JP5214503B2 - 差込形電線コネクタ - Google Patents

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本発明は、主に住宅用屋内配線ケーブルの接続部材として使用される差込形電線コネクタに関する。
図7において、従来の差込形電線コネクタは、一対のバネ片1と、二本の電線2同士を導通する電線導通部3と、これらを収容する図示しないケース部材とを備えて構成されている(例えば下記特許文献1参照)。差込形電線コネクタは、バネ片1と電線導通部3との間に電線2の導体4を各々挿入すると、バネ片1によって導体4を電線導通部3に押し付けることができるようになっている。また、バネ片1の先端によって導体4を抜け止め係止することができるようになっている。
特開2001−176576号公報
ところで、上記従来技術にあっては、電線2の導体4がバネ片1に接触してから接続が完了するまでの間、言い換えれば、差込形電線コネクタ内部の所定位置まで電線2の導体4が挿入されるまでの間、導体4はバネ片1の反力を受け続けることになる。従って、作業者は比較的大きな力を掛け続けながら電線2を挿入しなければならず、容易に挿入することができないことから、作業性に影響を来してしまうという問題点を有している。尚、挿入不具合の要因の一つに、電線挿入力が大きいということが知られている。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、挿入に係る作業性の向上を図ることが可能な差込形電線コネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の差込形電線コネクタは、バネ片と、複数の電線の導体同士を導通する電線導通部と、これらを収容するケース部材とを備え、前記バネ片と前記電線導通部との間に前記電線の導体を挿入すると、前記バネ片によって前記電線の導体が前記電線導通部に押し付けられる構造の差込形電線コネクタにおいて、前記バネ片及び前記電線導通部と共に前記ケース部材に収容されるバネ片押し上げ部材を更に備えるものとし、該バネ片押し上げ部材は、前記電線の導体の挿入前に前記バネ片を撓ませこれを押し上げて予め前記バネ片の先端と前記電線導通部との間隔を広げておける形状、且つ、前記バネ片の押し上げ状態において該バネ片よりも奥位置まで前記電線の導体の挿入を許容する形状、且つ、前記電線の導体先端で所定長さ分だけ押し込まれると前記バネ片の押し上げ状態の解除がなされる形状、に形成されることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、電線の先端がバネ片押し上げ部材に当接するまでの間、電線はバネ片からの反力を受けることなく挿入される。電線の先端がバネ片押し上げ部材に当接するのは、導体がバネ片よりも奥位置まで挿入された時であることから、バネ片よりも奥に挿入された長さ分だけ、バネ片からの反力を受けずに電線の挿入作業を行うことが可能になる。
請求項2記載の本発明の差込形電線コネクタは、請求項1に記載の差込形電線コネクタにおいて、前記バネ片押し上げ部材は、前記バネ片の押し上げ状態が解除されるまでの間、前記バネ片と前記電線の導体との間に介在する介在部を有することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、バネ片の押し上げ状態が解除されると、バネ片は電線の導体に衝突する。この時、例えばパチンという衝撃音がするので、電線の挿入が行われていることを作業者に聴覚的に分からせることが可能になる。上記衝撃音の大きさは、介在部の肉厚を調整すればよい。
請求項3記載の本発明の差込形電線コネクタは、請求項1又は請求項2に記載の差込形電線コネクタにおいて、前記ケース部材は、前記バネ片押し上げ部材の押し込み移動量を規制する移動量規制部を有することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、電線によって押し込まれたバネ片押し上げ部材は、コネクタ内部の所定位置、すなわち移動量規制部の位置で止まる。バネ片押し上げ部材は、電線によって移動量規制部に押さえつけられた状態で固定される。
請求項4記載の本発明の差込形電線コネクタは、請求項3に記載の差込形電線コネクタにおいて、前記ケース部材は、一部又は全部が透明な樹脂部品であることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、電線の導体がバネ片によって押し付けられている状態や、コネクタ内部の所定位置まで電線の導体が挿入されている状態を作業者に対して視覚的に分からせることが可能になる。
請求項1に記載された本発明によれば、バネ片押し上げ部材を備えることから、電線挿入時のバネ片からの反力を受ける範囲を従来よりも短くすることができるという効果を奏する。従って、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、バネ片押し上げ部材を備えることにより、挿入不具合の低減を図ることができるという効果も奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、電線の挿入が確実に行われていることを聴覚的に作業者に分からせることができるという効果を奏する。従って、挿入不具合の低減を図ることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、バネ片押し上げ部材の押し込み移動量を規制することから、バネ片押し上げ部材が止まるまで押し込みをすれば、コネクタ内部の所定位置まで電線を挿入することができるという効果を奏する。従って、挿入不具合の低減を図ることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、電線と移動量規制部との間にバネ片押し上げ部材を挟み込んでこれを固定することができるという効果を奏する。従って、コネクタ内部でのバネ片押し上げ部材の位置を安定させることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、電線の挿入状態等を視覚的に作業者に分からせることができるという効果を奏する。従って、挿入不具合の低減を図ることができるという効果を奏する。
本発明の差込形電線コネクタを示す図であり、(a)は電線挿入作業の途中状態を示す断面図、(b)は電線挿入作業の完了状態を示す断面図である。 差込形電線コネクタを示す図であり、(a)は電線挿入作業を行う前の状態を示す斜視図、(b)は(a)の断面図である(ケース本体に収容された部分を便宜上、実線で示す)。 差込形電線コネクタの各構成部材の図であり、(a)はバネ部材の斜視図、(b)は電線導通部材の斜視図、(c)バネ片押し上げ部材の斜視図、(d)はケース部材の斜視図である(ケース本体に収容された部分を便宜上、実線で示す)。 電線挿入作業の途中状態を示す断面図である。 電線挿入作業の完了状態を示す断面図である。 バネ片からの反力を受ける範囲に係る説明図であり、(a)は電線挿入作業の途中状態を示す断面図、(b)は比較例の断面図である。 従来例の差込形電線コネクタの要部を示す斜視図である。
差込形電線コネクタは、バネ片と、複数の電線の導体同士を導通する電線導通部と、これらを収容するケース部材とを備えている。差込形電線コネクタは、バネ片と電線導通部との間に電線の導体を挿入すると、バネ片によって電線の導体が電線導通部に押し付けられる構造を有している。また、差込形電線コネクタは、バネ片及び電線導通部と共にケース部材に収容されるバネ片押し上げ部材を更に備えている。このバネ片押し上げ部材は、電線の挿入前にバネ片の先端と電線導通部との間に介在するようになっている。バネ片押し上げ部材は、バネ片よりもコネクタ奥位置まで凹む側面視略コ字状の形状に形成されている。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1及び図2は本発明の差込形電線コネクタを示す図である。また、図3は差込形電線コネクタの各構成部材の図である。さらに、図4は電線挿入作業の途中状態を示す断面図、図5は電線挿入作業の完了状態を示す断面図、図6はバネ片からの反力を受ける範囲に係る説明図である。
図1及び図2において、本発明の差込形電線コネクタ11は、主に住宅用屋内配線ケーブル(本明細書では電線12とする)の接続部材として使用されるものであって、バネ部材13と、電線導通部材14と、バネ片押し上げ部材15と、ケース部材16とを備えて構成されている。本発明の差込形電線コネクタ11は、バネ片押し上げ部材15を備えており、電線12の挿入作業性を従来よりも向上させることができるようになっている。先ず、上記構成部材について説明する(矢印Pを上下方向、矢印Qを前後方向、矢印Rを左右方向と定義する)。
電線12は、例えば直径1mm〜2mmの比較的太い単線導体17(導体)と、この単線導体17を被覆する被覆部18とを備えて構成されている。電線12は、公知のものが用いられている。電線12は、この端末において、単線導体17が所定の長さで露出するように加工されている。
図1ないし図3において、バネ部材13は、例えばステンレス等のバネ特性に優れた金属製の部材であって、金属板を打ち抜き折り曲げ加工することにより図示のような形状に形成されている(形状は一例であるものとする)。バネ部材13は、平行な上壁19及び下壁20と、平行な前壁21及び後壁22とを有する箱形の形状に形成されている(左右の壁は存在しない形状に形成されている。図3(a)参照)。
上壁19には、左右方向に並ぶ一対のバネ片23が形成されている。バネ片23は、短冊状の部分を内側に折り曲げて形成されている。バネ片23は、この基端部分が後壁22側に位置し、ここから斜め下方向へのびるように形成されている。バネ片23は、可撓性を有しており、撓んだ状態においては所定の反力(元の状態に戻ろうとする力)が生じるようになっている。バネ片23は、撓みのない状態において、この先端位置と下壁20との間隔が、単線導体17の直径と電線導通部材14の肉厚との和よりも短くなるように形成されている。
尚、本実施例では、二本の電線12を導通接続するようにしているため、バネ片23の数は二つとなっている。バネ片23の数は、電線12の接続数に合わせて決まるようになっている。
後壁22には、電線12の単線導体17を挿通するための一対の円形挿通孔24が形成されている。前壁21には、バネ片押し上げ部材15をバネ部材13の内側から外側へ突出自在にするための一対の矩形貫通孔25が形成されている。下壁20は、内外とも平坦な面に形成されている。
電線導通部材14は、良導電性の略板状の部材であって、電線12の単線導体17同士を導通する電線導通部26を有している。電線導通部26は、単線導体17に対する接触面積を極力大きくとれるようにするため、図3(b)に示すような略波形の形状に形成されている。電線導通部材14は、所定の肉厚を有するように形成されている。電線導通部材14は、バネ部材13の下壁20に載置することができる形状に形成されている。電線導通部材14は、下壁20に載置されると、この後端面が後壁22に当接するようになっている。電線導通部材14の前端面には、バネ片押し上げ部材15の一部が当接するようになっている(バネ片押し上げ部材15の後方への移動を規制することができるようになっている)。
尚、上記のような電線導通部材14を備えない場合には、バネ部材13の下壁20を電線導通部として機能させることができるものとする。
バネ片押し上げ部材15は、例えばポリカーボネート等の樹脂部品であって、電線12の挿入前にバネ片23の先端と電線導通部26との間に介在するように形成されている。また、バネ片押し上げ部材15は、バネ片23よりもコネクタ奥位置まで凹む側面視略コ字状となる形状に形成されている。もう少し具体的に説明すると、以下のような部材となっている。
バネ片押し上げ部材15は、電線12の単線導体17の挿入前にバネ片23を撓ませてこれを押し上げ、予めバネ片23の先端と電線導通部26との間隔を広げておくことができる形状に形成されている。また、バネ片押し上げ部材15は、バネ片23の押し上げ状態において、このバネ片23よりもコネクタ奥位置まで電線12の単線導体17の挿入を許容することができる形状に形成されている。さらに、バネ片押し上げ部材15は、単線導体17の先端で所定長さ分だけ前方に押し込まれると、バネ片23の押し上げ状態の解除がなされる形状に形成されている。
バネ片押し上げ部材15は、垂直壁と、この垂直壁の上端及び下端からそれぞれ後方にのびる水平壁とを有している。上記垂直壁は、単線導体17の先端が当接する導体当接部27として形成されている。また、上側の水平壁は、バネ片23の押し上げ状態が解除されるまでの間、バネ片23と単線導体17との間に介在する介在部28として形成されている。さらに、下側の水平壁は、バネ部材13の下壁20を摺動する摺接部29として形成されている。摺接部29の端面は、電線導通部材14の前端面に当接するようになっている。摺接部29は、介在部28よりも短い長さで形成されている。介在部28と摺接部29との間には、単線導体17が挿入されるようになっている。
バネ片押し上げ部材15は、バネ部材13及び電線導通部材14と共にケース部材16に収容されるようになっている。
ケース部材16は、差込形電線コネクタ11の外装となる樹脂部品であって、透明なケース本体30と、このケース本体30に嵌合するキャップ31とを備えて構成されている(キャップ31は、透明・非透明のいずれであってもよいものとする)。ケース本体30は、この後部が開口するように形成されており、開口部分にキャップ31が嵌合するようになっている。ケース本体30の上壁及び下壁には、嵌合凹部32が形成されている。また、キャップ31には、嵌合突起33が形成されている。これら嵌合凹部32及び嵌合突起33の引っ掛かり合いによって、ケース本体30とキャップ31とが嵌合するようになっている。嵌合突起33は、キャップ31の挿入筒部34に形成されている。
ケース本体30の内部は、段付き形状に形成されている。具体的には、上記開口部分から奥へ順に、キャップ嵌合部35と、バネ部材収容部36と、奥部空間37とを有して段付き形状に形成されている。キャップ嵌合部35は、キャップ31の挿入筒部34が挿入される部分として形成されている。バネ部材収容部36は、バネ部材13や電線導通部材14を収容する部分として形成されている。奥部空間37は、ケース本体30の一番奥になる部分であって、バネ片押し上げ部材15の押し込み移動量を規制する移動量規制部38を有している。移動量規制部38は、段差形状に形成されている。
キャップ31には、電線12の単線導体17を挿通するための一対の円形挿通孔39が形成されている。
次に、上記構成及び構造に基づきながら、差込形電線コネクタ11の組み付けと、電線12の挿入作業とについて説明する。
電線導通部材14をバネ部材13の下壁20に載置するとともに、バネ片23を撓ませてこれを押し上げるようにバネ片押し上げ部材15をバネ部材13に装着し、そして、これらをケース本体30のバネ部材収容部36に収容し、キャップ31をケース本体30に嵌合させると、図2に示すような状態で差込形電線コネクタ11の組み付けが完了する。
図1(a)及び図4において、電線12の挿入作業は、キャップ31の円形挿通孔39を介してコネクタ内部に電線12の単線導体17を挿入することにより開始される。電線12は、この先端がバネ片押し上げ部材15に当接するまでバネ片23からの反力を受けることなく挿入される。電線12の挿入を続けると、バネ片押し上げ部材15は電線12によって押し込まれ、この過程でバネ片23の押し上げ状態が解除される。この時、バネ片23は、例えばパチンという衝撃音をたてて単線導体17に衝突する(作業者には電線12の挿入が行われていることが聴覚的に分かる)。この後、単線導体17は、バネ片23からの反力を受けて電線導通部26に押し付けられる。
図1(b)及び図5において、電線12によって押し込まれたバネ片押し上げ部材15は、コネクタ内部の所定位置、すなわち移動量規制部38の位置で止まる。これにより、電線12の挿入作業が完了する。バネ片押し上げ部材15は、電線12によって移動量規制部38に押さえつけられた状態で固定される。
図6(a)において、単線導体17の先端がバネ片押し上げ部材15(導体当接部27)に当接するのは、単線導体17がバネ片23の先端よりもコネクタ奥位置まで挿入された時であることから、バネ片23の先端よりも奥に挿入された長さAの分だけ、バネ片23からの反力を受けずに電線12の挿入作業を行うことができる(図6(b)の比較例に示すように、バネ片押し上げ部材15が存在しない場合には、長さBの範囲、すなわち単線導体17の先端から反力を受けてしまう)。
以上、図1ないし図6を参照しながら説明してきたように、本発明の差込形電線コネクタ11によれば、バネ片押し上げ部材15を備えることから、電線挿入時のバネ片23からの反力を受ける範囲を従来よりも長さAの分だけ短くすることができるという効果を奏する。従って、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、バネ片押し上げ部材15を備えることにより、挿入不具合の低減を図ることができるという効果も奏する。
また、本発明の差込形電線コネクタ11によれば、電線12の挿入作業中にパチンという衝撃音がすることから、電線12の挿入が確実に行われていることを聴覚的に作業者に分からせることができるという効果を奏する。従って、挿入不具合の低減を図ることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の差込形電線コネクタ11によれば、ケース本体30の移動量規制部38によってバネ片押し上げ部材15の押し込み移動量を規制することから、バネ片押し上げ部材15が止まるまで押し込みをすれば、コネクタ内部の所定位置まで単線導体17を挿入することができるという効果を奏する。従って、挿入不具合の低減を図ることができるという効果を奏する。
さらにまた、本発明の差込形電線コネクタ11によれば、移動量規制部38を有することから、単線導体17と移動量規制部38との間にバネ片押し上げ部材15を挟み込んでこれを固定することができるという効果を奏する。従って、コネクタ内部でのバネ片押し上げ部材15の位置を安定させることができるという効果を奏する。
さらにまた、本発明の差込形電線コネクタ11によれば、ケース本体30が透明であることから、電線12の挿入状態等を視覚的に作業者に分からせることができるという効果を奏する。従って、挿入不具合の低減を図ることができるという効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
11…差込形電線コネクタ
12…電線
13…バネ部材
14…電線導通部材
15…バネ片押し上げ部材
16…ケース部材
17…単線導体(導体)
18…被覆部
19…上壁
20…下壁
21…前壁
22…後壁
23…バネ片
24…円形挿通孔
25…矩形貫通孔
26…電線導通部
27…導体当接部
28…介在部
29…摺接部
30…ケース本体
31…キャップ
32…嵌合凹部
33…嵌合突起
34…挿入筒部
35…キャップ嵌合部
36…バネ部材収容部
37…奥部空間
38…移動量規制部
39…円形挿通孔

Claims (4)

  1. バネ片と、複数の電線の導体同士を導通する電線導通部と、これらを収容するケース部材とを備え、前記バネ片と前記電線導通部との間に前記電線の導体を挿入すると、前記バネ片によって前記電線の導体が前記電線導通部に押し付けられる構造の差込形電線コネクタにおいて、
    前記バネ片及び前記電線導通部と共に前記ケース部材に収容されるバネ片押し上げ部材を更に備えるものとし、
    該バネ片押し上げ部材は、前記電線の導体の挿入前に前記バネ片を撓ませこれを押し上げて予め前記バネ片の先端と前記電線導通部との間隔を広げておける形状、且つ、前記バネ片の押し上げ状態において該バネ片よりも奥位置まで前記電線の導体の挿入を許容する形状、且つ、前記電線の導体先端で所定長さ分だけ押し込まれると前記バネ片の押し上げ状態の解除がなされる形状、に形成される
    ことを特徴とする差込形電線コネクタ。
  2. 請求項1に記載の差込形電線コネクタにおいて、
    前記バネ片押し上げ部材は、前記バネ片の押し上げ状態が解除されるまでの間、前記バネ片と前記電線の導体との間に介在する介在部を有する
    ことを特徴とする差込形電線コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の差込形電線コネクタにおいて、
    前記ケース部材は、前記バネ片押し上げ部材の押し込み移動量を規制する移動量規制部を有する
    ことを特徴とする差込形電線コネクタ。
  4. 請求項3に記載の差込形電線コネクタにおいて、
    前記ケース部材は、一部又は全部が透明な樹脂部品である
    ことを特徴とする差込形電線コネクタ。
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