JP5214289B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体と、セパレータとが積層された複数の燃料電池を有し、前記燃料電池の積層方向に少なくとも反応ガス又は冷却媒体である流体を流す非円形状連通孔が形成されるとともに、積層方向両端には、エンドプレートが配設され、少なくとも一方の前記エンドプレートには、外部から円形状外部配管が接続される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを一対のエンドプレート間に積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、セパレータの面内に、アノード側電極に燃料ガスを流すための燃料ガス流路と、カソード側電極に酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路とが設けられている。さらに、セパレータ間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路が前記セパレータの面方向に沿って設けられている。
その際、少なくとも積層方向一端に配設されるエンドプレートには、燃料ガス流路に燃料ガスを供給する燃料ガス供給連通孔、前記燃料ガス流路から使用済みの燃料ガスを排出する燃料ガス排出連通孔、酸化剤ガス流路に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給連通孔、前記酸化剤ガス流路から使用済みの酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出連通孔、冷却媒体流路に冷却媒体を供給する冷却媒体供給連通孔、及び前記冷却媒体流路から使用済みの冷却媒体を排出する冷却媒体排出連通孔が形成されている。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池では、図10に示すように、一方のプレッシャプレート(エンドプレート)1の一端部側に、燃料ガス供給貫通孔2a、冷却水供給貫通孔3a及び酸化剤ガス供給貫通孔4aが形成されるとともに、前記プレッシャプレート1の他端部側には、燃料ガス排出貫通孔2b、冷却水排出貫通孔3b及び酸化剤ガス排出貫通孔4bが形成されている。
プレッシャプレート1には、入口孔集合導管5aと出口孔集合導管5bとが装着されている。入口孔集合導管5aは、燃料ガス供給貫通孔2aに嵌合する燃料ガス入口孔導管6a、冷却水供給貫通孔3aに嵌合する冷却水入口孔導管7a及び酸化剤ガス供給貫通孔4aに嵌合する酸化剤ガス入口孔導管8aを有し、これらが鍔部9aによって一体化されている。
出口孔集合導管5bは、燃料ガス排出貫通孔2bに嵌合する燃料ガス出口孔導管6b、冷却水排出貫通孔3bに嵌合する冷却水出口孔導管7b及び酸化剤ガス排出貫通孔4bに嵌合する酸化剤ガス出口孔導管8bを有し、これらが鍔部9bにより一体化されている。
特開2000−164238号公報
ところで、燃料電池には、例えば、酸化剤ガスや燃料ガスをこの燃料電池に供給する前に加湿する加湿装置等の外部設備が接続されている。その際、外部設備に設けられる配管をプレッシャプレート1の入口孔集合導管5a及び出口孔集合導管5bに接続する必要がある。しかしながら、配管は、円筒形状に設定されるものが多く、一方、入口孔集合導管5a及び出口孔集合導管5bは、矩形状(非円形状)を有している。このため、円形状の配管と矩形状の入口孔集合導管5a及び出口孔集合導管5bとを、気密に接続することが困難であるという問題がある。
そこで、外部設備側の配管と入口孔集合導管5a及び出口孔集合導管5bとの間に、配管接続構造が必要となり、部品数が増加するとともに、経済的ではないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、燃料電池の非円形状連通孔と外部設備の円形状外部配管とを良好に連結することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体と、セパレータとが積層された複数の燃料電池を有し、前記燃料電池の積層方向に少なくとも反応ガス又は冷却媒体である流体を流す非円形状連通孔が形成されるとともに、積層方向両端には、エンドプレートが配設され、少なくとも一方の前記エンドプレートには、外部から円形状外部配管が接続される燃料電池スタックに関するものである。
方のエンドプレートには、非円形状連通孔と円形状外部配管とを連通する樹脂製マニホールド部材が設けられるとともに、前記樹脂製マニホールド部材は、一方の前記エンドプレートの内部に設けられ、前記非円形状連通孔に連通する非円形状筒部と、前記円形状外部配管に連通する円形状筒部と、一方の前記エンドプレートの厚さの範囲内に設けられ、前記非円形状筒部と前記円形状筒部とを連通する連結形状筒部とを一体に設けている。
また、円形状筒部は、一方のエンドプレートの端部から外方に突出し、円形状外部配管に連結されるフランジ部を有することが好ましい。
本発明によれば、樹脂製マニホールド部材に非円形状筒部、円形状筒部及び連結形状筒部が一体に設けられるため、燃料電池の非円形状連通孔と外部の円形状外部配管との間で、反応ガスや冷却媒体の圧力損失が有効に低減される。しかも、円形状外部配管は、樹脂製マニホールド部材に直接接続されるため、部品数を削減することができるとともに、コストの削減が可能になる。さらに、樹脂製マニホールド部材を用いることにより、絶縁性を確保することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10の一部省略斜視図である。この燃料電池スタック10は、車載用として使用可能である。
燃料電池スタック10は、複数の発電セル(燃料電池)12が水平方向(矢印A方向)に積層されるとともに、積層方向の両端には、図示しないが、ターミナルプレート及び絶縁プレートを介して金属製エンドプレート14a、14bが配設される。エンドプレート14a、14bから積層方向外方に電力取り出し端子16a、16bが突出し、前記電力取り出し端子16a、16bは、図示しない走行用モータや補機類に接続される。
燃料電池スタック10は、鉛直方向(矢印C方向)に長尺(縦長)な四角形に構成されるエンドプレート14a、14bを端板として含むボックス状のケーシング18を備えている。
図2に示すように、各発電セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)20と、前記電解質膜・電極構造体20を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ22、24とを備えるとともに、縦長に構成される。なお、第1及び第2金属セパレータ22、24に代替して、例えば、カーボンセパレータを使用してもよい。
発電セル12の長辺方向(矢印C方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔26a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔28aが設けられる。
発電セル12の長辺方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔26b及び燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔28bが設けられる。
発電セル12の短辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔30aが設けられるとともに、前記発電セル12の短辺方向の他端縁部には、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔30bが設けられる。
電解質膜・電極構造体20は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜32と、前記固体高分子電解質膜32を挟持するアノード側電極34及びカソード側電極36とを備える。
第1金属セパレータ22の電解質膜・電極構造体20に向かう面22aには、燃料ガス供給連通孔28aと燃料ガス排出連通孔28bとを連通する燃料ガス流路38が形成される。第1金属セパレータ22の面22bには、冷却媒体供給連通孔30aと冷却媒体排出連通孔30bとを連通する冷却媒体流路40が形成される。
第2金属セパレータ24の電解質膜・電極構造体20に向かう面24aには、矢印C方向に延在する酸化剤ガス流路42が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路42は、酸化剤ガス供給連通孔26aと酸化剤ガス排出連通孔26bとに連通する。第2金属セパレータ24の面24bには、第1金属セパレータ22の面22bと重なり合って冷却媒体流路40が一体的に形成される。図示しないが、第1及び第2金属セパレータ22、24には、シール部材が一体成形される。
図3及び図4に示すように、エンドプレート14aには、酸化剤ガス供給連通孔26a、燃料ガス供給連通孔28a、酸化剤ガス排出連通孔26b及び燃料ガス排出連通孔28bに連通する酸化剤ガス供給マニホールド孔50a、燃料ガス供給マニホールド孔52a、酸化剤ガス排出マニホールド孔50b及び燃料ガス排出マニホールド孔52bが形成される。
酸化剤ガス供給マニホールド孔50aは、発電セル12側の内面54aに略台形の酸化剤ガス供給連通孔(非円形状連通孔)26aの形状に対応する略台形状の非円形状開口部56と、前記エンドプレート14aの外面54bに開放して設けられる円形状開口部58と、前記非円形状開口部56と前記円形状開口部58とを前記エンドプレート14aの厚さ方向に沿って連通する三次元形状の連結形状開口部60とを有する。
なお、燃料ガス供給マニホールド孔52a、酸化剤ガス排出マニホールド孔50b及び燃料ガス排出マニホールド孔52bは、上記の酸化剤ガス供給マニホールド孔50aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
酸化剤ガス排出マニホールド孔50b及び燃料ガス排出マニホールド孔52bでは、図4に示すように、円形状開口部58の下端高さは、酸化剤ガス排出連通孔26b及び燃料ガス排出連通孔28bの下端高さよりも距離hだけ下方に設定される。水の逆流を阻止して円滑な排水処理が可能になるからである。
エンドプレート14aには、酸化剤ガス供給マニホールド孔50a、燃料ガス供給マニホールド孔52a、酸化剤ガス排出マニホールド孔50b及び燃料ガス排出マニホールド孔52bに対応して樹脂製マニホールド部材62a、64a、62b及び64bが一体成形される。
樹脂製マニホールド部材62a、64a、62b及び64bは、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPE(ポリフェニレンエーテル)又はPEI(ポリアミドイミド)等で成形される。
図5及び図6に示すように、樹脂製マニホールド部材62aは、非円形状開口部56に形成され、非円形状連通孔である酸化剤ガス供給連通孔26aに連通する非円形状筒部66と、円形状開口部58に形成され、後述する円形状外部配管に連通する円形状筒部68と、エンドプレート14aの厚さ方向に沿って前記非円形状筒部66と前記円形状筒部68とを連通する三次元形状の連結形状筒部70とを一体に設ける。三次元形状とは、段差のない滑らかに繋がった形状であり、液状水の堆積がなく、圧損の低減が図られる。
円形状筒部68は、エンドプレート14aの外面54bから外方に突出するフランジ部72を有する。このフランジ部72内には、凹部74が形成される。樹脂製マニホールド部材62aは、エンドプレート14aに対して樹脂材料を一体成形して製造される。三次元形状の連結形状筒部70を効率よく製造することができるからである。
樹脂製マニホールド部材64a、62b及び64bは、上記の樹脂製マニホールド部材62aと同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7及び図8に示すように、燃料電池スタック10には、エンドプレート14aを介して外部設備である、例えば、加湿器76が接続される。燃料電池スタック10と加湿器76とには、加湿空気供給配管78と、使用済みの酸化剤ガス(以下、オフガスという)を加湿流体として供給するためのオフガス供給配管80とが接続される。燃料電池スタック10には、さらに燃料ガス供給配管82と、使用済みの燃料ガスが排出される排出燃料ガス配管84とが接続される。
図9に示すように、樹脂製マニホールド部材62a、62b、64a及び64bと、加湿空気供給配管78、オフガス供給配管80、燃料ガス供給配管82及び排出燃料ガス配管84とは、それぞれ中間配管86を介して連結される。
中間配管86は、略円筒状を有するとともに、その外周部両端縁部には、周溝88a、88bを介してOリング90a、90bが装着される。各中間配管86は、一方のOリング90aを樹脂製マニホールド部材62a、62b、64a及び64bのフランジ部72の内周面に摺接させるとともに、他方のOリング90bを加湿空気供給配管78、オフガス供給配管80、燃料ガス供給配管82及び排出燃料ガス配管84の各フランジ部94の内周面に摺接させる。
酸化剤ガス用の円形状外部配管部の断面積は、燃料ガス用の円形状外部配管部の断面積よりも大きく設定される。
なお、エンドプレート14bには、図示していないが、冷却媒体供給連通孔30aに連通する冷却媒体供給マニホールドと、冷却媒体排出連通孔30bに連通する冷却媒体排出マニホールドとが設けられ、冷却媒体を燃料電池スタック10内に循環供給する。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、酸化剤ガスである外部空気が、加湿器76内に導入され、後述するように、反応に使用された酸化剤ガスであるオフガス中に含まれる水分により加湿される。加湿された空気は、加湿空気供給配管78からエンドプレート14aを通って燃料電池スタック10内の酸化剤ガス供給連通孔26aに供給される。
一方、燃料ガス(水素ガス)は、燃料ガス供給配管82からエンドプレート14aを通って燃料電池スタック10内の燃料ガス供給連通孔28aに導入される。さらに、冷却媒体は、エンドプレート14bを通って燃料電池スタック10内の冷却媒体供給連通孔30aに冷却媒体が導入される。
図2に示すように、燃料電池スタック10内の発電セル12に供給された空気は、酸化剤ガス供給連通孔26aから第2金属セパレータ24の酸化剤ガス流路42に導入され、電解質膜・電極構造体20のカソード側電極36に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔28aから第1金属セパレータ22の燃料ガス流路38に導入され、電解質膜・電極構造体20のアノード側電極34に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体20では、カソード側電極36に供給される空気中の酸素と、アノード側電極34に供給される燃料ガス(水素)とが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極36に供給されて消費された空気は、酸化剤ガス排出連通孔26bに沿って流動した後、オフガスとしてエンドプレート14aからオフガス供給配管80に排出される(図8参照)。
同様に、アノード側電極34に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔28bに排出されて流動し、排出燃料ガスとしてエンドプレート14aから排出燃料ガス配管84に排出される。排出燃料ガス配管84に排出された排出燃料ガスの一部は、燃料ガス供給配管82に戻され、新たな燃料ガスに混在して燃料電池スタック10内に供給される。
また、冷却媒体は、図2に示すように、冷却媒体供給連通孔30aから第1及び第2金属セパレータ22、24間の冷却媒体流路40に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体20を冷却した後、冷却媒体排出連通孔30bを移動してエンドプレート14bから排出される。
この場合、本実施形態では、例えば、燃料電池スタック10内に延在する酸化剤ガス供給連通孔26aと、外部設備である加湿器76の加湿空気供給配管78とを連結するために、樹脂製マニホールド部材62aが設けられている。この樹脂製マニホールド部材62aは、図5及び図6に示すように、酸化剤ガス供給連通孔26aの開口形状に対応する非円形状筒部66と、加湿空気供給配管78の開口形状、より具体的には、中間配管86の形状に対応する円形状筒部68と、連結形状筒部70とから一体的に設けられている。
このため、各発電セル12の非円形状連通孔である酸化剤ガス供給連通孔26aと、円形状外部配管である加湿空気供給配管78との間で、酸化剤ガスの圧力損失が有効に低減される。
しかも、樹脂製マニホールド部材62aは、エンドプレート14aに一体成形されるとともに、この樹脂製マニホールド部材62aに加湿空気供給配管78が直接接続されている。これにより、部品数を有効に削減することができるとともに、コストの削減が可能になるという効果が得られる。さらに、樹脂製マニホールド部材62aを設けることにより、絶縁性を確保することができる。
なお、非円形状連通孔は、発電セル12のデザインにより略三角形、長方形、正方形、菱形等でもよく、角部にRが設けられていてもよい。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの一部省略斜視図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電セルの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの加湿器側からの流路の説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する一方のエンドプレートの正面説明図である。 前記一方のエンドプレートに一体成形される樹脂製マニホールド部材の斜視説明図である。 前記樹脂製マニホールド部材の断面説明図である。 セパレータ燃料電池スタックに加湿器が装着された状態の斜視図である。 前記加湿器と前記燃料電池スタックとの接続構造の説明図である。 前記接続構造の断面図である。 特許文献1の燃料電池用加湿システムの分解説明図である。
符号の説明
10…燃料電池スタック 12…発電セル
14a、14b…エンドプレート 20…電解質膜・電極構造体
22、24…金属セパレータ 26a…酸化剤ガス供給連通孔
26b…酸化剤ガス排出連通孔 28a…燃料ガス供給連通孔
28b…燃料ガス排出連通孔 32…固体高分子電解質膜
34…アノード側電極 36…カソード側電極
38…燃料ガス流路 40…冷却媒体流路
42…酸化剤ガス流路 50a…酸化剤ガス供給マニホールド孔
50b…酸化剤ガス排出マニホールド孔
52a…燃料ガス供給マニホールド孔 52b…燃料ガス排出マニホールド孔
56…非円形状開口部 58…円形状開口部
60…連結形状開口部
62a、62b、64a、64b…樹脂製マニホールド部材
66…非円形状筒部 68…円形状筒部
70…連結形状筒部 72…フランジ部
76…加湿器 78…加湿空気供給配管
80…オフガス供給配管 82…燃料ガス供給配管
84…排出燃料ガス配管 86…中間配管

Claims (2)

  1. 電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体と、セパレータとが積層された複数の燃料電池を有し、前記燃料電池の積層方向に少なくとも反応ガス又は冷却媒体である流体を流す非円形状連通孔が形成されるとともに、積層方向両端には、エンドプレートが配設され、少なくとも一方の前記エンドプレートには、外部から円形状外部配管が接続される燃料電池スタックであって、
    一方の前記エンドプレートには、前記非円形状連通孔と前記円形状外部配管とを連通する樹脂製マニホールド部材が設けられるとともに、
    前記樹脂製マニホールド部材は、一方の前記エンドプレートの内部に設けられ、前記非円形状連通孔に連通する非円形状筒部と、
    前記円形状外部配管に連通する円形状筒部と、
    一方の前記エンドプレートの厚さの範囲内に設けられ、前記非円形状筒部と前記円形状筒部とを連通する連結形状筒部と、
    を一体に設けることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記円形状筒部は、一方の前記エンドプレートの端部から外方に突出し、前記円形状外部配管に連結されるフランジ部を有することを特徴とする燃料電池スタック。
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