JP5222204B2 - 移動端末およびソフトウェアアップデート方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カーナビゲーションシステムなどの移動端末および移動端末のソフトウェアアップデート方法に関する。
特許文献1には、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置において、システムを停止させることなく基本入出力システムプログラムを更新することができるようにするために、システム稼動中に更新用プログラム記憶手段に更新用プログラムを書き込み、システム起動時に前記更新用プログラムをCPU(Central Processing Unit)によって使用されるメモリ領域にコピーする方式が記載されている。
特開平8−16408号公報
特許文献1の技術によれば、更新用プログラム記憶手段には、既に読み込まれた更新用プログラムを、パーソナルコンピュータのシステム起動時に、主記憶メモリなどにコピーすることが記載されているが、読み込む途中での対処方法についてふれていない。
カーナビゲーションなどの移動端末の場合、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置と比較して、車両の稼動状況に応じて移動端末の電源の入り切りが短時間に頻繁に発生することがある。このため、短時間での使用が頻繁に繰り返される移動端末では、ソフトウェアのインストール途中でも頻繁に電源供給の切断が発生し、ソフトウェアのインストール処理が完了しない問題がある。
また、カーナビゲーションシステムなどの移動端末の場合、地図情報などに係る相互依存の多いプログラムも頻繁にアップデートされるため、相互依存/データ共有する複数のプログラムの置換え途中に移動端末への電源供給が停止された場合、または、置換え対象のプログラムの一部が起動されていた場合には、ソフトウェアのインストール処理を完了することができない問題がある。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、短時間での使用が頻繁に繰り返される移動端末において、電源供給の切断にも対処できるとともにインストール処理を段階的に進めることができる移動端末およびソフトウェアのアップデート方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、移動端末において、以下のステップを実施することにより、短起動時間であっても複数の相互依存するプログラム群を段階的にインストールすることを可能とする。
(1)プログラムの実行に必要なデータ(プログラム、DB(Data Base)、レジストリ情報)の格納領域を複数保持し、一方の格納領域Aへのプログラム群のインストール中には他方の格納領域Bのデータを使用してプログラム群を動作させる。
(2)システム停止時に格納領域Aへのプログラム群のインストール処理の完了を検知した場合、次回起動時に参照する格納領域をBからAに切替える。一方、インストール処理の完了を検知していない場合、システム停止時に次回起動時に参照する格納領域は変更せず、プログラム群のインストール処理の完了段階を記録する。
本発明によれば、短時間での使用が頻繁に繰り返される移動端末において、電源供給の切断にも対処できるとともにインストール処理を段階的に進め、ソフトウェアのアップデートができる。
本実施形態の移動端末のハードウェア構成を示す模式図である。 移動端末のシステム構成を示す模式図である。 実行時データ格納領域参照点情報を示す説明図である。 インストールプログラム属性情報を示す説明図である。 インストール/コピー処理の処理フローに係る実行時データ格納領域の説明図である。 実行時データ格納領域参照点記憶部への起動時参照点の登録処理を示すフローチャートである。 インストール/コピー処理開始条件情報を示す説明図である。 インストール順序制御処理を示すフローチャートである。 優先度・プログラム種別対応情報を示す説明図である。 コンテンツ種別毎の実行時データ格納領域を示す説明図である。 複数のプログラムのインストール/コピー処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の移動端末のハードウェア構成を示す模式図である。移動端末1は
、車両などの移動体に搭載あるいは歩行者に携帯される端末である。移動端末1は、プロセッサであるCPU20(処理装置)、主記憶装置であるメモリ25、不揮発性の記憶装置50、無線通信によりセンタ端末3(図2参照)などの他端末とデータの送受信を行う無線通信デバイス21(無線通信インターフェース)、有線通信により他端末とデータの送受信を行う有線通信インタフェース22、I/Oインタフェース23、ユーザ(視聴者)やオペレータなどとの入出力を行う入出力装置24(ディスプレイ、スピーカ、タッチパネルなど)、移動端末1への供給電源を管理する電源管理IC60とからなり、これらはバスなどの通信線26により接続される。なお、I/OはInput/Outputの略であり、ICはIntegrated Circuitの略である。
CPU20は、記憶装置50に格納されるプログラム61をメモリ25に読み込み、実行することにより、種々の処理を行う。これらのプログラム61やデータは、予め記憶装置50に格納しておいてもよいし、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの記憶媒体から入力してもよいし、ネットワーク経由で他の装置からダウンロードしてもよい。また、プログラムにより実現される機能を、専用のハードウェアにより実現してもよい。
図2は、移動端末のシステム構成を示す模式図である。移動端末1は、具体的には、Wi−Fi(商標登録)/WiMAX(商標登録)/Bluetooth(商標登録)/UWB(Ultra Wide Band)などの複数の無線通信デバイス21、LAN(Local Area Network)などの有線通信インタフェース22、携帯型メモリ(SD(Secure Digital)メモリ/USB(Universal Serial Bus)メモリ)を接続するI/Oインタフェース23を具備し、これらによって無線通信の基地局/アクセスポイント35、携帯型メモリ、または他端末と接続される。
基地局/アクセスポイント35は、IEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers)802規格に基づく無線通信の基地局、または、無線通信デバイス21やLANなどの有線通信インタフェース22によって接続された携帯電話端末を介して接続される基地局である。移動端末1は、基地局/アクセスポイント35との無線通信が可能であり、該基地局を介してインターネット33を経由してセンタ端末3との接続が可能である。
移動端末1の記憶装置50には、移動端末1のシステム状態を管理するシステム状態管理部51、実行時データ格納領域記憶部12を管理する実行時データ格納領域管理部52、移動端末1へのプログラム群のインストール処理をするインストール処理部53などのプログラム、ならびに、実行時データ格納領域参照点記憶部11(図3参照)、実行時データ格納領域記憶部12(図5参照)、インストール/コピー処理の状態をインストール段階情報として記憶するインストール段階記憶部13、インストール/コピー処理開始条件記憶部14(図7参照)、プログラム群の更新に必要なインストールプログラムを格納するインストールプログラム記憶部16、プログラム群の名称を、インストールプログラムの属性情報として格納するインストールプログラム属性情報記憶部15(図4参照)、などのデータを格納する。システム状態管理部51、実行時データ格納領域管理部52、インストール処理部53などのプログラムは、実行の際にはメモリ25のプログラム61(図1参照)としてコピーされ、CPU20により実行される。
実行時データ格納領域記憶部12は、複数の論理的に分割された格納領域121(120),122(120)を保持する。格納領域Aである格納領域121(第1の格納領域)、格納領域Bである格納領域122(第2の格納領域)は、移動端末1が稼動時に参照する実行時データ(プログラム、共有データ、システム設定情報)を格納する。移動端末1は、移動端末1の起動時に格納領域121,122の中から単一または複数の記憶域を選択して参照可能とする。
図3は、実行時データ格納領域参照点情報を示す説明図である。図3には、実行時データ格納領域参照点記憶部11の実行時データ格納領域参照点情報90(実行時データ格納領域の参照点情報)のデータ構造を示す。本実施形態では、実行時データ格納領域参照点情報90は、記憶装置50に記憶されているが、電源管理IC60などに含まれる不揮発性メモリに記憶されてもよい。
実行時データ格納領域参照点情報90は、移動端末1が起動されたときに参照する情報であり、格納領域121,122に対応する論理記憶領域が定義されている。実行時データ格納領域参照点情報90には、移動端末1が起動中に参照するデータ格納領域と論理記憶領域識別子とを対応付けて記述され(符号91)、格納領域121,122と前記論理記憶領域識別子は論理的に階層化して複数の対応付けを記述することが可能である(符号93)。
実行時データ格納領域参照点情報90は、複数の前記実行時データ格納領域を論理的に階層化して記述しており、CPU20(処理装置)は、移動端末1の起動時に参照される各階層において実行時データ格納領域参照点を切替える。なお、実行時データ格納領域参照点は、#の記号により切替えることができる。
図3に示す#の記号は、コメントアウトであり、ソフトウェアの設定ファイルなどを部分的に修正する時に、消したい内容を実際に消してしまうのではなく、コメント化することで一時的に機能しないようにすることを意味する。具体的には、符号91の場合、システム起動時に参照されるのは、格納領域A側である。また、格納領域120の実行時データ格納領域参照点が変更される場合には、#の記号が格納領域A側の行に追加され、格納領域B側の行から削除される。
実行時データ格納領域参照点記憶部11は、移動端末1が動作中にインストール処理部53または実行時データ格納領域管理部52が実行する処理によって書き換えることが可能である。移動端末1は、起動時に実行時データ格納領域参照点記憶部11を参照して、移動端末1が動作中に参照する実行時データ格納領域記憶部12を認識する。
図4は、インストールプログラム属性情報を示す説明図である。図4には、インストールプログラム属性情報記憶部15に格納されるインストールプログラム属性情報160(インストールプログラムの属性情報)の属性情報記述のデータフォーマットを示す。属性情報記述は、移動端末1がセンタ端末3から、あるいは、有線通信インタフェース22やI/Oインタフェース23を経由して接続されるセンタ端末3(図2参照)などから取得するインストールプログラムと共に、例えばインストーラとして同梱して配布される。前記属性情報記述は、各プログラム毎に定義される。また、各プログラムとは、該属性情報記述のインストールプログラム属性情報160のデータ項目「プログラム名称」(161)によって対応づけられる。
インストールプログラム属性情報160には、プログラム名称(161)、配布単位(パッケージ)名称(162)、コンテンツ種別(163)、更新単位数(プログラム数)(164)、サイズ(165)、依存パッケージ/共有データの識別子(166)が含まれる。コンテンツ種別には、アプリケーション(アプリケーションソフト)、複数のアプリケーションソフトで共通に利用されるミドルウェア、移動端末1に組み込まれたハードウェアを制御するためのソフトウェアであるファームウェアなどがある。更新単位の容量は、移動端末1が短時間稼動でもインストール可能なように小さい容量であることが望ましい。図4に示す具体例の場合、更新単位数(164)からプログラム数は14あり、全容量は12Mbytesであることがわかる。
インストール処理部53(図2参照)は、インストールプログラム属性情報160のデータ項目「配布単位(パッケージ)名称」(162)によって各プログラムがどの配布単位(パッケージ)に属するかを識別する。前記配布単位(パッケージ)に含まれるプログラムは相互依存/データ共有していてもよい。
また、インストール処理部53は、インストールプログラム属性情報160のデータ項目「依存パッケージ/共有データの識別子」(166)を参照することで該プログラムが属するパッケージが依存するパッケージ/共有データを識別することによって、インストールプログラム記憶部16に格納されるパッケージのインストール順序を決定する。各パッケージから依存されるパッケージを優先的にインストールする。また、インストール処理部53は、データ項目「コンテンツ種別」(163)によって即時更新が必要なプログラムであるか否かを判別する。
(参照点切替え機能)
図5は、インストール/コピー処理の処理フローに係る実行時データ格納領域の説明図である。適宜図2を参照する。処理の主体はCPU20であるが、プログラムであるインストール処理部53として説明する。インストール処理部53は、プログラムなどを実行時データ格納領域記憶部12にインストール/コピー処理するとともに、インストール/コピー処理の状態(状態1から状態4)に応じて実行時データ格納領域参照点情報90の切替処理を行う参照点切換え機能を有する。図5において、*の記号は、各状態において参照される実行時データ格納領域記憶部12の実行時データ格納領域参照点である起動時参照点を意味する。
具体的には、ステップS111において、状態1の格納領域Aへのインストール処理中の場合、格納領域Bが起動時参照点であり、ステップS113において、状態2の格納領域Aへのインストール処理が完了の場合、格納領域Aが起動時参照点となる。また、ステップS115において、状態3の格納領域Aから格納領域Bへのコピー処理中の場合、格納領域Aが起動時参照点となる。さらに、ステップS117において、状態4の格納領域Aから格納領域Bへのコピー処理が完了の場合、格納領域Bが起動時参照点となる。なお、起動時参照点とは、移動端末1の電源が停止され、再起動された場合において、実行データの参照点である。具体的には、実行時データ格納領域記憶部12(格納領域A(121)または格納領域B(122))が参照される。
インストール処理部53は、インストール処理の場合、更新プログラム群105のプログラムなどは更新単位をまとめて配布単位(パッケージ)として管理する。図5において、状態1(ステップS111)および状態2(ステップS113)は、格納領域A/格納領域Bに対するインストール処理段階を模式的に示している。図中のハッチング部は、前記更新単位のインストール処理が終了していることを示す。
以下、インストール処理部53によって実行されるインストール処理と実行時データ格納領域参照点記憶部11の記述内容の対応を説明する。
状態1:インストール処理部53が格納領域Aに対してインストール処理中である場合、実行時データ格納領域参照点は格納領域Bに対応づけられており、新たにインストールされるデータは移動端末1の動作に影響しない(ステップS111)。
状態2:格納領域Aに対するインストールが完了した場合、インストール処理部53は、インストール完了事象を実行時データ格納領域管理部52に通知し、該通知を受信した実行時データ格納領域管理部52は、実行時データ格納領域参照点を格納領域Aに対応付ける。この段階においては、移動端末1は格納領域Bを参照して動作している(ステップS113)。
状態3:移動端末1は格納領域Aを参照して動作する。また、インストール処理部53は、動作中にステップS113においてインストール済みのデータを、格納領域Aから格納領域Bに対してコピーする。この際、ステップS111によってインストールされたデータのインストール履歴を参照することでコピーするデータを特定する(ステップS115)。
状態4:インストール処理部53は、格納領域Aから格納領域BへのステップS115のコピー処理の終了事象を検知した場合には、該終了事象を実行時データ格納領域管理部52に通知し、実行時データ格納領域管理部52は、実行時データ格納領域参照点を格納領域Bに対応付ける(ステップS117)。
(実行時データ格納領域参照点記憶部への登録処理)
図6は、実行時データ格納領域参照点記憶部への起動時参照点の登録処理を示すフローチャートである。図6には、実行時データ格納領域管理部52が実行時データ格納領域参照点記憶部11への起動時参照点の登録処理フローを示す。
実行時データ格納領域管理部52は、システム状態管理部51から電源切断事象の通知メッセージを受信すると(ステップS71)、格納領域A(図5に示す状態1のシステム非参照領域)に相互依存/データ共有する複数プログラムをインストール途中であるか否かを判定する(ステップS72)。実行時データ格納領域管理部52は、格納領域Aにインストール途中である場合には(ステップS72,Yes)、次回システム起動時の実行時データ格納領域として格納領域B(図5の状態1のシステム参照中領域、または、状態4のシステム参照中領域)を選択し、実行時データ格納領域参照点記憶部11に登録する(ステップS74)。
ステップS72において、格納領域Aに相互依存/データ共有する複数プログラムをインストール途中でない場合(インストール処理が完了している場合)(ステップS72,No)、実行時データ格納領域管理部52は、格納領域A(図5の状態2または状態3のシステム参照中領域)にインストール済の複数プログラムを格納領域B(図5の状態2または状態3のシステム非参照領域)にコピー済であるか否かを判定する(ステップS73)。コピー済みでない場合には(ステップS73,No)、実行時データ格納領域管理部52は、次回システム起動時の実行時データ格納領域として格納領域A(図5の状態2または状態3のシステム参照中領域)を選択し、実行時データ格納領域参照点記憶部11に登録する(ステップS75)。
ステップS73において、格納領域Aにインストール済の複数プログラムを格納領域Bにコピー済である場合には(ステップS73,Yes)、ステップS74に進む。
なお、各ステップにおいてインストール/コピー処理が中断された際には、インストール処理部53は、インストール段階記憶部13に処理途中のパッケージ名称および前記処理が完了したプログラム名称を記録し、次回の処理の開始時には、処理が完了したプログラムを除いたプログラムを処理対象とする。
また、ステップS71において、システム停止時として電源切断事象について説明しているが、これに限るものではない。例えば、入出力装置24からの操作指令を受信して、ステップS72以降の処理を実施してもよい。
(処理負荷を考慮したインストール処理機能)
次に、各ステップにおけるインストール処理およびコピー処理の開始時、および、処理途中にて、インストール処理部53における処理負荷を考慮したインストール処理機能(処理負荷を考慮してインストール/コピー処理の開始/継続を決定する処理)について説明する。
インストール処理部53は、システム状態管理部51から、移動端末1において動作中のプログラム名称、移動端末の処理負荷指標、移動端末条件を取得し、図7に示すインストール/コピー処理開始条件情報400を参照する。
図7は、インストール/コピー処理開始条件情報を示す説明図である。インストール/コピー処理開始条件情報400は、インストール/コピー処理開始条件記憶部14に格納されている。インストール/コピー処理開始条件情報400には、プログラム名称401、移動端末の処理負荷指標402、移動端末条件403(移動端末の設置条件)が含まれる。なお、本実施形態では、インストール/コピー処理の開始判定時に、図7に示す条件を満たさない場合に、インストール/コピー処理を開始することを示す。
具体的には、緊急時通信のプログラムが動作中であり、かつ、CPU使用率が40%より大きい場合およびメモリ使用量が128MBより大きい場合には、インストール/コピー処理を実行しないことを意味する。すなわち、移動端末1における緊急時通信が優先されることになる。同様に、ナビゲーションのプログラムが動作中には、移動中(走行中)のときに、CPU使用率が50%より大きい場合およびメモリ使用量128MBより大きい場合であれば、インストール/コピー処理を実行しないことを意味する。すなわち、移動端末1におけるナビゲーションのプログラムが優先されることになる。
処理負荷を考慮したインストール処理に戻り、インストール処理部53は、図7に示すインストール/コピー処理開始条件情報400を参照し、取得したプログラム名称401のプログラムが動作中であり、かつ、前記移動端末の処理負荷指標402および移動端末条件403が条件を満たす場合には、インストール/コピー処理を開始しない、または、インストール/コピー処理を中断するとよい。
本実施形態によれば、短時間で起動/停止される移動端末1において、複数の相互依存/データ共有するプログラム群(パッケージ)のインストール処理において、段階的にインストール処理を進めることができる。また、インストール処理において、移動端末1は、移動端末1で動作するプログラムの動作を阻害しない形で実施可能である。
(インストール順序制御機能)
図8は、インストール順序制御処理を示すフローチャートである。インストール処理部53は、相互依存/データ共有する複数のプログラムをインストールする際に、図9に示す優先度・プログラム種別対応情報300(優先度・コンテンツ種別対応情報)を参照して、優先されるプログラムを先にインストールすることができるインストール順序制御機能を有している。
インストール処理部53は、インストールプログラム記憶部16に格納される相互依存/データ共有するプログラム群(パッケージ)のインストールを開始する(ステップS81)。インストール処理部53は、インストール処理中にインストールプログラム属性情報記憶部15およびインストールプログラム記憶部16を定期的に参照し、インストールプログラム記憶部16に格納されるプログラム/プログラム群に対応するインストールプログラム属性情報のデータ項目「コンテンツ種別」163(図4参照)、および、図9に示す優先度・プログラム種別対応情報300を参照することで、当該プログラム群の優先度を判定し、現在インストール中のプログラム群(パッケージ)よりも高優先度のプログラム群/プログラムがインストールプログラム記憶部16に格納されているか否かを判定する(ステップS82)。
インストール処理部53は、高優先度のプログラム群/プログラムがインストールプログラム記憶部16に存在することを検出した場合(ステップS82,Yes)、すなわち、現在インストール処理中のプログラム群よりも高優先度のプログラム群/プログラムをインストールする必要がある場合に、処理中の相互依存/データ共有するプログラム群のインストール処理を中止し(ステップS83)、インストールプログラム属性情報160の優先度に従いプログラム群/プログラムを選択してシステム非参照領域である格納領域120にインストールし(ステップS84)、ステップS82に戻る。ここでインストールされるプログラム群/プログラムは、既にインストール処理済みのデータにのみ依存する。
現在インストール中の前記プログラム群(パッケージ)よりも高優先度のプログラム群/プログラムがインストールプログラム記憶部16に存在しない場合(ステップS82,No)、インストール処理部53は、プログラム群のうち単一プログラムをシステム非参照領域の格納領域120にインストールを行い(ステップS85)、相互依存/データ共有する複数のプログラム群のインストールが完了か否かを判定する(ステップS86)。
相互依存/データ共有する複数のプログラム群のインストールが未完の場合には(ステップS86,No)、ステップS82に戻る。相互依存/データ共有する複数のプログラム群のインストールが完了の場合には(ステップS86,Yes)、処理を終了する。
図9は、優先度・プログラム種別対応情報を示す説明図である。優先度・プログラム種別対応情報300(優先度・コンテンツ種別対応情報)は、インストール/コピー処理開始条件記憶部14に格納されており、優先度と、プログラム種別(コンテンツ種別を含むものとする。)との対応情報が定義されている。優先度・プログラム種別対応情報300の優先度が00で開始されるレコード301,302は、即時更新が必要なプログラムであり、10で開始されるレコード303,304は、相互依存/データ共有するプログラム群(パッケージ)として判断される。
具体的には、移動端末1のインストール処理部53は、各プログラムのサイズおよびプログラム種別(地図、POI(Points of Interest)情報、アプリケーションなど)の属性情報を含むインストーラをセンタ端末3(図2参照)などから受信して、前記属性情報に応じて即時更新の要否を判別する。インストール処理部53は、即時更新が必要なプログラムを、直接的にシステム参照中領域の格納領域120にインストールしてもよい。これにより、即時更新のプログラムを反映することができる。
本実施形態によれば、各プログラムの即時更新の可否および要否を判別し、即時更新が要するプログラムについて即時更新を実行可能とすることができる。また、即時更新を要するプログラムを優先順位付けてインストールすることを可能とすることができる。
(実施形態2)
実施形態1において、(1)参照点切替え機能、(2)処理負荷を考慮したインストール処理機能、(3)インストール順序制御機能、について説明したが、実施形態2において、コンテンツ種別毎に格納領域120を有しており、インストール処理部53で実行する(1)から(3)に示した機能の統合プログラムについて説明する。
一般に、移動端末1へのソフトウェアのアップデートには、複数のベンダからのソフトウェアがあるため、異なるタイミングでベンダの所有するサーバなどから配信される。このため、実行時データ格納領域記憶部12には、コンテンツ種別毎に格納領域120を有することにより、優先度をつけたコンテンツのインストール/コピー処理が可能となる。
図10は、コンテンツ種別毎の実行時データ格納領域を示す説明図である。実行時データ格納領域記憶部12は、「地図」の格納領域501、「POI情報」の格納領域503、「アプリケーション」の格納領域505、「ドライバ」の格納領域507などを有している。格納領域501は複数の格納領域A1,B1を有し、格納領域503は複数の格納領域A2,B2を有し、格納領域505は複数の格納領域A3,B3を有し、格納領域507は、複数の格納領域A4,B4を有している。また、移動端末1は、格納領域501,503,505,507について、参照点(*印の領域)を切り替えることができる。
コンテンツ種別毎に格納領域Aおよび格納領域Bを保持することで優先度付けたコンテンツのインストール/コピー処理を可能とすることができる。格納領域501,503,505,507の各々のコンテンツ種別に属するプログラムのインストール/コピー処理は、他コンテンツのインストール/コピー処理開始の割込要求によって中断されることもあるが、「更新単位」で段階的進められたインストール/コピー処理の途中経過を保持して、次回インストール/コピー処理時に途中からの処理開始が可能である。なお,本構成をとることにより格納領域501,503,505,507の各々のコンテンツは、異なるベンダから/サイトから/サーバから所望するタイミングで配信することが可能となる。
図11は、複数のプログラムのインストール/コピー処理を示すフローチャートである。インストール処理部53は、インストール/コピー処理開始条件情報400(図7参照)を満たしているか否かを判定し(ステップS91)、満たしている場合(ステップS91,Yes)、既にインストール/コピー処理中のプログラム(A)が存在するか否かを判定する(ステップS92)。インストール処理部53は、プログラム(A)が存在する場合には、プログラム(A)は、新たにインストール/コピー処理開始要求するプログラム(B)と同種プログラムか否かを判定し(ステップS93)、同種プログラムの場合(ステップS93,Yes)、プログラム(A)のインストール/コピー処理の終了を待ち、プログラム(B)のインストール/コピー処理を実行する(ステップS94)。なお、図11中のプログラム(A)およびプログラム(B)は、プログラム群(パッケージ)/プログラムを総称して用いており、異なるプログラム群/プログラムであることを意味している。
ステップS91において、インストール/コピー処理の開始条件を満たしていない場合(ステップS91,No)、処理を終了する。ステップS92において、プログラム(A)が存在しない場合(ステップS92,No)、優先度・プログラム種別対応情報300を参照して、格納されるプログラムの中から優先度が最も高いものを選択してインストール/コピー処理を実行し(ステップS95)、処理を終了する。
ステップS93において、プログラム(A)とプログラム(B)が同種のプログラムでない場合(ステップS93,No)、プログラム(A)とプログラム(B)の優先度を、優先度・プログラム種別対応情報300を参照して比較し、高優先度のプログラムのインストール/コピー処理を実行し、低優先度のプログラムの処理は中断/待機し(ステップS96)、待機中のプログラムのインストール/コピー処理を実行し(ステップS97)、処理を終了する。
本実施形態の移動端末1によれば、移動端末1がプログラムの実行に必要なデータ(プログラム、データベース格納情報、レジストリ情報)の格納領域を複数保持し、格納領域121(第1の格納領域)が相互依存/データ共有する複数プログラムのインストール途中である場合には、インストール途中の格納領域121とは異なる格納領域122(第2の格納領域)のデータを使用してプログラム群を動作させる。システム停止時に前記インストール処理の完了を検知した場合、次回起動時に参照する格納領域をインストール処理の対象であった格納領域121に切替える。一方、前記インストール処理の完了を検知していない場合、システム停止時に次回起動時に参照する格納領域122は変更せず、プログラム群のインストール処理の完了段階を記録し、次回起動時にインストール処理を継続する。これにより、短時間での使用が頻繁に繰り返される移動端末1において、電源供給の切断にも対処できるとともにインストール処理を段階的に進めことができる。
本実施形態の移動端末1は、CPU20(処理装置)と記憶装置50を備え、通信インタフェース(例えば、無線通信デバイス21)を介して、自端末で動作するプログラムを通信インタフェース経由で取得可能な移動端末1であり、移動端末1の稼動時に、プログラムに関連付けられた相互依存する複数のプログラム群を段階的にインストールし、ソフトウェアのアップデートをすることができる。
記憶装置50には、移動端末1でプログラム群およびプログラム群が参照するデータを格納する実行時データ格納領域として第1の格納領域121および第2の格納領域122を有する実行時データ格納領域記憶部12と、プログラム群の更新に必要なインストールプログラムを格納するインストールプログラム記憶部16と、プログラム群の名称を、インストールプログラム属性情報160として格納するインストールプログラム属性情報記憶部15と、移動端末1の起動時の実行時データ格納領域参照点情報90を記憶する実行時データ格納領域参照点記憶部11と、を備え、予め第2の格納領域を実行時データ格納領域の参照点情報として登録されている。
CPU20(処理装置)が、インストールプログラムおよびインストールプログラムの属性情報を受理すると、第1の格納領域にプログラム群のインストール処理を行い(ステップS111)、インストール処理が完了したのち、第1の格納領域に格納されているプログラム群を、第2の格納領域にコピー処理をする(ステップS115)際に、処理装置は、電源切断事象の通知を受理すると、インストール処理の処理中であるか否かを判定し(ステップS72)、インストール処理が完了した場合、または、コピー処理中の場合、第1の格納領域を実行時データ格納領域の参照点情報として登録し(ステップS75)、次回起動時に実行時データ格納領域の参照点情報を参照して移動端末を起動することができる。
なお、本実施形態の移動端末1は、カーナビゲーションシステムに利用可能であるが、車両に搭載される移動端末に限定されるものではない。
1 移動端末
3 センタ端末
11 実行時データ格納領域参照点記憶部
12 実行時データ格納領域
13 インストール段階記憶部
14 インストール/コピー処理開始条件記憶部
15 インストールプログラム属性情報記憶部
16 インストールプログラム記憶部
20 CPU(処理装置)
21 無線通信デバイス
22 有線通信インタフェース
23 I/Oインタフェース
24 入出力装置
25 メモリ
33 インターネット
35 基地局/アクセスポイント
50 記憶装置
51 システム状態管理部
52 実行時データ格納領域管理部
53 インストール処理部
60 電源管理IC
90 実行時データ格納領域参照点情報(実行時データ格納領域の参照点情報)
120 格納領域
121 格納領域A(第1の格納領域)
122 格納領域B(第2の格納領域)
160 インストールプログラム属性情報(インストールプログラムの属性情報)
300 優先度・プログラム種別対応情報(優先度・コンテンツ種別対応情報)

Claims (8)

  1. 処理装置と記憶装置を備え、通信インタフェースを介して、自端末で動作するプログラムを前記通信インタフェース経由で取得可能な移動端末において、前記移動端末の稼動時に、前記プログラムに関連付けられた相互依存する複数のプログラム群を段階的にインストールし、ソフトウェアのアップデートをする移動端末であって、
    前記記憶装置には、
    前記移動端末で前記プログラム群および前記プログラム群が参照するデータを格納する実行時データ格納領域として第1の格納領域および第2の格納領域を有する実行時データ格納領域記憶部と、
    前記プログラム群の更新に必要なインストールプログラムを格納するインストールプログラム記憶部と、
    前記プログラム群の名称、および、電源の入り切りが固定端末より頻繁に繰り返される前記移動端末が短時間稼動でインストールできる更新単位の容量に基づく更新単位数を、前記インストールプログラムの属性情報として格納するインストールプログラム属性情報記憶部と、
    前記移動端末の起動時の前記実行時データ格納領域の参照点情報を記憶する実行時データ格納領域参照点記憶部と、を備え、
    予め前記第2の格納領域を前記実行時データ格納領域の参照点情報として登録されており、
    前記処理装置が、前記インストールプログラムおよび前記インストールプログラムの属性情報を受理すると、前記第1の格納領域に前記プログラム群のインストール処理を行い、前記インストール処理が完了したのち、前記第1の格納領域に格納されているプログラム群を、前記第2の格納領域にコピー処理をする際に、
    前記記憶装置には、さらに、前記プログラム群のインストール/コピー処理の状態を前記更新単位ごとにインストール段階情報として記録するインストール段階記憶部を備え、
    前記処理装置は、
    電源切断事象の通知を受理すると、前記インストール処理の処理中であるか否かを判定し、
    前記インストール処理が完了した場合、または、前記コピー処理中の場合、前記第1の格納領域を前記実行時データ格納領域の参照点情報として登録し、次回起動時に前記実行時データ格納領域の参照点情報を参照して前記移動端末を起動するとともに、前記インストール段階情報を参照して、前記コピー処理を継続し、
    前記インストール処理の処理中である場合、前記第2の格納領域を前記実行時データ格納領域の参照点情報として登録し、次回起動時に前記実行時データ格納領域の参照点情報を参照して前記移動端末を起動するとともに、前記インストール段階情報を参照して、前記インストール処理を継続する
    ことを特徴とする移動端末。
  2. 前記実行時データ格納領域の参照点情報は、複数の前記実行時データ格納領域を論理的に階層化して記述しており、
    前記処理装置は、前記移動端末の起動時に参照される各階層において実行時データ格納領域参照点を切替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  3. 前記記憶装置には、コンテンツ種別のインストール優先度を定義した優先度・コンテンツ種別情報が記憶されており、
    前記処理装置は、前記インストール処理を開始する際、
    前記インストールプログラムの属性情報からコンテンツ種別を取得し、前記優先度・コンテンツ種別情報を参照して即時更新の可否を判定し、即時更新の可否の場合、現在参照している実行時データ格納領域にインストール処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  4. 前記処理装置は、前記インストールプログラム属性情報に含まれる依存パッケージ/共有データの識別子を参照して、前記プログラム群のインストール順序を決定し、前記インストール順序に従って、前記インストール処理をする
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  5. 前記記憶装置には、コンテンツ種別のインストール優先度を定義した優先度・コンテンツ種別情報が記憶されており、
    前記処理装置は、前記インストール処理を開始する際、
    前記インストールプログラムの属性情報に含まれるコンテンツ種別を取得し、前記優先度・コンテンツ種別情報を参照して、前記プログラム群のインストール順序を決定し、前記インストール順序に従って前記インストール処理をする
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  6. 前記記憶装置には、プログラム名、前記移動端末の処理負荷指標、前記移動端末の設置条件を含んでなるインストール/コピー処理開始条件を格納するインストール/コピー処理開始条件情報が記憶されており、
    前記処理装置は、
    前記インストール処理または前記コピー処理における開始時、または、前記インストール処理または前記コピー処理における処理途中にて、前記移動端末のシステム状態を管理するシステム状態管理部から、動作中のプログラム名、前記移動端末の処理負荷指標、前記移動端末の設置条件を取得し、前記インストール/コピー処理開始条件情報を参照して、前記インストール/コピー処理の開始を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  7. 前記実行時データ格納領域は、コンテンツ種別毎に前記第1の格納領域および前記第2の格納領域を有し、
    前記記憶装置には、予め前記コンテンツ種別毎に第2の格納領域を前記実行時データ格納領域の参照点情報として登録されており、
    前記処理装置が、前記インストールプログラムおよび前記インストールプログラムの属性情報を受理すると、前記コンテンツ種別毎に第1の格納領域に前記プログラム群のインストール処理を行い、前記インストール処理が完了したのち、前記第1の格納領域に格納されているプログラム群を、前記第2の格納領域にコピー処理をする際に、
    前記処理装置は、
    電源切断事象の通知を受理すると、前記インストール処理の処理中であるか否かを判定し、
    前記インストール処理が完了した場合、または、前記コピー処理中の場合、前記コンテンツ種別毎に第1の格納領域を前記実行時データ格納領域参照点情報として登録し、
    前記次回起動時に、前記実行時データ格納領域の参照点情報を参照して前記移動端末を起動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  8. 処理装置と記憶装置を備え、通信インタフェースを介して、自端末で動作するプログラムを前記通信インタフェース経由で取得可能な移動端末において、前記移動端末の稼動時に、前記プログラムに関連付けられた相互依存する複数のプログラム群を段階的にインストールするソフトウェアのアップデート方法であって、
    前記記憶装置には、
    前記移動端末で前記プログラム群および前記プログラム群が参照するデータを格納する実行時データ格納領域として第1の格納領域および第2の格納領域を有する実行時データ格納領域記憶部と、
    前記プログラム群の更新に必要なインストールプログラムを格納するインストールプログラム記憶部と、
    前記プログラム群の名称、および、電源の入り切りが固定端末より頻繁に繰り返される前記移動端末が短時間稼動でインストールできる更新単位の容量に基づく更新単位数を、前記インストールプログラムの属性情報として格納するインストールプログラム属性情報記憶部と、
    前記移動端末の起動時の前記実行時データ格納領域の参照点情報を記憶する実行時データ格納領域参照点記憶部と、が備えられており、
    予め前記第2の格納領域を前記実行時データ格納領域の参照点情報として登録されており、
    前記処理装置が、前記インストールプログラムおよび前記インストールプログラムの属性情報を受理すると、前記第1の格納領域に前記プログラム群のインストール処理を行い、前記インストール処理が完了したのち、前記第1の格納領域に格納されているプログラム群を、前記第2の格納領域にコピー処理をする際に、
    前記記憶装置には、さらに、前記プログラム群のインストール/コピー処理の状態を前記更新単位ごとにインストール段階情報として記録するインストール段階記憶部を備えられており、
    前記処理装置は、
    電源切断事象の通知を受理すると、前記インストール処理の処理中であるか否かを判定するステップと、
    前記インストール処理が完了した場合、または、前記コピー処理中の場合、前記第1の格納領域を前記実行時データ格納領域の参照点情報として登録し、次回起動時に前記実行時データ格納領域の参照点情報を参照して前記移動端末を起動するとともに、前記インストール段階情報を参照して、前記コピー処理を継続するステップと
    前記インストール処理の処理中である場合、前記第2の格納領域を前記実行時データ格納領域の参照点情報として登録し、次回起動時に前記実行時データ格納領域の参照点情報を参照して前記移動端末を起動するとともに、前記インストール段階情報を参照して、前記インストール処理を継続するステップを有する
    ことを特徴とするソフトウェアのアップデート方法。
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