JP2002189609A - アクシデントに適応したソフトウェア更新方式および方法 - Google Patents

アクシデントに適応したソフトウェア更新方式および方法

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JP2002189609A
JP2002189609A JP2000387590A JP2000387590A JP2002189609A JP 2002189609 A JP2002189609 A JP 2002189609A JP 2000387590 A JP2000387590 A JP 2000387590A JP 2000387590 A JP2000387590 A JP 2000387590A JP 2002189609 A JP2002189609 A JP 2002189609A
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Koichi Okada
孝一 岡田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】更新するソフトウェアのダウンロードが終了
し、そのソフトウェアの更新中に、装置の電源断、リセ
ット等の強制的に中断されても、装置の再起動ができな
くなることを防止することにある。 【解決手段】FLASHメモリ15内にダウンロード完
了フラグとコピー完了フラグとを割り付け、CPU12
は、更新用ソフトウェアを外部装置2から受信した場合
には、FLASHメモリ15に格納し、ダウンロード完
了フラグをONにし、初期設定信号が発生した場合に
は、ダウンロード完了フラグの確認を行い、ダウンロー
ド完了フラグがONであると、コピー完了フラグの確認
を行い、コピー完了フラグがONであるとFLASHメ
モリ14に切り替え、コピー完了フラグがOFFである
とFLASHメモリ15の内容をFLASHメモリ14
にコピーしてFLASHメモリ14に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】アクシデントに適応したソフ
トウェア更新方式および方法に関し、特に、ダウンロー
ドされるソフトウェアの更新時におけるアクシデントに
適応したソフトウェア方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔地からのソフトウェアのダウンロー
ドでは、装置に近づくこと無く遠隔から集中的にソフト
ウェアのバージョンアップを実現できるメリットがある
反面、電源が落とされるなど、予期しない状態の変化が
生じた場合に装置が起動できなくなるような事態が考え
られる。このようなことが発生した場合の処置として、
例えば、特開平10−307726号公報で開示されて
いるように、システムファームウェアを切り替えた(内
部メモリに格納した)後に外部に記憶装置を接続してシ
ステム立ち上げ時に、記憶装置にシステムファームウェ
アを格納し、緊急時に記憶部からシステムファームウェ
アを内部メモリに読み出すことで切り替えて装置の運用
を続ける方法がある。
【0003】また、特許番号第2984649号に開示
されているように、ダウンロード用のメモリエリアと更
新前のメモリエリアと更新後のメモリエリアとを設け、
更新前および更新後のメモリエリアに有効/無効判定ビ
ットを設け、電源が落とされても有効/無効判定ビット
を検索することによりダウンロードしたプログラムに切
り替える方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方式には、下記のような問題点がある。すなわち、特
開平10−307726号公報においては、システムフ
ァームウェアが置き換わった後のことを考えており、問
題が発生した後に緊急で対応するための処置に過ぎず、
ダウンロードした後で、システムファームウェアの置き
換え中に、問題が発生した場合には、事前に防ぐことが
想定する事ができないという問題点がある。従がって、
一度問題が発生した場合には、必ずシステムファームウ
ェアのダウンロードを初めからやり直す必要があるとい
う問題点がある。
【0005】また、特許番号第2984649号におい
ては、プログラムのダウンロードがされた後にそのプロ
グラムの更新後メモリエリアへのコピー中に電源断が発
生した場合、更新前のプログラムで立ち上げるようにし
ているが、プログラムのダウンロードが成功したにもか
かわらず、ダウンロード用メモリエリアには、ダウンロ
ードしたプログラムが入っているかわからないため、最
初からやり直さなければならないという問題点がある。
特に、ダウンロードする側は、ダウンロードが成功した
ものとして次のステップに移るため、システム全体の同
期が取れないこととなり、それに対応したシステム構築
を行わなければならないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、更新
するソフトウェアのダウンロードが終了し、そのソフト
ウェアの更新中に、装置の電源断、リセット等の強制的
に中断されても、装置の再起動ができなくなることを防
止することにある。
【0007】また、本発明は、改版するソフトウェアの
ダウンロードが終了し、そのソフトウェアの更新中に、
装置の電源断、リセット等の強制的に中断されても、更
新するソフトウェアのダウンロードのやり直しを防止す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のアクシデントに適応したソフトウ
ェア更新方式は、ネットワークを介して外部装置から装
置にダウンロードする更新用ソフトウェアを更新するア
クシデントに適応したソフトウェア更新方式において、
前記装置は、前記外部装置からダウンロードされる前記
更新用ソフトウェアを格納する不揮発性の第1のメモリ
と、ソフトウェアを実行するためのソフトウェアを格納
する不揮発性の第2のメモリと、前記更新用ソフトウェ
アの前記第1のメモリへのダウンロードの完了を示すダ
ウンロード完了フラグと、前記第1のメモリに格納され
ている内容が前記第2のメモリにコピーし終わったこと
を示すコピー完了フラグとを備え、前記更新用ソフトウ
ェアを前記外部装置から受信した場合にその受信した更
新用ソフトウェアを前記第1のメモリに格納して正常に
格納し終わると前記ダウンロード完了フラグをONにす
るダウンロード完了手段と、初期設定信号が発生した場
合に前記ダウンロード完了フラグと前記コピー完了フラ
グとの両方がONであると前記更新用ソフトウェアが前
記第2のメモリに格納されたと判断する判断手段と、前
期初期設定信号が発生した場合に前記ダウンロード完了
フラグがONで前記コピー完了フラグがOFFであると
前記第1のメモリの内容を前記第2のメモリにコピーす
るコピー手段とを有することを特徴としている。
【0009】また、本発明の第2のアクシデントに適応
したソフトウェア更新方式は、ネットワークを介して外
部装置から装置にダウンロードする更新用ソフトウェア
を更新するアクシデントに適応したソフトウェア更新方
式において、前記装置は、前記外部装置からダウンロー
ドされる前記更新用ソフトウェアを格納する不揮発性の
第1のメモリと、ソフトウェアを実行するためのソフト
ウェアを格納する不揮発性の第2のメモリと、初期処理
を行う初期ソフトウェアを予め格納する不揮発性の第3
のメモリと、前記更新用ソフトウェアの前記第1のメモ
リへのダウンロードの完了を示すダウンロード完了フラ
グと、前記第1のメモリに格納されている内容が前記第
2のメモリにコピーし終わったことを示すコピー完了フ
ラグとを備え、前記更新用ソフトウェアを前記外部装置
から受信した場合にその受信した更新用ソフトウェアを
前記第1のメモリに格納して正常に格納し終わると前記
ダウンロード完了フラグをONにするダウンロード完了
手段と、前記ダウンロード完了フラグをONにした後に
前記第1のメモリの内容を前記第2のメモリにコピーす
るコピー手段と、初期設定信号が発生した場合に前記第
3のメモリにある前記初期ソフトウェアにより、前記ダ
ウンロード完了フラグと前記コピー完了フラグとの両方
がONであると前記第2のメモリに切り替えて再起動す
る第1の再起動手段と、初期設定信号が発生した場合に
前記第3のメモリにある前記初期ソフトウェアにより、
前記ダウンロード完了フラグがONで前記コピー完了フ
ラグがOFFであると前記第1のメモリの内容を前記第
2のメモリにコピーし終わると前記第2のメモリに切り
替えて再起動する第2の再起動手段とを有することを特
徴としている。
【0010】更に、上記の第1または第2のアクシデン
トに適応したソフトウェア更新方式において、前記初期
設定信号は、電源の投入を含む前記装置自身のリセット
信号であることを特徴としている。
【0011】更に、上記の第1または第2のアクシデン
トに適応したソフトウェア更新方式において、前記ダウ
ンロード完了フラグと前記コピー完了フラグとは、前記
第1のメモリ内のエリアに割り当てられていることを特
徴としている。
【0012】更に、上記の第1または第2のアクシデン
トに適応したソフトウェア更新方式において、前記ダウ
ンロード完了フラグと前記コピー完了フラグとは、不揮
発性の第4のメモリ内のエリアに割り当てられているこ
とを特徴としている。
【0013】更に、上記の第1のアクシデントに適応し
たソフトウェア更新方式において、前記装置は、前記初
期設定信号が発生した場合に前記ダウンロード完了フラ
グがOFFであると第1のメモリにダウンロードされた
形跡がないと判断して第1のメモリの内容を前記第2の
メモリにコピーしないコピー無視手段を有することを特
徴としている。
【0014】更に、上記の第2のアクシデントに適応し
たソフトウェア更新方式において、前記装置は、前記初
期設定信号が発生した場合に前記第3のメモリにある前
記初期ソフトウェアにより、前記ダウンロード完了フラ
グがOFFであると前記第2のメモリに切り替えて再起
動する第3の再起動手段を有することを特徴としてい
る。
【0015】更に、上記の第2のアクシデントに適応し
たソフトウェア更新方式において、前記第3のメモリの
先頭番地を0番地にする第1のアドレスデコーダと、前
記第2のメモリの先頭番地を0番地にする第2のアドレ
スデコーダとを備え、前記第1および第2の再起動手段
において、前記第2のメモリへの切り替えは、前記第1
のアドレスデコーダから前記第2のアドレスデコーダに
変更して前記第2のメモリに切り替えることを特徴とし
ている。
【0016】また、本発明の第1のアクシデントに適応
したソフトウェア更新方法は、ネットワークを介して外
部装置から装置にダウンロードする更新用ソフトウェア
を更新するアクシデントに適応したソフトウェア更新方
法であって、前記装置は、前記外部装置からダウンロー
ドされる前記更新用ソフトウェアを格納する不揮発性の
第1のメモリと、ソフトウェアを実行するためのソフト
ウェアを格納する不揮発性の第2のメモリと、前記更新
用ソフトウェアの前記第1のメモリへのダウンロードの
完了を示すダウンロード完了フラグと、前記第1のメモ
リに格納されている内容が前記第2のメモリにコピーし
終わったことを示すコピー完了フラグとを準備し、前記
更新用ソフトウェアを前記外部装置から受信した場合に
は、その受信した更新用ソフトウェアを前記第1のメモ
リに格納し、正常に格納し終わると前記ダウンロード完
了フラグをONにし、初期設定信号が発生した場合に
は、前記ダウンロード完了フラグの確認を行い、前記ダ
ウンロード完了フラグがONであると前記コピー完了フ
ラグの確認を行い、前記コピー完了フラグがONである
と前記第2のメモリに切り替え、前記コピー完了フラグ
がOFFであると前記第1のメモリの内容を前記第2の
メモリにコピーして前記第2のメモリに切り替えること
を特徴としている。
【0017】また、本発明の第2のアクシデントに適応
したソフトウェア更新方法は、ネットワークを介して外
部装置から装置にダウンロードする更新用ソフトウェア
を更新するアクシデントに適応したソフトウェア更新方
法であって、前記装置は、前記外部装置からダウンロー
ドされる前記更新用ソフトウェアを格納する不揮発性の
第1のメモリと、ソフトウェアを実行するためのソフト
ウェアを格納する不揮発性の第2のメモリと、初期処理
を行う初期ソフトウェアを予め格納する不揮発性の第3
のメモリと、前記更新用ソフトウェアの前記第1のメモ
リへのダウンロードの完了を示すダウンロード完了フラ
グと、前記第1のメモリに格納されている内容が前記第
2のメモリにコピーし終わったことを示すコピー完了フ
ラグとを準備し、前記更新用ソフトウェアを前記外部装
置から受信した場合には、その受信した更新用ソフトウ
ェアを前記第1のメモリに格納し、正常に格納し終わる
と前記ダウンロード完了フラグをONにして再起動を行
い、初期設定信号が発生した場合には、前記第3のメモ
リにある前記初期ソフトウェアを実行することにより、
前記ダウンロード完了フラグの確認を行い、前記ダウン
ロード完了フラグがONであると前記コピー完了フラグ
の確認を行い、前記コピー完了フラグがONであると前
記第2のメモリに切り替えて再起動し、前記コピー完了
フラグがOFFであると前記第1のメモリの内容を前記
第2のメモリにコピーして前記第2のメモリに切り替え
て再起動することを特徴としている。
【0018】更に、上記の第1のアクシデントに適応し
たソフトウェア更新方法において、前記ダウンロード完
了フラグの確認で前記ダウンロード完了フラグがOFF
であると前記第2のメモリに切り替えることを特徴とし
ている。
【0019】更に、上記の第2のアクシデントに適応し
たソフトウェア更新方法において、前記ダウンロード完
了フラグの確認で前記ダウンロード完了フラグがOFF
であると前記第2のメモリに切り替えて再起動すること
を特徴としている。
【0020】更に、上記の第1または第2のアクシデン
トに適応したソフトウェア更新方法において、前記初期
設定信号は、電源の投入を含む前記装置自身のリセット
信号であることを特徴としている。
【0021】更に、上記の第1または第2のアクシデン
トに適応したソフトウェア更新方法において、前記ダウ
ンロード完了フラグと前記コピー完了フラグとは、前記
第1のメモリ内のエリアに割り当てられていることを特
徴としている。
【0022】更に、上記の第1または第2のアクシデン
トに適応したソフトウェア更新方法において、前記ダウ
ンロード完了フラグと前記コピー完了フラグとは、不揮
発性の第4のメモリ内のエリアに割り当てられているこ
とを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について、図面を参照して説明する。図1を参照する
と、本発明の第1の実施の形態は、ネットワーク3と、
ネットワーク3を介して遠隔地からのソフトウェアをダ
ウンロードして自動的に更新する回路を含む装置1と、
ネットワーク3を介して装置1にソフトウェアのダウン
ロードを行う外部装置2とから構成されている。
【0024】装置1は、プログラム制御で動作するCP
U12と、ROM13と、FLASHメモリ14と、F
LASHメモリ15と、アドレスでコーダ16と、アド
レスデコーダ17と、セレクタ18と、RS232Cド
ライバ/レシーバであるインタフェース回路19と、ア
ドレスバス111と、データバス112とから構成され
る。ROM13,FLASHメモリ14,15の3種類
のメモリとCPU12とをアドレスバス111とデータ
バス112とによって接続されている。なお、ROM1
3は、FLASHメモリのような不揮発性メモリで代用
しても良い。また、FLASHメモリ14、FLASH
メモリ15については、不揮発性メモリであればその種
類は問わない。
【0025】装置1のCPU12は、装置1の初期設定
信号による起動後に更新すべき新しいソフトウェアの有
無を確認し、ある場合はソフトウェアを更新してメモリ
を切り替えて再起動し、無い場合はそのまま(更新しな
いで)メモリを切り替えて再起動する。CPU12は、
再起動することにより、装置1の運用状態に入る。
【0026】ROM3には、装置1の初期設定信号によ
る起動直後の処理を行うためのソフトウェア(プログラ
ム)が格納されており、このプログラムの実行時の主な
役割としては、CPU12の起動(例えば、電源投入直
後の起動)と、新しいソフトウェアの確認と、新しいソ
フトウェアの確認に伴うソフトウェアのコピーとを行
い、再起動までを担当する。
【0027】FLASHメモリ14には、装置1の再起
動後のソフトウェア(プログラム)が格納される。再起
動後のソフトウェアは装置固有のものである。
【0028】FLASHメモリ15には、遠隔地よりダ
ウンロードされた新しいソフトウェア(プログラム)が
格納される。また、FLASHメモリ15には、ダウン
ロードされたソフトウェアのFLASHメモリ15から
FLASHメモリ14へのコピー終了を示すコピー完了
フラグと、ソフトウェアのFLASHメモリ15へのダ
ウンロード完了を示すダウンロード完了フラグとが割り
当てられている。例えば、図2に示すように、2FFF
E(H:16進表示を示し、以降Hで示す)番地にコピ
ー完了フラグが、2FFFF(H)番地にダウンロード
完了フラグが、それぞれFLASHメモリ15のエリア
に割り当てられている。なお、FLASHメモリ14,
15は、初期時または全消去時はオールF(H)が格納
された状態と同じになっており、それと区別するため
に、それぞれのフラグは、00(H)でONに対応し、
完了を意味し、FF(H)でOFFに対応し、未完了を
意味する。
【0029】アドレスデコーダ16は図2(a)で示す
初期設定信号による起動直後のメモリマップ161を決
定し、アドレスデコーダ17は図2(b)で示す再起動
後のメモリマップ171を決定する。初期設定信号によ
る起動後のメモリマップ161にするか再起動後のメモ
リマップ171にするかは、セレクタ18によって選択
される。すなわち、初期設定信号による起動直後は、初
期設定信号により強制的にセレクタ18がアドレスデコ
ーダ16を選択し、再起動後は、CPU12からの切り
替えの指示により設定されたセレクタ18の入力信号に
より、セレクタ18がアドレスデコーダ17を選択す
る。すなわち、セレクタ18の出力信号は、ROM1
3、FLASHメモリ14、FLASHメモリ15のい
ずれかを選択することになり、このセレクタ18にCP
U12が指示することによりメモリ切り替えを行うこと
になる。選択されたROM13、FLASHメモリ1
4、FLASHメモリ15をCPU12がアクセスする
場合は、アドレスバス111と、データバス112を介
して行われる。
【0030】装置1のCPU12は、遠隔地からのソフ
トウェアのダウンロードを実現するため、インタフェー
ス回路19およびネットワーク3を介して、外部装置2
とシリアル通信を行う。
【0031】図3は、電源投入を含む初期設定信号が発
生した場合に、装置1のCPU12が、ROM13に格
納されているプログラムを読み出して実行する場合の動
作を示すフローチャートである。
【0032】図4は、外部装置からソフトウェアのダウ
ンロード要求を受信した場合に、装置1のCPU12
が、FLASHメモリ14に格納されているプログラム
を読み出して実行する場合の動作を示すフローチャート
である。
【0033】次に、図1〜図4を参照して、本発明の第
1の実施の形態の動作について説明する。先ず、装置1
の初期設定信号による起動の流れについて説明する。装
置1に電源を投入すると、図示していない初期設定信号
が装置内で発生する。その初期設定信号をCPU12が
受信すると、CPU12は、セレクタ18によって選択
されたアドレスデコーダ16で生成されたメモリマップ
161に従い、ROM13の00000(H)番地から
命令(プログラム上の命令のこと)の読み込みを始め、
初期化を開始する(図3のステップS1)。初期化が終
了すると、CPU12は、更新すべく新しいソフトウェ
アがFLASHメモリ15にダウンロードされているか
どうかを確認するために、ダウンロード完了フラグの有
無を確認する(ステップS2,S3)。なお、ダウンロ
ード完了フラグは、FLASHメモリ15の2FFFF
(H)番地に書き込まれており、CPU12がFLAS
Hメモリ15の2FFFF(H)番地にアクセスするこ
とにより認識される。ダウンロード完了フラグについて
は後述する。
【0034】ステップS3において、ダウンロード完了
フラグが無い場合(OFFの場合)、CPU12は、新
しいソフトウェアがFLASHメモリ15にダウンロー
ドされた形跡が無いと判断し、アドレスデコーダ17を
選択するようにセレクタ18を切り替え(ステップS1
0)、再起動する(ステップS11)。この場合の再起
動とは、FLASHメモリ15に格納されているソフト
ウェアを実行させるために、CPU12の実行を000
00(H)番地からスタートさせることである。再起動
後は、図2のメモリマップで示す通り、アドレスデコー
ダ17が選択され、メモリマップ171の状態になって
いるため、CPU12は、FLASHメモリ14の00
00(H)番地から読み出して実行する。すなわち、装
置1は、ダウンロードされた新しいソフトウェアに更新
され、装置1のCPU12は、その新しいソフトウェア
を実行することができる。
【0035】ステップS3において、ダウンロード完了
フラグがある場合(ONの場合)は、CPU12は、F
LASHメモリ15にダウンロードされたソフトウェア
がFLASHメモリ14にコピーされたかどうかを確認
するために、ソフトコピー完了フラグの確認を行う(ス
テップS4,S5)。
【0036】ステップS5において、ソフトコピー完了
フラグがある場合は、CPU12は、アドレスデコーダ
17を選択するようにセレクタ18を切り替え(FLA
SHメモリ14への切り替えを意味する)、再起動する
(ステップS10,S11)。
【0037】ステップS5において、ソフトコピー完了
フラグが無い場合は、CPU12は、FLASHメモリ
14を消去し(ステップS6)、FLASHメモリ15
に格納されている新しいソフトウェアをFLASHメモ
リ14にコピーする(ステップS7)。このとき、CP
U12は、ソフトウェアのコピーに誤りが無いことを確
認するためにチェックサム(ステップS8)などの手法
(例えば、CRCチェック)を用いて、書き込みの誤り
が発生しないことを確認しながら作業を行う。チェック
サム(CRCチェック)が正常に終了し、新しいソフト
ウェアをFLASH14にコピーし終わると、CPU1
2は、ソフトコピー完了フラグを立てる(ステップS
9)。この場合、CPU12がFLASHメモリ15の
2FFFE(H)番地に00(H)を書き込むことによ
ってフラグを立てている(ONにする)。なお、後述す
るが、CPU12がFLASHメモリ15を消去すると
(図4のステップS32)、全てのデータが消去されて
FF(H)に書き換わるため、CPU12が00(H)
を書き込むことによってソフトウェアの完了を判断する
ためのフラグを用意することが可能となる。フラグを立
てる(ONにする)ことによって、新しいソフトウェア
のコピーが完了したことを記録し、再起動を行った後の
動作を円滑に進めることができる。
【0038】更に、CPU12は、ソフトコピー完了フ
ラグを立てた後、アドレスデコーダ17を選択するよう
にセレクタ18を切り替え(FLASHメモリ14への
切り替えを意味する)、再起動する(ステップS10,
S11)。
【0039】なお、初期設定信号は電源投入時に発生す
るようにしたが、装置自身の強制リセット(例えば、装
置のパネル上にある特定のボタンの押下)および外部装
置からのリモートによる強制リセット信号が発生したと
きも、初期設定信号が発生する。
【0040】次に、遠隔地からのソフトウェアのダウン
ロードについて説明する。装置1は、外部との通信を実
現するためにRS−232Cドライバ/レシーバである
インタフェース回路19を有し、外部装置2とシリアル
通信による情報のやり取りを行う。CPU12は、更新
するソフトウェアのダウンロード開始の要求をインタフ
ェース回路19を介して受信すると、外部装置2から送
られてきたソフトウェアを格納するために、FLASH
メモリ15を消去する(ステップS31)。このとき、
装置1のCPU12は、FLASHメモリ14にアクセ
スすることで動作しているため、FLASHメモリ14
を消去してソフトウェアを直接書き込むことはできな
い。ダウンロードが開始されると、CPU12は、チェ
ックサムなどの方法(例えば、CRC)を用いてダウン
ロード時に誤りが発生しないように監視を行いながら、
新しいソフトウェアをFLASHメモリ15に書き込む
(ステップS32,S33)。
【0041】ステップS33において、チェックサムで
誤り(CRCチェックエラー)が発見されると、CPU
12は、ダウンロードされたソフトウェアを消去し(ス
テップS34)、ダウンロードを直ちに終了し、異常終
了を外部装置2にインタフェース回路19を介して通知
する(ステップS35)。この場合、ステップS35に
おいて、CPU12は、必要に応じて異常終了を報告す
ると共に、ダウンロードの再要求を外部装置2に送るこ
とで、再び外部装置2がソフトウェアのダウンロードを
行うことができる。
【0042】ステップS33において、チェックサム
(CRCチェック)で誤りが無い場合には、CPU12
は、ダウンロード完了フラグを立て(ステップS3
6)、ダウンロードの結果(正常終了)を外部装置2に
送る(ステップS37)。この場合、FLASHメモリ
15の2FFFF(H)番地に00(H)を書き込むこ
とによってフラグを立てている。ダウンロードが完了し
た後、CPU12は、ソフトウェアを新しいものに更新
する(FLASHメモリ15の内容をFLASHメモリ
14にコピーする)ために、ROM13のソフトウェア
のコピー処理ルーティンにジャンプする(ステップS3
8)。
【0043】なお、コピー処理ルーティンは、図4のス
テップS6〜S11に示されており、装置1の起動の流
れにおいて、説明したので説明を省略する。
【0044】上記説明のステップS38において、コピ
ー処理ルーティンにジャンプするようにしたが、装置1
自身に初期設定信号を発生させ、図3で示す電源投入時
の処理を実行しても良い。
【0045】以上の図3と図4で示す動作でもわかるよ
うに、ダウンロード中に装置1の電源が落とされたり、
装置1がリセットされたとしても、ダウンロード完了フ
ラグが立っていない限り、FLASHメモリ15の内容
をFLASHメモリ14にコピーしないようにしている
ため、誤ってデータの欠落したソフトウェアがFLAS
Hメモリ14に格納されることはない。
【0046】また、FLASHメモリ15の内容(ダウ
ンロードされたソフトウェア)をFLASHメモリ14
にコピーしている間に装置1の電源が落とされたり、装
置1がリセットされたとしても、コピー完了フラグが立
っていない限り、FLASHメモリ14に切り替えてコ
ピーされたソフトウェアをCPU12が実行しないよう
にしているため、完全でない内容が書き込まれたソフト
ウェアでCPU12が起動することはない。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図5を参照すると、本発
明の第2の実施の形態は、装置4と、ネットワーク3を
介して装置4にソフトウェアのダウンロードを行う外部
装置2とから構成される。
【0048】装置4は、第1の実施の形態で示す図1の
装置1内に不揮発性メモリであるEEPROM41を追
加した点で第1の実施の形態と相違する。すなわち、本
発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態例で説明
したように、図1および図2で示すダウンロード完了フ
ラグ、ソフトウェアのコピー完了フラグを記録するよう
にしているが、必ずしも、FLASHメモリ15のエリ
アに割り当てる必要はなく、図5のように装置内にEE
PROMのような不揮発性メモリであるEEPROM4
1内にダウンロード完了フラグおよびコピー完了フラグ
を割り当てる点で第1の実施の形態と相違している。従
って、FLASHメモリ15には、外部装置2からのソ
フトウェアのエリアに全て割り当てられることになる。
CPU12からアクセスする番地を例えば、30000
(H)番地台をEEPROM41とし、EEPROM4
1には、例えば、30000(H)番地にコピー完了フ
ラグを、3001(H)番地にダウンロード完了フラグ
を割り付ける。
【0049】次に、図2〜図5を参照して、第2の実施
の形態における動作を説明する。第1の実施の形態の動
作において、コピー完了フラグおよびダウンロード完了
フラグをFLASHメモリ15からEEPROM41内
のエリアに置き換えれば、本発明の第2の実施の形態に
おける動作となるので説明を省略する。
【0050】以上説明したように、ダウンロード完了フ
ラグおよびコピー完了フラグを不揮発性メモリ内に割り
付けているため、電源を落としても消えることなく、途
中の処理を取り消して最初からやり直す必要もなく、誤
ってダウンロードしたソフトウェアが欠落した状態で書
き換えられることもない。
【0051】すなわち、更新するソフトウェアのダウン
ロードが終了し、そのソフトウェアの更新中に、装置の
電源断、リセット等の強制的に中断されても、装置の再
起動ができなくなることを防止することができる。ま
た、更新するソフトウェアのダウンロードが終了し、そ
のソフトウェアの更新中に、装置の電源断、リセット等
の強制的に中断されても、更新するソフトウェアのダウ
ンロードのやり直しを防止することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、第一の
効果は、ダウンロード中に装置の電源が落とされたり、
装置がリセットされてしまった場合でも、再度電源を投
入したときに、旧バージョンのソフトウェアを使って装
置が起動することができる点にある。これは、ダウンロ
ード完了フラグを用意しており、ダウンロード完了フラ
グが立っていない限り、誤ってデータが欠落したソフト
ウェアに書き換えてしまうことが無いためである。
【0053】第二の効果は、ダウンロードされたソフト
ウェアをFLASHメモリに書き込んでいる最中に、装
置の電源が落とされたり、装置がリセットされたりする
ことによって、ソフトウェアの書き込みが完全に終わら
なかった場合でも、ソフトウェアをFLASHメモリに
書き込む所から動作を開始できることにある。これは、
ソフトウェアのコピーが完了したことを表すコピー完了
フラグを用意しているためで、コピー完了フラグが立っ
ていない限り、完全ではないソフトウェアが書き込まれ
たソフトウェアで起動してしまうことが無いため、突然
の装置停止によって起動ができなくなることを防ぐこと
ができる。
【0054】第三の効果は、ソフトウェア保管の目的で
使用されているFLASHメモリの一部を使うことによ
り、ハードウェアの変更を必要とせず、回路規模を変更
すること無く実現できることにある。また、FLASH
の使用容量も2バイトで賄うことができるため、メモリ
を圧迫するほどの規模ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1または図5の装置内のメモリマップを示す
概略図である。
【図3】図1または図5の装置起動時のCPUの動作を
示すフローチャートである。
【図4】図1または図5の外部装置がソフトウェアをダ
ウンロードする場合のCPUの動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明第2の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1,4 装置 2 外部装置 3 ネットワーク 12 CPU 13 ROM 14,15 FLASHメモリ 16,17 アドレスデコーダ 18 セレクタ 19 インタフェース回路 41 EEPROM 111 アドレスバス 112 データバス

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して外部装置から装置
    にダウンロードする更新用ソフトウェアを更新するアク
    シデントに適応したソフトウェア更新方式において、前
    記装置は、前記外部装置からダウンロードされる前記更
    新用ソフトウェアを格納する不揮発性の第1のメモリ
    と、ソフトウェアを実行するためのソフトウェアを格納
    する不揮発性の第2のメモリと、前記更新用ソフトウェ
    アの前記第1のメモリへのダウンロードの完了を示すダ
    ウンロード完了フラグと、前記第1のメモリに格納され
    ている内容が前記第2のメモリにコピーし終わったこと
    を示すコピー完了フラグとを備え、前記更新用ソフトウ
    ェアを前記外部装置から受信した場合にその受信した更
    新用ソフトウェアを前記第1のメモリに格納して正常に
    格納し終わると前記ダウンロード完了フラグをONにす
    るダウンロード完了手段と、初期設定信号が発生した場
    合に前記ダウンロード完了フラグと前記コピー完了フラ
    グとの両方がONであると前記更新用ソフトウェアが前
    記第2のメモリに格納されたと判断する判断手段と、前
    記初期設定信号が発生した場合に前記ダウンロード完了
    フラグがONで前記コピー完了フラグがOFFであると
    前記第1のメモリの内容を前記第2のメモリにコピーす
    るコピー手段とを有することを特徴とするアクシデント
    に適応したソフトウェア更新方式。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して外部装置から装置
    にダウンロードする更新用ソフトウェアを更新するアク
    シデントに適応したソフトウェア更新方式において、前
    記装置は、前記外部装置からダウンロードされる前記更
    新用ソフトウェアを格納する不揮発性の第1のメモリ
    と、ソフトウェアを実行するためのソフトウェアを格納
    する不揮発性の第2のメモリと、初期処理を行う初期ソ
    フトウェアを予め格納する不揮発性の第3のメモリと、
    前記更新用ソフトウェアの前記第1のメモリへのダウン
    ロードの完了を示すダウンロード完了フラグと、前記第
    1のメモリに格納されている内容が前記第2のメモリに
    コピーし終わったことを示すコピー完了フラグとを備
    え、前記更新用ソフトウェアを前記外部装置から受信し
    た場合にその受信した更新用ソフトウェアを前記第1の
    メモリに格納して正常に格納し終わると前記ダウンロー
    ド完了フラグをONにするダウンロード完了手段と、前
    記ダウンロード完了フラグをONにした後に前記第1の
    メモリの内容を前記第2のメモリにコピーするコピー手
    段と、初期設定信号が発生した場合に前記第3のメモリ
    にある前記初期ソフトウェアにより、前記ダウンロード
    完了フラグと前記コピー完了フラグとの両方がONであ
    ると前記第2のメモリに切り替えて再起動する第1の再
    起動手段と、初期設定信号が発生した場合に前記第3の
    メモリにある前記初期ソフトウェアにより、前記ダウン
    ロード完了フラグがONで前記コピー完了フラグがOF
    Fであると前記第1のメモリの内容を前記第2のメモリ
    にコピーし終わると前記第2のメモリに切り替えて再起
    動する第2の再起動手段とを有することを特徴とするア
    クシデントに適応したソフトウェア更新方式。
  3. 【請求項3】 前記初期設定信号は、電源の投入を含む
    前記装置自身のリセット信号であることを特徴とする請
    求項1または2記載のアクシデントに適応したソフトウ
    ェア更新方式。
  4. 【請求項4】 前記ダウンロード完了フラグと前記コピ
    ー完了フラグとは、前記第1のメモリ内のエリアに割り
    当てられていることを特徴とする請求項1または2記載
    のアクシデントに適応したソフトウェア更新方式。
  5. 【請求項5】 前記ダウンロード完了フラグと前記コピ
    ー完了フラグとは、不揮発性の第4のメモリ内のエリア
    に割り当てられていることを特徴とする請求項1または
    2記載のアクシデントに適応したソフトウェア更新方
    式。
  6. 【請求項6】 前記装置は、前記初期設定信号が発生し
    た場合に前記ダウンロード完了フラグがOFFであると
    前記更新用ソフトウェアが第1のメモリにダウンロード
    された形跡がないと判断して第1のメモリの内容を前記
    第2のメモリにコピーしないコピー無視手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のアクシデントに適応した
    ソフトウェア更新方式。
  7. 【請求項7】 前記装置は、前記初期設定信号が発生し
    た場合に前記第3のメモリにある前記初期ソフトウェア
    により、前記ダウンロード完了フラグがOFFであると
    前記第2のメモリに切り替えて再起動する第3の再起動
    手段を有することを特徴とする請求項2記載のアクシデ
    ントに適応したソフトウェア更新方式。
  8. 【請求項8】 前記第3のメモリの先頭番地を0番地に
    する第1のアドレスデコーダと、前記第2のメモリの先
    頭番地を0番地にする第2のアドレスデコーダとを備
    え、前記第1および第2の再起動手段において、前記第
    2のメモリへの切り替えは、前記第1のアドレスデコー
    ダから前記第2のアドレスデコーダに変更して前記第2
    のメモリに切り替えることを特徴とする請求項2記載の
    アクシデントに適応したソフトウェア更新方式。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して外部装置から装置
    にダウンロードする更新用ソフトウェアを更新するアク
    シデントに適応したソフトウェア更新方法であって、前
    記装置は、前記外部装置からダウンロードされる前記更
    新用ソフトウェアを格納する不揮発性の第1のメモリ
    と、ソフトウェアを実行するためのソフトウェアを格納
    する不揮発性の第2のメモリと、前記更新用ソフトウェ
    アの前記第1のメモリへのダウンロードの完了を示すダ
    ウンロード完了フラグと、前記第1のメモリに格納され
    ている内容が前記第2のメモリにコピーし終わったこと
    を示すコピー完了フラグとを準備し、前記更新用ソフト
    ウェアを前記外部装置から受信した場合には、その受信
    した更新用ソフトウェアを前記第1のメモリに格納し、
    正常に格納し終わると前記ダウンロード完了フラグをO
    Nにし、初期設定信号が発生した場合には、前記ダウン
    ロード完了フラグの確認を行い、前記ダウンロード完了
    フラグがONであると前記コピー完了フラグの確認を行
    い、前記コピー完了フラグがONであると前記第2のメ
    モリに切り替え、前記コピー完了フラグがOFFである
    と前記第1のメモリの内容を前記第2のメモリにコピー
    して前記第2のメモリに切り替えることを特徴とするア
    クシデントに適応したソフトウェア更新方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して外部装置から装
    置にダウンロードする更新用ソフトウェアを更新するア
    クシデントに適応したソフトウェア更新方法であって、
    前記装置は、前記外部装置からダウンロードされる前記
    更新用ソフトウェアを格納する不揮発性の第1のメモリ
    と、ソフトウェアを実行するためのソフトウェアを格納
    する不揮発性の第2のメモリと、初期処理を行う初期ソ
    フトウェアを予め格納する不揮発性の第3のメモリと、
    前記更新用ソフトウェアの前記第1のメモリへのダウン
    ロードの完了を示すダウンロード完了フラグと、前記第
    1のメモリに格納されている内容が前記第2のメモリに
    コピーし終わったことを示すコピー完了フラグとを準備
    し、前記更新用ソフトウェアを前記外部装置から受信し
    た場合には、その受信した更新用ソフトウェアを前記第
    1のメモリに格納し、正常に格納し終わると前記ダウン
    ロード完了フラグをONにして再起動を行い、初期設定
    信号が発生した場合には、前記第3のメモリにある前記
    初期ソフトウェアを実行することにより、前記ダウンロ
    ード完了フラグの確認を行い、前記ダウンロード完了フ
    ラグがONであると前記コピー完了フラグの確認を行
    い、前記コピー完了フラグがONであると前記第2のメ
    モリに切り替えて再起動し、前記コピー完了フラグがO
    FFであると前記第1のメモリの内容を前記第2のメモ
    リにコピーして前記第2のメモリに切り替えて再起動す
    ることを特徴とするアクシデントに適応したソフトウェ
    ア更新方法。
  11. 【請求項11】 前記ダウンロード完了フラグの確認で
    前記ダウンロード完了フラグがOFFであると前記第2
    のメモリに切り替えることを特徴とする請求項9記載の
    アクシデントに適応したソフトウェア更新方法。
  12. 【請求項12】 前記ダウンロード完了フラグの確認で
    前記ダウンロード完了フラグがOFFであると前記第2
    のメモリに切り替えて再起動することを特徴とする請求
    項10記載のアクシデントに適応したソフトウェア更新
    方法。
  13. 【請求項13】 前記初期設定信号は、電源の投入を含
    む前記装置自身のリセット信号であることを特徴とする
    請求項9または10記載のアクシデントに適応したソフ
    トウェア更新方法。
  14. 【請求項14】 前記ダウンロード完了フラグと前記コ
    ピー完了フラグとは、前記第1のメモリ内のエリアに割
    り当てられていることを特徴とする請求項9または10
    記載のアクシデントに適応したソフトウェア更新方法。
  15. 【請求項15】 前記ダウンロード完了フラグと前記コ
    ピー完了フラグとは、不揮発性の第4のメモリ内のエリ
    アに割り当てられていることを特徴とする請求項9また
    は10記載のアクシデントに適応したソフトウェア更新
    方法。
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