と無毛ロールの接触抵抗は小さいから、大根は無毛ロールの部分で転向を阻止される。したがって図3(a)の場合には、大根は、進行方向へ向きを転向することなくロールブラシと無毛ロールの回転軸と平行に移動する。
なお図3(a)において、ロールブラシ21b1,21b2も無毛ロールにすると、即ちロールブラシ21b1,21b2と無毛ロール21c1,21c2の全てを無毛ロールにすると、大根は、隣接する無毛ロールの間に載ったまま回転しなくなり、加圧洗浄水は、大根の表面(上面)にのみ当たり、裏面(下面)に当たらないため裏面の洗浄ができなくなる。したがってロールブラシと無毛ロールを交互に配置することにより、大根をロールブラシと無毛ロールの回転軸と平行に保つとともに、ロールブラシによって大根を回転して大根の表面を満遍なく洗浄することができる。
図3(a)のロールブラシ21b1の直径(毛の先端間のサイズ)Dbと無毛ロール21c1の直径Dcは、略同じでよいが、いずれか一方を大きく、他方を小さくてもよい。他のロールブラシと無毛ロールについても同様である。
無毛ロールは、プラスチック、金属、木材等で形成してもよいし、金属や木材にプラスチックを被覆して形成してもよい。また図3(c)の無毛ロール21c1のようにロールブラシ21b1の毛の外周を覆うように塩ビ等のプラスチックで被覆してもよい。無毛ブラシの表面は、何れの場合にも平滑に形成する。
次にロールブラシと無毛ロールによる洗浄水の飛び散り方についてみると、ロールブラシは、毛の間に水をいっぱい含んだ状態で回転するから、水を周囲へ飛び散らすのに対して、無毛ロールは、水を周囲へ飛び散らすことがない。したがってロールブラシと無毛ロールを図3(a)のように配置した場合、無毛ロール21c2は、仕上洗浄部側(加圧水洗浄部の最後部)に位置するから、加圧水洗浄部の汚れた水が仕上洗浄部へ飛び散ることが少なくなり、仕上洗浄水の汚れを低減できる。
図3(a)の場合、中継押えブラシ231と低速押えブラシ232を設けて、大根をロールブラシ21b1から無毛ロール21c2へ、さらに仕上洗浄部側へ移動させているが、ロールブラシと無毛ロール上の大根は、予備洗浄部から送られて来る後続の大根に押されて仕上洗浄部側へ順次移動するから、中継押えブラシ231と低速押えブラシ232は、省略することもできる。なお低速押えブラシ232は、加圧水洗浄部の汚れた水が仕上洗浄部へ運ばれるのを防止する機能も備えているが、ロールブラシと無毛ロールを図3(a)のように配置した場合には、前述したように、加圧水洗浄部の汚れた水が仕上洗浄部へ飛び散ることは少ないから、低速押えブラシ232を省略しても、加圧水洗浄部から仕上洗浄部へ飛び散る(運ばれる)水は少なくなる。また低速押えブラシ232は、ブラシでなく、水の飛散を防止するためのプラスチックシート等の暖簾でよい。
図1の仕上洗浄部13は、大根を整列する排出台とシャワー水の供給管を備えているが、図3(a)のようにロールブラシと無毛ロールを用いた場合には、仕上洗浄水の汚れが小さくなるから、排出台とシャワー水の供給管を省略して、仕上洗浄水を溜めた水槽を用い、加圧水洗浄部から大根を直接その水槽へ放出するように構成してもよい。水槽へ放出された大根は、掬い上げる或いは取り上げるだけできれいに濯がれる。なお水槽の水は、水道から或いはポンプによって新しい水を常時供給すればよい。
仕上洗浄部に仕上洗浄水を溜めた水槽を用いる場合には、加圧水洗浄部から放出された大根を排出台に整列する必要がないから、加圧水洗浄部から仕上洗浄部へ放出される大根の速度は、速くてもよい。したがって仕上洗浄部に仕上洗浄水を溜めた水槽を用いる場合には、低速押えブラシ232を設けなくてもない。
前記実施例は、大根の洗浄を例に説明したが、大根に限らず人参、牛蒡、蕪等の根菜類の洗浄が可能である。
11 供給部
111 供給台
12 予備洗浄部
121 上面部材
13 仕上洗浄部
131 上面部材
132 排出台
14 水槽
15 加圧水洗浄部
16 仕上洗浄水受皿
21a,21b ロールブラシ
21c1,21c2 無毛ロール
212 ロールブラシの毛
22a,22a1 押えブラシ
22a2,232 低速押えブラシ
231 中継押えブラシ
222 押えブラシの毛
31 シャワー水供給管
321,322 加圧水供給管
33 ノズル
41 大根
51 蝶番
53 垂直支持部材
54 水平支持部材
P 塩ビ等のプラスチック

Claims (4)

  1. 予備洗浄部、加圧水洗浄部及び仕上洗浄部を備え、予備洗浄部は、複数のロールブラシとそのロールブラシに対向する押えブラシを備え、加圧水洗浄部は、ロールブラシと無毛ロールを交互に配置し、そのロールブラシと無毛ロールに加圧水を噴射する加圧水供給手段を備えていることを特徴とする根菜類の洗浄機。
  2. 請求項1に記載の根菜類の洗浄機において、加圧水洗浄部は、無毛ロールが仕上洗浄部側に位置するようにロールブラシと無毛ロールを配置してあることを特徴とする根菜類の洗浄機。
  3. 請求項2に記載の根菜類の洗浄機において、仕上洗浄部は、仕上洗浄水を溜める水槽を備えていることを特徴とする根菜類の洗浄機。
  4. 請求項1、請求項2又は請求項3に記載の根菜類の洗浄機において、加圧水洗浄部は、ロールブラシと無毛ロールの対毎に中継押えブラシを設けてあることを特徴とする根菜類の洗浄機。
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