JP5220214B1 - 挟持具 - Google Patents

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Abstract


【課題】トートバッグなどのように開口部を有する鞄において従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに当該開口部を開閉できるなどの挟持具。
【解決手段】所定の方向に開口している第一の開口部と第二の開口部とをそれぞれ備えていて、当該第一の開口部及び第二の開口部でそれぞれ被挟持物を挟持する第一の挟持部と第二の挟持部とが組み合わされてなる挟持具。第一の挟持部及び第二の挟持部はそれぞれ第一の挟持部第一挟持片と第一の挟持部第二挟持片、第二の挟持部第一挟持片と第二の挟持部第二挟持片とを備えている。第一の挟持部第一挟持片の第二の挟持部に対応する側の面及び第二の挟持部第一挟持片の第一の挟持部に対応する側の面それぞれに着脱手段が備えられていて、当該着脱手段によって第一の挟持部と第二の挟持部とが着脱自在になっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、被挟持物を挟持するクリップなどの挟持具に関し、特に、上部に開口部が形成されているトートバッグのような鞄の上端縁を挟持して当該開口部を開閉するなどの挟持具に関する。
本願出願人は、ワイシャツやブラウスなどの衣服において従来から使用されているボタンとこれに対応するボタン孔との組み合わせによる留め合わせに替えて、ボタン及びボタン孔を用いずに留め合わせることができる衣服用クリップを提案している(特許文献1)。
当該衣服用クリップによって、ワイシャツやブラウスなどの衣服のデザイン開発や製造工程において必ずボタン及びボタン孔を設けねばならないという制約から解放され、また、ボタン及びボタン孔を設ける必要がなくなることから斬新なデザインやアイデアが誕生する可能性がある。
特開2011−212033号公報
上述のワイシャツやブラウスなどの衣服のほか、特許文献1記載のクリップを他の物品へ応用し、新たな用途を見出すことが考えられる。
例えば、トートバッグなどの上部が開口している鞄においては、当該開口している開口部を開閉するため、その上端縁側にスナップボタンなどの留め具が備えられているもの又は備えられていないものなど、様々なデザインの鞄が知られている。
トートバッグなどの上部が開口している鞄において従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに当該鞄の開口部を開閉することができるならば、スナップボタンなどの留め具を用いていない鞄を購入者がより選択しやすくなるという期待が高まる。
また、鞄内に収容する荷物の量が使用者の予想に反して増えた場合に、鞄内に荷物を確実に収容する必要もある。
そこで、この発明は、トートバッグなどの上部が開口している鞄において従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに当該鞄の開口部を開閉することができる鞄の開口部の開閉用の挟持具を提供することを目的にしている。
また、この発明は、上述の鞄の開口部を開閉することができる鞄の開口部の開閉用だけでなく、ワイシャツやブラウスなどの衣服において従来から使用されているボタンとこれに対応するボタン孔との組み合わせによる留め合わせに替えて、ボタン及びボタン孔を用いずに留め合わせることも可能にする衣服用の挟持具を提案することを目的にしている。
上記課題を解決するため、以下の発明を提案する。
請求項1の発明は、
互いに同方向に向かって開口する第一の開口部と第二の開口部とをそれぞれ備えていて、当該第一の開口部及び第二の開口部でそれぞれ上部が開口している鞄の対向している開口端縁を挟持する第一の挟持部と第二の挟持部とが組み合わされてなる挟持具であって、
前記第一の挟持部及び前記第二の挟持部はそれぞれ第一の挟持部第一挟持片と第一の挟持部第二挟持片、第二の挟持部第一挟持片と第二の挟持部第二挟持片とを備えており、
前記第一の開口部で前記開口端縁を挟持している状態及び前記第一の開口部で前記開口端縁を挟持していない状態のいずれのときも、前記第一の挟持部第一挟持片の前記第一の開口部側の端と前記第一の挟持部第二挟持片の前記第一の開口部側の端とが互いに接近する方向に第一の付勢手段によって常に付勢されていて、当該第一の付勢手段による付勢力に抗して前記第一の開口部を開口して前記開口端縁を挿入し、前記第一の付勢手段による付勢力によって前記第一の開口部で前記開口端縁を挟持し、
前記第二の開口部で前記開口端縁を挟持している状態及び前記第二の開口部で前記開口端縁を挟持していない状態のいずれのときも、前記第二の挟持部第一挟持片の前記第二の開口部側の端と前記第二の挟持部第二挟持片の前記第二の開口部側の端とが互いに接近する方向に第二の付勢手段によって常に付勢されていて、当該第二の付勢手段による付勢力に抗して前記第二の開口部を開口して前記開口端縁を挿入し、前記第二の付勢手段による付勢力によって前記第二の開口部で前記開口端縁を挟持し、
前記第一の挟持部第一挟持片の前記第二の挟持部に対応する側の面及び前記第二の挟持部第一挟持片の前記第一の挟持部に対応する側の面それぞれに前記第一の挟持部第一挟持片の前記第二の挟持部に対応する側の面と、前記第二の挟持部第一挟持片の前記第一の挟持部に対応する側の面とを掛脱自在に掛合する掛合手段からなる着脱手段が備えられていて、当該着脱手段によって、前記第一の開口部と前記第二の開口部とを同じ方向に向けた状態の前記第一の挟持部と第二の挟持部とが着脱自在になっていて、
前記第一の挟持部の第一の開口部及び、前記第二の挟持部の第二の開口部が、同一の方向を向いて、それぞれ、前記上部が開口している鞄の対向している開口端縁を挟持している状態で、前記掛合手段同士が掛合されて、前記鞄の開口部を閉じる
ことを特徴とする挟持具である。
請求項の発明は、前記掛合手段が磁石であることを特徴とする請求項記載の挟持具。
請求項の発明は、前記掛合手段が面ファスナーであることを特徴とする請求項記載の挟持具。
この発明によれば、トートバッグなどの上部が開口している鞄において従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに当該鞄の開口部を開閉することができる鞄の開口部の開閉用の挟持具を提供することができる。
また、この発明によれば、上述の鞄の開口部を開閉することができる鞄の開口部の開閉用だけでなく、ワイシャツやブラウスなどの衣服において従来から使用されているボタンとこれに対応するボタン孔との組み合わせによる留め合わせに替えて、ボタン及びボタン孔を用いずに留め合わせることも可能にする衣服用の挟持具を提供することができる。
本発明の挟持具の第一の実施例を示す図であって、(a)平面図、(b)第一挟持部又は第二挟持部の底面図、(c)正面図、(d)右側面図、(e)左側面図、(f)斜視図。 本発明の挟持具の第二の実施例を示す図であって、(a)平面図、(b)第一挟持部又は第二挟持部の底面図、(c)正面図、(d)左側面図、(e)右側面図、(f)斜視図。 図1図示の本発明の挟持具の使用状態の一例を示す図であって、(a)鞄の上縁部に取り付けた状態、(b)鞄の開口部を閉じた状態。 図2図示の本発明の挟持具の使用状態の一例を示す図であって、(a)鞄の上縁部に取り付けた状態、(b)鞄の開口部を閉じた状態。 (a)本発明の挟持具の第三の実施例を示す図、(b)本発明の挟持具の第四の実施例を示す図。 図5(a)図示の本発明の挟持具の使用状態の一例を示す図、(b)図5(b)図示の本発明の挟持具の使用状態の一例を示す図。
本発明が提案する挟持具は、所定の方向に開口している第一の開口部と第二の開口部とをそれぞれ備えていて、当該第一の開口部及び第二の開口部でそれぞれ被挟持物を挟持する第一の挟持部と第二の挟持部とが組み合わされてなるものである。
ここで、前記第一の挟持部及び前記第二の挟持部はそれぞれ第一の挟持部第一挟持片と第一の挟持部第二挟持片、第二の挟持部第一挟持片と第二の挟持部第二挟持片とを備えている。
そして、前記第一の挟持部第一挟持片の前記第一の開口部側の端と前記第一の挟持部第二挟持片の前記第一の開口部側の端とが互いに接近する方向に第一の付勢手段によって常に付勢されていることにより前記第一の開口部で被挟持物が挟持される。
また、前記第二の挟持部第一挟持片の前記第二の開口部側の端と前記第二の挟持部第二挟持片の前記第二の開口部側の端とが互いに接近する方向に第二の付勢手段によって常に付勢されていることにより前記第二の開口部で被挟持物が挟持される。
このような構造からなる本願の挟持具は、更に、前記第一の挟持部第一挟持片の前記第二の挟持部に対応する側の面及び前記第二の挟持部第一挟持片の前記第一の挟持部に対応する側の面それぞれに着脱手段が備えられていて、当該着脱手段によって、前記第一の挟持部と第二の挟持部とが着脱自在になっている点に特徴を有している。
前記の着脱手段は、例えば、前記第一の挟持部第一挟持片の前記第二の挟持部に対応する側の面と、前記第二の挟持部第一挟持片の前記第一の挟持部に対応する側の面とを掛脱自在に掛合する掛合手段にすることができる。
前述した本発明の挟持具の第一の挟持部及び第二の挟持部の第一の開口部及び第二の開口部で、トートバッグのように上部が開口している鞄の当該開口している開口部の対向している開口端縁をそれぞれ挟持する。
そして、第一の開口部と第二の開口部とが互いに同方向に向くように、第一の挟持部及び第二の挟持部を互いに接近させ、第一の挟持部第一挟持片の第二の挟持部に対応する側の面と、第二の挟持部第一挟持片の第一の挟持部に対応する側の面それぞれに備えられている着脱手段によって、第一の挟持部第一挟持片の第二の挟持部に対応する側の面と、第二の挟持部第一挟持片の第一の挟持部に対応する側の面とを掛合する。これによって、第一の挟持部と第二の挟持部とが結合され、トートバッグのように上部が開口している鞄の当該開口している開口部を閉鎖することができる。
また、上述のトートバッグのように上部が開口している鞄の当該開口している開口部を閉鎖する際に、第一の開口部と第二の開口部とが互いに同方向に向くように、第一の挟持部及び第二の挟持部を互いに接近させるほか、第一の開口部と第二の開口部とが例えば直角を形成するような方向へ向くように、第一の挟持部及び第二の挟持部を互いに接近させ、第一の挟持部第一挟持片の第二の挟持部に対応する側の面と、第二の挟持部第一挟持片の第一の挟持部に対応する側の面それぞれに備えられている着脱手段によって、第一の挟持部第一挟持片の第二の挟持部に対応する側の面と、第二の挟持部第一挟持片の第一の挟持部に対応する側の面とを掛合して前記開口部を閉鎖することもできる。
前記鞄の開口部を、再度、開放する場合には、第一の挟持部及び第二の挟持部の第一の開口部及び第二の開口部がそれぞれ鞄の開口部の対向している開口端縁を挟持している状態で、前記着脱手段による掛合を解除し、第一の挟持部と第二の挟持部とを離すだけでよい。
これによって、従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに、トートバッグなどの上部が開口している鞄の開口部を閉じることができる。
このように、従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに、トートバッグなどの上部が開口している鞄の開口部を開閉することができるので、スナップボタンなどの留め具を用いていない鞄を購入者がより選択しやすくなるという期待が高まる。
また、本発明が提案する挟持具を鞄のデザインに合わせて選択することも可能であるので、鞄の使用者のファッションセンスを発揮する幅が大きく広がる効果がある。
また、前述した本発明の挟持具の第一の挟持部及び第二の挟持部の第一の開口部及び第二の開口部を互いに対向する方向又は、例えば直角を形成するような方向に開口させることで、第一の挟持部及び第二の挟持部の第一の開口部及び第二の開口部で、従来のワイシャツ、ブラウス等において留め合わせを行うためにボタンとこれに対応するボタン孔とが配備・形成されていた個所をそれぞれ挟持することもできる。これによって、ワイシャツ、ブラウス等の衣服に従来のようにボタンとこれに対応するボタン孔とを配備・形成する必要なしに、ボタンとこれに対応するボタン孔とによって行われていた衣服の留め合わせを行うこともできる。
このように、ボタン及びボタン孔を用いずに衣服を留め合わせることを可能にすることにより、デザイン開発や製造工程において必ずボタン及びボタン孔を設けねばならないという制約が解消される。
そして、ボタン及びボタン孔を設ける必要がなくなることから、従来になかった斬新なデザインやアイデアが誕生する可能性及び、製造コストを従来より低廉に抑える可能性を広げることができる。
また、従来、ボタンやボタン孔が配備、形成されていたところにこれらを配備、形成する必要がなくなり、ボタン及びボタン孔を用いずに衣服を留め合わせることが可能になるので、身に付けた衣服の留め合わせを行う個所、その個数を衣服着用者が自由に決めることができる。そこで、着用者のファッションセンスを発揮する幅が大きく広がる効果がある。
さらに、着用する衣服にボタン及びボタン孔を配備、形成する必要がないことにより、すっきりした衣服の着こなしが可能になる。
前述した掛合手段としては、前記掛合手段からなる着脱手段がそれぞれ備えられている第一の挟持部第一挟持片の第二の挟持部に対応する側の面と、第二の挟持部第一挟持片の第一の挟持部に対応する側の面とが、互いに接近して掛合され、また、当該掛合状態を解除できるように着脱自在になるものであれば、従来公知の種々のものを採用できる。例えば、スナップボタンや、ホックなどを採用することができる。また、磁石や、面ファスナーなどによって構成することもできる。
本発明の第一の実施例を図1及び図3を参照して説明する。
図1及び図3図示の実施例では、挟持具1aは、第一の挟持部に相当するクリップ2aと第二の挟持部に相当するクリップ2bとが組み合わされて構成されている。
クリップ2aは、第一の開口部に相当する開口部3aを備えており、この開口部3aで被挟持物、例えば、トートバッグなどの鞄の開口部の対向している開口端縁の一方を挟持するようになっている。
クリップ2bは、第二の開口部に相当する開口部3bを備えており、この開口部3bで被挟持物、例えば、トートバッグなどの鞄の開口部の対向している開口端縁の他方を挟持するようになっている。
クリップ2aが備えている開口部3aと、クリップ2bが備えている開口部3bとは、図1図示のように、互いに同方向に向かって開口している。
なお、図1図示のほか、開口部3aと開口部3bを例えば直角を形成するような方向へ開口させてもよい。
クリップ2aは、第一の挟持部第一挟持片に相当する板体4aと第一の挟持部第二挟持片に相当する板体4bを備えている。板体4aの開口部3a側の端5aと板体4bの開口部3a側の端5bとは互いに接近する方向に第一の付勢手段であるコイルスプリング6aによって常に付勢されている。すなわち、板体4aの後端側7aと板体4bの後端側7bとは、第一の付勢手段であるコイルスプリング6aによって常に矢印8a、8b方向に付勢されている。こうして、板体4aの開口部3a側の端5aと、板体4bの開口部3a側の端5bとは互いに接近する方向に常に付勢されており、これにより開口部3aで被挟持物(例えば、トートバッグ13の開口部の対向している開口端縁の一方13a)が挟持されるようになっている。
クリップ2bも同様の構造になっており、第二の挟持部第一挟持片に相当する板体4cと第二の挟持部第二挟持片に相当する板体4dを備えている。板体4cの開口部3b側の端5cと板体4dの開口部3b側の端5dとは互いに接近する方向に第二の付勢手段であるコイルスプリング6bによって常に付勢されている。すなわち、板体4cの後端側7cと板体4dの後端側7dとは、第二の付勢手段であるコイルスプリング6bによって常に矢印8a、8b方向に付勢されている。このように、板体4cの開口部3b側の端5cと、板体4dの開口部3b側の端5dとは互いに接近する方向に常に付勢されており、これにより開口部3bで被挟持物(例えば、トートバッグ13の開口部の対向している開口端縁の他方13b)が挟持されるようになっている。
図1図示の実施形態では、第一の挟持部第一挟持片に相当する板体4aのクリップ2bに対向する側の面と、第二の挟持部第一挟持片に相当する板体4cのクリップ2aに対向する側の面とにそれぞれ磁石板9a、9bが接合されており、磁石板9a、9bによってクリップ2aとクリップ2bとが組み合わされて、本発明の挟持具1aが構成されている。
次に、本発明の狭着具1aを用いてトートバッグなどの上部が開口している鞄の開口部を閉じる一例を説明する。
挟持具1aにおけるクリップ2aの板体4aの後端側7aと板体4bの後端側7bとを、コイルスプリング6aに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ2aの開口部3aを開口する。この開口している開口部3a内に、トートバッグ13の開口端縁13aを挿入する。次いで、後端側7a、7bに加えていた力を取り除き、後端側7a、7bをコイルスプリング6aの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4aの開口部3a側の端5aと、板体4bの開口部3b側の端5bとを互いに接近させ、開口部3aでトートバッグ13の開口端縁13aを挟持する(図3(a))。
次に、挟持具1bにおけるクリップ2bの板体4cの後端側7cと板体4dの後端側7dとを、コイルスプリング6bに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ2bの開口部3bを開口する。この開口している開口部3b内に、トートバッグ13の開口端縁13bを挿入する。次いで、後端側7c、7dに加えていた力を取り除き、後端側7c、7dをコイルスプリング6bの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4cの開口部3b側の端5cと、板体4dの開口部3b側の端5dとを互いに接近させ、開口部3bでトートバッグ13の開口端縁13bを挟持する(図3(a))。
次に、クリップ2aとクリップ2bを接近させ、板体4aのクリップ2bに対向する側の面と、板体4cのクリップ2aに対向する側の面とにそれぞれ接合されている磁石板9a、9bでクリップ2aとクリップ2bを結合させて、トートバッグ13の開口部14を閉じる(図3(b))。
なお、図示していないが、上述のトートバッグ13の開口部14を閉鎖する際に、図3図示の第一の開口部3aと第二の開口部3bとが互いに同方向に向くように、クリップ2a及びクリップ2bを互いに接近させるほか、第一の開口部3aと第二の開口部3bとが例えば直角を形成するような方向へ向くように、クリップ2a及びクリップ2bを互いに接近させ、板体4aのクリップ2bに対向する側の面と、板体4cのクリップ2aに対向する側の面とにそれぞれ接合されている磁石板9a、9bでクリップ2aとクリップ2bを結合させて、トートバッグ13の開口部14を閉じることもできる。
このように本発明の挟持具1aが備えている第一の挟持部に相当するクリップ2a及び第二の挟持部に相当するクリップ2bの第一の開口部に相当する開口部3a及び第二の開口部に相当する開口部3bで、従来のトートバッグなどの上部が開口している鞄において、当該開口している開口部を閉じるために開口部14の一方の開口端縁13a及び他方の開口端縁13bをそれぞれ挟持する。そして、クリップ2a及びクリップ2bを接近させ、板体4aのクリップ2bに対向する側の面と、板体4cのクリップ2aに対向する側の面それぞれに備えられている磁石板9a、9bでクリップ2aとクリップ2bを結合する。
これによって、従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに、トートバッグなどの上部が開口している鞄の開口部14を閉じることができる。
また、鞄内に収容する荷物の量が使用者の予想に反して増えた場合でも、本発明の挟持具1aを鞄の開口部14の一方の開口端縁13a及び他方の開口端縁13bにそれぞれ取り付けることによって鞄の開口部14を閉じた状態に維持することができるので、鞄内に荷物を確実に収容することができる。
前述した第一の挟持部第一挟持片に相当する板体4a、第一の挟持部第二挟持片に相当する板体4b、第二の挟持部第一挟持片に相当する板体4c、第二の挟持部第二挟持片に相当する板体4dは合成樹脂製、あるいは金属製にすることができる。
本発明の第二の実施例を図2及び図4を参照して説明する。
なお、図2、図4図示の実施例において前述した実施例1、図1、図3で説明した構造部分と共通する部分に関しては図1、図3と同一の符号を付けてその説明を省略する。
図2及び図4図示の実施例では、挟持具1bは、第一の挟持部に相当するクリップ10aと第二の挟持部に相当するクリップ10bとが組み合わされて構成されている。
クリップ10aは、第一の開口部に相当する開口部3aを備えており、この開口部3aで被挟持物、例えば、トートバッグなどの鞄の開口部の対向する開口端縁の一方を挟持するようになっている。
クリップ10bは、第二の開口部に相当する開口部3bを備えており、この開口部3bで被挟持物、例えば、トートバッグなどの鞄の開口部の対向する開口端縁の他方を挟持するようになっている。
クリップ10aが備えている開口部3aと、クリップ10bが備えている開口部3bとは、図2図示のように、互いに同方向に開口している。
なお、図2図示のほか、開口部3aと開口部3bを例えば直角を形成するような方向へ開口させてもよい。
クリップ10aは、第一の挟持部第一挟持片に相当する板体4aと第一の挟持部第二挟持片に相当する板体4bを備えている。
クリップ10aは、実施例1、図1を用いて説明したクリップ2aと同一の構造になっている。板体4aの後端側7aと板体4bの後端側7bとを常に矢印8a、8b方向に付勢している第一の付勢手段を板ばね11aとしている構造が、実施例1、図1におけるコイルスプリング6aの構造と相違しているだけであるので、実施例1、図1、図3を用いて説明したクリップ2aと同一の構造部分については同一の符号を付けてクリップ10aの説明を省略する。
同様に、クリップ10bは、実施例1、図1を用いて説明したクリップ2bと同一の構造になっている。板体4cの後端側7cと板体4dの後端側7dとを常に矢印8a、8b方向に付勢している第二の付勢手段を板ばね11bとしている構造が、実施例1、図1におけるコイルスプリング6bの構造と相違しているだけであるので、実施例1、図1、図3を用いて説明したクリップ2bと同一の構造部分については同一の符号を付けてクリップ10bの説明を省略する。
図2図示の実施形態では、第一の挟持部第一挟持片に相当する板体4aのクリップ10bに対向する側の面に面ファスナーのフック状部12aが接合され、第二の挟持部第一挟持片に相当する板体4cのクリップ10aに対向する側の面に面ファスナーのループ状部12bが接合されており、面ファスナーのフック状部12a、ループ状部12bによってクリップ10aとクリップ10bとが組み合わされて、本発明の挟持具1bが構成されている。
次に、本発明の狭着具1bを用いてトートバッグなどの上部が開口している鞄の開口部を閉じる一例を説明する。
挟持具1bにおけるクリップ10aの板体4aの後端側7aと板体4bの後端側7bとを、板ばね11aに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ10aの開口部3aを開口する。この開口している開口部3a内に、トートバッグ13の開口部の対向している一方の開口端縁13aを挿入する。次いで、後端側7a、7bに加えていた力を取り除き、後端側7a、7bを板ばね11aの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4aの開口部3a側の端5aと、板体4bの開口部3b側の端5bとを互いに接近させ、開口部3aでトートバッグ13の開口端縁13aを挟持する(図4(a))。
次に、挟持具1bにおけるクリップ10bの板体4cの後端側7cと板体4dの後端側7dとを、板ばね11bに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ10bの開口部3bを開口する。この開口している開口部3b内に、トートバッグ13の開口部の対向している他方の開口端縁13bを挿入する。次いで、後端側7c、7dに加えていた力を取り除き、後端側7c、7dを板ばね11bの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4cの開口部3b側の端5cと、板体4dの開口部3b側の端5dとを互いに接近させ、開口部3bでトートバッグ13の開口部の他方の開口端縁13bを挟持する(図4(a))。
次に、クリップ10aとクリップ10bを接近させ、板体4aのクリップ10bに対向する側の面に接合されている面ファスナーのフック状部12aと、板体4cのクリップ10aに対向する側の面に接合されている面ファスナーのループ状部12bとでクリップ10aとクリップ10bを結合させて、トートバッグ13の開口部14を閉じる(図4(b))。
なお、図示していないが、上述のトートバッグ13の開口部14を閉鎖する際に、図4図示の第一の開口部3aと第二の開口部3bとが互いに同方向に向くように、クリップ10a及びクリップ10bを互いに接近させるほか、第一の開口部3aと第二の開口部3bとが例えば直角を形成するような方向へ向くように、クリップ10a及びクリップ10bを互いに接近させ、板体4aのクリップ10bに対向する側の面に接合されている面ファスナーのフック状部12aと、板体4cのクリップ10aに対向する側の面に接合されている面ファスナーのループ状部12bとでクリップ10aとクリップ10bを結合させて、トートバッグ13の開口部14を閉じることもできる。
このように本発明の挟持具1bが備えている第一の挟持部に相当するクリップ10a及び第二の挟持部に相当するクリップ10bの第一の開口部に相当する開口部3a及び第二の開口部に相当する開口部3bで、従来のトートバッグなどの上部が開口している鞄において、当該開口している開口部を閉じるために鞄の開口部の対向している一方の開口端縁と他方の開口端縁とをそれぞれ挟持する。そして、クリップ10a及びクリップ10bを接近させ、板体4aのクリップ10bに対向する側の面に接合されている面ファスナーのフック状部12aと、板体4cのクリップ10aに対向する側の面に接合されている面ファスナーのループ状部12bとでクリップ10aとクリップ10bを結合する。
これによって、従来から使用されているスナップボタンなどの留め具を用いずに、トートバッグなどの上部が開口している鞄の開口部を閉じることができる。
また、鞄内に収容する荷物の量が使用者の予想に反して増えた場合でも、本発明の挟持具1aを鞄の開口部14の一方の開口端縁13a及び他方の開口端縁13bにそれぞれ取り付けることによって鞄の開口部14を閉じた状態に維持することができるので、鞄内に荷物を確実に収容することができる。
本発明の第三の実施例を図5(a)及び図6(a)を参照して説明する。
図5(a)及び図6(a)図示の実施例では、挟持具1cは、第一の挟持部に相当するクリップ2aと第二の挟持部に相当するクリップ2bとが組み合わされて構成されている。
本実施例の挟持具1cにおいて、第一の開口部に相当する開口部3aと第二の開口部に相当する開口部3bとが互いに対向する方向に開口している構造が、第一の実施例における挟持具1aの構造と相違しているだけなので、実施例1、図1、図3で説明した構造部分と共通する部分に関しては図1、図3と同一の符号を付けてその説明を省略する。
なお、第一の開口部3aと第二の開口部3bが開口する方向は、図5(a)図示の互いに対向する方向のほか、例えば直角を形成するような方向とすることもできる。
次に、本実施例の挟持具1cを用いて衣服の留め合わせを行う一例を説明する。
挟持具1cにおけるクリップ2bの板体4cの後端側7cと板体4dの後端側7dとを、コイルスプリング6bに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ2bの開口部3bを開口する。この開口している開口部3b内に、衣服、例えば、男性用のワイシャツ15の右前身頃16の端縁16aを挿入する。次いで、後端側7c、7dに加えていた力を取り除き、後端側7c、7dをコイルスプリング6bの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4cの開口部3b側の端5cと、板体4dの開口部3b側の端5dとを互いに接近させ、開口部3bでワイシャツ15の右前身頃16の端縁16aを挟持する(図6(a))。
次に、挟持具1cにおけるクリップ2aの板体4aの後端側7aと板体4bの後端側7bとを、コイルスプリング6aに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ2aの開口部3aを開口する。この開口している開口部3a内に、ワイシャツ15の左前身頃17の端縁17aを挿入する。次いで、後端側7a、7bに加えていた力を取り除き、後端側7a、7bをコイルスプリング6aの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4aの開口部3a側の端5aと、板体4bの開口部3a側の端5bとを互いに接近させ、開口部3aでワイシャツ15の左前身頃17の端縁17aを挟持する(図(図6(a))。
次に、クリップ2aとクリップ2bを接近させ、板体4aのクリップ2bに対向する側の面と、板体4cのクリップ2aに対向する側の面とにそれぞれ接合されている磁石板9a、9bでクリップ2aとクリップ2bを結合させる。
こうして、右前身頃16と左前身頃17がずれないように注意して、挟持具1cのクリップ2a、クリップ2bでワイシャツ15の右前身頃16の端縁16aとこれに対応する位置の左前身頃17の端縁17aとを挟持する。
前記作業を所定の個数分行うことでワイシャツ15の右前身頃16と左前身頃17を留め合わせることができる(図6(a))。
また、図示していないが、片側の前身頃縁部にのみ挟持具1cのクリップ2a又はクリップ2bを取り付けた状態にすることもできる。
このように本実施例の挟持具1cが備えている第一の挟持具に相当するクリップ2a及び第二の挟持具に相当するクリップ2bの第一の開口部に相当する開口部3a及び第二の開口部に相当する開口部3bで、従来のワイシャツ、ブラウス等において留め合わせを行うためにボタンとこれに対応するボタン孔とが配備・形成されていた個所をそれぞれ挟持する。これによって、ワイシャツ、ブラウス等の衣服に従来のようにボタンとこれに対応するボタン孔とを配備・形成する必要なしに、ボタンとこれに対応するボタン孔とによって行われていた衣服の留め合わせを行うことができる。
前述した第一の挟持具第一挟持片に相当する板体4a、第一の挟持具第二挟持片に相当する板体4b、第二の挟持具第一挟持片に相当する板体4c、第二の挟持具第二挟持片に相当する板体4dは合成樹脂製、あるいは金属製にすることができる。
本発明の第四の実施例を図5(b)及び図6(b)を参照して説明する。
図5(b)及び図6(b)図示の実施例では、挟持具1dは、第一の挟持部に相当するクリップ10aと第二の挟持部に相当するクリップ10bとが組み合わされて構成されている。
本実施例の挟持具1dにおいて、第一の開口部に相当する開口部3aと第二の開口部に相当する開口部3bとが互いに対向する方向に開口している構造が、第二の実施例における挟持具1bの構造と相違しているだけなので、実施例2、図2、図4で説明した構造部分と共通する部分に関しては図2、図4と同一の符号を付けてその説明を省略する。
なお、第一の開口部3aと第二の開口部3bが開口する方向は、図5(b)図示の互いに対向する方向のほか、例えば直角を形成するような方向とすることもできる。
次に、本実施例の挟持具1dを用いて衣服の留め合わせを行う一例を説明する。
挟持具1dにおけるクリップ10bの板体4cの後端側7cと板体4dの後端側7dとを、板ばね11bに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ10bの開口部3bを開口する。この開口している開口部3b内に、衣服、例えば、男性用のワイシャツ15の右前身頃16の端縁16aを挿入する。次いで、後端側7c、7dに加えていた力を取り除き、後端側7c、7dを板ばね11bの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4cの開口部3b側の端5cと、板体4dの開口部3b側の端5dとを互いに接近させ、開口部3bでワイシャツ15の右前身頃16の端縁16aを挟持する(図6(b))。
次に、挟持具1dにおけるクリップ10aの板体4aの後端側7aと板体4bの後端側7bとを、板ばね11aに抗して矢印8a、8bと反対の方向に押しつけ合ってクリップ10aの開口部3aを開口する。この開口している開口部3a内に、ワイシャツ15の左前身頃17の端縁17aを挿入する。次いで、後端側7a、7bに加えていた力を取り除き、後端側7a、7bを板ばね11aの付勢力によって矢印8a、8b方向に移動させ、板体4aの開口部3a側の端5aと、板体4bの開口部3a側の端5bとを互いに接近させ、開口部3aでワイシャツ15の左前身頃17の端縁17aを挟持する(図6(b))。
次に、クリップ10aとクリップ10bを接近させ、板体4aのクリップ10bに対向する側の面に接合されている面ファスナーのフック状部12aと、板体4cのクリップ10aに対向する側の面に接合されている面ファスナーのループ状部12bとでクリップ10aとクリップ10bを結合させる。
こうして、右前身頃16と左前身頃17がずれないように注意して、挟持具1dのクリップ10a、クリップ10bでワイシャツ15の右前身頃16の端縁16aとこれに対応する位置の左前身頃17の端縁17aとを挟持する。
前記作業を所定の個数分行うことでワイシャツ15の右前身頃16と左前身頃17を留め合わせることができる(図6(b))。
また、図示していないが、片側の前身頃縁部にのみ挟持具1dのクリップ10a又はクリップ10bを取り付けた状態にすることもできる。
このように本実施例の挟持具1dが備えている第一の挟持具に相当するクリップ10a及び第二の挟持具に相当するクリップ10bの第一の開口部に相当する開口部3a及び第二の開口部に相当する開口部3bで、従来のワイシャツ、ブラウス等において留め合わせを行うためにボタンとこれに対応するボタン孔とが配備・形成されていた個所をそれぞれ挟持する。これによって、ワイシャツ、ブラウス等の衣服に従来のようにボタンとこれに対応するボタン孔とを配備・形成する必要なしに、ボタンとこれに対応するボタン孔とによって行われていた衣服の留め合わせを行うことができる。
前述した第一の挟持具第一挟持片に相当する板体4a、第一の挟持具第二挟持片に相当する板体4b、第二の挟持具第一挟持片に相当する板体4c、第二の挟持具第二挟持片に相当する板体4dは合成樹脂製、あるいは金属製にすることができる。
なお、図示していないが、前述した実施例3及び4の挟持具1c及び1dにおいて、衣服の端縁を挟持した際に外側になる板体4bの外側面(図1(c)、図2(c)中、上側面)、板体4dの外側面(図1(c)、図2(c)中、下側面)に装飾を施しておくことにより、本実施形態の挟持具1c、1dにより、従来のワイシャツ、ブラウス等において留め合わせを行うためにボタンとこれに対応するボタン孔とが配備・形成されていた個所をそれぞれ挟持し、これによって、従来のボタンとこれに対応するボタン孔とによって行われていた衣服の留め合わせを行ったときに、板体4bの外側面あるいは、板体4dの外側面によって装飾的な効果を発揮させることもできる。
また、図示していないが、前述した実施例3及び4の挟持具1c及び1dにおいて、装飾具取付具を第一の挟持具に相当するクリップ2a、10a、第二の挟持具に相当するクリップ2b、10bにそれぞれ配備しておき、この先端にフック形状を有する装飾具取付具に、衣服の着用者が保有しているアクセサリーなどを取り付けることにより装飾的効果を高めることもできる。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態、実施例を説明したが、本発明はかかる実施形態、実施例に限定されること無く、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
1a、1b、1c、1d 挟持具
2a クリップ(第一の挟持部)
2b クリップ(第二の挟持部)
3a 開口部(第一の開口部)
3b 開口部(第二の開口部)
4a 板体(第一の挟持部第一挟持片)
4b 板体(第一の挟持部第二挟持片)
4c 板体(第二の挟持部第一挟持片)
4d 板体(第二の挟持部第二挟持片)
5a 第一の挟持部第一挟持片の第一の開口部側の端
5b 第一の挟持部第二挟持片の第一の開口部側の端
5c 第二の挟持部第一挟持片の第二の開口部側の端
5d 第二の挟持部第二挟持片の第二の開口部側の端
6a コイルスプリング(第一の付勢手段)
6b コイルスプリング(第二の付勢手段)
7a 第一の挟持部第一挟持片の後端側
7b 第一の挟持部第二挟持片の後端側
7c 第二の挟持部第一挟持片の後端側
7d 第二の挟持部第二挟持片の後端側
9a、9b 磁石板(着脱手段)
10a クリップ(第一の挟持部)
10b クリップ(第二の挟持部)
11a 板ばね(第一の付勢手段)
11b 板ばね(第二の付勢手段)
12a 面ファスナーのフック状部(着脱手段)
12b 面ファスナーのループ状部(着脱手段)
13 トートバッグ
13a、13b 開口部の互いに対向している開口端縁
14 開口部

Claims (3)

  1. 互いに同方向に向かって開口する第一の開口部と第二の開口部とをそれぞれ備えていて、当該第一の開口部及び第二の開口部でそれぞれ上部が開口している鞄の対向している開口端縁を挟持する第一の挟持部と第二の挟持部とが組み合わされてなる挟持具であって、
    前記第一の挟持部及び前記第二の挟持部はそれぞれ第一の挟持部第一挟持片と第一の挟持部第二挟持片、第二の挟持部第一挟持片と第二の挟持部第二挟持片とを備えており、
    前記第一の開口部で前記開口端縁を挟持している状態及び前記第一の開口部で前記開口端縁を挟持していない状態のいずれのときも、前記第一の挟持部第一挟持片の前記第一の開口部側の端と前記第一の挟持部第二挟持片の前記第一の開口部側の端とが互いに接近する方向に第一の付勢手段によって常に付勢されていて、当該第一の付勢手段による付勢力に抗して前記第一の開口部を開口して前記開口端縁を挿入し、前記第一の付勢手段による付勢力によって前記第一の開口部で前記開口端縁を挟持し、
    前記第二の開口部で前記開口端縁を挟持している状態及び前記第二の開口部で前記開口端縁を挟持していない状態のいずれのときも、前記第二の挟持部第一挟持片の前記第二の開口部側の端と前記第二の挟持部第二挟持片の前記第二の開口部側の端とが互いに接近する方向に第二の付勢手段によって常に付勢されていて、当該第二の付勢手段による付勢力に抗して前記第二の開口部を開口して前記開口端縁を挿入し、前記第二の付勢手段による付勢力によって前記第二の開口部で前記開口端縁を挟持し、
    前記第一の挟持部第一挟持片の前記第二の挟持部に対応する側の面及び前記第二の挟持部第一挟持片の前記第一の挟持部に対応する側の面それぞれに前記第一の挟持部第一挟持片の前記第二の挟持部に対応する側の面と、前記第二の挟持部第一挟持片の前記第一の挟持部に対応する側の面とを掛脱自在に掛合する掛合手段からなる着脱手段が備えられていて、当該着脱手段によって、前記第一の開口部と前記第二の開口部とを同じ方向に向けた状態の前記第一の挟持部と第二の挟持部とが着脱自在になっていて、
    前記第一の挟持部の第一の開口部及び、前記第二の挟持部の第二の開口部が、同一の方向を向いて、それぞれ、前記上部が開口している鞄の対向している開口端縁を挟持している状態で、前記掛合手段同士が掛合されて、前記鞄の開口部を閉じる
    ことを特徴とする挟持具。
  2. 前記掛合手段が磁石であることを特徴とする請求項1記載の挟持具。
  3. 前記掛合手段が面ファスナーであることを特徴とする請求項記載の挟持具。
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