JP5230511B2 - 磁気誘導子型回転機 - Google Patents

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Description

この発明は、鉄損成分がモータ損失のなかで支配的となるような高速回転域で駆動されるのに好適な磁気誘導子型回転機に関するものである。
従来の磁気誘導子型回転機は、円形状の第1励磁ヨーク、第1励磁ヨークの内周側に、軸方向に対をなして固定された複数の固定子鉄心、固定子鉄心に巻回された電機子巻線、および固定子鉄心の対の間に第1励磁ヨークの内周に沿って巻回され、可変磁束を発生する励磁巻線を有する固定子と、シャフトの周りに設けられた第2励磁ヨーク、および第2励磁ヨーク上に、固定子鉄心の対に対応して設けられた突極部であり、対の一方の突極部が対の他方の隣り合う突極部に間に設けられた突極部を有する回転子と、を備え、励磁巻線に電流を流すことにより励磁磁束を発生させ、電機子巻線に回転子位置に応じて交流電流を流すことによりトルクを発生させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、この従来の磁気誘導子型回転機では、鉄損の増大を抑えて、強度を高めるために、電磁鋼板を積層して固定子鉄心を作製する際に、板厚が薄く、鉄損が小さい電磁鋼板を回転軸方向断面の中央部に配置し、かつ板厚が厚く、高強度の電磁鋼板を回転軸方向断面の両側に配置している。
特開2003−079117号公報
従来の磁気誘導子型回転機では、原理的に、励磁巻線に電流を流すことにより発生された磁束が、励磁巻線の軸方向の一側の固定子鉄心から回転子の軸方向一側の突極部に入り、第2励磁ヨーク内を軸方向他側まで流れ、その後回転子の軸方向他側の突極部から励磁巻線の軸方向他側の固定子鉄心に入り、第1励磁ヨーク内を軸方向一側に流れる磁気回路が構成される。そこで、回転子の突極部と固定子の固定子鉄心との間の磁路結合状態が回転子の回転にともなって変化し、回転機内部を流れる軸方向磁束量が増減する。回転子および固定子を流れる軸方向磁束量が変動すると、積層鉄心の面内渦電流損が発生するとともに、第1励磁ヨークや第2励磁ヨークなどの塊状磁性体にも渦電流損を発生する。この渦電流損は周波数の2乗に比例して増大することから、従来の磁気誘導子型回転機において、特に基本周波数が1kHzを超えるような高周波駆動すると、この渦電流損は深刻な問題となる。
しかしながら、従来の磁気誘導子型回転機は、渦電流損を低減することについては何ら考慮されていないので、高周波駆動した場合には、渦電流損が大きくなり、モータ効率が低下してしまうという課題があった。
ここで、積層鉄心の場合、積層鉄心を構成する電磁鋼板の板厚に反比例して渦電流損が低減するので、高周波駆動する場合、電磁鋼板を薄板化することで、渦電流損、すなわち鉄損の低減効果が得られ、モータ効率を高めることができる。
しかし、積層鉄心の占積率に着目すれば、電磁鋼板の絶縁被膜などの影響により、電磁鋼板が薄板化するほど積層鉄心の占積率は低下することになる。この占積率の低下は、積層鉄心の径方向および軸方向の磁気抵抗の増加をもたらし、積層鉄心を流れる磁束量が低下する。
そこで、この磁束量の低下を補うために、励磁巻線に流す電流を増やし、或いはトルクの低下を補うために、固定子巻線に流す電流を増やす必要があり、銅損の増大をもたらす。この銅損の増大が、電磁鋼板の薄板化による鉄損低減効果を相殺してしまうことになる。本出願人は、このような磁気誘導子型回転機においては、鉄損と銅損とがトレードオフの関係にあることを見出し、本発明を発明するに至ったものである。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、銅損の増大を抑えて鉄損を小さくし、超高速回転で駆動されても、効率が高められるとともに、トルクの低下を抑えることができる磁気誘導子型回転機を得ることを目的とする。
この発明に係る磁気誘導子型回転機は、それぞれ、内周側に開口するスロットを画成するティースが円筒状のコアバックの内周面から径方向内方に突設されて周方向に並べて複数配設されてなる同一形状に作製され、軸方向に所定距離離反して、かつ上記ティースの周方向位置を一致させて同軸に配置された第1固定子鉄心と第2固定子鉄心との対を有する固定子鉄心、および上記固定子鉄心に巻装された多相コイルを有する固定子と、突極が周方向に等角ピッチで配設されてなる同一形状に作製された第1回転子鉄心と第2回転子鉄心との対を、それぞれ対をなす上記第1固定子鉄心および上記第2固定子鉄心の内周側に位置させ、かつ互いに周方向に半突極ピッチずらして回転軸に同軸に固着された回転子と、対をなす上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心との間に配設され、上記第1回転子鉄心の突極と上記第2回転子鉄心の突極とが異なる極性となるように界磁磁束を発生する界磁手段と、上記第1固定子鉄心のコアバック外周面と上記第2固定子鉄心のコアバック外周面とを連結するように軸方向に延設された軸方向磁路形成部材と、を備えている。そして、上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心との対、および上記第1回転子鉄心と上記第2回転子鉄心との対の少なくとも一方の対の両鉄心が、板厚の異なる磁性薄板を、該磁性薄板の板厚が上記界磁手段から軸方向に離反する方向にステップ状に厚くなるように配列、積層して作製された積層鉄心である。
この発明によれば、空隙磁束密度の高い界磁手段近傍の鉄心の領域が、鉄損低減効果の大きな板厚の薄い磁性薄板の積層体により構成されているので、鉄心における鉄損を効果的に低減でき、効率が高められる。
また、界磁手段から軸方向に離反した鉄心の領域が、板厚の厚い磁性薄板の積層体により構成されているので、界磁手段近傍に板厚の薄い磁性薄板の積層体を配置することに起因する占積率の低下が補足され、鉄心全体としての占積率の低下が抑えられる。そこで、占積率の低下に起因する磁気抵抗の増加が抑えられ、磁束量の減少が少なくなる。これにより、銅損の増加が抑えられ、トルクの低下が抑えられる。
この発明の実施の形態1に係る回転機の構成を示す一部破断斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転機の構成を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転機における空隙磁束密度分布を測定した結果を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る回転機の構成を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転機の構成を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転機の構成を示す縦断面図である。
以下、本発明の磁気誘導子型回転機の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転機の構成を示す一部破断斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転機の構成を示す縦断面図である。なお、図1中、矢印は磁束の流れを示している。
図1および図2において、回転機1は、磁気誘導子型同期回転機であり、鉄などの塊状磁性体で作製された回転軸2に同軸に固着された回転子3と、回転子3を囲繞するように配設された固定子鉄心8にトルク発生用駆動コイルとしての多相コイル11を巻装して構成された固定子7と、界磁手段としての界磁コイル12と、回転子3、固定子7および界磁コイル12を収納する円筒状のケース13と、を備えている。
回転子3は、例えば所定形状に成形された多数枚の磁性薄板としての磁性鋼板を積層一体化して作製された第1および第2回転子鉄心4,5と、所定枚の磁性鋼板を積層一体化して作製され、軸心位置に回転軸挿入孔(図示せず)が穿設された円盤状の隔壁6と、を備える。第1および第2回転子鉄心4,5は、同一形状に作製され、軸心位置に回転軸挿入孔(図示せず)が穿設された円筒状の基部4a,5aと、基部4a,5aの外周面から径方向外方に突設され、かつ軸方向に延設されて、周方向に等角ピッチで4つ設けられた突極4b,5bと、から構成されている。さらに、第1および第2回転子鉄心4,5は、それぞれ、例えば0.15mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第1回転子積層鉄心31と例えば0.35mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第2回転子積層鉄心32とを互いに密接させて同軸に積層して構成されている。
そして、第1および第2回転子鉄心4,5は、周方向に半突極ピッチずらして、かつ第1回転子積層鉄心31同士を隔壁6を介して相対させて、互いに密接して配置され、それらの回転軸挿入孔に挿通された回転軸2に固着されて構成されている。このように構成された回転子3は、回転軸2の両端を軸受(図示せず)に支持されてケース13内に回転自在に配設されている。
固定子鉄心8は、所定形状に成形された多数枚の磁性鋼板を積層一体化して作製された第1および第2固定子鉄心9,10を備える。第1および第2固定子鉄心9,10は、同一形状に作製され、円筒状のコアバック9a,10aと、コアバック9a,10aの内周面から径方向内方に突設されて周方向に等角ピッチで6つ設けられたティース9b,10bと、を備える。そして、内周側に開口するスロット9c,10cが、コアバック9a,10aと隣り合うティース9b,10bとにより画成されている。さらに、第1および第2固定子鉄心9,10は、それぞれ、例えば0.15mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第1固定子積層鉄心41と例えば0.35mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第2固定子積層鉄心42とを積層して構成されている。
そして、第1および第2固定子鉄心9,10は、ティース9b,10bの周方向位置を一致させて、隔壁6の軸方向厚み分離間して、かつ第1固定子積層鉄心41同士を対向させて、それぞれ第1および第2回転子鉄心4,5を囲繞するように、ケース13内に配設されている。
多相コイル11は、導体線をスロット9c,10cを跨がないで軸方向に相対して対をなすティース9b,10bに巻回した、いわゆる集中巻き方式に巻回された3相の相コイルを有する。つまり、多相コイル11は、軸方向に相対する6対のティース9b、10bに対して順次U,V,Wの3相を2回繰り返して集中巻きに巻回して構成されている。
界磁コイル12は、導体線を円筒状に巻回した円筒状コイルであり、ケース13の内周面に沿って、第1および第2回転子鉄心9,10のコアバック9a,10a間に介装されている。
ケース13は、鉄などの塊状磁性体で作製され、第1固定子鉄心9のコアバック9aの外周面と第2固定子鉄心10のコアバック外周面とに密接するように配設され、軸方向磁路形成部材を構成している。
つぎに、このように構成された回転機1の動作について説明する。
界磁コイル12に通電されることにより発生した磁束は、第1固定子鉄心9内を軸方向外側に徐々にシフトしつつ径方向内方に流れ、ティース9bから空隙部を介して第1回転子鉄心4の突極4bに入る。第1回転子鉄心4に入った磁束は、第1回転子鉄心4内を、軸方向に隔壁6側に徐々にシフトしつつ径方向内方に流れ、回転軸2に流れ込む。回転軸2に流れ込んだ磁束は、回転軸2内を軸方向に流れ、第2回転子鉄心5に入る。第2回転子鉄心5に入った磁束は、第2回転子鉄心5内を、軸方向外側に徐々にシフトしつつ径方向外方に流れ、突極5bから空隙部を介して第2固定子鉄心10のティース10bに入る。第2固定子鉄心10に入った磁束は、第2固定子鉄心10内を、軸方向に界磁コイル12側に徐々にシフトしつつ径方向外方に流れ、ケース13に流れ込む。ケース13に流れ込んだ磁束は、ケース13内を軸方向に流れ、第1固定子鉄心9に戻る。
この時、第1および第2回転子鉄心4,5の突極4b,5bが周方向に半突極ピッチずれているので、磁束は、軸方向から見ると、N極とS極とが周方向に交互に配置されたように作用する。そして、多相コイル11に回転子3の位置に応じて交流電流を流すことにより、トルクを発生させる。これにより、回転機1は、無整流子モータであり、磁気的には、8極6スロットの集中巻き方式の永久磁石式回転機と同様に動作する。
なお、界磁コイル12により磁束を発生させているので、界磁コイル12への通電を停止することで、逆起電力を取り去ることができる。この回転機1も、界磁制御式の回転機である。
つぎに、この実施の形態1による回転機1による効果について説明する。ここで、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転機における空隙磁束密度分布を測定した結果を示す図である。
回転機1の空隙磁束密度分布は、図3に示されるように、磁束密度が回転軸2の軸方向の中央、即ち起磁力中心で反転し、かつ起磁力中心に近づくほど高くなる傾斜した分布となる。そして、回転機1を高周波駆動する場合、渦電流損が支配的であり、渦電流損Weは磁束密度の2乗に比例するため、鉄損に着目すれば、鉄損が起磁力中心に集中して発生する構造となる。そして、通常、積層精度が確保しやすく、かつ安価な0.5mm程度の板厚の磁性鋼板を用いられているが、渦電流損は磁性鋼板の板厚の2乗に反比例して低減することから、例えば0.2mm程度の板厚まで磁性鋼板を薄板化すれば、高周波駆動した場合に、鉄損の低減効果が顕著となる。
また、0.5mmの板厚の磁性鋼板を積層して、積層方向の長さが20mmの積層鉄心を作製した場合、占積率は98%以上となる。しかし、0.2mmの板厚の磁性鋼板を積層して、積層方向の長さが20mmの積層鉄心を作製した場合には、占積率は95%程度となる。そこで、0.2mmの板厚の磁性鋼板を積層して作製された積層鉄心では、積層方向に1mm(=20×0.05)の空隙が生じることになる。この空隙は、回転機1の磁気抵抗の支配要因である空隙部(0.3〜0.5mm)より大きく、磁路を流れる磁束量が低減する。そこで、磁束量の低下を補うために、界磁コイル12への通電電流を増やし、或いはトルクの低下を補うために、多相コイル11への通電電流を増やせば、銅損が大幅に増加する。
この実施の形態1では、第1および第2回転子鉄心4,5は、それぞれ、板厚の薄い磁性鋼板(t=0.15mm)を積層してなる第1回転子積層鉄心31と板厚の厚い磁性鋼板(t=0.35mm)を積層してなる第2回転子積層鉄心32とを積層して構成され、第1回転子積層鉄心31が起磁力中心側に位置するように配設されている。すなわち、第1および第2回転子鉄心4,5は、それぞれ、板厚の異なる2種類の磁性鋼板を、磁性鋼板の板厚が起磁力中心から軸方向に離反する方向にステップ状に厚くなるように配列、積層して構成されている。
また、第1および第2固定子鉄心9,10が、それぞれ、板厚の薄い磁性鋼板(t=0.15mm)を積層してなる第1固定子積層鉄心41と板厚の厚い磁性鋼板(t=0.35mm)を積層してなる第2固定子積層鉄心42とを積層して構成され、第1固定子積層鉄心42が起磁力中心側に位置するように配設されている。すなわち、第1および第2固定子鉄心9,10は、それぞれ、板厚の異なる2種類の磁性鋼板を、磁性鋼板の板厚が起磁力中心から軸方向に離反する方向にステップ状に厚くなるように配列、積層して構成されている。
そこで、板厚の薄い磁性鋼板を積層して作製された第1回転子積層鉄心31および第1固定子積層鉄心41が、磁束密度が高い起磁力中心側に配設されているので、磁性鋼板の薄板化による鉄損低減効果が顕著となる。また、板厚の厚い磁性鋼板を積層して作製された第2回転子積層鉄心32および第2固定子積層鉄心42が、磁束密度の低い軸方向外側に配設されているので、磁性鋼板の厚板化に起因する鉄損の増加が抑えられる。これにより、第1および第2回転子鉄心4,5および第1および第2固定子鉄心9,10における鉄損が低減される。
また、板厚の薄い磁性鋼板を積層することに起因する占積率の低下が、板厚の厚い磁性鋼板を積層してなる第2回転子積層鉄心32および第2固定子積層鉄心42を併設することにより、補足される。そこで、板厚の薄い磁性鋼板を積層することに起因する占積率の低下による第1および第2回転子鉄心4,5および第1および第2固定子鉄心9,10における径方向および軸方向の磁気抵抗の増加が抑えられ、磁束量の減少が少なくなり、銅損の増加が抑えられる。
このように、この実施の形態1によれば、第1および第2回転子鉄心4,5および第1および第2固定子鉄心9,10が、それぞれ、板厚の薄い磁性鋼板を積層してなる第1回転子積層鉄心31および第1固定子積層鉄心41と、板厚の厚い磁性鋼板を積層してなる第2回転子積層鉄心32および第2固定子積層鉄心42と、を積層して構成され、第1回転子積層鉄心31および第1固定子積層鉄心41が起磁力中心側に位置するように配設されているので、銅損の増加を抑えつつ鉄損を低減でき、高効率および高トルクの回転機を実現できる。
なお、上記実施の形態1では、第1および第2回転子積層鉄心に用いられる磁性鋼板の板厚が第1および第2固定子積層鉄心に用いられる磁性鋼板の板厚と同じとしているが、第1および第2回転子積層鉄心に用いられる磁性鋼板と第1および第2固定子積層鉄心に用いられる磁性鋼板との板厚を変えてもよい。
また、上記実施の形態1では、第1および第2回転子鉄心および第1および第2固定子鉄心が、板厚の薄い磁性鋼板を積層してなる第1回転子積層鉄心および第1固定子積層鉄心と、板厚の厚い磁性鋼板を積層してなる第2回転子積層鉄心および第2固定子積層鉄心と、を積層して構成されているものとしているが、第1および第2回転子鉄心が第1および第2回転子積層鉄心を積層して構成され、第1および第2固定子鉄心が単一の板厚の磁性鋼板を積層して構成されてもよいし、第1および第2固定子鉄心が第1および第2固定子積層鉄心を積層して構成され、第1および第2回転子鉄心が単一の板厚の磁性鋼板を積層して構成されてもよい。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る回転機の構成を示す縦断面図である。
図4において、固定子鉄心8Aは、第1固定子鉄心9Aと第2固定子鉄心10Aとを備える。第1および第2固定子鉄心9A,10Aは、それぞれ、例えば直径が100ミクロン程度の鉄粉を絶縁コーティングした後加圧成形して作製された圧粉鉄心43と、0.35mm程度の板厚の磁性鋼板を積層して作製された第2固定子積層鉄心42と、を積層して構成されている。圧粉鉄心43は、第1固定子積層鉄心41とは、同じ形状に作製されている。そして、第1および第2固定子鉄心9A,10Aは、圧粉鉄心43同士を界磁コイル12を介して対向させて、それぞれ第1および第2回転子鉄心4,5を囲繞するように、ケース13内に配設されている。
なお、この実施の形態2では、第1固定子積層鉄心41に代えて圧粉鉄心43を用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された回転機1Aでは、第1固定子積層鉄心41に代えて、直径が100ミクロン程度の鉄粉を絶縁コーティングした後加圧成形して作製された圧粉鉄心43を用いているので、高周波駆動する場合、第1固定子積層鉄心41に比べて、渦電流損、すなわち鉄損の低減効果が大きくなり、効率が高められる。
また、圧粉鉄心43内には3次元的な磁路が形成されているので、第1固定子積層鉄心41に比べて、軸方向の磁気抵抗が小さくなり、磁束量の減少が抑えられ、トルクの低下がほとんど発生しなくなる。
また、圧粉鉄心43は素材の抵抗率が高いので、圧粉鉄心43と界磁コイル12との間の絶縁構造を省略、もしくは簡略にでき、その分界磁コイル12の容積を大きくすることができる。
また、圧粉鉄心43は第1固定子積層鉄心41に比べて軸方向の伝熱抵抗が小さいので、界磁コイル12での発熱は圧粉鉄心43を介してケース13に速やかに伝達され、ケース13の表面から放熱される。このように、界磁コイル12の放熱性が向上されるので、界磁コイル12に大きな電流を流して、過度の温度上昇を伴うことなく、大トルクを得ることができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係る回転機の構成を示す縦断面図である。
図5において、回転子3Bは、第1および第2回転子鉄心4B,5Bと、隔壁6と、を備える。第1および第2回転子鉄心4B,5Bは、それぞれ、例えば0.15mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第1回転子積層鉄心35と、例えば0.20mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第2回転子積層鉄心36と、例えば0.35mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第3回転子積層鉄心37と、をこの順に互いに密接させて同軸に積層して構成されている。そして、第1および第2回転子鉄心4B,5Bは、周方向に半突極ピッチずらして、かつ第1回転子積層鉄心35同士を隔壁6を介して相対させて、互いに密接して配置され、それらの回転軸挿入孔に挿通された回転軸2に固着されて構成されている。なお、第1および第2回転子鉄心4B,5Bは、第1および第2回転子鉄心4,5と同じ形状に作製されている。
固定子鉄心8Bは、第1および第2固定子鉄心9B,10Bを備える。第1および第2固定子鉄心9B,10Bは、それぞれ、例えば0.15mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第1固定子積層鉄心45と、例えば0.20mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第2固定子積層鉄心46と,例えば0.35mm程度の板厚の磁性鋼板を積層してなる第2固定子積層鉄心47と、をこの順に互いに密接させて同軸に積層して構成されている。そして、第1および第2固定子鉄心9B,10Bは、ティースの周方向位置を一致させて、隔壁6の軸方向厚み分離間して、かつ第1固定子積層鉄心45同士を対向させて、それぞれ第1および第2回転子鉄心4B,5Bを囲繞するように、ケース13内に配設されている。
なお、この実施の形態3では、回転子3および固定子鉄心8に代えて回転子3Bおよび固定子鉄心8Bを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された回転機1Bでは、第1および第2回転子鉄心4B,4Bが、それぞれ第1乃至第3回転子積層鉄心35,36,37を、起磁力中心側から軸方向外側に向かって磁性鋼板の厚みが順次厚くなるように配列して構成されている。すなわち、第1および第2回転子鉄心4B,5Bは、それぞれ、板厚の異なる3種類の磁性鋼板を、磁性鋼板の板厚が起磁力中心から軸方向に離反する方向にステップ状に厚くなるように配列、積層して構成されている。同様に、第1および第2固定子鉄心9B,10Bが、それぞれ第1乃至第3固定子積層鉄心45,46,47を、起磁力中心側から軸方向外側に向かって磁性鋼板の厚みが順次厚くなるように配列して構成されている。すなわち、第1および第2固定子鉄心9B,10Bは、それぞれ、板厚の異なる3種類の磁性鋼板を、磁性鋼板の板厚が起磁力中心から軸方向に離反する方向にステップ状に厚くなるように配列、積層して構成されている。
これにより、第1および第2回転子鉄心4B,4Bおよび第1および第2固定子鉄心9B,10Bによる鉄損低減効果は、軸方向外側から起磁力中心に向かってステップ状に大きくなる。
この回転機1Bにおいても、図3に示される空隙磁束密度分布を有しているので、鉄損を効果的に低減できる。つまり、第1および第2回転子鉄心4B,5Bおよび第1および第2固定子鉄心9B,10Bにおいて、空隙磁束密度の大きな起磁力中心側に薄い磁性鋼板(t=0.15mm)の積層体を配置し、その外側にやや薄い磁性鋼板(t=0.20mm)の積層体を配置し、更にその外側に厚い磁性鋼板(t=0.35mm)の積層体を配置して、鉄損を効果的に低減している。そこで、積層精度が確保しにくく、かつ高価な0.15mmの磁性鋼板の使用量を削減できるので、量産性が高められるとともに、低価格化が図られる。
なお、上記実施の形態3では、第1および第2回転子鉄心および第1および第2固定子鉄心がそれぞれ磁性鋼板の板厚が異なる3つの積層体を軸方向に配列して構成されているものとしているが、磁性鋼板の板厚が異なる積層体の軸方向の配列数は3つに限定されるものではなく、4つ以上であってもよい。
また、上記実施の形態3では、第1および第2回転子積層鉄心に用いられる磁性鋼板の板厚が第1および第2固定子積層鉄心に用いられる磁性鋼板の板厚と同じとしているが、第1および第2回転子積層鉄心に用いられる磁性鋼板と第1および第2固定子積層鉄心に用いられる磁性鋼板との板厚を変えてもよい。
また、上記実施の形態3では、第1および第2回転子鉄心および第1および第2固定子鉄心が、それぞれ磁性鋼板の板厚が異なる第1乃至第3回転子積層鉄心および第1乃至第3固定子積層鉄心により構成されているものとしているが、第1および第2回転子鉄心が磁性鋼板の板厚が異なる第1乃至第3回転子積層鉄心により構成され、第1および第2固定子鉄心が単一の板厚の磁性鋼板を積層して構成されてもよいし、第1および第2固定子鉄心が磁性鋼板の板厚が異なる第1乃至第3固定子積層鉄心により構成され、第1および第2回転子鉄心が単一の板厚の磁性鋼板を積層して構成されてもよい。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係る回転機の構成を示す縦断面図である。
図6において、回転機1Cは、回転軸2に同軸に固着された回転子3Cと、回転子3Cを囲繞するように配設された固定子鉄心8Cにトルク発生用駆動コイルとしての多相コイル11を巻装してなる固定子7Cと、界磁手段としての界磁コイル12と、回転子3C、固定子7Cおよび界磁コイル12を収納する円筒状のケース13と、を備えている。
回転子3Cは、周方向に半突極ピッチずらして、かつ第1回転子積層鉄心31同士を隔壁6を介して相対させて、互いに密接して配置された第1および第2回転子鉄心4,5の対を、第1回転子鉄心4同士を接するように軸方向に配列して、回転軸2により固着して構成されている。
固定子鉄心8Cは、ティースの周方向位置を一致させて、かつ第1固定子積層鉄心41同士を界磁コイル12を介して対向させて配置された第1および第2固定子鉄心9,10の対を、第1固定子鉄心9同士を接するように軸方向に配列して、それぞれ第1および第2回転子鉄心4,5を囲繞するように、ケース13内に固着されて構成されている。そして、図示していないが、多相コイル11が、スロットを跨がないで軸方向に1列に配列されている4本のティースに導体線を巻回して構成された3相の相コイルを有する。さらに、界磁コイル12が第1および第2固定子鉄心9,10の各対の第1および第2固定子鉄心9,10のコアバック間に介装されている。
この実施の形態4においても、第1および第2回転子鉄心4,5および第1および第2固定子鉄心9,10の各対が、それぞれ、板厚の薄い磁性鋼板を積層してなる第1回転子積層鉄心31および第1固定子積層鉄心41と、板厚の厚い磁性鋼板を積層してなる第2回転子積層鉄心32および第2固定子積層鉄心42と、を積層して構成され、第1回転子積層鉄心31および第1固定子積層鉄心41が起磁力中心側に位置するように配設されているので、銅損の増加を抑えつつ鉄損を低減でき、高効率および高トルクの回転機を実現できる。
なお、上記各実施の形態では、界磁極数とスロット数との比が8:6、すなわち極スロット比が4:3であるが、極スロット比は4:3に限定されるものではなく、例えば2:3でもよい。
また、上記各実施の形態では、多相コイルが集中巻き方式で第1および第2固定子鉄心に巻回されているものとしているが、多相コイルは分布巻き方式で第1および第2固定子鉄心に巻回されていてもよい。
また、上記各実施の形態では、磁性薄板として磁性鋼板を用いるものとしているが、磁性薄板は磁性鋼板に限定されるものではなく、例えば電磁鋼板を用いてもよい。
また、上記各実施の形態では、界磁手段として界磁コイルを用いるものとしているが、界磁手段は界磁コイルに限定されるものではなく、永久磁石でもよい。
また、上記各実施の形態では、ケースを磁性材料で作製するものとしているが、フレームを非磁性のステンレスやアルミニウムなどで作製してもよい。この場合、鉄などの磁性材料からなる軸方向磁路形成部材を第1固定子鉄心のコアバック外周面と第2固定子鉄心のコアバック外周面とを連結するように軸方向に延設すればよい。
1,1A,1B,1C 回転機、2 回転軸、3,3B,3C 回転子、4,4B 第1回転子鉄心、4a 基部、4b 突極、5,5B 第2回転子鉄心、5a 基部、5b 突極、7,7C 固定子、8,8A,8B,8C 固定子鉄心、9,9A,9B 第1固定子鉄心、9a コアバック、9b ティース、9c スロット、10,10A,10B 第2固定子鉄心、10a コアバック、10b ティース、10c スロット、11 多相コイル、12 界磁コイル(界磁手段)、13 ケース(軸方向磁路形成部材)、31 第1回転子積層鉄心、32 第2回転子積層鉄心、35 第1回転子積層鉄心、36 第2回転子積層鉄心、37 第3回転子積層鉄心、41 第1固定子積層鉄心、42 第2固定子積層鉄心、45 第1固定子積層鉄心、46 第2固定子積層鉄心、47 第3固定子積層鉄心。

Claims (3)

  1. それぞれ、内周側に開口するスロットを画成するティースが円筒状のコアバックの内周面から径方向内方に突設されて周方向に並べて複数配設されてなる同一形状に作製され、軸方向に所定距離離反して、かつ上記ティースの周方向位置を一致させて同軸に配置された第1固定子鉄心と第2固定子鉄心との対を有する固定子鉄心、および上記固定子鉄心に巻装された多相コイルを有する固定子と、
    突極が周方向に等角ピッチで配設されてなる同一形状に作製された第1回転子鉄心と第2回転子鉄心との対を、それぞれ対をなす上記第1固定子鉄心および上記第2固定子鉄心の内周側に位置させ、かつ互いに周方向に半突極ピッチずらして回転軸に同軸に固着された回転子と、
    対をなす上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心との間に配設され、上記第1回転子鉄心の突極と上記第2回転子鉄心の突極とが異なる極性となるように界磁磁束を発生する界磁手段と、
    上記第1固定子鉄心のコアバック外周面と上記第2固定子鉄心のコアバック外周面とを連結するように軸方向に延設された軸方向磁路形成部材と、を備え、
    上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心との対、および上記第1回転子鉄心と上記第2回転子鉄心との対の少なくとも一方の対の両鉄心が、板厚の異なる磁性薄板を、該磁性薄板の板厚が上記界磁手段から軸方向に離反する方向にステップ状に厚くなるように配列、積層して作製された積層鉄心であることを特徴とする磁気誘導子型回転機。
  2. それぞれ、内周側に開口するスロットを画成するティースが円筒状のコアバックの内周面から径方向内方に突設されて周方向に並べて複数配設されてなる同一形状に作製され、軸方向に所定距離離反して、かつ上記ティースの周方向位置を一致させて同軸に配置された第1固定子鉄心と第2固定子鉄心との対を有する固定子鉄心、および上記固定子鉄心に巻装された多相コイルを有する固定子と、
    突極が周方向に等角ピッチで配設されてなる同一形状に作製された第1回転子鉄心と第2回転子鉄心との対を、それぞれ対をなす上記第1固定子鉄心および上記第2固定子鉄心の内周側に位置させ、かつ互いに周方向に半突極ピッチずらして回転軸に同軸に固着された回転子と、
    対をなす上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心との間に配設され、上記第1回転子鉄心の突極と上記第2回転子鉄心の突極とが異なる極性となるように界磁磁束を発生する界磁手段と、
    上記第1固定子鉄心のコアバック外周面と上記第2固定子鉄心のコアバック外周面とを連結するように軸方向に延設された軸方向磁路形成部材と、を備え、
    対をなす上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心のそれぞれが、上記界磁手段に近接して配設された圧粉鉄心と、磁性薄板を積層して作製され、該圧粉鉄心の上記界磁手段と反対側に該圧粉鉄心に接するように配設された積層鉄心と、から構成されていることを特徴とする磁気誘導子型回転機。
  3. 対をなす上記第1回転子鉄心と上記第2回転子鉄心とのそれぞれが、板厚の異なる磁性薄板を、該磁性薄板の板厚が上記界磁手段から軸方向に離反する方向にステップ状に厚くなるように配列、積層して作製された積層鉄心であることを特徴とする請求項2記載の磁気誘導子型回転機。
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