JP5222043B2 - ラミネーター - Google Patents

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本発明は、互いに重ねた熱可塑性のラミネートフィルムと紙葉体を加熱圧着するラミネーターに関する。
特許文献1のラミネーターは、入口開口及び出口開口を有するケースの内部に、共にモータの回転駆動力によって回転する加熱ローラ及び送りローラ(圧着ローラ)を設け、さらにケースの入口開口近傍と出口開口近傍に引込み側感知センサと引出し側感知センサをそれぞれ設けたものである。
入口開口を通してケース内に挿入した互いに重ねた状態の熱可塑性のラミネートフィルムと紙葉体は、加熱ローラによって加熱及び圧着されながら下流側に送られる。そして、加熱ローラの下流側に位置する送りローラによって出口開口側に送られ、出口開口からケースの外部に排出される。
また、引込み側感知センサがラミネートフィルムを感知してから一定の設定時間が経過した後に引出し側感知センサがラミネートフィルムを感知しない場合は、ラミネータに内蔵した制御基板が、ラミネートフィルムが加熱ローラまたは送りローラに絡まった(巻き付いた)と判断してモータを逆転させ、ラミネートフィルム及び紙葉体を入口開口からケースの外部に排出する。
特開2003−334859号公報
しかし、引込み側感知センサと引出し側感知センサの距離が長いため、引用文献1のラミネーターにおける上記設定時間は必然的に長いものとなる。そのため、ラミネートフィルム及び紙葉体が上流側の加熱ローラに絡まった場合は、ラミネータに内蔵した制御基板がモータを逆転させたとしても、既にラミネートフィルム及び紙葉体が加熱ローラに深く絡まっているおそれが大きい。従って、モータによって加熱ローラを逆転させても、ラミネートフィルム及び紙葉体が入口開口からケースの外部に排出されないおそれがある。
本発明の目的は、ケースに挿入したラミネートフィルム及び紙葉体が加熱圧着ローラに深く絡まりケースから排出できなくなるのを効果的に防止できるラミネーターを提供することにある。
本発明のラミネーターは、互いに重ねた熱可塑性のラミネートフィルム及び紙葉体を挿入する入口開口、及び、排出する出口開口を有するケースと、該ケース内に設けた、加熱装置によって加熱され、かつ、上記ラミネートフィルムと紙葉体を挟み込んで加熱圧着する少なくとも一対の加熱圧着ローラと、上記ケース内の少なくとも該加熱圧着ローラの下流側に配設した、上記ラミネートフィルムと紙葉体を移動させるための送りローラと、上記加熱圧着ローラと上記送りローラを回転駆動する駆動手段と、上記ケース内の最も上流側に位置するローラと上記入口開口の間に設けた、上記紙葉体の位置を検出する上流側センサと、上記加熱圧着ローラと該加熱圧着ローラの下流側に位置する上記送りローラとの間に配置した、上記紙葉体の位置を検出する中間センサと、上記ケース内の最も下流側に位置するローラと上記出口開口の間に設けた、上記紙葉体の位置を検出する下流側センサと、上記上流側センサが上記紙葉体を検知してから所定の第1設定時間後に上記中間センサが上記紙葉体を検知しないとき、上記駆動手段を制御することにより上記加熱圧着ローラ及び該加熱圧着ローラより上流側の上記送りローラを逆転させ、かつ、上記上流側センサが上記紙葉体を検知してから上記第1設定時間より長い第2設定時間後に上記下流側センサが上記紙葉体を検知しないとき、上記駆動手段を制御することにより総ての上記送りローラ及び上記加熱圧着ローラを逆転させる制御手段と、を備えることを特徴としている。
本発明のラミネーターによると、上流側センサが紙葉体を検知してから所定の第1設定時間が経過した後に中間センサが紙葉体を検知しないときに、制御手段が駆動手段を制御することにより加熱圧着ローラ及び該加熱圧着ローラより上流側の送りローラを逆転させる。上流側センサから中間センサまでの距離は、上流側センサ(入口開口)から出口開口までの距離に比べて短いので、上記設定時間も短くなる。そのため、ラミネートフィルム及び紙葉体が加熱圧着ローラに僅かに(浅く)絡まった状態で加熱圧着ローラ及び上記送りローラを逆転させることになるので、ラミネートフィルム及び紙葉体を入口開口からケースの外部に排出できる。
さらに、上流側センサが紙葉体を検知してから第2設定時間が経過した後に下流側センサが紙葉体を検知しないときに、総ての送りローラと加熱圧着ローラが逆転するので、加熱圧着ローラの下流側に設けた送りローラにラミネートフィルム及び紙葉体が絡まった場合は、ラミネートフィルム及び紙葉体を入口開口からケースの外部に排出できる。
ラミネートフィルム及び紙葉体が加熱圧着ローラを無事に通り抜けた後に下流側に位置する送りローラに絡まることは多くないが、本請求項の発明によればそのような場合にも対応できるので、殆ど総ての絡まりトラブルを解決できる。
以下、図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態のラミネーター10は事務用卓上型のものであり、ケース11の前面(図1の左側を「前方」、右側を「後方」とする)には、紙葉体PとラミネートフィルムFを挿入するための入口開口12が設けてあり、ケース11の後面には入口開口12と前後方向に対向する出口開口13が形成してある。
ケース11の内部の前部(上流側)には、左右方向(図1において紙面に直交する方向)に延びる回転軸15回りに回転可能な上下一対の加熱圧着ローラ16が設けてあり、後部(下流側)には左右方向に延びる回転軸18回りに回転可能な上下一対の送りローラ19が設けてある。図示するように、上下の加熱圧着ローラ16と上下の送りローラ19は、入口開口12と出口開口13を結ぶ直線上において互いに接触している。加熱圧着ローラ16及び送りローラ19は、ケース11に内蔵したモータ(駆動手段)Mと図示を省略した動力伝達機構を介して接続しており、モータMが電源(図示略)からの電力を受けて回転すると総ての加熱圧着ローラ16及び送りローラ19が同じ回転速度及び回転方向に同期しながら回転する。
図1に示すように、上下の加熱圧着ローラ16の周囲には上下一対の加熱装置20が配設してある。加熱装置20は、加熱圧着ローラ16の周囲に位置する円弧部21と、円弧部21の後端から延びる誘い込み部22と、誘い込み部22の後端から後方に向かって略水平に延びる水平案内部23と、を具備しており、上下の水平案内部23の間は紙葉体P及びラミネートフィルムFの通路となっている。この加熱装置20はケース11に設けたメインスイッチSWがOFFのときは作動せず(加熱せず)、メインスイッチSWをONにすると上記電源からの電力によって加熱し、上下の加熱圧着ローラ16を加熱する。
一方、上下の送りローラ19の直後には、出口開口13の上下両縁部から前方に向かって延びる水平案内部26と、水平案内部26の前端から誘い込み部22と略同じ方向に向かって延びる誘い込み部27と、を備える案内部材25が配設してある。
図1及び図4に示すように、入口開口12と加熱圧着ローラ16の間には、入口開口12と出口開口13を結ぶ直線より下方に位置する上流側センサS1が設けてある。この上流側センサS1は発光部と受光部を備えており、発光部が上方に向かって発射した光が紙葉体Pによって反射されると、この反射光を受光部が受光し、受光することにより直上に紙葉体Pが位置していることを検知するものである。
また、加熱圧着ローラ16の直後には、入口開口12と出口開口13を結ぶ直線より下方に位置する中間センサS2が設けてある。この中間センサS2は上流側センサS1と同じ構造であり、上流側センサS1と同じ機能を有している。
さらに、送りローラ19と出口開口13の間には、入口開口12と出口開口13を結ぶ直線より下方に位置する下流側センサS3が設けてある。この下流側センサS3も上流側センサS1と同じ構造であり、上流側センサS1と同じ機能を有している。
これら、上流側センサS1、中間センサS2、及び下流側センサS3はケース11に内蔵したモータMと電気的に接続する制御回路(制御手段)Cと電気的に接続しており、メインスイッチSWがOFFのときは作動せず(光を発射せず)、メインスイッチSWをONにすると上記電源からの電力により光を発射する。
続いて、以上構成のラミネーター10を利用して紙葉体PとラミネートフィルムFを加熱圧着する要領について説明する。
図2に示すように、加熱することで接着性を生じる熱可塑性の透明材料からなるラミネートフィルムFは、その中間部(前端部)が曲折された側面視横向きV字形をなすものである。一方、紙葉体Pは平面視でラミネートフィルムFより若干小寸の長方形である。ラミネートフィルムF及び紙葉体Pの前後長は上流側センサS1と下流側センサS3の間の前後間隔より長い。
まず、メインスイッチSWをONにすることにより(ステップ1)、上流側センサS1、中間センサS2、下流側センサS3の発光部から光を発射させ、かつ、加熱装置20を加熱状態にする(ステップ2)。そして、加熱装置20(円弧部21)によって上下の加熱圧着ローラ16が十分加熱されるのを待ってから、ラミネートフィルムFの上部と下部の隙間に紙葉体Pを挿入した(重ねた)一体物を入口開口12からケース11の内部に挿入する。
上流側センサS1の直上に紙葉体Pの前端が位置したことを上流側センサS1が検知すると(ステップ3)、制御回路CがモータMを正転させる(ステップ4)。すると、加熱圧着ローラ16及び回転軸18が図1の矢印方向に同期しながら回転するので、上下の加熱圧着ローラ16の間に挿入されたラミネートフィルムFが上下の加熱圧着ローラ16及び加熱装置20からの熱によって加熱され、ラミネートフィルムFの上部と下部の周縁部同士が加熱圧着ローラ16からの圧着力により接着する。
上下の加熱圧着ローラ16を通過したラミネートフィルムF及び紙葉体Pは加熱圧着ローラ16の回転力によって上下の誘い込み部22の間を通って上下の水平案内部23の間に入るので、(上流側センサS1が紙葉体Pの前端を検知してから所定の第1設定時間が経つ前に)中間センサS2が直上を通過する紙葉体Pの前端を検知することになる(ステップ5)。上下の水平案内部23の間を通過したラミネートフィルムF及び紙葉体Pは、水平案内部23の後端間を通り抜けて上下の送りローラ19の間に挿入される。すると、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pは上下の送りローラ19によって圧着され、かつ上下の送りローラ19の回転力を受けることにより上下の案内部材25(誘い込み部27、水平案内部26)の間を通り抜け、上下の水平案内部26の間を通り抜ける際に(上流側センサS1が紙葉体Pの前端を検知してから所定の第2設定時間が経つ前に)下流側センサS3が直上を通過する紙葉体Pの前端を検知する(ステップ6)。そして、ラミネートフィルムFによって紙葉体Pが被覆されたラミネート完成体PFが上下の誘い込み部27及び水平案内部26の間を通り抜けて出口開口13からケース11の後方に排出される。
以上の動作説明は、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pがラミネーター10の内部を円滑に通り抜けた場合のものであるが、次にラミネートフィルムF及び紙葉体Pがケース11の内部でローラに絡まってしまった場合の動作について説明する。
入口開口12からケース11の内部に挿入したラミネートフィルムF及び紙葉体Pが上流側センサS1の直上を通過することにより加熱圧着ローラ16及び送りローラ19が図1の矢印方向に回転し、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pが上下の加熱圧着ローラ16によって後方に送られると、殆どの場合ラミネートフィルムFの前端は上下いずれかの誘い込み部22によって水平案内部23側に案内される。しかし、稀にラミネートフィルムFの前端が上側の円弧部21と上側の加熱圧着ローラ16の間または下側の円弧部21と下側の加熱圧着ローラ16の間に移動し、ラミネートフィルムFが上下いずれかの加熱圧着ローラ16の表面に絡まることがある。
この場合、上流側センサS1が紙葉体Pの前端を検知してから所定の第1設定時間が経っても中間センサS2が紙葉体Pの前端を検知しないので、ステップ5において制御回路CがモータMを制御して加熱圧着ローラ16及び回転軸18を所定時間だけ逆転させる(ステップ7。図4参照)。第1設定時間は短い時間として設定してあるので、第1設定時間が経った段階ではラミネートフィルムFの加熱圧着ローラ16に対する絡まり状態は浅い(例えば、ラミネートフィルムFの前端部のみが絡まった状態となる)。そのため、この段階で加熱圧着ローラ16及び回転軸18を逆転させれば、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pを入口開口12からケース11の外部に排出することが可能である。
そして、加熱圧着ローラ16及び送りローラ19が所定時間逆転した後に停止すると、制御回路Cが、上流側センサS1が紙葉体Pを検知しているか否かを判断する(ステップ8)。上流側センサS1が紙葉体Pを検知していない場合は、上記逆転動作によってラミネートフィルムF及び紙葉体Pが入口開口12からケース11の外部に排出されたと判断し、制御回路CはモータMを再び正転させる(ステップ9)。一方、ステップ8において上流側センサS1が紙葉体Pを検知している場合は、上記逆転動作によってもまだラミネートフィルムF及び紙葉体Pがケース11の外部に排出されていないと判断し、制御回路CはモータMを停止させたままとする(正転信号を送らない)。
また、入口開口12からケース11の内部に挿入したラミネートフィルムF及び紙葉体Pが上下の加熱圧着ローラ16及び上下の加熱装置20(誘い込み部22、水平案内部23)の間を通り抜けた後に、ラミネートフィルムFの前端が上下いずれかの送りローラ19の表面に絡まることがある。
この場合、上流側センサS1が紙葉体Pの前端を検知してから所定の第2設定時間(第1設定時間よりも長い)が経っても下流側センサS3が紙葉体Pの前端を検知しないので、ステップ6において制御回路CがモータMを制御して加熱圧着ローラ16及び回転軸18を所定時間だけ逆転させる(ステップ7。図4参照)。この第2設定時間は、仮にラミネートフィルムFが上下いずれかの送りローラ19の表面に絡まった場合であっても、ラミネートフィルムFが送りローラ19に深く絡まることはない(例えば、ラミネートフィルムFの前端部のみが絡まった状態となる)ような時間として設定されている。そのため、この段階で加熱圧着ローラ16及び送りローラ19を逆転させれば、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pを入口開口12からケース11の外部に排出することが可能である。その後の動作はラミネートフィルムFが加熱圧着ローラ16の表面に絡まった場合と同じである(ステップ8及びステップ9)。
以上説明したように本実施形態のラミネーター10は、上流側センサS1からの距離が下流側センサS3に比べて近い中間センサS2の検知結果に基づいて加熱圧着ローラ16(及び送りローラ19)を逆転させるので、上記第1設定時間を上記第2設定時間よりも短い時間として設定できる。そのため、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pのローラに対する絡まりトラブルの大半を占める加熱圧着ローラ16に対する絡まりが発生した場合であっても、ラミネートフィルムFが加熱圧着ローラ16に深く絡まる前にラミネートフィルムF及び紙葉体Pを入口開口12からケース11の外部に排出することが可能である。
しかも、加熱圧着ローラ16を無事に通過したラミネートフィルムF及び紙葉体Pが送りローラ19に絡まったおそれがあることを下流側センサS3を利用して検知し、加熱圧着ローラ16及び送りローラ19を逆転させることによりラミネートフィルムF及び紙葉体Pを入口開口12からケース11の外部に排出する。このように加熱圧着ローラ16に対する絡まりトラブルのみならず、送りローラ19に対する絡まりトラブルにも対応できるので、殆ど総ての絡まりトラブルを解決できる。
なお、本発明は別の態様での実施も可能である。
例えば、図6に示すラミネーター10’のように、入口開口12と加熱圧着ローラ16の間に上下一対の送りローラ19(回転軸18)を配設し、この送りローラ19をモータMの動力を利用して加熱圧着ローラ16及び下流側の送りローラ19と同期さながら(同じ速度かつ同方向に)回転させてもよい。
また、図7に示すラミネーター10’’のように加熱圧着ローラ16を二対として実施してもよい。この変形例では上流側の加熱圧着ローラ16の直後に中間センサS2Aを配置し、下流側の加熱圧着ローラ16の直後に中間センサS2Bを配置しており(中間センサS2A、中間センサS2Bの構造及び機能は中間センサS2と同じであり、これらは制御回路Cに接続している)、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pが上流側の加熱圧着ローラ16と下流側の加熱圧着ローラ16のいずれに絡まった場合にも対応可能となっている。なお、加熱圧着ローラ16の対数を3つ以上としたり、最も上流側の加熱圧着ローラ16の直後にのみ中間センサを設けても良い。
また、加熱圧着ローラ16の上流側(前方)と下流側(後方)に位置させた送りローラ19(回転軸18)の対数を2つ以上としてもよい。
さらに、下流側センサS3を省略したり、あるいは上流側センサS1が紙葉体Pを検知してから第2設定時間が経ったときに下流側センサS3が紙葉体Pを検知しない場合に加熱圧着ローラ16及び送りローラ19を逆転させないようにしてもよい。このようにした場合は、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pが加熱圧着ローラ16の下流側に位置する送りローラ19に深く絡まることを防止することはできなくなるが、ラミネートフィルムF及び紙葉体Pがケース11内に配設したローラに絡まる場合は、その大半が下流側に位置する送りローラ19ではなく加熱圧着ローラ16に絡まることが経験的に知られているので、この態様であっても絡まりトラブルの大半を解決することが可能である。しかも、この場合はラミネートフィルムF及び紙葉体Pが下流側の加熱圧着ローラ16に深く絡まるのを防止するための機構が不要になるので、構成が簡単となり、より低コストで実現できるようになる。
上記実施形態及び各変形例は、紙葉体Pを1枚のラミネートフィルムFの上部と下部の間で挟着するタイプであるが、本発明は、紙葉体Pの上下に位置する一対のラミネートフィルムで1枚の紙葉体Pを挟着するタイプ、これらの永久接着タイプと剥離可能な剥離タイプ等、熱可塑性のラミネートフィルムと紙葉体を加熱圧着するものであれば、すべてに適用できる。
本発明を適用した事務用卓上型ラミネーターの第1の実施形態の各ローラが正転しているときの縦断側面図である。 ラミネートフィルムと紙葉体の圧着前の斜視図である。 ラミネートフィルムと紙葉体を圧着したラミネート完成体の斜視図である。 各ローラが逆転したときのラミネーターの縦断側面図である。 ラミネーターの動作を説明するためのフローチャートである。 モータ、制御回路を省略して示す第1の変形例の図1と同様の縦断側面図である。 モータ、制御回路を省略して示す第2の変形例の図1と同様の縦断側面図である。
符号の説明
10 10’ 10’’ ラミネーター
11 ケース
12 入口開口
13 出口開口
15 回転軸
16 加熱圧着ローラ
18 回転軸
19 送りローラ
20 加熱装置
21 円弧部
22 誘い込み部
23 水平案内部
25 案内部材
26 水平案内部
27 誘い込み部
C 制御回路(制御手段)
F ラミネートフィルム
M モータ(駆動手段)
P 紙葉体
PF ラミネート完成体
S1 上流側センサ
S2 S2A S2B 中間センサ
S3 下流側センサ
SW メインスイッチ

Claims (1)

  1. 互いに重ねた熱可塑性のラミネートフィルム及び紙葉体を挿入する入口開口、及び、排出する出口開口を有するケースと、
    該ケース内に設けた、加熱装置によって加熱され、かつ、上記ラミネートフィルムと紙葉体を挟み込んで加熱圧着する少なくとも一対の加熱圧着ローラと、
    上記ケース内の少なくとも該加熱圧着ローラの下流側に配設した、上記ラミネートフィルムと紙葉体を移動させるための送りローラと、
    上記加熱圧着ローラと上記送りローラを回転駆動する駆動手段と、
    上記ケース内の最も上流側に位置するローラと上記入口開口の間に設けた、上記紙葉体の位置を検出する上流側センサと、
    上記加熱圧着ローラと該加熱圧着ローラの下流側に位置する上記送りローラとの間に配置した、上記紙葉体の位置を検出する中間センサと、
    上記ケース内の最も下流側に位置するローラと上記出口開口の間に設けた、上記紙葉体の位置を検出する下流側センサと、
    上記上流側センサが上記紙葉体を検知してから所定の第1設定時間後に上記中間センサが上記紙葉体を検知しないとき、上記駆動手段を制御することにより上記加熱圧着ローラ及び該加熱圧着ローラより上流側の上記送りローラを逆転させ、かつ、上記上流側センサが上記紙葉体を検知してから上記第1設定時間より長い第2設定時間後に上記下流側センサが上記紙葉体を検知しないとき、上記駆動手段を制御することにより総ての上記送りローラ及び上記加熱圧着ローラを逆転させる制御手段と、
    を備えることを特徴とするラミネーター。
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